JP2016049998A - 包装箱及び包装商品 - Google Patents
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Abstract
Description
そのような包装箱としては、特許文献1に記載のものがある。
特許文献1に記載の包装箱は、包装箱の正面の一辺に対してヒンジにより連接されていて正面を覆う表示片を有している。そして、包装箱の正面において、表示片に覆われている部位には、包装箱を開封するための第1切取線が形成されている。このため、包装箱を開封して被包装物を取り出すためには、ヒンジを支点として表示片を揺動させることにより該表示片を正面から持ち上げて正面を露出させた後、第1切取線を切断する必要がある。
ここで、表示片の内面には、被包装物に関する情報が記載されている。このため、被包装物の取り出し前に表示片を持ち上げた際に、被包装物に関する情報が使用者に提示され得るようになっている。
なお、表示片におけるヒンジ側とは反対側の端部は包装箱の側面に対して固定されており、表示片を正面から持ち上げるためには、第2切断線を切断して表示片を側面から分離させる必要があるようになっている。
つまり、特許文献1の技術において、被包装物を取り出すための開封動作は、第2切断線を切断する動作と、表示片を持ち上げる動作と、第1切断線を切断する動作と、を含む。
箱本体に対する付属体の組み付けは、付属体における外蓋以外の部分を、箱本体の開口部に対向配置された一対のフラップにより抱き込んだ状態で、当該付属体の外蓋を閉じ、且つ、外蓋に形成された差込片を箱本体に差し込むことによってなされている。
付属体は商品の取扱説明書となっている。このため、外蓋を開き、且つ、付属体における外蓋以外の部分を一対のフラップによる保持状態から開放することにより、箱本体から取扱説明書(付属体)を分離させることができる。
なお、被包装物を取り出すためには、更に、被包装物を覆う内蓋を開く必要がある。
また、包装箱の開封後も表示片が包装箱に繋がった状態となるため、表示片だけを保管することが困難である。このため、開封後は箱自体が不要となり、説明書きだけを残しておきたいような商品の場合は、説明書きを嵩張る状態で保管することとなるため、不都合である。
このため、包装箱から説明書きの部分を分離できるような構造が望まれる。
被包装物を収容可能な箱体を有し、
前記箱体は、第1面と、前記第1面に対して隣接している第2面と、を有し、
前記第1面は、前記第2面との境界線をなしている第1縁辺と、前記第1縁辺の一端に繋がっている第2縁辺と、前記第1縁辺の他端に繋がっている第3縁辺と、を有し、
前記箱体は、前記第2縁辺に沿って形成されて前記第2面に達している第1分離予定部と、前記第3縁辺に沿って形成されて前記第2面に達している第2分離予定部と、前記第2面に形成されている第3分離予定部と、を含み、
前記箱体が前記第1分離予定部及び前記第2分離予定部の各々に沿って分離されることにより、前記箱体が前記第3分離予定部においても分離され、前記箱体において少なくとも前記第1分離予定部と前記第2分離予定部とに挟まれていた部位が、前記箱体における他の部分から分離して分離片となるように構成され、
前記分離片が分離した状態では前記第2面側から前記被包装物を取り出し可能に当該第2面が開放するように構成され、
前記箱体において前記分離片となる部位の内面には情報表示が付されている包装箱を提供する。
本発明の包装箱と、
前記箱体の内部に収容されている被包装物と、
を備える包装商品を提供する。
以下、図1乃至図10を用いて第1の実施形態を説明する。
箱体10は、第1面(例えば背面部11)と、第1面に対して隣接している第2面(例えば底面部12)と、を有する。
第1面は、第2面との境界線をなしている第1縁辺21と、第1縁辺21の一端に繋がっている第2縁辺22と、第1縁辺21の他端に繋がっている第3縁辺23と、を有する。
箱体10は、第2縁辺22に沿って形成されて第2面に達している第1分離予定部31(例えば第1ミシン目)と、第3縁辺23に沿って形成されて第2面に達している第2分離予定部32(例えば第2ミシン目)と、第2面に形成されている第3分離予定部33(図4参照)と、を含む。
