JP2016045291A - 画像表示システム、端末、画像表示装置及びプログラム - Google Patents

画像表示システム、端末、画像表示装置及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】端末が適切な画像表示装置を容易に識別することが出来る画像表示システムを提供する。【解決手段】ネットワークを介して端末と、複数の画像表示装置とが接続される画像表示システムであって、前記複数の画像表示装置の各々を識別する識別子を前記端末に送信する第一の送信手段と、受信した前記識別子に基づいて、前記複数の画像表示装置のうちの少なくとも一つを決定する決定手段と、決定された少なくとも一つの前記画像表示装置に対し、前記端末からコンテンツを送信する第二の送信手段と、受信した前記コンテンツを前記画像表示装置の画面に表示する第一の表示手段と、を有する画像表示システムを提供する。【選択図】図24

Description

本発明は、画像表示システム、端末、画像表示装置及びプログラムに関する。
会議等において、PC(Personal Computer)等の端末とプロジェクタ等の画像表示装置を接続し、端末が保持する画像データ等を画像表示装置に表示させることが一般的に行われている。さらに、端末と画像表示装置を接続する場合、RGBケーブル等の映像送信用ケーブルを用いて接続する代わりに、有線LAN(Local Area Network)又は無線LAN等のネットワークを介して接続する技術が既に知られている。
複数の画像表示装置が設置されている環境において端末と画像表示装置とを接続する際、映像送信用ケーブルを用いて直接接続する場合は、目視によって接続先の画像表示装置を確認出来るため、誤った画像表示装置に端末を接続してしまうことは考え難い。しかしながら、ネットワークを介して接続する場合は、一般的にIPアドレス等の情報に基づいて接続先の画像表示装置を選択するため、設定ミスや不注意等により、誤った画像表示装置に端末を接続してしまうことは十分あり得る。
複数の画像表示装置が設置されている環境において、ネットワークを介して端末を適切な画像表示装置に接続させることには困難を伴っていた。また、端末が複数の画像表示装置のうちどの画像表示装置と接続されているのかを識別するのにも困難を伴っていた。
開示の技術は上記に鑑みてなされたものであって、端末が適切な画像表示装置を容易に識別することが出来る画像表示システムを提供することを目的とする。
開示の一態様の画像表示システムによれば、ネットワークを介して端末と、複数の画像表示装置とが接続される画像表示システムであって、前記複数の画像表示装置の各々を識別する識別子を前記端末に送信する第一の送信手段と、受信した前記識別子に基づいて、前記複数の画像表示装置のうちの少なくとも一つを決定する決定手段と、決定された少なくとも一つの前記画像表示装置に対し、前記端末からコンテンツを送信する第二の送信手段と、受信した前記コンテンツを前記画像表示装置の画面に表示する第一の表示手段と、を有する。
開示の技術によれば、情報処理端末が適切な画像表示装置を容易に識別することが出来る画像情報表示システムを提供することができる。
第一の実施の形態に係る画像表示システムのネットワーク構成の一例を示す図である。 画像表示装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 端末のハードウェア構成の一例を示す図である。 第一の実施の形態に係る画像表示装置の機能ブロック構成の一例を示す図である。 第一の実施の形態に係る端末の機能ブロック構成の一例を示す図である。 許可証を登録する処理手順の一例を示すシーケンス図である。 識別子リストの一例を示す図である。 接続端末一覧の一例を示す図である。 許可証を用いて端末の画面キャプチャを情報処理装置に送信する処理手順の一例を示すシーケンス図である。 画像表示装置アドレスを登録する処理手順の一例を示すシーケンス図である。 画像表示装置アドレスを用いて端末の画面キャプチャを情報処理装置に送信する処理手順の一例を示すシーケンス図である。 画面送信可否判断処理(変形例1)に用いる識別子リストの一例を示す図である。 画面送信可否判断処理(変形例1)の処理手順の一例を示すフローチャートである。 画面送信可否判断処理(変形例2)に用いる識別子リストの一例を示す図である。 有効期間設定画面の一例を示す図である。 画面送信可否判断処理(変形例2)の処理手順の一例を示すフローチャートである。 画面送信可否判断処理(変形例3)に用いる識別子リストの一例を示す図である。 画面送信可否判断処理(変形例3)の処理手順の一例を示すフローチャートである。 識別子登録処理(変形例1)の処理手順の一例を示す図である。 識別子登録処理(変形例2)に用いる識別子リストの一例を示す図である。 識別子登録処理(変形例2)の処理手順の一例を示す図である。 登録解除処理の処理手順の一例を示す図である。 登録状態を解除した場合の表示画面の一例を示す図である。 第二の実施の形態に係る画像表示システムのネットワーク構成の一例を示す図である。 第二の実施の形態に係る画像表示装置の機能ブロック構成の一例を示す図である。 第二の実施の形態に係る端末の機能ブロック構成の一例を示す図である。 端末に取得画像を表示する処理手順の一例を示すシーケンス図である。 表示中画像情報の一例を示す図である。 端末の画面に表示される取得画像等の一例を示す図である。 端末から画像表示装置にコンテンツを送信する処理手順の一例を示すシーケンス図である。 記憶媒体に記憶された画像ファイルを画像表示装置の画面に表示する処理手順の一例を示すシーケンス図である。 端末及び画像表示装置の間で接続確認を行う処理手順の一例を示すシーケンス図である。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
[第一の実施の形態]
(1.概要)
図1は、第一の実施の形態に係る画像表示システムのネットワーク構成の一例を示す図である。画像表示装置1a及び1b(以下、複数の画像表示装置を総称する場合は、画像表示装置1と記載する)と端末2a、2b、2c及び2d(以下、複数の端末を総称する場合は、端末2と記載する)とが、ネットワーク3を介して接続されている。第一の実施の形態に係る画像表示システムは、2台の画像表示装置1及び4台の端末2を有しているが、画像表示装置1は1台又は3台以上であってもよく、端末2は1〜3台又は5台以上であってもよい。
画像表示装置1は、各端末2が有する画像を取得し、光源107をスクリーンに向けて照射することで形成される画面に、当該画像を表示する。図1では、端末2a、端末2b、端末2c及び端末2dの4台の端末2の画像が、画像表示装置1aの一画面に表示できるように処理され、1つの表示エリア4aを複数に分割(ここでは、4分割)した分割領域にそれぞれ表示されている。
端末2は、端末2自身に保存された画像ファイル412又はインターネット等のネットワーク3を介して取得した画像ファイル412等を、画像表示装置1に送信する。
ネットワーク3は、例えばLAN(Local Area Network)、無線LAN、WAN(Wide Area Network)、専用線、又はインターネット等であり、画像表示装置1と端末2との間で送受信される通信パケットを伝送する。
ここで、第一の実施の形態に係る画像表示システムの背景について説明する。
ネットワーク3を介して端末2の画面に表示されている画像を画像表示装置1の画面に表示させ、端末2の画面をキャプチャするタイミングを端末2が自ら決定して画像表示装置1に画像を送信する場合を想定する。この場合、複数の端末2の画像を同時に画像表示装置1の画面に表示させるため、画像表示装置1に負荷が集中する場合がある。
画像表示装置1に負荷が集中するのを避けるため、端末2の画像を送信するタイミングを画像表示装置1が決定することが考えられる。しかし、どの画像表示装置1と接続しているのかを端末2が判断出来ないと、端末2は意図しない画像表示装置1に対しても画像を送信してしまうというセキュリティ上の問題が発生する可能性がある。
そこで、第一の実施の形態に係る画像表示システムでは、端末2が画像表示装置1に対して簡易なコミュニケーションを行うことよって、端末2が画像表示装置1を識別出来るようにする。
具体的には、画像表示装置1の各々を識別するための識別子を端末2が記憶しておく。画像表示装置1が端末2の画像を端末2に対して要求する際、当該要求に識別子を含ませる。端末2では、受信した識別子と予め記憶した識別子とを比較することで、端末2は、画像表示装置1を識別することができる。
(2.ハードウェア構成)
図2は、画像表示装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
画像表示装置1は、CPU101、記憶装置102、通信I/F103、ドライブ装置104、DSP105(Digial Signal Processor)、作像エンジン106、光源107、レンズ108、映像I/F109及び操作部111を有する。画像表示装置1は、例えばプロジェクタであるが、光源107及びレンズ108に代えてディスプレイを備えたテレビモニタ等であってもよい。
CPU101は、記憶装置102、通信I/F103、ドライブ装置104、DSP105、作像エンジン106、及び映像I/F109とのデータ受渡し処理を行う。また、CPU101はデータ比較等の処理を行う。記憶装置102には、各種のプログラム、プログラムによって利用されるデータ、各種設定情報等が記憶される。記憶装置102は、また、プログラムをロードするための記憶領域、及びロードされたプログラムのワーク領域等としても用いられる。
