JP2016045806A - 駐車場予約システム - Google Patents

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Abstract

【課題】利用料金に対する利用者の納得性の低下を抑制すると共に集客効果を高めて、駐車場の安定的かつ効率的な運営を可能とする駐車場予約システムを提供する。【解決手段】駐車場予約システムは、駐車場管理装置1を含む。駐車場管理装置1は、駐車場の時間帯毎の駐車需要を予測する需要予測部13と、予測された駐車需要に基づいて前記駐車場の時間帯毎の利用料金を設定する料金設定部14と、設定された利用料金を表示する共に利用者が駐車予約情報を入力して前記駐車場の予約を行う予約サーバー11と、入力された駐車予約情報に基づいて前記駐車場の予約を管理すると共に前記駐車場の予約状況を需要予測部13に提供する予約管理部12と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、駐車場予約システムに関する。
駐車場の利用料金に関し、特許文献1には、駐車場に対する需要をリアルタイムに把握し、需要が多い時はリアルタイムに料金を高く設定して収益を増大させ、需要が少ない時はリアルタイムに料金を低く設定して需要を喚起することによって収益を増加させることが開示されている。
特開2002−288698号公報
しかしながら、上記従来の技術では、料金が突然高くなったとの印象を利用者に与えかねず、料金に対する利用者の納得性が低くなるおそれがある。また、需要が少ない状態となってから料金を低く設定しても、大きな集客効果が得られるとは考えにくい。
そこで、本発明は、利用料金に対する利用者の納得性の低下を抑制すると共に集客効果を高めて、駐車場の安定的かつ効率的な運営を可能とする駐車場予約システムを提供することを目的とする。
本発明の一側面によると、駐車場予約システムは、駐車場の時間帯毎の駐車需要を予測する需要予測手段と、予測された駐車需要に基づいて前記駐車場の時間帯毎の利用料金を設定する料金設定手段と、設定された利用料金を表示する共に、利用者が駐車予約情報を入力して前記駐車場の予約を行う予約受付手段と、入力された駐車予約情報に基づいて前記駐車場の予約を管理すると共に、前記駐車場の予約状況を前記需要予測手段に提供する予約管理手段と、を含む。
前記駐車場予約システムによると、駐車場事業者側においては、予測される駐車需要に応じて駐車場の利用料金を設定すると共に設定した利用料金を事前に公表することができる。一方、利用者側においては、事前に利用料金を確認した上で前記駐車場を予約することができる。このため、利用料金に対する利用者の納得性の低下が抑制されると共に集客効果を高めることができ、駐車場の安定的かつ効率的な運営が可能となる。
本発明の一実施形態による駐車場予約システムの全体構成を示す概略図である。 前記駐車場予約システムを構成する駐車場管理装置の概略構成を示すブロック図である。 前記駐車場管理装置を構成する予約サーバーの提供する予約サイトにおける表示内容(表示画面)の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態による駐車場予約システムの全体構成の概略を示している。図1に示すように、実施形態による駐車場予約システムは、駐車場管理装置1と、利用者端末2と、を含む。駐車場管理装置1は、公衆ネットワーク3に接続されている。利用者端末2は、ネットワーク通信機能を有しており、公衆ネットワーク3を介して駐車場管理装置1との間で各種データの送受信が可能である。利用者端末2は、各利用者の使用するPC、スマートフォンなどの情報通信端末である。
駐車場管理装置1は、管理対象となる一つ以上の駐車場についての予約を受け付けると共に予約を管理する機能を有する装置である。なお、ここでは、主に管理対象なる駐車場が一つである場合について説明するが、管理対象となる駐車場が複数ある場合には、各駐車場について後述する処理が実施される。
図2は、駐車場管理装置1の概略構成を示すブロック図である。
図2に示すように、本実施形態において、駐車場管理装置1は、予約サーバー(予約受付手段)11と、予約管理部(予約管理手段)12と、需要予測部(需要予測手段)13と、料金設定部(料金設定手段)14と、を有する。なお、ここでは、予約サーバー11、予約管理部12、需要予測部13、及び料金設定部14が一体化されて駐車場管理装置1を構成しているが、これに限るものではない。例えば、予約サーバー11、予約管理部12、需要予測部13、及び料金設定部14の一部又は全部が別体で構成されてもよい。
