JP2016046776A - レピータシステム、レピータ装置及びタイミング信号生成方法 - Google Patents

レピータシステム、レピータ装置及びタイミング信号生成方法 Download PDF

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【課題】復調ICを備えなくても、基地局から送信される無線信号と、自装置から送信する無線信号とを同期させることが可能なレピータシステムを提供する。【解決手段】レピータシステムは、第1及び第2のレピータ装置を具備する。第1のレピータ装置は、TDD(Time Division Duplex)方式を採用する基地局とケーブルを介して接続し、検波部13、アナログ−デジタル変換部15、信号処理部16、切替部12及び光電変換部17を備える。信号処理部は、検波部及びアナログ−デジタル変換部を介して供給されるデジタル信号のレベルが所定値を超える場合にパルス信号を生成し、タイミング信号として出力する。切替部は、タイミング信号に従い、接続を切り替える。第2のレピータ装置は、第1のレピータ装置と光ファイバケーブルを介して接続し、第1のレピータ装置から供給されるダウンリンク信号を無線信号に変換して送信する。【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、基地局から送信されるRF(Radio Frequency)信号を中継するレピータシステム、このシステムで用いられるレピータ装置及びタイミング信号生成方法に関する。
現在日本でサービスされている、TDD(Time Division Duplex)方式を利用した通信で用いられるレピータ装置は、基地局と無線により接続されるものが主流である。TDD方式では、レピータ装置が出力する無線信号は、周辺エリアで利用されている基地局から送信される無線信号と同期している必要がある。出力する無線信号を基地局からの無線信号と同期させるため、レピータ装置は、基地局から送信される無線信号からタイミングを抽出する。そして、レピータ装置は、抽出したタイミングに基づき、受信した無線信号を再送信するタイミングを制御する。
ところで、レピータ装置が基地局から送信される無線信号を受信する場合、無線信号は、伝搬される空間において、干渉波及びフェージング・マルチパス等による複数の変動を受け得る。レピータ装置は、受信した無線信号からタイミングを正確に抽出するため、無線信号を復調する必要がある。そのため、レピータ装置は、装置内部に高価な復調ICを実装しなければならない。
特表2008−508781号公報
以上のように、TDD方式を利用した通信で用いられるレピータ装置は、基地局から送信される無線信号と、自装置から送信する無線信号とを同期させるため、復調ICを備える必要がある。
そこで、目的は、復調ICを備えなくても、基地局から送信される無線信号と、自装置から送信する無線信号とを同期させることが可能なレピータシステム、このシステムで用いられるレピータ装置及びタイミング信号生成方法を提供することにある。
実施形態によれば、レピータシステムは、第1及び第2のレピータ装置を具備する。第1のレピータ装置は、TDD(Time Division Duplex)方式を採用する基地局とケーブルを介して接続し、検波部、アナログ−デジタル変換部、信号処理部、切替部及び変換部を備える。検波部は、前記基地局から前記ケーブルを介して供給されるダウンリンク信号を検波する。アナログ−デジタル変換部は、前記検波した信号をデジタル信号に変換する。信号処理部は、前記デジタル信号のレベルが予め設定した値を超える場合にパルス信号を生成し、前記パルス信号をタイミング信号とする。切替部は、前記タイミング信号に従い、前記ケーブルを介して供給されるダウンリンク信号を出力するように接続を切り替える。変換部は、前記切替部から出力されるダウンリンク信号を光信号へ変換する。第2のレピータ装置は、前記第1のレピータ装置と光ファイバケーブルを介して接続し、前記第1のレピータ装置から前記光ファイバケーブルを介して供給される前記光信号を無線信号に変換して送信する。
本実施形態に係るレピータシステムの機能構成を示すブロック図である。 図1に示されるマスタユニットの機能構成を示すブロック図である。 図2に示される検波部が備える保護機能を示す図である 図2に示される信号処理部の機能構成を示すブロック図である。 図2に示されるマスタユニットがタイミング信号を生成する際の動作を示すフローチャートである。 図2に示されるマスタユニット内で生成される信号を示す図である。 図4に示される信号処理部のその他の機能構成を示すブロック図である。 図4に示される信号処理部のその他の機能構成を示すブロック図である。
