JP2016049312A - 吸収性物品 - Google Patents

吸収性物品 Download PDF

Info

Publication number
JP2016049312A
JP2016049312A JP2014176732A JP2014176732A JP2016049312A JP 2016049312 A JP2016049312 A JP 2016049312A JP 2014176732 A JP2014176732 A JP 2014176732A JP 2014176732 A JP2014176732 A JP 2014176732A JP 2016049312 A JP2016049312 A JP 2016049312A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
surface sheet
permeable surface
absorber
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014176732A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6457764B2 (ja
Inventor
靖 大谷
Yasushi Otani
靖 大谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daio Paper Corp
Original Assignee
Daio Paper Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daio Paper Corp filed Critical Daio Paper Corp
Priority to JP2014176732A priority Critical patent/JP6457764B2/ja
Publication of JP2016049312A publication Critical patent/JP2016049312A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6457764B2 publication Critical patent/JP6457764B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)

Abstract

【課題】表面材の破れを防止し、尿の移行性・拡散性を向上させるとともに、凹溝形状を維持しやすくし、且つ製造の操業性を安定化する。
【解決手段】透液性表面シート3と裏面シート2との間に吸収体4が介在されるとともに、前記吸収体4に前記透液性表面シート3を積層した状態で、前記透液性表面シート3の表面側からエンボスを施すことにより、肌側に長手方向に沿って凹溝22が形成された失禁パッド1である。前記透液性表面シート3は、相対的に目付が高い多数の凸部15と、前記凸部15の周囲に形成され、相対的に目付が低い凹部16とからなるとともに、前記凹溝22を形成した状態で、前記凹溝22の底部に、前記透液性表面シート3の凸部15が圧縮された多数の高圧縮部18と、前記透液性表面シート3の凹部16が圧縮され、前記高圧縮部18より密度が低い低圧縮部19とが形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、主には失禁パッド、使い捨ておむつ等に使用される吸収性物品に係り、肌側に長手方向に沿って凹溝が形成された吸収性物品に関する。
従来より、前記吸収性物品として、ポリエチレンシートまたはポリエチレンシートラミネート不織布などの不透液性裏面シートと、不織布または透液性プラスチックシートなどの透液性表面シートとの間に吸収体を介在したものが知られている。
この種の吸収性物品にも幾多の改良が重ねられ、特に失禁パッドなどのように一度にドッと出る尿を小さな面積で受け止め、素早く拡散させるための、一時貯留及び尿拡散手段の一つとして、肌側に長手方向に沿って凹溝を形成したものが種々提案されている(例えば下記特許文献1、2)。
下記特許文献1では、面積が異なる上部吸収層と下部吸収層とが積層され、該吸収層には、段差が形成されており、表面シート及び吸収層に一体的に、吸収性物品の長手方向に延びる凹部が形成され、該凹部は、エンボス加工によって形成されており、その底部に、高圧搾部及び低圧搾部が交互に形成されている吸収性物品が開示されている。
また、下記特許文献2では、肌当接面側の上層吸収体と非肌当接面側の下層吸収体とを有し、該上層吸収体と該下層吸収体とがなす中高部は、肌当接面側に形成された長手方向に延びるくぼみを有し、前記くぼみは、前記上層吸収体を貫通した開口部であり、該開口部の底面をなすよう上層吸収体の下面に前記下層吸収体が位置する吸収性物品が開示されている。
特許第5105884号公報 特開2009−112590号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の吸収性物品では、吸収層間の液移行性に伴う吸収性の向上とともに、柔軟性を保ち、良好な装着感を提供することなどを目的として、凹部がエンボス加工によって形成され、その底部に高圧搾部と低圧搾部を有しているため、次のような問題があった。
(1)凹部の底部より更に圧搾した高圧搾部を設けているため、表面シートが過度に引き伸ばされて破れが生じやすい、(2)凹部の底部に細かな高圧搾部と低圧搾部とを交互に設けているため、エンボスロールに紙粉などが詰まって操業性が低下する、などの技術的に困難な課題があるとともに、(3)高圧搾部と低圧搾部の条件によっては、尿の移行性・拡散性が物理的に生じ難くなる、といった問題もあった。
