JP2016050052A - 脱臭保存庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】電気部材の故障を抑制することが可能な脱臭保存庫を提供する。
【解決手段】脱臭保存庫1は内容物を収納する収納部4と、収納部4に臨む吸込口22b及び吹出口22aを開口する循環ダクト20と、循環ダクト20の内部に配置される送風機25と、循環ダクト20の内部に配置されて着脱可能な脱臭ユニット50と、循環ダクト20に設けられて循環ダクト20の外部に対して脱臭ユニット50を着脱可能にするための開口部20aと、循環ダクト20の内部の開口部20aの下方に設けられて循環ダクト20の内部に侵入した液体を除去するための液体除去部60と、を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は内容物を脱臭して保存する脱臭保存庫に関する。
生ゴミや衛生ゴミなどは自治体や業者等による回収日まで各家庭に貯めておかれる。このため、特に夏場などはゴミの臭いが発生し、家庭内に不快な臭気をもたらすという問題がある。
従来の脱臭保存庫が特許文献1に開示されている。この脱臭保存庫は生ゴミ等の廃棄物を収容する容器の上面を蓋部により開閉し、蓋部の下面中央部に有底筒状のダクト部が設けられる。ダクト部は周面及び下面に各々吸込口及び吹出口を開口し、内部に光触媒型の脱臭剤及び送風機が配置される。送風機の駆動によって容器内の臭気成分を含む空気が吸込口を介してダクト部に流入し、脱臭剤を通過して吹出口から下方に送出される。これにより、廃棄物から発生する臭いを脱臭剤で脱臭することができる。
特開2004−203500号公報
しかしながら、上記従来の脱臭保存庫は脱臭剤の下方にファン及びモータが配置されているので、脱臭剤を取り外すなどしてその周辺を清掃する場合に水などの液体がモータにかかる可能性があった。これにより、水などの液体が付着して電気部材であるモータが故障するという問題があった。
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、電気部材の故障を抑制することが可能な脱臭保存庫を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明の脱臭保存庫は、内容物を収納する収納部と、前記収納部に臨む吸込口及び吹出口を開口する循環ダクトと、前記循環ダクトの内部に配置される送風機と、前記循環ダクトの内部に配置されて着脱可能な脱臭ユニットと、前記循環ダクトに設けられて前記循環ダクトの外部に対して前記脱臭ユニットを着脱可能にするための開口部と、前記循環ダクトの内部の前記開口部の下方に設けられて前記循環ダクトの内部に侵入した液体を除去するための液体除去部と、を備えることを特徴とする。
また、上記構成の脱臭保存庫において、前記液体除去部が前記開口部と前記送風機との間に設けられることを特徴とする。
また、上記構成の脱臭保存庫において、前記液体除去部が前記循環ダクトの内部と外部とを連通させる連通孔を有することを特徴とする。
また、上記構成の脱臭保存庫において、前記循環ダクトの内部に対する前記連通孔の外側に、前記連通孔から離隔させて対向させた壁部を設けたことを特徴とする。
また、上記構成の脱臭保存庫において、前記液体除去部が液体を吸収する吸収体を有することを特徴とする。
本発明の構成によれば、電気部材の故障を抑制することが可能な脱臭保存庫を提供することができる。
本発明の第1実施形態の脱臭保存庫の斜視図である。 本発明の第1実施形態の脱臭保存庫の垂直断面側面図である。 本発明の第1実施形態の脱臭保存庫の循環ダクトを正面側から見た斜視図である。 本発明の第1実施形態の脱臭保存庫の循環ダクトを背面側から見た斜視図である。 本発明の第1実施形態の脱臭保存庫の循環ダクトを背面側から見た部分概略斜視図である。 本発明の第1実施形態の脱臭保存庫の循環ダクトを背面側から見た部分概略斜視図である。 本発明の第1実施形態の脱臭保存庫の循環ダクトの部分背面図である。 本発明の第2実施形態の脱臭保存庫の循環ダクトを背面側から見た斜視図である。 本発明の第2実施形態の脱臭保存庫の循環ダクトの部分背面図である。 本発明の第3実施形態の脱臭保存庫の循環ダクトの部分背面図である。
以下、本発明の実施形態を図1〜図10に基づき説明する。
<第1実施形態>
最初に、本発明の第1実施形態の脱臭保存庫について、図1及び図2を用いてその構造の概略を説明する。図1は脱臭保存庫を正面側から見た斜視図であり、図2は脱臭保存庫の垂直断面側面図である。図2において左方が脱臭保存庫の前方(正面側)であり、右方が脱臭保存庫の後方(背面側)である。