以下、実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係るレピータシステムの機能構成の例を示すブロック図である。図1に示すレピータシステムは、第1のレピータ装置であるマスタユニット10及び第2のレピータ装置であるリモートユニット20を具備する。マスタユニット10は、基地局30と同軸ケーブルを介して接続する。また、マスタユニット10は、リモートユニット20と光ファイバを介して接続される。
基地局30は、TDD(Time Division Duplex)方式を利用して通信する。基地局30は、RF(Radio Frequency)帯のダウンリンク信号を生成し、生成したダウンリンク信号を2つに分配する。基地局30は、一方のダウンリンク信号を同軸ケーブルを介してマスタユニット10へ出力する。また、基地局30は、他方のダウンリンク信号を局内に設けられるアンテナから空間へ送信する。
図2は、図1に示されるマスタユニット10の機能構成の例を示すブロック図である。図2に示すマスタユニット10は、方向性結合器11、切替部12、検波部13、ローパスフィルタ14、アナログ−デジタル変換部15、信号処理部16、光電変換部17及び指示入力部18を備える。
方向性結合器11は、同軸ケーブルを介してダウンリンク信号が基地局30から供給されると、供給されるダウンリンク信号を切替部12へ出力するとともに、ダウンリンク信号の一部を検波部13へ出力する。
検波部13は、ダウンリンク信号に対してエンベロープ検波を行う。検波部13は、検波したエンベロープ信号をローパスフィルタ14へ出力する。
また、検波部13は、内部クロックを参照し、予め設定されるタイミングで、予め設定されるレベル以上のダウンリンク信号を検出するか否かを判断する。具体的には、検波部13は、例えば、図3に示される前方保護機能及び後方保護機能により、ダウンリンク信号を検波する。
まず、検波部13は、ハンティング状態を示す状態0において、ダウンリンク信号の受信を待ち受ける。検波部13は、設定レベル以上のダウンリンク信号を受信すると、後方保護状態を示す状態1へ遷移する。
検波部13は、状態1において、予め設定するクロック数がカウントされるまでの間に、設定レベル以上のダウンリンク信号を受信すると、同期状態を示す状態2へ遷移する。検波部13は、状態2となると、同期信号を信号処理部16へ出力する。一方、予め設定するクロック数がカウントされるまでの間に、設定レベル以上のダウンリンク信号が受信されない場合、検波部13は、状態0へ戻る。
検波部13は、状態2において、予め設定するクロック数がカウントされるまでの間に、設定レベル以上のダウンリンク信号を受信すると、状態2を維持する。一方、予め設定するクロック数がカウントされるまでの間に、設定レベル以上のダウンリンク信号が受信されない場合、検波部13は、前方保護状態を示す状態3へ遷移する。
検波部13は、状態3において、予め設定するクロック数がカウントされるまでの間に、設定レベル以上のダウンリンク信号を受信すると、状態2へ戻る。一方、予め設定するクロック数がカウントされるまでの間に、設定レベル以上のダウンリンク信号が受信されない場合、検波部13は、前方保護状態を示す状態4へ遷移する。
検波部13は、3回連続で、設定レベル以上のダウンリンク信号が受信されないと、前方保護状態を示す状態5へ遷移する。検波部13は、状態5において、予め設定するクロック数がカウントされるまでの間に、設定レベル以上のダウンリンク信号を受信すると、状態4へ戻る。一方、予め設定するクロック数がカウントされるまでの間に、設定レベル以上のダウンリンク信号が受信されない場合、検波部13は、同期解除信号を信号処理部16へ出力する。
ローパスフィルタ14は、検波部13から供給されるエンベロープ信号をローパスフィルタリングする。ローパスフィルタ14は、ローパスフィルタリングにより、所望の周波数以外をエンベロープ信号から除去する。ローパスフィルタ14は、ローパスフィルタリング後の信号をアナログ−デジタル変換部15へ出力する。
アナログ−デジタル変換部15は、ローパスフィルタ14から供給される信号をデジタル信号に変換する。アナログ−デジタル変換部15は、デジタル信号を信号処理部16へ出力する。