ドライブ装置104は、第一の実施の形態を実現するプログラムを記録した記憶媒体110からプログラムを読み取る。ドライブ装置104によって読み取られたプログラムは、記憶装置102にロードされる。なお、記憶媒体110とは、非一時的(non−transitory)な記憶媒体110を言う。記憶媒体110の例としては、磁気記憶媒体、光ディスク、光磁気記憶媒体、不揮発性メモリなどがある。
通信I/F103は、例えば無線LAN等に接続され、端末2との通信を行う。DSP105は、画面に表示する画像に対してデジタル信号処理を行う。作像エンジン106はデジタル信号処理後の画像に基づいて作像処理を行う。光源107及びレンズ108は作像処理された画像をスクリーン等に投影する。
映像I/F109は、HDMI(登録商標)(High−Definition−Multimedia−Interface)又はビデオ信号等を入力するインタフェースである。操作部111は、例えばキーボード又はマウスであり、ユーザからの各種入力を受け付ける。
図3は、端末のハードウェア構成の一例を示す図である。端末2は、CPU201と、ROM202と、RAM203と、NVRAM204と、通信I/F205と、操作部208と、表示部209と、ドライブ装置206とを有する。端末2は、例えばPC(Personal Computer)又はスマートフォンやタブレット端末といった携帯端末等である。
CPU201は、ROM202、RAM203、NVRAM204、通信I/F205とのデータ受渡し及びデータ送信等の処理を行う。ROM202には、各種のプログラムやプログラムによって利用されるデータ等が記憶される。NVRAM204には、各種の設定情報等が記憶される。RAM203は、プログラムをロードするための記憶領域や、ロードされたプログラムのワーク領域等として用いられる。
通信I/F205は、無線LAN等に接続され、画像処理装置との通信を行う。操作部208は、例えばキーボード又はマウスであり、ユーザからの各種入力を受け付ける。表示部209は、例えば液晶ディスプレイ又はタッチパネル等であり、ユーザへのメッセージ等を表示する。
ドライブ装置206は、プログラムを記録した記憶媒体110からプログラムを読み取る。ドライブ装置206によって読み取られたプログラムは、例えばRAM203にロードされ、CPU201により実行される。
(3.機能)
図4は、第一の実施の形態に係る画像表示装置の機能ブロック構成の一例を示す図である。画像表示装置1は、通信手段301と、接続端末管理手段302と、送信手段303と、画像生成手段304と、表示手段305と、記憶手段306と、記憶手段306に記憶される接続端末一覧311とを有する。
これら各手段は、画像表示装置1にインストールされた1以上のプログラムが、CPU101に実行させる処理により実現され得る。また、画像表示装置1は、記憶手段306を利用する。記憶手段306は、画像表示装置1が備える記憶装置102又は画像表示装置1にネットワーク3を介して接続される外部記憶装置等を用いて実現可能である。記憶手段306には、接続端末一覧311が記憶される。
通信手段301は、通信I/F103を介して端末2とデータの受け渡しを行う。
接続端末管理手段302は、画像を要求する対象の端末2を、接続端末一覧311に基づいて管理する。
送信手段303は、画像を要求するための信号を各端末2に向けて送信する。
画像生成手段304は、各端末2から受信した画像の各々を並べて一枚の画像を生成する。
表示手段305は、画像生成手段が生成した一枚の画像を、光源107及びレンズ108を介してスクリーン等に表示させる。なお、画像は静止画に限らず、動画像であってもよい。
接続端末一覧311は、画像表示装置1に接続されている端末2を画像表示装置1が認識するために使用する情報であり、画像表示装置1と接続している端末2のIPアドレス、各端末2に送信する識別子を含む。
図5は、第一の実施の形態に係る端末の機能ブロック構成の一例を示す図である。端末2は、通信手段401と、識別子生成手段402と、決定手段403と、キャプチャ手段404と、表示手段405と、入力手段406と、記憶手段407と、識別子リスト411と、画像ファイル412とを有する。
これら各手段は、端末2にインストールされた1以上のプログラムが、CPU201に実行させる処理により実現され得る。また、画像表示装置1は、記憶手段407を利用する。記憶手段407は、NVRAM204、RAM203、又は画像表示装置1にネットワーク3を介して接続される外部記憶装置等を用いて実現可能である。記憶手段407には、識別子リスト411と、画像ファイル412とが記憶される。
通信手段401は、通信I/F205を介して画像表示装置1とデータの受け渡しを行う。
識別子生成手段402は、識別子を生成して画像表示装置1に送信する。また、生成した識別子を識別子リスト411に保存する。なお、識別子生成手段402は、識別子リスト411に保存する識別子の数に上限を持たせるようにしてもよい。
決定手段403は、画像表示装置1から識別子を受信した場合に、当該識別子が識別子リスト411に存在するか否かを検索し、当該識別子が識別子リスト411に存在する場合に、キャプチャ手段404に対し端末2の画面をキャプチャすることを許可する。
キャプチャ手段404は、決定手段403の許可に応じて、端末2の画面をキャプチャすることで画像を生成する。なお、生成する画像は、端末2の画面をキャプチャした画像に限られるものではなく、例えば、バックグラウンドで動作しているアプリケーションが出力する画像でもよい。
表示手段405は、画像ファイル412を端末2が備える画面に表示させる。入力手段406は、ユーザから端末2の操作を受け付ける。
識別子リスト411は、画像表示装置1各々の識別子を1又は複数格納したものである。
画像ファイル412は、例えば文書ファイル、プレゼンテーション用ファイル、動画ファイル、画像ファイル等である。画像ファイル412は、必ずしも端末2に記憶されている必要はなく、ネットワーク3を介して接続されたサーバ等からストリーミングにより受信した動画ファイル等であってもよい。
(4.処理手順)
[識別子登録処理(その1)]
端末2が有する画像ファイル412を画像表示装置1の画面に表示する前に、予め端末2及び画像表示装置1の各々に、同一の識別子を登録する処理を説明する。
まず、識別子に許可証1102を用いる場合の識別子登録処理を説明する。
許可証1102は、画像表示装置1ごとに一意に生成されるものであり、例えば、アルファベット又は数字を組み合わせた文字列により構成される。
図6は、許可証を登録する処理手順の一例を示すシーケンス図である。
端末2の入力手段406は、ユーザに画像表示装置名1101を入力することを促すことで、画像表示装置1と接続を開始する旨の指示を受け付ける(S1001)。続いて、入力手段406は、通信手段401に対し、入力された画像表示装置名1101を送信する(S1002)。ここで、画像表示装置名1101とは、画像表示装置1の名称であり、ユーザが任意に設定する名称である。
続いて、通信手段401は、識別子生成手段402に許可証1102を生成させるために、画像表示装置名1101を送信する(S1003)。識別子生成手段402は、受信した画像表示装置名1101に対応する許可証1102を生成し(S1004)、識別子リスト411に格納する(S1005)。
図7は、識別子リストの一例を示す図である。図7(a)は、識別子が許可証1102の場合における識別子リスト411の一例を示している。識別子リスト411は、画像表示装置1ごとに1レコードずつ生成され、それぞれのレコードに、画像表示装置名1101と当該画像表示装置名1101に対応する許可証1102とが格納される。
続いて、識別子生成手段402は、生成した許可証1102を通信手段401に送信する(S1006)。続いて、通信手段401は、端末識別子1111及び許可証1102を含む端末接続要求を画像表示装置1に送信する(S1007)。
ここで、端末識別子1111は、例えば、アルファベット又は数字を組み合わせた文字列により構成される端末2の名称等であり、予め端末2に記憶されている。
画像処理装置の通信手段301は、端末接続要求を受信すると、接続端末管理手段302に対し、端末識別子1111の登録及び許可証1102の登録を指示する(S1008、S1009)。続いて、接続端末管理手段302は、端末識別子1111と、許可証1102と、端末アドレス1112とを接続端末一覧311に格納(S1010)する。ここで、端末アドレス1112とは、例えば端末2のIPアドレスである。なお、接続端末一覧311に格納する端末アドレス1112は、通信手段301が受信した端末接続要求のヘッダ部に含まれている端末2のIPアドレスを用いてもよい。
図8は、接続端末一覧の一例を示す図である。識別子に許可証1102を用いる場合、図8(a)に示す接続端末一覧311が生成される。接続端末一覧311は、端末2ごとに1レコードずつ生成され、それぞれのレコードに端末識別子1111と、端末アドレス1112と、許可証1102とを有する。
[画像送信処理(その1)]
端末2及び画像表示装置1に同一の識別子が登録されると、画像表示装置1は端末2に対し画像の送信を要求することができる状態になる。
図9は、許可証を用いて端末の画面キャプチャを情報処理装置に送信する処理手順の一例を示すシーケンス図である。なお、第一の実施の形態は、図1に示す通り4台の端末2が情報処理装置に接続されているため、各端末2に対してステップS1202〜S1220が並行して実行される。
画像表示装置1の画像生成手段304は、各端末2の画面をキャプチャした画像を一画面に含む一覧画面の表示を開始する(S1201)。続いて、画像生成手段304は、画像の送信を要求する端末2を選択し、選択された端末2の端末識別子1111を含む画面生成要求を送信手段303に送信する(S1202)。
