JP2016045332A - 撮影装置、撮影方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】自分撮り構図確認用の反射鏡を備える撮影装置において、所定の色の反射鏡を透過した画像が本来の色になるよう画質調整する。【解決手段】被写体を撮影する撮影レンズ2を含む撮影手段と、その撮影レンズ2の前面に配置され、被写体からの入射光を撮影レンズ2に透過させる透光部31を有して所定の色の反射鏡3と、その所定の色の反射鏡3の透光部31を透過した入射光を、撮影手段により撮影して得られた所定の色の影響を受けた画像データに対して、所定の色の影響を補正するための色調整を行う色調整手段と、を備える。具体的には、色調整手段は、画像のハイライト部分から所定の色のRGB各成分を引き算してホワイトバランス処理を行う。所定の色を示す情報を取得する色情報取得手段5を備え、その取得した色情報に基づいて、画像データに対して色調整を行う。【選択図】図4
Description
本発明は、自分撮り構図確認用の反射鏡を備える撮影装置と、その撮影装置による撮影方法と、その撮影に用いるプログラムに関する。
カメラにおいて、自分撮り時の構図確認用にレンズ付近に小型の鏡を実装したものが知られている(例えば特許文献1参照)。
なお、監視用カメラ等でハーフミラー越しに撮影するカメラも知られている。
また、固体撮像素子の受光面内に被写体の光学的像が収まるように、自分撮り構図確認用のハーフミラーを透過する光を収束させる光収束手段(凸レンズ)を設けた画像入力装置もある(特許文献2参照)。
なお、監視用カメラ等でハーフミラー越しに撮影するカメラも知られている。
また、固体撮像素子の受光面内に被写体の光学的像が収まるように、自分撮り構図確認用のハーフミラーを透過する光を収束させる光収束手段(凸レンズ)を設けた画像入力装置もある(特許文献2参照)。
ところで、ハーフミラーを撮像レンズの前に置いた自分撮りカメラにおいて、一般的には、ハーフミラーを無色(シルバー)にするのが、撮像した画像を正確に記録するのに都合は良い。
しかし、外観上、広い面積の無色(シルバー)のハーフミラーになってしまい、デザイン性が損なわれる。
しかし、外観上、広い面積の無色(シルバー)のハーフミラーになってしまい、デザイン性が損なわれる。
本発明の課題は、自分撮り構図確認用の反射鏡を備える撮影装置において、デザイン性を向上させることである。
以上の課題を解決するため、本発明は、
被写体を撮影する撮影レンズを含む撮影手段と、
前記撮影レンズの前面に配置され、前記被写体からの入射光を前記撮影レンズに透過させる透光部を有した所定の色の反射鏡と、
前記所定の色の反射鏡の前記透光部を透過した入射光を、前記撮影手段により撮影して得られた前記所定の色の影響を受けた画像データに対して、前記所定の色の影響を補正するための色調整を行う色調整手段と、
を備えることを特徴とする。
被写体を撮影する撮影レンズを含む撮影手段と、
前記撮影レンズの前面に配置され、前記被写体からの入射光を前記撮影レンズに透過させる透光部を有した所定の色の反射鏡と、
前記所定の色の反射鏡の前記透光部を透過した入射光を、前記撮影手段により撮影して得られた前記所定の色の影響を受けた画像データに対して、前記所定の色の影響を補正するための色調整を行う色調整手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、自分撮り構図確認用の反射鏡を備える撮影装置において、色の付いた反射鏡を利用することができる。
以下、図を参照して本発明を実施するための形態を詳細に説明する。
(要点)
撮像レンズの前に、自分撮り画角確認のためのハーフミラーを配置したカメラにおいて、色の付いたハーフミラーの認識情報でミラーの区別を認識させ、それぞれのミラーの色に応じた画像処理を行う。
なお、色の付いたハーフミラーは着脱可能としてもよい。
撮像レンズの前に、自分撮り画角確認のためのハーフミラーを配置したカメラにおいて、色の付いたハーフミラーの認識情報でミラーの区別を認識させ、それぞれのミラーの色に応じた画像処理を行う。
なお、色の付いたハーフミラーは着脱可能としてもよい。
(実施形態)
