JP2016045639A - プログラム、電子機器、及び、データ提供システム。 - Google Patents

プログラム、電子機器、及び、データ提供システム。 Download PDF

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Abstract

【課題】従来の硬直的な動画再生の改善を図り、複数のアプリケーションプログラムの夫々に対応して柔軟な動画再生を行うことができるようにする。【解決手段】ユーザ端末装置50は、コンピュータを主体とする制御部51と、制御部51により実行される各種プログラムを記憶する記憶部53とを備える。記憶部53は、制御部51が実行する他のプログラムに基づき表示デバイス57aに表示される特定の操作オブジェクトに対し、ユーザによる所定操作がなされたことを条件に、制御部51により実行されるプログラムを備える。このプログラムは、所定操作がなされた操作オブジェクトに対応する他のプログラムである起動元プログラムの識別情報を取得し、この起動元プログラムの識別情報に基づき再生する動画を切り替えるようにして、動画を、表示デバイス57aを用いて再生する機能を制御部51に実現させる。【選択図】図1

Description

本発明は、動画再生可能な電子機器、並びに、これに関連するプログラム及びデータ提供システムに関する。
広告画像(例えばバナー画像)を、アプリケーションプログラムにより表示される画面上に配置し、広告画像がユーザにより選択されると(例えばクリック又はタッチされると)、広告画像に関連付けられた動画を再生する技術が従来知られている。
広告データをサーバ装置からクライアント装置に送信するシステムとして、広告の効果を高めるために、クライアント装置の利用者情報に基づき、クライアント装置に送信する広告データを選別するシステムも知られている(特許文献1参照)。
特開2001−338218号公報
ところで、アプリケーションプログラムを通じた従来の広告技術によれば、アプリケーションプログラムの夫々で個別に独立して、そのアプリケーションプログラムの利用者に、広告画像や動画を提供することが一般的である。従って、複数のアプリケーションプログラムを通じた広告を、広告主が快適に行うことは難しい。
本発明は、アプリケーションプログラムを通じた従来の硬直的な動画再生の改善を図り、複数のアプリケーションプログラムの夫々に対応して柔軟な動画再生を行うことが可能なプログラム、電子機器、及び、データ提供システムを提供することを目的とする。
本発明の第一態様によれば、コンピュータが実行する他のプログラムに基づき表示デバイスに表示される特定の操作オブジェクトに対し、ユーザによる所定操作がなされたことを条件に、コンピュータにより実行されるプログラムであって、所定操作がなされた操作オブジェクトに対応する上記他のプログラムである起動元プログラムに関する識別情報を取得する取得手段としての機能、及び、起動元プログラムに関する識別情報に基づき再生する動画を切り替えるようにして、表示デバイスを用いて動画再生する再生制御手段としての機能をコンピュータに実現させるためのプログラムが提供される。このプログラムは、上記他のプログラムの夫々によって表示される上記操作オブジェクトの夫々について、この操作オブジェクトに対し、ユーザによる所定操作がなされたことを条件に、コンピュータにより実行され得る。
このプログラムによれば、例えば、コンピュータが上記操作オブジェクトを表示可能な複数のプログラムを実行可能である場合、これら複数のプログラムの内のいずれが起動元プログラムであるかによって、再生される動画が切り替えられる。こうして本発明の第一態様に従うプログラムは、他の複数のプログラムに共通する動画再生プログラムとして機能する。
従って、このプログラムによれば、各種動画に関して、アプリケーションプログラムを通じた従来の硬直的な動画再生を改善することができ、複数のアプリケーションプログラムの夫々に対応して柔軟な動画再生を行うことができる。再生される動画には、広告用の動画が含まれ得る。
上記再生制御手段は、起動元プログラムに関する識別情報及びユーザに関する識別情報に基づき再生する動画を切り替えるようにして、動画再生する構成にされてもよい。例えば、再生制御手段は、起動元プログラムに関する識別情報及びユーザに関する識別情報に基づいて、起動元プログラム及びユーザの属性に応じた動画を再生する構成にされ得る。
ユーザの属性には、ユーザの性別、年齢、及び、居住地の少なくとも一つが含まれ得る。この場合、再生制御手段は、ユーザの性別、年齢、及び、居住地の少なくとも一つに応じた動画を再生する構成にされ得る。
この記載からも理解できるように、上記ユーザに関する識別情報は、ユーザ個々を識別可能なユーザ毎に固有の情報であってもよいし、ユーザの属性を識別可能な情報であってもよい。同様に、起動元プログラムに関する識別情報は、起動元プログラム個々を識別可能な起動プログラム毎に固有の情報であってもよいし、起動元プログラムの属性を識別可能な情報であってもよい。
本発明のプログラムを実行するコンピュータは、通信機能を有する電子機器に搭載されるコンピュータであってもよい。この場合、再生制御手段は、外部のデータ提供システムから通信により動画データを取得し、この動画データに基づいて、動画を再生する構成にされ得る。
具体的に、再生制御手段は、起動元プログラムに関する識別情報を外部のデータ提供システムに送信して、データ提供システムから起動元プログラムに関する識別情報に基づき選択された動画データを通信により取得し、この動画データに基づく動画を再生する構成にされ得る。別例として、再生制御手段は、電子機器の記憶デバイスに記憶された動画データに基づいて、動画を再生する構成にされ得る。
更なる別例として、再生制御手段は、起動元プログラムに関する識別情報を外部のデータ提供システムに送信して、データ提供システムから起動元プログラムに関する識別情報に基づき選択された動画のリストを通信により取得し、このリストに列挙された動画を再生する構成にされてもよい。再生制御手段は、リストに列挙された動画を再生する際、対応する動画データを、上記データ提供システムから取得する構成にされてもよいし、電子機器の記憶デバイスに記憶された動画データに基づいて、動画を再生する構成にされてもよい。
再生制御手段は、起動元プログラムに関する識別情報及びユーザに関する識別情報を外部のデータ提供システムに送信して、データ提供システムから起動元プログラムに関する識別情報及びユーザに関する識別情報に基づき選択された動画データを通信により取得し、この動画データに基づく動画を再生する構成にされてもよい。
この他、再生制御手段は、起動元プログラムに関する識別情報及びユーザに関する識別情報を外部のデータ提供システムに送信して、データ提供システムから起動元プログラムに関する識別情報及びユーザに関する識別情報に基づき選択された動画のリストを通信により取得し、このリストに列挙された動画を再生する構成にされてもよい。
上述したプログラムは、動画の再生が終了したことを条件に、この動画に対するユーザの評価又は関心度を表す情報を取得する関連情報取得手段としての機能を更にコンピュータに実現させることが可能な構成にされ得る。こうしたプログラムによれば、上記取得される情報を、動画再生の効果の推定に役立てることができ、動画再生を商業活動に役立てることができる。
関連情報取得手段は、ユーザに対する問い合わせ画面として、再生された動画に関するクイズ又はアンケート形式の問い合わせ画面を表示デバイスに表示し、問い合わせ画面に対するユーザからの応答信号を、入力インタフェースを通じて取得することにより、動画に対するユーザの評価又は関心度を表す情報を取得する構成にされてもよい。
更に言えば、上述のプログラムは、コンピュータ読取可能な記録媒体に記録されて、ユーザに提供され得る。記録媒体の一例としては、CD−ROMやDVD等の光ディスク、フレキシブルディスクやハードディスク装置等の磁気ディスク、及び、半導体製メモリを挙げることができる。
