JP2016051650A - 照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】比較的簡単な構成で、より信頼性の高い照明器具を提供する。
【解決手段】照明器具200は、光源ユニット1と、光源ユニット1を設置面9aaに対して所定の角度で保持する保持部9とを備えている。光源ユニット1は、固体発光素子と固体発光素子が実装された実装基板21と実装基板21を搭載し固体発光素子が発する熱を放熱する放熱部材3とを有している。放熱部材3は、実装基板21を搭載させるベース部と、放熱板32とを有している。放熱板32は、ベース部の実装基板21が搭載される第1面と反対の第2面から突出している。放熱板32は、板状の外形形状をしている。放熱板32は、平行に並んだ複数枚がベース部に配置されている。放熱板32の先端部32aは、側面視において、凹凸形状をしており、凸状部32bが先端に向かって先細りしている。
【選択図】図1

Description

本発明は、照明器具に関し、特に、固体発光素子を光源とする照明器具に関する。
近年、発光ダイオードなどの固体発光素子を光源とする照明器具が用いられている。以下では、発光ダイオードをLED(light emitting diode)とも称する。
この種の照明器具は、複数のLEDが実装されたLED実装基板と、LEDから生ずる熱を放熱する放熱部と、を有する光源ユニットを備えている(たとえば、特許文献1を参照)。
特許文献1では、天井面に照明装置が設置された状態において、光源ユニットと天井面との間に形成された空間に放熱部としての放熱フィンが設けられている。特許文献1では、光源ユニットと天井面との間に形成された空間に鳥類が飛来することを防止する鳥類侵入防止手段を備えている。特許文献1は、天井面に照明装置が設置された状態において効率的に放熱が行えるとともに、鳥類の糞害により生ずる外観の悪化や構成部材の腐食を抑制することができる、としている。
特開2014−78329号公報
ところで、照明器具は、天井面に設置される場合だけでなく、光源ユニットを設置面に対して所定の角度で保持する保持部を備えることで、スタジアムの照明における投光器台など種々の場所に設置できるようにすることも考えられる。照明器具は、天井面との間に鳥類侵入防止手段を備えることができないような場合、鳥類の糞害により、放熱板たる放熱フィンの放熱性能が低下してLEDの信頼性が低下する虞もある。
そのため、照明器具では、比較的簡単な構成で、より信頼性の高い構成が求められており、上述の特許文献1の構成だけでは十分ではなく、更なる改良が求められている。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、比較的簡単な構成で、より信頼性の高い照明器具を提供することにある。
本発明の照明器具は、光源ユニットと、保持部とを備えている。上記光源ユニットは、固体発光素子と実装基板と放熱部材とを有している。上記実装基板は、上記固体発光素子が実装されている。上記放熱部材は、上記実装基板を搭載している。上記放熱部材は、上記固体発光素子が発する熱を放熱することができるように構成されている。上記保持部は、上記光源ユニットを設置面に対して所定の角度で保持することができるように構成されている。上記放熱部材は、ベース部と、放熱板とを有している。上記ベース部は、上記実装基板を搭載させることができるように構成されている。上記放熱板は、上記ベース部の上記実装基板が搭載される第1面と反対の第2面から突出している。上記放熱板は、板状の外形形状をしている。上記放熱板は、平行に並んだ複数枚が上記ベース部に配置されている。上記放熱板の先端部は、側面視において、凹凸形状をしており、凸状部が先端に向かって先細りしていることを特徴とする。
本発明の照明器具は、比較的簡単な構成で、より信頼性を高くすることができる、という効果がある。
実施形態の照明器具を示す斜視図である。 実施形態の照明器具を示す左側面図である。 実施形態の照明器具を示す正面図である。 実施形態の照明器具の一部を省略した背面図である。 実施形態の照明器具の要部を説明する背面側の斜視図である。 実施形態の照明器具に用いられる光源ユニットを示す分解斜視図である。 実施形態の照明器具の他の要部を示す正面図である。 実施形態の照明器具の他の要部を示す背面図である。 実施形態の照明器具の他の要部を示す平面図である。 実施形態の照明器具の他の要部を示す左側面図である。 実施形態の照明器具の別の要部を示す側面図である。 実施形態の照明器具の変形例1の要部を示す側面図である。 実施形態の照明器具の変形例2の要部を示す側面図である。 実施形態の照明器具の変形例3の要部を示す側面図である。 実施形態の照明器具の変形例3の要部を示す斜視図である。 実施形態の照明器具の別の要部を示す正面図である。 実施形態の照明器具の別の要部を示す背面図である。 実施形態の照明器具の別の要部を示す側面図である。 実施形態の照明器具の更に別の要部を示す正面図である。 実施形態の照明器具の更に別の要部を示す背面図である。 実施形態の照明器具の更に別の要部を示す側面図である。
以下では、本実施形態の照明器具200について、図1ないし図5を参照しながら説明し、図6ないし図21を参照しながら照明器具200および照明器具200に用いられる光源ユニット1について説明する。図中において、同じ部材に対しては、同じ符号を付して重複する説明を省略する。各図面が示す部材の大きさや位置関係は、説明を明確にするために誇張していることがある。以下の説明において、本実施形態を構成する各要素は、複数の要素を一の部材で構成して一の部材で複数の要素を兼用する態様としてもよいし、一の部材の機能を複数の部材で分担して実現してもよい。