信号処理部16は、例えば、FPGA(Field-Programmable Gate Array)を備える。FPGAは、論理機能をプログラム可能なプログラマブルデバイスである。FPGAには、図4に示されるパルス生成部161、タイミング調整部162、タイミング信号生成部163及び制御部164が実装されている。
パルス生成部161は、外部から供給されるシステムパターンを、指示入力部18を介して受け取る。システムパターンは、アップリンク信号の出現する期間と、ダウンリンク信号の出現する期間とがパターン化されたものである。パルス生成部161は、システムパターンを参照し、ダウンリンク信号が出現する期間において、デジタル信号のレベルを検出するウィンドウを設定する。パルス生成部161は、設定したウィンドウ内においてデジタル信号のレベルが予め設定された値を超える場合、パルス信号を生成する。
タイミング調整部162は、パルス生成部161で生成されたパルス信号を出力するタイミングを調整する。タイミング調整部162は、例えば、アナログ−デジタル変換部15においてデジタル変換にかかる時間及びマスタユニット10からリモートユニット20へダウンリンク信号を伝送させるためにかかる時間等に基づいてパルス信号を出力するタイミングを調整する。
タイミング信号生成部163は、タイミング調整部162でタイミングが調整されたパルス信号をタイミング信号として、切替部12へ出力する。
制御部164は、電源投入時、リセット時及び同期解除信号が入力された場合、トレーニング状態とする。制御部164は、トレーニング状態とする際、切替部12におけるアップリンク信号へ接続を切り替える動作を停止し、かつ、ダウンリンク信号の空中線への出力を停止する。ダウンリンク信号の空中線への出力の停止は、切替部12におけるダウンリンク信号の光電変換部17への出力の停止、光電変換部17による光信号への変換の停止、又は、リモートユニット20による無線信号の送信の停止等により実現される。なお、制御部164は、同期解除信号が入力された場合、タイミング異常を知らせる警報を外部へ出力するようにしても構わない。
制御部164は、同期信号が入力されると、トレーニング状態を解除し、定常動作を実行するように制御する。
図2に示される切替部12は、方向性結合器11を介して供給されるダウンリンク信号と、光電変換部17から供給されるアップリンク信号とを受け取る。また、切替部12は、信号処理部16で生成されるタイミング信号を受け取る。切替部12は、タイミング信号に従い、ダウンリンク信号を光電変換部17へ出力し、若しくは、アップリンク信号を基地局30へ出力するように経路を切り替える。すなわち、切替部12は、タイミング信号が立ち上がると、ダウンリンク信号が光電変換部17へ出力されるように、切替部12内の経路を切り替える。また、切替部12は、タイミング信号がゼロとなると、アップリンク信号が基地局30へ出力されるように、切替部12内の経路を切り替える。
光電変換部17は、切替部12から供給されるダウンリンク信号を光信号へ変換し、光信号を光ファイバを介してリモートユニット20へ出力する。また、光電変換部17は、リモートユニット20から供給される光信号をアップリンク信号へ変換し、アップリンク信号を切替部12へ出力する。
次に以上のように構成されるマスタユニット10の動作を詳細に説明する。図5は、マスタユニット10がタイミング信号を生成する際の動作の例を示すフローチャートである。また、図6は、マスタユニット10内で生成される信号の例を示す概略図である。
まず、検波部13は、同軸ケーブルを介して基地局30から供給されるダウンリンク信号から、図6(a)に示されるエンベロープ信号を検出する(ステップS51)。
ローパスフィルタ14は、検波部13で検出されたエンベロープ信号をフィルタリングすることで、図6(b)で示されるように、エンベロープ信号から高周波成分を除去する(ステップS52)。
アナログ−デジタル変換部15は、フィルタリング後の信号をデジタル信号に変換し(ステップS53)、変換したデジタル信号を信号処理部16へ出力する。
信号処理部16において、パルス生成部161は、デジタル信号のレベルに基づいてパルス信号を生成する(ステップS54)。なお、生成されるパルス信号は、図6(c)に示すように、アナログ−デジタル変換の際にかかる時間だけ遅延している。
タイミング調整部162は、デジタル変換による遅延時間及びマスタユニット10からリモートユニット20へダウンリンク信号を伝送させるのにかかる時間に基づいてパルス信号を出力するタイミングを調整する(ステップS55)。タイミング信号生成部163は、図6(d)に示される信号をタイミング信号として切替部12へ出力する(ステップS56)。
