JP2016053204A - 皮膜形成方法、皮膜形成装置、および皮膜付き部材 - Google Patents
皮膜形成方法、皮膜形成装置、および皮膜付き部材 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016053204A JP2016053204A JP2014180465A JP2014180465A JP2016053204A JP 2016053204 A JP2016053204 A JP 2016053204A JP 2014180465 A JP2014180465 A JP 2014180465A JP 2014180465 A JP2014180465 A JP 2014180465A JP 2016053204 A JP2016053204 A JP 2016053204A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- carbon
- rich layer
- voltage
- target member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Physical Vapour Deposition (AREA)
- Chemical Vapour Deposition (AREA)
Abstract
【解決手段】本発明は、ステンレス鋼材である処理対象部材の表面にプラズマを用いて非晶質炭素の皮膜を形成する皮膜形成方法であって、第1のステップと、第2のステップとを備える。第1のステップでは、炭素を含む改質剤を用いてプラズマを生成して前記改質剤をイオンにし、前記処理対象部材に電圧を印加して前記イオンを前記処理対象部材に注入することにより、前記処理対象部材の表面を改質して炭素リッチ層を形成する。第2のステップでは、炭素を含む皮膜原料を用いてプラズマを生成し、前記炭素リッチ層の表面に膜を形成し、さらに、前記皮膜原料をイオンにし、前記処理対象部材に電圧を印加して前記イオンの一部を前記膜に注入することにより、前記炭素リッチ層の上に前記皮膜を形成する。
【選択図】図2
Description
従来、DLC皮膜の密着性を改善するために、窒化クロム(CrN)の硬質な膜をDLC皮膜と下地層との間の中間層として形成することが知られている(特許文献1参照)。また、従来、DLC皮膜の硬度が膜厚方向に傾斜した傾斜層を形成することで、耐衝撃性を改善する技術も知られている(特許文献2参照)。
また、例えばオーステナイト系ステンレスのような軟材料に対しては、DLC皮膜は非常に硬く、両者の硬度差が大きいために、特許文献2に記載されるようにDLC皮膜自体の硬度を傾斜させても、密着性の改善には至らない。
本発明は、ステンレス鋼材である処理対象部材との密着性に優れた非晶質炭素の皮膜を形成するための皮膜形成方法、皮膜形成装置、および皮膜付き部材を提供することを目的とする。
炭素を含む改質剤を用いてプラズマを生成して前記改質剤をイオンにし、前記処理対象部材に電圧を印加して前記イオンを前記処理対象部材に注入することにより、前記処理対象部材の表面を改質して炭素リッチ層を形成する第1のステップと、
炭素を含む皮膜原料を用いてプラズマを生成し、前記炭素リッチ層の表面に膜を形成し、さらに、前記皮膜原料をイオンにし、前記処理対象部材に電圧を印加して前記イオンを前記膜に注入することにより、前記炭素リッチ層の上に前記皮膜を形成する第2のステップと、を備えることを特徴とする。
処理空間内で、炭素を含む物質を用いてプラズマを生成するプラズマ生成部と、
前記プラズマの生成後、前記処理空間内に配置された前記処理対象部材に電圧を印加する電圧供給部と、
前記プラズマ生成部および前記電圧供給部を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記処理対象部材の表面に炭素リッチ層を形成するために、前記処理対象部材に第1の電圧値の電圧を印加し、さらに、前記炭素リッチ層の上に前記皮膜を形成するために前記第1の電圧値より小さい第2の電圧値の電圧を印加するよう、前記電圧供給部を制御することを特徴とする。
ステンレス鋼材である処理対象部材の表面の一部をなす炭素リッチ層と、前記炭素リッチ層の表面に形成された非晶質炭素の皮膜と、を備え、
前記炭素リッチ層は、表面硬さがHV600以上、1800以下であり、表面粗さRkuが4.5以下であることを特徴とする。
図1は、本発明の一実施形態である皮膜形成装置10の概略の装置構成を説明する図である。皮膜形成装置10は、ステンレス鋼材である処理対象部材の表面にプラズマを用いて非晶質炭素の皮膜を形成する装置である。この皮膜形成装置10は、炭素を含む物質(後述する改質剤、皮膜原料)を用いてプラズマを生成し、処理対象部材に電圧を印加するプラズマイオン注入成膜法(PBIID法)を行う。具体的には、プラズマイオン注入(以降、イオン注入ともいう)により処理対象部材の表面に炭素リッチ層を形成し、さらに、プラズマCVD法とイオン注入との組み合わせにより炭素リッチ層の上に皮膜を形成することを特徴とする。
次に、本実施形態の皮膜付き部材について説明する。
図2に、本実施形態の皮膜付き部材100の層構造を概念的に示す。皮膜付き部材100は、本実施形態の皮膜形成装置または皮膜形成方法を用いてプラズマイオン注入成膜法により製造できる。
皮膜付き部材100は、処理対象部材11の表面の少なくとも一部をなす炭素リッチ層11aと、炭素リッチ層11aの表面に形成された非晶質炭素の皮膜102と、を備える。
