JP2016057713A - サーバー装置 - Google Patents

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Ryota Nakai
亮太 中井
鈴木 傑
Takashi Suzuki
傑 鈴木
小林 健一
Kenichi Kobayashi
健一 小林
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Abstract

【課題】電子会議のセキュリティを向上させるサーバー装置を提供する。【解決手段】サーバーは、複数のユーザーが各ユーザー端末を介して入室可能な電子会議を管理するものである。サーバーは、端末入室判定部と、会議内容管理部とを備えている。端末入室判定部は、ルームに入室しているユーザー端末の有無を判定する。会議内容管理部は、全てのユーザー端末がルームから退室すれば、ルームの会議内容表示情報をルームから削除する。【選択図】図10

Description

本発明は、サーバー装置に関し、特に、電子会議システムに用いられるサーバー装置に関する。
従来、複数のコンピュータ端末を用いた電子会議システムが知られている。電子会議システムにおいては、パーソナルコンピュータ(PC)等の端末を用いて複数のユーザー(参加者)が会議を行う。
電子会議での映像、音声、メモデータ、議事ログデータ、及び会議データのデータを記憶部に保存する技術が開示されている(例えば、特許文献1の段落0209を参照。)。
特開2001−331429号公報
作業者と支援者が参加する電子会議システムでは、作業を支援するためのビデオチャットシステムが利用される。このシステムでは、ホワイトボード又はテキストチャットの内容が記録され、電子会議に参加している参加者はその内容を見ながら会議を進めることができる。また、電子会議の途中から参加した中途参加者も、すでに表示されたホワイトボード又はテキストチャットを閲覧できる。
しかし、電子会議システムでは、例えば電子会議から参加者が全員退室した後に、中途参加者が電子会議に参加できる仕様になっている場合、中途参加者がそれまでのホワイトボード又はテキストチャットを無断で閲覧できる場合がある。電子会議の種類によっては、その閲覧行為がセキュリティ管理の点において不適切な場合がある。
そこで、本発明は、電子会議のセキュリティを向上させるサーバー装置を提供することを目的とする。
以下に、課題を解決するための手段として複数の態様を説明する。これら態様は、必要に応じて任意に組み合せることができる。
本発明の一見地に係るサーバー装置は、複数のユーザーが各端末を介して入室可能な電子会議を管理するものである。サーバー装置は、端末入室判定部と、会議内容管理部とを備えている。
端末入室判定部は、電子会議に入室している端末の有無を判定する。
会議内容管理部は、全ての端末が電子会議から退室すれば、電子会議の会議内容表示情報を電子会議から削除する。
この装置では、端末入室判定部が電子会議に入室している端末の有無を判定し、全ての端末が電子会議から退室すれば、会議内容管理部が、電子会議の会議内容表示情報を電子会議から削除する。
したがって、全ての端末が電子会議から退室した後に端末が電子会議に入室したとしても、その端末は、電子会議の会議内容表示情報を閲覧できない。以上に述べたようにして、電子会議のセキュリティが向上している。
サーバー装置は、全ての端末が電子会議から退室すれば、電子会議の会議内容表示情報をアクセス制限が掛かった状態で格納する記憶部をさらに備えていてもよい。
この装置では、電子会議の会議内容表示情報は記憶部において保存されているので、後から必要に応じてその内容を確認できる。また、アクセス制限が掛かっているので、セキュリティが向上している。
会議内容管理部が電子会議の会議内容表示情報を電子会議から削除するタイミングは、電子会議から全ての端末が退室してから所望時間が経過した時であってもよい。
この装置では、全ての端末が退室してから所望時間が経過するまでは会議内容表示情報が削除されないので、その時間の間に会議内容表示情報削除の動作の変更・中止を行うことができる。
所望時間が経過する前に端末が電子会議に入室した場合は、会議内容管理部は、電子会議の会議内容表示情報を削除する動作を中止してもよい。