続いて、接続端末管理手段302は、送信手段303から端末識別子1111を含む端末情報取得要求を受けると(S1203)、接続端末一覧311から当該端末識別子1111に対応する許可証1102及び端末アドレス1112を検索し、送信手段303に許可証1102及び端末アドレス1112を含む端末情報取得応答を送信する(S1204)。
続いて、送信手段303は、通信手段301に対し端末アドレス1112及び許可証1102を含む端末画面取得要求を送信し(S1205)、通信手段301は、許可証1102を含む画面取得要求を、当該端末アドレス1112を有する端末2に向けて送信する(S1206)。
端末2の通信手段401は、画面取得要求を受けて、決定手段403に対し、許可証1102を含む画面送信可否判断要求を送信する(S1207)。続いて、決定手段403は、当該許可証1102をキーに識別子リスト411を検索し、当該許可証1102を含むレコードが識別子リスト411に存在するかを確認する(S1208)。当該許可証1102を含むレコードが存在する場合、決定手段403は、端末2の画面をキャプチャした画像を画像表示装置1に送信可能と判断し、ステップS1209に進む。一方、当該許可証1102を含むレコードが存在しない場合、決定手段403は、端末2の画面をキャプチャした画像を画像表示装置1に送信できないと判断し、ステップS1216に進む。
決定手段403は、画面キャプチャ要求をキャプチャ手段404に送信し(S1209)、キャプチャ手段404は、端末2の画面をキャプチャする(S1210)。続いて、キャプチャ手段404は、通信手段401にキャプチャした画像を含む画面キャプチャ完了通知を送信する(S1211)し、通信手段401は、画像表示装置1にキャプチャした画像を含む画面取得応答を送信する(S1212)。
画像表示装置1の通信手段301は、画面取得応答を受信すると、キャプチャした画像を含む端末画面取得応答を送信手段303に送信し(S1213)、送信手段303は画面取得応答を画像生成手段304に送信する(S1214)。続いて、画像生成手段304は、キャプチャした画像を含む表示画面更新要求を表示手段305に送信(S1215)し、表示手段305は、画像情報処理装置の画面を更新し、処理を終了する。
次に、端末2の画面をキャプチャした画像を画像表示装置1に送信しないと判断した場合の処理手順を説明する。決定手段403は、画面取得応答(不可)を通信手段401に送信し(S1216)、通信手段401は、画像表示装置1に対し、キャプチャした画像を送信しないことを示す画面取得応答を送信する(S1217)。
画像表示装置1の通信手段301は、画面取得応答を受信すると、端末画面取得応答を送信手段303に送信し(S1218)、送信手段303は画面取得応答を画像生成手段304に送信する(S1219)。続いて、画像生成手段304は、キャプチャした画像が受信できなかったことを示す表示画面更新要求を表示手段に送信(S1220)し、処理を終了する。
[識別子登録処理(その2)]
次に、識別子に画像表示装置1のIPアドレス(以下、「画像表示装置アドレス1103」という)を用いる場合の識別子登録処理を説明する。
図10は、画像表示装置アドレスを登録する処理手順の一例を示すシーケンス図である。
端末2の入力手段406は、ユーザに画像表示装置名1101及び画像表示装置アドレス1103の入力を促すことで、表示装置と接続を開始する旨の指示を受け付ける(S1301)。続いて、入力手段406は、通信手段401に対し、入力された画像表示装置名1101及び画像表示装置アドレス1103を送信する(S1302)。
続いて、通信手段401は、識別子生成手段402に許可証1102を生成させるために、画像表示装置名1101及び画像表示装置アドレス1103を送信する(S1303)。識別子生成手段402は、受信した画像表示装置名1101に対応する許可証1102を生成し(S1304)、識別子リスト411に格納する(S1305)。
図7(b)は、識別子が画像表示装置アドレスの場合における識別子リストの一例を示す図である。識別子リスト411は、画像表示装置1ごとに1レコードずつ生成され、それぞれのレコードに画像表示装置名1101と、当該画像表示装置名1101に対応する画像表示装置アドレス1103とが格納される。
続いて、識別子生成手段402は、識別子リスト411に画像表示装置名1101と画像表示装置アドレス1103とを格納したことを通信手段401に通知する(S1305)。続いて、通信手段401は、画像表示装置1に対し、予め端末2に記憶されている端末識別子1111を含む端末接続要求を送信する(S1306)。
画像処理装置の通信手段301は、端末接続要求を受信すると、接続端末管理手段302に対し、端末識別子1111の登録を指示し(S1307)、接続端末管理手段302は、端末識別子1111と、端末アドレス1112とを接続端末一覧311に格納(S1308)する。
図8(b)は、識別子に画像表示装置アドレスを用いる場合に生成される接続端末一覧の一例を示す図である。接続端末一覧311は、端末2ごとに1レコードずつ生成され、それぞれのレコードに端末識別子1111と、端末アドレス1112とが格納される。
[画像送信処理(その2)]
次に、識別子に画像表示装置1のIPアドレスを用いる場合の画像送信処理を説明する。
図11は、画像表示装置アドレスを用いて端末の画面キャプチャを情報処理装置に送信する処理手順の一例を示すシーケンス図である。なお、第一の実施の形態は、図1に示す通り4台の端末2が情報処理装置に接続されているが、それぞれの端末2に対して当該処理手順が並行して行われる。
ステップS1201〜S1203は、図9と同一であるため説明は省略する。接続端末管理手段302は、送信手段から受信した端末情報取得要求に含まれる端末識別子1111を受けると、接続端末一覧311から当該端末識別子1111に対応する端末アドレス1112を検索し、送信手段303に端末アドレス1112を含む端末情報取得応答を送信する(S1404)。
続いて、送信手段303は、通信手段301に対し端末アドレス1112を含む端末画面取得要求を送信し(S1405)する。通信手段301は、端末アドレス1112を含む画面取得要求を、当該端末アドレス1112を有する端末2に向けて送信する(S1406)。
端末2の通信手段401は、画面取得要求を受けて、決定手段403に対し、端末アドレス1112を含む画面送信可否判断要求を送信する(S1407)。続いて、決定手段403は、当該端末アドレス1112をキーに識別子リスト411を検索し、当該端末アドレス1112を含むレコードが識別子リスト411に存在するかを確認する(S1408)。当該端末アドレス1112を含むレコードが存在する場合、決定手段403は、端末2の画面をキャプチャした画像を画像表示装置1に送信可能と判断し、ステップS1209に進む。一方、当該許可証1102を含むレコードが存在しない場合、決定手段403は、端末2の画面をキャプチャした画像を画像表示装置1に送信できないと判断し、ステップS1216に進む。ステップS1209乃至ステップS1220の処理手順は、図9と同一であるため説明は省略する。
[画面送信可否判断の変形例1]
図9のステップS1208及び図11のステップS1408で説明した、決定手段403による画面送信可否判断の変形例について説明する。
まず、変形例1として、画像表示装置1にキャプチャした画像を送信する回数を一定回数までに制限する場合における、画面送信可否判断の処理手順を説明する。なお、識別子に許可証1102を用いる場合を用いて説明するが、変形例1の画面送信可否判断は、識別子に画像表示装置アドレス1103を用いる場合にも適用できる。
図12は、画面送信可否判断処理(変形例1)に用いる識別子リストの一例を示す図である。変形例1における識別子リスト411は、画像表示装置名1101と、許可証1102と、画面送信可能回数1121と、画面送信回数1122とを有する。
画面送信可能回数1121は、画像表示装置1に端末2の画面をキャプチャした画像を送信可能な回数の上限値である。例えば、画像表示装置1ごとに設定してもよいし、全ての画像表示装置1に対して同一の回数を設定するようにしてもよい。また、画面送信可能回数1121は、ユーザが任意の回数を設定するようにしてもよいし、予め定められた固定値を設定するようにしてもよい。
画面送信回数1122は、画像表示装置1に端末2の画面をキャプチャした画像を送信した回数であり、当該画像を1回送信することにインクリメントされる。
図13は、画面送信可否判断処理(変形例1)の処理手順の一例を示すフローチャートである。
決定手段403は、通信手段401から許可証1102を含む画面送信可否判断要求を受信すると(S1501)、決定手段403は、当該許可証1102をキーに識別子リスト411を検索し、当該許可証1102を含むレコードが識別子リスト411に存在するかを確認する(S1502)。当該許可証1102を含むレコードが存在する場合、ステップS1503に進む。一方、当該許可証1102を含むレコードが存在しない場合、ステップS1506に進む。
続いて、決定手段403は、当該許可証1102を含むレコードから、画面送信可能回数1121及び画面送信回数1122を取得し、画面送信回数1122が画面送信可能回数1121未満であるかを確認する(S1503)。画面送信回数1122が画面送信可能回数1121未満である場合、ステップS1504の処理手順に進み、画面送信回数1122が画面送信可能回数1121以上である場合、ステップS1506に進む。
決定手段403は、キャプチャ手段404に対し画面キャプチャ要求を送信し(S1504)、識別子リスト411の画面送信回数1122をインクリメントする(S1505)。