また、上記特許文献2記載の吸収性物品は、単に吸収体にくぼみを設けただけなので、装着時に幅方向両側からの脚圧を受けたときなどに剛性が低く、凹溝が変形しやすいという問題があった。
そこで本発明の主たる課題は、表面材の破れを防止し、尿の移行性・拡散性を向上させるとともに、凹溝形状を維持しやすくし、且つ製造の操業性を安定化した吸収性物品を提供することにある。
上記課題を解決するために請求項1に係る本発明として、透液性表面シートと裏面シートとの間に吸収体が介在されるとともに、前記吸収体に前記透液性表面シートを積層した状態で、前記透液性表面シートの表面側からエンボスを施すことにより、肌側に長手方向に沿って凹溝が形成された吸収性物品において、
前記透液性表面シートは、相対的に目付が高い多数の凸部と、前記凸部の周囲に形成され、相対的に目付が低い凹部とからなるとともに、前記凹溝を形成した状態で、前記凹溝の底部に、前記透液性表面シートの凸部が圧縮された多数の高圧縮部と、前記透液性表面シートの凹部が圧縮され、前記高圧縮部より密度が低い低圧縮部とが形成されていることを特徴とする吸収性物品が提供される。
上記請求項1記載の発明では、透液性表面シートとして、異なる目付とすることにより凹凸状に形成されたものを用いている。かかる透液性表面シートの表面側からエンボスを施すことにより前記凹溝を形成した状態で、前記凹溝の底部に、前記透液性表面シートの凸部が圧縮された多数の高圧縮部と、前記凹部が圧縮された前記高圧縮部より密度が低い低圧縮部とが形成されている。この繊維の密度差により、透液性表面シートに吸収された尿の移行性・拡散性が向上するようになる。また、透液性表面シートの表面側から1回のエンボスを施すだけで高圧縮部と低圧縮部が形成できるため、従来のように凹溝の底面より更に圧搾した高圧搾部を設けたものに比べ、表面材に過度に引張応力が作用せず、表面材の破れが防止できるようになる。更に、凹溝の底部に多数の高圧縮部が形成されるため、凹溝の剛性が増し、脚圧などの外力に対する変形が防止でき凹溝の形状が維持しやすくなる。また、透液性表面シートの表面側からフラットなエンボスを施すことにより前記高圧縮部及び低圧縮部を形成しているので、エンボスロールの目詰まりなどがなく、製造の操業性が安定化する。
請求項2に係る本発明として、前記高圧縮部は、平面視で千鳥状又は格子状に配置されている請求項1記載の吸収性物品が提供される。
上記請求項2記載の発明では、前記高圧縮部を平面視で千鳥状又は格子状に配置することにより、凹溝の剛性が高まり、凹溝の変形が防止できるようになるとともに、繊維の密度差による尿の移行性・拡散性がより一層向上するようになる。
請求項3に係る本発明として、前記透液性表面シートは、肌側に配設される上層と吸収体側に配設される下層との積層構造からなり、前記下層は熱収縮性繊維を含む不織布からなる請求項1、2いずれかに記載の吸収性物品が提供される。
上記請求項3記載の発明では、透液性表面シートとして上層と下層とを積層した積層構造とし、前記下層を熱収縮性繊維を含む不織布によって構成することにより、前記透液性表面シートを厚み方向に圧密化して所定パターンの接合部で部分的に接合した後、前記下層を加熱処理して熱収縮させることにより、前記接合部以外の部分が肌側に突出する多数の凸部を形成するようになる。
請求項4に係る本発明として、前記吸収体は、前記透液性表面シート側の面に、吸収性物品の長手方向に沿うとともに尿排出部位を含む長手方向範囲に亘って、圧搾によることなく凹溝状又はスリット状の吸収体凹部を備え、
前記凹溝は、前記吸収体に前記透液性表面シートを積層した状態で、前記透液性表面シートの表面側から前記吸収体凹部の底面に対し前記吸収体凹部に沿って前記エンボスを施すことにより形成されている請求項1〜3いずれかに記載の吸収性物品が提供される。
上記請求項4記載の発明では、前記吸収体の透液性表面シート側の面であって、前記凹溝の形成予定位置に、圧搾によることなく凹溝状又はスリット状の吸収体凹部を備え、前記吸収体凹部の底面に対し吸収体凹部に沿って前記エンボスを施すことにより凹溝を形成しているため、吸収体と一体的に圧搾することによって凹溝を形成した場合に比べ、凹溝の周囲の吸収体の密度が極端に高くなるのが防止でき、凹溝に一時貯留された尿が吸収体に移行しやすくなる。
以上詳説のとおり本発明によれば、表面材の破れが防止でき、尿の移行性・拡散性が向上するとともに、凹溝形状が維持しやすくなり、且つ製造の操業性が安定化するようになる。
本発明に係る失禁パッド1の一部破断展開図である。 図1のII−II線矢視図である。 図1のIII−III線矢視図である。 吸収体4の断面図である。 透液性表面シート3の斜視図である。 透液性表面シート3の断面図である。 (A)〜(C)は、透液性表面シート3の製造方法を示す工程図である。 凹溝22の加工要領を示す断面図である。 凹溝22の拡大断面図である。 凹溝22の拡大平面図である。 (A)〜(C)は凹溝22の他の実施例を示す失禁パッド1の展開図である。 (A)〜(C)は凹溝22の他の実施例を示す失禁パッド1の展開図である。 (A)〜(F)は凹溝22の他の実施例を示す失禁パッド1の展開図である。 吸収体凹部20の他の実施例を示す失禁パッド1の要部拡大断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
〔失禁パッド1の基本構成〕
