JP2016052894A - 車両のリアランプ - Google Patents

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Abstract

【課題】リアランプの輪郭に沿った光を後方に照射することにより、車両の後方からの被視認性を向上させることができる車両のリアランプを提供する。【解決手段】自動二輪車に搭載されるリアコンビネーションランプ10において、アウターレンズ78は、インナーレンズ44及び枠部46を後方から覆っている。枠部46は、各LED光源22からの光38に対して不透過の部材、又は、透過性の低い部材で形成され、インナーレンズ44を囲うように配置されている。インナーレンズ44は、後方に向かって延び、光38を導光して後方端部56、58から後方に透過させる第1突出部52及び第2突出部54を有する。枠部46は、第1突出部52及び第2突出部54に沿う枠壁部72、74をそれぞれ有する。【選択図】図5

Description

本発明は、光源を備えたハウジングと、光源からの光を透過するインナーレンズと、光源及びインナーレンズを一体に覆うアウターレンズとを備えた車両のリアランプに関する。
例えば、特許文献1には、自動二輪車に搭載され、後方を照らすリアランプが開示されている。
特開2013−71598号公報
このようなリアランプでは、後方に向けて光を照射したときに、照射した光によってリアランプの輪郭がぼやけて見えてしまう場合がある。そのため、さらなる被視認性の改善が望まれている。
そこで、本発明は、リアランプの輪郭に沿った光を後方に照射することにより、車両の後方からの被視認性を向上させることができる車両のリアランプを提供することを目的とする。
本発明に係る車両(12)のリアランプ(10)は、光源(22)と、前記光源(22)を備えたハウジング(26)と、前記光源(22)からの光(38)を透過するインナーレンズ(44)と、前記光源(22)及び前記インナーレンズ(44)を一体に覆うアウターレンズ(78)とを備えた車両(12)のリアランプ(10)であって、以下の特徴を有する。
第1の特徴;前記アウターレンズ(78)の内側で前記インナーレンズ(44)を囲い、前記光(38)に対して不透過の部材、又は、前記光(38)に対して透過性の低い部材で形成される枠部(46)をさらに備える。前記インナーレンズ(44)は、前記車両(12)の後方に向かって延び、前記光(38)を後方に導光する突出部(52、54)を有する。前記枠部(46)は、前記突出部(52、54)に沿う枠壁部(72、74)と、前記突出部(52、54)の後方端部(56、58)の輪郭の外側に向かって前記枠壁部(72、74)から延在する部位と、を有する。この場合、前記突出部(52、54)の後方端部(56、58)から前記光(38)を後方に透過させる。
第2の特徴;前記突出部(52、54)における前記枠壁部(72、74)の対向面(64、68)とは反対側の面は、前記光(38)を前記車両(12)の側方に透過させる透過面(60、62)として形成されている。
第3の特徴;前記突出部(52、54)は、第1突出部(52)と、背面視で前記第1突出部(52)を外側から囲うように形成された第2突出部(54)とからなる。
第4の特徴;前記インナーレンズ(44)は、前記第1突出部(52)及び前記第2突出部(54)を前記車両(12)の前方で繋ぎ、且つ、前記光(38)を透過する接続透過面(50)をさらに備え、前記接続透過面(50)よりも前記車両(12)の前方に前記光源(22)が配置されている。
第5の特徴;前記第1突出部(52)及び前記第2突出部(54)は、側面視で重なり、前記第1突出部(52)における前記枠壁部(72)の対向面(64)とは反対側の面は、前記光(38)を前記車両(12)の側方に透過させる第1透過面(60)として形成され、前記第2突出部(54)における前記枠壁部(74)の対向面(68)とは反対側の面は、前記光(38)を前記車両(12)の側方に透過させる第2透過面(62)として形成される。この場合、前記第1透過面(60)及び前記第2透過面(62)が互いに対向する領域では、前記第1突出部(52)の後方端部(56)側は、側面視で、前記第2突出部(54)の後方端部(58)よりも後方に突出している。
第6の特徴;前記第1突出部(52)は、前記枠壁部(72)における前記第1突出部(52)の下方の部分に沿い、前記第2突出部(54)は、前記枠壁部(74)における前記第2突出部(54)の上方の部分に沿い、前記枠部(46)は、前記第1突出部(52)及び前記第2突出部(54)を一体に囲っている。
第7の特徴;前記インナーレンズ(44)は、前記枠部(46)を前記インナーレンズ(44)の所定位置に規制する規制部(66、70)を備え、前記規制部(66、70)は、前記後方端部(56、58)の近傍に形成され、前記枠壁部(72、74)は、前記規制部(66、70)の後方で、前記突出部(52、54)に沿って形成されている。