ステップS1506で、決定手段403は、通信手段401に対し、画面取得応答(不可)(図9又は図11のステップS1216)を送信する。なお、ステップS1504の処理手順は、図9のステップS1209と同一であり、ステップS1506の処理手順は、図9のステップS1216の処理手順と同一である。
以上、画面送信可否判断の変形例1を説明したが、端末2の画面のキャプチャが、画面表示装置から必要以上に行われることを防止することで、端末2の処理負荷軽減や、不正に画面のキャプチャがなされることによる情報漏えいを軽減する効果が得られる。
[画面送信可否判断の変形例2]
次に、変形例2として、画像表示装置1に端末2の画面をキャプチャした画像を最初に送信してから一定時間内に限り、端末2の画面をキャプチャした画像を送信可能とする場合における、画面送信可否判断の処理手順を説明する。なお、識別子に許可証1102を用いる場合を用いて説明するが、画面送信可否判断の変形例2は、識別子に画像表示装置アドレス1103を用いる場合においても適用出来る。
図14は、画面送信可否判断処理(変形例2)に用いる識別子リストの一例を示す図である。変形例2における識別子リスト411は、画像表示装置名1101と、許可証1102と、初回送信時刻1131と、有効期間1132とを有する。
初回送信時刻1131は、画像表示装置1に対し、端末2の画面をキャプチャした画像を最初に送信した日時であり、画像表示装置1ごとに格納される。なお、端末2が、画像表示装置1に対して一度も端末2の画面をキャプチャした画像を送信していない場合、例えば、初回送信時刻1131が設定されていないことを示す「−」が設定される。
有効期間1132は、画像表示装置1に対し、端末2の画面をキャプチャした画像を送信可能な期間である。変形例2の場合は、初回送信時刻1131を基準とする期間を示す。具体的には、初回送信時刻1131に2014/04/21 16:12が設定されており、有効期間1132が01:00である場合、2014/04/21 17:12までは、端末2は画像表示装置1に端末2の画面をキャプチャした画像を送信可能であるが、当該時刻を過ぎた場合は、端末2は画像表示装置1に端末2の画面をキャプチャした画像を送信しない。
図15は、有効期間設定画面の一例を示す図である。有効期間1132設定画面1140は、端末2の表示部209に表示される画面であり、画像表示装置1ごとの有効期間1132の入力を促すボックス1141、OKボタン1142、キャンセルボタン1143を有する。ボックス1141に入力された時間は、OKボタン1142が押下されることで、識別子リスト411の有効期間1132に登録される。
図16は、画面送信可否判断処理(変形例2)の処理手順の一例を示すフローチャートである。ステップS1501、ステップS1502、ステップS1505及びステップS1506の処理手順は、図13と同一であるため説明は省略する。
決定手段403は、許可証1102を含むレコードに初回送信時刻1131が設定されているかを確認する(S1603)。初回送信時刻1131が設定されている場合は、ステップS1604に進む。初回送信時刻1131が設定されていない場合は、ステップS1605に進む。
ステップS1604で、決定手段403は、初回送信時刻1131及び有効期間1132から画面をキャプチャした画像を送信可能な時間を算出し、現在時刻と比較する。現在時刻が、当該送信可能な時間と同一又は、当該送信可能な時間を過ぎていない場合は、ステップS1505の処理手順に進む。現在時刻が、当該送信可能な時間を過ぎている場合、ステップS1506に進む。
以上、画面送信可否判断の変形例2を説明したが、端末2の画面のキャプチャが、画面表示装置から必要以上に行われることを防止することで、端末2の処理負荷軽減や、不正に画面のキャプチャがなされることによる情報漏えいを軽減する効果が得られる。
[画面送信可否判断の変形例3]
次に、変形例3として、画像表示装置1に端末2の画面をキャプチャした画像を最後に送信してから一定時間内に限り、端末2の画面をキャプチャした画像を送信可能とする場合の画面送信可否判断の処理手順を説明する。なお、識別子に許可証1102を用いる場合を用いて説明するが、画面送信可否判断の変形例3は、識別子に画像表示装置アドレス1103を用いる場合においても適用出来る。
図17は、画面送信可否判断処理(変形例3)に用いる識別子リストの一例を示す図である。変形例3における識別子リスト411は、画像表示装置名1101と、許可証1102と、前回送信時刻1151と、有効期間1132とを有する。
前回送信時刻1151は、画像表示装置1に対し、端末2の画面をキャプチャした画像を最後に送信した日時であり、画像表示装置1ごとに格納される。なお、端末2が、画像表示装置1に対して一度も端末2の画面をキャプチャした画像を送信していない場合、例えば、前回送信時刻1151が設定されていないことを示す「−」が設定される。
有効期間1132は、図14と同一であるが、変形例3の場合は、前回送信時刻1151を基準とする期間を示す。
図18は、画面送信可否判断処理(変形例3)の処理手順の一例を示すフローチャートである。ステップS1501、ステップS1502、ステップS1505及びステップS1506の処理手順は、図13と同一であるため説明は省略する。
決定手段403は、許可証1102を含むレコードに前回送信時刻1151が設定されているかを確認する(S1701)。前回送信時刻1151が設定されている場合は、ステップS1702に進む。初回送信時刻1131が設定されていない場合は、ステップS1703に進む。
ステップS1702で、決定手段403は、前回送信時刻1151及び有効期間1132と、現在時刻とを比較することで、前回送信時刻1151から有効期間1132が経過しているかを判断する。前回送信時刻1151から有効期間1132が経過していない場合は、ステップS1703の処理手順に進み、有効期間1132が経過している場合は、ステップS1506に進む。
ステップS1703で、決定手段403は、前回送信時刻1151を現在時刻に更新する。
以上、画面送信可否判断の変形例3を説明したが、端末2の画面のキャプチャが、画面表示装置から必要以上に行われることを防止することで、端末2の処理負荷軽減や、不正に画面のキャプチャがなされることによる情報漏えいを軽減する効果が得られる。
[識別子登録処理の変形例1]
図6のステップS1005及び図10のステップS1304で説明した、識別子生成手段402が識別子を識別子リスト411に格納する処理の変形例について説明する。
まず、変形例1として、識別子リスト411に格納可能な識別子の数に予め上限数を設定し、識別子を登録する際に、当該上限数を超えない場合に識別子を登録可能とする場合の処理手順を説明する。
図19は、識別子登録処理(変形例1)の処理手順の一例を示す図である。まず、
識別子生成手段402は、識別子リスト411に登録されている識別子の数が、予め設定された上限数未満であるか否かを確認する。識別子リスト411に登録されている識別子の数が、予め設定された上限数未満である場合、ステップS1802に進む。識別子リスト411に登録されている識別子の数が、予め設定された上限数である場合、ステップS1803に進む。
ステップS1802で、識別子生成手段402は、通信手段401に対し、識別子リスト411に識別子を登録したことを通知する許可証送信応答(図6のS1006)を送信する。
ステップS1803で、識別子生成手段402は、通信手段401に対し、識別子リスト411に識別子が登録出来ないことを通知する許可証送信応答(図6のS1006)を送信する。
[識別子登録処理の変形例2]
次に、変形例2として、新たな識別子を登録する際、格納されている識別子が予め定められた上限数に達している場合は、最も登録日時1161が古い識別子を削除して当該新たな識別子を登録する場合の処理手順を説明する。
なお、識別子に許可証1102を用いる場合を用いて説明するが、識別子登録処理の変形例2は、識別子に画像表示装置アドレス1103を用いる場合においても適用出来る。
図20は、識別子登録処理(変形例2)に用いる識別子リストの一例を示す図である。識別子リスト411は、画像表示装置名1101と、許可証1102と、登録日時1161とを含む。
登録日時1161は、識別子を識別子リスト411に登録した時点の日時である。
図21は、識別子登録処理(変形例2)の処理手順の一例を示す図である。ステップS1801及びステップS1802は、図19と同一であるため、説明は省略する。
ステップS1811で、識別子リスト411に格納されている識別子の数が予め定められた上限数に達している場合、識別子生成手段402は、識別子リスト411から登録日時1161が最も古いレコードを検索し、当該レコードを削除する。当該レコードの削除により、登録日時1161が最も古い識別子が識別子リスト411から削除されることになる。
[登録解除処理]
端末2と画像表示装置1との間で識別子の登録処理が完了している状態において、端末2の画面を画像表示装置1に表示する必要が無くなった場合等に、ユーザの指示等により、端末2と画像表示装置1との間の登録状態を解除する処理手順を説明する。
図22は、登録解除処理の処理手順の一例を示す図である。図22は、端末2の画面をキャプチャした画像を画像表示装置1がスクリーン等に表示している場合において、ユーザの指示を受けて端末2と画像表示装置1との間の登録状態が解除され、その結果、画像表示装置1のスクリーン等に表示している画像が消去されるまでの処理手順を示している。
ユーザの操作により、指定された画像表示装置1との登録解除が端末2に指示される(S1901)。続いて、端末2の入力手段406は、画像表示装置名1101を含む登録解除要求を通信手段401に送信し(S1902)、通信手段401は、指定された画像表示装置1に、端末識別子1111を含む登録解除要求を送信する(S1903)。
