JP2016055044A - 運動量測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】落としたことや、洗濯機等に誤って入れたこと等を迅速に所持者に報知し、活動量計の携帯状態の維持や水没の未然防止等を図ることができる運動量測定装置を提供する。
【解決手段】対象者の運動量情報を表示し、加速度情報に基づき、運動量情報を算出すると共に、当該運動量測定装置の動作不良の原因となる使用状態情報である不良発生誘因使用状態情報の発生の有無を判断し、該当するときは、警報情報等を出力する構成となっている運動量測定装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、人の運動量を測定する運動量測定装置に関するものである。
従来より、人の体の動きを検出して、その消費カロリーを算出する装置等が提案されている(例えば、特許文献1)。
しかし、人体にとって適切な運動は、その消費カロリー等に基づいて一義的に判断できるものではない。すなわち、その運動の内容が適切であることや適切な内容の運動を所定の時間行うことが必要である。また、適切な運動の内容等は、その運動を行う者の年齢等の属性等によっても異なるものである。
このため、人体にとって好ましい運動か否かを測定するには、その運動をする者の属性等によって詳細に運動内容や時間等を定め、実際の運動がかかる内容や時間等を達成しているか否かを示す必要がある。
そこで、その運動をする者の属性等から適切な運動内容を定め、その運動が適切なものか否かを示すことができる活動量計等の運動量測定装置が提案されている。
このような活動量計が、その運動量を測定するには、その測定者が常に活動量を携帯している必要があり、その場合は、衣服のポケット等に入れて携帯する場合が多い。
特開2008−295746号公報
しかし、このように常時、携帯していると活動量計を誤って落としても気が付かないという問題や、活動量計をポケット等に入れた状態で、洗濯機等に入れ、水没等させ、故障させてしまうという問題があった。
そこで、本発明は、落としたことや、洗濯機等に誤って入れたこと等を迅速に所持者に報知し、活動量計の携帯状態の維持や水没の未然防止等を図ることができる運動量測定装置を提供することを目的とする。
上記目的は、本発明にあっては、対象者の運動量情報を表示する運動量測定装置であって、加速度情報に基づき、前記運動量情報を算出すると共に、当該運動量測定装置の動作不良の原因となる使用状態情報である不良発生誘因使用状態情報の発生の有無を判断し、該当するときは、警報情報を出力する構成となっていることを特徴とする運動量測定装置により達成される。
前記構成によれば、加速度情報に基づき、当該運動量測定装置の動作不良の原因となる使用状態情報である不良発生誘因使用状態情報の発生の有無を判断する。
このように、常時携帯すべき運動量測定装置の落下や水没等の不良発生誘因使用状態情報の発生を加速度情報から判断するので、不良発生誘因使用状態情報の発生を把握するために別個の装置を付加する必要がなく、小型化を維持できると共に、コストを増加させることがない。
また、警報情報が出力されるので、対象者は、運動量測定装置が動作不良等に陥る前に、回避行動を行うことができる。
好ましくは、前記不良発生誘因使用状態情報には、当該運動量測定装置の落下情報及び水没情報を含むことを特徴とする。
前記構成によれば、不良発生誘因使用状態情報には、当該運動量測定装置の落下情報及び水没情報を含む。このため、特に、運動量測定装置に関し、不良の原因となり易い落下や水没を未然に防ぐことができる。
好ましくは、前記水没情報には、運動による汗による水没情報及び洗濯による水没情報を含むことを特徴とする。
前記構成によれば、水没情報には、汗による水没情報及び洗濯による水没情報を含む。このため、特に、水没し易い運動のよる汗や洗濯による水没を未然に防ぐことができる。
好ましくは、前記不良発生誘因使用状態情報には、当該運動量測定装置の水没発生危険時間帯情報を含むことを特徴とする。
前記構成によれば、不良発生誘因使用状態情報には、当該運動量測定装置の水没発生危険時間帯情報を含むので、対象者に十分注意させることができる。
