JP2016058251A - 絶縁電線および絶縁電線アセンブリ - Google Patents
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Abstract
【課題】例えば、より不都合の少ない新規な構成の絶縁電線および絶縁電線アセンブリを得る。
【解決手段】実施形態の絶縁電線は、例えば、少なくとも一つの芯線と、第一のシールド部と、第一のシースと、絶縁部と、を備える。第一のシールド部は、芯線の周囲を離間して囲むように設けられ、芯線に沿って延びる。第一のシースは、第一のシールド部を覆う。絶縁部は、芯線と第一のシールド部との間に設けられ、芯線の周囲に配置されるとともに芯線に沿って中実状かつ線状に延びた複数の発泡体を有する。
【選択図】図4
【解決手段】実施形態の絶縁電線は、例えば、少なくとも一つの芯線と、第一のシールド部と、第一のシースと、絶縁部と、を備える。第一のシールド部は、芯線の周囲を離間して囲むように設けられ、芯線に沿って延びる。第一のシースは、第一のシールド部を覆う。絶縁部は、芯線と第一のシールド部との間に設けられ、芯線の周囲に配置されるとともに芯線に沿って中実状かつ線状に延びた複数の発泡体を有する。
【選択図】図4
Description
本発明の実施形態は、絶縁電線および絶縁電線アセンブリに関する。
従来、芯線と、芯線の周囲を囲うシールド部と、シールド部を覆うシースと、芯線とシールド部との間に設けられた絶縁部と、を備えた絶縁電線が、知られている。
この種の絶縁電線では、例えば、より不都合の少ない新規な構成が得られれば、好ましい。
実施形態の絶縁電線は、例えば、少なくとも一つの芯線と、第一のシールド部と、第一のシースと、絶縁部と、を備える。第一のシールド部は、芯線の周囲を離間して囲むように設けられ、芯線に沿って延びる。第一のシースは、第一のシールド部を覆う。絶縁部は、芯線と第一のシールド部との間に設けられ、芯線の周囲に配置されるとともに芯線に沿って中実状かつ線状に延びた複数の発泡体を有する。
以下、本発明の例示的な実施形態が開示される。以下に示される実施形態の構成、ならびに当該構成によってもたらされる作用および結果(効果)は、一例である。本発明は、以下の実施形態に開示される構成以外によっても実現可能である。また、本発明によれば、構成によって得られる種々の効果(派生的な効果も含む)のうち少なくとも一つが得られうる。
また、以下に開示される複数の実施形態には、同様の構成要素が含まれる。よって、以下では、同様の構成要素には共通の符号が付与されるとともに、重複する説明が省略される。また、以下の実施形態では、絶縁電線アセンブリが超音波診断装置の超音波プローブのプローブケーブルとして構成された場合が例示されるが、本実施形態の絶縁電線アセンブリは、これには限定されない。本実施形態の絶縁電線アセンブリは、例えば、内視鏡ケーブルや、一般的に使用されるケーブル等としても構成されうる。
<第1実施形態>
プローブケーブル1(絶縁電線アセンブリ、同軸ケーブルアセンブリ)は、超音波プローブ(探触子)と超音波診断装置(本体)とを接続するケーブルである。プローブケーブル1は、これら超音波プローブと超音波診断装置との間で信号の伝送を行う。具体的には、プローブケーブル1は、例えば、超音波を発生させるための送信信号を超音波診断装置から超音波プローブの圧電振動子へと伝送したり、被検体からの反射波の受信信号を超音波プローブから超音波診断装置へと伝送したりする。超音波診断装置は、プローブケーブル1を介して供給された受信信号に基づいて超音波画像を生成する。
プローブケーブル1(絶縁電線アセンブリ、同軸ケーブルアセンブリ)は、超音波プローブ(探触子)と超音波診断装置(本体)とを接続するケーブルである。プローブケーブル1は、これら超音波プローブと超音波診断装置との間で信号の伝送を行う。具体的には、プローブケーブル1は、例えば、超音波を発生させるための送信信号を超音波診断装置から超音波プローブの圧電振動子へと伝送したり、被検体からの反射波の受信信号を超音波プローブから超音波診断装置へと伝送したりする。超音波診断装置は、プローブケーブル1を介して供給された受信信号に基づいて超音波画像を生成する。