箱体10が第1分離予定部31及び第2分離予定部32の各々に沿って分離されることにより、箱体10が第3分離予定部33においても分離され、箱体10において少なくとも第1分離予定部31と第2分離予定部32とに挟まれていた部位が、箱体10における他の部分から分離して分離片40(図8)となるように、包装箱100は構成されている。
なお、図1等では、分離片40が分離する前の状態を示しているが、理解を容易にするため、箱体10において分離により分離片40となる部分(分離予定の部分)にも分離片40と同じく符号40を付している。
分離片40が分離した状態では第2面側から被包装物50を取り出し可能に当該第2面が開放するように、包装箱100は構成されている。
箱体10において分離片40となる部位の内面には情報表示45が付されている。
同様に、第2分離予定部32を構成する第2ミシン目は、第3縁辺23に沿って形成されており、例えば、背面部11の上端から下端に亘って延在している。
それと同時に、箱体10の開封動作も完了し、図7に示すように被包装物50を箱体10から容易に取り出すことが可能な状態となる。
このように、1アクションによって箱体10を開封することができ、且つ、箱体10を開封するための1アクションによって、箱体10から分離した分離片40が得られる。
なお、分離片40の少なくとも一部分は、例えば、被包装物50が箱体10に収容されている状態で、被包装物50を直に覆うようになっている。
このため、従来は折り畳んだ説明書を箱体に同封するケースが多かったが、その場合は説明書に気付かれずに当該説明書きが棄てられてしまったり、折り畳まれていることから説明書きをよく読んでもらえなかったりすることもあった。
このような事情に対し、本実施形態では、開封時に裏面の情報表示45にいち早く気づかせることができ、さらに1アクションの開封動作で分離片40の分離が完了するので、説明書きなどの情報表示45をより確実に読んでもらうことができる。
同様に、第2ミシン目の切断をスムーズに開始できるように、第2ミシン目における底面部12側とは反対側の端部(以下、始端部32a)は、底面部12側に向けて徐々に第3縁辺23に近づくように傾斜している。
同様に、第2ミシン目の始端部32aが第3縁辺23に近づく程度が、底面部12側に向けて徐々に増している。すなわち、始端部32aにおける天面部16側の端部(上端部)は、第3縁辺23に対してほぼ平行に延びているが、始端部32aと第3縁辺23とのなす角度は、底面部12側に向けて徐々に増大している。
ここで、始端部31aにおける天面部16側の端部の接線と、天面部16と背面部11との境界をなす罫線との間の角度θ1(図2)は、45°以上90°以下であることが開封のしやすさの点で望ましく、60°以上90°以下であることがより望ましい。
なお、始端部32aにおける天面部16側の端部の接線と、天面部16と背面部11との境界をなす罫線との間の角度についても同様である。
同様に、第2ミシン目における始端部32aを除く部分は、例えば、その経路が第3縁辺23と一致しており、直線状に延在している。
第2ミシン目における始端部32aの長さと直線状部32bの長さとの比率についても同様である。
ただし、分離片40を分離させた状態では、底面部12側から被包装物50を取り出し可能に底面部12が開放するようになっている。このため、被包装物50が残留部11aに引っかかりにくく、箱体10から容易に被包装物50を取り出すことができる。
背面部11の下側には第1片61が連接され、正面部13の下側には第2片62が連接され、右側面部14の下側には第3片63が連接され、左側面部15の下側には第4片64が連接されている。
背面部11の上側には天面部16が連接され、天面部16の更に上側には差込片72が連接されている。
正面部13の上側には第1延長部構成片73が連接され、第1延長部構成片73の更に上側には第2延長部構成片74が連接され、第2延長部構成片74の更に上側には矢印形状などのフック形状の差込片75が連接されている。
右側面部14の上側には折り曲げ片76が連接され、左側面部15の上側には折り曲げ片77が連接されている。
また、差込片72には、差込片75が差し込まれる差込穴72aが形成されている。
例えば、第2延長部構成片74には、破断線74aと吊り下げ穴74bとが形成されている。
第1片61は、第2差込片61a及び第3差込片61bを有している。
第3片63は、突出片63aを有している。
