JP2016052035A - アンテナ装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】コイルの断線防止とコアの割れ防止をするアンテナ装置を提供する。
【解決手段】本例のアンテナ装置1は、一端に開口を有し他端に閉口を有する筒状のケース10と、コイル23を巻回されたコア21と、ケース10内の閉口側に配されたコア21に固定されてケース10内の閉口側と開口側を仕切るホルダ30と、コイルの端末24と接続されると共にケース10の内の開口側でホルダ30に固定された端子40と、を有するアンテナ20と、ケース10の開口を閉塞している蓋50と、を備えている。そして、ホルダ30とケース10には、ホルダ30をケース10内の所定位置に固定する係止部35が設けられている。
またホルダ30には、ケース10内の閉口側と開口側を連通している第1経路部34が形成されている。またホルダ30により仕切られた閉口側のケース10内から第1経路部34に亘って、第1充填材60がフル充填されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、自動車に搭載されるキーレスエントリシステムに好適なアンテナ装置及びその製造方法に関する。
アンテナ装置として、例えば特許文献1には、薄型棒状の強磁性体で作られた単一のコア部と、コア部に絶縁状態で巻かれる巻線導体を保持しコア部を包んだボビンと、コア部及びボビンを収納したケースと、コア部及びボビンをケース内に封止したポッティング材(充填材)とを備えたものが記載されている。
この特許文献1では、充填材をケース内に充填する際に、ボビンとコアとの空間に気泡が残りやすく、バーアンテナが経年使用されることによって、繰り返し熱負荷が加わると、残った気泡が膨張・収縮を繰り返すことでコイルに応力がかかり、コイルが断線する場合がある。
この問題を解決するために、例えば特許文献2では、ケースに収納される内部アンテナ(アンテナ部)より大きく形成される第1の収納部と、充填材が充填されると共にアンテナ部の端部のみが保持された第2の収納部を有するアンテナ装置が開示されている。該アンテナ装置では、コイル外周に充填材がないため、繰り返し熱負荷が加わった際に、コイルに応力が加わらずコイルの断線を低減できる可能性がある。
特開2001−358522号公報 特開2013−34254号公報
しかしながら、特許文献2のような構成では、コアの一端のみが充填材を介して保持されているがコア全体が保持されていないため、運転時の振動により、コアが割れて送受信特性が低下してしまう恐れがある。
そこで本発明は、従来技術が抱える上記課題を解決し得るアンテナ装置を提供しようとするものである。
以下、上記の課題を解決するために為された本発明の態様を記載する。なお、以下に記載の各態様において採用される構成要素は、可能な限り任意な組み合わせで採用することができる。
本発明は、アンテナ装置であって、
一端に開口を有し他端に閉口を有する筒状のケースと、
前記ケース内の閉口側に配されてコイルが巻回されたコアと、前記コアに固定されて前記ケース内の閉口側と開口側を仕切るホルダと、前記コイルの端末と接続されると共に前記ケース内の開口側で前記ホルダに固定された端子と、前記端子に接続されて前記ケースの外部に引き出されたリード線と、を有するアンテナと、
前記ケースの開口に装着された蓋と、を備え、
前記ホルダと前記ケースには、前記ホルダを前記ケース内の所定位置に固定する係止部が設けられ、
前記ホルダには、前記ケース内の閉口側と開口側を連通している第1経路部が形成されており、
前記ケース内の閉口側の第1空間から前記第1経路部に亘って、第1充填材がフル充填されている、
ことを特徴としているものである。
また、本発明のアンテナ装置では、更なる好ましい特徴として、
「前記コイルの端末は、前記第1経路部を通して前記端子に接続されている」、
「前記第1経路部は、前記ケースの閉口側から開口側に沿って直線状に形成されている」、
「前記蓋には、前記ケース内と前記ケース外を連通している第2経路部が形成されており、
前記ケース内の開口側の第2空間から前記第2経路部に亘って、第2充填材がフル充填されている」、
を含んでいるものである。
また、本発明は、アンテナ装置の製造方法であって、
前記ケースを用意する工程と、
前記アンテナを用意する工程と、
前記ケース内に前記第1充填材を所定量充填する工程と、