画像表示装置1の通信手段301は、接続端末管理手段302に端末識別子1111を含む登録解除要求を送信すると(S1904)、接続端末管理手段302は、接続端末一覧311から受信した端末識別子1111を有するレコードを削除することで、接続端末一覧311を更新する。すなわち、受信した端末識別子1111、受信した端末識別子1111に対応する端末アドレス1112及び許可証1102が接続端末一覧311から削除される(S1905)。続いて、接続端末管理手段302は、表示手段305に対し、スクリーン等に表示している画像を消去するように指示し(S1906)、指示を受けた表示手段305は、表示を更新する(S1907)。
図23は、登録状態を解除した場合における表示画面の一例を示す図である。ユーザが、端末2bから画像表示装置1との登録解除を指示した場合、画像表示装置1の表示エリア4aにおいて、端末2bの画面が消去されている。
また、端末2の入力手段406は、ステップS1902の処理と並行して、ステップS1908の処理を行う。
ステップS1908で、端末2の入力手段406は、ステップS1901で指定された画像表示装置名1101を含む識別子削除要求を、識別子生成手段402に送信する。続いて、識別子生成手段402は、識別子リスト411より、当該画像表示装置名1101を有するレコードを削除し(S1909)、入力手段406に対し、識別子の削除が完了したことを示す識別子削除応答を送信(S1910)して処理を終了する。
以上、第一の実施の形態によれば、複数の端末2の画面を、画像表示装置1がネットワーク3を介して取得する画像表示システムにおいて、端末2と画像表示装置1との間の簡易なやり取りにより端末2が画像表示装置1を識別可能としたことで、利用者が認証のための煩雑な操作を別途行うことなく、簡易にセキュリティを高めることが出来る。
なお、第一の実施の形態において、許可証1102又は画像表示装置アドレス1103は識別子の一例である。また、送信手段303は第一の送信手段の一例である。また、キャプチャ手段404は第二の送信手段の一例である。また、表示手段305は第一の表示手段の一例である。また、記憶手段306は、第一の記憶手段の一例である。また、記憶手段407は、第二の記憶手段の一例である。また、表示手段405は第二の表示手段の一例である。また、端末2の画面をキャプチャした画像はコンテンツの一例である。
[第二の実施の形態]
次に、第二の実施の形態について図面に基づいて説明する。
なお、第一の実施の形態と同一構成部分についての説明は省略する。また、特に言及しない点については、第一の実施の形態と同様でよい。
(1.概要)
図24は、第二の実施の形態に係る画像表示システムのネットワーク構成の一例を示す図である。画像表示装置1a、1b、1c、1d及び端末2が、ネットワーク3を介して接続されている。第二の実施の形態に係る画像表示システムは、4台の画像表示装置1及び1台の端末2を有しているが、画像表示装置1は1乃至3台、又は5台以上であってもよい。また、端末2は2台以上であってもよい。
画像表示装置1は、各端末2から受信した画像又は記憶媒体110に記憶されている画像等を、モニタ画面又は光源をクリーンに向けて照射することで形成される画面に表示する。
端末2は、端末2自身に保存されたコンテンツ612又はインターネット等のネットワーク3を介して取得したコンテンツ612等を端末2の画面に表示すると共に、当該画面に表示される画像を画像表示装置1に送信する。
ここで、第二の実施の形態に係る画像表示システムの背景について説明する。
配線レスによる接続の簡易さから、端末2と画像表示装置1がネットワーク3で接続され、端末2の画面を画像表示装置1で表示するシステムが世の中には普及している。従来のネットワーク接続型の画像表示装置1では、端末2から接続対象の画像表示装置1を特定するために、画像表示装置1のIPアドレス又は画像表示装置名2601等の識別情報を端末2に表示させることで、端末2から接続対象の画像表示装置1を特定することを可能としている。しかしながら、同一ネットワーク上に複数の画像表示装置1が接続されている環境において、IPアドレス又は画像表示装置名2601等の識別情報のみでは、ユーザは、端末2を誤った画像表示装置1に接続させてしまう恐れがあった。
このような問題に対し、端末2から画像表示装置1にテスト用の画像等を表示させることで、ユーザが、端末2が正しい画像表示装置1に接続されているのかを確認出来るようにすることが考えられる。
しかし、接続先の画像表示装置1が使用中の場合(すなわち、他の端末2から送信された画像や外部記憶媒体等の画像等を表示している場合)、一旦、画像表示装置1の使用を中止させなければならないという問題があった。
そこで、第二の実施の形態に係る画像表示システムは、ネットワーク検索によって発見された画像表示装置1の各々の画面のスクリーンショットを取得し、取得したスクリーンショットを端末2の画面に一覧表示させるようにする。これにより、画像表示装置1が使用中であっても、ユーザは、端末2を誤った画像表示装置1に接続させてしまう可能性を低減させることができる。
(2.ハードウェア構成)
第二の実施の形態に係る画像表示装置1及び端末2のハードウェア構成は、それぞれ図2及び図3と同一であるため説明は省略する。
(3.機能)
図25は、第二の実施の形態に係る画像表示装置の機能ブロック構成の一例を示す図である。画像表示装置1は、通信手段301と、要求管理手段502と、入力手段503と、取得画像送信手段504と、表示手段505と、機器情報管理手段506と、ファイル管理手段507と、記憶手段508と、表示中画像情報511と、機器情報512と、画像ファイル513とを有する。
これら各手段は、画像表示装置1にインストールされた1以上のプログラムが、CPU101に実行させる処理により実現される。画像表示装置1は、また、記憶手段508を利用する。記憶手段508は、画像表示装置1が備える記憶装置102、画像表示装置1に接続されるフラッシュメモリ等の記憶媒体110又は画像表示装置1にネットワーク3を介して接続される外部記憶装置等を用いて実現可能である。記憶手段508には、表示中画像情報511と、機器情報512と、画像ファイル513とが記憶される。
要求管理手段502は、通信手段301又は入力手段503からの要求を受けて、要求に応じた処理手段に処理を渡す。入力手段503は、ユーザから画像表示装置1に対する操作を受け付ける。
取得画像送信手段504は、画像表示装置1の画面をキャプチャすることでスクリーンショットを生成し、生成したスクリーンショット(以下、「取得画像2630」という)を、通信手段301を介して端末2に送信する。また、取得画像送信手段504は、取得画像2630を加工し、加工した取得画像を、通信手段301を介して端末2に送信するようにしてもよい。また、取得画像送信手段504は、定期的に取得画像2630を端末2に送信するようにしてもよい。
表示手段505は、端末2から受信した画像又は記憶手段508に記憶された画像ファイル513等を光源107及びレンズ108を介してスクリーン等に表示させる。
機器情報管理手段506は、記憶手段508に記憶されている機器情報512及び表示中画像情報511の設定又は読出し等を行う。ファイル管理手段507は、記憶手段508に記憶されている画像ファイル513の読出し等を行う。
表示中画像情報511は、画像表示装置1の画面に表示されている画像に関する情報であり、画像表示状態2501、当該画像のファイル名2502、当該端末2のユーザ名(以下、「端末ユーザ名2503」という)、割込接続可否設定2504及び画像取得可否設定2505を含む。
ここで、画像表示状態2501は、画像表示装置1の画面に画像を表示しているのか否かを示す設定値であり、「表示中」又は「非表示中」のいずれか一方が設定される。割込接続可否設定2504は、画像表示装置1の画面に画像を表示している状態において、他の端末2が画像表示装置1に接続して画像を送信しようとした場合に、既に画像表示装置1の画面に表示している画像を、他の端末2から送信された画像に置き換えることを許可するか否かを示す設定値であり、「割込可」又は「割込拒否」のいずれか一方が設定される。画像取得可否設定2505は、画像表示装置1から端末2に対し、取得画像2630を送信することを許可するか否かを示す設定値であり、「取得可」又は「取得拒否」のいずれか一方が設定される。なお、割込接続可否設定2504及び画像取得可否設定2505は、画像表示状態2501が「非表示中」に設定されている場合は、未設定を示す「−」が設定される。
機器情報512は、画像表示装置1に関する情報であり、画像表示装置1のIPアドレス(以下、「画像表示装置アドレス2602」という)及び画像表示装置名2601等を含む。
画像ファイル513は、例えばフラッシュメモリ等の記憶媒体110に格納されている、写真、動画等のファイルである。
図26は、第二の実施の形態に係る端末の機能ブロック構成の一例を示す図である。端末2は、通信手段401と、決定手段602と、表示手段605と、画像送信手段606と、記憶手段607と、記憶手段607に記憶されるコンテンツ612とを有する。また、決定手段602は、画像要求手段603と、入力手段604とを有する。
これら各手段は、端末2にインストールされた1以上のプログラムが、CPU201に実行させる処理により実現される。画像表示装置1は、また、記憶手段607を利用する。記憶手段607は、NVRAM204、RAM203、又は画像表示装置1にネットワーク3を介して接続される外部記憶装置等を用いて実現可能である。記憶手段607には、識別子リストと、コンテンツ612とが記憶される。
