JP2016049476A - 空気清浄機 - Google Patents

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蛭田 康之
Yasuyuki Hiruta
康之 蛭田
阿部 利浩
Toshihiro Abe
利浩 阿部
山田 浩嗣
Hiroshi Yamada
浩嗣 山田
研一 浜田
Kenichi Hamada
研一 浜田
寿子 原田
Toshiko Harada
寿子 原田
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Abstract

【課題】本発明は、ガラス製のフロントパネルを本体部に取り付ける際に、このフロントパネルの破損をより確実に防止することができる空気清浄機を提供する。【解決手段】本発明の空気清浄機100は、取り入れた空気を浄化して排出する本体部11と、この本体部11の前面に取り付けられるフロントガラスパネルユニット12と、を備え、前記フロントガラスパネルユニット12は、前記本体部11に対する取り付け前の仮組み時に当該本体部11に係止される被係止部23を備えることを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、空気清浄機に関する。
従来、空気清浄機としては、送風装置を駆動することによって、本体部内に取り入れた空気をフィルタで浄化した後に本体部外に排出するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
本体部の前面にはフロントパネルが配置され、このフロントパネルは空気清浄機の前部の意匠面を形成している。
このようなフロントパネルは、一般に樹脂製で比較的軽量であるため、空気清浄機の製造時における本体部への取り付け作業を容易にしている。
特開2014−69103号公報
しかしながら、樹脂製のフロントパネルは傷付き易いという恐れがある。そこで、フロントパネルをガラスで形成することも考えられる。このようなガラス製のフロントパネルは、樹脂製のものよりも硬度が高く、また化学的安定性にも優れているため空気清浄機の前面における美観を維持し易い。
しかしながら、ガラス製のフロントパネルは、樹脂製のものよりも重く、耐衝撃性に劣る問題がある。そのため、ガラス製のフロントパネルは、樹脂製のものよりも本体部への取り付け作業時にハンドリングに注意を要し、ハンドリングを誤って破損する恐れもある。
本発明の課題は、ガラス製のフロントパネルを本体部に取り付ける際に、このフロントパネルの破損する恐れを抑制することができる空気清浄機を提供することにある。
前記課題を解決した本発明の空気清浄機は、取り入れた空気を浄化して排出する本体部と、この本体部の前面に取り付けられるフロントガラスパネルユニットと、を備え、前記フロントガラスパネルユニットは、前記本体部に対する取り付け前の仮組み時に当該本体部に係止される被係止部を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ガラス製のフロントパネルを本体部に取り付ける際に、このフロントパネルの破損する恐れを抑制することができる空気清浄機を提供することができる。
本発明の実施形態に係る空気清浄機を前側左斜め上方から見下ろした様子を示す斜視図である。 図1の空気清浄機の本体部からフロントガラスパネルユニットを部分的に取り外し、後側右斜め上方から見下ろした様子を示す斜視図である。 図1の空気清浄機の本体部の斜視図である。 図1の空気清浄機の側断面図である。 図1の空気清浄機の分解斜視図である。 (a)は、フロントガラスパネルユニットの正面図、(b)は、(a)のVI−VI断面図である。 図6のフロントガラスパネルユニットの分解斜視図である。 図7のフロントガラスパネルユニットを構成するタッチスイッチ装置の分解斜視図である。 (a)から(c)は、フロントガラスパネルの表示部と入力部の投影状態説明図である。 空気清浄機における制御部の動作手順を説明するフローチャートである。
以下に、本発明の実施形態について適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る空気清浄機100を前側左斜め上方から見下ろした様子を示す斜視図、図2は、図1の空気清浄機100の本体部11からフロントガラスパネルユニット12を部分的に取り外し、後側右斜め上方から見下ろした様子を示す斜視図である。なお、以下の説明における前後左右上下の方向は、図1に示す空気清浄機100の前後左右上下の方向を基準とする。
図1に示すように、空気清浄機100は、略直方体形状を呈しており、本体部11と、この本体部11の前面に取り付けられるフロントガラスパネルユニット12と、を備えている。
フロントガラスパネルユニット12は、空気清浄機100の前部の意匠面を形成するフロントガラスパネル16を有している。
後記するタッチスイッチ装置28を備えるフロントガラスパネル16は、タッチパネルになっており、ユーザが手指でタッチパネルの後記する入力部17(図9(b)参照)のタッチ部17a(図9(b)参照)に触れると、空気清浄機100の操作を行うことができるようになっている。
なお、図1に示す空気清浄機100の初期状態では、入力部17はフロントガラスパネル16に現れておらず、後記するように、表示要求部19がユーザによりタッチされたときにのみ入力部17はフロントガラスパネル16に表示される。