本発明に係る失禁パッド1は、図1〜図3に示されるように、ポリエチレンシートなどからなる不透液性裏面シート2と、尿などを速やかに透過させる透液性表面シート3と、これら両シート2、3間に介装された綿状パルプまたは合成パルプなどからなる吸収体4と、前記吸収体4の形状保持および拡散性向上のために、前記吸収体を囲繞するクレープ紙や不織布等からなる被包シート5と、前記吸収体4の略側縁部を起立基端とし、かつ少なくとも尿排出部位Hを含むように長手方向に所定の区間内において肌側に突出して設けられた左右一対の立体ギャザーBS、BSを形成するサイド不織布7、7とから主に構成され、かつ前記吸収体4の周囲においては、その長手方向端縁部では前記不透液性裏面シート2と透液性表面シート3との外縁部がホットメルトなどの接着剤やヒートシール等の接着手段によって接合され、またその両側縁部では吸収体4よりも側方に延出している前記不透液性裏面シート2と前記サイド不織布7とがホットメルトなどの接着剤やヒートシール等の接着手段によって接合されている。なお、必要に応じて、前記透液性表面シート3と吸収体4との間に、親水性のセカンドシートを配置することができる。
以下、さらに前記失禁パッド1の構造について詳述すると、
前記不透液性裏面シート2は、ポリエチレン、ポリプロピレン等の少なくとも遮水性を有するシート材が用いられるが、この他に防水フィルムを介在して実質的に不透液性を確保した上で不織布シート(この場合には、防水フィルムと不織布とで不透液性裏面シートを構成する。)などを用いることができる。近年はムレ防止の観点から透湿性を有するものが好適に用いられる傾向にある。この遮水・透湿性シート材としては、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂中に無機充填剤を溶融混練してシートを成形した後、一軸または二軸方向に延伸することにより得られる微多孔性シートが好適に用いられる。
次いで、前記透液性表面シート3は、不織布が用いられる。この不織布を構成する素材繊維としては、たとえばポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維とすることができ、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法等の適宜の加工法によって得られた不織布を用いることができる。これらの加工法の内、スパンレース法は柔軟性、ドレープ性に富む点で優れ、サーマルボンド法は嵩高で圧縮復元性が高い点で優れている。この透液性表面シート3については、後段で詳しく説明する。
前記吸収体4は、たとえば綿状パルプ等の吸収性繊維と高吸水性ポリマー8とにより構成され、図示例では平面形状がパッド長手方向に長い縦長の略小判形とされている。前記高吸水性ポリマー8は例えば粒状粉とされ、吸収体4を構成するパルプ中に分散混入されている。
前記パルプとしては、木材から得られる化学パルプ、溶解パルプ等のセルロース繊維や、レーヨン、アセテート等の人工セルロース繊維からなるものが挙げられ、広葉樹パルプよりは繊維長の長い針葉樹パルプの方が機能および価格の面で好適に使用される。本失禁パッド1では、吸収体4を被包シート5で囲繞するため、結果的に透液性表面シート3と吸収体4との間に被包シート5が介在することになり、吸収性に優れる前記被包シート5によって尿を速やかに拡散させるとともに、これら尿等の逆戻りを防止するようになる。前記パルプの目付は、100g/m〜600g/m、好ましくは200g/m〜500g/mとするのがよい。
前記高吸水性ポリマー8としては、たとえばポリアクリル酸塩架橋物、自己架橋したポリアクリル酸塩、アクリル酸エステル−酢酸ビニル共重合体架橋物のケン化物、イソブチレン・無水マレイン酸共重合体架橋物、ポリスルホン酸塩架橋物や、ポリエチレンオキシド、ポリアクリルアミドなどの水膨潤性ポリマーを部分架橋したもの等が挙げられる。これらの内、吸水量、吸水速度に優れるアクリル酸またはアクリル酸塩系のものが好適である。前記吸水性能を有する高吸水性ポリマーは製造プロセスにおいて、架橋密度および架橋密度勾配を調整することにより吸収倍率(吸水力)と吸収速度の調整が可能である。
また、前記吸収体4には合成繊維を混合しても良い。前記合成繊維は、例えばポリエチレン又はポリプロピレン等のポリオレフィン系、ポリエチレンテレフタレートやポリブチレンテレフタレート等のポリエステル系、ナイロンなどのポリアミド系、及びこれらの共重合体などを使用することができるし、これら2種を混合したものであってもよい。また、融点の高い繊維を芯とし融点の低い繊維を鞘とした芯鞘型繊維やサイドバイサイド型繊維、分割型繊維などの複合繊維も用いることができる。前記合成繊維は、尿に対する親和性を有するように、疎水性繊維の場合には親水化剤によって表面処理したものを用いるのが望ましい。
前記被包シート5は、ティシュー等の紙材あるいは不織布等の透液性のシートを用いることができる。特に、資材の破壊(破れ)が生じにくい不織布を用いるのが好ましい。このような不織布としては、薄さと強度のバランスに優れたスパンボンド法やSMS法により加工された不織布、熱可塑性エラストマー樹脂などからなる弾性繊維をスパンボンド法、メルトブロー法など紡糸工程に直結してウェブを形成する方法により加工された不織布、ラテックス、ウレタン、オレフィン系の繊維など伸縮性を有する素材を主成分とする不織布が好適である。なお、被包シート5は、少なくとも吸収体4の肌当接面側(表面側)の面が撥水性でなければシートの親水度は特に問わない。
本失禁パッド1の表面側両側部にはそれぞれ長手方向に沿って、かつ失禁パッド1の全長に亘ってサイド不織布7,7が設けられ、このサイド不織布7,7の外側部分が側方に延在されるとともに、前記不透液性裏面シート2が側方に延在され、これら側方に延在されたサイド不織布7部分と不透液性裏面シート2部分とをホットメルト接着剤等により接合して側部フラップが形成されている。