脱臭保存庫1は、図1及び図2に示すように床面に設置される本体部2と本体部2の上面を覆う蓋部10とを備える。本体部2は外装を形成する外箱3を有する。外箱3の底面にはキャスター17、18が設けられ、外箱3の前面上部にはハンドル16が設けられる。ユーザはハンドル16を把持して脱臭保存庫1を床面上で移動させることができる。
蓋部10は外箱3の後端で枢支され、外箱3の上面の開口部3aを開閉する。蓋部10の上面前部には蓋部10を開く開ボタン11が設けられる。
外箱3は水平断面形状が略矩形に形成され、前方が下がる傾斜面からなる上面に開口部3aを開口する。外箱3の底部には機械室5が設けられる。機械室5の上方には仕切壁9を介して収納部4が設けられる。仕切壁9を含む収納部4の壁面は発泡ウレタン等の断熱材を充填して形成される。
蓋部10は外箱3の後端に設けられたヒンジ部12によって枢支される。ヒンジ部12には蓋部10を開く方向に付勢する捻りバネからなる付勢部(不図示)が設けられる。蓋部10の前部下面には下方に向かって突出する係止爪(不図示)が設けられ、外箱3の前部上面には係止爪が係合する孔部(不図示)が設けられる。係止爪が孔部に係合して蓋部10が閉じられ、開ボタン11の押下により係止爪と孔部との係合を解除して蓋部10が開かれる。
開口部3aの周囲及び開口部3aの周囲に対向する蓋部10には外箱3と蓋部10との隙間を塞ぐ環状のパッキン(不図示)が設けられる。これにより、外箱3と蓋部10との隙間からの臭気成分の流出を防止することができる。
外箱3の底面に配置されるキャスター17、18は機械室5の底板5cに取り付けられる。前方の左右一対のキャスター17は鉛直な回転軸及び水平な回転軸を有し、底板5cの取付面5aに取り付けられる。後方の左右一対のキャスター18は水平な回転軸を有し、取付面5aに対して下方に配置される凹部5bに取り付けられる。
凹部5bの内部には冷凍サイクルを運転する圧縮機7が支持板7aを介して取り付けられる。これにより、後述する内ケース6を配置した収納部4の下方に圧縮機7が配置される。したがって、脱臭保存庫1の設置スペースを小さくし、居室内に脱臭保存庫1を設置することができる。
また、キャスター17の取付面5a対して下方に配置される凹部5bに圧縮機7が設置されるため、機械室5の高さを低くすることができる。これにより、内容積の大きい収納部4を形成するとともに、外箱3の開口部3aを低い位置に設けることができる。
圧縮機7には冷媒管から成る冷却器8が接続される。冷却器8は蛇行により収納部4の前壁及び両側壁の内部に配置される。圧縮機7により冷凍サイクルが運転されると、冷却器8によって収納部4の内部が冷蔵温度(0℃〜10℃)に冷却される(本実施形態では3℃)。収納部4の内部を氷点よりも高温の冷蔵温度に冷却することにより、結露水の凍結による蓋部10や後述する内ケース6の固着を防止することができる。
本体部2の前面の下端部には操作パネル15が設けられる。操作パネル15は電源をオンオフするためのボタンと、電源オンのときに光るLED(Light Emitting Diode)とを備える。また例えば、操作パネル15に液晶表示パネルを設け、収納部4の内部の温度を表示することにしても良い。
仕切壁9の内部には収納部4と外箱3の外部とを連通させるドレンパイプ33が設けられる。収納部4の冷却により収納部4の内部に発生する結露水はドレンパイプ33を介して排水される。なお、機械室5の内部に結露水の受け皿を設け、ドレンパイプ33により収納部4と受け皿とを連通させても良い。また、ドレンパイプ33を有さない構成とすることもできる。
収納部4の内部には上面を開口して廃棄物が投入される内ケース6が配置される。内ケース6は水平断面形状が略矩形に形成され、開口部3aを介して廃棄物が出し入れされる。内ケース6には廃棄物を出し入れする際に把持される把手(不図示)が設けられる。内ケース6の内部に廃棄物が投入されるゴミ袋を設け、開口部3aを介してゴミ袋を出し入れしても良い。
収納部4には収納部4の内部の空気を循環させる循環ダクト20が設けられる。循環ダクト20は収納部4の背壁からなる設置壁4aに配置される。循環ダクト20には収納部4の内部の温度を検知する温度センサ36が設けられる。温度センサ36の検知結果に基づいて圧縮機7をオンオフし、収納部4の内部が所定温度に維持される。