また、本発明の第二態様によれば、上述のプログラムを有する電子機器が提供される。例えば、本発明の第二態様に従う電子機器は、コンピュータと、コンピュータにより実行されるプログラムを記憶する記憶デバイスと、を備え、記憶デバイスが、コンピュータが実行する他のプログラムに基づき表示デバイスに表示される特定の操作オブジェクトに対し、ユーザによる所定操作がなされたことを条件に、コンピュータにより実行されるプログラムであって、所定操作がなされた操作オブジェクトに対応する他のプログラムである起動元プログラムに関する識別情報を取得する取得手段と、起動元プログラムに関する識別情報に基づき再生する動画を切り替えるようにして、表示デバイスを用いて動画再生する再生制御手段としての機能をコンピュータに実現させるためのプログラムを記憶する構成にされ得る。
このプログラムは、上記他のプログラムの夫々によって表示される上記操作オブジェクトの夫々について、この操作オブジェクトに対し、ユーザによる所定操作がなされたことを条件に、コンピュータにより実行され得る。この電子機器によれば、本発明の第一態様に従うプログラムと同様の効果を奏し得る。この電子機器は、通信機能を有する電子機器であり得る。
この他、本発明の第三態様によれば、上述の電子機器と通信可能なデータ提供システムであって、電子機器から起動元プログラムに関する識別情報を受信する受信手段と、受信手段が受信した起動元プログラムに関する識別情報に基づき、予め定められた動画の一群の中から再生対象の動画を選択し、当該選択した動画に関するデータを電子機器に送信する選択送信手段と、を備えるデータ提供システムが提供される。
選択送信手段は、上記選択した動画に関するデータとして、上記選択した動画を再生可能な動画データを電子機器に送信する構成にされ得る。選択送信手段は、上記選択した動画に関するデータとして、上記選択した動画のリストを電子機器に送信する構成にされてもよい。
こうしたデータ提供システムによれば、電子機器が起動元プログラムに関する識別情報に基づいた動画再生を行うのに役立つデータ(リストを含む)を提供することができ、電子機器と協働して、上述の効果を実現することができる。
付言すると、選択送信手段は、予め定められた起動元プログラムと動画との対応関係に基づき、再生対象の動画を選択する構成にされ得る。この対応関係を表すデータは、例えば、動画毎に、この動画を再生対象に選択可能な、起動元プログラムの一群が記述されたデータであり得る。
この他、受信手段は、電子機器から起動元プログラムに関する識別情報及びユーザに関する識別情報を受信する構成にされ得る。この場合、選択送信手段は、受信手段が受信した起動元プログラムに関する識別情報及びユーザに関する識別情報に基づき、予め定められた動画の一群の中から再生対象の動画を選択し、当該選択した動画を再生可能な動画データを電子機器に送信する構成にされ得る。選択送信手段は、上記選択した動画のリストを電子機器に送信する構成にされてもよい。
選択送信手段は、起動元プログラムに関する識別情報及びユーザに関する識別情報に基づいて、起動元プログラム及びユーザの属性に応じた動画を、再生対象の動画として選択する構成にされ得る。
データ提供システムは、ユーザ毎に、ユーザの属性情報を記憶した構成にされ得る。この場合、選択送信手段は、受信手段が受信したユーザに関する識別情報に基づき、対応するユーザの属性情報を参照して、起動元プログラム及びユーザの属性に応じた動画を、再生対象の動画として選択する構成にされ得る。
この他、データ提供システムは、電子機器による動画の再生が終了したことを条件に、この動画に対するユーザの評価又は関心度を表す情報を取得するためのユーザに対する問い合わせ画面を、電子機器の表示デバイスに表示させることが可能な表示用データを、電子機器に送信し、問い合わせ画面に対するユーザの応答によって、電子機器が取得した評価又は関心度を表す情報を、電子機器から受信する関連情報送受信手段を備えた構成にされ得る。このデータ提供システムによれば、関連情報送受信手段によって受信される情報を、動画再生の効果の推定に役立てることができ、動画再生を商業活動に役立てることができる。
広告システムが備えるデータ提供システム及びユーザ端末装置の構成を表すブロック図である。 動画再生に関するユーザ端末装置の処理動作を説明した図である。 アプリケーションプログラムに応じた動画再生に関する説明図である。 データ提供システムが備えるデータベース群を表す図である。 図5Aは、会員データベースの構成を表す図であり、図5Bは、ポイントデータベースの構成を表す図である。 図6Aは、動画管理データベースの構成を表す図であり、図6Bは、再生履歴データベースの構成を表す図である。 管理サーバの制御部が実行するメイン処理を表すフローチャートである。 管理サーバの制御部が実行するサーバ応答処理を表すフローチャートである。 管理サーバの制御部が実行する交換受付処理を表すフローチャートである。 ユーザ端末装置の制御部が実行するメイン処理を表すフローチャートである。 ユーザ端末装置の制御部が実行する再生関連処理を表すフローチャートである。 ユーザ端末装置の制御部が実行する先行取得処理を表すフローチャートである。
以下に本発明の実施例について、図面と共に説明する。
図1に示す本実施例の広告システム1は、データ提供システム10と、ユーザ毎のユーザ端末装置50とを備える。この広告システム1では、データ提供システム10が、広域ネットワークを通じてユーザ端末装置50に広告用の動画データを提供する。ユーザ端末装置50は、この動画データに基づいて広告動画の再生を行う。ユーザ端末装置50としては、広域ネットワークを通じてデータ提供システム10と双方向通信可能な、スマートフォンやタブレット等のモバイル通信端末を一例に挙げることができる。広域ネットワークとしてはインターネットを一例に挙げることができる。
データ提供システム10を利用するユーザ毎のユーザ端末装置50は、例えば、制御部51と、記憶部53と、通信部55と、表示操作部57と、を備える。制御部51は、マイクロコンピュータを備える。記憶部53は、例えば半導体製メモリで構成され、マイクロコンピュータが実行する各種プログラムを記憶する。以下では、マイクロコンピュータがプログラムを実行することを、制御部51がプログラムを実行すると表現し、制御部51のマイクロコンピュータが各種プログラムに従って実行する処理を、制御部51が実行する処理として説明する。
通信部55は、データ提供システム10を含む外部装置及びシステムと通信可能な通信インタフェースであり、制御部51に制御されて通信を行う。ユーザ端末装置50が携帯電話やスマートフォンである場合、通信部55は、セルラー網を通じて広域ネットワークにアクセスするように構成され得る。
表示操作部57は、ユーザに対する各種画面を表示するための表示デバイス57a、及び、ユーザからの操作を受け付けるための入力インタフェース57bを備える。表示デバイス57aとしては、液晶ディスプレイを一例に挙げることができる。入力インタフェース57bは、液晶ディスプレイの表面に設けられたタッチパネルや、ユーザ端末装置50に設けられた機械的なキースイッチであり得る。
ユーザ端末装置50の記憶部53が記憶し制御部51が実行する各種プログラムには、広告動画再生用のアプリケーションプログラム(以下「再生用アプリ」と表現する)と、この再生用アプリを呼び出すための機能が組み込まれた他のアプリケーションプログラム(以下、呼出用アプリ)と、が含まれる。呼出用アプリには、主たる機能に付属して、再生用アプリを呼び出すための機能(以下呼出機能)が追加的に組み込まれる。
ここで、広告システム1の運用例について説明すると、データ提供システム10の運営企業は、再生用アプリで再生する広告動画の広告主を募り、広告主に対しては、広告動画の再生に対して対価を求めることで、運営費を獲得することができる。再生用アプリは、例えばデータ提供システム10の運営企業が用意して、広域ネットワーク上のサイトを介して無料でユーザ端末装置50に配布することができる。又は、データ提供システム10の運営企業は、ユーザ端末装置50の販売前に、販売主と協力して、再生用アプリをユーザ端末装置50にプリインストールしておくことができる。