また、フロントガラスパネル16には、空気清浄機100の出力情報を表示する表示部18が形成されている。
表示部18は、フロントガラスパネル16の上部の右角に形成されている。なお、本実施形態での表示部18には、この空気清浄機100が配置される室内の空気環境の出力情報、つまり室内の湿度、温度等の空気清浄機100による測定値が表示される。ちなみに、出力情報は、これらに限定されるものではなく、空気清浄機100が粉塵量等の他の空気環境を測定可能なものであればその測定値を出力情報に含めることができる。
前記の表示要求部19は、表示部18の下部で入力部17(図9(b)参照)の右側に横並びとなるようにフロントガラスパネル16に配置されている。この表示要求部19は、ユーザが視認可能なように、フロントガラスパネル16の表面に所定の文字図形が印刷されてその位置が特定されている。
なお、フロントガラスパネル16の入力部17(図9(b)参照)、表示部18及び表示要求部19の構成については、後に詳しく説明する。
図2に示すように、フロントガラスパネルユニット12の内側(本体部11側)には、本体部11の後記する第1係止部49(図3参照)に係止される第1被係止部23が設けられている。この第1被係止部23は、後記する第2被係止部24(図6参照)とともに、特許請求の範囲にいう「被係止部」を構成する。
図2中、符号25は、本体部11の後記するボルト15c(図3参照)が螺合する締結穴である。この締結穴25は、フロントガラスパネルユニット12の上部の左右両端のそれぞれに形成されているが、図2では、作図の便宜上、左側の締結穴25のみ図示し、右側の締結穴25は図示を省略する。
この締結穴25は、特許請求の範囲にいう「固定部」に相当する。
以下では、まず本体部11の構成について説明した後に、フロントガラスパネルユニット12の構成について詳しく説明する。
<本体部>
図1及び図2に示すように、本体部11は、左右一対のサイドパネル13a,13a(図1には左側のサイドパネル13aのみを図示し、図2には右側のサイドパネル13aのみを図示している)と、アッパケース13bと、リアパネル13c(図2にのみ図示)と、からなるハウジング13を有している。
このハウジング13は、後記するタンクベース52(図5参照)と、これに取り付けられるフレーム15(図5参照)とを介して組み立てられている。
左側のサイドパネル13aには、図1に示すように、開閉蓋13eが設けられ、この開閉蓋13eを開くことで後記する加湿フィルタ41(図5参照)が取り出し可能となっている。符号53aは、後記する水タンク53(図5参照)と一体に形成されたタンク壁である。
本体部11の上面には、フラップ10が設けられている。このフラップ10は、後縁側を軸にして前縁側が持ち上がるように回動して開く構成となっており、開いたフラップ10からは後記するように本体部11で浄化された空気が排出されるようになっている。符号13fは、空気清浄機100の主電源ボタンである。
ちなみに、本体部11内への空気の取り入れは、図2に示すように、リアパネル13cに形成された空気吸入口13dを介して行われることとなる。
図3は、図1の空気清浄機100の本体部11の斜視図である。
本体部11(図2参照)からフロントガラスパネルユニット12(図2参照)を取り除くと、図3に示すように、本体部11の前面には送風装置44と、タンクベース52とが臨むこととなる。
送風装置44のスクロール46には、このスクロール46と一体になるように第1係止部49が形成されている。第1係止部49は、前記のように、フロントガラスパネルユニット12(図2参照)の第1被係止部23(図2参照)を係止する。この第1係止部49は、特許請求の範囲にいう「係止部」に相当する。
この第1係止部49は、スクロール46の円筒部の上面で前後方向に延在する支持部49aと、この支持部49aの前端に設けられる突出片49bとを有するフックで構成されている。
支持部49aは、断面視でD字状の筒体で形成されている。突出片49bは、支持部49aの前端の上面で上方に突出するように形成されて前記のフックを形成している。
タンクベース52の下部には、その前縁に沿うように延びる2つ溝部58aで第2係止部58が形成されている。この第2係止部58には、後記するフロントガラスパネルユニット12(図6参照)の第2被係止部24(第6参照)が嵌り込むようになっている。これにより第2係止部58は、フロントガラスパネルユニット12(第6参照)の下端縁を、支持するようになっている。
また、本体部11の前側上部には、左右両端のそれぞれに締結機構15aが設けられている。この締結機構15aは、後記するフレーム15(図5参照)に設けられるブラケット15bと、これに挿通されるボルト15cとで形成されている。このボルト15cは、前記の固定部としての締結穴25(図2参照)に螺合することによって、本体部11と、フロントガラスパネルユニット12とを締結する。
図4は、図1の空気清浄機100の側断面図、図5は、図1の空気清浄機100の分解斜視図である。
図4及び図5に示すように、空気清浄機100のハウジング13内には、リアパネル13c側から前側に向かって、浄化フィルタユニット42と、加湿フィルタ41と、送風装置44と、がこの順番で配置されている。
なお、後に詳しく説明するが、浄化フィルタユニット42は、プレフィルタ42aと、集塵フィルタ42bと、脱臭フィルタ42cとで主に構成されている。また、送風装置44は、遠心ファン45と、スクロール46と、モータ47とで主に構成されている。