前記サイド不織布7としては、重要視する機能の点から撥水処理不織布または親水処理不織布を使用することができる。たとえば、尿等が浸透するのを防止する、あるいは肌触り感を高めるなどの機能を重視するならば、シリコン系、パラフィン系、アルキルクロミッククロリド系撥水剤などをコーティングしたSSMSやSMS、SMMSなどの撥水処理不織布を用いるのが望ましく、尿の吸収性を重視するならば、合成繊維の製造過程で親水基を持つ化合物、例えばポリエチレングリコールの酸化生成物などを共存させて重合させる方法や、塩化第2スズのような金属塩で処理し、表面を部分溶解し多孔性とし金属の水酸化物を沈着させる方法等により合成繊維を膨潤または多孔性とし、毛細管現象を応用して親水性を与えた親水処理不織布を用いるのが望ましい。かかるサイド不織布7としては、天然繊維、合成繊維または再生繊維などを素材として、適宜の加工法によって形成されたものを使用することができる。
前記サイド不織布7、7は、適宜に折り畳まれて、前記吸収体4の略側縁近傍位置を起立基端として肌側に起立する左右一対の内側立体ギャザー10、10と、相対的に前記内側立体ギャザー10より外側に位置するとともに、前記吸収体4よりも側方に延出する不透液性裏面シート2及びサイド不織布7によって形成された肌側に起立する左右一対の外側立体ギャザー11、11とからなる2重ギャザー構造の立体ギャザーBSを構成している。なお、前記立体ギャザーBSは、内側立体ギャザー10または外側立体ギャザー11のいずれかのみからなる1重ギャザー構造であっても良いし、サイド不織布7を配設するだけで肌側に起立した立体ギャザー状に形成されなくてもよい。
前記内側立体ギャザー10および外側立体ギャザー11の構造についてさらに詳しく説明すると、前記サイド不織布7は、図2に示されるように、幅方向両側端をそれぞれパッド裏面側に折り返して幅方向内側及び幅方向外側にそれぞれ二重シート部分7a、7bを形成するとともに、前記幅方向内側の二重シート部分7a内部に両端または長手方向の適宜の位置が固定された1本または複数本の、図示例では1本の糸状弾性伸縮部材12が配設されるとともに、前記幅方向外側の二重シート部分7b内部に両端または長手方向の適宜の位置が固定された1本または複数本の、図示例では2本の糸状弾性伸縮部材13、13が配設され、前記幅方向内側の二重シート部分7aの基端部が吸収体4の側部に配設される透液性表面シート3の上面にホットメルト接着剤等により接着されるとともに、幅方向外側の二重シート部分7bの基端部が前記吸収体4よりも側方に延出する不透液性裏面シート2の側端部にホットメルト接着剤等により接着されることにより、前記幅方向内側の二重シート部分7aによって肌側に起立する内側立体ギャザー10が形成されるとともに、前記幅方向外側の二重シート部分7bによって肌側に起立する外側立体ギャザー11が形成されている。なお、前記サイド不織布7は、パッド長手方向の両端部では、図3に示されるように、前記糸状弾性伸縮部材12、13が配設されないとともに、前記幅方向内側の二重シート部分7aがホットメルト接着剤等によって吸収体4側に接合されている。
〔透液性表面シート3について〕
前記透液性表面シート3は、図5及び図6に示されるように、相対的に目付が高く形成されるとともに、肌側に突出する多数のドーム状の凸部15、15…と、前記凸部15の周囲に沿ってそれぞれ形成されるとともに、前記凸部15と比較して相対的に目付が低く、且つ前記凸部15より肌側に窪む凹部16とから構成されている。
このような凹凸形状をなす透液性表面シート3としては、特開2004-466号公報及び特開2003-250836号公報に開示されたものを使用することができる。これらの公報では、厚み方向に圧密化された所定パターンの多数の接合部17、17…で部分的に接合され、この接合部17、17…以外の部分が肌側に突出する多数のドーム状の凸部15、15…をなしたものが記載されている。前記接合部17、17…は、千鳥状の平面パターンで配置され、前記凸部15、15…が千鳥状の平面パターンで配置されるようになっている。
また、同公報にも開示されるように、前記透液性表面シート3は、図5及び図6に示されるように、肌側に配設される上層3Aと、吸収体4側に配設される下層3Bとの積層構造で構成するのが好ましい。前記上層3Aと下層3Bとは、前記多数の接合部17、17…で部分的に接合されている。
前記下層3Bは、熱可塑性を示す熱収縮性繊維を含む不織布で構成するのが好ましい。つまり、前記下層3Bを熱収縮性繊維を含む不織布で構成することにより、前記上層3Aと下層3Bを接合部17で接合した後、前記下層3Bを熱収縮させることにより、上層3Aの接合部17で囲まれた部分が肌側に突出する凸状をなすようにしている。
前記透液性表面シート3の製造方法は、図7(A)に示されるように、上層3Aと下層3Bとを積層した状態で、同図7(B)に示されるように、上層3Aの外面側からの圧搾により上層3Aと下層3Bとを所定パターンの多数の接合部17、17…で部分的に接合した後、同図7(C)に示されるように、下層3Bに含まれる熱収縮性繊維が熱収縮を開始する温度以上の温風を当てるなどの熱処理をして下層3Bを収縮させることにより行う。前記下層3Bが熱収縮することにより、隣り合う接合部17、17間が狭まるため、この間の上層3Aの繊維が寄り集まって相対的に目付が高くなるとともに、接合部17、17…で囲まれた領域の中央側にいくほど目付が高く、ドーム状に肌側に突出する凸部15を形成するようになる。