データ提供システム10の運営企業は、幅広いユーザに対する広告動画の再生を実現するために、ユーザ端末装置50で実行されるアプリケーションプログラムを提供する企業に、このアプリケーションプログラムに対して付属的に上記呼出機能を組み込んで、このアプリケーションプログラムを、上記呼出用アプリとしてユーザに提供してもらえるように働きかけることができる。そのために、呼出用アプリの提供企業には、アプリケーションプログラムを呼出用アプリとして作成したことに対する対価を支払うことができる。
このような運用例によれば、ユーザ端末装置50に、呼出用アプリに該当するアプリケーションプログラムが複数インストールされている状況を実現することができ、幅広いユーザに対する広告動画の再生を、複数のアプリケーションプログラムを介して実現可能な広告システム1を構築することができる。
呼出用アプリは、例えば図2Aに示すように、この呼出用アプリによってユーザ端末装置50の表示デバイス57aに表示される画面上に、特定の操作オブジェクトを表示する構成にされ得る。例えばツールバーに該当する画面領域に、再生用アプリの愛称やデータ提供システム10のサービス名を記載した上記操作オブジェクト(画像)が表示されるように、呼出用アプリは構成され得る。本願明細書では、この画像のことをワッペン100と表現する。
呼出用アプリは、例えば、このワッペン100に対するユーザの押下操作(タッチ操作等)がなされると、制御部51が、再生用アプリの実行を開始するように構成され得る。
このようにして再生用アプリが実行されると、制御部51は、この再生用アプリに従う処理として、図2Bに示すように、再生ボタンを含む動画再生画面110を表示デバイス57aに表示し、再生ボタンが押下操作されると、この再生用アプリを呼び出す元となった呼出用アプリ(以下、「起動元アプリ」と表現する。)に応じた広告動画を再生する。そして、動画再生が終了したことを条件に、広告動画に関する問い合わせ画面を表示し、この問い合わせ画面に対するユーザからの応答信号を、入力インタフェース57bを通じて取得することにより、再生された動画に対するユーザの評価又は関心度を表す情報を取得する。
問い合わせ画面は、例えば図2Cに示すように、再生された動画に関するクイズ画面120であり得る。クイズ画面120を表示すれば、クイズに対する回答の正解率から、動画に対するユーザの関心度を判定することができる。この他、問い合わせ画面は、再生された動画に関するアンケート画面130であり得る。アンケート画面130は、動画の良否を問い合わせる画面であり得る。例えば、アンケート画面130には、「いいね」ボタンと「いまいち」ボタンとを操作オブジェクトとして表示することができる。この場合、上記二つのボタンのいずれかに対するユーザの押下操作を、入力インタフェース57bを通じて取得することにより、再生された動画に対するユーザの評価を表す情報を取得することができる。
制御部51は、再生用アプリに基づく処理として、このような問い合わせ画面に対するユーザの応答操作が完了すると、次の動画を再生するために動画再生画面110を再度表示デバイス57aに表示し、再生ボタンが押下操作されると、次の動画を再生する。このような動作を繰返し実行し、順次起動元アプリに応じた動画を、再生ボタンの押下操作に従って再生する。
起動元アプリに応じた動画再生は、例えば、広告主が、自身の広告動画を再生可能な起動元アプリを指定することにより実現することができる。広告主が対価を支払って広告動画の再生をデータ提供システム10の運営企業に依頼する場合、広告主は、当然のことながら、限られた予算の範囲内で、広告効果の高いユーザに対して広告動画が再生されることを希望する。一方、呼出用アプリに関しては、その種類に応じて、ユーザの趣味や嗜好に、統計的な偏りが存在する場合があり得る。こうしたときに、広告効果の高いユーザが利用する呼出用アプリが起動元アプリであるときに、再生用アプリを通じて広告主の広告動画が再生されるように動作再生を制御すれば、再生用アプリを通じて、ユーザに対する柔軟な動画再生を行うことができる。
図3に示す例によれば、広告動画Aは、呼出用アプリA又は呼出用アプリBが起動元アプリであるとき、再生用アプリを通じて再生されるが、呼出用アプリCが起動元アプリであるとき、再生用アプリを通じて再生されることはない。一方、広告動画Aとは異なる広告動画Bは、呼出用アプリB又は呼出用アプリCが起動元アプリであるとき、再生用アプリを通じて再生されるが、呼出用アプリAが起動元アプリであるとき、再生用アプリを通じて再生されることはない。広告動画A及び広告動画Bとしては、一方が旅行に関する広告動画であり、他方が自動車に関する広告動画である例を一例に挙げることができる。
付言すると、再生用アプリを通じた動画再生は、広告主からの希望により、ユーザの属性を考慮してなされる。即ち、再生用アプリでは、起動元アプリ及びユーザの属性に応じた動画が選択的に再生される。ユーザの属性には、ユーザの性別、年齢、及び、居住地域のうちの少なくとも一つが含まれる。
続いて、データ提供システム10の構成を説明する。データ提供システム10は、図1に示すように、コンテンツサーバ20と、管理サーバ30と、集計サーバ40と、を備える。コンテンツサーバ20は、再生用アプリに提供する動画データ、及び、再生用アプリから提供されるクイズ/アンケート結果を表すデータ等の各種データを記憶する。
管理サーバ30は、ユーザ端末装置50を通信して、ユーザ端末装置50に、広告動画の再生に関する各種サービスを提供する。管理サーバ30は、制御部31と、記憶部33と、通信部35と、を備える。制御部31は、コンピュータを中心に構成され、記憶部33が記憶する各種プログラムに基づく処理を実行する。通信部35は、広域ネットワークを介してユーザ端末装置50と通信可能な通信インタフェースであり、制御部31に制御されてユーザ端末装置50との通信を行う。集計サーバ40は、クイズ/アンケート結果等の集計を定期的に実行するサーバ装置である。
本実施例では、説明を簡単にするために、上記三つのサーバ装置を設置したデータ提供システム10について説明するが、データ提供システム10は、コンテンツサーバ20、管理サーバ30、及び、集計サーバ40の夫々が、細分化されて複数のサーバ装置で構成されたものであってもよいし、コンテンツサーバ20、管理サーバ30、及び、集計サーバ40のいずれかのサーバ装置が有する機能の一つが、これらのうちの別のサーバ装置で実現される構成であってもよい。データ提供システム10におけるサーバ構成は、ここで説明されるものに限定されるものではなく、サーバ装置は、処理負荷、セキュリティ、及び、メンテナンス等を考慮して適切に配置され得る。
このデータ提供システム10は、図4に示すように、会員データベース210、ポイントデータベース220、動画データベース230、動画管理データベース240、再生履歴データベース250、及び、クイズ/アンケートデータベース260を備える。これらのデータベースは、例えば、コンテンツサーバ20に記憶される。
図5Aに示す会員データベース210は、再生用アプリの利用登録時に、ユーザから取得した当該ユーザに関する情報を、ユーザ毎に会員データとして記憶する。会員データは、ユーザ固有の識別コードであるユーザIDに関連付けて、ユーザの性別、居住地域、及び、生年月日、並びに、インストール元IDの情報を記憶する。生年月日の情報は、ユーザ属性として、ユーザの年齢を特定するために利用される。
インストール元IDの情報は、対応するユーザのユーザ端末装置50に再生用アプリがインストールされる契機となった呼出用アプリのID(以下、媒体IDと表現する)を表すものである。ワッペン100の押下操作がユーザによりなされた時点で、再生用アプリがユーザ端末装置50にインストールされていない場合には、その呼出用アプリに基づいて、ユーザ端末装置50は、再生用アプリをインストール可能なサイトに誘導される。このとき、サイトは、URLスキームにより、呼出用アプリの媒体IDを取得し、再生用アプリのインストール前後に行われるユーザの利用登録時に、これを会員データとして登録する。このサイトは、例えば管理サーバ30によって提供される。