前記アンテナを前記ケース内に挿入し、前記第1充填材を前記第1経路部を介して前記ケース内の閉口側から開口側に溢れさせるとともに、前記係止部により前記ホルダを前記ケース内の所定位置に固定させる工程と、を有する、
ことを特徴とするものである。
また、本発明のアンテナ装置の製造方法では、更なる好ましい特徴として、
「前記ケースを用意する工程と、
前記アンテナ用意する工程と、
前記ケース内に前記第1充填材を所定量充填する工程と、
前記アンテナを前記ケース内に挿入し、前記第1充填材を前記第1経路部を介して前記ケース内の閉口側から開口側に溢れさせるとともに、前記係止部により前記ホルダを前記ケース内の所定位置に固定させる工程と、
前記ホルダにより仕切られた前記ケース内の開口側の第2空間に前記第2充填材を所定量充填する工程と、
前記蓋を前記ケースの開口に装着し、前記第2充填材を前記第2経路部を介して前記ケース内から前記ケース外に溢れさせる工程」、
を含んでいるものである。
本発明のアンテナ装置では、ケース内の閉口側の空間から第1経路部に亘って、第1充填材がフル充填されているため、繰り返し熱負荷が加わった際に、コイルに応力が加わらずコイルの断線を防止すると共に、コア全体が第1充填材で保持されるため運転中の振動によるコアの割れを防止できる。
本発明の第1の実施形態例に係るアンテナ装置の分解説明図である。 本発明の第1の実施形態例に係る完成したアンテナ装置の断面図である。 図2のA−A矢視断面図である。
以下、本発明を更に具体的に明らかにするために、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
(第1の実施形態例)
本例によるアンテナ装置を図1ないし図3に基づいて説明する。
以下において説明するアンテナ装置は、自動車のドアハンドル内部に配置されており、キーレスエントリシステムに適用して自動車のドアの施解錠を遠隔制御するものである。
図1に示すように、アンテナ装置1は、ケース10と、アンテナ20と、蓋50を有している。
ケース10は、硬質の絶縁樹脂製で一端に開口を有し他端に閉口を有する方形筒状に形成されている。このケース内には、後述のアンテナ20が配置されている。
アンテナ20は、コア21と、コイル23と、ホルダ30と、端子40と、リード線43とを備えている。
コア21は、磁性材料で直方体状に形成され、コア21の外側には絶縁テープ22が巻回されている。
コイル23は、コア21の外側に絶縁テープ22を介して巻回されている。
ホルダ30は、コア21をケース10内で所定位置に固定するものであり、有底筒状部31と、有底筒状部31の外底面32に設けられると共に有底筒状部の側壁33外周より外形の小さい直方体部38を有し、難燃性である硬質の絶縁樹脂で一体成形されている。
ホルダ30の有底筒状部31内にはコイル23を巻回されたコア21の一端が挿入されてコア21がホルダ30の有底筒状部31内に接着固定されている。そして有底筒状部31の側壁33外形はケース10の内形とほぼ同じに形成されており、ホルダ30がケース10内に挿入されると、ホルダ30はケース10内の閉口側と開口側を仕切るように配されて、コイル23を巻回されたコア21は、ケース10内の閉口側に配される。
このホルダ30には、ケース10内の閉口側と開口側を連通している第1経路部34が形成されている。この第1経路部34は、有底筒状部31の側壁33外周にケース10の閉口側から開口側に沿って直線状に形成された溝となっている。
そして、ケース10内の閉口側の第1空間から第1経路部34に亘って、第1充填材60がフル充填されている。具体的には、ホルダ30により仕切られたコア21とケース10との第1空間から第1経路部34に亘って、第1充填材60がフル充填されている。別の言い方をすれば、第1空間はホルダ30とケース10の内底面との空間であり、第1空間と第1経路部34には第1充填材60がフル充填されている。本発明のフル充填とは、充填材が充填される空間に気泡が残っていない状態をいう。
第1充填材60は、室温硬化型であるシリコーン系のポッティング材を使用しており、コイルの断線防止やコアの割れや破損、温度や湿度等による劣化を防止している。
なお、図1おいて、第1経路部34はホルダ30の側壁33外周の一面にのみ図示されているが不図示の他面にも同様に形成されている。