ちなみに、このハウジング13内には、後記する送風装置44の遠心ファン45が回転することによって、リアパネル13cの両側縁部の空気吸入口13dからハウジング13の外部の空気が流入する。そして、この空気流は、浄化フィルタユニット42と、加湿フィルタ41と、をこの順番で流通する。その後、空気は、遠心ファン45が収納されるスクロール46の上部開口からフィルタ10a(図5参照)及びフラップ10を介して空気清浄機100のハウジング13外に送り出される。
なお、符号48はプレートである。このプレート48は、遠心ファン45を間においてスクロール46と面するように配置され、スクロール46の蓋の役割を果たすものである。
浄化フィルタユニット42は、リアパネル13c側から前側に向かって、前記のように、プレフィルタ42aと、集塵フィルタ42bと、脱臭フィルタ42cと、がこの順番で配置されて構成されている。
プレフィルタ42aは、綿ゴミ等の比較的大きなゴミを捕集するものである。集塵フィルタ42bは、チリ、ホコリ、花粉等の比較的小さな微粒子を捕集するものである。脱臭フィルタ42cは、臭いの元となる化学物質を吸着するものである。
加湿フィルタ41は、後記する給水機構51によって水が供給されて湿潤し、これを流通する空気の湿度を高めるものである。
送風装置44は、前記したように、遠心ファン45が回転することにより、リアパネル13cの空気吸入口13dから導入した空気を浄化フィルタユニット42及び加湿フィルタ41に流通させた後、フラップ10を介してハウジング13外に送り出す。
給水機構51は、タンクベース52に収納される水タンク53と、水タンク53に貯留される水を汲み上げるポンプ54(図5参照)と、加湿フィルタ41に配置される給水管55(図5参照)と、ポンプ54(図5参照)と給水管55(図5参照)とを連結する連結管56と、水タンク53内に留置され、ポンプ54と連結する汲み上げ管57(図4参照)とを備えている。
タンクベース52は、図5に示すように、略直方体の箱体で形成され、その側部開口から水タンク53の出し入れができるようになっている。このタンクベース52の上面には、加湿フィルタ41が載置される受け皿59が設けられ、この受け皿59には、タンクベース52内と連通する図示しない連通孔が形成されている。
水タンク53は、略直方体の箱体で形成され、その内部には加湿フィルタ41に供給される水が貯留されるようになっている。
符号53bは、水タンク53の上面に形成された連通孔であり、この連通孔53bは、水タンク53の内外を連通させている。
このような給水機構51は、水タンク53の水を、ポンプ54、加湿フィルタ41、再び水タンク53へと循環させるようになっている。
また、本体部11は、図示しないが、この空気清浄機100が配置される室内の温度及び湿度を検出する検出機構を備えている。また、本実施形態での空気清浄機100の検出機構(図示省略)は、検出した湿度の出力信号を後記する制御回路基板30(図8参照)の制御部に送信し、制御部は、後記するように、この出力信号に基づいて当該湿度を表示部18(図1参照)に表示させるように構成されている。
<フロントガラスパネルユニット>
次に、フロントガラスパネルユニット12について説明する。
図6(a)は、フロントガラスパネルユニット12の正面図、図6(b)は、図6(a)のVI−VI断面図である。図7は、図6のフロントガラスパネルユニット12の分解斜視図である。
図6(a)及び(b)に示すように、フロントガラスパネルユニット12は、前後方向に薄い略直方体形状を呈している。なお、図6(a)中、符号19は、フロントガラスパネル16に印刷された表示要求部である。
フロントガラスパネルユニット12は、空気清浄機100(図1参照)の正面形状に合わせて、正面視で上下に長い長方形状を呈している。
フロントガラスパネルユニット12の下端には、前記のように、下方に突出する一対の突出片で形成される第2被係止部24が形成されている。これら一対の突出片は、タンクベース52(図3参照)に形成される第2係止部58(図3参照)としての一対の溝部58aの位置に合せて形成されている。
この突出片で形成される第2被係止部24は、図4に示すように、第2係止部58としての一対の溝部58aに嵌り込むようになっている。これによりフロントガラスパネルユニット12の下端は、本体部11の下端に係止されて落下しないように支持されることとなる。
図6(b)中、符号23は、隠れ線(破線)で示す第1被係止部である。この第1被係止部23は、前記のように、本体部11(図3参照)の第1係止部49(図3参照)としてのフックに引っ掛けられて係止される構造になっている。
具体的には、この第1被係止部23は、図2に示すように、フロントガラスパネルユニット12の裏側で左右方向に延在する棒状部材で形成されている。
この第1被係止部23は、フロントガラスパネルユニット12の上端部と下端部との間に設けられることが望ましく、上端部と下端部との中間位置よりも上方に設けられることがより望ましい。ちなみに本実施形態では、フロントガラスパネルユニット12の上下長さの下から三分の二の位置に設けられている。
具体的には、この第1被係止部23は、図4に示すように、スクロール46の円筒部の上面に一体に設けられた第1係止部49としての突出片49bに係止されるように設けられている。