本実施形態の照明器具200は、図1ないし図3に示すように、光源ユニット1と、保持部9とを備えている。光源ユニット1は、図6に示すように、固体発光素子たるLED20と実装基板21と放熱部材3とを有している。実装基板21は、LED20が実装されている。放熱部材3は、実装基板21を搭載している。放熱部材3は、LED20が発する熱を放熱することができるように構成されている。保持部9は、光源ユニット1を設置面9aaに対して所定の角度で保持することができるように構成されている。放熱部材3は、ベース部30と、放熱板32とを有している。ベース部30は、実装基板21を搭載させることができるように構成されている。放熱板32は、図7ないし図10に示すように、ベース部30の実装基板21が搭載される第1面30aaと反対の第2面30abから突出している。放熱板32は、板状の外形形状をしている。放熱板32は、平行に並んだ複数枚がベース部30に配置されている。放熱板32の先端部32aは、図11に示すように、側面視において、凹凸形状をしており、凸状部32bが先端に向かって先細りしている。
本実施形態の照明器具200は、放熱板32の凸状部32bが先端に向かって先細りする比較的簡単な構成で、鳥類が止まりにくくなり、鳥類の糞害に伴う信頼性の低下を抑制することが可能となる。
最初に、本実施形態の照明器具200に用いられる光源ユニット1について説明する。
光源ユニット1は、図6に示すように、LEDモジュール2と、放熱部材3とを備えている。さらに、光源ユニット1は、レンズブロック4と、取付部材5と、熱伝導シート6と、カバーブロック7とを備えている。
LEDモジュール2は、光源ユニット1の光源部を構成している。LEDモジュール2は、LED20と、実装基板21とを有している。LED20は、たとえば、発光層に青色光が発光可能な窒化物半導体を備えたLEDチップと、LEDチップから放射された青色光を吸収して黄色光を発光する蛍光体とを、パッケージに収容した構造とすることができる。LED20は、LEDチップから放射された青色光と、蛍光体からの黄色光との混色により白色光を放出することができる。
実装基板21は、たとえば、金属ベースプリント配線板を用いて形成することができる。実装基板21は、たとえば、矩形状の平板の外形形状とすることができる。実装基板21は、中央部において、円形の第1孔部210が貫通するように設けられている。実装基板21は、矩形状だけに限られず、円形状でも、楕円形状でもよい。実装基板21は、複数個のLED20が実装面において、2次元アレイ状に配置されている。実装基板21は、レセプタクルコネクタ22が実装されている。レセプタクルコネクタ22は、実装基板21に形成された配線用の導体を介して、LED20と電気的に接続される。実装基板21は、LED20やレセプタクルコネクタ22だけでなく、LED20を電気的に保護するツェナーダイオードやLED20を駆動させる駆動素子を適宜に実装させていてもよい。実装基板21の材料としては、樹脂と比較して放熱性に優れたアルミニウムなどの金属材料を主として用いることができる。実装基板21は、金属ベースプリント配線板だけに限らず、たとえば、セラミック基板などを用いて形成してもよい。
放熱部材3は、図6ないし図10に示すように、ベース部30と、放熱板32と、縁部31とを備えている。放熱部材3は、たとえば、金属材料により、ベース部30と縁部31と放熱板32とを一体的に形成することができる。放熱部材3の材料としては、たとえば、アルミニウム合金や銅合金などの熱伝導性に優れた金属材料を用いることができる。
ベース部30は、矩形の平板状の外形形状をしている。ベース部30は、LEDモジュール2が搭載される第1面30aaに複数の第1ねじ孔300が設けられている。第1ねじ孔300は、雌ねじを構成している。ベース部30は、第1面30aaにおける隅部において、厚み方向に貫通する第1挿通孔301が設けられている。第1挿通孔301には、ケーブルグランド33が取り付けられる。ケーブルグランド33は、ケーブルグランド本体33aと、ケーブルグランド本体33aを覆うキャップ33bと、ケーブルグランド本体33aおよびキャップ33bをベース部30に取り付ける取付ねじ33cとを備えている。ベース部30には、ケーブルグランド33を介して、図1ないし図5に示す給電線23が挿通される。ケーブルグランド33は、挿通された給電線23を締め付けることができるように構成されている。給電線23は、LEDモジュール2に給電するために用いられる。
縁部31は、図8に示すように、平面視が矩形状のベース部30における辺に沿って設けられている。縁部31は、2個設けられている。2個の縁部31は、ベース部30を介して、対向するように配置されている。縁部31は、直方体状であって、ベース部30の端縁において、ベース部30と一体に形成されている。縁部31は、ベース部30の厚み方向に沿って、他の部材と結合される第1結合部312を備えていることが好ましい。第1結合部312は、第2ねじ孔により構成されている。第2ねじ孔は、雌ねじとしている。第1結合部312は、縁部31の長手方向に沿って並ぶように2つ設けられている。縁部31は、ベース部30の厚み方向において、図9に示すように、ベース部30の厚み寸法よりも大きく形成されている。放熱部材3は、溝部34を備えている。溝部34は、縁部31と、縁部31に隣接する放熱板32と、隣接する縁部31と放熱板32との間のベース部30とで構成されている。縁部31は、ベース部30の厚み方向と直交する縁部31の長手方向に沿った第1方向において、他の部材に結合される第2結合部310を備えていることが好ましい。第2結合部310は、第3ねじ孔により構成されている。第3ねじ孔は、雌ねじとしている。第2結合部310は、縁部31の長手方向の両端面にそれぞれ1つずつ設けられている。縁部31は、図10に示すように、ベース部30の厚み方向と第1方向とに直交する第2方向から他の部材に結合される第3結合部311を備えていることが好ましい。第3結合部311は、縁部31を短手方向に貫通する第4ねじ孔で構成されている。第4ねじ孔は、雌ねじとしている。第3結合部311は、縁部31の長手方向に沿って、所定の間隔を空けて複数設けられている。