また、同公報に示されるように、上層3Aの繊維密度より下層3Bの繊維密度が高くなるように設定してもよい。かかる透液性表面シート3では、繊維密度勾配によって、繊維密度が相対的に低い上層3Aから、繊維密度が相対的に高い下層3Bに向けて尿が素早く移行するようになる。
〔凹溝22について〕
本失禁パッド1では、肌側に長手方向に沿って尿流入用の凹溝22が形成されている。前記凹溝22は、透液性表面シート3の表面に排出された尿を受け止めて、尿を一時貯留するとともに、前後方向への尿の拡散を誘導し、且つ吸収体4への尿の吸収速度を速め、横漏れを防止するためのものである。
前記凹溝22は、透液性表面シート3の表面側から透液性表面シート3から吸収体4にかけての構成部材を一体的に圧搾することにより形成したものでもよいが、予め前記吸収体4の凹溝22の形成予定部分に吸収体凹部20を形成しておき、この吸収体凹部20に沿って透液性表面シート3の表面側(肌面側)から吸収体4より上層の構成部材をエンボス凸部24によって圧搾するエンボス部21を設けることにより形成したものの方が、脚圧による凹溝22の変形が防止できるなどの理由から望ましい。
本失禁パッド1では、前記吸収体4には、図2に示されるように、前記凹溝22の形成予定部分に、予め、肌側(透液性表面シート3側)の面に、尿排出部位Hを含む長手方向に沿って、圧搾によることなく凹溝状又はスリット状の、図示例では凹溝状の吸収体凹部20が形成されている。図2に示される吸収体凹部20は、吸収体4の肌当接面側(透液性表面シート3側)の面において、周囲より非肌当接面側(不透液性裏面シート2側)に凹ませた、底面を有する非貫通型の凹溝部分である。この吸収体凹部20は、圧搾によることなく、例えば図4に示されるように、(A)積繊、又は(B)吸収体凹部20の底部の厚みで形成された下層吸収体4aと、前記吸収体凹部20に対応する部分が開口した上層吸収体4bとの積層構造などによって形成されている。
前記吸収体凹部20は、図1に示されるように、吸収体4に対して、尿排出部位Hに対応するパッド幅方向の中央部であって長手方向の中間部に、1条のみ形成するのが好ましいが、失禁パッド1の幅方向に離間して複数条で形成したり、パッド長手方向に離間する不連続線状に形成するなど、種々の形態で形成することができる(図11〜図13参照)。なお、複数の吸収体凹部20を設ける場合は、それぞれの吸収体凹部20に対してエンボス部21を設けるのが好ましい。
前記吸収体凹部20の平面寸法は、パッド長手方向の長さが100〜180mm、溝幅(底面の溝幅)が5〜30mmとするのがよい。前記吸収体凹部20の深さは、吸収体4の厚みの50%以上、具体的には5〜8mm程度とするのがよい。
前記吸収体4は、吸収体凹部20の底面の密度と、その周辺(吸収体凹部20以外の部分)の密度とがほぼ同一となるように設定するのが好ましい。つまり、吸収体凹部20を圧搾によることなく凹溝状に形成することにより、吸収体の密度をほぼ同一にすることができる。
前記吸収体凹部20の底部(不透液性裏面シート2側の部分、非肌側の部分)に介在する吸収体4部分は、パルプの目付が0g/m〜210g/m、好ましくは70g/m〜190g/mとするのがよい。この吸収体部分にも吸水性ポリマー8が所定の目付で分散混入されている。
本失禁パッド1では、前記吸収体凹部20が形成された吸収体4の肌側に前記透液性表面シート3を積層した状態で、図8に示されるように、エンボス凸部24によって吸収体凹部20の底面に対しエンボス部21を設けている。これにより、図9及び図10に示されるように、前記凹溝22の底面に、前記透液性表面シート3の凸部15、15…が圧縮された多数の高圧縮部18、18…が形成されるとともに、前記透液性表面シート3の凹部16が圧縮された、前記高圧縮部18より密度が低い低圧縮部19が形成されている。
前記高圧縮部18は、前記透液性表面シート3の相対的に目付が高く形成された凸部15を圧縮することにより、周囲の低圧縮部19より相対的に高密度化された部分である。前記高圧縮部18の密度は、前記低圧縮部19の密度より相対的に高く、具体的には低圧縮部19の密度の5%〜50%、好ましくは10%〜50%、より好ましくは20%〜50%程度高く設定するのがよい。
前記高圧縮部18と低圧縮部19との境界は必ずしも明確である必要はなく、透液性表面シート3にエンボスを施す前の凸部15の頂部とその近傍の所定範囲の相対的に高目付で形成された部分を高圧縮部18と定義し、それ以外の部分を低圧縮部19と定義することができる。
前記エンボス凸部24は、前記吸収体凹部20より幅狭に形成され、吸収体凹部20の底面に対してのみエンボスを施すものである。したがって、吸収体凹部20の側面とエンボス凸部24の側部との間には、エンボスによって透液性表面シート3の凸部15が潰されないように、少なくとも透液性表面シート3の厚み分(凸部15部分の厚み分)だけの隙間Sが設けられている。前記エンボス凸部24の先端は、平坦な平面状に形成され、吸収体凹部20の底面にほぼ均等な圧縮力が付加されるようになっている。
前記凹溝22の底部に前記高圧縮部18及び低圧縮部19を設けることにより、透液性表面シート3の繊維の密度差による尿の拡散性が向上するとともに、拡散した尿が素早く吸収体に移行するようになる。
また、前記高圧縮部18及び低圧縮部19は、先端が平坦な平面状のエンボス凸部24によって吸収体凹部20の底面に1回のエンボスを施しただけで形成できるので、従来の吸収性物品のような低圧搾部用のエンボスを施した後、更に高圧搾部用のエンボスを施すという手間がかからなくなるとともに、低圧搾部より更に深く圧搾した高圧搾部を施すことによる表面シートの過度な引き伸ばしがなくなり、表面シートの破れが防止できるようになる。