図1及び図2は本発明を適用した撮影装置の一実施形態の構成としてカメラを示すもので、1は筐体、2は撮影レンズ、3はハーフミラー、4は取付台、5はフォトリフレクタ、6は両面テープ、7はモニター、8は電池、9は回路基板である。
図1及び図2は本発明を適用した撮影装置の一実施形態の構成としてカメラを示すもので、1は筐体、2は撮影レンズ、3はハーフミラー、4は取付台、5はフォトリフレクタ、6は両面テープ、7はモニター、8は電池、9は回路基板である。
図示のように、カメラは、筐体1の撮影レンズ2の前面側に凸面鏡によるハーフミラー3を実装している。撮影レンズ2は、被写体を撮影する所定の画角を有している。
具体的には、筐体1の内部において、撮影レンズ2を囲む取付台4の表面にハーフミラー3が両面テープ6を介して貼り付けられている。取付台4の一部には、フォトリフレクタ5が組み込まれている。
なお、筐体1の背面にモニター7が設けられて、筐体1の内部に電池8、及び回路基板9が設けられている。
具体的には、筐体1の内部において、撮影レンズ2を囲む取付台4の表面にハーフミラー3が両面テープ6を介して貼り付けられている。取付台4の一部には、フォトリフレクタ5が組み込まれている。
なお、筐体1の背面にモニター7が設けられて、筐体1の内部に電池8、及び回路基板9が設けられている。
そして、ハーフミラー3は、撮影レンズ2の向きと同じ向きに配置され、被写体からの入射光を反射する。
また、ハーフミラー3は、被写体からの入射光を撮影レンズ2に透過させる透光部31を有している。その透光部31は、所定の透過率と反射率を有し、少なくとも撮影レンズ2の画角部分に対応している。
また、ハーフミラー3は、被写体からの入射光を撮影レンズ2に透過させる透光部31を有している。その透光部31は、所定の透過率と反射率を有し、少なくとも撮影レンズ2の画角部分に対応している。
さらに、ハーフミラー3は、所定の色の付いたハーフミラーである。
なお、その所定の色の付いたハーフミラー3は、例えば筐体1の溝にハーフミラー3周囲の微小フックで嵌め合わせたり、両面テープで粘着させたり、または、ハーフミラー3裏面の鉄板と筐体1の磁石で吸着することなどで、その固定と着脱が行える構造としてもよい。
なお、その所定の色の付いたハーフミラー3は、例えば筐体1の溝にハーフミラー3周囲の微小フックで嵌め合わせたり、両面テープで粘着させたり、または、ハーフミラー3裏面の鉄板と筐体1の磁石で吸着することなどで、その固定と着脱が行える構造としてもよい。
しかしながら、色の付いたハーフミラーを透過した光は、この色の影響を受け、撮像した画像データは本来の色味とは異なってしまう。
そこで、カメラの筐体1には、撮影レンズ2と、その撮影レンズ2を通した画像を取り込む撮像素子とを含む撮影手段が内蔵されるとともに、その撮影手段により撮影された画像データを処理するコンピュータが内蔵(回路基板9に搭載)されている。
そのコンピュータは、所定の色のハーフミラー3の透光部31を透過した入射光を、撮影レンズ2を通して撮影手段により撮影して得られた所定の色の影響を受けた画像データに対して、その所定の色の影響を補正するための色調整を行う色調整手段として機能する。
その色調整手段は、画像のハイライト部分から所定の色のR(赤)G(緑)B(青)各成分を引き算してホワイトバランス処理を行う。
そのコンピュータは、所定の色のハーフミラー3の透光部31を透過した入射光を、撮影レンズ2を通して撮影手段により撮影して得られた所定の色の影響を受けた画像データに対して、その所定の色の影響を補正するための色調整を行う色調整手段として機能する。
その色調整手段は、画像のハイライト部分から所定の色のR(赤)G(緑)B(青)各成分を引き算してホワイトバランス処理を行う。
また、フォトリフレクタ5は、所定の色を示す情報を取得する色情報取得手段であるセンサーとして機能する。
その場合、色調整手段は、フォトリフレクタ5により取得した色情報に基づいて、撮影手段により撮影して得られた画像データに対して色調整を行う。
その場合、色調整手段は、フォトリフレクタ5により取得した色情報に基づいて、撮影手段により撮影して得られた画像データに対して色調整を行う。
そして、フォトリフレクタ5は、ハーフミラー3の裏面に反射印刷32した認識情報を読み取る。
