JP2016047612A - プレス型の製造方法、及びプレス型 - Google Patents

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Abstract

【課題】製造したプレス型の実際の凹凸面の高さと、設計上の高さとの差を低減することができる、プレス型の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係るプレス型1の製造方法は、保持面31を有するベース部3と、保持面31上で保持され、保持面31の反対側を向く凹凸面24を有する型部2と、を備えるプレス型1の製造方法であって、型部2を電鋳法で作製し、型部2の凹凸面24の高さずれを測定し、その測定結果に基づいて、ベース部2の保持面31の高さを調整する。
【選択図】図2

Description

本発明は、一般には、プレス型の製造方法、及びプレス型に関し、詳細には、建築材のプレス成型に用いるプレス型を製造する方法、及びこの製造方法によって製造されたプレス型に関する。
従来、建築材料を、凹凸を備えるプレス型でプレスして、凹凸を有する建築板を形成することが知られている。例えば、特許文献1には、セメント系無機質材料のグリーンシートをプレスしてその化粧面に凹凸模様を付与することが記載されている。
プレス型として、例えば、樹脂型、及び金型を挙げることができる。
樹脂型は作製及び加工が容易である。しかしながら、樹脂型は金属型と比べて耐久力が劣るため、継続して使用すると型が摩耗して、型の形状を維持することができない。このため、プレス成型で建築材を大量に製造する場合には、金型が適している。
金型としては、例えば、電鋳めっきにより形成される電鋳型を挙げることができる。
電鋳型は、樹脂型又はマスタ型から原型となるモデルを転写し、このモデルに対して電鋳めっきをすることによって形成される。このため、マスタ型の細かな凹凸を忠実に再現することができる。
この電鋳型の製造方法として、例えば、特許文献2には、建築材料を試作樹脂型によってプレス成型することにより試作建築材を作製し、前記試作建築材の形状に基づき前記試作樹脂型の形状を修正し、形状が修正された前記試作樹脂型に基づきマスタ型を作製し、
前記マスタ型の形状に基づき転写モデルを作製し、前記転写モデルの表面に電鋳めっきを施すことにより電鋳めっき部を形成し、前記電鋳めっき部を前記転写モデルから離型することが記載されている。
特開2002−127118号公報 特開2013−193368号公報
プレス型が特許文献2に記載のような電鋳型である場合、プレス型を製造する工程において凹凸の転写を複数回行う必要があるため、製造したプレス型の凹凸面の実際の高さと、設計上の高さとの間に差が生じてしまい、建築材料にプレス型をプレスした際に、設計通りの凹凸を有する建築板が得られない、という問題があった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、製造したプレス型の実際の凹凸面の高さと、設計上の高さとの差を低減することができるプレス型の製造方法を提供することを目的とする。
本発明に係るプレス型の製造方法は、保持面を有するベース部と、
前記保持面上で保持され、前記保持面の反対側を向く凹凸面を有する型部と、
を備えるプレス型の製造方法であって、
前記型部を電鋳法で作製し、
前記型部の前記凹凸面の高さずれを測定し、
その測定結果に基づいて、前記ベース部の前記保持面の高さを調整する。
本発明に係るプレス型の製造方法では、前記凹凸面の高さずれを、非接触式の測定子で測定することが好ましい。
本発明に係るプレス型の製造方法では、前記ベース部の前記保持面側の表層が樹脂層からなることが好ましい。
本発明に係るプレス型の製造方法では、前記樹脂層のJIS K 6253に規定されるタイプDデュロメータによる硬度が、85〜90の範囲内であることが好ましい。
本発明に係るプレス型は、上記のプレス型の製造方法によって製造される。
本発明では、製造したプレス型の実際の凹凸面の高さと、設計上の高さとの差を低減することができる。
従来のプレス型の製造方法の工程を示す概略の断面図である。 本実施形態に係るプレス型の概略の断面図である。 図3A〜図3Cは本実施形態に係るプレス型の製造方法の工程を示す概略の断面図である。 図4A〜図4Cは本実施形態に係るプレス型の製造方法の工程を示す概略の断面図である。 図5A〜図5Cは本実施形態に係るプレス型の製造方法の工程を示す概略の断面図である。 本実施形態に係るプレス型の変形例の概略の断面図である。
以下、本発明を実施するための形態を説明する。
本実施形態に係るプレス型1は、保持面31を有するベース部3と、保持面31上で保持され、保持面31の反対側を向く凹凸面24を有する型部2と、を備える。このプレス型1の製造方法では、まず、型部2を電鋳法で作製する。続いて、型部2の凹凸面24の高さずれを測定する。凹凸面24の高さずれとは、プレス型1の凹凸面24の実際の高さと、設計上の高さとの差のことをいう。この測定結果に基づいて、ベース部2の保持面31の高さを調整する。