以上説明したように、本発明によれば、落としたことや、洗濯機等に誤って入れたこと等を迅速に所持者に報知し、活動量計の携帯状態の維持や水没の未然防止等を図ることができる運動量測定装置を提供できるという利点を有する。
本発明の運動量測定装置である例えば、活動量計を示す概略図である。 図1の活動量計の主な構成を示す概略ブロック図である。 図2の第1の各種情報記憶部の主な構成を示す概略ブロック図である。 図2の第2の各種情報記憶部の主な構成を示す概略ブロック図である。 図2の第3の各種情報記憶部の主な構成を示す概略ブロック図である。 図2の第4の各種情報記憶部の主な構成を示す概略ブロック図である。 本実施の形態にかかる活動量計の主な動作等を示す概略フローチャートである。 本実施の形態にかかる活動量計の主な動作等を示す他の概略フローチャートである。 本実施の形態にかかる活動量計の主な動作等を示す他の概略フローチャートである。
以下、この発明の好適な実施の形態を添付図面等を参照しながら、詳細に説明する。
なお、本実施形態の運動量測定装置は、本発明の好適な例として、多くの種類の測定値を得られる活動量計を示しているが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、歩行数を積算して使用者に知らせる歩数計(万歩計)等であっても構わない(以下、「運動量測定装置」を「活動量計」という)。
図1は、本発明の運動量測定装置である例えば、活動量計1を示す概略図であり、図1(A)は正面図、図1(B)は背面図である。
図1に示す活動量計1は、人間の身体の活動量(運動量)を計測する装置であり、計測を希望する測定対象者である測定対象者が所持することで、当該測定対象者の身体の動きと共に動き、運動量を計測する構成となっている。
活動量計1は、外径52mm程度,重さ26g程度で、その内部にX軸、Y軸、Z軸の加速度センサ(いわゆる3軸加速度センサ)を有し、この加速度データから人間の身体の活動量(運動量)を測定する装置であり、測定を希望する使用者が腕や手の動きに影響を受けないように着衣した衣服の適所に装着,挿入するなどして携帯することで、当該使用者の身体の3次元の動きに追従して活動量を測定する構成となっている。
この活動量計1は、ポケット等に収容可能な小型・軽量で、全体が薄い略円柱状(厚さ13mm程度)であり、そして、片手で把持しながら把持した親指と人指し指で、設定・操作部として機能する操作ボタン16,17を所定秒(例えば2秒程度)押圧する操作可能とすることで、ストップウォッチのような携帯性と操作性を兼ね備えている。こうすることで、誤ってボタン16,17を一瞬(1秒程度まで)押圧しても不感状態であるため、使用時の誤った表示や動作を防止することになる。
活動量計1の正面(図1(A))は、周縁部のみを帯状に残すようにして、殆どの領域(中央領域)が略円形状のデッスプレイ11とされている。ディスプレイ11はLEDやカラー液晶,有機EL等からなり、ここに測定した種々のデータが、使用者の指示に基づいて表示される。
本実施形態の測定対象は、「歩数」、「歩行距離」、「身体活動で消費したカロリー」、「基礎代謝と消費カロリー等で消費した総消費カロリー」、「中程度時間」である。これら各項目の測定値は、加速度センサの検出データや、操作ボタン16,17を操作で予め入力された年齢や性別等のデータを使用して、図示しないIC(integrated circuit)からなる制御部が所定のアルゴリズムに基づいて算出している。
以上のような活動量計1については、ディスプレイ11や回路基板12の回路等に電力を供給するため、ボタン型電池BAを収容可能としている。
具体的には、ボタン型電池BAは、図1(A)に示すように、平坦な中央領域ARに配置された電池収容部101に収容され、図1(B)に示すような螺合された蓋部材130により開閉されるようになっている。なお、Oリングを設けることで、洗濯水のような液体の侵入を一時的に防止できる。
蓋部材130の開閉を極めて容易に行うために、外部に露出する外面89の中央部に、身近にあるコイン(例えば、1円硬貨,5円硬貨,10円硬貨,100円硬貨,外国の硬貨)等を差し入れて回すための所定の幅(例えば1.5mm〜2.0mm程度)、所定の長さ(例えば15mm程度)、所定の深さ(例えば1.5mm〜2.0mm程度)スリット89を有している。