または、ハーフミラー3の半透明部の色相や透過率を認識させることで、その所定の色を示す情報を取得する色情報取得手段としてもよい。
または、ハーフミラー3の半透明部の色相や透過率を認識させることで、その所定の色を示す情報を取得する色情報取得手段としてもよい。
図3は図2の矢印A部を拡大したもので、図示のように、ハーフミラー3の裏面には、透光部31と異なる箇所に反射印刷32が施されて、その透光部31と反射印刷32部分を除いて無反射印刷33が施されている。
そして、取付台4には、ハーフミラー3裏面の反射印刷32の後方に位置するフォトリフレクタ5が組み込まれている。
なお、取付台4にハーフミラー3を貼り付ける両面テープ6は、透光部31と反射印刷32部分が空所となっている。
そして、取付台4には、ハーフミラー3裏面の反射印刷32の後方に位置するフォトリフレクタ5が組み込まれている。
なお、取付台4にハーフミラー3を貼り付ける両面テープ6は、透光部31と反射印刷32部分が空所となっている。
以上のように、撮像レンズ2の前に、自分撮り画角確認のための色の付いたハーフミラー3を配置したカメラにおいて、画像処理で本来の色になるよう画質調整する。
そして、何色のハーフミラー3が付いているかは、そのミラー裏面に反射印刷32した認識ドットパターンをフォトリフレクタ5で読み取ることにより行う。
あるいは、半透明部の色相や透過率を、色情報が読み取れるカラーセンサーで認識させることで行ってもよい。
なお、ドットパターンとは、QRコード(登録商標)やそれを簡略化したようなものである。
また、ハーフミラー3に色情報を記憶する記憶手段を設け、磁気センサーや電気接点などを介して、カメラのコンピュータが、ハーフミラー3の記憶手段に記憶されている色情報を取得するようにしてもよい。
あるいは、半透明部の色相や透過率を、色情報が読み取れるカラーセンサーで認識させることで行ってもよい。
なお、ドットパターンとは、QRコード(登録商標)やそれを簡略化したようなものである。
また、ハーフミラー3に色情報を記憶する記憶手段を設け、磁気センサーや電気接点などを介して、カメラのコンピュータが、ハーフミラー3の記憶手段に記憶されている色情報を取得するようにしてもよい。
ここで、一般的なホワイトバランス補正について説明する。
現在一般的に多く利用されているオートホワイトバランスの原理は、画像データの中から「白と思われる部分(=ハイライト部分など)を検出し、そこが白くなるように補正を行うことが行われている。
すなわち、白を検出することで、画像全体のカラーバランスを調整する。
現在一般的に多く利用されているオートホワイトバランスの原理は、画像データの中から「白と思われる部分(=ハイライト部分など)を検出し、そこが白くなるように補正を行うことが行われている。
すなわち、白を検出することで、画像全体のカラーバランスを調整する。
しかし、この方法では、白または無彩色が存在しない場合に、補正できない問題がある。
このため、ホワイトバランスのプリセットを行う。
通常、光源は「太陽光」「曇天」「日陰」「昼白色蛍光灯」「昼光色蛍光灯」「電球」などと決まっているから、予め「白と思われる部分」をどの程度の白さ=色温度にするか、プリセットしておく。
なお、手動で選択可能としておくこともある。
通常、光源は「太陽光」「曇天」「日陰」「昼白色蛍光灯」「昼光色蛍光灯」「電球」などと決まっているから、予め「白と思われる部分」をどの程度の白さ=色温度にするか、プリセットしておく。
なお、手動で選択可能としておくこともある。
従って、本発明では、画像のハイライト部分もハーフミラー3の色の影響を受けるので、予め、そのミラー色(のRGB各成分)を引き算する設定にしておき、ホワイトバランス処理を行う。
すなわち、一般的なプリセットホワイトバランス(「太陽光」「曇天」「日陰」「昼白色蛍光灯」「昼光色蛍光灯」「電球」など決まっている色温度に白を合わせる)と同様である。
すなわち、一般的なプリセットホワイトバランス(「太陽光」「曇天」「日陰」「昼白色蛍光灯」「昼光色蛍光灯」「電球」など決まっている色温度に白を合わせる)と同様である。
以上の画像のホワイトバラス処理による色補正処理は、カメラのコンピュータに予め組み込まれたプログラムに従って行われる。