予約サーバー11は、公衆ネットワーク3上に前記駐車場の予約に関するサイト又はホームページ(以下「予約サイト」という)を提供する。利用者は、利用者端末2を用いて前記予約サイトにアクセスし、所定の駐車予約情報を入力することで前記駐車場の予約を行うことができる。
前記予約サイトは、前記駐車場の予約状況(空き状況)や利用料金などを表示する。利用者は、前記予約サイトにアクセスし、そこに表示された予約状況及び利用料金を確認しながら前記駐車場の予約を行うことができる。本実施形態において、前記予約サイトは、前記駐車場を複数に分割した各駐車エリアについて、第1所定期間(例えば3ケ月)先までの各日の時間帯毎の予約状況及び利用料金を表示する。前記予約サイトに表示される予約状況は、予約管理部12から提供され、前記予約サイトに表示される利用料金は、料金設定部14から提供される。ここで、前記駐車場を複数の駐車エリアに分割する方法は、特に制限されないが、例えば、車両のサイズ(大型、中型、小型)毎に複数の駐車エリアが設定されたり、前記駐車場の出入口からの距離(近い、遠い)に応じて複数の駐車エリアが設定されたりすることができる。なお、前記駐車場の出入口には、車両の出入口と、人の出入口とがあるが、ここでは車両の出入口を前記駐車場の出入口とする。本実施形態において、前記駐車場は、出入口に近い大型車用の第1駐車エリアと、出入口に近い中・小型車用の第2駐車エリアと、出入口から遠い(奥側の)小型車用の第3駐車エリアとに分割されているものとする。
また、利用者は、前記駐車場の予約を行う際、利用者を特定するための利用者ID、利用する駐車エリアを特定するための駐車エリアID、利用日、及び利用時間帯などを前記駐車予約情報として前記予約サイトに入力する。前記利用日は、前記予約サイトに表示されている日付、すなわち、前記予約サイトへのアクセス日から前記第1所定期間(3ケ月)先までの間のいずれかの日付であり、前記利用時間帯は、前記予約サイトに表示される時間単位(例えば1時間単位)で設定され得る。利用者によって前記予約サイトに入力された前記駐車予約情報は、予約サーバー11から予約管理部12へと提供される。
図3は、前記予約サイトにおける表示内容(表示画面)の一例を示している。
本実施形態において、前記予約サイトは、まず図3(a)に示すように、駐車エリア毎に、日単位での予約状況及び利用料金を表示する。ここで、図3(a)において、「×」は空き車室(空き駐車スペース)がないことを示し、「△」は空き車室が残り少ないことを示し、「○」は空き車室が十分にあることを示している。また、図3(a)において、平均料金は、該当する日における利用料金の平均時間単価を示している。
次に、利用者によって特定の日(ここでは、8月10日)が選択されると、前記予約サイトは、図3(b)に示すように、各駐車エリアについて、選択された日の時間帯毎の予約状況及び利用料金を表示する。ここで、図3(b)において、「満」は、該当する駐車エリアに空き車室がないことを示し、「空」は該当する駐車エリアに空き車室があることを示している。その後、利用者が所定の操作を行うと、例えば、利用者が所望の駐車エリアの「空」が表示されている時間帯を選択すると、前記予約サイトは、図示省略した予約画面を表示する。そして、利用者は、表示された予約画面に前記駐車予約情報を入力することで前記駐車場の予約を行う。
予約管理部12は、利用者によって前記予約画面に入力された前記駐車予約情報に基づいて前記駐車場の予約を管理する。本実施形態において、予約管理部12は、利用者によって前記駐車予約情報が入力される度に又は定期的に、前記駐車場予約情報に基づいて前記駐車場の各駐車エリアの時間帯毎の予約状況を把握し、把握した予約状況を予約サーバー11及び需要予測部13に提供する。これにより、予約サーバー11において、前記予約サイトに表示される前記駐車場の予約状況が更新される。なお、予約管理部12によって把握される予約状況は、既になされている予約のキャンセルも含む。
需要予測部13は、前記駐車場の各駐車エリアについて、前記第1所定期間(3ケ月)先までの各日の時間帯毎の駐車需要を予測する。また、需要予測部13は、予測した駐車需要を所定の時期に更新する。具体的には、需要予測部13は、日付、曜日、各種イベントの有無、及び時間帯などを考慮して前記駐車需要を予測する。例えば、需要予測部13は、前記駐車場の曜日毎及び時間帯毎の利用実績、各種イベントの有無や時期による前記駐車場の利用実績の変化を考慮して前記駐車需要を予測する。また、需要予測部13は、予測した前記駐車需要を実際の予約状況に基づいて更新する。