放熱板32は、ベース部30の第2面30abから突出している。放熱板32は、矩形の平板状に形成することができる。放熱板32は、LED20が発する熱を効率よく放熱できるように、所定の間隔で複数枚がベース部30に設けられている。複数枚の放熱板32は、等間隔でベース部30に配置されていてもよいし、隣接する放熱板32が異なる間隔で配置されていてもよい。放熱板32は、ベース部30とは反対の先端部32aにおいて、放熱板32の厚みが薄くなるように先細りする形状に形成されていることが好ましい。言い換えれば、放熱板32の先端部32aは、先端に向かって厚み寸法を小さくすることができる。
ところで、光源ユニット1を備えた照明器具では、LED20の光出力の向上に伴って、一般照明だけにとどまらず、道路灯やスタジアムなどで使用される投光器にまで利用され始めている。LED20は、発熱により発光効率が低下する特性を備えている。また、LED20は、発熱による温度上昇に伴い寿命が短くなる傾向にある。照明器具は、LED20が実装された実装基板21が、放熱部材3のベース部30の第1面30aaに搭載され、第1面30aaと反対の第2面30abから突出する放熱板32を有することにより、LED20が発する熱を効率よく放熱させることができる。投光器のような照明器具では、光源ユニット1の光軸が水平面に沿う方向との角度を0°として、たとえば、30°ないし40°の角度で鉛直方向の下向きに向いて使用される場合が多い。照明器具は、発光面が鉛直方向の下を向くので、発光面と反対側に設けられた放熱板32に、鳥類が止まりやすい傾向にある。照明器具は、放熱板32に鳥類が止まりやすくなると、鳥類の糞害の影響が大きくなる虞がある。特に、照明器具は、投光器などとして利用される場合、メンテナンスや清掃を行うことが難しい比較的に高い位置に設置されることも多く、地面に照明器具を設置させる場合と比較して、鳥類の糞害の影響がさらに大きくなる虞がある。照明器具では、鳥類が放熱板32に止まることを抑制するために、放熱板32が設けられる照明器具の背面側全体を、網で覆うなどの別部品を設けることも考えられるが、構造が複雑になる傾向にある。
本実施形態の照明器具200では、図11ないし図15に示すように、放熱板32自体の形状を、先端部32aの凸状部32bが先細りする特定の形状とすることにより、鳥類が止まることを抑制することが可能としている。照明器具200では、図11に示す放熱板32のように、放熱板32の先端部32aは、側面視において、凹凸形状をしており、凸状部32bが先端に向かって先細りしている。照明器具200は、放熱板32の凹凸形状における凸状部32bの突出量や凹状部32cの窪み量を、鳥が止まりにくく、放熱性を低下させない程度に適宜に設定させればよい。放熱板32は、側面視において、凸状部32bの先端が丸みを帯びた形状であることが好ましい。照明器具200は、凸状部32bの先端が丸みを帯びた形状であることにより、照明器具200の組立、設置や設置面9aaに対する光源ユニット1の角度の調整時において、使用者の取り扱い性を向上させることができる。また、放熱板32は、側面視において、凹状部32cの底が丸みを帯びた形状であることが好ましい。照明器具200は、凹状部32cの底が丸みを帯びた形状であることにより、図12に示す凹状部32cの底が尖った変形例1の放熱板32と比較して、鳥類の糞やごみが溜まり難くさせることができる。
図13に示す変形例2の照明器具200における放熱板32は、側面視において、隣接する放熱板32の凸状部32bの位置がずれて配置されている。変形例2の照明器具200は、隣接する放熱板32の凸状部32bの位置がずれて配置されていることにより、鳥類が放熱板32の先端部32aにおいてバランスを取って止まることを、より難しくさせることができる。変形例2の照明器具200は、隣接する放熱板32の凸状部32bの位置を、千鳥足状に交互に等間隔でずれるように配置しているが、必ずしも等間隔でずれるように配置させる必要はない。図14および図15に示す変形例3の照明器具200における複数枚の放熱板32は、放熱板32の先端部32aが、側面視において、凸状部32bを有する第1放熱板36aと、矩形状の第2放熱板36bとを備えている。第2放熱板36bは、隣接する第1放熱板36aの間に配置されている。さらに、第2放熱板36bは、ベース部30aから先端までの長さが、隣接する第1放熱板36aよりも短い。変形例3の照明器具200は、特定形状の第1放熱板36aと、特定形状の第2放熱板36bとを備えることにより、鳥類が放熱板32の先端部32aにおいてバランスを取って止まることを、より難しくさせることができる。
また、照明器具200の放熱板32は、厚み方向において、先端部32aにおける矩形状の角部が丸みを帯びた形状とされていてもよい。言い換えれば、放熱板32は、先端の角をとって丸くさせたようなラウンド形状とすることができる。照明器具200は、先端部32aが丸みを帯びた形状であることにより、照明器具200の組立、設置や設置面9aaに対する光源ユニット1の角度の調整時において、使用者の取り扱い性をさらに向上させることができる。