さらに、炭素リッチ層11aは、処理対象部材11の他の部分とDLCの皮膜102との中間程度の硬さを有しているため、その上に形成される皮膜102の処理対象部材11の変形に対する追従性が良好になり、密着性が改善されたことの効果と合わせて、皮膜付き部材100を例えば燃料噴射機構のバネ等に用いた場合にも、剥離を抑えることができる。なお、本明細書において、追従性とは、皮膜が下地層から剥離せずに下地層の変形に追従して変形できる程度をいう。
また、炭素リッチ層11aは、例えば窒化クロムの中間層と比べ、腐食性に優れている。特に、処理対象部材11がオーステナイト系のステンレス鋼材である場合は、オーステナイトの金属組織が拡張オーステナイトと呼ばれる密度の高い組織に変化し、一部はマルテンサイトに変化する可能性があるために、炭素リッチ層11aの耐腐食性が向上すると考えられる。このため、仮に皮膜102にホールまたは割れが存在して、燃料に含まれる硫黄分に起因して生じた硫酸等の腐食性物質が炭素リッチ層11aの表面まで侵入したとしても、処理対象部材11の表面が腐食されるのを阻止することができる。
炭素リッチ層11aは、処理対象部材11の表面全体に形成されていなくてもよく、一部に形成されていてもよい。例えば、処理対象部材11が筒状形状の部材である場合に、炭素リッチ層11aは内側壁面のみに形成されていてもよい。また、処理対象部材11がコイルスプリングである場合に、コイルスプリングをなす線材の両端を除く全ての表面に形成されていてもよい。
本実施形態の皮膜形成方法は、ステンレス鋼材である処理対象部材の表面にプラズマを用いて非晶質炭素の皮膜を形成する方法である。ここでは、上述した皮膜形成装置10を用いて皮膜形成方法を行う場合について説明する。
本実施形態の皮膜形成方法は、イオン注入により処理対象部材の表面を改質して炭素リッチ層を形成する第1のステップと、プラズマCVD法とイオン注入により、炭素リッチ層の上に皮膜を形成する第2のステップと、を備える。
なお、第1のステップを行う前に、予め、処理空間に処理対象部材を配置して排気装置により真空引きにした状態で処理対象部材を加熱し、処理対象部材に含まれる水分を除去しておくことが好ましい。また、この処理に続けて、アルゴンガス等の不活性ガスを処理空間に供給してプラズマを生成し、処理対象部材に電圧を印加してイオンボンバードによって処理対象部材の表面を清浄にしておくことが好ましい。
ここで、炭素リッチ層の表面硬さおよび表面粗さRkuに関して、イオン注入時間との関係を、それぞれ図3(a)および図3(b)に示す。図3(a)および図3(b)は、処理部材としてSUS304を用い、改質剤としてメタンガスを用い、高周波電力300W、ガス圧力(処理空間内の圧力)1Paの条件にてプラズマを生成し、10kV、周波数1kHzのパルス電圧を印加してイオン注入を行って炭素リッチ層を形成した場合の、ビッカース硬度および表面粗さRkuと、イオン注入時間との関係を示す。
図3(a)から分かるように、イオン注入時間が長くなると、ビッカース硬度が増大し、やがて上限に達する。このため、ビッカース硬度をHV600以上にするためには、例えばイオン注入時間を50分より長くすればよいことが分かる、一方、図3(b)から分かるように、イオン注入時間が長くなると、表面粗さRkuが増大する。このため、表面粗さRkuを4.5以下にするためには、例えばイオン注入時間を75分以内にすればよいことが分かる。以上から、表面硬さがHV600以上、表面粗さRkuが4.5以下の炭素リッチ層を形成するためには、イオン注入時間を50〜75分とすることが好ましい。
なお、この実験において、炭素リッチ層の形成は、図3(a)および図3(b)の関係を求めるために行ったのと同じ上記条件で行った。皮膜の形成は、皮膜原料としてアセチレンガスを用い、パルス電圧を2kVとした点を除いて、炭素リッチ層形成時と同じ条件で処理対象部材に印加することで行った。そして、得られた皮膜付き部材の平板サンプルに対して、皮膜の表面がA重油に晒される環境下で、球状の軸受け鋼を相手材として、荷重10N、周波数50Hz、ストローク長さ1mmの条件で往復摺動摩耗試験を30分間行い、顕微鏡写真を用いて、皮膜の処理対象部材からの剥離の有無を観察した。
この実験結果から分かるように、上記条件で炭素リッチ層を形成した場合には、イオン注入時間が60分である場合に、図3(a)から、ビッカース硬度がHV600以上であり、図3(b)から、表面粗さRkuが4.5以下となる。したがって、炭素リッチ層の表面硬度がHV600以上、表面粗さRkuが4.5以下であることで、皮膜と処理対象部材の密着性が高くなっていることが分かる。また、イオン注入時間を調節することで、炭素リッチ層の表面硬度および表面粗さを上記範囲に調整できることが分かる。
第2のステップの温度は、第1のステップと同様に、200℃以下であれば特に制限されず、例えば80〜200℃である。第2のステップの温度も、処理対象部材の温度を意味する。
また、プラズマイオン注入により形成された炭素リッチ層には、浸炭のような熱処理によって形成された層とは異なって、クロムカーバイド(Cr−C)の析出は生じていないため、粒界腐食などによって耐腐食性が低下することがない。このため、仮にDLC皮膜にピンホールや割れが存在していても、腐食性物質が滲み込んで処理対象部材11に接触しても、腐食が抑えられる。特に、皮膜付き部材をディーゼルエンジンの燃料噴射機構の部品に用いた場合は、硫酸等の腐食性物質に晒されやすいが、その場合も腐食を抑えられる。
そして、この方法によって得られた皮膜付き部材は、皮膜の剥がれが抑えられることから、皮膜の持つ高い耐摩耗性、耐腐食性を長期にわたり維持できる。
また、炭素リッチ層と皮膜の形成を、プラズマイオン注入成膜法を用いて同じ処理空間で行うことで、1つのプロセスで連続的に行うことができる。
11 処理対象部材
11a 炭素リッチ層
12 処理容器
14 プラズマ生成素子(電極板)
16 高周波電源
18 マッチングボックス
