JP2016058219A - フラットケーブル製造装置 - Google Patents

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啓一 九鬼
Keiichi Kuki
啓一 九鬼
忠義 熊倉
Tadayoshi Kumakura
忠義 熊倉
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Abstract

【課題】従来よりも安価でありながら熱融着部におけるコア線の弛みやピッチ乱れの発生を抑制することが可能なフラットケーブル製造装置を提供する。
【解決手段】複数個のボビン101毎にコア線107を送り出すと共に複数本のコア線107を並列に配置して送り出す送出部102と、送出部102の後段に設置されると共に複数本のコア線107を熱融着する熱融着部104と、を備えているフラットケーブル製造装置100において、送出部102と熱融着部104との間に設置されると共に送出部102と熱融着部104との間における送出張力変化の伝達を遮断する遮断部110を更に備えているものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数本のコア線が並列に配置されてなるフラットケーブルを製造するフラットケーブル製造装置に関する。
図4に示すように、従来技術に係るフラットケーブル製造装置400は、複数個のボビン401を有する送出部402と、送出部402の後段に設置されると共に熱融着ロール403を有する熱融着部404と、熱融着部404の後段に設置されると共に冷却ロール405を有する冷却部406と、を備えている。
送出部402では、複数個のボビン401のそれぞれが相互に送出軌道を異にして配置されており、複数個のボビン401毎に1本のコア線407を送り出すことにより、複数本のコア線407を並列に配置して送り出している。
熱融着部404では、熱融着ロール403が1組の押さえロール408で挟み込まれており、1組の押さえロール408で複数本のコア線407を熱融着ロール403に押し付け、複数本のコア線407を熱融着ロール403の加熱面に沿って搬送することにより、複数本のコア線407の表層を軟化させて隣り合うコア線407同士を熱融着している。
冷却部406では、複数本のコア線407を冷却ロール405の冷却面に沿って搬送することにより、複数本のコア線407の表層を硬化させて複数本のコア線407を一体化している。
以上の通り、フラットケーブル製造装置400では、送出部402、熱融着部404、冷却部406を経てフラットケーブル409を製造することができるが、送出部402では、複数個のボビン401毎にコア線407を送り出しているため、複数個のボビン401間でコア線407の残量(即ち、巻径)が相違する場合がある。
この場合、複数個のボビン401間で送出張力が不均一になり、熱融着部404でコア線407の弛みやピッチ乱れが発生する虞があるため、複数個のボビン401のそれぞれにパーマトルク等からなるブレーキ410を取り付け、複数個のボビン401毎に送出張力を制御することが行われている(例えば、特許文献1を参照)。
特開平06−007841号公報
しかしながら、複数個のボビン401のそれぞれにブレーキ410を取り付ける場合、コア線407の本数が増加するに連れて必要になるブレーキ410の数も増加するため、フラットケーブル製造装置400が高価になるという課題がある。
そこで、本発明の目的は、従来よりも安価でありながら熱融着部におけるコア線の弛みやピッチ乱れの発生を抑制することが可能なフラットケーブル製造装置を提供することにある。
この目的を達成するために創案された本発明は、複数個のボビン毎にコア線を送り出すと共に複数本の前記コア線を並列に配置して送り出す送出部と、前記送出部の後段に設置されると共に複数本の前記コア線を熱融着する熱融着部と、を備えているフラットケーブル製造装置において、前記送出部と前記熱融着部との間に設置されると共に前記送出部と前記熱融着部との間における送出張力変化の伝達を遮断する遮断部を更に備えているフラットケーブル製造装置である。
前記遮断部は、複数本の前記コア線を引き取り中継する引取ロールと、前記引取ロールに複数本の前記コア線を一括して押し付けるベルトラップと、を有していることが好ましい。
前記遮断部は、複数本の前記コア線を一括して挟持する線押さえロールを有していることが好ましい。
前記遮断部は、複数本の前記コア線を一括して吸引しながら引き取り中継する吸引ロールを有していることが好ましい。
前記遮断部と前記熱融着部との間に配置されると共に複数本の前記コア線の弛みを吸収する弛み吸収部を更に備えていることが好ましい。
本発明によれば、従来よりも安価でありながら熱融着部におけるコア線の弛みやピッチ乱れの発生を抑制することが可能なフラットケーブル製造装置を提供することができる。
本発明の実施の形態に係るフラットケーブル製造装置を示す概略図である。 本発明の他の実施の形態に係るフラットケーブル製造装置を示す概略図である。 本発明の他の実施の形態に係るフラットケーブル製造装置を示す概略図である。 従来技術に係るフラットケーブル製造装置を示す概略図である。
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に順って説明する。
図1に示すように、本発明の好適な実施の形態に係るフラットケーブル製造装置100は、複数個のボビン101を有する送出部102と、送出部102の後段に設置されると共に熱融着ロール103を有する熱融着部104と、熱融着部104の後段に設置されると共に冷却ロール105を有する冷却部106と、を備えている。
送出部102では、複数個のボビン101のそれぞれが相互に送出軌道を異にして配置されており、複数個のボビン101毎に1本のコア線107を送り出すことにより、複数本のコア線107を並列に配置して送り出している。