さらに、放熱板32は、板状の放熱板32の片面側にエッジを備えた形状とされていてもよい。照明器具200は、放熱板32の片面側にエッジを備えた形状とすることで、より簡単に放熱板32を形成させることができる。放熱板32は、ベース部30に対する突出方向が第2面30abに対して傾斜した形状とされていてもよい。照明器具200は、放熱板32の突出方向が傾斜していることで、鳥類が放熱板32の先端部32aにおいてバランスを取って止まることを、より難しくさせることができる。
また、放熱板32は、先端部32aにおいて、第2面30abと平行方向に沿って突出する突出片を備えた構成としてもよい。照明器具200は、突出片を備えることで、隣接する放熱板32の間に鳥類の糞などの異物が進入することを抑制して、放熱性能の低下を抑制することが可能となる。すなわち、突出片は、隣接する放熱板32とベース部30とに囲まれた空間に異物が進入することを抑制する異物進入抑制片として機能させることができる。突出片は、平板状の外形形状に形成させることができる。突出片は、隣接する放熱板32に近づく向きに設けられている。突出片は、放熱板32と一体的に形成されていてもよいし、放熱板32と別体に形成されていてもよい。照明器具200は、放熱板32と突出片とが別体に形成されている場合、突出片を放熱板32にねじなどにより固定させることができる。
さらに、複数枚の放熱板32は、ベース部30から先端までの長さが、複数枚の放熱板32のうち、隣接する放熱板32において異なっていてもよい。照明器具200は、隣接する放熱板32がベース部30からの長さが異なることがより、鳥類が放熱板32の先端部32aにおいてバランスを取って止まることを、より難しくさせることができる。照明器具200は、上述の放熱板32の構成だけでなく、上述の放熱板32の構成を適宜に組み合わせた構造としてもよい。放熱板32は、ベース部30の第2面30abから突出する突出方向だけに限られず、突出方向と垂直な方向の先端に向かって厚み寸法を小さくさせてもよい。
また、照明器具200は、放熱板32を磁性材料で形成する場合、放熱板32に着磁させて、放熱板32が磁性を有するように構成してもよい。さらに、照明器具200は、放熱板32に微弱の電流を流すことができるように構成してもよい。照明器具200は、光源ユニット1の放熱板32に磁性を有する構成や微弱電流を流す構成により、鳥類が放熱板32を忌避する傾向が高まると考えられる。照明器具200は、たとえば、6500Vないし9000Vの電圧が放熱板32に印加され、0.13Aないし0.16Aの微弱電流が放熱板32に流れることができるように構成することができる。照明器具200は、隣接する放熱板32の極性が異なるように、放熱板32とベース部30との間に電気的な絶縁性が保たれるように構成できればよい。照明器具200は、所定の間隔でパルス的に微弱電流を放熱板32に流すことができるように構成されていてもよい。
レンズブロック4は、LEDモジュール2を覆うことができるように構成されている。レンズブロック4は、図16ないし図18に示すように、本体40とレンズ41とを備えている。本体40は、底板400と、周壁401とを有している。底板400は、矩形の平板の外形形状としている。周壁401は、底板400の外周縁において、底板400の厚み方向に沿うように突出して設けられている。底板400には、LEDモジュール2のLED20と一対一に対応するように、複数のレンズ41が2次元アレイ状に設けられている。本体40は、底板400の厚み方向と直交する方向に、周壁401から突出する引掛片402を備えている。引掛片402は、平面視において、凹形状に形成されている。引掛片402は、平面視において、矩形の底板400における一辺に沿って、2つ設けられている。引掛片402は、底板400における対向する2辺に設けられている。周壁401には、平面視において、3つの固定片403が設けられている。固定片403は、周壁401の端縁から突出するように構成されている。固定片403は、側面視において、L字状の外形形状をしている。固定片403は、平面視において、矩形状をしている。固定片403は、中央部にC字形状の開口部403ccを備えている。固定片403は、一対の引掛片402の間に設けられた第1固定片403aと、底板400における引掛片402が設けられた辺とは直交する一辺に設けられた第2固定辺403bとを備えた構成としている。レンズブロック4は、本体40、レンズ41、引掛片402や固定片403が一体的に形成されている。レンズブロック4の材料は、たとえば、アクリル樹脂などの透光性を有する合成樹脂材料を用いることができる。
取付部材5は、図6に示すように、LEDモジュール2を覆って放熱部材3に固定できるように構成されている。取付部材5は、LEDモジュール2とレンズブロック4との間に介在される。取付部材5は、レンズブロック4を取り付けることができるように構成されている。取付部材5は、図19ないし図21に示すように、ベース50と、周壁部51と、フランジ52と、支持部53とを備えている。ベース50は、矩形の平板状に形成されている。ベース50は、平面視において、複数の凹部500が2次元アレイ状に並ぶように形成されている。凹部500は、平面視において、矩形状に形成されている。凹部500は、第1凹部500a、第2凹部500bや第3凹部500cを有している。第1凹部500aは、LED20と一対一に対応するように、複数個設けられている。第1凹部500aには、中央部に円形の窓孔501が開口している。第1凹部500aは、窓孔501を介して、LED20から放射される光をレンズ41に入射できるように構成されている。ベース50は、平面視において、中央部に第2凹部500bが形成されている。第2凹部500bは、矩形状に形成されている。第2凹部500bは、第1凹部500aの窓孔501よりも小径の第1ねじ挿通孔502を有している。ベース50は、平面視において、対向する端縁に第3凹部500cを備えている。第3凹部500cは、一端縁に沿って、2つ設けられている。第3凹部500cは、矩形状に形成されている。第3凹部500cは、第1凹部500aや第2凹部500bよりも小さい。第3凹部500cは、矩形の開口孔5000を有している。