更に、凹溝22の底部に多数の高圧縮部18が形成されるため、凹溝22の剛性が増し、幅方向両側から脚圧などの外力が作用したときでも凹溝22の変形が防止でき、凹溝22の形状が維持しやすくなる。したがって、尿の貯留空間が確保でき、尿漏れが防止できるようになる。
また、先端が平坦なエンボス凸部24によってエンボス部21を施しているので、このエンボス凸部24に紙粉などの目詰まりが生じなくなり、製造工程の操業性が安定化するようになる。
前記高圧縮部18は、図10に示されるように、平面視で千鳥状又は格子状に離散的に配置するのが好ましい。高圧縮部18を千鳥状又は格子状に配置するには、前記透液性表面シート3の凸部15を千鳥状又は格子状の平面パターンで形成するようにする。前記高圧縮部18は千鳥状に配置するのが特に望ましい。千鳥状パターンで配置することにより、高圧縮部18をより高密度に配置することができ、凹溝22の剛性を高める効果が大きくなるとともに、隣り合う高圧縮部18、18同士が溝長手方向に位置ズレして設けられるため、溝長手方向への尿の拡散が生じやすくなる。高圧縮部18を千鳥状又は格子状の平面パターンで配置することにより、繊維密度差による尿の拡散性が向上できるとともに、凹溝22の強度が更に増加し、凹溝22の変形がより一層生じにくくなる。
前記高圧縮部18は、凹溝22の溝幅方向に対して複数配置されるようにするのが好ましい。図10に示す例では、千鳥状に配置した高圧縮部18が、凹溝22の溝幅方向に3列で配置されている。仮に、1つの高圧縮部を凹溝の溝幅方向に横断して設けた場合には、透液性表面シートに吸収された尿がこの高圧縮部によって堰き止められ、溝長手方向に沿った尿の拡散が生じにくくなる。これに対して、凹溝22の溝幅方向に複数の高圧縮部18が配置されるようにした場合には、溝幅方向に対して高圧縮部18と低圧縮部19とが存在するようになるので、溝長手方向に沿った尿の拡散を阻害しなくなる。
それぞれの高圧縮部18の周囲には低圧縮部19が設けられており、隣り合う高圧縮部18の周囲に形成された低圧縮部19同士は連続して設けられている。このため、前記低圧縮部19は、凹溝22の底面全体に亘って連続的に設けられている。
前記凹溝22は、種々の形態で配置することができる。前記凹溝22は、図1に示されるように、尿排出部位Hに対応するパッド幅方向の中央部であって長手方向の中間部に、1条のみ形成するのが好ましいが、図11(A)、(B)に示されるように、パッド幅方向に離間して複数条形成してもよいし、同図11(C)に示されるように、パッド長手方向に離間して不連続線状に形成してもよい。複数条形成した場合には、多くの尿が一気にドッと出たときでも尿の拡散効果をより確実に高めることができるようになる。また、不連続線状に形成した場合には、凹溝22が幅方向両側から脚圧などの外力を受けたときの潰れがより確実に防止できる。パッド幅方向に離間して複数条形成する場合、同図11(A)に示す偶数条でもよいし、同図11(B)に示す奇数条でもよい。
また、前記凹溝22の平面形状は、図1に示されるように、パッド長手方向に沿って等幅で形成してもよいし、図12に示されるように、異なる溝幅で形成してもよい。図12(A)では、凹溝22のパッド長手方向の前側端部に、溝幅を拡大した拡幅部22aを設けている。前記拡幅部22aを設けることにより、尿の一時貯留空間が拡大でき、特に切迫性失禁などのように大量の尿が一度にドッと出た場合でも確実に凹溝22で尿を受け止めることが可能となる。前記拡幅部22aは、同図12(B)に示すようにパッド後側の端部に設けてもよいし、同図12(C)に示すように前後端部にそれぞれ設けてもよい。
前記凹溝22は、図13に示されるように、1又は複数の枝分かれ部22b、22cを設けてもよい。前記枝分かれ部22b、22cを設けることにより、凹溝22に一時貯留された尿が凹溝22に沿って吸収体4の広い範囲に拡散するようになり、吸収体4のより広い範囲で尿を吸収できるようになる。図13(A)〜(C)に示される例では、前記枝分かれ部22bとして、パッド長手方向の前側、後側又は前側及び後側のそれぞれに、凹溝22の両側縁から外側に延びるとともに、パッド長手方向の端部側に傾斜する複数、図示例では左右それぞれ3本ずつ設けられている。また、図13(D)〜(F)に示される例では、前記枝分かれ部22cとして、パッド長手方向の前端、後端又は前端及び後端のそれぞれに、凹溝22が放射状に複数に、図示例では5本に枝分かれしたものが設けられている。
なお、予め吸収体4の凹溝22の形成予定部分に前記吸収体凹部20を設ける場合、上記凹溝22の形状に沿って吸収体凹部20を設けるようにする。
上記形態例では、前記吸収体凹部20は、図2に示されるように、有底の凹溝状に形成していたが、図14に示されるように、表面側から裏面側にかけて貫通したスリット状に形成してもよい。前記吸収体凹部20をスリット状とした場合、前記エンボス部21は、図14に示されるように、吸収体凹部20の底面に配置される吸収体凹部20を貫通した不透液性裏面シート2に対して施すようにする。前記吸収体凹部20をスリット状に形成し凹溝22の底部に吸収体4が介在しない場合であっても、凹溝22の底面に介在する透液性表面シート3を通じても尿が吸収体4に吸収保持されるとともに、この凹溝底面の透液性表面シート3に吸収された尿が凹溝22に沿って拡散するため、吸収性能の低下は極僅かに抑えられる。
1…失禁パッド、2…不透液性裏面シート、3…透液性表面シート、4…吸収体、5…被包シート、7…サイド不織布、8…高吸水性ポリマー、10…内側立体ギャザー、11…外側立体ギャザー、12・13…糸状弾性伸縮部材、15…凸部、16…凹部、18…高圧縮部、19…低圧縮部、20…吸収体凹部、21…エンボス部、22…凹溝