この装置では、会議内容表示情報の削除が中止され、つまり、電子会議の継続及び電子会議内での会議内容表示情報の維持が行われる。例えば、通信路として無線LANが使用されている場合、回線が途切れると端末が退室状態となる。このとき、端末がルームに再入室することにより、会議内容表示情報が失われるのを防止できる。
会議内容表示情報は、ホワイトボードの画像データであってもよい。
会議内容表示情報は、テキストチャットのテキストデータであってもよい。
サーバー装置は、電子会議の名称を管理することができ、全ての端末が電子会議から退室すれば、電子会議の名称を消去する会議名称管理部をさらに備えていてもよい。
この装置では、全ての端末が電子会議から退室すれば電子会議の名称も削除されるので、電子会議の名称自体の秘密性が保たれる。
本発明は、電子会議のセキュリティを向上させる。
本発明の一実施形態に係るビデオチャットシステムの概略構成図。 ビデオチャットシステムを構成する端末の概略構成図。 ビデオチャットシステムを構成するサーバーの概略構成図。 ルームリストを示す図。 端末のディスプレイの画面表示例を示す図。 端末のディスプレイの画面表示例を示す図。 端末のディスプレイの画面表示例を示す図。 ログ記録を示す図。 ビデオチャットのルームの会議内容表示情報を示す図。 サーバーによる退室制御動作を示すフローチャート(第1実施形態)。 サーバーによる退室制御動作を示すフローチャート(第2実施形態)。 サーバーによる退室制御動作を示すフローチャート(第3実施形態)。 サーバーによる退室制御動作を示すフローチャート(第4実施形態)。
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、発明者は、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面及び以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
(実施の形態1)
[1−1.構成]
[1−1−1.システムの構成]
図1は、本実施形態に係るビデオチャットシステム1(電子会議システムの一例)の概略構成を示す。このビデオチャットシステム1は、複数の情報端末間で情報の共有を行い、リアルタイムに例えば、映像、音声、テキストを用いてリアルタイムのコミュニケーションを実現するものである。
なお、以下の例においては、工場の作業現場にいる作業者が用いる端末(作業者端末)と、その作業を支援する支援者が用いる端末(支援者端末)が、同じ電子会議に参加することを例に挙げているが、これはあくまで使用例であり、本発明はこの例に限定されるものではない。
ビデオチャットシステム1は、複数のユーザー端末10と、これらのユーザー端末10に接続されるサーバー20(サーバー装置の一例)とを含む。ユーザー端末10とサーバー20との間は、ネットワーク(例えば、WAN、LAN、インターネット)を介して接続される。また、ユーザー端末10同士間は、サーバー20を介さない端末間において、例えばWebRTCなどを利用して映像や音声の送受信を行う。
複数のユーザー端末10は、支援者ユーザー端末10Aと、支援者ユーザー端末10Bと、作業者ユーザー端末10Cと、作業者ユーザー端末10Dとを含む。支援者ユーザー端末10A、10Bは、支援者が利用する端末である。支援者は、ユーザー端末10を介して、遠隔にいる作業者の支援を行う。一方、作業者ユーザー端末10C、10Dは、作業者が利用する端末である。作業者は、ユーザー端末10を介して、遠隔にいる支援者からのサポートを受けながら作業を行う。
ビデオチャットシステム1において会議に参加するためには、各ユーザー端末10は、サーバー20との接続(セッションの確立)を行う。具体的には、所定のログイン画面からユーザーがサーバー20へのログイン操作を行う。このとき、例えば、ユーザーIDとパスワード、役割(支援者又は作業者)といった各種情報を入力する。サーバー20による認証後、各ユーザー端末10は、画面上に表示されるルームリスト(図4参照)から参加するルームを選択する。サーバー20は、後述するように、入力されたユーザーIDや役割、会議の参加状態から、当該ユーザーが電子会議に参加(以下、ルームに入室する、とも言う。)できるかどうかを判断する。サーバー20から入室許可の通知を受信することにより、各ユーザー端末10は、当該ルームへの入室が完了し、同ルームに入室した他のユーザー端末10とのコミュニケーションが可能となる。