ベース50には、図20に示すように、平面視において、複数の押圧部503が2次元アレイ状に配置されている。押圧部503は、ベース50の表面から角錐台形状に突出するように形成されている。ベース50には、厚み方向において、凹部500と押圧部503とが重なるように形成されている。押圧部503は、第1押圧部503aや第2押圧部503bを有している。第1押圧部503aは、第1凹部500aと対応するように設けられている。第1押圧部503aの中央部には、第1凹部500aの窓孔501と連通した開口が形成されている。第2押圧部503bは、第2凹部500bと対応するように設けられている。第2押圧部503bの中央部には、第2凹部500bの第1ねじ挿通孔502が貫通している。
周壁部51は、平面視において、ベース50の外周に沿って、矩形の枠状に形成されている。周壁部51は、ベース50の厚み方向に突出している。ベース50は、押圧部503が設けられた表面から突出する周壁部51の突出量が、凹部500が設けられた表面から突出する周壁部51の突出量に比べて、大きくなっている。以下では、凹部500が設けられた表面からベース50の厚み方向に沿って突出する周壁部51を第1周壁部51aと称し、押圧部503が設けられた表面からベース50の厚み方向に沿って突出する周壁部51を第2周壁部51bとも称する。第1周壁部51aの平坦面には、複数の円柱状の突出部510が設けられている。第1周壁部51aは、8個の突出部510を備えている。第1周壁部51aは、ベース50の開口孔5000と隣り合う部位に、凹所511が形成されている。フランジ52は、周壁部51の周面から全周に渡って外向きに突出するように設けられる。フランジ52は、平面視において、四隅にそれぞれねじ挿通溝520が設けられている。フランジ52は、矩形状のベース50における4つの辺に対応する部位にも、それぞれ2つのねじ挿通溝520が設けられている。支持部53は、矩形板状の外形形状をしている。支持部53は、ベース50における押圧部503が設けられた表面側から突出するように形成されている。支持部53は、矩形の枠状のフランジ52の対向する辺に、それぞれ2つずつ設けられている。支持部53は、板状の先端に爪530を備えている。爪530は、三角柱状の外形形状をしている。支持部53の爪530は、周壁部51に近付く向きに突出している。取付部材5では、ベース50と、周壁部51と、フランジ52と、支持部53とを一体的に形成されている。取付部材5の材料は、たとえば、PBT(polybutylene terephthalate)樹脂など合成樹脂材料を用いることができる。
熱伝導シート6は、LED20が発する熱を実装基板21から放熱部材3へ効率よく熱伝達させるために設けられている。熱伝導シート6は、矩形のシート状の外形形状に形成されている。熱伝導シート6の中央には、図6に示すように、実装基板21の第1孔部210と対応するように、円形の孔60が設けられている。熱伝導シート6は、電気絶縁性と熱伝導性に優れ、弾性力を有するエラストマー材料を用いることができる。熱伝導シート6は、たとえば、シリコーンゲルシートを使用することができる。シリコーンゲルシートは、ゲル状で架橋密度が低いシリコーン樹脂を用いて構成されている。熱伝導シート6は、シリコーン樹脂中に熱伝導性のフィラーを含有させてもよい。熱伝導シート6は、シリコーンゲルシートだけでなく、シート状のアクリル樹脂を用いてもよい。
カバーブロック7は、図6に示すように、カバー70と、押さえ板71と、シール部材72とを備えている。カバー70は、カバー本体700と、外鍔701とを有している。カバー本体700は、有底の角筒状の外形形状をしている。外鍔701は、カバー本体700の端縁から外方に突出している。外鍔701は、平面視において、矩形の枠状の外形形状をしている。外鍔701の四隅には、円形の嵌合孔702が設けられている。外鍔701の四つの辺には、円形の第2ねじ挿通孔703が3つずつ所定の間隔を空けて設けられている。カバー70は、カバー本体700と外鍔701とを一体的に形成することができる。カバー70の材料は、たとえば、ポリカーボネート樹脂などの透光性を有する合成樹脂材料を用いることができる。
押さえ板71は、主片710と、側片711とを有している。主片710は、帯状の外形形状をしている。主片710は、長手方向の両端と中央部に第3ねじ挿通孔712が設けられている。側片711は、主片710の長手方向に沿った一端縁から主片710と直交する向きに延びている。押え板71は、主片710と側片711とを一体的に形成している。押え板71は、金属板に打ち抜き加工、折り曲げ加工を施すことにより形成することができる。押え板71の材料としては、たとえば、ステンレスなどの金属材料を用いることができる。
シール部材72は、矩形の枠状の外形形状に形成されている。シール部材72は、カバー70における外鍔701と同様の大きさに形成している。シール部材72は、突起720が四隅に設けられている。突起720は、ボルトの外形形状と同様の形状に形成されている。シール部材72は、第4ねじ挿通孔721を備えている。第4ねじ挿通孔721は、シール部材72の各辺に沿って複数設けられている。シール部材72は、たとえば、シリコーン樹脂により形成することができる。