20 パルス電圧供給部
22 制御部
28 ガス供給装置
100皮膜付き部材
102 皮膜
Claims (8)
- ステンレス鋼材である処理対象部材の表面にプラズマを用いて非晶質炭素の皮膜を形成する皮膜形成方法であって、
炭素を含む改質剤を用いてプラズマを生成して前記改質剤をイオンにし、前記処理対象部材に電圧を印加して前記イオンを前記処理対象部材に注入することにより、前記処理対象部材の表面を改質して炭素リッチ層を形成する第1のステップと、
炭素を含む皮膜原料を用いてプラズマを生成し、前記炭素リッチ層の表面に膜を形成し、さらに、前記皮膜原料をイオンにし、前記処理対象部材に電圧を印加して前記イオンを前記膜に注入することにより、前記炭素リッチ層の上に前記皮膜を形成する第2のステップと、を備えることを特徴とする皮膜形成方法。 - 前記第1のステップと前記第2のステップは、同じ処理空間内で行う、請求項1に記載の皮膜形成方法。
- 前記第1のステップを200度以下の温度で行う、請求項1または2に記載の皮膜形成方法。
- 前記第1のステップでは、表面硬さがHV600以上、表面粗さRkuが4.5以下の前記炭素リッチ層を形成するよう調整された電圧値の電圧を前記処理対象部材に印加する、請求項1から3のいずれか1項に記載の皮膜形成方法。
- 前記第2のステップでは、前記第1のステップで前記処理対象部材に印加される電圧の電圧値よりも小さい電圧値の電圧を前記処理対象部材に印加する、請求項4に記載の皮膜形成方法。
- 前記ステンレス鋼材は、オーステナイト系ステンレスを材質とする、請求項1から5のいずれか1項に記載の皮膜形成方法。
- ステンレス鋼材である処理対象部材の表面にプラズマを用いて非晶質炭素の皮膜を形成する皮膜形成装置であって、
処理空間内で、炭素を含む物質を用いてプラズマを生成するプラズマ生成部と、
前記プラズマの生成後、前記処理空間内に配置された前記処理対象部材に電圧を印加する電圧供給部と、
前記プラズマ生成部および前記電圧供給部を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記処理対象部材の表面に炭素リッチ層を形成するために、前記処理対象部材に第1の電圧値の電圧を印加し、さらに、前記炭素リッチ層の上に前記皮膜を形成するために前記第1の電圧値より小さい第2の電圧値の電圧を印加するよう、前記電圧供給部を制御することを特徴とする皮膜形成装置。 - ステンレス鋼材である処理対象部材の表面の一部をなす炭素リッチ層と、前記炭素リッチ層の表面に形成された非晶質炭素の皮膜と、を備え、
前記炭素リッチ層は、表面硬さがHV600以上、1800以下であり、表面粗さRkuが4.5以下であることを特徴とする皮膜付き部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014180465A JP2016053204A (ja) | 2014-09-04 | 2014-09-04 | 皮膜形成方法、皮膜形成装置、および皮膜付き部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014180465A JP2016053204A (ja) | 2014-09-04 | 2014-09-04 | 皮膜形成方法、皮膜形成装置、および皮膜付き部材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016053204A true JP2016053204A (ja) | 2016-04-14 |
Family
ID=55744935
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014180465A Pending JP2016053204A (ja) | 2014-09-04 | 2014-09-04 | 皮膜形成方法、皮膜形成装置、および皮膜付き部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2016053204A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022039056A1 (ja) * | 2020-08-19 | 2022-02-24 | Agc株式会社 | 化学強化ガラス |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10500391A (ja) * | 1995-10-12 | 1998-01-13 | エイチイー・ホールディングス・インコーポレーテッド・ドゥーイング・ビジネス・アズ・ヒューズ・エレクトロニクス | ダイヤモンド状炭素フィルムの大型で低圧力のプラズマイオン付着 |
JP2008174790A (ja) * | 2007-01-18 | 2008-07-31 | Plasma Ion Assist Co Ltd | 金属繊維織物の表面処理方法及びその物品 |
JP2012026038A (ja) * | 2011-07-21 | 2012-02-09 | Yamaguchi Prefectural Industrial Technology Institute | プラズマ処理装置及び基材の表面処理方法 |
-
2014
- 2014-09-04 JP JP2014180465A patent/JP2016053204A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10500391A (ja) * | 1995-10-12 | 1998-01-13 | エイチイー・ホールディングス・インコーポレーテッド・ドゥーイング・ビジネス・アズ・ヒューズ・エレクトロニクス | ダイヤモンド状炭素フィルムの大型で低圧力のプラズマイオン付着 |