次に、撮影画像の色補正処理を図4のフローチャート示す。
すなわち、図示のように、先ず、電源がONされると、モニター7にスルー画像を表示してから(ステップS1)、ハーフミラー3の有無を検出する図示しないセンサーにより判別する(ステップS2)。
そして、ハーフミラー3無し(ハーフミラー3が外されている場合)ならば、撮影レンズ2の動作・撮像素子の受光による撮影処理し(ステップS11)、ホワイトバランス処理(ステップS12)、画像保存(ステップS13)を行って、ステップS1の処理に戻る。
そして、ハーフミラー3無し(ハーフミラー3が外されている場合)ならば、撮影レンズ2の動作・撮像素子の受光による撮影処理し(ステップS11)、ホワイトバランス処理(ステップS12)、画像保存(ステップS13)を行って、ステップS1の処理に戻る。
また、ステップS2において、ハーフミラー3有りならば、ハーフミラー3の色を検出するフォトリフレクタ5によるミラー色Aの検出の有無を判別し(ステップS3)、ミラー色A検出有りであれば、A成分減少トーンカーブ設定の処理(ステップS4)を行ってから、撮影処理(ステップS11)、ホワイトバランス処理(ステップS12)、画像保存(ステップS13)を行って、ステップS1の処理に戻る。
図5は色補正トーンカーブの例を示すもので、図5(a)は標準トーンカーブを示したグラフ、図5(b)はAミラー色トーンカーブを示したグラフである。
すなわち、図5(b)に示すように、Aミラーは仮に純粋な赤色であれば、Rのみを減らす補正をかける。
また、ミラーの色によっては、緑色に対応するGchannel、青色に対応するBchannel についても同様に、各ミラー色別にトーンカーブを変える。
すなわち、図5(b)に示すように、Aミラーは仮に純粋な赤色であれば、Rのみを減らす補正をかける。
また、ミラーの色によっては、緑色に対応するGchannel、青色に対応するBchannel についても同様に、各ミラー色別にトーンカーブを変える。
次に、図4のフローチャートに戻り、ステップS3において、ミラー色A検出無しであれば、次のミラー色Bの検出の有無を判別し(ステップS5)、ミラー色B検出有りであれば、B成分減少トーンカーブ設定(図5(b)参照)の処理(ステップS6)を行ってから、撮影処理(ステップS11)、ホワイトバランス処理(ステップS12)、画像保存(ステップS13)を行って、ステップS1の処理に戻る。
また、ステップS5において、ミラー色B検出無しであれば、次のミラー色Cの検出の有無を判別し(ステップS7)、ミラー色C検出有りであれば、C成分減少トーンカーブ設定(図5(b)参照)の処理(ステップS8)を行ってから、撮影処理(ステップS11)、ホワイトバランス処理(ステップS12)、画像保存(ステップS13)を行って、ステップS1の処理に戻る。
また、ステップS7において、ミラー色C検出無し、すなわち、ハーフミラー3の種類が規定値以外であった場合であれば、標準トーンカーブ設定(図5(a)参照)の処理(ステップS9)を行ってから、撮影処理(ステップS11)、ホワイトバランス処理(ステップS12)、画像保存(ステップS13)を行って、ステップS1の処理に戻る。
なお、上記実施例においては、ハーフミラーの色をA、B、Cの3色で説明したが、この3色に限定されるものではない。
以上、実施形態の色の付いた自分撮り構図確認用のハーフミラー3を備えるカメラによれば、撮影レンズ2を含む撮影手段により撮影して得られた所定の色の影響を受けた画像データに対して、所定の色の影響を補正するための色調整を行う色調整手段により、画像のハイライト部分から所定の色のRGB各成分を引き算してホワイトバランス処理を行うことで、所定の色の付いたハーフミラー3を選択できて、その所定の色の付いたハーフミラー3を透過した画像が本来の色になるよう画質調整することができる。
従って、ハーフミラー3の色を、デザイン性などのためにいろいろな色にしても、撮像映像を本来の色味にすることも、画像処理効果のためにミラー特有の色にすることもできる。
そして、複数のハーフミラー3を着脱しても、それぞれの区別ができる。
そして、複数のハーフミラー3を着脱しても、それぞれの区別ができる。
(変形例)