本発明の第1の特徴によれば、光源からの光に対して不透過の部材、又は、当該光に対して透過性の低い部材で形成される枠部によってインナーレンズを囲い、車両の後方に向かって延びるインナーレンズの突出部に沿って枠部の枠壁部が設けられている。そのため、光源からの光を突出部で導光して、後方端部から車両の後方に透過させた場合、後方端部から後方に照射される光は、後方からリアランプを見たときに、インナーレンズの輪郭に沿った光となって視認される。これにより、車両の後方からの被視認性を向上させることができる。
本発明の第2の特徴によれば、突出部における枠壁部の対向面とは反対側の面を、光源からの光を車両の側方に透過させる透過面として形成することにより、車両の側方からの被視認性を高めることができる。
本発明の第3の特徴によれば、第1突出部及び第2突出部の両方の形状に沿って、車両の後方に光を照射することができるので、後方からの被視認性をさらに向上させることができる。
本発明の第4の特徴によれば、光源からの光を、第1突出部及び第2突出部の間から接続透過面を通して、車両の後方に照射することができるので、後方からの被視認性を一層向上させることができる。
本発明の第5の特徴によれば、第1透過面及び第2透過面が互いに対向する領域では、第1突出部の後方端部側が、側面視で、第2突出部の後方端部よりも後方に突出しているので、第2透過面を透過した光は、第1透過面の表面で車両の側方に反射する。これにより、車両の側方からの被視認性をさらに高めることができる。
本発明の第6の特徴によれば、枠部が第1突出部及び第2突出部を一体に囲っていることにより、後方端部から後方に照射される光を後方から見たとき、インナーレンズの輪郭に沿った光となって視認される。これにより、車両の後方からの被視認性を一層向上させることができる。
本発明の第7の特徴によれば、後方端部の近傍で枠壁部を突出部に沿わせることができるので、突出部の形状に沿って車両の後方に光を照射することができ、後方からの被視認性をより向上させることができる。
本実施形態に係るリアコンビネーションランプを搭載した自動二輪車の後部の左側面図である。 図1の自動二輪車の背面図である。 図1のリアコンビネーションランプからアウターレンズを取り外した状態を図示した背面図である。 図3のリアコンビネーションランプの左側面図である。 図3のV−V線に沿った断面図である。 図3のVI−VI線に沿った断面図である。 図3のVII−VII線に沿った断面図である。 図3のVIII−VIII線に沿った断面図である。
本発明に係る車両のリアランプについて、好適な実施形態を掲げ、添付の図面を参照しながら、以下詳細に説明する。
[自動二輪車の概略構成]
図1は、本実施形態に係るリアコンビネーションランプ(リアランプ)10が搭載された鞍乗型車両の一種である自動二輪車12の後部の左側面図であり、図2は、自動二輪車12の背面図である。なお、特に指示のない限り、図1及び図2の矢印方向を基準として左右及び上下の方向を説明すると共に、自動二輪車12の進行方向を前として、前後の方向を説明する。また、左右1つずつ対称的に設けられる機構乃至構成要素について、左のものの参照符号に「L」を付し、右のものの参照符号に「R」を付するものとする。
自動二輪車12の後部には、テールランプ及びウインカランプとして機能するリアコンビネーションランプ10が設けられている。リアコンビネーションランプ10の周囲には、図示しないリアフレームに取り付けられ、自動二輪車12の外観を形成するリアカウル14が設けられている。また、後輪16の上方後ろにはリアフェンダ20が設けられ、リアコンビネーションランプ10は、後方に向かうに従って斜め上方に延びるようにリアフェンダ20に取り付けられている。
なお、自動二輪車12において、本実施形態に係るリアコンビネーションランプ10以外の各部の構成は、従来の自動二輪車の構成と同様であるため、その詳細な説明については省略する。
[リアコンビネーションランプの詳細な構成]
次に、本実施形態に係るリアコンビネーションランプ10の詳細な構成について、図3〜図8を参照しながら説明する。
リアコンビネーションランプ10は、テールランプ用の複数のLED光源22と、ウインカランプ用のバルブである左右の光源24L、24Rと、各LED光源22及び左右の光源24L、24Rを収容するハウジング26とを有する。
ハウジング26は、リアコンビネーションランプ10の前側に配置され、図7及び図8に示すように、中央部分から左右に向かって前方に湾曲するように形成されている。すなわち、ハウジング26を含むリアコンビネーションランプ10は、全体的に、中央部分に向かう程、後方に延びた構造となっている。
図5〜図8に示すように、ハウジング26の中央部分には、基板28等を収容するために、前方に凹んだ凹部30が形成されている。基板28は、図6に示すネジ部材32によってハウジング26の背面に締め付けられることにより、凹部30内で上下方向に立設するように配置される。基板28の背面には、前述した各LED光源22が図3の背面視で略M字状に配列されている。