こうして、本実施形態では、刃先の幅が1mm〜1.5mm程度の精密ドライバーがなくても蓋部材130を時計回りに回して電池収容部101を極めて容易に確実に閉じ、蓋部材130を反時計回りに回して電池収容部101を極めて容易に確実に開くことができるようにしている。
ディスプレイ11を覆う透明部材と、顔料を混合し不透明なケース本体155の表面側を例えば熱可塑性樹脂であるスチレン系樹脂(ハイインパクトスチロール,ABS樹脂等)で2色成形し、ケース本体55の背面側や蓋部材130も同様の熱可塑性樹脂で成形し、ケース本体155の表面側とケース本体155の背面側を、Oリングを介して数か所(好ましくは4ケ所)をネジ止めするとともに、ケース本体155の背面側に設けたボタン16,ボタン17の摺動部にもOリングを設けることで液密構造となり、不用意に洗濯槽等に水没させてもすぐに引き上げることで故障を防止することができる。
活動量計1の内部には、X軸、Y軸及びZ軸の加速度センサが配置され、これら加速度センサ(いわゆる3軸加速度センサ)が検知した加速度情報である例えば、X軸加速度データ、Y軸加速度データ、Z軸加速度データから平均3軸加速度データを検知し、この加速度データから運動量を計測しようとするものである。
また、従来から歩行は健康に良いとされ、1日1万歩が推奨されていたが、近年運動による生活習慣病改善に重要とされているのは、「1日所定時間以上の中強度の活動」とされている。この「中強度」の活動は、歩行では、早歩き等となるが、その運動量は把握し難い。
そこで、近年、厚生労働省等が関与して定めた運動量(身体活動)の基準として、「メッツ(METs)」があり、このメッツで運動量を客観的に測定しようとしている。
この「メッツ」は、例えば、0.9メッツから15メッツまで分類され、「0.9メッツ」は睡眠等における運動量、「1.0メッツ」は音楽鑑賞、映画鑑賞等における運動量、「2.0メッツ」が料理等における運動量、「3.0メッツ」が洗車等の運動量、「4.0メッツ」が庭掃除等における運動量、「5.0メッツ」が子供と遊ぶ等における運動量等と定められている。
図1に示すように、本実施の形態の活動量計1は、その中央部に略円形のLED等からなる表示部である例えば、ディスプレイ11を有している。
ディスプレイ11は、図1に示すように、時刻データを表示する時刻ディスプレイ12や測定対象者の2分毎の上述のメッツデータ等を表示するメッツ等ディスプレイ13を有している。
このメッツ等ディスプレイ13には、メッツデータの他、目標達成時の、キャラクタ表示による「バンザイマーク」や「OKマーク」等も表示可能な構成となっている。
また、ディスプレイ11は、上述の「中強度」のメッツの運動が達成されたときに表示される炎ディスプレイ14も有している。
また、ディスプレイ11には、円弧状に配置された中強度活動時間等の目標に対する達成程度を表示する達成ゲージ15を有している。この達成ゲージ15には、目標達成までの経過等が点灯等で表示される構成となっている。
また、ディスプレイ11には、警報情報である例えば、光等を出力する例えば、警報ディスプレイ18を有している。
また、図1の活動量計1には、その外側に設定変更ボタン16及び記憶呼び出しボタン17が配置されている。
図1に示す活動量計1は、各種動作の処理、判断を行うためのコンピュータを有し、コンピュータは、図示しないCPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を有し、これらは、バスを介して接続されている。
図2は、図1の活動量計1の主な構成を示す概略ブロック図である。
図2に示すように、活動量計1は、「活動量計制御部19」を有している。この活動量計19は、時刻情報を生成等する「計時装置20」及び測定対象者の動作の平均加速度データを生成する「3軸加速度センサ装置22」を制御する構成となっている。
この3軸加速度センサ装置22は、図2に示すように、「X軸加速度センサ22a」、「Y軸加速度センサ22b」及び「Z軸加速度センサ22c」を備え、これらの3軸の加速度データから「平均加速度データ(m/s)」を生成する構成となっている。
