JP2016054369A - 通信システムおよび異常検出方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】信号線の断線を抑制する通信システムおよび異常検出方法を提供することである。【解決手段】通信をするために環状接続された環状信号線と、環状信号線を用いて通信をする二つ以上の装置1それぞれを有し、装置1内には、環状信号線の一部を構成する第一の配線2と、第一の配線2と装置1の通信部とを接続する第二の配線3と、を備え、第一の配線2の一方端にある第一の端子(コネクタ5)および他方端にある第二の端子(コネクタ6)それぞれは、環状信号線の一部を構成する装置1間を接続する信号配線4と接続され、環状信号線を構成する。【選択図】図1

Description

本発明は、環状信号線を用いた通信システムおよび異常検出方法に関する。
従来、信号線を環状接続した環状信号線を利用する通信システムにおいて、通信システムを利用して通信をする装置は、その装置が備える通信部と接続される接続端子(装置のコネクタ)を有している。この接続端子には、環状信号線と通信部とを接続させるための信号線(ケーブル)の一方端に設けられる接続端子(信号線のコネクタ)が嵌合される。なお、信号線の他方端は環状信号線に接続されている。特許文献1、2を参照。
特開平02−250536号公報 特開2011−182123号公報
しかしながら、従来における環状信号線を用いた通信システムの構成では、装置と環状信号線とを接続するための信号線の一部分が装置内に構成され、信号線のその他の部分は装置外に構成されているため、信号線の断線や接続端子の抜脱が危惧される。以降、信号線の断線と接続端子の抜脱を断線という。
また、環状信号線を用いた通信システムは、環状信号線に一箇所の断線が発生したとしても、装置間で通信を継続できる通信システムであるが、上記信号線に断線が発生した場合には、断線した信号線に接続される装置は通信ができなくなる。
本発明の一側面に係る目的は信号線の断線を抑制することである。
本実施の態様のひとつである通信システムは、通信をするために環状接続された環状信号線と、環状信号線を用いて通信をする二つ以上の装置それぞれを有している。装置内には、環状信号線の一部を構成する第一の配線と、第一の配線と装置の通信部とを接続する第二の配線と、を備えている。
また、第一の配線の一方端にある第一の端子および他方端にある第二の端子それぞれは、環状信号線の一部を構成する装置間を接続する信号配線と接続され、環状信号線を構成する。
本実施の態様の一側面によれば信号線の断線を抑制することができる。
図1は、実施形態1の環状信号線を用いた通信システムの一実施例を示す図である。 図2は、実施形態1の変形例の装置内の配線と環状信号線の一部を構成する信号配線の一実施例を示す図である。 図3は、実施形態2の装置に設けられる切替部の一実施例を示す図である。 図4は、実施形態2の制御部の異常検出処理の一実施例を示すフロー図である。 図5は、実施形態2の環状信号線を用いた通信システムの一実施例を示す図である。 図6は、実施形態2の変形例の装置に設けられる切替部の一実施例を示す図である。 図7は、実施形態2の変形例の制御部の異常検出処理の一実施例を示すフロー図である。 図8は、実施形態2の変形例の環状信号線を用いた通信システムの一実施例を示す図である。
以下図面に基づいて実施形態について詳細に説明する。
実施形態1について説明する。
図1は、実施形態1の環状信号線を用いた通信システムの一実施例を示す図である。図1に示す通信システムは、装置1(1a、1b、1c、1d、1e)を有し、装置1は信号配線4(4a、4b、4c、4d、4e)により環状接続される。本例では、五つの装置1を用いて説明をするが、五つの装置1に限定されるものではなく、二つ以上の装置1を有していればよい。
装置について説明をする。