なお、ハウジング26における凹部30の下側部分には、図5に示すように、各LED光源22に接続されるケーブル34を挿通するグロメット36が取り付けられている。この場合、図示しないバッテリからケーブル34を介して各LED光源22に電力を供給することにより、各LED光源22から後方に向けて光38を発光させることができる。
図7及び図8に示すように、ハウジング26の左右には、左右の光源24L、24Rを収容するために前方に凹んだ凹部40L、40Rがそれぞれ形成されている。また、図3、図7及び図8に示すように、各凹部40L、40Rにおける各光源24L、24Rの周囲は、略半球状に形成されることにより、各光源24L、24Rから発光された光を後方に反射させるリフレクタ42L、42Rとして機能する。
図5〜図8に示すように、ハウジング26の凹部30は、インナーレンズ44及び枠部46によって後方から覆われている。この場合、インナーレンズ44は、枠部46に形成された略M字状の開口に嵌め込まれ、インナーレンズ44及び枠部46の外縁部が図8に示すネジ部材48によってハウジング26に締め付けられることにより、インナーレンズ44及び枠部46がハウジング26の後方に取り付けられる。
インナーレンズ44は、図3の背面視で略M字状(下に凹の形状)に形成されたレンズであり、各LED光源22からの光38を透過可能である。すなわち、インナーレンズ44は、前方の各LED光源22に対向し、且つ、透過した光38を後方に拡散させるフレネルレンズとして機能する接続透過部(接続透過面)50と、接続透過部50の下端部から後方に突出し且つ後方に光38を導光する第1突出部52と、接続透過部50の上端部から後方に突出し且つ後方に光38を導光する第2突出部54とから構成される。
第1突出部52及び第2突出部54は、図3の背面視で、いずれも略M字状に形成されると共に、図5、図6及び図8に示すように、前方の接続透過部50を介して繋がっている。第1突出部52は、図5及び図6に示すように、接続透過部50の下端部から後方に向かって、当該下端部を通る水平線51a、51bに対して僅かに斜め下方に傾斜するように設けられる。第2突出部54は、接続透過部50の上端部から後方に向かって、当該上端部を通る水平線55a、55bに対して斜め上方に延在するように設けられる。
ここで、各LED光源22から(接続透過部50を介して)第1突出部52に入射した光38は、第1突出部52内で乱反射しながら後方に導光され、後方端部56から後方に照射される。一方、各LED光源22から第2突出部54に入射した光38は、第2突出部54内で乱反射しながら後方に導光され、後方端部58から後方に照射される。各後方端部56、58は、図3の背面視では、矩形状の複数のブロックが略M字状に配列された光38の導光面として視認され、一方で、図4の側面視では、各ブロックが階段状に配置された構造として視認される。
第1突出部52内で乱反射しながら導光される光38の一部は、第2突出部54に対向する第1透過面60を透過して側方に照射される。また、第2突出部54内で乱反射しながら導光される光38の一部は、第1突出部52に対向する第2透過面62を透過して側方に照射される。
ここで、第1突出部52及び第2突出部54は、図4の側面視で、前方側が重なり合っている。また、図4の側面視及び図8の断面視で示すように、第1突出部52の後方端部56側は、第2突出部54の後方端部58のうち、第1突出部52の後方端部56に重なり合う部分よりも後方に延出している。そのため、第2突出部54内を導光して第2透過面62を透過した光38は、第1突出部52の第1透過面60で反射され、自動二輪車12の左右方向に照射される。
図5及び図6に示すように、第1突出部52の下面64における後方端部56近傍には、下方に向かって突出する規制部66が形成され、一方で、第2突出部54の上面68における後方端部58近傍には、上方に向かって突出する規制部70が形成されている。なお、図7及び図8に示すように、規制部66は、第1突出部52の左右にも設けられると共に、規制部70は、第2突出部54の左右にも設けられている。
前述した枠部46は、光38に対して不透過の部材、又は、光38に対して透過性の低い部材で形成され、枠部46の開口部分を画成する略M字状の内縁部分が規制部66、70と係合することにより、当該開口部分にインナーレンズ44が嵌め込まれる。
具体的に、枠部46の内縁部分のうち、第1突出部52に対向する部分は、規制部66と係合することにより、下面64における規制部66の後方で第1突出部52に沿う枠壁部72として形成される。一方、枠部46の内縁部分のうち、第2突出部54に対向する部分は、規制部70と係合することにより、上面68における規制部70の後方で第2突出部54に沿う枠壁部74として形成される。