以上の実施形態においては、カメラとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、カメラを備える携帯電話など他の電子機器であってもよい。
また、その他、具体的な細部手法等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
以上の実施形態においては、カメラとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、カメラを備える携帯電話など他の電子機器であってもよい。
また、その他、具体的な細部手法等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。
付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
被写体を撮影する撮影レンズを含む撮影手段と、
前記撮影レンズの前面に配置され、前記被写体からの入射光を前記撮影レンズに透過させる透光部を有した所定の色の反射鏡と、
前記所定の色の反射鏡の前記透光部を透過した入射光を、前記撮影手段により撮影して得られた前記所定の色の影響を受けた画像データに対して、前記所定の色の影響を補正するための色調整を行う色調整手段と、
を備えることを特徴とする撮影装置。
<請求項2>
前記色調整手段は、画像のハイライト部分から前記所定の色のRGB各成分を引き算してホワイトバランス処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
<請求項3>
前記所定の色を示す情報を取得する色情報取得手段を備え、
前記色調整手段は、前記色情報取得手段により取得した色情報に基づいて、前記撮影手段により撮影して得られた画像データに対して色調整を行うことを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
<請求項4>
前記色情報取得手段は、前記反射鏡の裏面に反射印刷した認識情報を読み取る、または前記反射鏡の半透明部の色相や透過率を認識させることで、前記所定の色を示す情報を取得することを特徴とする請求項3に記載の撮影装置。
<請求項5>
前記色情報取得手段は、前記反射鏡に備えられていることを特徴とする請求項3に記載の撮影装置。
<請求項6>
前記透光部は、所定の透過率と反射率を有するハーフミラーであることを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の撮影装置。
<請求項7>
前記反射鏡は、所定の透過率と反射率を有するハーフミラーであることを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載の撮影装置。
<請求項8>
前記反射鏡は、凸面鏡であることを特徴とする請求項1から7の何れか一項に記載の撮影装置。
<請求項9>
前記反射鏡は、当該撮影装置本体から着脱可能な構造であることを特徴とする請求項1から8の何れか一項に記載の撮影装置。
<請求項10>
撮影レンズと、前記撮影レンズの前面に配置され、前記被写体からの入射光を前記撮影レンズに透過させる透光部を有する所定の色の反射鏡と、を備える撮影装置による撮影方法であって、
前記所定の色の反射鏡の前記透光部を透過した前記被写体からの入射光を撮影する撮影ステップと、
前記撮影ステップにより撮影して得られた前記所定の色の影響を受けた画像データに対して、前記所定の色の影響を補正するための色調整を行う色調整ステップと、
を含むことを特徴とする撮影方法。
<請求項11>
撮影レンズと、前記撮影レンズの前面に配置され、前記被写体からの入射光を前記撮影レンズに透過させる透光部を有する所定の色の反射鏡と、を備える撮影装置のコンピュータを、
前記所定の色の反射鏡の前記透光部を透過した前記被写体からの入射光を撮影する撮影手段、
前記撮影手段により撮影して得られた前記所定の色の影響を受けた画像データに対して、前記所定の色の影響を補正するための色調整を行う色調整手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。
付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