次に、光源ユニット1を組み立てる手順について、説明する。
光源ユニット1の組立工程では、放熱部材3におけるベース部30の第1面30aaに熱伝導シート6が敷かれる。組立工程では、熱伝導シート6上に、LEDモジュール2と取付部材5とが順に載せ置かれる。取付部材5は、第2周壁部51bの内側にLEDモジュール2が嵌め込まれる。組立工程では、取付部材5におけるねじ挿通溝520に挿通した第1ねじ54を、ベース部30の第1ねじ孔300にねじ込むことで、取付部材5をベース部30に固定される。LEDモジュール2は、ベース部30に固定される取付部材5によって、熱伝導シート6を介して、放熱部材3に取り付けられる。LEDモジュール2のLED20は、取付部材5の窓孔501の位置と対応するように配置される。続いて、組立工程では、取付部材5における第3凹部500cの開口孔5000を介して、LEDモジュール2のレセプタクルコネクタ22にプラグコネクタが接続される。組立工程では、プラグコネクタが接続されている給電線23を、ケーブルグランド33を介して、ベース部30の第1挿通孔301に挿通させる。
次に、組立工程では、レンズブロック4で取付部材5を覆うように被せられる。組立工程では、取付部材5における支持部53の爪530を、レンズブロック4の引掛片402に引っ掛けられる。組立工程では、レンズブロック4の周壁401が、取付部材5の周壁部51に載せ置かれる。光源ユニット1では、取付部材5の第1周壁部51aに設けられた凹所511を介して、給電線23がレンズブロック4の外に引き出される。レンズブロック4は、取付部材5の支持部53によって支持される。レンズブロック4は、固定片403がベース部30にねじ止めされる。組立工程では、固定片403のねじ止めに伴ってレンズブロック4に歪みが生じない程度に、ねじ締めのトルクが設定されている。
最後に、組立工程では、カバーブロック7がベース部30に取り付けられる。カバーブロック7では、シール部材72の突起720を、カバー70の嵌合孔702に嵌合して、シール部材72がカバー70に取り付けられる。組立工程では、シール部材72が取り付けられたカバー70をレンズブロック4に被せられる。組立工程では、押さえ板71をカバー70の外鍔701に、押え板71の第3ねじ挿通孔712と、カバー70の第2ねじ挿通孔703と、シール部材72の第4ねじ挿通孔721とが一致するように重ねて配置させる。カバーブロック7は、押え板71の第3ねじ挿通孔712と、カバー70の第2ねじ挿通孔703と、シール部材72の第4ねじ挿通孔721とに第2ねじ73が挿通される。第2ねじ73は、ベース部30の第1ねじ孔300にねじ込みされる。カバーブロック7と放熱部材3とは、押え板71とカバー70とシール部材72とが、第2ねじ73によりベース部30に固定される。光源ユニット1は、上述の組立工程により組み立てることができる。光源ユニット1では、熱伝導シート6などの他の部材を介して間接的に、放熱部材3とLEDモジュール2とが接するように構成される場合だけに限られず、放熱部材3とLEDモジュール2とが直接的に接するように構成してもよい。
次に、本実施形態の照明器具200について、図1ないし図5を参照して説明する。
照明器具200は、光源ユニット1と、保持部9とを備えている。照明器具200は、光源ユニット1を4つ備えている。本実施形態の照明器具200では、4つの光源ユニット1が連結部材8で一体化されている。連結部材8は、第1連結部材10と、第2連結部材11と、第3連結部材12とを備えている。連結部材8は、補助連結部材8aを有していることが好ましい。保持部9は、連結部材8で一体化された複数の光源ユニット1を保持するアーム16により構成している。照明器具200は、配線ボックス15と、ワイヤ17とを備えていることが好ましい。照明器具200は、第1連結部材10、第2連結部材11および第3連結部材12により、複数の光源ユニット1を連結しているので、比較的簡単な構成で複数の光源ユニット1の一体化を図ることができる。
第1連結部材10は、帯状の主部100と、主部100の長手方向に沿って主部100の厚み方向に突出する補助片101とを有している。主部100と補助片101とは、たとえば、金属板により一体に形成することができる。主部100と補助片101とは、金属板の折り曲げ加工により形成することができる。第1連結部材10の材料としては、たとえば、ステンレスなどの金属材料を用いることができるが、金属材料だけに限られず樹脂材料により形成してもよい。第1連結部材10は、主部100の長手方向における端部に第1突片102が設けられている。第1連結部材10は、主部100の長手方向における中央部に、第2突片103が設けられている。第2突片103の先端は、外向きに折り曲げられている。第1連結部材10は、第1突片102と第2突片103が、放熱部材3の縁部31に設けられた第2結合部310と結合されることで2つの光源ユニット1に取り付けられる。照明器具200では、第1突片102と第2突片103に挿通される第3ねじ104が、光源ユニット1の第2結合部310にねじ込まれている。
第2連結部材11は、中央部110と、中央部110の両側に設けられた端部111とを備えている。第2連結部材11は、中央部110と、端部111とで帯状の外形形状をしている。第2連結部材11は、端部111に対して、中央部110が厚み方向に突出するように構成されており、端部111と中央部110との間で段を有している。照明器具200は、第2連結部材11の中央部110および端部111に挿通される第4ねじ112が、光源ユニット1の第3結合部311にねじ込まれている。第2連結部材11の材料は、たとえば、ステンレスなどを用いることができる。第2連結部材11は、放熱部材3の縁部31に設けられた第3結合部311に結合される。第2連結部材11は、放熱部材3の第3結合部311に結合されることで、2つの光源ユニット1に取り付けられる。