続いて、循環ダクト20の詳細な構成について、図1及び図2に加えて、図3〜図7を用いて説明する。図3及び図4は循環ダクト20を正面側から見た斜視図及び背面側から見た斜視図である。図5及び図6はともに循環ダクト20を背面側から見た部分概略斜視図であって、図5が後方のやや側方から見たもの、図6が後方のやや上方から見たものである。図7は循環ダクト20の部分背面図である。なお、図4〜図7の白抜き矢印が空気の流通経路及び流通方向を示す。
図3及び図4に示すように、循環ダクト20の前面の上端部には吸込口22b及び吹出口22aが開口する。吸込口22bは前方から見て右方に偏った位置に配置され、吹出口22aは前方から見て左方に偏った位置に配置される。吸込口22b及び吹出口22aは内ケース6(図2参照)の上端よりも上方に配置される。
循環ダクト20の内部には遠心ファンからなる送風機25が配置される。循環ダクト20の下部は前方に突出し、送風機25の前方に面した吸気口に気流を導く。吸込口22bと送風機25の吸気口との間に吸気路22cが形成され、送風機25の排気口と吹出口22aとの間に排気路22dが形成される。
排気路22dの上側の側壁20bには排気路22dの内部にイオンを放出するイオン発生装置26が配置される。イオン発生装置26は放電電極(不図示)を有し、放電電極に交流波形またはインパルス波形からなる高電圧を印加して起こるコロナ放電によりイオンやオゾンを発生する。イオン発生装置26により発生するイオンは脱臭、除菌の効果があるものが好ましく、例えばマイナスイオンや、プラスイオンとマイナスイオンの対などが好ましい。
イオン発生装置26と吹出口22aとの間の排気路22dの内部には脱臭ユニット50が着脱可能に配置される。脱臭ユニット50は脱臭体51とハウジング52とを有する。
脱臭体51は酸化マンガン等の金属酸化物やゼオライト等の吸着剤をハニカム状の基材に担持して形成される。脱臭体51は臭気成分の化学吸着や物理吸着によって循環ダクト20の内部の空気を脱臭する。ハウジング52は樹脂成形品により形成され、脱臭体51の周囲を覆うとともに空気の流入口52a及び流出口52bを開口する。脱臭体51はハニカム状の開口面がハウジング52の流入口52a及び流出口52bに対向するようにハウジング52の内部に配置される。これにより、収納部4の内部の脱臭効果をより向上させることができる。
上記構成の脱臭保存庫1において、開ボタン11の押下により蓋部10が開き、内ケース6の内部または内ケース6に配置したゴミ袋の内部に廃棄物を投入して蓋部10が閉じられる。圧縮機7の駆動によって冷凍サイクルが運転され、収納部4の内部が冷蔵温度に冷却される。これにより、廃棄物からの臭気成分を含む水分の蒸散が抑制される。
また、送風機25の駆動により収納部4の内部の空気は図4に矢印A1で示したように吸込口22bを介して循環ダクト20に流入する。このとき、イオン発生装置26を駆動させる。循環ダクト20に流入した空気は矢印A2(図4参照)に示すように吸気路22cを流通し、送風機25に導かれる。
送風機25から排気された空気は矢印B1(図4参照)に示すように排気路22dを流通し、イオン発生装置26により発生したイオンによって殺菌及び脱臭が行われる。排気路22dを流通する空気は流入口52aを介して脱臭ユニット50のハウジング52の内部に流入する。ハウジング52の内部に流入した空気は脱臭体51を通過した後に流出口52bを介してハウジング52の外部へ流出する。これにより、送風機25から排気された空気はさらに脱臭される。
脱臭体51を通過して流出口52bから流出した空気は矢印B2(図4参照)に示すように吹出口22aから収納部4の内部に送出される。吹出口22aから送出された空気に含まれるイオンは収納部4の内部に拡散され、収納部4の内部の殺菌及び脱臭が行われる。
イオン発生装置26を脱臭ユニット50の空気流通方向上流側に配置することで、イオンが脱臭体51に吸着した臭気成分を分解する。これにより、脱臭体51の長寿命化を図ることができる。なお、脱臭ユニット50をイオン発生装置26の空気流通方向上流側に配置しても良い。この場合、吹出口22aから収納部4に直接イオンやオゾンを放出することができる。
また、脱臭ユニット50のハウジング52はハウジング52の正面側に配置される蓋部52dを備える。蓋部52dの上端部の左右方向の中央部には係合部52eが設けられる。係合部52eは上端を手指で下方に向けて押圧すると弾性変形する。蓋部52dの下端部の左右方向の両端には係止片(不図示)が設けられる。
一方、脱臭ユニット50の正面側であって、脱臭ユニット50の配置領域に対応する箇所には開口部20aが設けられる。開口部20aは循環ダクト20の外部に対して脱臭ユニット50を着脱可能にする。開口部20aが収納部4の内側に臨むので、脱臭ユニット50は収納部4の内側から着脱することができる。