このようなフロントガラスパネルユニット12は、図7に示すように、フロントガラスパネル16と、枠体21と、ベースフレーム22と、タッチスイッチ装置28とを備えて構成されている。
フロントガラスパネル16は、前記のように、空気清浄機100(図1参照)の前部の意匠面を形成し、タッチスイッチ装置28を備えるフロントガラスパネル16は、ユーザが空気清浄機100を操作するためのタッチパネルを兼ねている。
フロントガラスパネル16の裏面(後側面)には、塗装が施されている。これにより空気清浄機100の前側からフロントガラスパネル16を介してその内部が透視できないようになっている。また、後記するようにタッチスイッチ装置28からの投光でフロントガラスパネル16に表示部18(図1)、入力部17(図9(b)及び(c)参照)が投影されるようになる。
なお、図7中、符号19は、フロントガラスパネル16に印刷された表示要求部である。
枠体21は、フロントガラスパネル16の周囲を取り囲んでフロントガラスパネル16を支持している。また、枠体21は、次に説明するベースフレーム22と、タッチスイッチ装置28とをその枠内に配置して前記のフロントガラスパネル16とともにフロントガラスパネルユニット12の外観を形成している。また、枠体21の上面には、主電源ボタン13fが配置されている。
ベースフレーム22は、枠体21の内側に収まる略長方形状の板体で形成されており、枠体21内でフロントガラスパネル16との間に形成される隙間との通気を確保する肉抜き孔26と、タッチスイッチ装置28が嵌め込まれる開口27が形成されている。
このようなベースフレーム22は、枠体21を介してフロントガラスパネル16を支持するとともに、タッチスイッチ装置28の前面がフロントガラスパネル16の裏面に密着するようにタッチスイッチ装置28を支持している。また、ベースフレーム22には、その裏側(後側)に前記の第1被係止部23が形成され、その下端に前記の第2被係止部24が形成されている。
タッチスイッチ装置28は、フロントガラスパネル16をタッチパネルとして機能させるように構成されている。タッチスイッチ装置28は、ユーザがフロントガラスパネル16を手指でタッチした際に発生する微弱な電流、つまり静電容量(電荷)の変化を、後記する静電容量センサ33a,33b(図8参照)で検知する、いわゆる静電容量方式のタッチスイッチである。このタッチスイッチは、表面型及び投影型のいずれの静電容量方式でも使用することができる。
また、タッチスイッチ装置28は、後記する所定のタイミングでフロントガラスパネル16に、後記する表示部18(図9(a)参照)と後記の入力部17(図9(b)参照)とを投影するように構成されている。
図8は、タッチスイッチ装置28の分解斜視図である。なお図8中、静電容量センサ33a,33bは、作図の便宜上、仮想線(破線)で示している。
図8に示すように、タッチスイッチ装置28は、ケーシングパネル29と、制御回路基板30と、遮光板31と、静電容量センサ33a,33bを搭載するセンサ基板32と、入力部導光板34と、表示部18(図9(a)参照)及び入力部(図9(b)参照)の投影形状を透明に抜いた投影部36を有する印刷フィルム35とを備えている。以下、この透明の1つの抜き部分を1単位として、透明部分単位と称することがある。
ちなみに投影部36は、後記するように、表示部18(図9(a)参照)を投影する表示部投影部36aと、入力部17(図9(b)参照)のメニュー17b(図9(b)参照)を投影するメニュー投影部36bと、入力部17(図9(b)参照)のタッチ部17a(図9(b)参照)を投影するタッチ部投影部36cとからなる。
ケーシングパネル29は、上下方向の上側に第1収納部29aが形成され、下側に第2収納部29bが形成されている。また、ケーシングパネル29内には、第1収納部29aが第2収納部29bよりも後方に凹むように段差が形成されている。
第1収納部29aには、遮光板31と制御回路基板30とが前後方向にこの順番で重ねて収納され、第2収納部29bには、入力部導光板34とセンサ基板32とが前後方向にこの順番で重ねて収納されるようになっている。この際、第1収納部29a内に配置された遮光板31の前面と、第2収納部29b内に配置された入力部導光板34の前面とが同一面内に位置するように、前記の段差が形成されている。
このようなケーシングパネル29内の最前部には、第1収納部29a及び第2収納部29bの両方に亘って印刷フィルム35が配置されるようになっている。この際、印刷フィルム35の後面は、遮光板31の前面と入力部導光板34の前面との両方に密着するようになっている。
制御回路基板30は、CPU(Central Processing Unit)30a、不図示のメモリ等からなる制御部を備え、センサ基板32と電気的に接続されている。
この制御部は、前記の検出機構(図示省略)の出力信号に基づいて、空気清浄機100(図1参照)が配置される室内の湿度を表示部18(図1参照)に表示するように構成されている。
また、この制御部は、ユーザのタッチパネルへのタッチ、つまり静電容量センサ33a,33bで検出した静電容量の変化に応じて後記する所定のタイミングで表示部18(図9(a)参照)と入力部17(図9(b)参照)とをフロントガラスパネル16(図9(a)及び(b)参照)に投影するように構成されている。
また、制御回路基板30は、印刷フィルム35の表示部投影部36aに投光する複数の光源L1と、メニュー投影部36bに投光する複数の光源L2とを備えている。