決定手段602は、端末2の画面に取得画像2630を表示してユーザに選択を促すことで、端末2から画像を送信する画像表示装置1を決定する。画像要求手段603は、ネットワーク3に存在する画像表示装置1を検索し、検索された画像表示装置1に対し、取得画像2630の送信を要求する。入力手段604は、ユーザから端末2に対する操作を受け付ける。
表示手段605は、取得画像2630又はコンテンツ612を端末2が備える画面に表示させる。画像送信手段606は、通信手段401を介して、コンテンツ612を画像表示装置1に送信する。
(4.処理手順)
[取得画像表示処理]
まず、ネットワーク3に接続されている画像表示装置1が検索され、端末2の画面に画像表示装置1から収集した取得画像2630が表示されるまでの処理手順を説明する。
図27は、端末に取得画像2630を表示する処理手順の一例を示すシーケンス図である。
ユーザ操作により、画像表示装置1の検索を開始することが端末2に指示される(S2001)。なお、端末2の画面において、ユーザに対し、予め取得画像2630の画像サイズを指定させるように促してもよい。画像サイズの指定方法として、例えば、縦100ピクセル×横100ピクセルというように、具体的なサイズを指定させるようにしてもよい。以下、端末2の画面で画像サイズが指定された場合におけるステップS2002乃至ステップS2027の処理手順を説明するが、画像サイズが指定されない場合は、ステップS2002、ステップS2013乃至ステップS2019において、画像サイズを含まない信号が送受信され、ステップS2020の取得画像2630を縮小する処理がスキップされる。
ステップS2002で、入力手段604は、画像要求手段603に対し、指定された画像サイズを含む検索開始を通知する。続いて、画像要求手段603は、通信手段401に検索要求を送信し(S2003)、通知された画像サイズを記憶しておく。
検索要求を受けた通信手段401は、端末2が接続しているネットワーク3に対し、検索要求を送信する(S2004)。当該検索要求は、ブロードキャスト通信によって行われ、当該ネットワーク3に接続されている全ての画像表示装置1に到達する。
検索要求を受け取った画像表示装置1の通信手段301は、要求管理手段502に検索要求を受け取ったことを通知する(S2005)。続いて、要求管理手段502は、機器情報取得要求を機器情報管理手段506に送信する(S2006)。機器情報管理手段506は、記憶手段に記憶されている機器情報512から、画像表示装置名2601及び画像表示装置アドレス2602を取得し(S2007)、取得した画像表示装置名2601及び画像表示装置アドレス2602を含む機器情報取得応答を要求管理手段502に送信する(S2008)。続いて、要求管理手段502は、画像表示装置名2601及び画像表示装置アドレス2602を含む検索応答を通信手段301に送信する(S2009)。
通信手段301は、要求管理手段502より受信した画像表示装置アドレス2602を送信元IPアドレスとする検索応答に、画像表示装置名2601を付帯して端末2に送信する(S2010)。
端末2の通信手段401は、画像表示装置1から検索応答を受信すると、画像要求手段603に、画像表示装置名2601及び画像表示装置アドレス2602を含む検索応答受信通知を送信し(S2011)、画像要求手段603は、受け取った画像表示装置名2601及び画像表示装置アドレス2602を記憶しておく(S2012)。前述の通り、端末2から送信される検索要求はブロードキャスト通信のため、ステップS2005乃至ステップS2010の処理は、端末2から検索要求を受け取った全ての画像表示装置1で実行される。従って、ステップS2011及びステップS2012の処理は、ステップS2010で端末2に検索応答を返した画像表示装置1の各々に対して実行されることになる。
画像要求手段603は、通信手段401に対し、ステップS2002で記憶した画像サイズ及びステップS2012で記憶した画像表示装置アドレス2602を含む表示画像取得要求を、ステップS2010で端末2に検索応答を返した画像表示装置1の各々に対して送信する(S2013)。
続いて、通信手段401は、画像表示装置1の各々に対して、縮小要否フラグ及び画像サイズを含む表示画像取得要求を送信する(S2014)。ここで、縮小要否フラグは、画像サイズが指定される場合に設定されるフラグである。画像サイズが指定される場合、縮小要否フラグには、「縮小必要」が設定され、画像サイズが指定されない場合は、縮小要否フラグには、「縮小不要」が設定される。
表示画像取得要求を受信した画像表示装置1の通信手段301は、画像サイズを含む要求受信通知を要求管理手段502に送信する(S2015)。続いて、要求管理手段502は、機器情報管理手段506に確認要求を送信し(S2016)、機器情報管理手段506は、表示中画像情報511を検索し(S2017)、表示中画像情報511の各パラメータを含む確認応答を要求管理手段502に送信する(S2018)。
図28は、表示中画像情報の一例を示す図である。図28(a)は、画像表示装置1の画面に表示している画像が端末2から送信された画像である場合における、表示中画像情報511の設定例である。図28(b)は、画像表示装置1の画面に表示している画像が、画像表示装置1に接続された記憶媒体110等に記憶された画像である場合における、表示中画像情報511の設定例である。端末ユーザ名2503には未設定を示す「−」が設定される。図28(c)は、画像表示装置1の画面に何も表示されていない場合における、表示中画像情報511の設定例である。画像表示状態2501以外の項目について、未設定を示す「−」が設定される。
要求管理手段502は、受信した表示中画像情報511のパラメータのうち、画像取得可否設定2505が「取得可」である場合、取得画像送信手段504に対し、画像サイズを含む表示画像取得要求を送信する(S2019)。画像取得可否設定2505が「取得拒否」である場合、又は画像表示状態2501が「非表示中」である場合は、取得画像2630を生成しないため、ステップS2019を実行せずにステップS2023に進む。
取得画像送信手段504は、画像表示装置1の画面をキャプチャすることで取得画像2630を生成し、生成した取得画像2630を指定された画像サイズに縮小する(S2020)。続けて、取得画像送信手段504は、縮小した取得画像2630に対してぼかし加工を行う(S2021)。ぼかし加工は、取得画像2630から文字等の細部の情報が読取れないようにすることを目的として行われるものであるため、モザイク加工など、同様の効果が得られる画像加工手段であれば、他の手段も適用できる。なお、ぼかし加工は、必ず実行される必要は無く、予め実行するように設定されている場合に実行するようにしてもよい。
続いて、取得画像送信手段504は、取得画像2630を要求管理手段502に送信し(S2022)、要求管理手段502は、ステップS2018で受信した確認応答に含まれる表示中画像情報511の各パラメータ及び取得画像2630を含む表示画像取得応答を通信手段301に送信する(S2023)。
通信手段301は、端末2に対し、表示中画像情報511の各パラメータ及び取得画像2630を含む表示画像取得応答を送信する(S2024)。ここで、取得画像2630を生成するステップS2019乃至ステップS2022の処理がスキップされた場合、通信手段301は、表示中画像情報511の各パラメータのみを含む表示画像取得応答を通信手段301に送信する。以下、取得画像2630が生成された場合を説明するが、取得画像2630を生成する処理がスキップされた場合は、ステップS2025乃至ステップS2027の処理においては、取得画像2630を含まない信号が送受信される。
端末2の通信手段401は、表示画像取得応答を受信すると、画像要求手段603に対し、表示中画像情報511の各パラメータ及び取得画像2630を含む応答受信通知を送信する(S2025)。続いて、画像要求手段603は、入力手段に対し、表示中画像情報511の各パラメータ、取得画像2630、画像表示装置名2601及び画像表示装置アドレス2602を含む検索終了通知を送信する(S2026)。なお、ステップS2014において、通信手段401は、画像表示装置1の各々に対して表示画像取得要求を送信することから、ステップS2015乃至ステップ2024の処理は、画像表示装置1の各々により実行される。従って、ステップS2025及びステップS2026の処理は、ステップS2024で端末2に表示画像取得応答を返した画像表示装置1の各々に対して実行されることになる。
続いて、入力手段604は、画像表示装置1の各々から受信した表示中画像情報511の各パラメータ、取得画像2630、画像表示装置名2601及び画像表示装置アドレス2602を元に、端末2の画面を更新する(S2027)。
なお、要求管理手段502、機器情報管理手段506及び取得画像送信手段504がステップS2016乃至ステップS2023の処理を定期的に実行することで、取得画像2630を定期的に端末2に送信するようにしてもよい。端末2の画面に表示される取得画像2630を、定期的に最新の取得画像2630に更新させることが出来る。
また、要求管理手段502、機器情報管理手段506及び取得画像送信手段504がステップS2016乃至ステップS2023の処理を定期的に実行する場合、取得画像送信手段504は、画像表示装置1の画面に表示されている画像が変化した場合にのみ、取得画像2630を生成するようにしてもよい。取得画像2630を端末2に送信する際の処理負荷及びネットワーク負荷を軽減させることが出来る。