第3連結部材12は、帯状の外形形状をしている。第3連結部材12は、長手方向に沿って、短手方向の両端部が厚み方向に折り曲げられている。第3連結部材12は、短手方向の両端部が厚み方向に折り曲げられることで、強度が高められている。第3連結部材12の材料は、たとえば、ステンレスなどを用いることができる。第3連結部材12は、図4および図8に示すように、第5ねじ120が放熱部材3の縁部31に設けられた第1結合部312に結合されることで、4つの光源ユニット1に取り付けられる。
補助連結部材8aは、アーム取付部材13と、補強部材14とを備えている。アーム取付部材13は、一対設けられている。補強部材14は、一対設けられている。アーム取付部材13は、図5に示すように、固定部130と、取付部131と、軸受部132とを有している。アーム取付部材13は、固定部130と、取付部131と、軸受部132とが一体的に形成されている。アーム取付部材13は、固定部130と取付部131と軸受部132とを、たとえば、アルミダイカストによって形成されている。
固定部130は、光源ユニット1における縁部31と固定することができるように構成されている。固定部130は、底壁1300と、第1側壁1301と、第2側壁1302とを有している。第1側壁1301は、矩形平板状に形成されている。第1側壁1301は、底壁1300の長手方向に沿って、底壁1300の短手方向の一端縁から底壁1300の厚み方向に突出するように形成されている。第2側壁1302は、矩形平板状の外形形状に形成されている。第2側壁1302は、底壁1300の長手方向に沿って、底壁1300の短手方向における他端縁から第1側壁1301と同じ向きに突出するように形成されている。固定部130は、底壁1300と、第1側壁1301と、第2側壁1302とにより、角樋状の外形形状に形成されている。照明器具200は、放熱部材3の溝部34にアーム取付部材13の第2側壁1302を嵌め合わせて取り付けることで、機械的な強度を高めることができる。
取付部131は、固定部130に一対設けられている。取付部131は、円錐台形状の外形形状をしている。取付部131は、固定部130の底壁1300から突出するように設けられている。取付部131の先端部には、雌ねじが形成されている。取付部131は、一対の取付部131うち、一方のアーム取付部材13において、目盛板133を有している。目盛板133は、図2に示すように、扇形の平板に形成されている。目盛板133には、設置面9aaに対する光源ユニット1の角度を示すことができるように、目盛りが刻印されている。目盛板133は、一方のアーム取付部材13における軸受部132の先端部に連結されている。
軸受部132は、円筒状の外形形状をしている。軸受部132は、一対の取付部131の間に配置されている。軸受部132は、取付部131と、固定部130の底壁1300と繋がるように構成されている。
補強部材14は、帯状の外形形状をしている。補強部材14は、長手方向に沿って、短手方向の両端部が厚み方向に折り曲げられている。補強部材14は、短手方向の両端部が厚み方向に折り曲げられていることで、機械的な強度を高めている。補強部材14は、第1ボルト140により、取付部131に取り付けられることができるように構成されている。補強部材14の材料としては、たとえば、ステンレスなどの金属材料を用いることができる。
配線ボックス15は、矩形箱状の外形形状に形成されている。配線ボックス15は、内部に中継用の端子台が収納されている。配線ボックス15では、外から引き込まれる電源ケーブルと、光源ユニット1の給電線23とを端子台により結線できるように構成されている。上記電源ケーブルは、配線ボックス15の外に設置された電源装置と接続される。照明器具200は、電源装置から配線ボックス15の端子台を介して光源ユニット1に電力が供給される。照明器具200は、配線ボックス15の外に電源装置を設置する構造だけには限られず、配線ボックス15の内部に電源装置を収納するように構成する構造でもよい。配線ボックス15の材料としては、たとえば、ステンレスなどの金属材料を用いることができる。
保持部9は、固定板160と、立ち上げ片161と、支持片162とを備えたアーム16により構成されている。保持部9は、光源ユニット1を設置面9aaに対して所定の角度で保持できる構成であればよく、アーム16により構成される構造だけには限られない。固定板160は、平板状の外形形状をしている。固定板160は、設置面9aaに固定させるために用いられる。固定板160は、中心部に円形の固定孔が貫通されている。固定板160は、固定孔を中心とする半円弧状の長孔1600が図1に示すように設けられている。固定板160は、固定孔に挿通される第2ボルトと、長孔1600に挿通される第3ボルトとで固定板160が設置面9aaとなる投光器台などに固定される。立ち上げ片161は、固定板160の端部から立ち上がるように設けられている。立ち上がり片161は、固定板160を介して、対向するように、一対設けられている。支持片162は、固定板160から立ち上がる立ち上がり片161の先端から延びるように設けられている。
アーム16は、固定板160と立ち上げ片161と支持片162とを一体的に形成している。アーム16の材料としては、たとえば、ステンレスなどの金属材料を用いて形成することができる。アーム16は、金属板の打ち抜き加工、折り曲げ加工を施すことにより形成することができる。アーム16は、固定板160の長孔1600に挿通される第3ボルトを緩めることで、アーム16に保持された光源ユニット1の向きを、水平方向に沿って適宜に変更させることができるように構成されている。