なお、ビデオチャットシステム1は、ユーザー端末10の数は4に限られず、4以上であっても4未満であってもよい。また、支援者ユーザー端末10A、10Bの数及び作業者ユーザー端末10C、10Dの数も図示例より多くても少なくてもよい。
[1−1−2.ユーザー端末の構成]
図2は、各ユーザー端末10の概略構成を示す。ユーザー端末10は、パーソナルコンピュータ(PC)、タブレット端末といった、ディスプレイを備えたコンピュータ装置である。ユーザー端末10は、コントローラ11、RAM12、ROM13、グラフィックコントローラ14、ディスプレイ15、入出力部16、通信部17を備え、更に記憶装置18に接続される。
コントローラ11は、所定のプログラムに従って、ユーザー端末10による処理を実行する。コントローラ11は、バス19により各部と接続され、各部の動作を制御・実行する。
RAM12は、いわゆるワークメモリである。RAM12には、コントローラ11によって実行される上記所定のプログラムが展開される。ROM13は、ユーザー端末10の起動時のプログラム及びデータを格納するメモリである。
グラフィックコントローラ14は、ディスプレイ15に表示される画像データを生成し、ディスプレイ15の表示動作を制御する。
ディスプレイ15は、グラフィックコントローラ14によって生成された画像データを表示する電子会議画面150(図5参照)を提供する、例えば、液晶パネルや有機ELパネルである。
なお、ディスプレイ15は、後述する入力デバイスとしてのタッチパネルを含んでいてもよい。タッチパネルは、操作する者の指の接触を所定の検出回路により検出することにより、情報を入力する。
入出力部16は、入力デバイスや出力デバイスとユーザー端末10との接続インターフェースである。入力デバイスは、例えば、マウス161、キーボード162、映像を撮像するカメラ163、マイクロホン165である。出力デバイスは、例えば、音声を出力するスピーカ164である。
通信部17は、ネットワークやパーソナルコンピュータへの通信を可能にする通信回路である。通信部17は、有線であっても無線であってもよい。通信部17を介してサーバー20や他のユーザー端末10との間で、映像、音声、テキストデータといった各種データを送受信する。
バス19は、ユーザー端末10の各構成要素を相互に接続し、信号を授受可能にする信号線である。
記憶装置18は、例えば、磁気テープ、CD、光ディスク、ハードディスク、DVD、フラッシュメモリを含み、コンピュータプログラムや送受信データを格納する。
[1−1−3.サーバーの構成]
図3は、サーバー20の概略構成を示す。サーバー20は、コンピュータ装置であり、コントローラ21、RAM22、ROM23、通信部27、及び記憶装置28を備える。
コントローラ21は、所定のプログラムに従って、サーバー20による処理を実行する。コントローラ21は、バス29により各部と接続され、各部の動作を制御・実行する。
RAM22は、いわゆるワークメモリである。RAM22には、コントローラ21によって実行される上記所定のプログラムが展開される。ROM23は、サーバー20の起動時のプログラム及びデータを格納するメモリである。
通信部27は、ネットワークやパーソナルコンピュータへの通信を可能にする通信回路である。コントローラ21は、通信部17を介して各ユーザー端末10との間で、映像、音声、テキストデータといった各種データを送受信する。
バス29は、サーバー20の各構成要素を相互に接続し、信号を授受可能にする信号線である。
記憶装置28は、例えば、磁気テープ、ハードディスク、フラッシュメモリを含み、コンピュータプログラム及び送受信データを格納する。
記憶装置28は、会議ログ情報281、会議内容表示情報282を保存する。会議ログ情報281は、図8に示すように、各会議のログ情報である。会議内容表示情報282は、図9に示すように、各ルームのテキストチャットのテキストデータ及びホワイトボードの画像データである。
コントローラ21は、端末入室判定部211と、会議内容管理部212と、会議名称管理部213と、履歴消去タイマー214として機能する。
端末入室判定部211は、ルームに入室している端末の有無を判定する。
会議内容管理部212は、全ての端末が前記ルームから退室すれば、ルームの会議内容表示情報をルームから削除する。