ポイントデータベース220は、図5Bに示すように、ユーザ毎のポイントデータを有する。ポイントデータは、ユーザIDに関連付けてユーザのポイント数を記憶する。ポイント数は、景品交換に用いられるものである。ポイント数は、ユーザが広告動画を視聴したことに起因して加算され、ユーザがクイズ/アンケートに答えたことに起因して更に加算される。
動画データベース230は、広告動画を表す動画データの一群を記憶するデータベースである。これらの動画データの夫々に対しては、動画データ毎に固有の識別コードとして、動画IDが割り当てられており、各動画データは、動画IDに関連付けられて動画データベース230に記憶される。
動画管理データベース240は、図6Aに示すように、動画毎の配信条件データを有する。配信条件データは、動画IDに関連付けられて、対応する動画の配信開始日時、配信終了日時、再生上限、再生頻度、配信対象ユーザ、及び、配信対象アプリの情報を有し、更には、動画再生終了時におけるクイズ/アンケートの有無を表す情報を有する。これらの情報が表す配信条件は、動画データの登録時に広告主から指定される。
再生上限は、対応する動画の再生回数又は広告料の上限を表す。動画再生に対して広告主に広告料が従量課金される場合には、広告主の予算に合わせて動画再生が行われるように、動画配信を行う必要がある。再生上限は、再生回数又は広告料により、動画配信の停止条件を規定する情報として機能する。再生頻度は、対応する動画の再生頻度を表すものであり、ユーザ一人当たりの動画の再生頻度(再生間隔)を表す。
配信対象ユーザは、対応する動画を配信するユーザの属性を表す。配信対象ユーザの情報は、配信対象をユーザ属性に基づいて制限する機能を有効にするか否かを表す情報、並びに、有効である場合の配信対象のユーザ属性を定義する情報として、配信対象の性別、年齢層、及び、居住地域を表す情報を有する。
配信対象アプリは、対応する動画を配信可能な起動元アプリを表す。配信対象アプリの情報は、配信対象を起動元アプリに基づいて制限する機能を有効にするか否かを表す情報、及び、有効である場合の配信対象の起動元アプリを定義する情報として、配信対象の起動元アプリの媒体IDを表す情報を有する。配信対象アプリは、配信対象の起動元アプリを指定する情報として、一つ以上の媒体IDが記述された構成にされ得る。
再生用アプリは、起動元アプリから呼び出されて制御部51により実行されるが、起動元アプリが配信対象アプリに該当するものでない場合には、この配信条件データに対応する動画データは、再生用アプリに提供されない。即ち、起動元アプリが配信対象アプリに該当する場合に限って、対応する動画データは、再生用アプリに提供される。
図示しないが、この配信条件データには、更に、対応する動画の広告主の情報や、この広告主に競合する企業(広告主)の情報等が含まれ得る。
また、再生履歴データベース250は、図6Bに示すように、動画毎の再生履歴データを有する。再生履歴データは、動画IDに関連付けて、対応する動画の再生回数、及び、再生回数に対応する広告主への課金額(広告料)を表す情報を有する。この再生履歴データは、上述した再生頻度を制御するために必要な情報を更に有した構成にされ得る。
この他、クイズ/アンケートデータベース260は、動画再生終了時に表示するクイズ/アンケート画面120,130の当該表示に必要なデータ、及び、ユーザによるクイズ/アンケート結果のデータを蓄積するデータベースである。
管理サーバ30の制御部31は、これらのデータベースを利用して、各種処理を実行する。管理サーバ30の制御部31は、例えば、図7に示すメイン処理を、ユーザ端末装置50から利用要求信号を受信する度に実行する。利用要求信号は、ワッペン100が押下操作されて、ユーザ端末装置50の制御部51が再生用アプリの実行を開始するときに、ユーザ端末装置50から管理サーバ30に広域ネットワークを通じて通信により伝送される。
このメイン処理を開始すると、制御部31は、ユーザ端末装置50から起動元アプリの媒体ID、並びに、ユーザID及びパスワードの組を取得し(S110)、これらの正当性をチェックする(S120)。即ち、ユーザ端末装置50から送信されてきた媒体IDが正当な起動元アプリの媒体IDであるか否かを判断する。更に、制御部31は、ユーザID及びパスワードの組が、予め利用登録された正当なユーザのものであるか否かを判断する。ユーザ毎のパスワードは、会員データベース210内に記憶しておくことができる。但し、ユーザの正当性を判断するのに、パスワードを用いない例も考えられる。
S120での処理を終えると、制御部31は、これらのチェック(判断)結果を、利用要求信号送信元のユーザ端末装置50に送信する(S130)。S120での処理により正当性が認められなかった場合(S140でNo)、制御部31は、この利用要求を拒絶して、当該メイン処理を終了する。一方、正当性が認められた場合(S140でYes)、制御部31は、S150に移行し、ユーザの属性として、ユーザの性別、年齢、及び、居住地域を、S110で取得したユーザIDの会員データ(図5A)から特定する(S150)。
その後、制御部31は、起動元アプリの媒体ID及び上記特定されたユーザ属性に基づいて、動画データベース230が有する動画データの一群からユーザ端末装置50に配信する動画データを選択し、選択した動画データのリストを作成する(S160)。動画データのリスト(以下、動画リストと表現する)は、ユーザ端末装置50がデータ提供システム10から、これらの動画データを取得するための情報を含む。例えば、動画リストは、選択された動画データの動画IDを列挙した構成にされ得る。
ここで、ユーザ端末装置50に配信する動画データの選択は、動画毎の配信条件データ(図6A)及び再生履歴データ(図6B)を参照して決定することができる。
例えば、制御部31は、配信条件データが有する配信対象アプリ及び配信対象ユーザの情報を参照して、配信対象アプリの情報が示す媒体IDに、S110で取得した起動元アプリの媒体IDが含まれる動画データであって、配信対象ユーザの情報が示すユーザ属性に、S150で特定したユーザ属性が含まれる動画データを、配信する動画データに選択することができる。配信対象アプリの情報が、機能の無効を示している動画データに関しては、そこに全ての媒体IDが記載されているとみなして、上記選択を行うことができる。同様に、配信対象ユーザの情報が、機能の無効を示している動画データに関しては、そこにユーザ属性の全範囲(全性別、全年齢層、及び、全居住地域)が記載されているとみなして、上記選択を行うことができる。
ここでは、配信条件データが示す配信開始日時から配信終了日時までの期間に当てはまらない動画データを選択しないようにして、動画データの上記選択を行う。更に、再生履歴データが示す再生回数及び広告料のいずれかが、配信条件データが示す再生上限で規定された再生回数又は広告料に達した動画データを選択しないようにして、動画データの上記選択を行う。付言すると、上記選択に際しては、配信条件データが示す再生頻度、及び、再生履歴データから特定される再生頻度の実績値に基づいて、リストアップする動画データの絞り込みを行うことができる。
その後、制御部31は、S160で作成した動画リストを、利用要求信号送信元のユーザ端末装置50に広域ネットワークを通じて送信し(S170)、当該メイン処理を終了する。
制御部31は、メイン処理の終了後、この利用要求信号送信元からの更なる要求信号又は通知信号に従う処理を実行するために、図8に示すサーバ応答処理を繰返し実行する。
サーバ応答処理において、制御部31は、利用要求信号送信元のユーザ端末装置50から、動画要求信号、再生可能問い合わせ信号、及び、再生終了通知信号のいずれかを広域ネットワークを通じて受信するまで待機する(S210,S220,S230)。
動画要求信号を受信すると(S210でYes)、制御部31は、ユーザ端末装置50から要求された動画データを、このユーザ端末装置50に送信する(S215)。動画要求信号には、ユーザ端末装置50が要求する動画データをデータ提供システム10が判別可能な情報として、動画IDが含まれる。