これらの光源L1,L2のそれぞれは、表示部投影部36a及びメニュー投影部36bを構成する前記の透明部分単位ごとに光が個別に照射されるように複数設けられている。
これらの光源L1,L2としては、LED(Light Emitting Diode)等の点光源を好適に使用することができる。なお、図8中、光源L1,L2は、作図の便宜上、模式的に示しており、光源L1,L2の位置、数量は実際のものと異なっている。
遮光板31は、制御回路基板30の各光源L1,L2に対応するように複数の光照射孔31aが形成された板体で構成されている。この遮光板31によれば、光源L1,L2のそれぞれから照射される光は、対応する光照射孔31aのみから照射される。つまり、遮光板31は、各光源L1,L2に対応する投影部36の各透明部分にのみ光を照射し、対応しない透明部分には光を照射しないように構成されている。
センサ基板32は、フロントガラスパネル16(図1参照)の表示要求部19(図1参照)に対応するように静電容量センサ33aを有している。また、センサ基板32は、印刷フィルム35のタッチ部投影部36cに対応するように複数の静電容量センサ33bを有している。本実施形態での静電容量センサ33aは、表示要求部19(図1参照)に対応する位置に設けられ、静電容量センサ33bは、各タッチ部投影部36cの上方でこれに近接して設けられている。ちなみに、本実施形態での静電容量センサ33bは、3つであるが、その数は設定したタッチスイッチの数に応じて増減できることは言うまでもない。
また、センサ基板32は、印刷フィルム35のタッチ部投影部36cに投光する複数の光源L3を備えている。これらの光源L3のそれぞれは、タッチ部投影部36cを構成する前記の透明部分単位ごとに光が個別に照射されるように複数設けられている。
これらの光源L3としては、LED等の点光源を好適に使用することができる。なお、図8中、光源L3は、作図の便宜上、模式的に示しており、光源L3の位置、数量は実際のものと異なっている。
入力部導光板34は、センサ基板32の光源L3から照射される光を各タッチ部投影部36cに導く導光部34aを有している。本実施形態での導光部34aは、各光源L3に対応するようにセンサ基板32に設けられたスリットで形成されている。
印刷フィルム35は、前記のように、フロントガラスパネル16(図9(a)参照)に表示部18(図9(a)参照)を投影する表示部投影部36aと、入力部17(図9(b)参照)のメニュー17b(図9(b)参照)を投影するメニュー投影部36bと、入力部17のタッチ部17a(図9(b)参照)を投影するタッチ部投影部36cとを有している。
本実施形態での表示部投影部36aは、印刷フィルム35の上部の右角に形成されている。この表示部投影部36aは、デジタル数字のフォントを構成するための複数の前記の透明部分単位(数字の「88」を表すように配置された合計14個の透明部分単位)と、「%」の文字図形からなる透明部分単位とを有している。
本実施形態でのメニュー投影部36bは、印刷フィルム35の上下方向の中央で、左右方向に3列横並びに形成されている。このメニュー投影部36bは、フロントガラスパネル16に3種類のメニュー17b(図9(b)参照)を投影するものである。
ちなみに、メニュー17bの具体例については、後に詳しく説明するが、各メニュー17bは、強弱、大小、長短等の強度に応じて複数行に分けて表示されている。
そして、本実施形態でのメニュー投影部36bは、各メニュー17bを示す文字図形ごとに前記の透明部分単位を形成している。
本実施形態でのタッチ部投影部36cは、印刷フィルム35の上下方向の下部で、左右方向に3つ横並びに形成されている。このタッチ部投影部36cは、フロントガラスパネル16に3つのタッチ部17a(図9(b)参照)を投影するものである。
このタッチ部17aの具体例については、後に詳しく説明するが、本実施形態でのタッチ部投影部36cは、各タッチ部17aを示す文字図形ごとに前記の透明部分単位を形成している。
次に、フロントガラスパネル16に表示部18と入力部17とが投影される状態について説明する。
図9(a)から(c)は、フロントガラスパネル16の表示部18と入力部17の投影状態説明図である。
まず、空気清浄機100(図1参照)の電源プラグ(図示省略)が商用電源としてのコンセント(図示省略)に接続され、主電源ボタン13f(図1参照)がオンになると、図9(a)に示すように、フロントガラスパネル16の表示部18には、前記の検出機構が検出した湿度がデジタル表示される。図9(a)では、「60%」と表示部18に表示されている。ちなみに、主電源ボタン13f(図1参照)がオンであれば、空気清浄機100の運転及び停止のいずれの状態においても出力情報としての湿度が表示部18に表示される。ここでの空気清浄機100の運転とは、空気清浄機100の通常運転を意味する。この空気清浄機100の運転としては、例えば、前記の浄化フィルタユニット42、加湿フィルタ41、必要に応じて設けることができる温度調節機構(図示省略)、他の湿度調節機構(図示省略)等による空気の浄化、調湿、調温等の空気の調整運転を挙げることができる。ただし空気の調整運転は、これらに限定されるものではない。
なお、本実施形態での表示要求部19は、「MENU」の文字図形がフロントガラスパネル16の表面に印刷が施されて形成されているので、空気清浄機100に電力が供給されていない場合でも表示要求部19は現れている。
