JP2013171474A - 情報処理システム、情報処理装置及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の情報処理装置のうち1つについて認証情報を更新することで、更新が必要な他の情報処理装置についても認証情報を更新する。
【解決手段】情報処理装置10−1〜Nはそれぞれ、情報の格納先ごとに、当該格納先に処理した情報を格納する際に用いる認証情報を関連付けて記憶する。情報処理装置10−1は、更新に係る格納先及び更新後の認証情報が認証された場合に、当該更新に係る格納先及び更新後の認証情報と、ユーザIDとを管理装置30に通知する。管理装置30は、前記複数の情報処理装置のそれぞれのデバイスIDと、ユーザIDとを取得し、取得した情報を関連付けて記録し、通知されたユーザIDに関連付けて記録される情報処理装置10−Nを抽出し、抽出された情報処理装置10−Nに更新に係る格納先及び更新後の認証情報を通知する。情報処理装置10−Nは、更新に係る格納先及び更新後の認証情報に基づいて認証情報を更新する。
【選択図】図1
【解決手段】情報処理装置10−1〜Nはそれぞれ、情報の格納先ごとに、当該格納先に処理した情報を格納する際に用いる認証情報を関連付けて記憶する。情報処理装置10−1は、更新に係る格納先及び更新後の認証情報が認証された場合に、当該更新に係る格納先及び更新後の認証情報と、ユーザIDとを管理装置30に通知する。管理装置30は、前記複数の情報処理装置のそれぞれのデバイスIDと、ユーザIDとを取得し、取得した情報を関連付けて記録し、通知されたユーザIDに関連付けて記録される情報処理装置10−Nを抽出し、抽出された情報処理装置10−Nに更新に係る格納先及び更新後の認証情報を通知する。情報処理装置10−Nは、更新に係る格納先及び更新後の認証情報に基づいて認証情報を更新する。
【選択図】図1
Description
本発明は、情報処理システム、情報処理装置及びプログラムに関する。
例えばスキャナ機能を有するデバイスでスキャンしたデータを、利用者が指定するデータ格納先に保存するシステムがある。セキュリティのため、データ格納先にデータを保存するためにはパスワード認証等の認証処理を通す必要がある場合において、パスワード入力の手間を省くために、一旦利用されたパスワードをデータ格納先に関連付けて記憶しておくことがある。
また、セキュリティを確保するために、データ格納先のパスワードは定期的に変更されることがあり、利用者は複数のデバイスのそれぞれでパスワードを手動で更新すると非常に手間がかかる。これに対して、下記特許文献1に記載されているように、ネットワークに接続された複数のデバイス間でパラメータを伝送して、一つのデバイスの設定を他のデバイスにも反映させる場合には、パラメータを反映させるデバイスを予め特定した上で、パラメータの設定を反映する処理を指示する操作が必要となる。
本発明の目的の一つは、複数の情報処理装置のうち1つについて、処理した情報を指定の格納先に格納する際に用いる認証情報を更新することで、更新が必要な他の情報処理装置についても認証情報を更新することができる情報処理システム、情報処理装置及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、複数の情報処理装置と、管理装置とを含み、前記複数の情報処理装置はそれぞれ、情報の格納先ごとに、当該格納先に処理した情報を格納する際に用いる認証情報を関連付けて記憶する記憶手段と、前記格納先の認証情報が更新され、当該更新に係る格納先及び更新後の認証情報が認証された場合に、当該更新に係る格納先と、利用者を識別する利用者識別情報とを前記管理装置に通知する第1通知手段と、を含み、前記管理装置は、前記複数の情報処理装置のそれぞれから、それぞれの前記情報処理装置を識別する装置識別情報と、当該情報処理装置に処理を依頼した利用者を識別する利用者識別情報とを取得し、取得した情報を関連付けて記録する記録手段と、前記第1通知手段により通知された利用者識別情報に関連付けて前記記録手段に記録される装置識別情報を抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された装置識別情報を前記第1通知手段により通知を行った前記情報処理装置に通知する装置情報通知手段と、を含み、前記複数の情報処理装置はそれぞれ、前記装置情報通知手段により通知を受けた場合に、当該装置情報通知手段により通知された装置識別情報により識別される情報処理装置に、前記更新に係る格納先及び更新後の認証情報を通知する第2通知手段と、他の情報処理装置の前記第2通知手段による通知を受けた場合に、当該第2通知手段により通知された更新に係る格納先及び更新後の認証情報に基づいて前記記憶手段に記憶される情報を更新する更新手段と、をさらに含む、ことを特徴とする情報処理システムである。