会議名称管理部213は、ルームの名称を管理することができる。会議名称管理部213は、全ての端末がルームから退室すれば、ルームの名称を消去する会議名称管理部をさらに備えている。
履歴消去タイマー214は、後述するように、全ての参加者が会議室から退室すれば、その後に所望時間までの時間をカウントする。
なお、図示例では、サーバー20は単独で示されているがこれに限定されない。サーバー20は複数の装置により構成されていてもよい。例えば、サーバー20は、Webサーバー、ICEサーバー、WebSocketサーバーから構成されていてもよい。Webサーバーは、各ユーザー端末10との間でHTMLデータの送受信を行う。ICEサーバー(STUN/TURNサーバー)は、ユーザー端末10同士間の音声や映像の双方向リアルタイムタイムIP通信を実現する。STUNサーバーは、各ユーザー端末に外側のネットワークアドレスを教える機能を有し、TURNサーバーは直接(P2Pの)通信ができなかった場合に、通信を中継する機能を有することにより、端末間の通信を可能にする。
[1−1−4.画面構成]
ルームリスト
図4は、ユーザー端末10のディスプレイ15に表示されるルームリスト149である。ルームリスト149は複数のルームを有している。ユーザー端末10は入室要求を送信する際に、ルームリストからルームを選択する。なお、図4では、ルーム1とルーム2とにすでに名称が与えられており、他のルームはデフォルトの名称のままである。ルーム名は管理者によって適宜設定され、それに基づいてユーザー端末10は入室先を決定する。また、ルーム1とルーム2にはすでに入室している参加者のIDが表示されている。
電子会議画面
図5〜図7は、各ユーザー端末10のディスプレイ15に表示される電子会議画面150を示す。電子会議画面150は、本ビデオチャットシステム1により実行される電子会議中に表示される画面である。電子会議画面150は、上述したグラフィックコントローラ14により生成され、ディスプレイ15に表示される。電子会議画面150は、主にメイン表示領域151と、グループ表示領域152と、操作ボタン表示領域153と、グループ画面用アイコン表示領域154と、を含む。
メイン表示領域151は、自ユーザー端末10関連の情報が表示される画面であり、例えば、カメラ画面、テキストチャット画面、ホワイトボード画面のうちいずれかの種別の画像を表示する。メイン表示領域151に表示される画像は、各端末のユーザーの操作により切り替えることができる。
図5では、電子会議画面150のメイン表示領域151は、カメラ画面を表示している。カメラ画面は、ユーザー端末10に接続されたカメラ163が撮像する映像を表示し、ユーザーの操作によりカメラの撮像動作(例えば、パン、チルト、ズーム)により映像を取得する。
図6では、電子会議画面150のメイン表示領域151は、テキストチャット画面を表示している。テキストチャット画面は、各ユーザーがユーザー端末10に入力したテキストデータをリアルタイムに表示し、ユーザー間のテキストチャットによるコミュニケーションを実現する。入室しているユーザー端末10は、過去のチャット内容もさかのぼって閲覧可能である。テキストチャット画面は、周辺環境の雑音等で音声会話が出来ない場合に、支援者が文章を書くことで現場の作業者に指示するのに利用される。
図7では、電子会議画面150の、ホワイトボード画面を表示している。ホワイトボード画面は、画面上の所定の枠(例えば、イメージオーガナイザ枠)内に、ユーザーが入力した画像、文字情報を表示する。入室しているユーザー端末10は、複数枚のホワイトボード画面がある場合は、過去のものも遡って閲覧可能である。ホワイトボード画面は、例えば、現場のカメラ映像をキャプチャして使用し、それに支援者がペンなどの入力ツールを用いて書き込みを行うことで作業者に対して具体的に作業を指示するのに利用される。
グループ表示領域152は、複数の表示セクション152A〜152Dからなる。各表示セクションは、現在ルームに入室しているユーザー端末10の各カメラ画面を表示する。表示セクション152Aは、本ユーザー端末10のカメラ画面である(本例では、支援者ユーザー端末10Aとする)。表示セクション152B、152C、152Dは、接続されている他のユーザー端末10のカメラ画面である。なお、図示例では、接続されるユーザー端末10の画面を最大4表示しているが、ルームに参加可能な端末の数に応じてこれよりも少なくても多くてもよい。