なお、3軸加速度センサ装置22は、好ましくはMEMS技術により、「X軸加速度センサ22a」、「Y軸加速度センサ22b」及び「Z軸加速度センサ22c」を一体化したものが用いられる。
また、活動量計制御部19は、図2に示すように、図1で示したディスプレイ11を制御する。このため、図1で示す、時刻ディスプレイ12,メッツ等ディスプレイ13,炎ディスプレイ14及び達成ゲージ15等も活動量計制御部19により制御される構成となっている。
また、図2に示すように、活動量計1は、警報情報である例えば、ブザーや音声等を出力する警報機23を備え、この警報機23も活動量計制御部19によって制御される構成となっている。
また、活動量計制御部19は、図1及び図2で示す機能ボタンである、「設定変更ボタン16」及び「記憶呼び出しボタン17」を制御する。
さらに、活動量計制御部19は、図2に示す「第1の各種情報記憶部30」、「第2の各種情報記憶部40」、「第3の各種情報記憶部50」及び「第4の各種情報記憶部60」も制御する。
図3乃至図6は、それぞれ、「第1の各種情報記憶部30」、「第2の各種情報記憶部40」、「第3の各種情報記憶部50」及び「第4の各種情報記憶部60」の主な構成を示す概略ブロック図であるが、これらの構成については後述する。
図7乃至図9は、本実施の形態にかかる活動量計1の主な動作等を示す概略フローチャートである。以下、活動量計1の動作等を図7乃至図9のフローチャートに沿って説明すると共に、図1乃至図6等の構成についても説明する。
先ず、自己の運動量や活動量等(以下「運動量」とする)を測定することを希望する測定対象者は、図1に示す活動量計1を衣服への装着等で携帯し、活動量計1の電源をON状態として、活動量計1を動作状態にする。
次いで、図7のステップST(以下「ST」とする。)1では、図3の「注意警報判断部(プログラム)31」が動作し、図2の計時装置20と図3の「注意警報時間情報記憶部32」を参照する。
注意警報時間情報記憶部32には、活動量計1を所持する測定対象者が通常、洗濯機等を使用する所定の時間帯の情報、例えば、「7時〜9時」、「19時〜21時」の情報がディフォルト値として記憶されているが、使用される季節,場所により、日中の時間が変動するため、測定対象者は、機能ボタンでもある設定変更ボタン16,記憶呼び出し17のいずれかまたはその両方で適宜設定入力して変更できるようにしてもよい。
活動量計1は、測定対象者が常時、所持してその運動量を測定するため、活動量計1は、測定対象者の衣服のポケット等に収納されている場合が多い。このため、測定対象者が洗濯のため衣服を脱いだときに、活動量計1を取り出さずに、衣服を活動量計1と共に洗濯する事故が発生しやすい。
このように、活動量計1を洗濯機に入れると、活動量計1内に水が入り、活動量計1が水没により故障する。
特に、洗濯機で使用する洗剤には界面活性剤が含まれており、この界面活性剤により、水の浸入をより容易にさせるため、活動量計1が水没して故障し易い。
そこで、本実施の形態では、測定対象者に注意を喚起するため、注意警報時間情報記憶部32には、注意警報時間情報として、例えば、「7時〜9時」「19時〜21時」の情報が記憶されている。
この注意警報時間情報が、水没発生危険時間帯情報の一例となっている。
したがって、ST1では、「注意警報判断部(プログラム)31」が計時装置20と図3の「注意警報時間情報記憶部32」を参照して、当該時刻が、「注意警報時間「7時〜9時」「19時〜21時」」に該当するか否かを判断する。
そして、該当しているときは、ST2へ進む。ST2では、「洗濯機放置注意警報」を図1の警報ディスプレイ18に表示すると共に、警報機23からブザー等の警報を出力する。併せてバックライト等の光を発光させて警報としてもよい。
これにより、測定対象者に活動量計1の水没回避のための注意を喚起させることができる。
一方、ST1で、該当しないときは、ST3へ進む。ST3では、図3の「通常活動判断部(プログラム)33」が動作し、図2の3軸加速度センサ装置22のデータと、図3の「通常活動情報記憶部34」を参照する。
この「通常活動情報記憶部34」には、測定対象者の運動量のうち、通常活動に相当する3軸加速度センサ装置の値である「通常活動情報」が記憶されている。