再生可能問い合わせ信号を受信すると(S220でYes)、制御部31は、ユーザ端末装置50から指定された動画が再生可能なものであるかを判断する(S221)。再生可能問い合わせ信号には、動画IDが含まれる。制御部31は、この動画IDの再生履歴データが示す再生回数及び広告料のいずれかが、この動画IDの配信条件データが示す再生上限で規定された再生回数又は広告料の上限に達しているか否かを判断する。そして、達していない場合には、ユーザ端末装置50から指定された動画が再生可能なものであると判断し、達している場合には、再生可能なものではないと判断する。制御部31は、この判断結果を含む応答信号を、再生可能問い合わせ信号送信元のユーザ端末装置50に送信する(S225)。
一方、再生終了通知信号を受信すると(S230でYes)、制御部31は、S231〜S239の処理を実行する。この再生終了通知信号には、ユーザ端末装置50側で再生の終了した動画の動画IDが含まれる。この再生終了通知信号には、ユーザIDの情報が含まれていてもよい。
S231において、制御部31は、再生終了通知信号が示す動画IDの再生履歴データを更新することにより、再生の終了した動画についての再生回数及び広告料を更新する。その後、ポイント付与処理を実行する(S233)。具体的には、該当ユーザのポイントデータを更新することにより、ユーザが動画を視聴したことに対する報酬として、このユーザのポイント数を加算する処理を実行する。
その後、制御部31は、再生の終了した動画についてクイズ/アンケートがあるか否かを判断し(S235)、クイズ/アンケートがない場合には(S235でNo)、クイズ/アンケートがない旨の通知信号を、再生終了通知信号に対する応答信号としてユーザ端末装置50に送信し、サーバ応答処理を一旦終了する。
一方、クイズ/アンケートがある場合(S235でYes)、制御部31は、S238に移行して、クイズ/アンケート関連処理を実行する。このクイズ/アンケート関連処理の実行によって、データ提供システム10からユーザ端末装置50には、クイズ/アンケート画面120,130をユーザ端末装置50に表示させるための表示用データ(例えばウェブページ)が、再生終了通知信号に対する応答信号として送信される。
管理サーバ30の制御部31は、このクイズ/アンケート画面120,130に対するユーザの応答によりユーザ端末装置50側で得られるクイズ/アンケート結果を通信により取得する。このクイズ/アンケート結果は、クイズ/アンケートデータベース260に保存される。
その後、制御部31は、ユーザがクイズ/アンケートに答えたことに対する報酬として、このユーザのポイント数を加算する処理を実行し(S239)、サーバ応答処理を一旦終了する。尚、ユーザが所定時間内にクイズ/アンケートに答えなかった場合には、ユーザ端末装置50から、その旨のクイズ/アンケート結果が送信されてくる。この場合には、S239でポイント数を加算せずに、サーバ応答処理を一旦終了する。
この他、管理サーバ30の制御部31は、ユーザ端末装置50からポイント交換画面への移行要求信号を受信すると、図9に示す交換受付処理を実行する。
交換受付処理を開始すると、制御部31は、この移行要求信号を送信してきたユーザ端末装置50のユーザの会員データを参照して、再生用アプリがインストールされる契機となった呼出用アプリの媒体IDであるインストール元IDを特定する(S310)。
S310での処理を終えると、制御部31は、特定したインストール元IDに基づいて、ユーザ端末装置50に表示させるポイント交換画面を決定して、そのポイント交換画面をユーザ端末装置50に表示させるための処理を実行する。例えば、ポイント交換画面をユーザ端末装置50に表示させるための表示用データ(例えばウェブページ)をユーザ端末装置50に送信する処理を実行する(S320)。
ここで、インストール元IDに基づくポイント交換画面の決定について説明する。本実施例では、呼出用アプリのユーザが、再生用アプリのユーザにもなり得る。従って、呼出用アプリに対応する企業が、この広告システム1の恩恵を優先的に得られるように、本発明者らは、インストール元IDに対応する呼出用アプリが企業Aのものである場合には、ポイント交換画面として、企業Aの商品を景品とする画面を表示し、インストール元IDに対応する呼出用アプリが企業Bのものである場合には、ポイント交換画面として、企業Bの商品を景品とする画面を表示することを考えている。特に企業Aと企業Bとが競合関係にあるケースでは、これらの企業A及び企業Bの商品を共に景品とすることに、企業A及び企業Bの双方が好ましく思わない可能性もある。S320におけるポイント交換画面の決定は、上記の主旨に対応して行われる。
S320での処理を終えると、制御部31は、ユーザ端末装置50からの応答信号を受信するか、タイムアウト時間が経過するまで待機する(S330,S340)。そして、応答信号を受信すると(S330でYes)、応答信号に応じた処理を実行して(S350)、当該交換受付処理を終了する。S350では、例えば、ユーザ端末装置50からポイント交換申請があった場合、その申請を受け付けて、ポイント数を減算する代わりに、景品をユーザに郵送する事務手続きが行われるようにする。
一方、制御部31は、タイムアウト時間が経過すると(S340)、応答信号の受信を拒否して、当該交換受付処理を終了する。
続いて、ユーザ端末装置50の制御部51が実行する処理について、図10〜図12を用いて説明する。ユーザ端末装置50の制御部51は、ワッペン100が押下操作されたことを契機に再生用アプリを実行する。その際、制御部51は、この再生用アプリに基づいて、図10に示すメイン処理を実行する。
メイン処理を開始すると、制御部51は、起動元アプリの媒体ID、及び、この起動元アプリを呼び戻すためのURLスキームを取得する(S410)。制御部51は、URLスキームを用いて、これらの情報を起動元アプリから取得することができる。
その後、制御部51は、データ提供システム10を利用可能な状態に自ユーザ端末装置50を置くために、データ提供システム10(管理サーバ30)に、起動元アプリの媒体ID、並びに、ユーザID及びパスワードを含む上述の利用要求信号を、通信部55を介して送信する(S420)。この動作によって、データ提供システム10では、S120が実行され、そのチェック結果がユーザ端末装置50に向けて送信される。
制御部51は、上記チェック結果を受信すると、S430に移行して、このチェック結果に基づき、データ提供システム10においてS420で送信した情報の正当性が認められたか否かを判断する。
そして、正当性が認められなかったと判断した場合には(S430でNo)、エラー処理(S435)を実行して、S490に移行する。一方、正当性が認められたと判断した場合(S430でYes)、制御部51は、続いてデータ提供システム10(管理サーバ30)から送信されてくる動画リストを、通信部55を介して受信する(S440)。動画リストは、S170の処理で管理サーバ30からユーザ端末装置50に送信される。上述したように動画リストは、起動元アプリ及びユーザ属性に応じた動画がリストアップされたデータである。
その後、制御部51は、動画リストにリストアップされた動画を並び替えることにより、動画の再生順を決定する(S450)。上述しなかったが、動画リストは、再生順を決定するための情報として、リストアップされた動画毎に、スコア情報、広告主情報、及び、競合情報を含む。これらの情報は、動画リスト作成時に、管理サーバ30の制御部31により動画リストに記述される。
スコア情報は、対応する動画の再生優先度を表す数値(スコア)を有する。広告主情報は、動画の広告主を特定可能な情報であり、競合情報は、この広告主に競合する企業(広告主)を特定可能な情報である。
S450において、制御部51は、次の規則(1)〜(3)に従って再生順を決定し、動画リストにリストアップされた動画を並び替えることができる。
(1)スコアの高い(再生優先度の高い)動画ほど、再生順を早める。
(2)上記(1)の規則に従うと競合企業の動画が隣り合うことになる場合、隣接する動画の内、スコアの低い動画の再生順を遅らせる。
(3)上記(1)の規則に従うと同一広告主の動画が隣り合うことになる場合、隣接する動画の内、スコアの低い動画の再生順を遅らせる。
