JP2016050741A - レンジフード - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 レンジフードは、ファンと電動機とを同時に回転させている稼働状態において、停止信号を受けると電動機の回転速度を減少させ始め、電動機の回転速度が所定の回転速度になるまでファンの回転を維持し、電動機の回転速度が所定の回転速度になった時電動機の通電をオフにする。
【選択図】 図4
Description
これによれば、フィルタ(電動機)の回転速度を徐々に減少させつつ、フィルタの回転速度が所定の回転速度になるまでファンの回転を維持してファンが発生させる空気の流れを維持することにより、フィルタが空気の流れの方へ押さえつけられてフィルタのボス溝と電動機シャフトのピンとの係合が緩むことがなく、大きな衝撃音および連続した衝突音を発生させないレンジフードを提供することができる。また、フィルタ(電動機)の回転速度を徐々に減少させていき、フィルタが稼働状態の回転速度に比し低速な所定の回転速度となった時に、電動機の通電をオフにすることで、大きな衝撃音の発生を防ぐことができる。
これによれば、フィルタの回転速度が所定の回転速度になるまで、停止信号を受ける直前の稼働状態のファンの回転速度をそのまま維持するという簡単な制御により、大きな衝撃音および連続した衝突音の発生を防止することができる。
これによれば、フィルタの回転速度が所定の回転速度になるまでの間にファンの回転速度を漸減させることで、停止信号を受けてからファンが完全に停止するまでの時間を短縮することができる。
これによれば、ファンの回転速度が、事前に定められたフィルタのボス溝とシャフトのピンとの係合が緩むことがない空気の流れを発生させる回転速度以下にならないことで、フィルタが安定した回転状態となり、確実に大きな衝撃音および連続した衝突音の発生を防止することができる。
これによれば、停止信号を受けてからファンが完全に停止するまでの時間をさらに短縮することができる。
これによれば、ファンに備えられたボスの溝とファンを回転させる電動機シャフトに備えられたピンとの間で生じる大きな衝撃音を低減させることができる。
<第一実施例>
図1乃至図3を参照し、本実施例にかかるレンジフード1について説明する。レンジフード1は、下方または周囲で行われる調理によって発生する湯気や油煙等を捕集するための、上方に凹状の内面パネル5を内面に有する薄型のフード部2を有する。フード部2は、上部後方に位置する内面パネル5の連通口6付近で、排気ダクト(図示せず)に接続される送風機ボックス3と連結されている。送風機ボックス3は、幕板9の背面側に位置し、内部にシロッコファンであり空気の流れD1を発生させるファン4を有する。従って、ファン4が稼働すると連通口6は負圧となり、内面パネル5の下方の空気は連通口6を通して吸入され、排気ダクトを通して外部に排出される。連通口6は、ファン4と連通し、ファン4が発生させた空気の流れD1の流路上であって、ファン4より空気の流れの上流側に位置する。
制御部90は、電動機20の回転速度が所定の回転速度になった時ファン4の回転速度を減少させ始めて、ファン4の回転速度を漸減させてゼロとなるように制御してもよい。本図(B)は、制御部90が電動機20の回転速度が所定の回転速度になった時ファン4の回転速度を減少させ始めることを示す。そして、制御部90は、上述の本図(A)のように急に回転速度をゼロとするのではなく、ファン4の回転速度を徐々に減速してゼロとなるように制御する。こうすることにより、仮に衝撃音が生じるような場合であっても、レンジフード1では、フィルタ10に備えられたボス12の溝とフィルタ10を回転させる電動機シャフト21に備えられたピン22との間で生じる衝撃音をより小さな音に低減させることができる。
図5を参照し、本実施例に係るレンジフードを説明する。なお、重複記載を避けるために、上記実施例と異なる点を中心に述べる。本実施例におけるレンジフードは、制御部90A(図3(A)に示す)のファンとフィルタ(電動機)の制御方法のみが上記実施例と異なっているだけであり物理的構造は同じなので、構造的要素の他の符号は同一の符号を用いる。
図6に示すように、制御部90Aは、稼働状態において停止信号を受けると電動機20の回転速度を徐々に減少させ始めると共に、電動機20の回転速度が所定の回転速度になるまでの間に、ファン4の回転速度を漸減させることを含むように制御するが、電動機20の回転速度が所定の回転速度になるまでは、ファン4の回転速度が既定の回転速度以下にならないように制御する。なお、ファン4の既定の回転速度(図中、既定値と言う。以下同様)とは、ファン4が回転して発生させる空気の流れがフィルタ10を押さえつけて、フィルタ10のボス12の溝と電動機シャフト21のピン22との係合が緩むことがない回転速度を言う。この既定の回転速度は、電動機20の仕様や特性、フィルタ10の大きさや重さによってさまざまに変化するものであるが、一例を示せば、1000rpm程度の値である。
図8に示すように、稼働状態において停止信号を受けた時点で電動機20の回転速度が所定の回転速度を下回っている場合は、停止信号を受けた後すぐに、電動機20の通電をオフにして、電動機20の回転速度を急にゼロにする制御を行う。ファン4は、停止信号を受けた時点で、ファン4の回転速度を減少させはじめ、漸減させてゼロとなるように制御する。こうすることで、停止信号を受けた後すぐにフィルタ10が停止するため、ファン4の停止までの時間をより短くすることができる。
2 フード部
3 送風機ボックス
4 ファン
5 内面パネル
6 連通口
7 整流板
9 幕板
10 フィルタ
11 孔
12 ボス
14 着脱具
20 電動機
21 シャフト
22 ピン
30 油分捕集部材
40 電動機取付具
50 取付板
90 制御部
91 信号出力部
D1 空気の流れる方向
Claims (6)
- 空気の流れを発生させるファンと、
前記空気の流れの流路上であって前記ファンより上流側に存在し、前記空気の流れを通過させる孔を有するフィルタと、
前記フィルタを回転させる電動機と、
前記ファンと前記電動機の回転を制御する制御部と、
前記制御部にレンジフードの稼働/停止信号を出力する信号出力部と、
を備え、
前記制御部は、前記ファンと前記電動機とを同時に回転させている稼働状態において、前記信号出力部から停止信号を受けると前記電動機の回転速度を減少させ始め、前記電動機の回転速度が所定の回転速度になるまで前記ファンの回転を維持し、前記電動機の回転速度が前記所定の回転速度になった時前記電動機の通電をオフにする、
レンジフード。 - 前記制御部は、前記電動機の回転速度が前記所定の回転速度になるまで、前記稼働状態における前記ファンの回転速度を維持することを特徴とする請求項1に記載のレンジフード。
- 前記制御部は、前記電動機の回転速度が前記所定の回転速度になるまでの間に、前記ファンの回転速度を漸減させることを含むことを特徴とする請求項1に記載のレンジフード。
- 前記制御部は、前記電動機の回転速度が前記所定の回転速度になるまで、前記ファンの回転速度が既定の回転速度以下にならないように制御することを特徴とする請求項3に記載のレンジフード。
- 前記制御部は、前記電動機の回転速度が前記所定の回転速度になった時、前記ファンの通電をオフにすることを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載のレンジフード。
- 前記制御部は、前記電動機の回転速度が前記所定の回転速度になった時、前記ファンの回転速度を減少させ始めて、前記ファンの回転速度を漸減させてゼロとなるように制御することを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載のレンジフード。
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2014
- 2014-09-02 JP JP2014177698A patent/JP6360754B2/ja active Active
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