この通常活動情報は、所定の範囲、例えば、上記の0.9メッツ乃至7メッツの範囲内の運動量と規定されている。
したがって、通常活動判断部(プログラム)33は、3軸加速度センサ装置22のデータが、この通常活動情報に該当するか否かを判断し、該当しないときは、測定対象者が、活動量計1を所持しないか、又は、落下若しくは過激運動等を行っているとして、ST4へ進む。
ST4では、図3の「落下判断部(プログラム)35」が動作し、3軸加速度センサ装置22の値と、図4の「落下情報記憶部41」を参照する。
この落下情報記憶部41には、活動量計1の落下時の落下情報(3軸加速度センサ装置22の落下時の値)が記憶されている。
したがって、落下判断部(プログラム)35は、3軸加速度センサ装置22のデータが、この落下情報に該当するか否かを判断し、該当する場合は、ST5へ進む。
ST5では、「落下警報」を図1の警報ディスプレイ18に表示すると共に、警報機23からブザー等の警報を出力する。
これにより、測定対象者に活動量計1を落としたことを知らせることができる。
一方、ST4で、3軸加速度センサ装置22のデータが、この落下情報に該当しない場合は、ST6へ進む。
ST6では、図4の「過激運動判断部(プログラム)42」が動作し、3軸加速度センサ装置22の値と、図4の「過激運動情報記憶部43」を参照する。
この過激運動情報記憶部43には、ランニング等の過激運動情報(過激運動に相当する3軸加速度センサ装置22の値)が記憶されている。
したがって、過激運動判断部(プログラム)42は、3軸加速度センサ装置22のデータが、この過激運動情報に該当するか否かを判断し、該当する場合は、測定対象者がランニング等の過激運動を行っていると判断し、ST7へ進む。
塩化ビニル樹脂製等のケースに収納しないで活動量計1を装着した場合には、ST7では、「汗による水没注意警報」を図1の警報ディスプレイ18に表示すると共に、警報機23からブザー等の警報を出力する。
すなわち、測定対象者のランニング等による汗が活動量計1内に浸入し、活動量計1が水没するおそれがあるため、かかる事態の発生を未然に防ぐべく、警報を出力する。
なお、多量の発汗を伴う過激運動を行う場合には、事前に塩化ビニル樹脂製等のケースに収納した活動量計1をクリップ等で装着して使用するのが好ましい。
ところで、ST6で、3軸加速度センサ装置22のデータが、この過激運動情報に該当しないと判断したときは、ST8へ進む。
ST8では、図4の「非装着判断部(プログラム)44」が動作し、3軸加速度センサ装置22の値と、図4の「静止状態情報記憶部45」を参照する。
この静止状態情報記憶部45には、静止状態情報(静止状態に相当する3軸加速度センサ装置22の値が記憶されている。
したがって、非装着判断部(プログラム)44は、3軸加速度センサ装置22のデータが、この静止状態情報に該当するか否かを判断し、該当する場合は、ST9へ進む。
ST9では、非装着判断部(プログラム)44が、計時装置20と「非装着用所定時間情報記憶部51」を参照する。
この非装着用所定時間情報記憶部51には、測定対象者が活動量計1を装着していないと判断するための時間である「非装着用所定時間情報」、例えば、3分〜10分、好ましくは5分程度のデータが記憶されている。
3分未満では刑法の発生頻度が多くなり電池の消耗が大きく、10分を越えると警報を発生させない間隔が長くなり、警報の機能を十分に果たさなくなる。こうして、不要な警報(アラーム)を発生させず、測定者に確実に警報を発生できる。
したがって、非装着判断部(プログラム)44は、計時装置20の時間を参照し、非装着用所定時間、活動量計1が「静止状態」であるか否かを判断し、静止状態が、非装着用所定時間継続したときは、測定対象者が活動量計1を装着し忘れていると判断し、ST10へ進む。
ST10では、「非装着警報」を図1の警報ディスプレイ18に表示すると共に、警報機23からブザー等の警報を出力する。
すなわち、測定対象者が活動量計1を装着し忘れたときでも、警報を出力することで、測定対象者に活動量計1の装着を促すことができる。