熱融着部104では、熱融着ロール103が1組の押さえロール108で挟み込まれており、1組の押さえロール108で複数本のコア線107を熱融着ロール103に押し付け、複数本のコア線107を熱融着ロール103の加熱面に沿って搬送することにより、複数本のコア線107の表層を軟化させて隣り合うコア線107同士を熱融着している。
冷却部106では、複数本のコア線107を冷却ロール105の冷却面に沿って搬送することにより、複数本のコア線107の表層を硬化させて複数本のコア線107を一体化している。
以上の通り、フラットケーブル製造装置100では、送出部102、熱融着部104、冷却部106を経てフラットケーブル109を製造することができる。
さて、本発明の好適な実施の形態に係るフラットケーブル製造装置100は、送出部102と熱融着部104との間に設置されると共に送出部102と熱融着部104との間における送出張力変化の伝達を遮断する遮断部110を更に備えていることを特徴とする。
遮断部110は、複数本のコア線107を引き取り中継する引取ロール111と、引取ロール111に複数本のコア線107を一括して押し付けるベルトラップ112と、を有している。
遮断部110では、引取ロール111の引取速度を熱融着ロール103の引取速度に同調させることにより、引取ロール111と熱融着ロール103との間でコア線107の弛みが発生することを防止している。
なお、遮断部110と熱融着部104との間に配置されると共に複数本のコア線107の弛みを吸収する弛み吸収部(例えば、ダンサーロール)113を更に備えているものとすることにより、たとえ何等かの外因により、引取ロール111と熱融着ロール103との間でコア線107の弛みが発生する事態となっても、コア線107の弛みを効果的に吸収することが可能となる。
また、遮断部110では、複数本のコア線107を引取ロール111とベルトラップ112との間に挟持して搬送することにより、コア線107のピッチ乱れが発生することも防止している。
更に、遮断部110では、引取ロール111とベルトラップ112の幅が許す限り、追加の費用を必要とせずにコア線107の本数を増加させることができるため、コア線107の本数を増加させてもフラットケーブル製造装置100が高価となり難い。
以上の通り、本発明によれば、従来よりも安価でありながら熱融着部104におけるコア線107の弛みやピッチ乱れの発生を抑制することが可能となる。
なお、本発明は、本実施の形態に限定されるものでは無く、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を伴うことができる。
例えば、本実施の形態では、遮断部110は、複数本のコア線107を引き取り中継する引取ロール111と、引取ロール111に複数本のコア線107を一括して押し付けるベルトラップ112と、を有しているものとしたが、図2に示すように、複数本のコア線107を一括して挟持する線押さえロール114を有しているものとしても構わないし、図3に示すように、複数本のコア線107を一括して吸引しながら引き取り中継する吸引ロール115を有しているものとしても構わない。
図2の線押さえロール114は、複数組の押さえロール116で構成されており、複数本のコア線107を両側から複数組の押さえロール116で押さえ込むことにより、複数本のコア線107を一括して挟持している。
また、図3の吸引ロール115は、複数本のコア線107を吸引ロール115の表面から内側に向かって真空吸引することにより、複数本のコア線107を一括して吸引しながら引き取り中継している。
なお、吸引ロール115は、引取ロール111を設ける場合と同様にその引取速度が熱融着ロール103の引取速度と同調されており、吸引ロール115と熱融着ロール103との間でコア線107の弛みが発生することを防止している。
線押さえロール114や吸引ロール115も引取ロール111やベルトラップ112と同様にその幅が許す限り、追加の費用を必要とせずにコア線107の本数を増加させることができるし、複数本のコア線107を搬送する際にその配置の乱れや弛みを防止することができるため、従来よりも安価でありながら熱融着部104におけるコア線107の弛みやピッチ乱れの発生を抑制することが可能となる。
100 フラットケーブル製造装置
101 ボビン
102 送出部
103 熱融着ロール
104 熱融着部
105 冷却ロール
106 冷却部
107 コア線
108 押さえロール
109 フラットケーブル
110 遮断部
111 引取ロール
112 ベルトラップ
113 弛み吸収部
114 線押さえロール
115 吸引ロール
116 押さえロール

Claims (5)

  1. 複数個のボビン毎にコア線を送り出すと共に複数本の前記コア線を並列に配置して送り出す送出部と、
    前記送出部の後段に設置されると共に複数本の前記コア線を熱融着する熱融着部と、
    を備えているフラットケーブル製造装置において、
    前記送出部と前記熱融着部との間に設置されると共に前記送出部と前記熱融着部との間における送出張力変化の伝達を遮断する遮断部を更に備えていることを特徴とするフラットケーブル製造装置。
  2. 前記遮断部は、複数本の前記コア線を引き取り中継する引取ロールと、前記引取ロールに複数本の前記コア線を一括して押し付けるベルトラップと、を有している請求項1に記載のフラットケーブル製造装置。
  3. 前記遮断部は、複数本の前記コア線を一括して挟持する線押さえロールを有している請求項1に記載のフラットケーブル製造装置。
  4. 前記遮断部は、複数本の前記コア線を一括して吸引しながら引き取り中継する吸引ロールを有している請求項1に記載のフラットケーブル製造装置。
  5. 前記遮断部と前記熱融着部との間に配置されると共に複数本の前記コア線の弛みを吸収する弛み吸収部を更に備えている請求項1から4の何れか一項に記載のフラットケーブル製造装置。
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