操作ボタン表示領域153は、本ユーザー端末10の操作指示を入力するためのボタンやアイコンを表示する。
グループ画面用アイコン表示領域154は、ルームに入室している各ユーザー端末の画面に表示されている画像の種別を識別可能に表示するアイコンを表示する。
上述したアイコンは、図示されているものに限定されず、記号、数字、その他図柄であってもよい。
[1−2.動作]
[1−2−1.サーバーの動作]
次に、図10を参照して、本実施形態に係るサーバー20の動作、特にビデオチャットシステム1におけるルームの退室制御動作を説明する。なお、各ユーザー端末10とサーバー20との接続(セッションの確立)はなされており、すでに複数の参加者がルームに入室しており、テキストチャット画面及び/又はホワイトボード画面も利用されているものとする。
図10は、サーバーによる各ユーザー端末10の退室制御動作を示す。
ステップS1:サーバー20のコントローラ21は、通信部27を介して、接続中のユーザー端末10から、退室要求を受信したか否かを判定する。退室要求を受信すれば、退室処理が実行され、その後にプロセスはステップS2に移行する。
ステップS2:端末入室判定部211は、ルームにおける入室中のユーザー端末10がゼロになったか否かを判定する。プロセスは、ゼロでなければステップS1に戻り、ゼロであれば、ステップS3に移行する。
ステップS3:会議内容管理部212は、履歴消去タイマー214をセットする。ここでセットされるタイマー時間は、例えば5分である。タイマー時間は環境に応じて適宜変更可能である。
ステップS4:端末入室判定部211は、ユーザー端末10からの新たな入室要求を受信したか否かを判定する。入室要求を受信すれば、入室処理が実行され、その後にプロセスはステップS5に移行する。また、入室要求を受信しなければ又は入室処理が実行されなければ、プロセスはステップS6に移行する。
ステップS5:会議内容管理部212は、履歴消去タイマー214をリセットする。その後、プロセスはステップS1に戻る。
以上に述べたように、所望時間が経過する前にユーザー端末10がルームに入室した場合は、会議内容管理部212は、ルームの会議内容表示情報282を削除する動作を中止する。したがって、この装置では、会議内容表示情報282の削除が中止され、つまり、ルームの継続及びルーム内での会議内容表示情報282の維持が行われる。
ステップS6:所望時間が経過したか否かが判断される。所望時間が経過していなければプロセスはステップS4に戻る。
ステップS7:会議内容管理部212は、ホワイトボードの画像データ及びテキストチャットのテキストデータを会議内容表示情報282として記憶装置28に保存する。会議内容表示情報282は、特別な権限を有する管理者以外はアクセス不能になっている。
以上に述べたように、記憶装置28は、全てのユーザー端末10がルームから退室すれば、ルームの会議内容表示情報をアクセス制限が掛かった状態で格納する。この場合、ルームの会議内容表示情報は記憶装置28において保存されているので、管理者は後から必要に応じてその内容を確認できる。また、アクセス制限が掛かっているので、セキュリティが向上している。
ステップS8:会議内容管理部212は、ルームに表示されたホワイトボードの画像データ及びテキストチャットのテキストデータ、すなわち会議内容表示情報を消去する。これにより、たとえユーザー端末10がこのルームに入室した場合であっても、そのユーザー端末10は電子会議のホワイトボードの画像データ及びテキストチャットのテキストデータを閲覧できない。これによりセキュリティが向上している。
以上に述べたように、会議内容管理部212がルームの会議内容表示情報をルームから削除するタイミングは、ルームから全てのユーザー端末10が退室してから所望時間が経過した時である。したがって、この装置では、全てのユーザー端末10が退室してから所望時間が経過するまでは会議内容表示情報が削除されないので、その時間の間に会議内容表示情報削除の動作の変更・中止を行うことができる。
ステップS9:会議名称管理部213は、ルームのルーム名を初期化する。これにより、ルーム名はデフォルトに戻される。
以上に述べたように、会議名称管理部213は、ルームの名称を管理することができ、全てのユーザー端末10がルームから退室すれば、ルームの名称を消去する。したがって、全ての端末が電子会議から退室した後は、電子会議の名称自体の秘密性が保たれる。以上の結果、セキュリティが向上している。