ところで、ST3で、3軸加速度センサ装置22が「通常活動」を検知し、又はST7で、「汗による水没注意警報」を図1の警報ディスプレイ18に表示すると共に、警報機23からブザー等の警報を出力したときは、次いで、ST11へ進む。
ST11では、図5の「活動量演算記憶表示部(プログラム)52」が動作し、3軸加速度センサ装置22のデータから活動量(運動量)(METs)を演算し、活動量を、図5の活動量記憶部53に記憶する。
次いで、ST12へ進み、活動量記憶部53の活動量を図1及び図2のメッツ等ディスプレイ13等に表示する。
このメッツ(METs)には、上述の「0.9メッツ」(睡眠等における運動量)、「1.0メッツ」(音楽鑑賞、映画鑑賞等における運動量)、「2.0メッツ」(料理等における運動量)、「3.0メッツ」(洗車等の運動量)、「4.0メッツ」(庭掃除等における運動量)、「5.0メッツ」(子供と遊ぶ等における運動量)等が含まれている。
また、上述のように、運動量は、「中程度」の運動を所定時間行うことが推奨されているため、図1等のメッツ等ディスプレイ13には、メッツデータの他、目標達成時の、キャラクタ表示による「バンザイマーク」や「OKマーク」等が表示される。
また、炎ディスプレイ14は、「中強度」のメッツの運動が達成されたときに「炎」が表示される。
また、達成ゲージ15には、目標達成までの経過等が点灯等で表示される構成もなっている。
ところで、図8のST13では、図5の「スリープモード判断部(プログラム)54」が動作し、図2の3軸加速度センサ装置22の値と、図4の「静止状態情報記憶部45」を参照し、3軸加速度センサ装置22の値が、「静止状態情報」に該当するか否を判断し、該当する場合、当該活動量計1は「静止状態」にあるとして、ST14へ進む。
ST14では、スリープモード判断部(プログラム)54が、図5の「スリープモード用所定時間情報記憶部55」と計時装置20を参照する。
このスリープモード用所定時間情報記憶部55には、スリープモードへ変更する際の通常の経過時間情報である、「スリープモード用所定時間情報」、例えば、3分〜10分、好ましくは5分程度のデータが記憶されている。3分未満では刑法の発生頻度が多くなり電池の消耗が大きく、10分を越えると警報を発生させない間隔が長くなり、警報の機能を十分に果たさなくなる。こうして、不要な警報(アラーム)を発生させず、測定者に確実に警報を発生できる。
したがって、スリープモード判断部(プログラム)54は、計時装置20から把握される経過時間が、スリープモード用所定時間情報を経過したときは、ST15へ進む。
ST15では、スリープモード判断部(プログラム)54は、当該活動量計1を省電力用の「スリープモード」へ変更し、その変更時刻を図5の「スリープモード変更時刻記憶部56」に記憶する。
次いで、ST16へ進む。ST16では、図6の「スリープモード時間判断部(プログラム)61」が動作し、計時装置20、スリープモード変更時刻記憶部56及び図6の「スリープモード過剰時間情報記憶部62」を参照する。
このスリープモード過剰時間情報記憶部62には、スリープモードにおける経過時間が通常より長すぎる場合、例えば、30分の情報が記憶されている。こうすることで不要な警報(アラーム)を発生させないので、電池の消耗を抑えることができる。
したがって、スリープモード時間判断部(プログラム)61は当該活動量計1のスリープモードへ移行してからの経過時間が通常より長いか否かを判断し、長いと判断したときは、ST17へ進む。
ST17では、図6の「洗濯機報知警報表示判断部(プログラム)63」が動作し、3軸加速度センサ装置22の値と、図4の「静止状態情報記憶部45」の「静止状態情報」を参照し、当該活動量計1の3軸加速度センサ装置22の値が静止状態情報に該当するか否かを判断する。
すなわち、本実施の形態では、ST13及びST14では、活動量計1が、洗濯のため測定対象者が脱いだ衣服に装着された状態で「停止状態」であるか否かを判断している。
また、ST15及びST16では、活動量計1が装着された衣服が洗濯用のかご等に配置されているか否かを判断している。
さらに、ST17は、活動量計1が装着された衣服が洗濯機の洗濯槽に入っているか否かを判断している。
したがって、ST17の状態は、活動量計1が、洗濯機内で水没する直前の状態となる。