蓋部52dの下端の係止片を循環ダクト20の開口部20aの下端に係合させた後、脱臭体51を開口部20aから循環ダクト20の内側に挿入する。そして、蓋部52dの係合部52eを弾性変形させ、開口部20aの上端に係合させる。これにより、開口部20aが蓋部52dにより閉じられ、脱臭ユニット50が本体部2に取り付けられる。このとき、図3に示すように蓋部52dは収納部4の内部に面して配置される。
脱臭保存庫1の使用により脱臭体51の脱臭性能は低下するため、所定期間の使用の後に脱臭体51を交換する必要性が生じる。脱臭体51の交換の際には、開ボタン11の押下により蓋部10を開いた後に、脱臭ユニット50の蓋部52dの係合部52e及び係止片と開口部20aの周縁との係合を解除して脱臭ユニット50を本体部2から取り外す。そして、交換用の脱臭ユニット50の係合部52e及び係止片を開口部20aの周縁に係合させることにより、交換用の脱臭ユニット50を本体部2に取り付ける。
ここで、脱臭保存庫1を使用するにあたって、脱臭ユニット50を本体部2から取り外して、開口部20aの周辺を清掃することがある。このとき、開口部20aから循環ダクト20の内部に侵入した水などの液体を除去するために、循環ダクト20は図4〜図7に示す液体除去部60を備える。
液体除去部60は循環ダクト20の内部の開口部20aの下方であって、排気路22dの下側の側壁20cに設けられる。液体除去部60は開口部20aと送風機25との間に設けられる。液体除去部60は循環ダクト20の内部と外部とを連通させる連通孔61を有する。
これにより、開口部20aを介して循環ダクト20の内部に侵入した水などの液体は液体除去部60の連通孔61から循環ダクト20の外部に排出され、送風機25に到達しない。なお、連通孔61の下方にドレンパイプや受け皿などといった排液部材を設けても良い。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態の脱臭保存庫について、図8及び図9を用いて説明する。図8は脱臭保存庫の循環ダクトを背面側から見た斜視図であり、図9は循環ダクトの部分背面図である。なお、この実施形態の基本的な構成は先に説明した第1実施形態と同じであるので、第1実施形態と共通する構成要素には前と同じ符号を付してその説明を省略するものとする。
第2実施形態の脱臭保存庫1は、図8及び図9に示すように液体除去部60が連通孔61に加えて壁部62を備える。壁部62は循環ダクト20の内部に対する連通孔61の外側であって、排気路22dの下側の側壁20cのさらに下側に設けられる。壁部62は液体除去部60の連通孔61から所定の間隔を設けて離隔されて配置されている。壁部62は、図9に示すように連通孔61に対向する対向部62aと、対向部62aから下方に延びる延設部62bとを有する。
これにより、開口部20aを介して循環ダクト20の内部に侵入した水などの液体は連通孔61から壁部62の対向部62aの上面に滴下する。さらに、その液体は連通孔61と壁部62との隙間において、対向部62a及び延設部62bの表面を伝って下方に導かれる。
また、排気路22dを流通する空気は液体除去部60の連通孔61から循環ダクト20の外部へ漏洩する虞がある。しかしながら、この構成にように壁部62を設ければ、排気路22dを流通する空気の連通孔61からの漏洩が抑制される。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態の脱臭保存庫について、図10を用いて説明する。図10は脱臭保存庫の循環ダクトの部分背面図である。なお、この実施形態の基本的な構成は先に説明した第1及び第2実施形態と同じであるので、これら実施形態と共通する構成要素には前と同じ符号を付してその説明を省略するものとする。
第3実施形態の脱臭保存庫1は、図10に示すように液体除去部60が水などの液体を吸収する吸収体63を備える。吸収体63は排気路22dの下側の側壁20cに設けられて排気路22dに臨む凹部64の内部に配置される。吸収体63は水などの液体を吸収するスポンジなどからなる。
これにより、開口部20aを介して循環ダクト20の内部に侵入した水などの液体は吸収体63に吸収される。吸収体63に吸収された液体は排気路22dを流通する空気によって蒸発する。