ユーザが表示要求部19にタッチすると、図9(b)に示すように、入力部17を構成するタッチ部17aと、メニュー17bとがフロントガラスパネル16に投影される。
本実施形態でのタッチ部17aは、タイマー切換えスイッチ(図9(b)中、「切タイマー」と記す)と、加湿切換えスイッチ(図9(b)中、「空清加湿」と記す)と、風力切換えスイッチ(図9(b)中、「風量」と記す)との3つが横並びに形成されている。
本実施形態でのメニュー17bは、タイマー切換えスイッチに対応して、タイマー2時間設定(図9(b)中、「2h」と記す)及びタイマー4時間設定(図9(b)中、「4h」と記す)の2種類と、加湿切換えスイッチに対応して、加湿なし(図9(b)中、「空清」と記す)、高加湿(図9(b)中、「加湿」と記す)、及び低加湿(図9(b)中、「肌保湿」と記す)の3種類と、風力切換えスイッチに対応して、自動運転について「大」「中」「小」の3種類、及びターボ運転について「大」「中」「小」の3種類がそれぞれ設定されている。
また、入力部17は、ユーザによりタッチ部17aがタッチされるたびに複数のメニュー17bのうちの一のメニュー17bの選択が所定の順番で入れ替わるサイクリック方式になっている。
具体的には、例えばタイマー切換えスイッチについて説明すると、図9(c)に示すタイマー切換えスイッチ(図9(c)中、「切タイマー」と記す)をタッチするたびに、タイマー2時間設定とタイマー4時間設定とが交互に入れ替わるようになっている。
そして、選択されているメニュー17bは、点滅するようになっている。つまり、図9(c)に示すように、タイマー4時間設定(図9(b)中、「4h」と記す)が選択されている場合には、「4h」の文字図形が点滅するようになっている。
ちなみに、主電源ボタン13f(図1参照)をオフにすると、図9(a)に示すように、入力部17は消灯して表示部18のみが点灯する。また、図示しないが、電源プラグをコンセントから抜き去ると、表示部18も消灯する。
次に、制御回路基板30の制御部がフロントガラスパネル16に表示部18(図9(a)参照)と入力部17(図9(b)参照)とを投影する動作手順について説明する。
図10は、空気清浄機100における制御部の動作手順を説明するフローチャートである。
図10に示すように、主電源ボタン13f(図1参照)がオンになると(ステップS1参照)、制御部は、前記のように検出機構(図示省略)で検出した湿度を表示部18(図1参照)を点灯して表示する(ステップS2)。そして、制御部は、表示要求部19(図1参照)がユーザにタッチされたか否かを判断し(ステップS3)、タッチされていないと判断した場合には(ステップS3のNo)、このステップS3の手順を繰り返す。また、タッチされたと判断した場合には(ステップS3のYes)、入力部17(図9(b)参照)を点灯する(ステップS4)。つまり、センサ基板32(図8参照)の静電容量センサ33aが静電容量の変化を検知した場合には、フロントガラスパネル16(図9(b)参照)にメニュー17b(図9(b)参照)とタッチ部17aとが投影される。
次に、ユーザの手指で所定のタッチ部17a(図9(b)参照)がタッチされることにより、メニュー17b(図9(b)参照)に示される空気清浄機100(図1参照)の所望の動作設定が行われる(ステップS5)。
この動作設定のサブルーチンでは、制御部は、入力部17の所定のタッチ部17aがタッチされたか否かを判断する(ステップS6)。そして、タッチ部17aがタッチされたと判断した場合には(ステップS6のYes)、制御部は、そのタッチされたタッチ部に対応する入力部17の選択されたメニュー17b(図9(c)参照)を点滅させる(ステップS7参照)。具体的には、前記のように、図9(c)に示す「タイマー4時間設定」のメニュー17bを表す「4h」の文字図形が点滅する。
次いで、制御部は、ステップS3における表示要求部19のタッチから所定時間(例えば、1分間)が経過したか否かを判断する(ステップS8参照)。そして、この所定時間が経過したと判断した場合には(ステップS8のYes)、この動作設定のサブルーチンを終了してステップS9の手順に進む。
一方、ステップS6の手順で、入力部17がタッチされていないと判断した場合には(ステップS6のNo)には、ステップS8に進んで表示要求部19のタッチから所定時間が経過したか否かを判断する(ステップS8参照)。そして、この所定時間が経過していないと判断した場合には(ステップS8のNo)、ステップS6の手順に戻る。この所定時間が経過したと判断した場合には(ステップS8のYes)、前記のとおり、この動作設定のサブルーチンを終了してステップS9の手順に進む。
ステップS9では、制御部は、入力部17のメニュー17bとタッチ部17aとを消灯する。
次に、制御部は、主電源ボタン13f(図1参照)がオフにされたか否かを判断する(ステップS10)。そして、主電源ボタン13fがオフにされていないと判断した場合には(ステップS10のNo)、ステップS3に戻って、再び表示要求部19がタッチされたか否かを判断を繰り返して、表示要求部19がタッチされた場合には、再び入力部17の点灯、入力部17による動作設定のサブルーチンを繰り返し(ステップS4からステップS8)、次いでステップS9及びステップS11の手順を再び実行する。ちなみに、ステップS6の入力部17(タッチ部17a)へのタッチは、初めにタッチしたタッチ部17aと同じタッチ部17aであってもよいし、これとは異なった他の2つのいずれかのタッチ部17aであってもよい。