制御部51は、基本的に上記規則(1)〜(3)に従って再生順を決定するが、所定回、再生順を修正しても、上記規則(1)〜(3)に従う再生順とならない場合には、その時点で再生順の修正を止めて、その時点での再生順を、採用する再生順に決定することができる。
S450での処理後、制御部51は、S460に移行し、表示デバイス57aを制御して、表示デバイス57aに、再生ボタン付きの動画再生画面110(図2B)を表示させる。その後、制御部51は、再生ボタンが押下操作されるか、他の操作がなされるまで待機する(S470,S480)。
そして、再生ボタンが押下操作されると(S470でYes)、制御部51は、再生候補の動画選択を行う(S471)。具体的には、動画リストにリストアップされた未再生の動画のうち、再生順が最も若い動画を、再生候補の動画に選択する。
その後、制御部51は、当該選択した動画の動画IDを含む再生可能問い合わせ信号を、データ提供システム10(管理サーバ30)に送信して、その応答信号を受信する。応答信号は、S225により、管理サーバ30からユーザ端末装置50に送信される。制御部51は、この応答信号に基づき、再生候補の動画が再生可能な動画であるか否かを判断する(S473)。
ここで再生可能ではないと判断すると(S473でNo)、制御部51は、S471に移行し、動画リストにリストアップされた未再生の動画のうち、再生順が次に若い動画を、再生候補の動画に選択する。次に若い動画を再生すると上述の規則(2)(3)を破る結果となる場合には、規則(1)(2)(3)が可能な限り守られるように、動画リストの並び替えを行う。このとき、S473で再生可能ではないと判断された動画は、再生済みの動画と同様に動画リストから外される。そして、並び替え後の動画リストにおいて、再生候補の動画を選択する。
S471での処理を終えると、制御部51は、新たに再生候補として選択した動画に関して、S473の処理を実行する。そして、S473で再生可能な動画であると判断すると(S473でYes)、制御部51は、当該再生候補に選択した動画を再生対象に決定して、この動画を再生するために、再生関連処理(図11)をS475で実行する。その後、S470に移行する。
一方、再生ボタンの押下操作以外の操作がなされると(S480でYes)、制御部51は、S485に移行し、なされた操作が再生用アプリの終了操作であるか否かを判断する。そして、終了操作であると判断すると(S485でYes)、起動元アプリを呼び戻すための処理を実行し(S490)、メイン処理を終了する。起動元アプリの呼び戻しは、S410で取得したURLスキームに基づいて行うことができる。この呼び戻しにより、制御部51は、再生用アプリに代えて、起動元アプリに基づく処理を実行する。
上記なされた操作が再生用アプリの終了操作でもない場合(S485でNo)、制御部51は、操作に対応した処理を実行する(S495)。例えば、ポイント交換画面への移行操作がなされた場合には、移行要求信号をデータ提供システム10(管理サーバ30)に送信して、ポイント交換画面を表示デバイス57aに表示させるように動作する。S495での処理を終えると、制御部51は、実行した処理に応じた後続ステップに移行する。例えば、S470に移行する。
続いて、制御部51がS475で実行する再生関連処理の詳細を、図11を用いて説明する。再生関連処理を開始すると、制御部51は、再生対象の動画に対応する動画データをデータ提供システム10から取得済みであるか否かを判断する(S510)。そして、取得済みではないと判断すると(S510でNo)、S515に移行し、再生対象動画の動画IDを含む動画要求信号をデータ提供システム10(管理サーバ30)に送信することにより、データ提供システム10から通信により、対応する動画データを取得する。その後、S520に移行する。ここで取得された動画データは、一定期間キャッシュされる。
動画データがキャッシュされていること等に起因して、再生対象の動画に対応する動画データを取得済みである場合(S510でYes)、制御部51は、S515に移行せずに、S520に移行する。
S520に移行すると、制御部51は、表示デバイス57aを制御して、再生対象の動画再生を、取得済みの動画データに基づき開始する。再生された動画は、表示デバイス57aに表示される。表示デバイス57aは、音声出力部を備え、動画に対応する音声を出力することができる。
制御部51は、この動画の再生が終了すると(S525でYes)、再生終了通知信号をデータ提供システム10(管理サーバ30)に送信する(S530)。その後、制御部51は、再生終了通知信号に対する応答信号を受信し、この応答信号に基づき、クイズ/アンケートがあるか否かを判断する(S540)。
そして、クイズ/アンケートがない場合(S540でNo)、制御部51は、S580に移行して、次の動画再生を行うための再生ボタン付き動画再生画面110を表示デバイス57aに表示させた後、当該再生関連処理を終了して、S470に移行する。
クイズ/アンケートがある場合(S540でYes)、制御部51は、データ提供システム10(管理サーバ30)から取得した、クイズ/アンケート画面120,130を表示デバイス57aに表示させるための表示用データ(例えばウェブページ)に基づき、表示デバイス57aにクイズ/アンケート画面120,130を表示させる(S550)。更に、クイズ/アンケート画面120,130に対する入力インタフェース57bを通じたユーザの回答操作を受け付けることにより、その操作信号として、クイズ/アンケート画面120,130に対するユーザの応答信号を、入力インタフェース57bを通じて取得する(S550)。
そして、クイズ/アンケート画面120,130に対する回答操作が完了すると(S560でYes)、制御部51は、その回答内容を含むクイズ/アンケート結果を表すデータをデータ提供システム10(管理サーバ30)に送信する(S565)。その後、S580に移行する。
尚、本実施例によれば、ユーザはクイズ/アンケート画面120,130の表示後、所定時間、これに回答しないことによりクイズ/アンケートに対する回答を拒否することができる。
制御部51は、クイズ/アンケート画面120,130に対するユーザの回答操作が完了しないまま所定時間が経過したことを契機に(S570でYes)、S575に移行して、ユーザが所定時間内にクイズ/アンケートに答えなかった旨のクイズ/アンケート結果を表すデータをデータ提供システム10(管理サーバ30)に送信する。その後、S580に移行する。
このようにして、本実施例のユーザ端末装置50では、図2B、並びに、図2C及び図2Dに示されるような画面表示が、動画再生を挟んで繰返し行われる。即ち、動画リストに従う再生順で、再生ボタン付き動画再生画面110の表示、動画再生、並びに、動画再生終了後のクイズ/アンケート画面表示及び回答受付、が繰返し行われる。
付言すると、このような繰返し動作を効率的に行うために、制御部51は、S520において動画再生を開始する前後で、図12に示す先行取得処理を、再生関連処理とは並列に実行し、次に必要となる動画データを効率的に取得する。
先行取得処理を開始すると、制御部51は、動画リストにリストアップされた動画の中から、再生順が、現在再生中の動画の次である動画を、再生候補の動画に選択する(S610)。その後、制御部51は、選択した動画の動画IDを含む再生可能問い合わせ信号を、データ提供システム10(管理サーバ30)に送信して、その応答信号を受信する。そして、この応答信号に基づき、再生候補の動画が再生可能な動画であるか否かをS473と同様に判断する(S620)。
ここで再生可能ではないと判断すると(S620でNo)、制御部51は、S610に移行し、S473でNoと判断された場合に実行されるS471と同様に、再生候補の動画を再選択する。そして、新たに再生候補として選択した動画に関して、S620の処理を実行し、再生可能な動画であると判断すると(S620でYes)、再生候補に選択した動画を再生対象に決定して、再生対象の動画に対応する動画データをデータ提供システム10から取得する(S640)。その後、先行取得処理を終了する。但し、対応する動画データが既にデータ提供システム10から取得されている場合(S630でYes)には、S640に移行せずに、先行取得処理を終了する。