被写体を撮影する撮影レンズを含む撮影手段と、
前記撮影レンズの前面に配置され、前記被写体からの入射光を前記撮影レンズに透過させる透光部を有した所定の色の反射鏡と、
前記所定の色の反射鏡の前記透光部を透過した入射光を、前記撮影手段により撮影して得られた前記所定の色の影響を受けた画像データに対して、前記所定の色の影響を補正するための色調整を行う色調整手段と、
を備えることを特徴とする撮影装置。
<請求項2>
前記色調整手段は、画像のハイライト部分から前記所定の色のRGB各成分を引き算してホワイトバランス処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
<請求項3>
前記所定の色を示す情報を取得する色情報取得手段を備え、
前記色調整手段は、前記色情報取得手段により取得した色情報に基づいて、前記撮影手段により撮影して得られた画像データに対して色調整を行うことを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
<請求項4>
前記色情報取得手段は、前記反射鏡の裏面に反射印刷した認識情報を読み取る、または前記反射鏡の半透明部の色相や透過率を認識させることで、前記所定の色を示す情報を取得することを特徴とする請求項3に記載の撮影装置。
<請求項5>
前記色情報取得手段は、前記反射鏡に備えられていることを特徴とする請求項3に記載の撮影装置。
<請求項6>
前記透光部は、所定の透過率と反射率を有するハーフミラーであることを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の撮影装置。
<請求項7>
前記反射鏡は、所定の透過率と反射率を有するハーフミラーであることを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載の撮影装置。
<請求項8>
前記反射鏡は、凸面鏡であることを特徴とする請求項1から7の何れか一項に記載の撮影装置。
<請求項9>
前記反射鏡は、当該撮影装置本体から着脱可能な構造であることを特徴とする請求項1から8の何れか一項に記載の撮影装置。
<請求項10>
撮影レンズと、前記撮影レンズの前面に配置され、前記被写体からの入射光を前記撮影レンズに透過させる透光部を有する所定の色の反射鏡と、を備える撮影装置による撮影方法であって、
前記所定の色の反射鏡の前記透光部を透過した前記被写体からの入射光を撮影する撮影ステップと、
前記撮影ステップにより撮影して得られた前記所定の色の影響を受けた画像データに対して、前記所定の色の影響を補正するための色調整を行う色調整ステップと、
を含むことを特徴とする撮影方法。
<請求項11>
撮影レンズと、前記撮影レンズの前面に配置され、前記被写体からの入射光を前記撮影レンズに透過させる透光部を有する所定の色の反射鏡と、を備える撮影装置のコンピュータを、
前記所定の色の反射鏡の前記透光部を透過した前記被写体からの入射光を撮影する撮影手段、
前記撮影手段により撮影して得られた前記所定の色の影響を受けた画像データに対して、前記所定の色の影響を補正するための色調整を行う色調整手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
1 筐体
2 撮影レンズ
3 反射鏡
31 透光部
32 反射印刷
33 無反射印刷
4 取付台
5 色情報取得手段
6 両面テープ
7 モニター
8 電池
9 回路基板
2 撮影レンズ
3 反射鏡
31 透光部
32 反射印刷
33 無反射印刷
4 取付台
5 色情報取得手段
6 両面テープ
7 モニター
8 電池
9 回路基板
Claims (11)
- 被写体を撮影する撮影レンズを含む撮影手段と、
前記撮影レンズの前面に配置され、前記被写体からの入射光を前記撮影レンズに透過させる透光部を有した所定の色の反射鏡と、
前記所定の色の反射鏡の前記透光部を透過した入射光を、前記撮影手段により撮影して得られた前記所定の色の影響を受けた画像データに対して、前記所定の色の影響を補正するための色調整を行う色調整手段と、