図1,2に示されるように、プローブケーブル1は、信号線としての複数の同軸ケーブル2(絶縁電線)と、絶縁体3と、シールド部4と、シース5と、を備える。同軸ケーブル2は、プローブケーブル1の中心部に位置されている。同軸ケーブル2の本数は、例えば、超音波プローブの圧電振動子の数に対応する。本実施形態では、例えば、プローブケーブル1は、160〜280本の同軸ケーブル2を備えている。
シールド部4は、複数の同軸ケーブル2の周囲を取り囲むように設けられ、同軸ケーブル2の長手方向(軸方向、図1のX方向)に沿って延びている。シールド部4は、同軸ケーブル2から発生する電磁波とプローブケーブル1の周囲に発生する電磁波とが干渉することを抑制する。シールド部4は、例えば、メッシュ状の金属線で構成された編組シールドである。なお、本実施形態では、シールド部4が編組シールドによって構成されたが、シールド部4は電磁波の干渉を抑制することができればどの様な構成でもよい。
絶縁体3は、同軸ケーブル2とシールド部4との間に設けられている。絶縁体3は、同軸ケーブル2の長手方向(X方向)に沿って延び、当該長手方向(X方向)に沿って同軸ケーブル2の周囲を覆っている。絶縁体3は、例えば、絶縁シートや、絶縁フィルム等によって構成されている。図1,2に示されるように、本実施形態では、絶縁体3とシールド部4とは、プローブケーブル1の周方向(図2のY方向)に沿って略円環状に同軸ケーブル2の周囲を覆っている。
シース5(被覆部)は、円筒状に構成され、同軸ケーブル2の長手方向(X方向)に沿って延びている。シース5の内部には、同軸ケーブル2、絶縁体3、およびシールド部4が収容され、シース5によってシールド部4の周囲が覆われている(被覆されている)。シース5は、例えば、ポリ塩化ビニルや、ポリエチレン等の絶縁性の合成樹脂材料によって構成されうる。
図3,4に示されるように、同軸ケーブル2(絶縁電線)は、少なくとも一つの芯線6と、絶縁部7と、シールド部9と、シース10と、を備える。同軸ケーブル2の直径は、例えば、0.2mm〜0.4mm程度である。同軸ケーブル2は、所謂、極細同軸ケーブルの一例である。
芯線6は、同軸ケーブル2の中心部に位置されている。図3に示されるように、本実施形態では、同軸ケーブル2は、複数(例えば、七つ)の芯線6を有している。複数の芯線6は、芯線6の長手方向(軸方向、図3のX方向、同軸ケーブル2の長手方向)に沿って螺旋状に撚り合わせられている。複数の芯線6(撚線)は、同軸ケーブル2の中心導体の一例である。芯線6は、例えば、銅やアルミニウム等の金属線によって構成されうる。
シールド部9は、芯線6の周囲を当該芯線6からは離間して取り囲むように設けられ、芯線6の長手方向(X方向)に沿って延びている。シールド部9は、他の同軸ケーブル2との間で電磁波が干渉することを抑制する。シールド部9は、例えば、芯線6の周囲を取り囲む複数の導体部15を有した横巻きシールドである。
絶縁部7は、芯線6とシールド部9との間に設けられている。ここで、本実施形態では、絶縁部7は、芯線6の周囲に配置された複数(例えば、六つ)の発泡体11を有している。図3に示されるように、本実施形態では、例えば、発泡体11は、芯線6の長手方向(X方向)に沿って延びた極細の円柱状(紐状)に構成されている。すなわち、発泡体11は、芯線6の長手方向(X方向)に沿って中実状かつ線状に延びている。図4に示されるように、複数の発泡体11は、芯線6の周方向(図4のY方向、プローブケーブル1の周方向)に沿って等間隔(軸心回りの60°間隔)で配置されている。発泡体11は、絶縁性の発泡材料(例えば、フッ素樹脂に発泡剤を加えて発泡させたもの等)によって構成されている。すなわち、発泡体11の内部には、気泡が含まれている。