本実施形態では、ベース部2の保持面31の高さを調整することにより、凹凸面24の高さずれを低減することができる。
本実施形態に係るプレス型1の製造方法では、凹凸面24の高さずれを、非接触式の測定子61で測定してもよい。
本実施形態に係るプレス型1の製造方法では、ベース部2の保持面31側の表層が樹脂層33からなっていてもよい。
本実施形態に係るプレス型1の製造方法では、樹脂層33のJIS K 6253に規定されるタイプDデュロメータによる硬度が、85〜90の範囲内であってもよい。
本実施形態に係るプレス型1は、上記のプレス型1の製造方法によって製造する。
以下、本発明の実施するための形態を更に詳しく説明する。
まず、従来のプレス型1を製造する方法について、図1A〜図1Cを参照しながら説明する。
従来のプレス型1は、図1Aに示すように、ベース部3の保持面31の上に型部2が保持されていて、型部2は保持面31の反対側を向く凹凸面24を有する。
このプレス型1の製造にあたり、まず、図1Aに示すように、型部2とベース部3とをネジ締結して定盤7上に配置し、凹凸面24の高さずれを測定する。凹凸面24の高さずれの測定には、接触式の測定子62を用いる。凹凸面24の高さずれは、例えば、凹凸面24を接触式の測定子62で複数回測定することにより、凹凸面24上の基準となる原点、及びこの原点に基づいた凹凸面24上の点の座標を求め、この座標と、凹凸面24上の点の設計上の座標とを比較することで求められる。接触式の測定子62で測定する場合、例えば、凹凸面24上の約100個の点の座標を測定する。
次に、ベース部3から型部2を取り外して、定盤7上に凹凸面24が重なるように型部2を配置する。そして、型部2を定盤7上に配置した状態で、凹凸面24の高さずれの測定結果に基づき、型部2の保持面31と重なる側の面(以下、型底25という)に加工を施し、凹凸面24を基準として規定される型底25の高さを調整する(図1B参照)。型底25の高さは、例えば、切削具60による切削、及びシム(薄板)の貼り付けによって調整される。型底25の高さを調整することで、凹凸面24の高さずれが低減される。
次に、図1Cに示すように、型部2をベース部3に取り付け、プレス型1を作製する。このプレス型1はプレス機5に取り付けられる。
上記の通り、従来のプレス型1の製造方法では、凹凸面24を基準として規定される型底25の高さを調整しているが、凹凸面24が平坦でないため、加工面の高さの調整が難しく、凹凸面24の高さずれを十分に低減することができないという問題があった。
また、従来のプレス型1の製造方法では、型部2に加工を施す際に、型部2に破損が生じてしまうことがあった。
また、従来のプレス型1の製造方法では、凹凸面24の高さずれを接触式の測定子62で測定しているため、測定する凹凸面24上の点の座標の数を増やすことで、凹凸面24の高さを詳細に調べることができる。しかしながら、測定する凹凸面24上の点の座標の数を増やすと、多くの時間を要するため、接触式の測定子62では、凹凸面24の高さを詳細に調べることが難しいという問題があった。
本実施形態のプレス型1の製造方法は、以下の構成を有するため、従来のプレス型1の製造方法の上記の問題点を解決することができる。
まず、本実施形態に係るプレス型1の構成について、図2を参照しながら説明する。
本実施形態に係るプレス型1は、ベース部3と、ベース部3の上に保持されている型部2とを備える。
ベース部3は、型部2を保持するように構成され、且つプレス機5に取り付けられるように構成されている(図2参照)。ベース部3は型部2を保持する保持面31を備える。ベース部3の保持面31とは反対側の面は、プレス機に取り付けられる固定面32である。
本実施形態のベース部3は、図2に示すように、ベースプレート34と、ベースプレート34の上に設けられた樹脂層33とを備える。
本実施形態のベースプレート34は、例えば、矩形の板材である。ベースプレート34は、例えば、金属製、又は樹脂製である。ベースプレート34の厚みは、例えば、25〜50mmの範囲内である。
本実施形態の樹脂層33は、ベースプレート34の上に設けられている。このため、ベース部3の保持面31側の表層が、樹脂層33からなる。樹脂層33は、例えば、熱硬化性樹脂製であり、詳細には、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、スチレン樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、フェノール樹脂からなる群から選択される一種以上の樹脂製である。樹脂層33は、特に、ウレタン樹脂製、又はエポキシ樹脂製であることが好ましい。樹脂層33のJIS K 6253に規定されるタイプDデュロメータによる硬度は、85〜90の範囲内であることが好ましい。樹脂層33の最も厚みが大きい部分の厚みは、3〜8mmの範囲内であることが好ましい。