以上のように、本実施形態に係るマスタユニット10は、同軸ケーブルを介し、安定したダウンリンク信号を基地局30から直接受信する。そして、マスタユニット10は、受け取ったダウンリンク信号に対してレベル検波することでタイミング信号を生成するようにしている。これにより、マスタユニット10は、従来のようにダウンリンク信号を復調しなくても、タイミング信号を抽出することが可能となる。
したがって、本実施形態に係るレピータシステムによれば、復調ICを備えなくても、基地局から無線によって送信されるダウンリンク信号と、リモートユニット20から送信されるダウンリンク信号とを同期させることができる。また、マスタユニット10を、簡素で安価な回路で提供することができる。
また、上記実施形態では、パルス生成部161は、外部から供給されるシステムパターンを参照し、ダウンリンク信号のレベルを検出するウィンドウを設定するようにしている。これにより、パルス生成部161は、パルス信号を正確に生成することが可能となる。
また、上記実施形態では、検波部13は、前方保護機能を備える。つまり、検波部13は、予め設定したタイミングで設定レベル以上のダウンリンク信号を連続して検出した場合、同期信号を信号処理部16へ出力する。信号処理部16は、同期信号を受信した場合に、トレーニング状態から定常動作へ移行するように切替部12等を制御する。また、検波部13は、後方保護機能を備える。つまり、検波部13は、同期している状態において、予め設定したタイミングで設定レベル以上のダウンリンク信号が受信されない状態が連続して続く場合、同期解除信号を信号処理部16へ出力する。信号処理部16は、同期解除信号を受信した場合には、トレーニング状態となるように切替部12等を制御する。信号処理部16は、トレーニング状態とすることで、不要な電波の発射を防ぎ、かつ、基地局30へのアップリンク信号の出力を停波する。これにより、本実施形態に係るレピータシステムは、基地局30からのダウンリンク信号を正確に補足できない場合であっても、誤ったタイミングで同期することを防止することが可能となる。また、レピータシステムは、タイミング信号が瞬間的に喪失する恐れがある場合であっても、タイミング信号を保持することが可能となる。
なお、上記実施形態では、信号処理部16がFPGAにより構成される場合を例に説明した。しかしながら、これに限定されない。例えば、FPGAは、上記機能を実行するように設計された、汎用プロセッサ及びDSP(Digital Signal Processor)等であっても構わない。
また、上記実施形態では、検波部13がダウンリンク信号の検出タイミングを監視することで、タイミング信号の喪失を保護する場合を例に説明した。しかしながら、これに限定されない。例えば、図7に示されるように、信号処理部16が判断部165を含むようにしても良い。判断部165は、例えば、図3に示す前方保護機能及び後方保護機能を有する。判断部165は、タイミング信号生成部163で生成されたタイミング信号を受け取る。判断部165は、内部クロックを参照し、タイミング信号が予め設定されるタイミングで連続して生成される場合、タイミング信号がTDD方式のタイミングと同期しているとして同期信号を制御部164へ出力する。また、判断部165は、同期している状態において、タイミング信号が予め設定されるタイミングで生成されない状態が連続して続く場合、同期解除信号を信号処理部16へ出力する。
また、上記実施形態では、検波部13で検出されたエンベロープ信号に対してレベル補正をせずに、このエンベロープ信号に基づいてパルス信号を生成する場合を例に説明した。しかしながら、これに限定されない。例えば、ローパスフィルタ14は、予め設定される期間だけ、入力されるエンベロープ信号のピーク電圧を保持するようにしても構わない。なお、この予め設定される期間は、システムパターンに基づいて設定されても良い。また、ピーク電圧の保持は、トレーニング状態においてのみ実施されるようにしても良い。
WiMAX(登録商標)では、各フレームの先頭シンボルにあるプリアンブル部が一定レベル以上となる。また、WiMAX2+(TD−LTE)においても先頭シンボルにあるPDCCH(Physical Downlink Control CHannel)が一定レベル以上となる。このため、先頭シンボルの受信レベルをホールドすれば、設定される期間における電圧レベルは、常に一定レベル以上となる。これにより、トラフィックの変動により、ダウンリンク信号のレベルが上下する場合であっても、タイミング信号の誤検出を防ぐことが可能となる。