以上、本実施例の広告システム1について説明したが、本実施例によれば、様々なアプリケーションプログラム(呼出用アプリ)から、再生用アプリを呼び出して、この再生用アプリを通じて広告動画をユーザに視聴させることができる。そして、再生用アプリに基づく広告動画の再生時には、呼出元(起動元)のアプリケーションプログラムに応じて、再生する広告動画を切り替える。
従って、この再生用アプリによれば、広告動画に関して、従来の硬直的な動画再生を改善することができ、複数のアプリケーションプログラムの夫々に対応して柔軟な動画再生を行うことができる。
広告主は、データ提供システム10の運営企業に対して、広告を依頼すれば、様々なアプリケーションプログラム(呼出用アプリ)のユーザに対して自己の広告を視聴させることができる。従来は、様々なアプリケーションプログラムの開発企業に個別に広告を依頼しなければならなかったが、本実施例によれば、広告主は、従来よりも簡単に広告を依頼することができる。
また、本実施例によれば、複数のアプリケーションプログラムに共通する再生用アプリを通じて動画再生が行われるものの、広告主は、呼出元(起動元)のアプリケーションプログラムが何であるかによって、自己の広告の再生アプリでの再生可否を指定することができる。従って、広告主は、再生用アプリを通じて、限られた予算の広告料で、効率よく広告効果の高いユーザに対して広告動画を視聴させることができる。
この他、本実施例によれば、ユーザは、様々な広告動画を視聴できると共に、景品交換可能なポイントを獲得することができる。従って、本実施例の広告システム1は、広告主及びユーザ(消費者)にとって、大変利便性の高い有益なシステムである。
特に、本実施例によれば、起動元アプリだけではなくユーザ属性に基づいても再生する動画を切り替えるので、広告主は、ターゲットを絞って、効率的にユーザ(消費者)に広告動画を視聴させることができる。
更に、本実施例によれば、動画の再生が終了したことを条件に、クイズ/アンケート画面120,130を、ユーザ端末装置50の表示デバイス57aに表示して、この動画に対するユーザの評価又は関心度を表す情報を取得するので、これを動画再生の効果の推定に役立てることができ、動画再生を商業活動に効果的に役立てることができる。
ところで、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、種々の態様を採ることができる。上記実施例では、再生される動画が広告動画であった。しかしながら、動画は、広告動画でなくてもよい。また、ユーザ端末装置50は、ディスクトップ型パーソナルコンピュータ等の非モバイル型の電子機器であってもよい。
この他、上記実施例では、データ提供システム10からユーザ端末装置50に動画リストを提供した後、ユーザ端末装置50からの要求に従って、データ提供システム10からユーザ端末装置50に動画データを提供したが、動画データの提供方法は、この方法に限られない。
例えば、データ提供システム10(管理サーバ30)は、ユーザ端末装置50から利用要求信号を受信すると、動画データベース230が有する動画データの一群の中からユーザ端末装置50に配信する動画データを選択した後、動画リストを作成及び送信する手続きを省略して、選択した動画データを順次、ユーザ端末装置50に送信する構成にされてもよい。
特許請求の範囲に記載の文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本発明の実施形態である。上記実施例における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合したり、一部の構成を、同様の機能を有する公知の構成に置き換えてもよい。上記実施例の構成の一部を、課題を解決できる限りにおいて省略することも可能である。
最後に、用語間の対応関係について説明する。ユーザ端末装置50の制御部51が実行するS410によって実現される機能は、取得手段によって実現される機能の一例に対応する。S440〜S475,S510〜S530,S580,S610〜S640によって実現される機能は、再生制御手段によって実現される機能の一例に対応し、S550〜S565によって実現される機能は、関連情報取得手段によって実現される機能の一例に対応する。
また、管理サーバ30の制御部31が実行するS110によって実現される機能は、受信手段によって実現される機能の一例に対応し、S150〜S170,S210,S215によって実現される機能は、選択送信手段の一例に対応する。管理サーバ30の制御部31が実行するクイズ/アンケート関連処理(S238)によって実現される機能は、関連情報送受信手段によって実現される機能の一例に対応する。
1…広告システム、10…データ提供システム、20…コンテンツサーバ、30…管理サーバ、31…制御部、33…記憶部、35…通信部、40…集計サーバ、50…ユーザ端末装置、51…制御部、53…記憶部、55…通信部、57…表示操作部、57a…表示デバイス、57b…入力インタフェース、100…ワッペン、110…動画再生画面、120…クイズ画面、130…アンケート画面、210…会員データベース、220…ポイントデータベース、230…動画データベース、240…動画管理データベース、250…再生履歴データベース、260…クイズ/アンケートデータベース。

Claims (22)

  1. コンピュータが実行する他のプログラムに基づき表示デバイスに表示される特定の操作オブジェクトであって前記他のプログラムの夫々によって表示される前記操作オブジェクトの夫々について、この操作オブジェクトに対し、ユーザによる所定操作がなされたことを条件に、前記コンピュータにより実行されるプログラムであって、
    前記所定操作がなされた前記操作オブジェクトに対応する前記他のプログラムである起動元プログラムに関する識別情報を取得する取得手段と、
    前記起動元プログラムに関する識別情報に基づき再生する動画を切り替えるようにして、前記動画を、前記表示デバイスを用いて再生する再生制御手段
    としての機能を前記コンピュータに実現させるためのプログラム。
  2. 前記再生制御手段は、前記起動元プログラムに関する識別情報及び前記ユーザに関する識別情報に基づいて再生する動画を切り替えるようにして、前記動画を再生すること
    を特徴とする請求項1記載のプログラム。
  3. 前記コンピュータは、通信機能を有する電子機器に搭載され、
    前記再生制御手段は、外部のデータ提供システムから通信により動画データを取得し、この動画データに基づいて、前記動画を再生すること
    を特徴とする請求項1又は請求項2記載のプログラム。
  4. 前記コンピュータは、通信機能を有する電子機器に搭載され、
    前記再生制御手段は、前記起動元プログラムに関する識別情報を外部のデータ提供システムに送信して、前記データ提供システムから前記起動元プログラムに関する識別情報に基づき選択された動画データを通信により取得し、この動画データに基づく前記動画を再生すること
    を特徴とする請求項1記載のプログラム。
  5. 前記コンピュータは、通信機能を有する電子機器に搭載され、
    前記再生制御手段は、前記起動元プログラムに関する識別情報を外部のデータ提供システムに送信して、前記データ提供システムから前記起動元プログラムに関する識別情報に基づき選択された動画のリストを通信により取得し、このリストに列挙された前記動画を再生すること
    を特徴とする請求項1記載のプログラム。
  6. 前記コンピュータは、通信機能を有する電子機器に搭載され、
    前記再生制御手段は、前記起動元プログラムに関する識別情報及び前記ユーザに関する識別情報を外部のデータ提供システムに送信して、前記データ提供システムから前記起動元プログラムに関する識別情報及び前記ユーザに関する識別情報に基づき選択された動画データを通信により取得し、この動画データに基づく前記動画を再生すること