装置1内には、環状信号線の一部を構成する第一の配線2(2a、2b、2c、2d、2e)と、第一の配線2と装置1の制御部7(7a、7b、7c、7d、7e)とを接続する第二の配線3(3a、3b、3c、3d、3e)と、を備えている。本例では、制御部7に第二の配線3が接続されているが、第二の配線3は制御部7の備える通信部、あるいは、制御部7と別に設けられた通信部に接続されている。なお、第一の配線2と第二の配線3は基板に形成される配線が考えられる。基板は、例えば、プリント基板、フレキシブルプリント基板およびリジッドフレキシブル基板が考えられる。基板に配線を形成することで断線を抑制できる。なお、配線の一部をプログラマブルなデバイス(FPGA(Field Programmable Gate Array)やPLD(Programmable Logic Device)など)を用いて構築してもよい。
また、装置1は、第一の配線2の一方端にあるコネクタ5(第一の端子)、および、他方端にあるコネクタ6(第二の端子)を備えている。コネクタ5は信号配線4のコネクタ8(端子)と接続される。コネクタ6は信号配線4のコネクタ9(端子)と接続される。
なお、コネクタ5、6を一つのコネクタにした場合、コネクタが抜脱すると通信ができない装置1が発生するため、コネクタを二つにすることが望ましい。二つのコネクタの場合には、一つのコネクタが抜脱しても断線が一箇所なので通信を継続することができる。
信号配線について説明をする。
信号配線4は、環状信号線の一部を構成し、装置1間を接続する配線である。信号配線4は、ケーブルの両端にコネクタ8およびコネクタ9を備えているハーネスなどである。コネクタ8は第一の配線2の一方端にあるコネクタ5に接続され、コネクタ9は第一の配線2の他方端にあるコネクタ6に接続され、装置1間を繋ぐ。
実施形態1によれば、装置1内に、環状信号線の一部を構成する第一の配線2と、第一の配線2と装置1の通信部とを接続する第二の配線3と、を構成することで、ハーネスなどで構成する場合に比べて、断線を抑制することができる。
実施形態1の変形例1について説明する。
図2は、実施形態1の変形例の装置内の配線と環状信号線の一部を構成する信号配線の一実施例を示す図である。図1に示した第一の配線2、第二の配線3および信号配線4は、図2に示すように複数の配線を用いて構成してもよい。例えば、第一の配線2に相当する三つの第一の配線21a、21b、21cそれぞれと、第二の配線3に相当する三つの第二の配線22a、22b、22cそれぞれと、を接続し、第一の配線21a、21b、21cそれぞれの両端にコネクタ5、6を設ける。コネクタ5、6には、信号配線4に相当する三つの信号配線23a、23b、23cの両端に設けたコネクタ8、9が接続される。このように装置1間を繋ぐことで環状信号線を構成する。図2では、第一の配線、第二の配線、信号配線として三つの配線の例を示したが、三つの配線に限定されるものではなく、一つ以上の配線に適用できる。
実施形態1の変形例2について説明する。
図1、図2に示した環状信号線を用いた通信システムを、例えば、電池または組電池などの充放電の監視と制御を行うシステムに適用することが考えられる。装置1として、電池の状態を監視する一つ以上の監視装置と、監視装置それぞれを制御する制御装置と、を用いることが考えられる。
監視装置それぞれは電池の状態を示す状態情報を取得すると、制御装置に状態情報を送信する。制御装置は、状態情報を受信すると、状態情報に基づいて監視装置およびシステムを制御する制御情報または制御信号を生成して、監視装置およびシステムを制御する。状態情報は、電池に流れる電流、電池の電圧、電池の温度、SOC(State of Charge)などの電池の状態を示す情報である。制御情報または制御信号は、状態情報のいずれかを用いて生成した監視装置の充放電を制御するために用いられる情報または信号などである。さらに、制御情報または制御信号は、システムを保護するための機器などを制御するために用いられる情報または信号などである。
電池の充放電の監視と制御を行うシステムに、環状信号線を用いた通信システムを適用することで、環状信号線に断線が一箇所発生した場合でも制御装置と監視装置との通信経路が確保できるため、通信を継続できる。また、監視装置および制御装置内の信号線の断線を抑制することができる。