本実施形態において、需要予測部13は、次のようにして前記駐車場の各駐車エリアについての各日の時間帯毎の駐車需要を予測する。すなわち、需要予測部13は、前記駐車場の利用実績に基づき、所定のアルゴリズム(例えば最近隣法ベースのアルゴリズム)に従って前記駐車場の各駐車エリアについての各日の時間帯毎の混雑度を算出する。前記混雑度は、例えば、各駐車エリアの駐車可能台数に対する各駐車エリアの駐車予測台数の割合として算出される。そして、需要予測部13は、算出された混雑度が低い場合(例えば混雑度が30%未満の場合)には、駐車需要が少ない(需要(少)又は混雑度(小))と判定し、算出された混雑度が高い場合(例えば混雑度が70%を超える場合)には、駐車需要が多い(需要(多)又は混雑度(大))と判定し、それ以外(例えば混雑度が30〜70%の場合)については駐車需要が通常である(需要(通常)又は混雑度(中))と判定する。
ここで、需要予測部13は、前記駐車場と同じ地域内にある他の駐車場、すなわち、前記駐車場の周辺に位置する他の駐車場の利用実績を入手できる場合には、前記駐車場及び前記駐車場の周辺に位置する他の駐車場の利用実績に基づいて前記駐車場の各駐車エリアについての各日の時間帯毎の駐車需要を予測(混雑度を算出)するようにしてもよい。その際、前記駐車場と前記他の駐車場との間に利用料金の差がある場合には、当該利用料金の差も前記駐車需要の予測に反映させるのが好ましい。
また、需要予測部13は、前記駐車需要の予測を行った後に、予測された前記駐車需要を実際の予約状況に基づいて修正(更新)する。例えば、需要予測部13は、ある時間帯について、前記駐車需要の予測時には「需要(少)又は混雑度(小)」と判定したにもかかわらず、その後の所定の時期(更新時)に、実際の予約状況に基づく混雑度(実混雑度)がすでに30%又はそれに近い状態となっている場合には、その時間帯についての駐車需要の予測を「需要(少)又は混雑度(小)」から「需要(通常)又は混雑度(中)」に更新(変更)する。一方、需要予測部13は、ある時間帯について、前記駐車需要の予測時には「需要(多)又は混雑度(大)」と判定したにもかかわらず、その後の所定の時期(更新時)に、実際の予約状況に基づく混雑度(実混雑度)が50%にも満たない状態である場合には、その時間帯についての駐車需要の予測を「需要(多)又は混雑度(大)」から「需要(通常)又は混雑度(中)」に更新(変更)する。もちろん、需要予測部13は、前記駐車需要の予測をそのまま維持したり、駐車需要の予測を「需要(少)又は混雑度(小)」から「需要(多)又は混雑度(大)」に更新したり、駐車需要の予測を「需要(多)又は混雑度(大)」から「需要(少)又は混雑度(小)」に更新したりする場合もあり得る。
本実施形態において、需要予測部13は、前記駐車需要の予測及び前記駐車需要の予測の更新を毎日行う。具体的には、需要予測部13は、1日1回、前記第1所定期間(例えば3ケ月)先の日付における前記駐車場の各駐車エリアについての時間帯毎の混雑度を算出して、当該日付における駐車需要を予測する。また、需要予測部13は、1日1回、前記第1所定期間よりも短い第2所定期間(例えば、2週間)先の日付における各駐車需要を、そのときの実際の予約状況に基づいて更新する。すなわち、各日付の時間帯毎の駐車需要は、各日付の前記第1所定期間(3ケ月)前に予測され、その後、前記第2所定期間(2週間)前に更新されるようになっている。そして、需要予測部13は、予測した駐車需要と、更新された駐車需要とを料金設定部14に提供する。
料金設定部14は、定期的(例えば1週間毎)に、前記駐車場の各駐車エリアについての各日の時間帯毎の利用料金(駐車料金)を算出する。本実施形態において、料金設定部14は、需要予測部13によって予想され又は更新された前記駐車需要(混雑度)と、利用料金の算出対象日までの期間(以下単に「算出対象日までの期間」という)とに基づいて前記利用料金を算出する。具体的には、本実施形態において、料金設定部14は、次式によって、前記駐車場の各駐車エリアについての各日の時間帯毎の利用料金を算出する。
利用料金=「各駐車エリアの基本料金A」×「駐車需要(混雑度)に応じた係数B」×「算出対象日までの期間に応じた係数C」+「補正値D」