JP2008174790A (ja) * | 2007-01-18 | 2008-07-31 | Plasma Ion Assist Co Ltd | 金属繊維織物の表面処理方法及びその物品 |
JP2012026038A (ja) * | 2011-07-21 | 2012-02-09 | Yamaguchi Prefectural Industrial Technology Institute | プラズマ処理装置及び基材の表面処理方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022039056A1 (ja) * | 2020-08-19 | 2022-02-24 | Agc株式会社 | 化学強化ガラス |
CN115916716A (zh) * | 2020-08-19 | 2023-04-04 | Agc株式会社 | 化学强化玻璃 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Wu et al. | Characterization of carburized layer on T8 steel fabricated by cathodic plasma electrolysis | |
KR101519709B1 (ko) | 고속화염용사 코팅법과 플라즈마 이온 질화법를 이용한 금형의 보정 및 재생 방법 | |
SG151287A1 (en) | Method for reducing roughness of a thick insulating layer | |
WO2010087102A1 (ja) | ダイヤモンドライクカーボン膜の製造方法 | |
Chang et al. | Investigation of the characteristics of DLC films on oxynitriding-treated ASP23 high speed steel by DC-pulsed PECVD process | |
US20210355577A1 (en) | Process for coating a conductive component and conductive component coating | |
CN103374697A (zh) | 类金刚石膜层的表面处理方法及制品 | |
US6752332B1 (en) | Electronic fuel injection valve | |
JP4644236B2 (ja) | 低電流高密度によるプラズマ窒化方法及び低電流高密度によるプラズマ窒化装置 | |
Moolsradoo et al. | Influence of elements on the corrosion resistance of DLC films | |
KR100661130B1 (ko) | 포스트 플라즈마를 이용한 스테인리스 스틸 질화방법 | |
JP2020125758A (ja) | 内燃機関用のライナー | |
JP2016053204A (ja) | 皮膜形成方法、皮膜形成装置、および皮膜付き部材 | |
JP4990959B2 (ja) | 厚膜dlc被覆部材およびその製造方法 | |
Lin et al. | Effects of racetrack magnetic field strength on structure and properties of amorphous carbon coatings deposited by HiPIMS using deep oscillation pulses | |
JP6453826B2 (ja) | 摺動部材およびその製造方法 | |
JP5295813B2 (ja) | 鉄族系合金の窒化処理方法 | |
JP4733941B2 (ja) | シール材およびその製造方法 | |
JP5200849B2 (ja) | 実質的に水素を含有しない低クロム含有dlc膜および摺動部品 | |
WO2018038151A1 (ja) | 積層構造、及び、積層構造を有する機械部品 | |
JP5245103B2 (ja) | 厚膜dlc被覆部材およびその製造方法 | |
KR101192321B1 (ko) | Dlc 코팅 방법 및 이를 위한 장치 | |
Hu et al. | Development of a composite technique for preconditioning of 41Cr4 steel used as gear material: Examination of its microstructural characteristics and properties | |
KR20170052485A (ko) | 저온 진공침탄방법 | |
US20190195281A1 (en) | Sliding member and method for manufacturing the same |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170829 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20170829 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180426 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180515 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20181204 |