第4片64は、突出片64aを有している。
より具体的には、例えば、先ず、図3において矢印81で示されるように、第1片61を背面部11に対して直角に折り曲げる。
次に、図3において矢印82で示されるように、第3片63が第1片61の外面に重なるように、第3片63を右側面部14に対して直角に折り曲げる。
次に、図3において矢印83で示されるように、第4片64が第1片61の外面に重なるように、第4片64を左側面部15に対して直角に折り曲げる。
更に、第3片63の突出片63aを第1片61の内側に差し込んで第1片61に対して係合させる。同様に、第4片64の突出片64aを第1片61の内側に差し込んで第1片61に対して係合させる。
次に、図3において矢印84で示されるように、第2片62を正面部13に対して直角に折り曲げる。更に、第2片62の差込片62aを第1片61の内側に差し込んで第1片61に対して係合させる。なお、差込片62aは、第1片61と、第3片63及び第4片64と、の間に差し込む。
こうして、図4に示すように底面部12が構成される。
なお、第2差込片61aは、第3片63の内側に位置していて第3片63に対して係合している。また、第3差込片61bは、第4片64の内側に位置していて第4片64に対して係合している。
そして、第2差込片61a及び第3差込片61bは、それぞれ背面部11側から正面部13側に向けて直線状に延びている。
そのためには、先ず、折り曲げ片76及び折り曲げ片77をそれぞれ右側面部14及び左側面部15に対して直角に折り曲げる。
次に、図5において矢印85で示されるように、天面部16を背面部11に対して直角に折り曲げるとともに、差込片72を天面部16に対して直角に折り曲げて、該差込片72を折り曲げ片76及び折り曲げ片77と正面部13との間に差し込む。
次に、図5において矢印86で示されるように、第2延長部構成片74を第1延長部構成片73に対して180度折り曲げて第1延長部構成片73の背面側に重ねた状態とするとともに、差込片75を差込穴72aに差し込む。
これにより、図1に示すように、天面部16及び延長部18が構成されて、箱体10を有する包装箱100が完成する。
なお、底面部12は上述した構造となっているため、箱体10内部にほぼ隙間無く被包装物50が収容されている場合、底面部12を無理にこじ開けたり破ったりしなければ、底面部12を開くことができないようになっている。つまり、底面部12を開封して改ざん(故意に開けたり、異物の混入等を行ったりする行為)がなされた場合にはその旨が開封によるシワや切断跡等により容易に認識され得るようになっている。
同様に、天面部16及び延長部18は、上述した構造となっているため、天面部16を無理にこじ開けたり破ったり、或いは、差込片75を破ったりしなければ、天面部16を開くことができないようになっている。つまり、天面部16を開封して改ざんがなされた場合にもその旨が開封によるシワや切断跡等により容易に認識され得るようになっている。
よって、第1分離予定部31及び第2分離予定部32が底面部12に達するまで破断した状態では、分離片40を正面部13側から背面部11側へ向かう方向に移動させることにより、包装箱100における分離片40以外の部分から分離片40を抵抗なく引き抜くことができる。
つまり、第1分離予定部31及び第2分離予定部32がそれぞれ破断する前の状態では、第3分離予定部33において第1片61と第2片62とが相互に係合した状態に維持されているが、第1分離予定部31及び第2分離予定部32がそれぞれ破断された状態では、第1片61と第2片62とが容易に分離可能となる。
また、分離片40の裏面40aには、被包装物50の説明書きなどの情報表示45が付されている。
よって、使用者は、包装箱100の開封の際、又は、開封後直ちに、分離片40に情報表示45が付されていることを認識することができるので、情報表示45を内容を良く読んだ上で、被包装物50を使用することができる。
また、分離片40が分離した状態では底面部12側から被包装物50を取り出し可能に底面部12が開放するように構成されている。
そして、箱体10において分離片40となる部位の内面には情報表示45が付されている。