そこで、本実施の形態では、ST17で、当該活動量計1の3軸加速度センサ装置22の値が静止状態情報に該当するときは、ST18へ進む。
ST18では、「洗濯機報知警報」を図1の警報ディスプレイ18に表示すると共に、警報機23からブザー等の警報を出力する。併せてバックライト等の光を発光させて警報としてもよい。
この警報は、設定された時間においては所定間隔、例えば2分ごとに発生させる。こうすることで不要な警報(アラーム)を発生させないので、電池の消耗を抑えることができ、使用者に歯確実に警報を伝えることができる。
すなわち、測定対象者に、洗濯機内で活動量計1が水没の危険にあることを測定対象者に報知することができる。
このように、本実施の形態では、洗濯機内における活動量計1の水没の危険を自動的に判断して、報知するので、測定対象者は、自己の活動量計1の水没を未然に防ぐことができる。
特に、洗濯機で用いられる洗剤は界面活性剤を用いているため、洗濯機内で水が活動量計1内に浸入し易く、水没による故障が発生しやすい。
したがって、かかる警報は、特に活動量計1の故障を未然に防ぐために特に有効な警報となる。
また、ST13乃至ST18の洗濯機内の水没の判断の際、図3の注意警報時間情報(7時乃至9時、19時乃至21時)内であるか否かの判断を付加することもできる。この場合は、水没の判断の精度がより向上することになる。
なお、本発明は、上述の実施の形態に限定されない。警報機23のブザー音等を警報内容によって異なる構成としても構わない。
1・・・活動量計、10・・・活動量計、11・・・ディスプレイ、12・・・時刻ディスプレイ、13・・・メッツ等ディスプレイ、14・・・炎ディスプレイ、15・・・達成ゲージ、16・・・設定変更ボタン、17・・・記憶呼び出しボタン、18・・・警報ディスプレイ、19・・・活動量計制御部、20・・・計時装置、22・・・3軸加速度センサ装置、22a・・・X軸加速度センサ、22b・・・Y軸加速度センサ、22c・・・Z軸加速度センサ、23・・・警報機、30・・・第1の各種情報記憶部、31・・・注意警報判断部(プログラム)、32・・・注意警報時間情報記憶部、33・・・通常活動判断部(プログラム)、34・・・通常活動情報記憶部、35・・・落下判断部(プログラム)、40・・・第2の各種情報記憶部、41・・・落下情報記憶部、42・・・過激運動判断部(プログラム)、43・・・過激運動情報記憶部、44・・・非装着判断部(プログラム)、45・・・静止状態情報記憶部、50・・・第3の各種情報記憶部、51・・・非装着用所定時間情報記憶部、52・・・活動量演算記憶表示部(プログラム)、53・・・活動量記憶部、54・・・スリープモード判断部(プログラム)、55・・・スリープモード用所定時間情報記憶部、56・・・スリープモード変更時刻記憶部、60・・・第4の各種情報記憶部、61・・・スリープモード時間判断部(プログラム)、62・・・スリープモード過剰時間情報記憶部、63・・・洗濯機報知警報表示判断部(プログラム)、89・・・外面、101・・・電池収容部、130・・・蓋部材

Claims (4)

  1. 対象者の運動量情報を表示する運動量測定装置であって、
    加速度情報に基づき、前記運動量情報を算出すると共に、当該運動量測定装置の動作不良の原因となる使用状態情報である不良発生誘因使用状態情報の発生の有無を判断し、該当するときは、警報情報を出力する構成となっていることを特徴とする運動量測定装置。
  2. 前記不良発生誘因使用状態情報には、当該運動量測定装置の落下情報及び水没情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の運動量測定装置。
  3. 前記水没情報には、運動による汗による水没情報及び洗濯による水没情報を含むことを特徴とする請求項2に記載の運動量測定装置。
  4. 前記不良発生誘因使用状態情報には、当該運動量測定装置の水没発生危険時間帯情報を含むことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の運動量測定装置。
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