なお、監視装置は電池パックに設けられる監視ECU(Electronic Control Unit)でもよいし、制御装置は電池パックに設けられる制御ECUでもよい。
実施形態2について説明する。
環状信号線を用いた場合には、環状信号線に断線が一箇所発生したとしても通信を継続できるため、通信を停止せずに利用者の都合がよいときに、断線した信号配線4の交換または修理ができる。しかし、そのためには利用者に環状信号線に断線が発生したことを通知する必要がある。そこで、実施形態2では、環状信号線に断線が一箇所発生したことを検出し、利用者に環状信号線に断線が発生したことを通知する方法を提案する。
制御装置に設けられる制御部7は、コネクタ5(第一の端子)と第三の端子間の接続、あるいは、コネクタ6(第二の端子)と第三の端子間の接続、を切り替える切替部を制御する。第三の端子は、制御装置に設けられる通信部と第二の配線とを接続する接続点である。
また、制御部7は監視装置それぞれと通信をし、切替部の切り替え前後において監視装置と通信ができるか否かの判定をする。判定の結果、切り替え前にすべての監視装置と通信可能で、切り替え後に通信不可能な監視装置がある場合には、通信可能な監視装置と通信不可能な監視装置とを接続する信号配線に、異常があると判定する。
実施形態2に示す方法を利用することで、環状信号線に断線が一箇所発生している状態を検出することができる。
図3は、実施形態2の装置に設けられる切替部の一実施例を示す図である。
図3の切替部30は、制御装置51に設けられる制御部7の通信部と第二の配線3とを接続する第三の端子33と、コネクタ6の第二の端子に接続される端子35と、の間の接続と遮断を切り替える。なお、図3に示す切替部30の例では、第三の端子33と端子35との間にスイッチ32が設けられているが、第三の端子33とコネクタ5の第一の端子に接続される端子34との間にスイッチを設けてもよい。さらに、スイッチ32はスイッチに限定されるものではなく、例えば、トランジスタ、リレー、フォトカプラ、プログラマブルなデバイスを用いて構築した切り替え回路であってもよい。
図3の制御部7は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、マルチコアCPU、プログラマブルなデバイスを用いた回路が考えられる。また、制御部7は内部または外部に記憶部を備え、制御装置の各部の制御および異常検出処理をするプログラムを読み出して実行する。さらに、制御部7の内部または外部には通信部が備えられている。
実施形態2の制御部の異常検出処理について説明する。
図4は、実施形態2の制御部の異常検出処理の一実施例を示すフロー図である。本例では、図3に示す第三の端子33と、コネクタ6の第二の端子に接続される端子35と、の間にスイッチ32が配置されている場合について説明する。
ステップS1では、制御部7が制御線31を介してスイッチ32をオン(接続状態)にする。オンの場合には継続する。
ステップS2では、信号配線4の異常を検出するために、制御部7が監視装置それぞれと通信をする。異常を検出するための通信は、例えば、所定の判定情報を監視装置それぞれに送信し、判定情報を受信した監視装置それぞれから所定の返信情報を受信する、通信である。ただし、異常を検出するための通信は上記通信方法に限定されるものではない。
ステップS3では、制御部7が監視装置それぞれと通信可能か否かの判定をし、判定情報を受信した監視装置から所定の返信情報を受信できた場合(Yes)には通信可能であるのでステップS5に移行する。通信不可能である場合(No)にはステップS4に移行する。なお、ステップS5に移行する場合は、すべての監視装置が正常である。
ステップS4では、制御部7が監視装置または信号配線4に異常があることを検出する。なお、スイッチ32がオンのときに異常を検出した場合は、二つ以上の信号配線4に異常があるか、または、監視装置に異常がある場合である。
ステップS5では、制御部7が制御線31を介してスイッチ32をオフ(遮断状態)に切り替える。