ここで、各駐車エリアの基本料金Aは、前記駐車場の各駐車エリアに対して予め設定された値(標準料金)である。本実施形態では、前記第1駐車エリアの基本料金>前記第2駐車エリアの基本料金>前記第3駐車エリアの基本料金である。また、前記駐車需要(混雑度)に応じた係数Bは、駐車需要が多いほど(混雑度が大きいほど)大きな値に設定される。例えば、需要(多)又は混雑度(大)の場合をB=1.5とし、需要(通常)又は混雑度(中)の場合をB=1.0とし、需要(少)又は混雑度(小)の場合をB=0.7することができる。さらに、前記算出対象日までの期間に応じた係数Cは、算出対象日までの期間が短いほど大きな値に設定される。例えば、1ケ月先までの各日付における利用料金を算出する場合にはC=1.2とし、1ケ月先から2ケ月先までの間の各日付における利用料金を算出する場合にはC=1.0とし、2ケ月先から3ケ月先までの間の各日付における利用料金を算出する場合にはC=0.8とすることができる。補正値Dは、例えば利用料金を調整するために適宜設定されるものである。なお、補正値Dは、通常0であり、必要に応じて、正の値及び負の値のいずれにも設定され得る。
したがって、前記利用料金は、基本的には、予測される駐車需要が少ないほど(混雑度が小さいほど)低く設定され、前記算出対象日までの期間が長いほど(利用者側から見れば予約時期が早いほど)低く設定される。換言すれば、前記利用料金は、前記駐車場の予約から前記駐車場を前記実際に利用するまでの期間に応じて段階的に設定される。
また、前記利用料金は、当初、需要予測部13によって予測された駐車需要(混雑度)に基づいて設定され、前記予測された駐車需要(混雑度)が需要予測部13によって更新された場合には、更新後の駐車需要(混雑度)に基づいて再設定される。
ここで、例えば、駐車需要の予測が当初の「需要(多)又は混雑度(大)」から「需要(少)又は混雑度(小)」に更新された場合に、前記駐車需要(混雑度)の更新前の利用料金よりも前記駐車需要(混雑度)の更新後の利用料金の方が低く設定されてしまう状況が生じ得る。このような状況は、早い時期に予約を行った利用者に対する利用料金よりも遅い時期に予約を行った利用者に対する利用料金の方が低くなってしまうため、あまり好ましくない。そこで、このような状況が発生した場合又はそのおそれがある場合には、料金設定部14は、遅い時期に予約を行った利用者に対する利用料金が、早い時期に予約を行った利用者に対する利用料金よりも低くならないように補正値Dを適宜設定する。すなわち、料金設定部14は、算出する利用料金を調整する。
あるいは、料金設定部14は、上述のような状況が発生した場合又はそのおそれがある場合には、更新後の駐車需要(混雑度)に応じた係数Bを前記利用料金の算出に用いるか否かを判断する。例えば、料金設定部14は、前記駐車需要(混雑度)の更新前後での利用料金の差が閾値を超える場合には、更新後の駐車需要(混雑度)に応じた係数Bではなく、更新前の駐車需要(混雑度)に応じた係数Bを用いて前記利用料金を算出する。
そして、料金算出部14は、以上のようにして算出した前記駐車場の各駐車エリアについての各日の時間帯毎の利用料金を予約サーバー11に提供する。これにより、前記予約サイトに表示される前記駐車場の利用料金も更新されることになる。
本実施形態による駐車場予約システムによると、駐車場事業者等は、予測される駐車需要に応じて前記駐車場の利用料金を設定することができ、また、設定した利用料金を事前に公表することができる。したがって、前記駐車場事業者等は、予測される駐車需要が多い時間帯の利用料金を高く設定して収益の増加を図ることができ、予測される駐車需要が少ない時間帯の利用料金を低く設定すると共に事前に公表することにより、集客効果を高めて収益の低下を抑制することができる。一方、利用者は事前に利用料金を確認した上で前記駐車場を予約することができるので、利用料金が高く設定された場合であっても当該利用料金に対する利用者の納得性の低下が抑制される。したがって、本実施形態による駐車場予約システムによれば、利用料金に対する利用者の納得性の低下が抑制されると共に集客効果を高めることができ、駐車場の安定的かつ効率的な運営が可能となる。
本実施形態による駐車場予約システムにおいて、需要予測部13は、前記駐車場の周辺に位置する他の駐車場の利用実績を入手できる場合には、前記駐車場及び前記駐車場の周辺に位置する他の駐車場の利用実績に基づいて前記駐車場の各駐車エリアについての各日の時間帯毎の駐車需要を予測(混雑度を算出)する。したがって、前記駐車需要の予測精度(混雑度の算出精度)を高めることができる。