すなわち、枠壁部72が規制部66に係合すると共に、枠壁部74が規制部70に係合することにより、枠部46がインナーレンズ44に対して所定位置に規制された状態で、インナーレンズ44及び枠部46が一体的に構成される。従って、第1突出部52内で導光される光38の一部が下面64を透過し、あるいは、第2突出部54内で導光される光38の一部が上面68を透過しても、枠壁部72、74を含む枠部46によって、インナーレンズ44よりも上下及び左右の場所(インナーレンズ44以外の場所)で光38が漏れ出すことを阻止することができる。
なお、規制部66、70の後方で枠壁部72、74が係合することにより、枠部46が前方に変位することを阻止することができる。
図4、図7及び図8に示すように、ハウジング26の左右両側には、光源24L、24Rからの光を透過するアウターレンズ76L、76Rが、各凹部40L、40Rを後方から覆うように取り付けられている。また、ハウジング26の中央部分には、アウターレンズ76L、76Rに連なり、且つ、各LED光源22からの光38を透過するアウターレンズ78が、凹部30内に配置された各LED光源22、基板28及びインナーレンズ44及び枠部46を後方から覆うように取り付けられている。
この場合、第1突出部52の後方端部56と、第2突出部54の後方端部58とが、アウターレンズ78の前面近傍まで延在するように、アウターレンズ78がハウジング26に取り付けられている。
[本実施形態の効果]
以上説明したように、本実施形態に係るリアコンビネーションランプ10によれば、各LED光源22からの光38に対して不透過の部材、又は、光38に対して透過性の低い部材で形成される枠部46によってインナーレンズ44を囲い、自動二輪車12の後方に向かって延びる第1突出部52及び第2突出部54に沿って枠壁部72、74が設けられている。そのため、インナーレンズ44よりも上下及び左右の箇所で光38が漏れ出すことを阻止することができる。
従って、光38を第1突出部52及び第2突出部54内で導光し、後方端部56、58から後方に透過させた場合、後方端部56、58から後方に照射される光38は、後方からリアコンビネーションランプ10を見たときに、インナーレンズ44の輪郭に沿った光38となって視認される。すなわち、第1突出部52及び第2突出部54の形状通りの光38を後方に照射するエッジ効果が得られる。
このように、本実施形態に係るリアコンビネーションランプ10によれば、自動二輪車12の後方からの被視認性を向上させることができる。
また、第1突出部52における枠壁部72に対向する下面64とは反対側の第1透過面60と、第2突出部54における枠壁部74に対向する上面68とは反対側の第2透過面62とを、自動二輪車12の左右方向に光38を透過させる透過面として形成することにより、自動二輪車12の側方からのリアコンビネーションランプ10の被視認性を高めることができる。
さらに、第2突出部54は、図3の背面視で、第1突出部52を外側から囲うように形成されているので、第1突出部52及び第2突出部54の両方の形状に沿って、後方に光38を照射すれば、後方からの被視認性をさらに向上させることができる。
さらにまた、各LED光源22からの光38を、第1突出部52及び第2突出部54の間からフレネルレンズとして機能する接続透過部50を通して、後方に照射することにより、後方からの被視認性を一層向上させることができる。
また、図4及び図8に示すように、第1透過面60と第2透過面62とが互いに対向する領域では、第1突出部52の後方端部56側が、第2突出部54の後方端部58よりも後方に突出しているので、第2透過面62を透過した光38は、第1透過面60で自動二輪車12の左右方向に反射する。これにより、自動二輪車12の側方からの被視認性をさらに高めることができる。
また、枠部46が第1突出部52及び第2突出部54を一体に囲っていることにより、後方端部56、58から後方に照射される光38を後方から見たとき、インナーレンズ44の輪郭に沿った光38となって視認される。これにより、自動二輪車12の後方からの被視認性を一層向上させることができる。
さらに、後方端部56、58の近傍で枠壁部72、74を第1突出部52及び第2突出部54にそれぞれ沿わせることで、第1突出部52及び第2突出部54の形状に沿って自動二輪車12の後方に光38を照射することができ、後方からの被視認性をより向上させることができる。
以上、本発明について好適な実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は、上記の実施形態の記載範囲に限定されることはない。上記の実施形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることは、当業者に明らかである。そのような変更又は改良を加えた形態も、本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。また、特許請求の範囲に記載された括弧書きの符号は、本発明の理解の容易化のために添付図面中の符号に倣って付したものであり、本発明がその符号をつけた要素に限定されて解釈されるものではない。