また、図4に示されるように、複数の発泡体11は、少なくとも一部が互いに接触した状態で設けられている。具体的には、本実施形態では、芯線6の周方向(Y方向)に隣接する二つの発泡体11の側面(周面)の一部が互いに接触している。また、芯線6の周方向(Y方向)に隣接する二つの発泡体11の間には、隙間12が形成される。
また、図3に示されるように、複数の発泡体11は、例えば、芯線6の長手方向(X方向)に沿って螺旋状に撚り合わせられる。この状態で、複数の発泡体11は、接着部8(例えば、絶縁テープ等)によって互いに結合される。図4に示されるように、接着部8は、複数の発泡体11の周囲を取り囲むように設けられている。複数の発泡体11は、接着部8によって略円環状の姿勢で支持されている。なお、本実施形態では、複数の発泡体11は、芯線6やシールド部9の導体部15とは逆方向(逆向き)で螺旋状に巻かれている。
シース10(被覆部、ジャケット)は、円筒状に構成され、芯線6の長手方向(X方向)に沿って延びている。シース10の内部には、芯線6、絶縁部7、接着部8、およびシールド部9が収容され、シース10によってシールド部9の周囲が覆われている(被覆されている)。シース10は、例えば、ポリ塩化ビニルや、ポリエチレン等の絶縁性の合成樹脂材料によって構成されうる。本実施形態では、シールド部9は、第一のシールド部の一例であり、シース10は、第一のシースの一例である。また、本実施形態では、シールド部4は、第二のシールド部の一例であり、シース5は、第二のシースの一例である。
以上のように、本実施形態では、例えば、絶縁部7は、芯線6とシールド部9(第一のシールド部)との間に設けられ、芯線6の周囲に配置されるとともに芯線6に沿って中実状かつ線状に延びた、複数の発泡体11を有する。よって、本実施形態によれば、例えば、発泡体11に含まれた気泡によって、誘電率がより低い絶縁部7を得ることができる。よって、例えば、同軸ケーブル2(絶縁電線)の信号伝送性能が高まりやすい。また、複数の発泡体11は中実状であり、例えば、複数の中空状(管状)の発泡体が設けられたものに比べて、適度な曲げ剛性や圧縮剛性が得やすく、曲げられた場合や径方向に圧縮された場合等に、同軸ケーブル2(絶縁電線)ひいてはプローブケーブル1(絶縁電線アセンブリ)が過度に潰れるのが抑制されうるとともに、適度な屈曲性が確保されうる。また、中空部の無い中実状の極細の発泡体11は、中空状の極細の発泡体に比べてより容易に製造できるという利点もある。
また、本実施形態では、例えば、複数の発泡体11は、互いの間に隙間12が設けられた状態で配置されている。よって、本実施形態によれば、例えば、絶縁部7の誘電率がより低くなりやすく、同軸ケーブル2(絶縁電線)の信号伝送性能がより高まりやすい。
また、本実施形態では、例えば、複数の発泡体11は、少なくとも一部が互いに接触した状態で設けられている。具体的には、複数の発泡体11は、周方向(Y方向)に互いに密集した状態に配置されている。よって、本実施形態によれば、例えば、同軸ケーブル2(絶縁電線)がより潰れ難く構成されやすい。
また、本実施形態では、例えば、周方向(Y方向)に沿って隣接した状態に複数の発泡体11が配置され、それら複数の発泡体11の間に隙間12が設けられている。よって、本実施形態によれば、例えば、周方向(Y方向)に密集された複数の発泡体11によって同軸ケーブル2(絶縁電線)がより潰れ難くなるとともに、隙間12および気泡を含有した複数の発泡体11によって絶縁部7の誘電率がより低下し、同軸ケーブル2(絶縁電線)の信号伝送性能がより高まりやすい。
また、本実施形態では、例えば、プローブケーブル1(絶縁電線アセンブリ、同軸ケーブルアセンブリ)は、複数の同軸ケーブル2(絶縁電線)と、少なくとも一つの同軸ケーブル2(絶縁電線)の周囲を取り囲むシールド部4(第二のシールド部)と、シールド部4を覆うシース5(第二のシース)と、を備える。よって、本実施形態によれば、例えば、同軸ケーブル2(絶縁電線)、ひいては、プローブケーブル1(絶縁電線アセンブリ、同軸ケーブルアセンブリ)の過度な潰れが抑制されうるとともに、適度な屈曲性が確保されうる。よって、例えば、信頼性と操作性とが両立されやすい。