また、ホルダ30とケース10には、ホルダ30をケース10内の所定位置に固定する係止部35が設けられている。具体的には、係止部35は、有底筒状部31の側壁33外側に設けられた突部36と、突部36と嵌合されると共にケース10の内側に設けられた凹部37を有する。この係止部35によりホルダ30がケース10内の所定位置に固定されると、コア21に巻回されたコイル23は、ケース10内側と接触することなく配され、コア21とコイル23の外周全周と、ケース10との第1空間には、第1充填材60がフル充填される。
端子40は、L字型に形成された導電性の金属端子であってケース10内の開口側でホルダ30に固定されている。端子の一端41にはコイルの端末24が半田接続され、端子の他端42にはコイル23への信号を送受信するリード線43が半田接続されている。
そして、端子の一端41に接続されるコイルの端末24が第1経路部34に配されている。すなわち、端子の一端41に接続されるコイルの端末24がホルダ30の側壁33外周の溝内に配されている。
蓋50は、ケース10の開口端に装着されてケース10内を閉塞しているものであり、有底筒状部51と有底筒状部51の外底面に設けられた鍔部52を有し、硬質の絶縁樹脂で一体成形されている。有底筒状部51の側壁外形はケース10の内形とほぼ同じに形成されている。
この蓋50には、ケース10内とケース10外を連通している第2経路部53が設けられている。具体的には、蓋50に形成された貫通孔54には、この貫通孔54径より外径の小さいリード線43が挿通されており、貫通孔54とリード線43の間にケース10内とケース10外を連通している第2経路部53が設けられている。
そして、ケース10内の開口側の第2空間から第2経路部53に亘って、第2充填材70がフル充填されている。具体的には、ホルダ30により仕切られた端子40とケース10内との第2空間から第2経路部53に亘って、第2充填材70がフル充填されている。別の言い方をすれば、第2空間はホルダ30と蓋50との空間であり、第2空間と第2経路部53には第2充填材70がフル充填されている。第2充填材70は、第1充填材60と同じものを用いている。
次に、図1を用いて本実施形態のアンテナ装置1の製造方法について説明する。
第1工程としてケース10を用意する。
次に、アンテナ20を用意する第2工程を説明する。具体的に、絶縁テープ22を巻き付けたコア21単体に端子40を固定したホルダ30を装着して接着固定する。そして、不図示の自動巻線機を使い、線材を一方の端子40の一端41に巻き付けて半田付けして、線材を一方の第1経路部34に挿通して、コア21の外周にコイル23が巻回される。その後、線材を他方の第1経路部34に挿通して、他方の端子40の一端41に巻き付け半田付けする。その後、リード線43の一端が端子の他端42に半田付けされる。そしてアンテナ20が形成される。
次に、ケース10内に第1充填材60を所定量充填する第3工程を説明する。具体的に、第1充填材60の所定量は、係止部35によりホルダ30がケース10内の所定位置で固定された際にホルダ30により仕切られたコア21とケース10との第1空間と第1経路部34に充填可能な量より多い量となっている。そして、不図示のディスペンサにより第1充填材60がケース10内の閉口側に所定量充填される。
次に、アンテナ20をケース10内に挿入し、第1充填材60を第1経路部34を介してケース10内の閉口側から開口側に溢れさせるとともに、係止部35によりホルダ30をケース10内の所定位置に固定させる第4工程を説明する。
具体的には、アンテナ20がケース10内に挿入されると、ケース10内の閉口側に充填された第1充填材60は第1経路部34を介してケース10内の閉口側から開口側に溢れながら、係止部35によりホルダ30がケース10内の所定位置に固定される。すると、コア21に巻回されたコイル23はケース10の閉口側でケース10内側と接触することなく配されて、リード線43の他端がケース10の外部に引き出されて配される。
そして、第1充填材60はケース10内の閉口側から開口側に溢れ出て逆戻りせず、ホルダ30により仕切られたコア21とケース10との第1空間と第1経路部34には第1充填材がフル充填される。するとコイル23とコア21の外周全周には第1充填材60が充填されてコア21とコイル23は第1充填材60を介してケース10に保持される。
また、コイルの端末は、第1経路部を通して端子に接続されているため、アンテナをケース内に挿入する際に、コイルの端末はケースの開口端に当接せずにすみコイルの端末の断線を防止できる。