このため、箱体10を第1分離予定部31及び第2分離予定部32の各々に沿って分離させる開封動作によって、分離片40を分離させることができる。すなわち、1アクションの動作によって、包装箱100の開封と、説明書きなどが記載された分離片40の展開及び分離と、を行うことができる。換言すれば、開封動作が、説明書きなどが記載された分離片40の展開及び分離のための動作を兼ねるようにすることができる。
このように、本実施形態によれば、包装箱100の一部分を説明書などの情報表示45が付された部分とすることができ、且つ、被包装物50を取り出すための開封動作と、情報表示45が付された部分(分離片40)の分離動作とを容易に行うことができる。
そして、分離片40に付された情報表示45の内容を、使用者に確実に認識させることができるので、使用者が重要な情報を理解しないまま被包装物50を使用してしまうことを抑制することができる。
また、使用者が開封動作の途中で情報表示45に気付くようにできるため、使用者が情報表示45に気付かずに分離片40を廃棄してしまうことを抑制することができる。
なお、分離片40は、例えば、短冊状の形状であるため、保管の際における分離片40の嵩張りを抑制することができる。
箱体10は、背面部11に対して対向している正面部13と、第2縁辺22を境界線として背面部11に対して隣接し、且つ、背面部11、底面部12及び正面部13に対してそれぞれ直交している右側面部14と、第3縁辺23を境界線として背面部11に対して隣接し、背面部11、底面部12及び正面部13に対してそれぞれ直交し、且つ、右側面部14に対して対向している左側面部15と、を有する。
底面部12は、背面部11に連接され且つ背面部11に対して折り曲げられている第1片61と、正面部13に連接され且つ正面部13に対して折り曲げられている第2片62と、右側面部14に連接され且つ右側面部14に対して折り曲げられている第3片63と、左側面部15に連接され且つ左側面部15に対して折り曲げられている第4片64と、を相互に係合させることにより、これら第1乃至第4片61〜64により構成されている。
第1片61と第2片62とのうちの何れか一方は、何れか他方の内側に差し込まれることによって何れか他方に対して係合している差込片62aを有し、第1片61と第2片62との係合部によって第3分離予定部33が構成されている。
つまり、第3分離予定部33は、いわゆるインターロック機構により構成されている。よって、箱体10を第1分離予定部31及び第2分離予定部32の各々に沿って分離させる開封動作により第3分離予定部33も分離させることを、容易になし得る。
よって、箱体10が、第1分離予定部31及び第2分離予定部32に沿って、底面部12に達するまで分離した状態では、分離片40を正面部13側から背面部11側へ向かう方向へ抵抗なく移動させることができ、包装箱100における分離片40以外の部分から分離片40を容易に分離させることができる。
図11は第2の実施形態に係る包装箱100の展開図である。
本実施形態に係る包装箱100は、以下に説明する点で、上記の第1の実施形態に係る包装箱100と相違し、その他の点では、上記の第1の実施形態に係る包装箱100と同様に構成されている。
一方、第2片62の形状は、上記の第1の実施形態に係る包装箱100における第1片61の形状となっている。すなわち、第2片62は、上記の第1の実施形態に係る包装箱100における第1片61の第2差込片61a及び第3差込片61bと同様の形状の第2差込片62c及び第3差込片62dを有している。
また、第3片63、第4片64がそれぞれ左右反転した形状となっている。
更に、第2延長部構成片74は、当該第2延長部構成片74の左右両端部よりそれぞれ図11における上側に突出している一対の差込片74cを有している。これら差込片74cは、天面部16と差込片72との境界に沿って形成されたスリットに差し込まれるようになっている。
なお、本実施形態の場合、第1片61の差込片61cが、第2片62の内側に差し込まれることによって第2片62に対して係合する。
上記のように、差込片61cは、底面部12が構成された状態で背面部11側から正面部13側に向けて直線状に延びる形状となっている。このため、上記の第1の実施形態と同様に、第1分離予定部31及び第2分離予定部32が底面部12に達するまで破断した状態では、分離片40を正面部13側から背面部11側へ向かう方向に移動させることにより、包装箱100における分離片40以外の部分から分離片40を抵抗なく引き抜くことができる。