また、ローパスフィルタ14で電圧レベルをホールドする他に、例えば、信号処理部16に、図8に示されるように、ピーク保持部166を設けるようにしても良い。ピーク保持部166は、外部から入力されるシステムパターンを参照し、ダウンリンク信号が出現する期間において、入力されるデジタル信号のピーク電圧を保持する。パルス生成部161は、ピーク保持部166から出力されるデジタル信号に基づいてパルス信号を生成する。これにより、トラフィックの変動により、ダウンリンク信号のレベルが上下する場合であっても、タイミング信号の誤検出を防ぐことが可能となる。なお、ピーク電圧の保持は、トレーニング状態においてのみ実施されるようにしても良い。
本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10…マスタユニット、11…方向性結合器、12…切替部、13…検波部、14…ローパスフィルタ、15…アナログ−デジタル変換部、16…信号処理部、161…パルス生成部、162…タイミング調整部、163…タイミング信号生成部、164…制御部、165…判断部、166…ピーク保持部、17…光電変換部、18…指示入力部、20…リモートユニット、30…基地局。

Claims (18)

  1. TDD(Time Division Duplex)方式を採用する基地局とケーブルを介して接続する第1のレピータ装置と、
    前記第1のレピータ装置と光ファイバケーブルを介して接続する第2のレピータ装置と
    を具備し、
    前記第1のレピータ装置は、
    前記基地局から前記ケーブルを介して供給されるダウンリンク信号を検波する検波部と、
    前記検波した信号をデジタル信号に変換するアナログ−デジタル変換部と、
    前記デジタル信号のレベルが予め設定した値を超える場合にパルス信号を生成し、前記パルス信号をタイミング信号とする信号処理部と、
    前記タイミング信号に従い、前記ケーブルを介して供給されるダウンリンク信号を前記第2のレピータ装置へ出力するように接続を切り替える切替部と、
    前記切替部から出力されるダウンリンク信号を光信号へ変換し、前記光信号を前記第2のレピータ装置へ出力する変換部と
    を備え、
    前記第2のレピータ装置は、前記第1のレピータ装置から前記光ファイバケーブルを介して供給される前記光信号を無線信号に変換して送信するレピータシステム。
  2. 前記信号処理部は、ダウンリンク信号が出現する第1の期間と、アップリンク信号が出現する第2の期間とがパターン化されたシステムパターンに基づき、前記デジタル信号のレベルを検出するウィンドウを設定する請求項1記載のレピータシステム。
  3. 前記検波部は、予め設定されるタイミングで設定レベル以上のダウンリンク信号が受信されたか否かに基づいて、前記ダウンリンク信号を受信したタイミングが予め設定されるタイミングと同期したか、若しくは、同期が外れたかを判断し、
    前記信号処理部は、前記検波部により同期が外れたと判断された場合、前記基地局へのアップリンク信号の出力を停止し、かつ、前記無線信号の前記第2のレピータ装置からの送信を停止する請求項1又は2に記載のレピータシステム。
  4. 前記信号処理部は、
    前記タイミング信号が予め設定されるタイミングで生成されたか否かに基づいて、前記タイミング信号が予め設定したタイミングと同期したか、若しくは、同期が外れたかを判断し、
    同期が外れたと判断した場合、前記基地局へのアップリンク信号の出力を停止し、かつ、前記無線信号の前記第2のレピータ装置からの送信を停止する請求項1乃至3のいずれかに記載のレピータシステム。
  5. 前記第1のレピータ装置は、前記検波部によって検波された信号に対してローパスフィルタリングをし、かつ、前記検波された信号のピーク値を予め設定される期間だけホールドするローパスフィルタをさらに備える請求項1乃至4のいずれかに記載のレピータシステム。
  6. 前記信号処理部は、前記デジタル信号のピーク値を予め設定される期間だけホールドし、前記ピーク値をホールドしたデジタル信号のレベルが予め設定した値を超える場合にパルス信号を生成する請求項1乃至4のいずれかに記載のレピータシステム。