次に、ホルダ30により仕切られたケース10内の開口側の第2空間に第2充填材70を所定量充填する第5工程を説明する。具体的に、第2充填材70の所定量は、蓋50がケース10の開口端に固定された際にホルダ30により仕切られた端子42とケース10との第2空間と第2経路部53に充填可能な量より多い量となっている。そして不図示のディスペンサにより第2充填材70がケース10内の開口側に所定量充填される。
次に、蓋50をケース10の開口に装着し、第2充填材70を第2経路部53を介してケース10内からケース10外に溢れさせる第6工程を説明する。具体的には、蓋50の貫通孔54にリード線43が挿通された後、蓋50の有底筒状部51がケース10の開口に挿入されると、ケース10の開口側に充填された第2充填材70は第2経路部53を介してケース10内からケース10外に溢れ出ながら、蓋50の鍔部52がケース10の開口端に当接して蓋50がケース10の開口に装着される。すると、第2充填材70はケース10内からケース10外に溢れ出て逆戻りせず、ホルダ30により仕切られた端子40とケース10との第2空間と第2経路部53には第2充填材70がフル充填される。
また、第2経路部53には、端子40に接続されるリード線43が配されており、第2経路部53に第2充填材70がフル充填されるため、端子に対するリード線の引っ張り強度を高めることができる。
このように本例のアンテナ装置1は、一端に開口を有し他端に閉口を有する筒状のケース10と、コイル23を巻回されたコア21と、ケース10内の閉口側に配されたコア21に固定されてケース10内の閉口側と開口側を仕切るホルダ30と、コイルの端末24と接続されると共にケース10内の開口側でホルダ30に固定された端子40と、端子40に接続されてケース10の外部に引き出されたリード線43と、を有するアンテナ20と、ケース10の開口を閉塞している蓋50と、を備えている。
そして、ホルダ30とケース10には、ホルダ30をケース10内の所定位置に固定する係止部35が設けられている。
またホルダ30には、ケース10内の閉口側と開口側を連通している第1経路部34が形成されている。
またホルダ30により仕切られた閉口側のケース10内から第1経路部34に亘って、第1充填材60がフル充填されている。
よって、本例のアンテナ装置では、繰り返し熱負荷が加わった際に、コイルに応力が加わらずコイルの断線を防止すると共に、コア全体が第1充填材で保持されるため運転中の振動によるコアの割れを防止できる。また、コア全体が第1充填材で保持されて封止されているため、コアに巻回されたコイルの防水性が得られる。
また、コイルの端末は、第1経路部を通して端子に接続されているため、コイルの端末を充填材で保持できコイル端末の断線防止ができる。
また、第1経路部は、ケースの閉口側から開口側に沿って直線状に形成されているため、コイル端末は、端子に接続する際に最短距離で配置でき部材コストを低減できると共に、第1充填材が第1経路部内を流れやすくなる。
また、蓋50には、ケース10内とケース10外を連通している第2経路部53が形成されており、ホルダ30により仕切られた開口側のケース10内から第2経路部53に亘って、第2充填材70がフル充填されている。
よって、繰り返し熱負荷が加わった際にコイル端末の断線を防止すると共にリード線の固着ができる。さらに、ケース内全体に亘って第1充填材と第2充填材がフル充填されて封止されているためアンテナ装置として高い防水性が得られる。
(第2の実施形態例)
本発明の第2の実施形態例に係るアンテナ装置を説明する。
第1の実施形態例の第1経路部は、有底筒状部31の側壁33外周にケース10の閉口側から開口側に沿って形成された直線状の溝であるが、本例の第1経路部は、有底筒状部の側壁33にケース10の開口側から閉口側に沿った直線状の貫通孔(不図示)に形成されたものである。本例の場合、コイルの端末24が該貫通孔に配されており、ホルダ30により仕切られた開口側のケース10内から該貫通孔に亘って、第1充填材60がフル充填されている。
これにより、第1の実施形態例の効果を有すると共に、コア21に固定されたホルダ30をケース10に挿入する際に、コイルの端末はケースの開口端に確実に当接せずにすみ、コイルの端末の断線をより低減できる。
(第3の実施形態例)
本発明の第3の実施形態例に係るアンテナ装置を説明する。
上述の第6工程では、蓋50をケース10の開口に装着し、第2充填材70を第2経路部53を介してケース10内からケース10外に溢れさせているが、ケース10内が蓋50により封止されていれば、これに限らない。例えば、ホルダ30により仕切られた開口側のケース10内と第2経路部に第2充填材70がフル充填されずに、第2経路部53にのみ第2充填材が充填されたものでもよい。