図12は第3の実施形態に係る包装箱100の斜視図である。
本実施形態に係る包装箱100は、第1分離予定部31の始端部31a及び第2分離予定部32の始端部32aが、それぞれ直線状に形成されている点で、上記の第1の実施形態に係る包装箱100と相違し、その他の点では、上記の第1の実施形態に係る包装箱100と同様に構成されている。
なお、始端部32aの延在方向と、天面部16と背面部11との境界をなす罫線との間の角度についても同様である。
第2ミシン目における始端部32aの長さと直線状部32bの長さとの比率についても同様である。
図13は第4の実施形態に係る包装箱100の斜視図である。
本実施形態に係る包装箱100は、第1分離予定部31の始端部31a及び第2分離予定部32の始端部32aが、それぞれ直線状に形成されている点で、上記の第3の実施形態に係る包装箱100と相違し、その他の点では、上記の第3の実施形態に係る包装箱100と同様に構成されている。
天面側延長部31cの一端が第1分離予定部31を構成する第1ミシン目の始端となっており、天面側延長部31cの他端は始端部31aの一端に繋がっている。
同様に、天面側延長部32cの一端が第2分離予定部32を構成する第2ミシン目の始端となっており、天面側延長部32cの他端は始端部32aの一端に繋がっている。
利用者は穴部16aに指を差し入れて、天面側延長部31cと天面側延長部32cとの間を摘んで引っ張ることにより、包装箱100を開封することができるとともに、分離片40を形成することができる。
図14は第5の実施形態に係る包装箱100の分解斜視図である。
これに対し、本実施形態の場合、圧着シールにより構成されている
同様に、接合部112に対して圧着シールにより接合された接合部43は、接合部112から一度剥がすと、接合部112に対して貼り直すことができないようになっている。
すなわち、本実施形態に係る包装箱100にも、改ざん防止機能が付与されている。
図15は第6の実施形態に係る包装箱100の一部分を示す斜視図であり、このうち(a)は底面部12が塞がれた状態を示し、(b)は底面部12を塞ぐ前の状態を示す。
本実施形態に係る包装箱100は、以下に説明する点で、上記の第1の実施形態に係る包装箱100と相違し、その他の点では、上記の第1の実施形態に係る包装箱100と同様に構成されている。
或いは、第3分離予定部は、第1分離予定部及び第2分離予定部においてそれぞれ箱体10を分離させた勢いで破断される程度の、短い範囲に形成されたミシン目又はハーフカット溝であっても良い。
例えば、分離片40をフックに係止できるように、分離片40には係止用の穴が形成されていても良い。
また、分離片40を折り曲げることによって分離片40が自立可能となるような折り曲げ線が分離片40に形成されていても良い。
また、分離片40の裏面にニス等の光沢剤を塗布することによって光沢を付与し、情報表示45が更に目立つようにしても良い。
また、分離片40の裏面にエンボス加工を施したり、花柄などの模様を付与することによっても、情報表示45を目立つようにすることができる。
また、開封タブ41の部分の色を、箱体10における開封タブ41の周囲の部分とは異なる色とすることによっても、開封タブ41を目立たせることができる。
10a 窓部開口
10b 窓部
11 背面部(第1面)
11a 残留部
12 底面部(第2面)
12a 差込片
13 正面部(第3面)
14 右側面部(第4面)
15 左側面部(第5面)
16 天面部(第6面)
16a 穴部
17 糊しろ
18 延長部
21 第1縁辺
22 第2縁辺
23 第3縁辺
31 第1ミシン目(第1分離予定部)
31a 始端部(端部)
31b 直線状部
31c 天面側延長部
32 第2ミシン目(第2分離予定部)
32a 始端部(端部)
32b 直線状部
32c 天面側延長部
33 第3分離予定部
40 分離片
40a 裏面
41 開封タブ
42 接合部
43 接合部
45 情報表示
45a 注意表示
45b 説明図
50 被包装物
61 第1片
61a 第2差込片
61b 第3差込片
61c 差込片
62 第2片
62a 差込片
62b 突出片
62c 第2差込片
62d 第3差込片
63 第3片
63a 突出片
64 第4片
64a 突出片
72 差込片
72a 差込穴
73 第1延長部構成片
74 第2延長部構成片