また、請求項2に記載の発明は、複数の情報処理装置と、管理装置とを含み、前記複数の情報処理装置はそれぞれ、情報の格納先ごとに、当該格納先に処理した情報を格納する際に用いる認証情報を関連付けて記憶する記憶手段と、前記格納先の認証情報が更新され、当該更新に係る格納先及び更新後の認証情報が認証された場合に、当該更新に係る格納先を前記管理装置に通知する第1通知手段と、を含み、前記管理装置は、前記複数の情報処理装置のそれぞれから、それぞれの前記情報処理装置を識別する装置識別情報と、当該情報処理装置が処理した情報を格納した格納先の情報とを取得し、取得した情報を関連付けて記録する記録手段と、前記第1通知手段により通知された格納先の情報に関連付けて前記記録手段に記録される装置識別情報を抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された装置識別情報を前記第1通知手段により通知を行った前記情報処理装置に通知する装置情報通知手段と、を含み、前記複数の情報処理装置はそれぞれ、前記装置情報通知手段により通知を受けた場合に、当該装置情報通知手段により通知された装置識別情報により識別される情報処理装置に、前記更新に係る格納先及び更新後の認証情報を通知する第2通知手段と、他の情報処理装置の前記第2通知手段による通知を受けた場合に、当該第2通知手段により通知された更新に係る格納先及び更新後の認証情報に基づいて前記記憶手段に記憶される情報を更新する更新手段と、をさらに含む、ことを特徴とする情報処理システムである。
また、請求項3に記載の発明は、複数の情報処理装置と、管理装置とを含み、前記複数の情報処理装置はそれぞれ、情報の格納先ごとに、当該格納先に処理した情報を格納する際に用いる認証情報を関連付けて記憶する記憶手段と、前記格納先の認証情報が更新され、当該更新に係る格納先及び更新後の認証情報が認証された場合に、当該更新に係る格納先及び更新後の認証情報と、利用者を識別する利用者識別情報とを前記管理装置に通知する第1通知手段と、を含み、前記管理装置は、前記複数の情報処理装置のそれぞれから、それぞれの前記情報処理装置を識別する装置識別情報と、当該情報処理装置に処理を依頼した利用者を識別する利用者識別情報とを取得し、取得した情報を関連付けて記録する記録手段と、前記第1通知手段により通知された利用者識別情報に関連付けて前記記録手段に記録される装置識別情報を抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された装置識別情報により識別される情報処理装置に、前記第1通知手段により通知された更新に係る格納先及び更新後の認証情報を通知する第2通知手段と、を含み、前記複数の情報処理装置はそれぞれ、前記第2通知手段により通知された更新に係る格納先及び更新後の認証情報に基づいて前記記憶手段に記憶される情報を更新する更新手段をさらに含む、ことを特徴とする情報処理システムである。
また、請求項4に記載の発明は、複数の情報処理装置と、管理装置とを含み、前記複数の情報処理装置はそれぞれ、情報の格納先ごとに、当該格納先に処理した情報を格納する際に用いる認証情報を関連付けて記憶する記憶手段と、前記格納先の認証情報が更新され、当該更新に係る格納先及び更新後の認証情報が認証された場合に、当該更新に係る格納先及び更新後の認証情報を前記管理装置に通知する第1通知手段と、を含み、前記管理装置は、前記複数の情報処理装置のそれぞれから、それぞれの前記情報処理装置を識別する装置識別情報と、当該情報処理装置が処理した情報を格納した格納先の情報とを取得し、取得した情報を関連付けて記録する記録手段と、前記第1通知手段により通知された格納先の情報に関連付けて前記記録手段に記録される装置識別情報を抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された装置識別情報により識別される情報処理装置に、前記第1通知手段により通知された更新に係る格納先及び認証情報を通知する第2通知手段と、を含み、前記複数の情報処理装置はそれぞれ、前記第2通知手段により通知された更新に係る格納先及び認証情報に基づいて前記記憶手段に記憶される情報を更新する更新手段をさらに含むことを特徴とする情報処理システムである。