ステップS6では、信号配線4の異常を検出するために、ステップS2と同じように制御部7が監視装置それぞれと通信をする。
ステップS7では、制御部7が通信可能か否かの判定をし、すべての監視装置と通信可能である場合(Yes)には、すべての監視装置および信号配線4は正常であるので、異常検出処理を終了する。通信不可能な監視装置がある場合(No)にはステップS8に移行する。
ステップS8では、ステップS7で通信不可能な監視装置を検出すると、制御部7は異常があることを利用者に通知する。
例えば、図5に示す装置51(図3の装置51に相当)を制御装置とし、図5に示す装置52a、52b、52c、52dを監視装置とし、信号配線4cに断線53が発生した場合について説明をする。図5は、実施形態2の環状信号線を用いた通信システムの一実施例を示す図である。
スイッチ32がオン(接続状態)のときに、装置51が装置52a、52b、52c、52dと正しく通信ができている場合(ステップS3でYesの場合)に、ステップS5からステップS8の処理をすることで、異常を検出する。
装置51の制御部7aはスイッチ32をオンからオフに切り替える(ステップS5)。図5の例において、装置51は、装置52a、52bと通信ができなくなり、装置52c、52dと通信ができるので、装置52bまたは装置52bと装置52cとを接続する信号配線4cに異常があることを検出する。しかし、装置51の制御部7aは、スイッチ32がオンのときには装置52a、52b、52c、52dと通信ができているのですべての監視装置に異常がない、従って信号配線4cの断線またはコネクタの抜脱により異常が発生したと特定できる。
実施形態2によれば、環状信号線に断線が一箇所発生したことが検出できるため、利用者に環状信号線に断線の可能性があることを通知できる。
なお、異常検出処理は、所定時間ごと、または、通信が不要な期間に行うことが考えられる。通信が不要な期間とは、例えば、車両に実施形態2のシステムを搭載する場合には、イグニッションオフの期間が考えられる。
実施形態2の変形例について説明する。
上記説明したようにスイッチが一つの場合には、制御装置に接続されている信号配線4の断線を検出できない。そこで、実施形態2の変形例では、制御装置に接続されている信号配線4a、4eのいずれかが断線したとしても検出できる方法を提案する。
制御装置に設けられる制御部は、制御装置の通信部と第二の配線とが接続される第三の端子と第一の端子、および、第三の端子と第二の端子と、の接続と遮断を切り替える切替部を制御する。続いて、制御部は、第一の端子と第三の端子との接続と、第二の端子と第三の端子との接続と、を交互に切り替え、切り替えた状態ごとに監視装置それぞれと通信をし、監視装置と通信ができるか否かの判定結果に基づいて、環状信号線の異常を検出する。
実施形態2の変形例に示す方法を利用することで、制御装置に接続されている信号配線4a、4eのいずれかが断線したとしても検出できる。
図6は、実施形態2の変形例の装置に設けられる切替部の一実施例を示す図である。
図6の切替部60は、第三の端子33とコネクタ5の第一の端子に接続される端子34との間の接続と遮断を切り替えるスイッチ62と、第三の端子33とコネクタ6の第二の端子に接続される端子35との間の接続と遮断を切り替えるスイッチ63と、を有する。さらに、スイッチ62、63はスイッチに限定されるものではなく、例えば、トランジスタ、リレー、フォトカプラ、プログラマブルなデバイスを用いて構築した切り替え回路でもよい。
図6の制御部7は、例えば、CPU、マルチコアCPU、プログラマブルなデバイスを用いた回路が考えられる。また、制御部7は内部または外部に記憶部を備え、制御装置の各部の制御および異常検出処理をするプログラムを読み出して実行する。さらに、制御部7の内部または外部には通信部が備えられている。
実施形態2の変形例について説明する。
図7は、実施形態2の変形例の制御部の異常検出処理の一実施例を示すフロー図である。
ステップS701では、制御部7が制御線61を介して、スイッチ62をオン(接続状態)、スイッチ63をオフ(遮断状態)に切り替える。