74a 破断線
74b 吊り下げ穴
74c 差込片
75 差込片
76 折り曲げ片
77 折り曲げ片
81 矢印
82 矢印
83 矢印
84 矢印
85 矢印
86 矢印
100 包装箱
111 接合部
112 接合部
120 シール
200 包装商品
Claims (10)
- 被包装物を収容可能な箱体を有し、
前記箱体は、第1面と、前記第1面に対して隣接している第2面と、を有し、
前記第1面は、前記第2面との境界線をなしている第1縁辺と、前記第1縁辺の一端に繋がっている第2縁辺と、前記第1縁辺の他端に繋がっている第3縁辺と、を有し、
前記箱体は、前記第2縁辺に沿って形成されて前記第2面に達している第1分離予定部と、前記第3縁辺に沿って形成されて前記第2面に達している第2分離予定部と、前記第2面に形成されている第3分離予定部と、を含み、
前記箱体が前記第1分離予定部及び前記第2分離予定部の各々に沿って分離されることにより、前記箱体が前記第3分離予定部においても分離され、前記箱体において少なくとも前記第1分離予定部と前記第2分離予定部とに挟まれていた部位が、前記箱体における他の部分から分離して分離片となるように構成され、
前記分離片が分離した状態では前記第2面側から前記被包装物を取り出し可能に当該第2面が開放するように構成され、
前記箱体において前記分離片となる部位の内面には情報表示が付されている包装箱。 - 前記分離片は、前記第2面の少なくとも一部分を含む請求項1に記載の包装箱。
- 前記第1分離予定部は第1ミシン目からなり、
前記第2分離予定部は第2ミシン目からなる請求項1又は2に記載の包装箱。 - 前記第1ミシン目における前記第2面側とは反対側の端部は、前記第2面側に向けて徐々に前記第2縁辺に近づくように傾斜しており、
前記第2ミシン目における前記第2面側とは反対側の端部は、前記第2面側に向けて徐々に前記第3縁辺に近づくように傾斜している請求項3に記載の包装箱。 - 前記第1ミシン目の前記端部が前記第2縁辺に近づく程度が、前記第2面側に向けて徐々に増しており、
前記第2ミシン目の前記端部が前記第3縁辺に近づく程度が、前記第2面側に向けて徐々に増している請求項4に記載の包装箱。 - 前記情報表示は、少なくとも前記第1ミシン目の前記端部と前記第2ミシン目の前記端部とに挟まれた領域に付されている請求項4又は5に記載の包装箱。
- 前記箱体は、直方体形状をなし、
前記第1面は前記第2面よりも大きく、
前記箱体は、
前記第1面に対して対向している第3面と、
前記第2縁辺を境界線として前記第1面に対して隣接し、且つ、前記第1面、前記第2面及び前記第3面に対してそれぞれ直交している第4面と、
前記第3縁辺を境界線として前記第1面に対して隣接し、前記第1面、前記第2面及び前記第3面に対してそれぞれ直交し、且つ、前記第4面に対して対向している第5面と、
を有し、
前記第2面は、前記第1面に連接され且つ前記第1面に対して折り曲げられている第1片と、前記第3面に連接され且つ前記第3面に対して折り曲げられている第2片と、前記第4面に連接され且つ前記第4面に対して折り曲げられている第3片と、前記第5面に連接され且つ前記第5面に対して折り曲げられている第4片と、を相互に係合させることにより、これら第1乃至第4片により構成され、
前記第1片と前記第2片とのうちの何れか一方は、何れか他方の内側に差し込まれることによって何れか他方に対して係合している差込片を有し、
前記第1片と前記第2片との係合部によって前記第3分離予定部が構成されている請求項1乃至6の何れか一項に記載の包装箱。 - 前記第2片が前記差込片を有し、
前記第1片は、
前記第3片の内側に位置していて前記第3片に対して係合している第2差込片と、
前記第4片の内側に位置していて前記第4片に対して係合している第3差込片と、
を有し、
前記第2差込片及び前記第3差込片は、それぞれ前記第1面側から前記第3面側に向けて直線状に延びている請求項7に記載の包装箱。 - 前記第1片が前記差込片を有し、
前記差込片は、前記第1面側から前記第3面側に向けて直線状に延びている請求項7に記載の包装箱。 - 請求項1乃至9の何れか一項に記載の包装箱と、
前記箱体の内部に収容されている被包装物と、
を備える包装商品。
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