また、請求項5に記載の発明は、複数の情報処理装置を含み、前記複数の情報処理装置はそれぞれ、情報の格納先ごとに、当該格納先に処理した情報を格納する際に用いる認証情報を関連付けて記憶する記憶手段と、前記複数の情報処理装置をそれぞれ識別する装置識別情報に関連付けて、当該情報処理装置が情報を格納した格納先の情報を取得する取得手段と、前記格納先の認証情報が更新され、当該更新に係る格納先及び更新後の認証情報が認証された場合に、当該更新に係る格納先に情報を格納した装置識別情報を抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された装置識別情報により識別される情報処理装置に、前記更新に係る格納先及び更新後の認証情報を通知する通知手段と、他の情報処理装置の前記通知手段による通知を受けた場合に、当該通知手段により通知された更新に係る格納先及び更新後の認証情報に基づいて前記記憶手段に記憶される情報を更新する更新手段と、を含むことを特徴とする情報処理システムである。
また、請求項6に記載の発明は、情報処理装置であって、情報の格納先ごとに、当該格納先に処理した情報を格納する際に用いる認証情報を関連付けて記憶する記憶手段と、前記格納先の認証情報が更新され、当該更新に係る格納先及び更新後の認証情報が認証された場合に、当該更新に係る格納先と、利用者を識別する利用者識別情報とを管理装置に通知する第1通知手段と、を含み、前記管理装置は、複数の前記情報処理装置のそれぞれから、それぞれの前記情報処理装置を識別する装置識別情報と、当該情報処理装置に処理を依頼した利用者を識別する利用者識別情報とを取得し、取得した情報を関連付けて記録し、前記第1通知手段により通知された利用者識別情報に関連付けて前記記録される装置識別情報を抽出し、前記抽出された装置識別情報を前記第1通知手段により通知を行った前記情報処理装置に通知し、前記情報処理装置は、前記管理装置から通知された装置識別情報により識別される他の情報処理装置に、前記更新に係る格納先及び更新後の認証情報を通知する第2通知手段と、他の情報処理装置の前記第2通知手段による通知を受けた場合に、当該第2通知手段により通知された更新に係る格納先及び更新後の認証情報に基づいて前記記憶手段に記憶される情報を更新する更新手段と、をさらに含む、ことを特徴とする情報処理装置である。
また、請求項7に記載の発明は、コンピュータを、情報の格納先ごとに、当該格納先に処理した情報を格納する際に用いる認証情報を関連付けて記憶する記憶手段と、前記格納先の認証情報が更新され、当該更新に係る格納先及び更新後の認証情報が認証された場合に、当該更新に係る格納先と、利用者を識別する利用者識別情報とを管理装置に通知する第1通知手段として機能させ、前記管理装置は、複数の前記コンピュータのそれぞれから、それぞれの前記コンピュータを識別する装置識別情報と、当該コンピュータに処理を依頼した利用者を識別する利用者識別情報とを取得し、取得した情報を関連付けて記録し、前記第1通知手段により通知された利用者識別情報に関連付けて前記記録される装置識別情報を抽出し、前記抽出された装置識別情報を前記第1通知手段により通知を行った前記コンピュータに通知し、前記コンピュータをさらに、前記管理装置から通知された装置識別情報により識別される他のコンピュータに、前記更新に係る格納先及び更新後の認証情報を通知する第2通知手段と、他のコンピュータの前記第2通知手段による通知を受けた場合に、当該第2通知手段により通知された更新に係る格納先及び更新後の認証情報に基づいて前記記憶手段に記憶される情報を更新する更新手段として機能させるためのプログラムである。
また、請求項8に記載の発明は、情報処理装置であって、情報の格納先ごとに、当該格納先に処理した情報を格納する際に用いる認証情報を関連付けて記憶する記憶手段と、前記格納先の認証情報が更新され、当該更新に係る格納先及び更新後の認証情報が認証された場合に、当該更新に係る格納先を前記管理装置に通知する第1通知手段と、を含み、前記管理装置は、複数の前記情報処理装置のそれぞれから、それぞれの前記情報処理装置を識別する装置識別情報と、当該情報処理装置が処理した情報を格納した格納先の情報とを取得し、取得した情報を関連付けて記録し、前記第1通知手段により通知された格納先の情報に関連付けて前記記録される装置識別情報を抽出し、前記抽出された装置識別情報を前記第1通知手段により通知を行った前記情報処理装置に通知し、前記情報処理装置は、前記管理装置により通知された装置識別情報により識別される他の情報処理装置に、前記更新に係る格納先及び更新後の認証情報を通知する第2通知手段と、他の情報処理装置の前記第2通知手段による通知を受けた場合に、当該第2通知手段により通知された更新に係る格納先及び更新後の認証情報に基づいて前記記憶手段に記憶される情報を更新する更新手段と、をさらに含む、ことを特徴とする情報処理装置である。