    を特徴とする請求項2記載のプログラム。
  7. 前記コンピュータは、通信機能を有する電子機器に搭載され、
    前記再生制御手段は、前記起動元プログラムに関する識別情報及び前記ユーザに関する識別情報を外部のデータ提供システムに送信して、前記データ提供システムから前記起動元プログラムに関する識別情報及び前記ユーザに関する識別情報に基づき選択された動画のリストを通信により取得し、このリストに列挙された前記動画を再生すること
    を特徴とする請求項2記載のプログラム。
  8. 前記動画の再生が終了したことを条件に、この動画に対する前記ユーザの評価又は関心度を表す情報を取得する関連情報取得手段
    としての機能を更に前記コンピュータに実現させるための請求項1〜請求項7のいずれか一項記載のプログラム。
  9. 前記関連情報取得手段は、前記ユーザに対する問い合わせ画面として、再生された前記動画に関するクイズ又はアンケート形式の問い合わせ画面を前記表示デバイスに表示し、前記問い合わせ画面に対する前記ユーザからの応答信号を、入力インタフェースを通じて取得することにより、前記動画に対する前記ユーザの評価又は関心度を表す情報を取得すること
    を特徴とする請求項8記載のプログラム。
  10. 前記再生制御手段により再生される前記動画には、広告用の動画が含まれる
    ことを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれか一項記載のプログラム。
  11. 電子機器であって、
    コンピュータと、
    前記コンピュータにより実行されるプログラムを記憶する記憶デバイスと、
    を備え、
    前記記憶デバイスは、
    前記コンピュータが実行する他のプログラムに基づき表示デバイスに表示される特定の操作オブジェクトであって前記他のプログラムの夫々によって表示される前記操作オブジェクトの夫々について、この操作オブジェクトに対し、ユーザによる所定操作がなされたことを条件に、前記コンピュータにより実行されるプログラムであって、
    前記所定操作がなされた前記操作オブジェクトに対応する前記他のプログラムである起動元プログラムに関する識別情報を取得する取得手段と、
    前記起動元プログラムに関する識別情報に基づき再生する動画を切り替えるようにして、前記動画を、前記表示デバイスを用いて再生する再生制御手段
    としての機能を前記コンピュータに実現させるためのプログラムを記憶する
    ことを特徴とする電子機器。
  12. 前記再生制御手段は、前記起動元プログラムに関する識別情報及び前記ユーザに関する識別情報に基づいて再生する動画を切り替えるようにして、前記動画を再生すること
    を特徴とする請求項11記載の電子機器。
  13. 前記電子機器は、通信機能を有し、
    前記再生制御手段は、前記起動元プログラムに関する識別情報を外部のデータ提供システムに送信して、前記データ提供システムから前記起動元プログラムに関する識別情報に基づき選択された動画データを通信により取得し、この動画データに基づく前記動画を再生すること
    を特徴とする請求項11記載の電子機器。
  14. 前記電子機器は、通信機能を有し、
    前記再生制御手段は、前記起動元プログラムに関する識別情報を外部のデータ提供システムに送信して、前記データ提供システムから前記起動元プログラムに関する識別情報に基づき選択された前記動画のリストを通信により取得し、このリストに列挙された前記動画を再生すること
    を特徴とする請求項11記載の電子機器。
  15. 前記電子機器は、通信機能を有し、
    前記再生制御手段は、前記起動元プログラムに関する識別情報及び前記ユーザに関する識別情報を外部のデータ提供システムに送信して、前記データ提供システムから前記起動元プログラム及び前記ユーザに関する識別情報に基づき選択された動画データを通信により取得し、この動画データに基づく前記動画を再生すること
    を特徴とする請求項12記載の電子機器。
  16. 前記電子機器は、通信機能を有し、
    前記再生制御手段は、前記起動元プログラムに関する識別情報及び前記ユーザに関する識別情報を外部のデータ提供システムに送信して、前記データ提供システムから前記起動元プログラムに関する識別情報及び前記ユーザに関する識別情報に基づき選択された前記動画のリストを通信により取得し、前記リストに列挙された前記動画を再生すること
    を特徴とする請求項12記載の電子機器。
  17. 請求項13記載の電子機器と通信可能なデータ提供システムであって、
    前記電子機器から前記起動元プログラムに関する識別情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した前記起動元プログラムに関する識別情報に基づき、予め定められた動画の一群の中から再生対象の動画を選択し、当該選択した前記動画を再生可能な動画データを前記電子機器に送信する選択送信手段と、
    を備えることを特徴とするデータ提供システム。
  18. 請求項14記載の電子機器と通信可能なデータ提供システムであって、
    前記電子機器から前記起動元プログラムに関する識別情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した前記起動元プログラムに関する識別情報に基づき、予め定められた動画の一群の中から再生対象の動画を選択し、当該選択した前記動画のリストを前記電子機器に送信する選択送信手段と、
    を備えることを特徴とするデータ提供システム。
  19. 前記選択送信手段は、予め定められた前記起動元プログラムと前記動画との対応関係に基づき、前記動画の一群の中から再生対象の前記動画を選択すること
    を特徴とする請求項17又は請求項18記載のデータ提供システム。
  20. 請求項15記載の電子機器と通信可能なデータ提供システムであって、
    前記電子機器から前記起動元プログラムに関する識別情報及び前記ユーザに関する識別情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した前記起動元プログラムに関する識別情報及び前記ユーザに関する識別情報に基づき、予め定められた動画の一群の中から再生対象の動画を選択し、当該選択した前記動画を再生可能な動画データを前記電子機器に送信する選択送信手段と、
    を備えることを特徴とするデータ提供システム。
  21. 請求項16記載の電子機器と通信可能なデータ提供システムであって、
    前記電子機器から前記起動元プログラムに関する識別情報及び前記ユーザに関する識別情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した前記起動元プログラムに関する識別情報及び前記ユーザに関する識別情報に基づき、予め定められた動画の一群の中から再生対象の動画を選択し、当該選択した前記動画のリストを前記電子機器に送信する選択送信手段と、
    を備えることを特徴とするデータ提供システム。
  22. 前記電子機器による前記動画の再生が終了したことを条件に、この動画に対する前記ユーザの評価又は関心度を表す情報を取得するための前記ユーザに対する問い合わせ画面を、前記電子機器の表示デバイスに表示させることが可能な表示用データを、前記電子機器に送信し、前記問い合わせ画面に対する前記ユーザの応答によって、前記電子機器が取得した前記評価又は関心度を表す情報を、前記電子機器から受信する関連情報送受信手段
    を備えることを特徴とする請求項17〜請求項21のいずれか一項記載のデータ提供システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112433654A (zh) * 2020-12-02 2021-03-02 五八同城信息技术有限公司 页面展示方法、装置、电子设备和计算机可读介质

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