照明器具200では、支持片162に挿通した第4ボルト163が、アーム取付部材13の軸受部132にねじ込まれる。照明器具200では、第4ボルト163が軸受部132に固定されることで、連結部材8により連結された4つの光源ユニット1を保持部9で回転可能に保持することができる。照明器具200は、アーム取付部材13に設けられた目盛板133により、第4ボルト163を中心として、設置面9aaに対する光源ユニット1の角度を示すことができる。照明器具200は、レバー37を回転させることで、設置面9aaに対して光源ユニット1を所定の角度に変えることができるように構成されている。
以下では、本実施形態の照明器具200における組立工程ついて説明する。
照明器具200の組立工程では、4つの光源ユニット1のうちの2つの光源ユニット1が、第1連結部材10で連結される。続いて、照明器具200の組立工程では、アーム取付部材13の固定部130と、光源ユニット1における放熱部材3の縁部31とを嵌め合わせられる。照明器具200の組立工程では、第2連結部材11の中央部110とアーム取付部材13の固定部130との位置を合わせるように、第2連結部材11が固定部130と縁部31とに重なるように配置される。照明器具200では、第2連結部材11の端部111と、放熱部材3の縁部31における第3結合部311とがねじ止めされる。照明器具200では、固定部130の第1側壁1301と、第2連結部材11の中央部110とが、縁部31の第3結合部311にねじ止めされる。照明器具200では、第1連結部材10で連結された2つの光源ユニット1の組同士が、第2連結部材11によって連結される。照明器具200は、第1連結部材10および第2連結部材11で4つの光源ユニット1が連結されて一体化される。照明器具200は、図4に示すように、連結された4つの光源ユニット1の第1結合部312と、第3連結部材12とが結合される。照明器具200では、4つの光源ユニット1を第1連結部材10および第2連結部材11だけでなく、第3連結部材12で連結することにより、光源ユニット1を連結する機械的強度を高めることができる。
次に、照明器具200の組立工程では、第1ボルト140により、補強部材14と、アーム取付部材13における取付部131とが固定される。続いて、照明器具200の組立工程では、補強部材14に配線ボックス15が取り付けられる。照明器具200では、配線ボックス15が補強部材14に取り付けられた後、アーム取付部材13の取付部131に補強部材14を取り付けるようにして組み立てられても構わない。照明器具200の組立工程では、配線ボックス15を補強部材14に取り付けた後、電源ケーブルや給電線23の結線作業が行われる。最後に、照明器具200の組立工程では、支持片162に挿通した第4ボルト163を、アーム取付部材13の軸受部132に設けられている第5ねじ孔にねじ込むことで、アーム16とアーム取付部材13とが取り付けられる。
本実施形態の照明器具200は、投光器台の設置面9aaに設置される場合、図1および図2に示すように、金属製のワイヤ17の両端を第2連結部材11の中央部110にねじ止めすることが好ましい。ワイヤ17は、設置面9aaに固定したワイヤ受け18に支持させていることが好ましい。照明器具200では、アーム16が投光器台などの設置面9aaから外れた場合でも、ワイヤ17がアーム16を支持することで照明器具200の落下が防止される。
1 光源ユニット
3 放熱部材
9 保持部
9aa 設置面
20 LED(固体発光素子)
21 実装基板
30 ベース部
30aa 第1面
30ab 第2面
32 放熱板
32a 先端部
32b 凸状部
32c 凹状部
36a 第1放熱板
36b 第2放熱板
200 照明器具

Claims (5)

  1. 固体発光素子が実装された実装基板と該実装基板を搭載し前記固体発光素子が発する熱を放熱する放熱部材とを有する光源ユニットと、該光源ユニットを設置面に対して所定の角度で保持する保持部とを備え、
    前記放熱部材は、前記実装基板を搭載させるベース部と、該ベース部の前記実装基板が搭載される第1面と反対の第2面から突出する放熱板とを有し、
    前記放熱板は、板状の外形形状をしており、平行に並んだ複数枚が前記ベース部に配置され、前記放熱板の先端部は、側面視において、凹凸形状をしており、凸状部が先端に向かって先細りしていることを特徴とする照明器具。
  2. 前記放熱板は、側面視において、前記凸状部の先端が丸みを帯びた形状であることを特徴とする請求項1に記載の照明器具。
  3. 前記放熱板は、側面視において、凹状部の底が丸みを帯びた形状であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の照明器具。
  4. 前記放熱板は、側面視において、隣接する前記放熱板の前記凸状部の位置がずれて配置されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の照明器具。
  5. 前記複数枚の放熱板は、前記放熱板の先端部が、側面視において、前記凸状部を有する第1放熱板と、矩形状の第2放熱板とを備えており、
    前記第2放熱板は、隣接する前記第1放熱板の間に配置されており、
    さらに、前記第2放熱板は、前記ベース部から前記先端までの長さが、隣接する前記第1放熱板よりも短いことを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の照明器具。
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