<第2実施形態>
図5に示される実施形態の同軸ケーブル2Aは、上記第1実施形態の同軸ケーブル2と略同様の構成を備えている。よって、本実施形態によっても、上記第1実施形態と同様の構成に基づく同様の結果(効果)が得られる。
図5に示される実施形態の同軸ケーブル2Aは、上記第1実施形態の同軸ケーブル2と略同様の構成を備えている。よって、本実施形態によっても、上記第1実施形態と同様の構成に基づく同様の結果(効果)が得られる。
ただし、本実施形態では、例えば、図5に示されるように、複数(例えば、四つ)の発泡体11が、芯線6の周方向(図5のY方向)に互いに離間した状態で設けられている。具体的には、本実施形態では、円柱状の複数(四つ)の発泡体11が、芯線6の周方向(Y方向)に沿って等間隔(軸心回りの90°間隔)で配置されている。よって、本実施形態によれば、例えば、周方向(Y方向)に隣接する二つの発泡体11の間の隙間12がより広く確保されやすい。よって、例えば、絶縁部7Aの誘電率がより低くなりやすく、同軸ケーブル2A(絶縁電線)の信号伝送性能がより高まりやすい。同軸ケーブル2A(絶縁電線)の曲げ剛性や圧縮剛性は、中実状の発泡体11の特性によって適宜に確保されうる。なお、本実施形態では、四つの円柱状の発泡体11が、芯線6の周方向(Y方向)に沿って等間隔で配置されたが、発泡体11の形状や、数、隙間12の配置等は、これには限定されない。
<第3実施形態>
図6に示される実施形態の同軸ケーブル2Bは、上記第1実施形態の同軸ケーブル2と略同様の構成を備えている。よって、本実施形態によっても、上記第1実施形態と同様の構成に基づく同様の結果(効果)が得られる。
図6に示される実施形態の同軸ケーブル2Bは、上記第1実施形態の同軸ケーブル2と略同様の構成を備えている。よって、本実施形態によっても、上記第1実施形態と同様の構成に基づく同様の結果(効果)が得られる。
ただし、本実施形態では、例えば、図6に示されるように、絶縁部7Bは、芯線6の長手方向(X方向、図3参照)に沿って中空状に延びた複数(例えば、四つ)の筒状体13を有している。そして、本実施形態では、複数(例えば、四つ)の中実状の発泡体11Aが、芯線6の周方向(図6のY方向)に略等間隔(軸心回りの90°間隔)で互いに離間した状態で設けられ、複数(四つ)の筒状体13のそれぞれが、周方向(Y方向)に隣接する二つの発泡体11Aの間に位置されている。また、本実施形態では、例えば、発泡体11Aの断面は、全体としては略D字状に形成され、径方向の内側の部分は略半円状に形成され、径方向の外側の部分は径方向の内側の部分よりも曲率の小さな略半円状に形成されている。この発泡体11Aは、円形断面のものに比べて、径方向に潰れ難い。また、発泡体11Aは、周方向(Y方向)に隣接する二つの筒状体13のそれぞれと接触した状態で設けられている。すなわち、本実施形態では、周方向(Y方向)に発泡体11Aと筒状体13とが交互に配置されるとともに、互いに密着されている。筒状体13は、発泡材料ではない絶縁性の合成樹脂材料で構成されている。よって、本実施形態によれば、例えば、周方向(Y方向)に密集して配置された複数の発泡体11Aおよび複数の筒状体13によって、同軸ケーブル2B(絶縁電線)がより潰れ難く構成されうる。また、筒状体13の周方向の両側に配置される発泡体11Aは、例えば、中空状の筒状体13を少なくとも周方向(Y方向)に支持する支持部材として機能する。また、複数の発泡体11Aは、同軸ケーブル2B(絶縁電線)の断面形状を保持する部材としても機能する。よって、同軸ケーブル2B(絶縁電線)内で筒状体13が過度に移動したり変形したりするのが抑制されうるとともに、同軸ケーブル2B(絶縁電線)がより潰れ難く構成されうる。また、中実状の発泡体11Aによって、中空状の筒状体13が潰れるのも抑制されうる。また、発泡体11Aに含まれる気泡による誘電率低減の効果も得られる。また、周方向(Y方向)に隣接する発泡体11Aと筒状体13との間の隙間12や筒状体13の内部の隙間14によって絶縁部7Bの誘電率をより低く設定でき、同軸ケーブル2B(絶縁電線)の信号伝送性能がより高まりやすい。