ステップS702では、信号配線4の異常を検出するために、制御部7が監視装置それぞれと通信をする。異常を検出するための通信は、所定の判定情報を監視装置それぞれに送信し、判定情報を受信した監視装置それぞれから所定の返信情報を受信する、通信などである。
ステップS703では、制御部7が監視装置それぞれと通信可能か否かの判定をし、判定情報を受信した監視装置から所定の返信情報を受信できた場合(Yes)には通信可能であるのでステップS705に移行する。ステップS705に移行する場合、すべての監視装置と通信可能であるが、制御装置に接続されているスイッチ63はオフなので、制御装置のコネクタ6に接続されている信号配線4には断線または抜脱により異常が発生していても、その異常を検出できない。通信不可能な監視装置がある場合(No)にはステップS704に移行する。
ステップS704では、スイッチ62がオンでスイッチ63がオフのとき、制御部7が監視装置または信号配線4に異常があることを検出する。
ステップS705では、制御部7が制御線61を介して、スイッチ62をオフに、スイッチ63をオンに、切り替える。
ステップS706では、信号配線4の異常を検出するために、ステップS702と同じように制御部7が監視装置それぞれと通信をする。
ステップS707では、制御部7が通信可能か否かの判定をし、通信可能である場合(Yes)には、すべての監視装置および信号配線4は正常であるので、異常検出処理を終了する。通信不可能の監視装置がある場合(No)にはステップS708に移行する。
ステップS708では、ステップS707で通信不可能な監視装置を検出すると、制御部7は異常があることを利用者に通知する。
例えば、図8に示す装置81(図6の装置81に相当)を制御装置とし、図8に示す装置82a、82b、82c、82dを監視装置とし、信号配線4aに断線83が発生した場合について説明をする。図8は、実施形態2の変形例の環状信号線を用いた通信システムの一実施例を示す図である。
スイッチ62がオン(接続状態)でスイッチ63がオフ(遮断状態)のときに、装置81が装置82a、82b、82c、82dと正しく通信ができている場合(ステップS703でYesの場合)に、ステップS705からS708の処理をすることで、異常を検出する。
装置81の制御部7aはスイッチ62をオフに、スイッチ63をオンに、切り替える(ステップS705)。図8の例において、装置81は、装置82a、82b、82c、82dと通信ができなくなるので、装置82a、82b、82c、82dに異常があることを検出する。しかし、装置81の制御部7aは、スイッチ62がオンでスイッチ63がオフのときに、装置82a、82b、82c、82dと通信ができているので、すべての監視装置に異常がないことが検出されている。従って、スイッチ62をオフとしスイッチ63をオンに切り替えたときに、装置82a、82b、82c、82dと通信ができないということは、信号配線4aの断線またはコネクタの抜脱により異常が発生したと特定できる。
実施形態2の変形例に示す方法を利用することで、制御装置に接続されている信号配線4だけが断線したとしても検出できる。
なお、異常検出処理は、所定時間ごと、または、通信が不要な期間に行うことが考えられる。通信が不要な期間とは、例えば、車両に実施形態2の変形例のシステムを搭載する場合には、イグニッションオフの期間が考えられる。
また、本発明は、実施形態1、2とそれらの変形例に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変更が可能である。
1、1a、1b、1c、1d、1e、51、81、52a、52b、52c、52d、82a、82b、82c、82d 装置、
2、2a、2b、2c、2d、2e、21a、21b、21c 第一の配線、
3、3a、3b、3c、3d、3e、22a、22b、22c 第二の配線、
4、4a、4b、4c、4d、4e、23a、23b、23c 信号配線、
5、6、8、9 コネクタ、
7、7a、7b、7c、7d、7e 制御部、