型部2は、図2に示すように、保持面31上に保持され、保持面31の反対側に凹凸面24を有する。凹凸面24は、保持面31とは反対側を向いている。
本実施形態の型部2は、図2に示すように、電鋳めっき層21と、バックプレート22と、電鋳めっき層21とバックプレート22との間に介在する接着剤23とを含む。
電鋳めっき層21は、型部2における凹凸面24側の部分である。電鋳めっき層21は、金属製であり、例えば、ニッケル、又は銅製である。電鋳めっき層21の厚みは、例えば、3〜10mmの範囲内であることが好ましい。電鋳めっき層21の厚みが3mm以上であると、電鋳めっき層21の強度を十分に確保することができる。電鋳めっき層21の厚みが10mm以下であると、電鋳めっき層21を単時間で作製することができる。
バックプレート22は、型部2における保持面31側の部分である。バックプレート22は、例えば、金属、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、ポリウレタン樹脂からなる群から選択される一種以上の材料製である。バックプレート22の厚みは、5〜10mmの範囲内であることが好ましい。
本実施形態では、電鋳めっき層21とバックプレート22との間に、接着剤23が介在している。接着剤23は、例えば、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂からなる群から選択される一種以上の材料製である。また、電鋳めっき層21とバックプレート22とは、ネジ締結されている。本実施形態では、接着剤23とネジ締結によって、電鋳めっき層21とバックプレート22とが接合されている。
型部2は、ベース部3の保持面31上に保持されている。このため、保持面31とバックプレート22とが重なっている。本実施形態では、ベース部3と型部2とがネジ締結されている。
以下、本実施形態のプレス型1の製造方法の一例を、図3A〜図3C、図4A〜図4C、及び図5A〜図5Cを参照しながら、説明する。
まず、プレス型1における凹凸面24の設計上の形状と同じ形状の凹凸面42を有するマスタ型40を用意する。このマスタ型40は、変形しにくい材質製が好ましく、硬い樹脂製が好ましい。マスタ型40は、例えば、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、石膏からなる群から選択される一種以上の材料製である。
このマスタ型40の凹凸面42に、例えば、流動性のある樹脂を塗布する。この樹脂を硬化させた後、図3Aに示すように、マスタ型40から剥すことで、転写型41を作製する(第一工程)。このため、転写型41は、マスタ型40の凹凸面42を反転させた形状の凹凸面43を有する。転写型41の作製に使用する樹脂は、例えば、ポリウレタン樹脂、又はポリカーボネ−ト樹脂である。
続いて、図3Bに示すように、電鋳法により、転写型41の凹凸面43上に電鋳めっき層21を作製する(第二工程)。
電鋳めっき層21は、例えば、転写型41の凹凸面43上にスパッタ法で金属薄膜を形成した後、電解液中で、転写型41上の金属箔薄膜に通電させることによって形成される。電解液は、例えば、スルファミン酸ニッケル単純浴である。このため、電鋳めっき層21は、転写型41の凹凸面43を反転させた形状の凹凸面24が形成される。
続いて、図3Cに示すように、平面カッター(コンピュータ数値制御加工機械、グラインダ)等の切削具60で、電鋳めっき層21の転写型41とは反対側の面を切削して、平滑に加工する(第三工程)。
続いて、図4Aに示すように、電鋳めっき層21の凹凸面24とは反対側の面と、バックプレート22とを接着剤23を介して接合する(第四工程)。更に、必要に応じて、電鋳めっき層21とバックプレート22とをネジ締結する。
続いて、図4Bに示すように、転写型41から、バックプレート23と接合した電鋳めっき層21を剥がす(第五工程)。これにより、型部2が作製される。
続いて、型部2とベースプレート34とをネジ締結して定盤7上に配置する。この状態で、図4Cに示すように、凹凸面24の高さずれを測定する(第六工程)。
本実施形態では、凹凸面24の高さずれの測定に、非接触式の測定子61を用いる。非接触式の測定子61として、例えば、レーザースキャナーが挙げられる。例えば、非接触式の測定子61から発したレーザーを凹凸面24に照射して、このレーザーが反射されて返ってくるまでの時間を測定し、この時間を距離に換算することで、凹凸面24上の基準となる原点、及びこの原点に基づいた凹凸面24上の点の座標を求め、この座標と、凹凸面24上の点の設計上の座標とを比較することで、凹凸面24の高さずれが求められる。凹凸面24の高さずれを非接触式の測定子62で測定する場合、例えば、凹凸面24上の約数百万点の座標を測定する。
続いて、ベースプレート34から型部2を取り外す。そして、図5Aに示すように、ベースプレート34の上に樹脂層33を形成して、ベース部3を作製する(第七工程)。樹脂層33は、例えば、ベースプレート34上に樹脂を流し込んで硬化させることにより形成される。樹脂層33のベースプレート34とは反対側の面は、切削加工によって平坦にしておくことが好ましい。