また、要求管理手段502、機器情報管理手段506及び取得画像送信手段504がステップS2016乃至ステップS2023の処理を定期的に実行する場合、取得画像送信手段504は、画像表示装置1の画面に表示されている画像が所定量変化した場合にのみ、取得画像2630を生成するようにしてもよい。取得画像2630を端末2に送信する際の処理負荷及びネットワーク負荷を軽減させることが出来る。画像表示装置1の画面に表示されている画像が所定量変化したことを検出するには、例えば、2つの取得画像2630の差異の大きさを数値化し、数値化した値が一定の閾値を超えた場合に所定量変化したと判断してもよい。
図29は、端末の画面に表示される取得画像等の一例を示す図である。端末2の画面2610には、画像表示装置1の各々から取得した取得画像2630、画像表示装置名2601、画像表示装置アドレス2602、ファイル名2502、端末ユーザ名2503及び割込接続可否設定2504が、画像表示装置1の各々に用意された表示エリア2620に収まるように表示される。
図29の表示例では、画像表示装置1aから取得した取得画像2630a等が表示枠2620aに表示され、画像表示装置1bから取得した取得画像2630b等が表示枠2620bに表示されている。なお、画像表示装置1bは、記憶媒体110に記憶された画像ファイル513を表示しているため、表示枠2620bに端末ユーザ名2503は表示されていない。また、画像表示装置1cは非表示中の状態であるため、画像表示装置1cから取得した画像表示装置名2601、画像表示装置アドレス2602のみが表示枠2620cに表示されている。画像表示装置1dは、画像取得可否設定2505が「取得拒否」に設定されているため、表示枠2620dに取得画像2630は表示されていない。
検索ボタン2611は、画像表示装置1の検索を開始する時に用いるボタンであり、検索ボタン2611が押下されることで、図27のステップS2002の処理が開始される。図示しないが、検索ボタン2611が押下された場合に、画像サイズの入力を促す画面を表示するようにしてもよい。
接続ボタン2612は、画像表示装置1にコンテンツ612を送信する際に押下するボタンである。図示しないが、接続ボタン2612が押下された場合に、コンテンツ612の選択、画像取得可否設定2505及び割込接続可否設定2504の入力を促す画面を表示するようにしてもよい。
[コンテンツ送信処理]
次に、端末2から画像表示装置1にコンテンツ612を送信し、画像表示装置1の画面にコンテンツ612が表示されるまでの処理手順を説明する。
図30は、端末から画像表示装置にコンテンツを送信する処理手順の一例を示すシーケンス図である。
まず、ユーザは、端末2の画面に表示されている画像表示装置1のうち、少なくとも1つを選択し、接続ボタン2612を押下することにより、画像表示装置1にコンテンツ612を送信することを指示する(S2101)。なお、ユーザに対し、送信するコンテンツ612のファイル名2502、画像取得可否設定2505又は割込接続可否設定2504の入力を促すようにしてもよい。
続いて、入力手段604は、送信するコンテンツ612のファイル名2502、端末ユーザ名2503、画像取得可否設定2505及び割込接続可否設定2504を含む画像送信開始信号を画像送信手段606に送信し(S2102)、画像送信手段606は、記憶手段607に記憶されているコンテンツ612を取得する(S2103)。
続いて、画像送信手段606は、取得したコンテンツ612、ファイル名2502、端末ユーザ名2503、画像取得可否設定2505及び割込接続可否設定2504を含む画像送信要求を通信手段401に送信し(S2104)、通信手段401は、画像表示装置1に、コンテンツ612、ファイル名2502、端末ユーザ名2503、画像取得可否設定2505及び割込接続可否設定2504を含む画像送信要求を送信する(S2105)。
画像表示装置1の通信手段301は、画像送信信号を受信すると、画像受信通知を要求管理手段502に送信する(S2106)。続いて、要求管理手段502は、機器情報管理手段506に確認要求を送信する(S2107)。機器情報管理手段506は、表示中画像情報511を検索し(S2108)、表示中画像情報511の各パラメータを含む確認応答を要求管理手段502に送信する(S2109)。
要求管理手段502は、表示中画像情報511の画像表示状態2501が「非表示中」、又は割込接続可否設定2504が「割込可」である場合に、表示手段505にコンテンツ612を含む画像表示要求を送信し(S2110)、割込接続可否設定2504が「割込拒否」である場合は、表示手段505に画像表示要求を送信せずに(すなわち、S2110の処理を実行せずに)、処理を終了する。続いて、表示手段505は、画像表示装置1の画面にコンテンツ612を表示させる(S2111)。
要求管理手段502は、ステップS2110の処理の後、機器情報管理手段506に、「表示中」が設定された画像表示状態2501、ファイル名2502、端末ユーザ名2503、画像取得可否設定2505及び割込接続可否設定2504を含む更新要求を送信する(S2112)。
機器情報管理手段506は、表示中画像情報511の各パラメータを、ステップS2112で受信した画像表示状態2501、ファイル名2502、端末ユーザ名2503、画像取得可否設定2505及び割込接続可否設定2504にて更新し(S2113)、更新完了を要求管理手段502に通知する(S2114)。
続いて、画像表示装置1に記憶媒体110を接続し、当該記憶媒体110に記憶された画像ファイル513を画像表示装置1の画面に表示するまでの処理手順を説明する。
図31は、記憶媒体に記憶された画像ファイルを画像表示装置の画面に表示する処理手順の一例を示すシーケンス図である。
まず、ユーザが画像表示装置1を操作することによって(S2201)、入力手段503は、ファイル管理手段507にファイル情報読出信号を送信する(S2202)する。続いて、ファイル管理手段507は、記憶媒体110に記憶されている画像ファイル513の一覧を入力手段503に送信し(S2203)、入力手段503により画像ファイル513の一覧が表示される。(S2204)。
次に、ユーザの操作によって、画像表示装置1の画面に表示する画像ファイル513のファイル名2502、割込接続可否設定2504及び画像取得可否設定2505が指定されると(S2205)、入力手段503は、画像ファイル513のファイル名2502、割込接続可否設定2504及び画像取得可否設定2505を含む要求管理手段502に画像表示要求を送信する(S2206)。
要求管理手段502は、ファイル管理手段507に対し、指定されたファイル名2502の画像ファイル513をアクセス可能な状態にすることを要求する(S2207)。続いて、要求管理手段502は、表示手段505に画像表示要求を送信し(S2208)、表示手段505は、当該画像ファイル513を画像表示装置1の画面に表示させる(S2209)。
要求管理手段502は、ステップS2208を実行した後、図30のステップS2112乃至ステップS2114の処理を行う。すなわち、要求管理手段502は、ステップS2206で受信した画像ファイル513のファイル名2502、割込接続可否設定2504及び画像取得可否設定2505を機器情報管理手段506に送信し、機器情報管理手段506は表示中画像情報511を更新する。
なお、図31に示す処理手順においては、画像表示装置1は、表示中画像情報511の割込接続可否設定2504に関わらず画像ファイル513を表示するようにしたが、ステップS2206とステップS2207との間で、図30に示すステップS2107乃至ステップS2109と同一の処理を実行するようにしてもよい。すなわち、画像表示装置1は、表示中画像情報511の画像表示状態2501が「非表示中」、又は割込接続可否設定2504が「割込可」である場合に、表示手段505に画像表示要求を送信し(S2208)、割込接続可否設定2504が「割込拒否」である場合は、ステップS2208の処理を実行せずに処理を終了するようにしてもよい。
[接続確認処理]
次に、端末2から送信した確認タグを画像表示装置1に表示させることで、端末2と画像表示装置1との間で接続確認を行う処理手順について説明する。ここで、確認タグとは、任意の画像又は文字を組み合わせたものである。端末2から送信した確認タグは、画像表示装置1の画面に表示されている画像の上に重ねて表示される。これにより、接続先の画像表示装置1が目的の画像表示装置1であるかどうかの判断を、より確実にすることができるという効果が得られる。
図32は、端末及び画像表示装置の間で接続確認を行う処理手順の一例を示すシーケンス図である。
ユーザの操作によって(S2301)、入力手段604は確認タグ及び画像表示装置アドレス2602を含む接続確認要求を通信手段401に送信する(S2302)。ここで、ステップS2301では、例えば、図29に示す画面2610において、表示枠2620a乃至表示枠2620dのうち少なくともいずれか一つを選択することで確認タグを送信する画像表示装置1を選択出来るようにしてもよい。
続いて、通信手段401は、確認タグを含む接続確認要求を、受信した画像表示装置アドレス2602が示す画像表示装置1に送信する(S2303)。
画像表示装置1の通信手段301は、接続確認要求を受け取ったことを要求管理手段502に通知し(S2304)、要求管理手段502は表示手段505に確認タグを含む接続確認要求を送信する(S2305)。表示手段505は、画像表示装置1の画面に確認タグを表示させる(S2306)。
以上、第二の実施の形態によれば、ユーザは、端末2上に一覧表示されている画像と、画像表示装置1の各々の画面に表示されている画像とを比較することで、端末2を誤った画像表示装置1に接続させてしまう可能性を低減させることができる。
また、画像表示装置1が使用中の状態であっても、ユーザは、画像表示装置1の使用を中止させることなく、目的の接続先の画像表示装置1を選択することができる。