そして、ステップS10で主電源ボタン13f(図1参照)がオフにされたと判断した場合には(ステップS10のYes)、制御部は、ステップS11で表示部18を消灯してこの動作工程を終了する。
以上のような本実施形態に係る空気清浄機100の組立方法について主に図5を参照しながら説明する。
この組立方法では、まずタンクベース52にフレーム15が取り付けられた後、これに遠心ファン45、スクロール46、モータ47、プレート48等を組み立てた送風装置44と、加湿フィルタ41とが取り付けられる。
次いで、フレーム15には、浄化フィルタユニット42が取り付けられ、タンクベース52及び加湿フィルタ41には、水タンク53、ポンプ54、給水管55、連結管56等からなる給水機構51が取り付けられる。
そして、スクロール46の上部開口にフィルタ10a及びフラップ10が取り付けられた後、フレーム15及びタンクベース52にサイドパネル13a,13aが取り付けられ、これらのサイドパネル13a,13aにアッパケース13bが取り付けられる。
次に、タンクベース52の第2係止部58(図3参照)にフロントパネルユニット12の第2被係止部24(図6参照)を係止させつつ、送風装置44に設けた第1係止部49(図3参照)にフロントパネルユニット12の第1被係止部23(図2参照)を係止させる。これにより本体部11(図2参照)に対するフロントパネルユニット12(図2参照)の仮組みが行われる。
そして、フレーム15にブラケット15b(図3参照)を介して設けられたボルト15c(図3参照)を、フロントパネルユニット12の締結穴25(図2参照)に螺合させることで本体部11(図2参照)にフロントパネルユニット12が固定される。
その後、サイドパネル13a,13aにリアパネル13cが取り付けられ、タンクベース52に水タンク53が収納されて、この組立方法の一連の工程が終了する。
以上のような本実施形態に係る空気清浄機100によれば、次のような作用効果を奏することができる。
この空気清浄機100においては、フロントガラスパネルユニット12は、本体部11に対するボルト固定による取り付け前に、本体部11の第1係止部49及び第2係止部58に係止される第1被係止部23及び第2被係止部24を備えている。
そのため、空気清浄機100は、フロントガラスパネル16を有するフロントガラスパネルユニット12を本体部11に取り付ける際に、本体部11にフロントガラスパネルユニット12を仮組みすることができる。
したがって、この空気清浄機100によれば、本体部11にフロントガラスパネルユニット12を固定する際に、従来の樹脂製のフロントパネルと比べて重いフロントガラスパネル16のハンドリングが容易になり、本体部11への固定時に、フロントガラスパネル16のハンドリングを誤って破損する恐れをより確実に防止することができる。
また、この空気清浄機100によれば、フロントガラスパネルユニット12は、フロントガラスパネルユニット12の上端部と下端部との間で所定の位置に設けられる第1被係止部23と、フロントガラスパネルユニット12の下端部に設けられる第2被係止部24との二か所で本体部11により確実に係止される。
また、この空気清浄機100では、フロントガラスパネルユニット12の締結穴25(固定部)が第1被係止部23よりも上方に形成されている。そのため、締結穴25(固定部)にボルト15cを螺合させて本体部11にフロントガラスパネルユニット12を固定する際に、フロントガラスパネルユニット12の上端部は、フロントガラスパネルユニット12の下端部に設けられる第2被係止部24を支点に本体部11側に引き寄せられる。これにより、フロントガラスパネルユニット12は、その上下端部のそれぞれが本体部11に強固に取り付けられることとなる。
また、この空気清浄機100では、本体部11の第1係止部49がフロントガラスパネルユニット12の第1被係止部23を引っ掛けるフックで形成されているので、本体部11によるフロントガラスパネルユニット12の係止を容易に行うことができる。
また、この空気清浄機100では、締結穴25(固定部)は、本体部11側から挿通されるボルト15cで締結されるので、空気清浄機100の前部の意匠面を形成するフロントガラスパネル16側にボルト15cが見えないように締結機構15aを構成することができる。よって、ボルト15cによって、空気清浄機100の前部の意匠が阻害されることが回避される。
また、この空気清浄機100では、リアパネル13c側から空気を吸入し、アッパケース13bの上面から浄化後の空気を排出する構成としたので、本体部11によるフロントガラスパネルユニット12の係止構造が複雑化するのを防止することとができる。
また、この空気清浄機100では、タッチスイッチ装置28を備えるフロントガラスパネル16が空気清浄機100を操作するタッチパネルになっている。そして、このフロントガラスパネル16には、空気清浄機100の出力情報を表示する表示部18が、フロントガラスパネル16の上部に形成されている。
したがって、操作パネルが筺体の上面に有する従来の空気清浄機では、ユーザが空気清浄機から離れると、モニタが視認し難くなる問題があるところ、本実施形態に係る空気清浄機100では、タッチスイッチ装置28を備えるフロントガラスパネル16がタッチパネルになっているため、ユーザが空気清浄機100から離れたときにもタッチパネルの入力部17及び表示部18を視認し易くなっている。特に、リモートコントローラを使用して遠隔操作が可能な空気清浄機100では、ユーザは、表示部18に表示された湿度を参考にしつつ湿度レベルを設定しなおすことができる。