この装置では、以上に述べたように、端末入室判定部211がルームに入室しているユーザー端末10の有無を判定し、全てのユーザー端末10がルームから退室すれば、会議内容管理部212が、ルームの会議内容表示情報282をルームから削除する。
したがって、全てのユーザー端末10がルームから退室した後にユーザー端末10がルームに入室したとしても、そのユーザー端末10は、ルームの会議内容表示情報282を閲覧できない。以上に述べたようにして、ルームのセキュリティが向上している。
(実施の形態2)
前記第1実施形態では、全てのユーザー端末10が退室すれば会議内容表示情報を保存していたが、会議内容表示情報は必ずしも保存されなくてもよい。
図11に示す第2実施形態では、基本的な構成及び機能は第1実施形態と同じである。ただし、第1実施形態のステップS7(会議内容表示情報保存)が省略されている。したがって、この実施形態では会議内容表示情報は保存されない。
(実施の形態3)
前記第1実施形態では、履歴消去タイマーのタイマー時間経過前に端末が入室すれば履歴消去タイマーをリセットしていたが、履歴消去タイマーのリセット処理は必ずしも行わなくてもよい。
図12に示す第3実施形態では、基本的な構成及び機能は第1実施形態と同じである。ただし、第1実施形態のステップS4(ユーザー端末入室?)及びステップS5(履歴消去タイマーリセット)が省略されている。したがって、この実施形態では、履歴消去タイマーのリセット処理は行われない。
(実施の形態4)
前記第1実施形態ではユーザー端末10の入室数がゼロになれば所望時間経過後に会議内容表示情報をルームから消去していたが、消去のタイミングは限定されない。
図13に示す第4実施形態では、基本的な構成及び機能は第1実施形態と同じである。ただし、第1実施形態のステップS3(履歴消去タイマーセット)、ステップS4(ユーザー端末入室?)、ステップS5(履歴消去タイマーリセット)、ステップS6(所望時間経過?)が省略されている。したがって、この実施形態では入室しているユーザー端末10の数がゼロになれば、会議内容表示情報がルームから直ちに消去される。
[1−3.効果等]
サーバー装置(例えば、サーバー20)は、複数のユーザーが各端末(例えば、ユーザー端末10)を介して入室可能な電子会議(例えば、ルーム)を管理するものである。サーバー装置は、端末入室判定部(例えば、端末入室判定部211)と、会議内容管理部(例えば、会議内容管理部212)とを備えている。
端末入室判定部は、電子会議に入室している端末の有無を判定する。
会議内容管理部は、全ての端末が電子会議から退室すれば(例えば、ステップS2でYes)、当該電子会議の会議内容表示情報を電子会議から削除する(例えば、ステップS8)。
したがって、全ての端末が電子会議から退室した後に端末が電子会議に入室したとしても、その端末は、電子会議の会議内容表示情報を閲覧できない。以上に述べたようにして、電子会議のセキュリティが向上している。
(その他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、上記実施の形態で説明した各構成要素及び機能を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
そこで、以下、他の実施の形態を例示する。
[1]
上記実施の形態においては、ビデオチャットシステム1は、複数のユーザー端末10とサーバー20とを備えているが、これに限定されない。サーバー20を設けず、いずれか一つの又は複数のユーザー端末10がサーバー装置としての機能を備えていてもよい。この場合、本発明に係るサーバー装置は、いずれかのユーザー端末10が備えていることになる。
[2]
また、上記実施の形態における処理(図10〜図13)の実行順序は、必ずしも、上記実施の形態の記載に制限されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で、実行順序を入れ替えることができるものである。
[3]