なお、第二の実施の形態において、取得画像2630は識別子の一例である。また、取得画像送信手段504は第一の送信手段の一例である。また、画像送信手段606は第二の送信手段の一例である。また、表示手段505は第一の表示手段の一例である。また、表示手段605は第二の表示手段の一例である。また、ファイル名2502は画像の名称の一例である。また、端末ユーザ名2503は端末情報の一例である。
以上、各実施の形態に係る画像表示システムについて説明したが、本発明は各実施の形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変形及び改良が可能である。また、シーケンス及びフローチャートは、矛盾の無い限り順序を入れ替えてもよい。
以上、各実施の形態の全部又は一部は、プログラムによって実装され得る。このプログラムは、記憶媒体110に格納することができる。
以上、各実施の形態は部分的に組み合わせることができる。
1 画像表示装置
2 端末
3 ネットワーク
301、401 通信手段
303 送信手段
305、405、505、605 表示手段
306、407、508、607 記憶手段
402 識別子生成手段
403、602 決定手段
404 キャプチャ手段
406、503 入力手段
411 識別子リスト
612 コンテンツ
504 取得画像送信手段
606 画像送信手段
1102 許可証
1103 画像表示装置アドレス
2502 ファイル名
2630 取得画像
特開2004−54134号公報 特開2009−296661号公報 特開2012−198640号公報

Claims (24)

  1. ネットワークを介して端末と、複数の画像表示装置とが接続される画像表示システムであって、
    前記複数の画像表示装置各々を識別する識別子を前記端末に送信する第一の送信手段と、
    受信した前記識別子に基づいて、前記複数の画像表示装置のうちの少なくとも一つを決定する決定手段と、
    決定された少なくとも一つの前記画像表示装置に対し、前記端末からコンテンツを送信する第二の送信手段と、
    受信した前記コンテンツを前記画像表示装置の画面に表示する第一の表示手段と、
    を有する画像表示システム。
  2. 前記識別子を前記画像表示装置に記憶する第一の記憶手段と、
    前記画像表示装置の各々の前記識別子を含む識別子リストを前記端末に記憶する第二の記憶手段と、
    前記決定手段は、受信した前記識別子と、前記識別子リストを比較した結果が所定の条件を満たす場合に、前記複数の画像表示装置のうちの少なくとも一つを決定する、請求項1に記載の画像表示システム。
  3. 前記端末の画面に画像を表示する第二の表示手段を、有し、
    前記第一の送信手段は、前記識別子を前記端末に送信すると共に前記コンテンツの送信を前記端末に要求し、
    前記第二の送信手段は、前記コンテンツの送信の要求を受けた場合に、前記端末の画面に表示された画像をキャプチャすることで前記コンテンツを生成する、請求項2に記載の画像表示システム。
  4. 前記識別子を生成する識別子生成手段を、有し、
    前記第二の記憶手段は、前記識別子生成手段により生成された前記識別子を前記識別子リストに格納して記憶する、請求項3に記載の画像表示システム。
  5. 前記第二の記憶手段は、前記識別子リストに格納されている前記識別子の数が所定の値を超えない場合に、前記識別子生成手段により生成された前記識別子を前記識別子リストに格納して記憶する、請求項4に記載の画像表示システム。
  6. 前記第二の記憶手段は、前記識別子リストに格納されている前記識別子の数が所定の値を超える場合に、前記識別子リストに格納されている前記識別子のいずれかを削除して、前記識別子生成手段により生成された前記識別子を前記識別子リストに格納して記憶する、請求項4に記載の画像表示システム。
  7. 前記端末に対するユーザからの入力を受け付ける入力手段を、有し、
    前記第二の記憶手段は、前記入力手段からの入力に基づき、前記識別子リストのうちいずれかの前記識別子を削除する、請求項2乃至6のいずれか一項に記載の画像表示システム。
  8. 前記第二の記憶手段は、前記コンテンツの送信の要求を受信した回数を前記画像表示装置各々と対応づけて前記識別子リストに記憶し、
    前記決定手段は、前記コンテンツの送信の要求を受信した場合において、前記コンテンツの送信の要求を受信した回数が所定の回数を超えていない場合に、前記複数の画像表示装置のうちの少なくとも一つを決定する、請求項7に記載の画像表示システム。
  9. 前記第二の記憶手段は、前記コンテンツの送信の要求を受け付けることができる期間を前記画像表示装置各々と対応づけて前記識別子リストに記憶し、
    前記決定手段は、前記コンテンツの送信の要求を受けた場合において、最初に前記コンテンツの送信の要求を受けた時刻から前記期間を超えていない場合に、前記複数の画像表示装置のうちの少なくとも一つを決定する、請求項7に記載の画像表示システム。
  10. 前記入力手段は、ユーザから前記期間の入力を受け付け、
    前記第二の記憶手段は、前記期間を、前記画像表示装置各々と対応づけて前記識別子リストに記憶する、請求項9に記載の画像表示システム。
  11. 前記決定手段は、前記コンテンツの送信の要求を受けた場合において、最後に前記コンテンツの送信の要求を受けた時刻から所定の期間を超えていない場合に、前記複数の画像表示装置のうちの少なくとも一つを決定する、請求項7に記載の画像表示システム。
  12. 前記端末の画面に前記識別子を表示させる第二の表示手段を有し、
    前記第一の送信手段は、前記画像表示装置の画面に表示されている画像から前記識別子を生成して前記端末に送信し、
    前記第二の表示手段は、受信した前記識別子を前記端末の画面に表示することで、ユーザに対し前記識別子の選択を促し、
    前記決定手段は、前記選択に基づいて前記複数の画像表示装置のうちの少なくとも一つを決定する、請求項1に記載の画像表示システム。
  13. 前記第一の送信手段は、前記画像表示装置の画面に表示されている画像から前記識別子を生成すると共に、前記画像表示装置の画面に表示されている画像の名称を前記端末に送信し、
    前記第二の表示手段は、受信した前記識別子及び前記画像の名称を前記端末の画面に表示する、請求項12に記載の画像表示システム。
  14. 前記第一の送信手段は、前記端末とは異なる端末から受信した前記コンテンツを表示している前記画像表示装置の画面から前記識別子を生成した場合、前記異なる端末の端末情報を、生成した前記識別子と共に前記端末に送信し、
    前記第二の表示手段は、受信した前記識別子及び前記端末情報を前記端末の画面に表示する、請求項12又は13に記載の画像表示システム。
  15. 前記第二の送信手段は、確認タグを前記画像表示装置に送信し、
    前記第一の表示手段は、前記確認タグを前記画像表示装置の画面に表示する、請求項12乃至14のいずれか一項に記載の画像表示システム。
  16. 前記第一の送信手段は、前記識別子の送信の要求を受けた場合、前記識別子の送信を拒否することができる、請求項12乃至15のいずれか一項に記載の画像表示システム。
  17. 前記第一の表示手段は、前記端末に対し前記画像表示装置の画面に前記コンテンツを表示することができない状態であることを通知し、
    前記第二の表示手段は、前記通知を受けたことを前記端末の画面に表示する、請求項12乃至16のいずれか一項に記載の画像表示システム。
  18. 前記第一の送信手段は、前記画像表示装置の画面をキャプチャし、キャプチャした画像に所定の加工を施すことで前記識別子を生成して前記端末に送信する、請求項請求項12乃至17のいずれか一項に記載の画像表示システム。
  19. 前記第一の送信手段は、定期的に前記識別子を生成して前記端末に送信する、請求項12乃至18のいずれか一項に記載の画像表示システム。
  20. 前記第一の送信手段は、定期的に前記画像表示装置の画面が所定量変化した場合に前記端末に送信する、請求項12乃至19のいずれか一項に記載の画像表示システム。
  21. 前記第一の送信手段は、予め指定された情報量以下の情報量の前記識別子を生成して前記端末に送信する、請求項12乃至20のいずれか一項に記載の画像表示システム。
  22. ネットワークを介して、複数の画像表示装置と接続される端末であって、
    前記複数の画像表示装置から受信した識別子に基づいて、前記複数の画像表示装置のうちの少なくとも一つを決定する決定手段と、
    決定された少なくとも一つの前記画像表示装置に対し、前記画像表示装置の画面に表示させるためにコンテンツを送信する送信手段と、
    を有する端末。
  23. ネットワークを介して、端末と接続される画像表示装置であって、
    前記画像表示装置を識別する識別子を前記端末に送信する送信手段と、
    前記端末からコンテンツを受信する通信手段であって、前記コンテンツは、前記識別子に基づいて当該画像表示装置に前記コンテンツを送信することを決定した前記端末から送信されたコンテンツである、通信手段と、
    前記コンテンツを表示する表示手段と、
    を有する画像表示装置。
  24. ネットワークを介して、複数の画像表示装置と接続される端末にコンテンツを送信させるプログラムであって、
    前記端末に、
    前記画像表示装置から受信した識別子に基づいて、前記複数の画像表示装置のうちの少なくとも一つを決定する決定ステップと、
    決定された少なくとも一つの前記画像表示装置に対し、前記画像表示装置の画面に表示させるためにコンテンツを送信する送信ステップと、
    を実行させるプログラム。
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