Claims (4)

  1. 透液性表面シートと裏面シートとの間に吸収体が介在されるとともに、前記吸収体に前記透液性表面シートを積層した状態で、前記透液性表面シートの表面側からエンボスを施すことにより、肌側に長手方向に沿って凹溝が形成された吸収性物品において、
    前記透液性表面シートは、相対的に目付が高い多数の凸部と、前記凸部の周囲に形成され、相対的に目付が低い凹部とからなるとともに、前記凹溝を形成した状態で、前記凹溝の底部に、前記透液性表面シートの凸部が圧縮された多数の高圧縮部と、前記透液性表面シートの凹部が圧縮され、前記高圧縮部より密度が低い低圧縮部とが形成されていることを特徴とする吸収性物品。
  2. 前記高圧縮部は、平面視で千鳥状又は格子状に配置されている請求項1記載の吸収性物品。
  3. 前記透液性表面シートは、肌側に配設される上層と吸収体側に配設される下層との積層構造からなり、前記下層は熱収縮性繊維を含む不織布からなる請求項1、2いずれかに記載の吸収性物品。
  4. 前記吸収体は、前記透液性表面シート側の面に、吸収性物品の長手方向に沿うとともに尿排出部位を含む長手方向範囲に亘って、圧搾によることなく凹溝状又はスリット状の吸収体凹部を備え、
    前記凹溝は、前記吸収体に前記透液性表面シートを積層した状態で、前記透液性表面シートの表面側から前記吸収体凹部の底面に対し前記吸収体凹部に沿って前記エンボスを施すことにより形成されている請求項1〜3いずれかに記載の吸収性物品。
JP2014176732A 2014-09-01 2014-09-01 吸収性物品 Active JP6457764B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014176732A JP6457764B2 (ja) 2014-09-01 2014-09-01 吸収性物品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014176732A JP6457764B2 (ja) 2014-09-01 2014-09-01 吸収性物品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016049312A true JP2016049312A (ja) 2016-04-11
JP6457764B2 JP6457764B2 (ja) 2019-01-23