<第4実施形態>
図7に示される実施形態の同軸ケーブル2Cは、上記第1実施形態の同軸ケーブル2と略同様の構成を備えている。よって、本実施形態によっても、上記第1実施形態と同様の構成に基づく同様の結果(効果)が得られる。
図7に示される実施形態の同軸ケーブル2Cは、上記第1実施形態の同軸ケーブル2と略同様の構成を備えている。よって、本実施形態によっても、上記第1実施形態と同様の構成に基づく同様の結果(効果)が得られる。
ただし、本実施形態では、例えば、図7に示されるように、絶縁部7Cは、芯線6の長手方向(X方向、図3参照)と直交する断面の形状が互いに異なる複数の発泡体11,11Aを有している。具体的には、本実施形態では、絶縁部7Cは、複数(例えば、四つ)の断面真円の円柱状の発泡体11と、複数(例えば、四つ)の断面略D字状の紐状の発泡体11Aと、を備えている。そして、複数(四つ)の発泡体11が、芯線6の周方向(図7のY方向)に等間隔(軸心回りの90°間隔)で互いに離間した状態で設けられ、複数(四つ)の発泡体11Aのそれぞれが、周方向(Y方向)に隣接する二つの発泡体11の間に位置されている。また、発泡体11Aは、周方向(Y方向)に隣接する二つの発泡体11のそれぞれと接触した状態で設けられている。本実施形態によれば、互いに周方向(Y方向)に接して配置された複数の発泡体11,11Aによって、同軸ケーブル2C(絶縁電線)がより潰れ難く構成されうる。また、複数の発泡体11Aは、上記第3実施形態と同様の効果を奏する。
以上、本発明の実施形態を例示したが、上記実施形態はあくまで一例であって、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、組み合わせ、変更を行うことができる。これら実施形態は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。本発明は、上記実施形態に開示される構成以外によっても実現可能であるとともに、基本的な構成(技術的特徴)によって得られる種々の効果(派生的な効果も含む)を得ることが可能である。また、各構成要素のスペック(構造や、種類、方向、形状、大きさ、長さ、幅、厚さ、高さ、数、配置、位置、材質等)は、適宜に変更して実施することができる。
1…プローブケーブル(絶縁電線アセンブリ)、2,2A,2B,2C…同軸ケーブル(絶縁電線)、3…絶縁体、4…シールド部(第二のシールド部)、5…シース(第二のシース)、6…芯線、7,7A,7B,7C…絶縁部、8…接着部、9…シールド部(第一のシールド部)、10…シース(第一のシース)、11,11A…発泡体、12…隙間、13…筒状体、15…導体部、X…長手方向、Y…周方向。
Claims (5)
- 少なくとも一つの芯線と、
前記芯線の周囲を離間して囲むように設けられ、前記芯線に沿って延びた第一のシールド部と、
前記第一のシールド部を覆う第一のシースと、
前記芯線と前記第一のシールド部との間に設けられた絶縁部と、
を備え、
前記絶縁部は、前記芯線の周囲に配置されるとともに前記芯線に沿って中実状かつ線状に延びた複数の発泡体を有した、絶縁電線。 - 前記複数の発泡体は、互いの間に隙間が設けられた状態で配置された、請求項1に記載の絶縁電線。
- 前記複数の発泡体は、少なくとも一部が互いに接触した状態で設けられた、請求項1または2に記載の絶縁電線。
- 前記複数の発泡体は、前記芯線の周方向に互いに離間した状態で設けられた、請求項1または2に記載の絶縁電線。
- 複数の、請求項1〜4のうちいずれか1つに記載の絶縁電線と、
少なくとも一つの前記絶縁電線の周囲を囲む第二のシールド部と、
前記第二のシールド部を覆う第二のシースと、
を備えた、絶縁電線アセンブリ。
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