続いて、加工機のテーブル8と固定面32とが重なるように、テーブル8上にベース部3を配置する。そして、ベース部3をテーブル8上に配置した状態で、図5Bに示すように、凹凸面24の高さずれの測定結果に基づいて、ベース部3の保持面31に加工を施し、保持面31の高さを調節する(第八工程)。保持面31の高さは、固定面32を基準として規定される。保持面31の高さは、例えば、平面カッター、ボールエンドミル等の切削具60で、樹脂層33に切削加工を施すことによって調整される。
続いて、図5Cに示すように、保持面31の上に型部2を取り付けてプレス型1を作製する(第九工程)。本実施形態では、保持面31の高さが調整されているため、この保持面31上に型部2を取り付けることで、凹凸面24の高さずれが低減される。
このプレス型1はプレス機5に取り付けられる。具体的には、ベース部3の固定面32がプレス機5に取り付けられる。このプレス機5で、建築材料にプレス型1をプレスすることにより、建築材料に凹凸模様が付与される。
本実施形態のプレス型1の製造方法が、上記の構成を具備するため、以下の効果を奏する。
本実施形態では、固定面32を基準として規定される保持面31の高さを調整している。固定面32は平坦であるため、保持面31の高さを容易、且つ細かく調整することができる。このため、凹凸面24の高さずれを十分に低減することができる。
本実施形態では、従来のプレス型1の製造方法のように型部2の裏面に加工を施さず、ベース部3の保持面31の高さを調整しているため、電鋳めっき層21に破損が生じることなく、凹凸目24の高さずれを低減することができる。
本実施形態では、凹凸面24の高さずれを非接触式の測定子61で測定している。非接触式の測定子61は、多数の凹凸面24上の点の座標を、高速で測定することができるため、凹凸面24の高さを詳細、且つ短時間で調べることができる。また、この測定結果に基づいて、保持面31の高さを調整するため、凹凸面24の高さずれをより低減することができる。
本実施形態では、ベース部3の保持面31側の表層が樹脂層33からなる。樹脂層33は容易に切削加工を施すことができるため、保持面31の高さを調整しやすい。このため、凹凸面24の高さずれを容易に低減することができる。
特に、樹脂層33のJIS K 6253に規定されるタイプDデュロメータによる硬度が、85〜90の範囲内である場合、樹脂層33に特に切削加工を施しやく、切削加工時にバリや割れが発生しにくい。
また、ベース部3の保持面31側の表層が樹脂層33からなる、すなわち、型部2とベースプレート34との間に樹脂層33が介在している場合、プレス型1を建築材料にプレスする際に、電鋳めっき層21に係る力が樹脂層33によって緩和される。これにより、電鋳めっき層21に破損が生じることを抑制することができる。すなわち、プレス型1の耐久性を向上させることができる。
本実施形態のプレス型1の製造方法によって製造されたプレス型1は、凹凸面24の高さずれが低減されている。このプレス型1を建築材料にプレスすることにより、設計通りの凹凸を有する建築板が得られる。
尚、本実施形態では、ベース部3の保持面31側の表層が樹脂層33からなり、この樹脂層33に切削加工を施して、保持面31の高さを調整しているが、これに限られない。例えば、ベース部3の保持面31側の表層に樹脂層が設けられていなくてもよい。この場合、ベースプレート34に直接、切削加工を施して、保持面31の高さを調整する。この場合のプレス型1は、図6に示すように、ベース部3がベースプレート34からなり、ベースプレート34の上に型部2が設けられている。
1 プレス型
2 型部
24 凹凸面
3 ベース部
31 保持面
33 樹脂層

Claims (5)

  1. 保持面を有するベース部と、
    前記保持面上で保持され、前記保持面の反対側を向く凹凸面を有する型部と、
    を備えるプレス型の製造方法であって、
    前記型部を電鋳法で作製し、
    前記型部の前記凹凸面の高さずれを測定し、
    その測定結果に基づいて、前記ベース部の前記保持面の高さを調整するプレス型の製造方法。
  2. 前記凹凸面の高さずれを、非接触式の測定子で測定する請求項1に記載のプレス型の製造方法。
  3. 前記ベース部の前記保持面側の表層が樹脂層からなる請求項1又は2に記載のプレス型の製造方法。
  4. 前記樹脂層のJIS K 6253に規定されるタイプDデュロメータによる硬度が、85〜90の範囲内である請求項3に記載のプレス型の製造方法。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載のプレス型の製造方法によって製造するプレス型。
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