10…リアコンビネーションランプ 12…自動二輪車
22…LED光源 24L、24R…光源
26…ハウジング 38…光
44…インナーレンズ 46…枠部
50…接続透過部 52…第1突出部
54…第2突出部 56、58…後方端部
60…第1透過面 62…第2透過面
64…下面 66、70…規制部
68…上面 72、74…枠壁部
76L、76R、78…アウターレンズ

Claims (7)

  1. 光源(22)と、前記光源(22)を備えたハウジング(26)と、前記光源(22)からの光(38)を透過するインナーレンズ(44)と、前記光源(22)及び前記インナーレンズ(44)を一体に覆うアウターレンズ(78)とを備えた車両(12)のリアランプ(10)において、
    前記アウターレンズ(78)の内側で前記インナーレンズ(44)を囲い、前記光(38)に対して不透過の部材、又は、前記光(38)に対して透過性の低い部材で形成される枠部(46)をさらに備え、
    前記インナーレンズ(44)は、前記車両(12)の後方に向かって延び、前記光(38)を後方に導光する突出部(52、54)を有し、
    前記枠部(46)は、前記突出部(52、54)に沿う枠壁部(72、74)と、前記突出部(52、54)の後方端部(56、58)の輪郭の外側に向かって前記枠壁部(72、74)から延在する部位と、を有し、
    前記突出部(52、54)の後方端部(56、58)から前記光(38)を後方に透過させることを特徴とする車両(12)のリアランプ(10)。
  2. 請求項1記載の車両(12)のリアランプ(10)において、
    前記突出部(52、54)における前記枠壁部(72、74)の対向面(64、68)とは反対側の面は、前記光(38)を前記車両(12)の側方に透過させる透過面(60、62)として形成されていることを特徴とする車両(12)のリアランプ(10)。
  3. 請求項1又は2記載の車両(12)のリアランプ(10)において、
    前記突出部(52、54)は、第1突出部(52)と、背面視で前記第1突出部(52)を外側から囲うように形成された第2突出部(54)とからなることを特徴とする車両(12)のリアランプ(10)。
  4. 請求項3記載の車両(12)のリアランプ(10)において、
    前記インナーレンズ(44)は、前記第1突出部(52)及び前記第2突出部(54)を前記車両(12)の前方で繋ぎ、且つ、前記光(38)を透過する接続透過面(50)をさらに備え、
    前記接続透過面(50)よりも前記車両(12)の前方に前記光源(22)が配置されていることを特徴とする車両(12)のリアランプ(10)。
  5. 請求項3又は4記載の車両(12)のリアランプ(10)において、
    前記第1突出部(52)及び前記第2突出部(54)は、側面視で重なり、
    前記第1突出部(52)における前記枠壁部(72)の対向面(64)とは反対側の面は、前記光(38)を前記車両(12)の側方に透過させる第1透過面(60)として形成され、
    前記第2突出部(54)における前記枠壁部(74)の対向面(68)とは反対側の面は、前記光(38)を前記車両(12)の側方に透過させる第2透過面(62)として形成され、
    前記第1透過面(60)及び前記第2透過面(62)が互いに対向する領域では、前記第1突出部(52)の後方端部(56)側は、側面視で、前記第2突出部(54)の後方端部(58)よりも後方に突出していることを特徴とする車両(12)のリアランプ(10)。
  6. 請求項3〜5のいずれか1項に記載の車両(12)のリアランプ(10)において、
    前記第1突出部(52)は、前記枠壁部(72)における前記第1突出部(52)の下方の部分に沿い、
    前記第2突出部(54)は、前記枠壁部(74)における前記第2突出部(54)の上方の部分に沿い、
    前記枠部(46)は、前記第1突出部(52)及び前記第2突出部(54)を一体に囲っていることを特徴とする車両(12)のリアランプ(10)。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の車両(12)のリアランプ(10)において、
    前記インナーレンズ(44)は、前記枠部(46)を前記インナーレンズ(44)の所定位置に規制する規制部(66、70)を備え、
    前記規制部(66、70)は、前記後方端部(56、58)の近傍に形成され、
    前記枠壁部(72、74)は、前記規制部(66、70)の後方で、前記突出部(52、54)に沿って形成されていることを特徴とする車両(12)のリアランプ(10)。
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