本発明は、サーバー装置又は電子会議システムの形態により実施されることに限られない。サーバー装置又は電子会議システムにおいて実行される通信制御方法や、サーバー装置又は電子会議システムにおいて実行されるコンピュータプログラム、かかるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、本発明の範囲に含まれる。ここで、コンピュータ読み取り可能な記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、CD−ROM、MO、DVD、DVD−ROM、DVD−RAM、BD(Blu−ray(登録商標)Disc)、半導体メモリを挙げることができる。
上記コンピュータプログラムは、上記記録媒体に記録されたものに限られず、例えば、電気通信回線、無線又は有線通信回線、インターネットを代表とするネットワークを経由して伝送されるものであってもよい。
[4]
第3実施形態及び第4実施形態においても、第2実施形態のように会議内容表示情報保存を省略してもよい。
[5]
会議内容表示情報はホワイトボードの画像データとテキストチャットのテキストデータの組み合わせに限定されない。いずれか一方であってもよいし、他の情報であってもよいし、それらを適宜組み合わせてもよい。
本発明は、双方向リアル通信を実行可能な電子会議システム又は電子会議システムに用いられるサーバー装置として利用可能である。
1 :ビデオチャットシステム
10 :ユーザー端末
10A :支援者ユーザー端末
10B :支援者ユーザー端末
10C :作業者ユーザー端末
10D :作業者ユーザー端末
11 :コントローラ
12 :RAM
13 :ROM
14 :グラフィックコントローラ
15 :ディスプレイ
16 :入出力部
17 :通信部
18 :記憶装置
19 :バス
20 :サーバー
21 :コントローラ
22 :RAM
23 :ROM
27 :通信部
28 :記憶装置
29 :バス
149 :ルームリスト
150 :電子会議画面
151 :メイン表示領域
152 :グループ表示領域
152A :表示セクション
152B :表示セクション
152C :表示セクション
153 :操作ボタン表示領域
154 :グループ画面用アイコン表示領域
161 :マウス
162 :キーボード
163 :カメラ
164 :スピーカ
165 :マイクロホン
211 :端末入室判定部
212 :会議内容管理部
213 :会議名称管理部
214 :履歴消去タイマー
281 :会議ログ情報
282 :会議内容表示情報

Claims (7)

  1. 複数のユーザーが各端末を介して入室可能な電子会議を管理するサーバー装置であって、
    電子会議に入室している端末の有無を判定する端末入室判定部と、
    全ての端末が前記電子会議から退室すれば、前記電子会議の会議内容表示情報を前記電子会議から削除する会議内容管理部と、
    を備えたサーバー装置。
  2. 全ての端末が前記電子会議から退室すれば、前記電子会議の会議内容表示情報をアクセス制限が掛かった状態で格納する記憶部をさらに備えている、請求項1に記載のサーバー装置。
  3. 前記会議内容管理部が前記電子会議の会議内容表示情報を前記電子会議から削除するタイミングは、前記電子会議から全ての端末が退室してから所望時間が経過した時である、請求項1又は2に記載のサーバー装置。
  4. 前記所望時間が経過する前に端末が前記電子会議に入室した場合は、前記会議内容管理部は、前記電子会議の会議内容表示情報を削除する動作を中止する、請求項3に記載のサーバー装置。
  5. 前記会議内容表示情報は、ホワイトボードの画像データである、請求項1〜4のいずれかに記載のサーバー装置。
  6. 前記会議内容表示情報は、テキストチャットのテキストデータである、請求項1〜4のいずれかに記載のサーバー装置。
  7. 前記電子会議の名称を管理することができ、全ての端末が前記電子会議から退室すれば、前記電子会議の名称を消去する会議名称管理部をさらに備えている、請求項1〜6のいずれかに記載のサーバー装置。
JP2014181769A 2014-09-05 2014-09-05 サーバー装置 Pending JP2016057713A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018027567A1 (zh) * 2016-08-09 2018-02-15 张北江 安防视频会议的整屏幕显示方法及系统

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