を備えることを特徴とする撮影装置。 - 前記色調整手段は、画像のハイライト部分から前記所定の色のRGB各成分を引き算してホワイトバランス処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
- 前記所定の色を示す情報を取得する色情報取得手段を備え、
前記色調整手段は、前記色情報取得手段により取得した色情報に基づいて、前記撮影手段により撮影して得られた画像データに対して色調整を行うことを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。 - 前記色情報取得手段は、前記反射鏡の裏面に反射印刷した認識情報を読み取る、または前記反射鏡の半透明部の色相や透過率を認識させることで、前記所定の色を示す情報を取得することを特徴とする請求項3に記載の撮影装置。
- 前記色情報取得手段は、前記反射鏡に備えられていることを特徴とする請求項3に記載の撮影装置。
- 前記透光部は、所定の透過率と反射率を有するハーフミラーであることを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の撮影装置。
- 前記反射鏡は、所定の透過率と反射率を有するハーフミラーであることを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載の撮影装置。
- 前記反射鏡は、凸面鏡であることを特徴とする請求項1から7の何れか一項に記載の撮影装置。
- 前記反射鏡は、当該撮影装置本体から着脱可能な構造であることを特徴とする請求項1から8の何れか一項に記載の撮影装置。
- 撮影レンズと、前記撮影レンズの前面に配置され、前記被写体からの入射光を前記撮影レンズに透過させる透光部を有する所定の色の反射鏡と、を備える撮影装置による撮影方法であって、
前記所定の色の反射鏡の前記透光部を透過した前記被写体からの入射光を撮影する撮影ステップと、
前記撮影ステップにより撮影して得られた前記所定の色の影響を受けた画像データに対して、前記所定の色の影響を補正するための色調整を行う色調整ステップと、
を含むことを特徴とする撮影方法。 - 撮影レンズと、前記撮影レンズの前面に配置され、前記被写体からの入射光を前記撮影レンズに透過させる透光部を有する所定の色の反射鏡と、を備える撮影装置のコンピュータを、
前記所定の色の反射鏡の前記透光部を透過した前記被写体からの入射光を撮影する撮影手段、
前記撮影手段により撮影して得られた前記所定の色の影響を受けた画像データに対して、前記所定の色の影響を補正するための色調整を行う色調整手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014169036A JP2016045332A (ja) | 2014-08-22 | 2014-08-22 | 撮影装置、撮影方法、及びプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108462770A (zh) * | 2018-03-21 | 2018-08-28 | 北京松果电子有限公司 | 后置摄像头自拍方法、装置及电子设备 |
CN112083339A (zh) * | 2020-09-13 | 2020-12-15 | 孟锦涛 | 一种电池荷电状态监测方法 |
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2014
- 2014-08-22 JP JP2014169036A patent/JP2016045332A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108462770A (zh) * | 2018-03-21 | 2018-08-28 | 北京松果电子有限公司 | 后置摄像头自拍方法、装置及电子设备 |
CN112083339A (zh) * | 2020-09-13 | 2020-12-15 | 孟锦涛 | 一种电池荷电状态监测方法 |
CN112083339B (zh) * | 2020-09-13 | 2024-04-30 | 巨安储能武汉科技有限责任公司 | 一种电池荷电状态监测方法 |
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