この例のアンテナ装置1の製造方法について説明する。上述の第5工程後に、蓋50の貫通孔54にリード線43が挿通されて、蓋50の鍔部52がケース10の開口端に当接して蓋50がケース10に装着された状態で、第2充填材70が該第2経路部のみに充填される。
すると、本例では、ホルダ30により仕切られた開口側のケース10内(第2空間内)に第2充填材をフル充填することなくケース内が封止されるため、充填材の使用量を低減しつつアンテナ装置として防水性が得られる。
1 アンテナ装置
10 ケース
20 アンテナ
21 コア
22 絶縁テープ
23 コイル
24 コイルの端末
30 ホルダ
31 ホルダの有底筒状部
32 ホルダの有底筒状部の外底面
33 ホルダの有底筒状部の側壁
34 第1経路部
35 係止部
36 突部
37 凹部
38 ホルダの直方体部
40 端子
41 端子の一端
42 端子の他端
43 リード線
50 蓋
51 蓋の有底筒状部
52 蓋の鍔部
53 第2経路部
54 貫通孔
60 第1充填材
70 第2充填材

Claims (6)

  1. 一端に開口を有し他端に閉口を有する筒状のケースと、
    前記ケース内の閉口側に配されてコイルが巻回されたコアと、前記コアに固定されて前記ケース内の閉口側と開口側を仕切るホルダと、前記コイルの端末と接続されると共に前記ケース内の開口側で前記ホルダに固定された端子と、前記端子に接続されて前記ケースの外部に引き出されたリード線と、を有するアンテナと、
    前記ケースの開口に装着された蓋と、を備え、
    前記ホルダと前記ケースには、前記ホルダを前記ケース内の所定位置に固定する係止部が設けられ、
    前記ホルダには、前記ケース内の閉口側と開口側を連通している第1経路部が形成されており、
    前記ケース内の閉口側の第1空間から前記第1経路部に亘って、第1充填材がフル充填されている、
    ことを特徴とするアンテナ装置。
  2. 前記コイルの端末は、前記第1経路部を通して前記端子に接続されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 前記第1経路部は、前記ケースの閉口側から開口側に沿って直線状に形成されている、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のアンテナ装置。
  4. 前記蓋には、前記ケース内と前記ケース外を連通している第2経路部が形成されており、
    前記ケース内の開口側の第2空間から前記第2経路部に亘って、第2充填材がフル充填されている、
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のアンテナ装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載のアンテナ装置の製造方法であって、
    前記ケースを用意する工程と、
    前記アンテナを用意する工程と、
    前記ケース内に前記第1充填材を所定量充填する工程と、
    前記アンテナを前記ケース内に挿入し、前記第1充填材を前記第1経路部を介して前記ケース内の閉口側から開口側に溢れさせるとともに、前記係止部により前記ホルダを前記ケース内の所定位置に固定させる工程、を有する、
    ことを特徴とするアンテナ装置の製造方法。
  6. 請求項4に記載のアンテナ装置の製造方法であって、
    前記ケースを用意する工程と、
    前記アンテナ用意する工程と、
    前記ケース内に前記第1充填材を所定量充填する工程と、
    前記アンテナを前記ケース内に挿入し、前記第1充填材を前記第1経路部を介して前記ケース内の閉口側から開口側に溢れさせるとともに、前記係止部により前記ホルダを前記ケース内の所定位置に固定させる工程と、
    前記ホルダにより仕切られた前記ケース内の開口側の第2空間に前記第2充填材を所定量充填する工程と、
    前記蓋を前記ケースの開口に装着し、前記第2充填材を前記第2経路部を介して前記ケース内から前記ケース外に溢れさせる工程、を有する、
    ことを特徴とするアンテナ装置の製造方法。
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