  7. TDD(Time Division Duplex)方式を採用する基地局からケーブルを介して供給されるダウンリンク信号を検波する検波部と、
    前記検波した信号をデジタル信号に変換するアナログ−デジタル変換部と、
    前記デジタル信号のレベルが予め設定した値を超える場合にパルス信号を生成し、前記パルス信号をタイミング信号とする信号処理部と、
    前記タイミング信号に従い、前記ケーブルを介して供給されるダウンリンク信号を後段へ出力するように接続を切り替える切替部と
    を具備するレピータ装置。
  8. 前記信号処理部は、ダウンリンク信号が出現する第1の期間と、アップリンク信号が出現する第2の期間とがパターン化されたシステムパターンに基づき、前記デジタル信号のレベルを検出するウィンドウを設定する請求項7記載のレピータ装置。
  9. 前記検波部は、予め設定されるタイミングで設定レベル以上のダウンリンク信号が受信されたか否かに基づいて、前記ダウンリンク信号を受信したタイミングが予め設定されるタイミングと同期したか、若しくは、同期が外れたかを判断し、
    前記信号処理部は、前記検波部により同期が外れたと判断された場合、前記基地局へのアップリンク信号の出力を停止し、かつ、前記ダウンリンク信号の後段への出力を停止する請求項7又は8に記載のレピータ装置。
  10. 前記信号処理部は、
    前記タイミング信号が予め設定されるタイミングで生成されたか否かに基づいて、前記タイミング信号が予め設定したタイミングと同期したか、若しくは、同期が外れたかを判断し、
    同期が外れたと判断した場合、前記基地局へのアップリンク信号の出力を停止し、かつ、前記ダウンリンク信号の後段への出力を停止する請求項7乃至9のいずれかに記載のレピータ装置。
  11. 前記検波部によって検波された信号に対してローパスフィルタリングをし、かつ、前記検波された信号のピーク値を予め設定される期間だけホールドするローパスフィルタをさらに具備する請求項7乃至10のいずれかに記載のレピータ装置。
  12. 前記信号処理部は、前記デジタル信号のピーク値を予め設定される期間だけホールドし、前記ピーク値をホールドしたデジタル信号のレベルが予め設定した値を超える場合にパルス信号を生成する請求項7乃至10のいずれかに記載のレピータ装置。
  13. TDD(Time Division Duplex)方式を採用する基地局からケーブルを介して供給されるダウンリンク信号を検波し、
    前記検波した信号をデジタル信号に変換し、
    前記デジタル信号のレベルが予め設定した値を超える場合にパルス信号を生成し、
    前記パルス信号をタイミング信号として出力するタイミング信号生成方法。
  14. ダウンリンク信号が出現する第1の期間と、アップリンク信号が出現する第2の期間とがパターン化されたシステムパターンに基づき、前記デジタル信号のレベルを検出するウィンドウを設定する請求項13記載のタイミング信号生成方法。
  15. 前記検波の際に、予め設定されるタイミングで設定レベル以上のダウンリンク信号が受信されたか否かに基づいて、前記ダウンリンク信号を受信したタイミングが予め設定されるタイミングと同期したか、若しくは、同期が外れたかを判断し、
    前記同期が外れたと判断した場合、前記基地局へのアップリンク信号の出力を停止し、かつ、前記ダウンリンク信号の後段への出力を停止する請求項13又は14に記載のタイミング信号生成方法。
  16. 前記タイミング信号が予め設定されるタイミングで生成されたか否かに基づいて、前記タイミング信号が予め設定したタイミングと同期したか、若しくは、同期が外れたかを判断し、
    同期が外れたと判断した場合、前記基地局へのアップリンク信号の出力を停止し、かつ、前記ダウンリンク信号の後段への出力を停止する請求項13乃至15のいずれかに記載のタイミング信号生成方法。
  17. 前記検波された信号に対してローパスフィルタリングし、
    前記ローパスフィルタリングした信号のピーク値を予め設定される期間だけホールドした信号をデジタル信号へ変換する請求項13乃至16のいずれかに記載のタイミング信号生成方法。
  18. 前記デジタル信号のピーク値を予め設定される期間だけホールドし、
    前記ピーク値をホールドしたデジタル信号のレベルが予め設定した値を超える場合にパルス信号を生成する請求項13乃至16のいずれかに記載のタイミング信号生成方法。
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