また、操作パネルを筺体の上面に有する従来の空気清浄機は、ユーザの手指が直接触れる操作パネルの清潔を維持するために、洗剤を使用して清掃を行いたいところ、洗剤が操作パネルと筺体との隙間から筺体内に浸入し易い問題がある。
これに対して、本実施形態に係る空気清浄機100では、タッチスイッチ装置28を備えるフロントガラスパネル16がタッチパネルになっているので、湿式清拭を容易に行うことができる。
また、この空気清浄機100では、フロントガラスパネル16における入力部17のタッチ部17aが表示部18の下方に設けられているので、タッチ部17aを操作するユーザの手によって、表示部18が隠れてユーザによる表示部18の視認が阻害されることが回避される。また、タッチ部17aは、入力部17のメニュー17bの下方に設けられているので、タッチ部17aを操作するユーザの手によって、メニュー17bが隠れてユーザによるメニュー17bの視認が阻害されることが回避される。
また、空気清浄機100は、主電源(例えば、前記主電源ボタン13f)がオンであれば、空気清浄機100の運転及び停止のいずれの状態においても前記出力情報をフロントガラスパネル16の表示部18に常時表示する。これによりユーザは、この出力情報を常時監視することができる。
また、空気清浄機100は、表示要求部19がユーザによりタッチされたときにのみ入力部17をフロントガラスパネル16に表示するので、省エネを達成することができるとともに、表示部18の視認が容易となる。
また、空気清浄機100は、複数のメニュー17bのうちの一のメニュー17bの選択が所定の順番で入れ替わるサイクリック方式であるので、メニュー17bを選択するためのタッチ部17aの数を減じることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、種々の他の形態で実施することができる。
前記実施形態では、本体部11の第1係止部49をフックとし、これでフロントガラスパネル12の第1被係止部23を引っ掛ける構成としたが、本発明は、フロントガラスパネル12の第1被係止部23をフックとし、これで本体部11の第1係止部49を引っ掛ける構成とすることもできる。
また、前記実施形態では、表示部18に室内の湿度を表示するように構成しているが、本発明は室内の温度、粉塵量(花粉を含む)等の他の出力情報を表示する構成とすることもできる。
11 本体部
12 フロントガラスパネルユニット
13 ハウジング
13a サイドパネル
13b アッパケース
13c リアパネル
13d 空気吸入口
13f 主電源ボタン
15 フレーム
15a 締結機構
16 フロントガラスパネル
17 入力部
17a タッチ部
17b メニュー
18 表示部
19 表示要求部
21 枠体
22 ベースフレーム
23 第1被係止部(被係止部)
24 第2被係止部(被係止部)
25 締結穴(固定部)
28 タッチスイッチ装置
29 ケーシングパネル
29a 第1収納部
29b 第2収納部
30 制御回路基板
31 遮光板
31a 光照射孔
32 センサ基板
33a 静電容量センサ
33b 静電容量センサ
34 入力部導光板
35 印刷フィルム
36 投影部
36a 表示部投影部
36b メニュー投影部
36c タッチ部投影部
41 加湿フィルタ
42 浄化フィルタユニット
44 送風装置
45 遠心ファン
46 スクロール
47 モータ
48 プレート
49 第1係止部(係止部)
49a 支持部
49b 突出片
51 給水機構
52 タンクベース
53 水タンク
54 ポンプ
55 給水管
56 連結管
57 管
58 第2係止部
100 空気清浄機
L1 光源
L2 光源
L3 光源

Claims (5)

  1. 取り入れた空気を浄化して排出する本体部と、
    この本体部の前面に取り付けられるフロントガラスパネルユニットと、
    を備え、
    前記フロントガラスパネルユニットは、前記本体部に対する取り付け前の仮組み時に当該本体部に係止される被係止部を備えることを特徴とする空気清浄機。
  2. 前記被係止部は、前記フロントガラスパネルユニットの上端部と下端部との間で所定の位置に設けられる第1被係止部と、
    前記フロントガラスパネルユニットの下端部に設けられる第2被係止部と、
    で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の空気清浄機。
  3. 前記フロントガラスパネルユニットは、前記本体部に対する本組み時に当該本体部に固定される固定部を備え、
    前記固定部は、前記第1被係止部よりも上方に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の空気清浄機。
  4. 前記第1被係止部、及び当該第1被係止部を係止する前記本体部の係止部のいずれか一方は、いずれか他方を引っ掛けるフックであることを特徴とする請求項2に記載の空気清浄機。
  5. 前記固定部は、前記本体部側から挿通されるボルトで締結されることを特徴とする請求項3に記載の空気清浄機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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