Family

ID=55657304

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014176732A Active JP6457764B2 (ja) 2014-09-01 2014-09-01 吸収性物品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6457764B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018164635A (ja) * 2017-03-28 2018-10-25 大王製紙株式会社 吸収性物品

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006015012A (ja) * 2004-07-02 2006-01-19 Daio Paper Corp 吸収性物品
WO2009145138A1 (ja) * 2008-05-28 2009-12-03 ユニ・チャーム株式会社 吸収性物品及び生理用ナプキン
JP2011156032A (ja) * 2010-01-29 2011-08-18 Daio Paper Corp 吸収性物品

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006015012A (ja) * 2004-07-02 2006-01-19 Daio Paper Corp 吸収性物品
WO2009145138A1 (ja) * 2008-05-28 2009-12-03 ユニ・チャーム株式会社 吸収性物品及び生理用ナプキン
JP2011156032A (ja) * 2010-01-29 2011-08-18 Daio Paper Corp 吸収性物品

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018164635A (ja) * 2017-03-28 2018-10-25 大王製紙株式会社 吸収性物品

Also Published As

Publication number Publication date
JP6457764B2 (ja) 2019-01-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6031428B2 (ja) 吸収性物品
JP6047606B2 (ja) 吸収性物品
JP6581337B2 (ja) 吸収性物品
JP6484416B2 (ja) 吸収性物品
JP5938440B2 (ja) 吸収性物品
JP6138872B2 (ja) 吸収性物品
WO2015099121A1 (ja) 吸収性物品の製造方法
JP2015089382A5 (ja)
JP6371814B2 (ja) 吸収性物品
JP6081422B2 (ja) 吸収性物品
JP6189193B2 (ja) 吸収性物品及びその製造方法
JP2017029352A5 (ja)
JP2016064000A (ja) 吸収性物品
JP2018050987A5 (ja)
JP6441621B2 (ja) 吸収性物品
JP6484417B2 (ja) 吸収性物品
JP6108435B2 (ja) 表面シートの製造方法
JP6479389B2 (ja) 吸収性物品
JP6411137B2 (ja) 吸収性物品
JP6326229B2 (ja) 吸収性物品
JP6457764B2 (ja) 吸収性物品
JP6585785B2 (ja) 吸収性物品
JP6457780B2 (ja) 吸収性物品
JP5944953B2 (ja) 吸収性物品
JP6232482B2 (ja) 吸収性物品及びその表面シート

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170822

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180607

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180612

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180801

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180829

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181029

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181221

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6457764

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250