上記のように、脱臭保存庫1は内容物を収納する収納部4と、収納部4に臨む吸込口22b及び吹出口22aを開口する循環ダクト20と、循環ダクト20の内部に配置される送風機25と、循環ダクト20の内部に配置されて着脱可能な脱臭ユニット50と、循環ダクト20に設けられて循環ダクト20の外部に対して脱臭ユニット50を着脱可能にするための開口部20aと、循環ダクト20の内部の開口部20aの下方に設けられて循環ダクト20の内部に侵入した液体を除去するための液体除去部60と、を備える。
この構成によれば、開口部20aを介して循環ダクト20の内部に侵入した水などの液体は液体除去部60によって除去される。したがって、循環ダクト20の内部に侵入した液体が送風機25などの電気部材に到達しないようにすることができ、循環ダクト20の内部に侵入した液体に起因する電気部材の故障を抑制することが可能である。
また、脱臭保存庫1において、液体除去部60が開口部20aと送風機25との間に設けられる。
この構成によれば、循環ダクト20の内部に侵入した液体が送風機25に到達する前に液体除去部60によって除去される。したがって、循環ダクト20の内部に侵入した液体に起因する送風機25の故障を抑制することが可能である。
また、脱臭保存庫1において、液体除去部60が循環ダクト20の内部と外部とを連通させる連通孔61を有する。
この構成によれば、開口部20aを介して循環ダクト20の内部に侵入した水などの液体を液体除去部60の連通孔61から循環ダクト20の外部に排出することができる。したがって、循環ダクト20の内部に侵入した液体が送風機25に到達しないので、その液体に起因する送風機25の故障を抑制することが可能である。
そして、脱臭保存庫1には循環ダクト20の内部に対する連通孔61の外側に、連通孔61から離隔させて対向させた壁部62が設けられる。
循環ダクト20に液体除去部60としての連通孔61を設けると、循環ダクト20を流通する空気は連通孔61から循環ダクト20の外部へ漏洩する虞がある。しかしながら、この構成にように壁部62を設ければ、循環ダクト20を流通する空気の連通孔61からの漏洩が抑制することが可能である。また、壁部62が連通孔61から離隔しているので、連通孔61と壁部62との隙間において壁部62を利用して所望の箇所に液体を導くことができる。
また、脱臭保存庫1において、液体除去部60が液体を吸収する吸収体63を有する。
この構成によれば、開口部20aを介して循環ダクト20の内部に侵入した水などの液体を吸収体63に吸収させることができる。そして、吸収体63に吸収させた液体を循環ダクト20を流通する空気によって蒸発させることが可能である。
そして、本発明の上記実施形態の構成によれば、送風機25などの電気部材の故障を抑制することが可能な脱臭保存庫1を提供することができる。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
本発明は臭いを発生する内容物を収容する脱臭保存庫において利用可能である。
1 脱臭保存庫
2 本体部
3 外箱
3a 開口部
4 収納部
6 内ケース
10 蓋部
20 循環ダクト
20a 開口部
22a 吹出口
22b 吸込口
22c 吸気路
22d 排気路
25 送風機
26 イオン発生装置
50 脱臭ユニット
51 脱臭体
52d 蓋部
60 液体除去部
61 連通孔
62 壁部
63 吸収体

Claims (5)

  1. 内容物を収納する収納部と、
    前記収納部に臨む吸込口及び吹出口を開口する循環ダクトと、
    前記循環ダクトの内部に配置される送風機と、
    前記循環ダクトの内部に配置されて着脱可能な脱臭ユニットと、
    前記循環ダクトに設けられて前記循環ダクトの外部に対して前記脱臭ユニットを着脱可能にするための開口部と、
    前記循環ダクトの内部の前記開口部の下方に設けられて前記循環ダクトの内部に侵入した液体を除去するための液体除去部と、
    を備えることを特徴とする脱臭保存庫。
  2. 前記液体除去部が前記開口部と前記送風機との間に設けられることを特徴とする請求項1に記載の脱臭保存庫。
  3. 前記液体除去部が前記循環ダクトの内部と外部とを連通させる連通孔を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の脱臭保存庫。
  4. 前記循環ダクトの内部に対する前記連通孔の外側に、前記連通孔から離隔させて対向させた壁部を設けたことを特徴とする請求項3に記載の脱臭保存庫。
  5. 前記液体除去部が液体を吸収する吸収体を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の脱臭保存庫。
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