30、60 切替部、
31、61 制御線、
32、62、63 スイッチ、
33、34、35 端子、
53、83 断線、

Claims (9)

  1. 通信をするために環状接続された環状信号線を用いて通信をする二つ以上の装置それぞれは、
    前記装置内に前記環状信号線の一部を構成する第一の配線と、
    前記第一の配線と前記装置の通信部とを接続する第二の配線と、
    を備えることを特徴とする通信システム。
  2. 請求項1に記載の通信システムであって、
    前記第一の配線の一方端にある第一の端子および他方端にある第二の端子それぞれは、前記環状信号線の一部を構成する前記装置間を接続する信号配線と接続され、環状信号線を構成する、ことを特徴とする通信システム。
  3. 請求項1また2に記載の通信システムであって、
    前記装置それぞれは、電池の状態を監視する一つ以上の監視装置、および、前記監視装置それぞれを制御する制御装置である、ことを特徴とする通信システム。
  4. 請求項2に記載の通信システムであって、
    前記制御装置に設けられる前記通信部と前記第二の配線とを接続する第三の端子と前記第一の端子間、あるいは、前記第三の端子と前記第二の端子間、の接続と遮断を切り替える切替部を備える、ことを特徴とする通信システム。
  5. 請求項4に記載の通信システムであって、
    前記制御装置に設けられる制御部は、
    前記切替部を制御して、前記第一の端子と前記第三の端子間の接続と遮断、あるいは、前記第二の端子と前記第三の端子間の接続と遮断、を切り替えて前記監視装置それぞれと通信をし、前記監視装置と通信ができるか否かの判定結果に基づいて、前記環状信号線の異常を検出する、ことを特徴とする通信システム。
  6. 請求項2に記載の通信システムであって、
    前記制御装置に設けられる前記通信部と前記第二の配線とが接続される第三の端子と前記第一の端子間、および、前記第三の端子と前記第二の端子間、の接続と遮断を切り替える切替部を備える、ことを特徴とする通信システム。
  7. 請求項6に記載の通信システムであって、
    前記制御装置に設けられる制御部は、
    前記切替部を制御して、前記第一の端子と前記第三の端子間の接続と遮断、前記第二の端子と前記第三の端子間の遮断と接続、を交互に切り替え、切り替えた状態ごとに前記監視装置それぞれと通信をし、前記監視装置と通信ができるか否かの判定結果に基づいて、前記環状信号線の異常を検出する、ことを特徴とする通信システム。
  8. 通信をするために環状接続された環状信号線を用いて通信をする、状態を監視する一つ以上の監視装置、および、前記監視装置それぞれを制御する制御装置と、を備え、
    前記監視装置および前記制御装置それぞれは、
    前記環状信号線の一部を構成する第一の配線と、
    前記第一の配線と前記装置の通信部とを接続する第二の配線と、を備え、
    前記環状信号線は、
    前記第一の配線の一方端にある第一の端子および他方端にある第二の端子それぞれは、前記環状信号線の一部を構成する前記装置間を接続する信号配線と接続されて構成され、
    前記制御装置に設けられる制御部は、
    前記制御装置に設けられる前記通信部と前記第二の配線とを接続する第三の端子と前記第一の端子間、あるいは、前記第三の端子と前記第二の端子間、の接続と遮断を切り替える切替部を制御する、
    ことを特徴とする環状信号線の異常検出方法。
  9. 請求項8に記載の環状信号線の異常検出方法であって、
    前記制御部は、
    前記切替部を制御し、前記第一の端子と前記第三の端子間の接続と遮断、前記第二の端子と前記第三の端子間の遮断と接続、を交互に切り替え、切り替えた状態ごとに前記監視装置それぞれと通信をし、前記監視装置と通信ができるか否かの判定結果に基づいて、前記環状信号線の異常を検出する、
    ことを特徴とする環状信号線の異常検出方法。
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