本実施形態による駐車場予約システムにおいて、需要予測部13は、前記駐車場の利用実績、又は、前記駐車場及び前記駐車場の周辺に位置する他の駐車場の利用実績に基づいて前記駐車需要を予測すると共に、予測した前記駐車需要(算出した前記混雑度)を実際の予約状況に基づいて更新する。また、料金設定部14は、需要予測部13によって予想され又は更新された前記駐車需要(混雑度)に基づいて前記利用料金を設定する。したがって、予測された前記駐車需要が実際の予約状況に応じて修正され、その上で前記利用料金が設定される。このため、前記駐車場の利用料金のより適切な設定が可能となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて種々の変形や変更が可能である。
例えば、上述の実施形態においては、「車両の出入口に近い大型車用の第1駐車エリアの基本料金>車両の出入口に近い中・小型車用の第2駐車エリアの基本料金>車両の出入口から遠い(奥側の)小型車用の第3駐車エリアの基本料金」となっている。しかし、これに限るものではない。上述のように、前記駐車場の出入口には、車両の出入口と、人の出入口とがあり、両者が離れて設置されている場合には、前記駐車場の特質などに応じて両者のいずれかが前記駐車場の出入口として選択され得る。例えば、前記駐車場がモールや他の交通機関の乗降所に隣接する駐車場である場合には、前記モールや前記乗降所に近い位置に人の出入口が設けられることが多い。このような場合には、利便性を考慮して、車両の出入口ではなく、人の出入口を前記駐車場の出入口とし、人の出入口からの距離(近い、遠い)に応じて複数の駐車エリアが設定されるのが好ましい。そして、人の出入口から近い駐車エリアほど、換言すれば、利便性が高い駐車エリアほど基本料金Aが高く設定される。
また、料金設定部14は、特定の駐車エリアについて特定日又は特定日の特定の時間帯の予約が急激に増加した場合には、前記特定の駐車エリアについての前記特定日又は前記特定日の前記特定の時間帯の利用料金を通常よりも高く設定するようにしてもよい。この場合、料金設定部14は、前記特定の駐車エリアについての前記特定日又は前記特定日の前記特定の時間帯の利用料金を算出する場合に前記補正値Dを利用するようにすることで通常よりも高く利用料金を設定することができる。
なお、前記駐車場が予約なしでの利用が可能である又は可能とした場合、予約なしでの利用料金は、当然、前記駐車場予約システムで予約を行って利用する場合の利用料金よりも高く設定される。
1…駐車管理装置
2…利用者端末
3…公衆ネットワーク
11…予約サーバー(予約受付手段)
12…予約管理部(予約管理手段)
13…需要予測部(需要予測手段)
14…料金設定部(料金設定手段)

Claims (5)

  1. 駐車場の時間帯毎の駐車需要を予測する需要予測手段と、
    予測された駐車需要に基づいて前記駐車場の時間帯毎の利用料金を設定する料金設定手段と、
    設定された利用料金を表示する共に、利用者が駐車予約情報を入力して前記駐車場の予約を行う予約受付手段と、
    入力された駐車予約情報に基づいて前記駐車場の予約を管理すると共に、前記駐車場の予約状況を前記需要予測手段に提供する予約管理手段と、
    を含む、駐車場予約システム。
  2. 前記需要予測手段は、前記駐車場及び前記駐車場の周辺に位置する他の駐車場の利用実績に基づいて前記駐車場の時間帯毎の駐車需要を予測する、請求項1に記載の駐車場予約システム。
  3. 前記需要予測手段は、前記予約管理手段から提供される前記駐車場の予約状況に基づいて前記需要予測を更新し、
    前記料金設定手段は、更新された需要予測に基づいて前記利用料金を再設定する、
    請求項1又は2に記載の駐車場予約システム。
  4. 前記需要予測手段は、前記駐車場を複数に分割した各駐車エリアについての時間帯毎の駐車需要を予測し、
    前記料金設定手段は、前記各駐車エリアについての時間帯毎の利用料金を設定する、
    請求項1〜3のいずれか一つに記載の駐車場予約システム。
  5. 前記利用料金は、前記駐車場の予約から前記駐車場を実際に利用するまでの期間に応じて段階的に設定される、請求項1〜4のいずれか一つに記載の駐車場予約システム。
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