また、請求項9に記載の発明は、コンピュータを、情報の格納先ごとに、当該格納先に処理した情報を格納する際に用いる認証情報を関連付けて記憶する記憶手段と、前記格納先の認証情報が更新され、当該更新に係る格納先及び更新後の認証情報が認証された場合に、当該更新に係る格納先を前記管理装置に通知する第1通知手段として機能させ、前記管理装置は、複数の前記コンピュータのそれぞれから、それぞれの前記コンピュータを識別する装置識別情報と、当該コンピュータが処理した情報を格納した格納先の情報とを取得し、取得した情報を関連付けて記録し、前記第1通知手段により通知された格納先の情報に関連付けて前記記録される装置識別情報を抽出し、前記抽出された装置識別情報を前記第1通知手段により通知を行った前記コンピュータに通知し、前記コンピュータを、前記管理装置により通知された装置識別情報により識別される他のコンピュータに、前記更新に係る格納先及び更新後の認証情報を通知する第2通知手段と、他のコンピュータの前記第2通知手段による通知を受けた場合に、当該第2通知手段により通知された更新に係る格納先及び更新後の認証情報に基づいて前記記憶手段に記憶される情報を更新する更新手段としてさらに機能させるためのプログラムである。
請求項1乃至9に記載の発明によれば、複数の情報処理装置のうち1つについて、処理した情報を指定の格納先に格納する際に用いる認証情報を更新することで、更新が必要な他の情報処理装置についても認証情報を更新することができる。
以下、本発明を実施するための実施の形態(以下、実施形態という)を、図面に従って説明する。
[第1の実施形態]
まず、本発明に係る第1の実施形態について説明する。
まず、本発明に係る第1の実施形態について説明する。
図1には、第1の実施形態に係る情報処理システム1Aのシステム構成図を示した。図1に示されるように、情報処理システム1Aは、情報処理装置10−1〜N、ファイルサーバ20、管理装置30を含み、情報処理装置10−1〜N(Nは2以上の整数)、ファイルサーバ20、管理装置30はローカルエリアネットワーク2を介して相互にデータ通信可能に接続される。以下、情報処理装置10−1〜Nに共通する内容については情報処理装置10と表記する。
まず、情報処理装置10の構成について説明する。図2には、情報処理装置10のハードウェア構成の一例を示した。図2に示されるように、情報処理装置10は、制御部100、記憶部102、通信部104、操作パネル部106、スキャン部108を備える。
制御部100は、CPU(Central Processing Unit)を含み、記憶部102に記憶されたプログラムに基づいて、各種の演算処理を実行するとともに情報処理装置10の各部を制御する。
記憶部102は、情報処理装置10のオペレーティングシステム等の制御プログラムやデータを記憶するほか、制御部100のワークメモリとしても用いられる。プログラムは、光ディスク、磁気ディスク、磁気テープ、光磁気ディスク、フラッシュメモリ等の情報記憶媒体に格納された状態で情報処理装置10に供給されてもよいし、インターネット等のデータ通信手段を介して情報処理装置10に供給されてもよい。以下、記憶部102に記憶されるデータの一例について説明する。
図3には、記憶部102に記憶されるデータ格納先テーブルの一例を示した。図3に示されるように、データ格納先テーブルは、データ格納先を特定するURL等の識別子に関連付けて認証情報を格納したデータである。格納先を特定する識別子は、例えばファイルサーバ20のアドレス(IPアドレスやホスト名等)、ファイルサーバ20におけるフォルダ及びファイル名を用いて構成されることとしてよい。認証情報は、データ格納先にデータを格納する際の認証に用いられるデータであり、認証情報に基づく認証が通った場合にはデータ格納先へのデータの格納が許可され、認証情報に基づく認証が通らなかった場合にはデータ格納先へのデータの格納が許可されない。なお、認証情報はパスワードとしてもよいし、ユーザごとに認証情報を変える場合にはユーザIDとパスワードの組としてもよい。
図4には、記憶部102に記憶される処理履歴テーブルの一例を示した。図4に示されるように、処理履歴テーブルには、情報処理装置10で実行された処理(ジョブ)を識別するジョブID、情報処理装置10で実行されたジョブを依頼したユーザを識別するユーザID、ジョブにおいて処理したデータを格納したデータ格納先、ジョブの実行日時が関連付けて記憶される。情報処理装置10は、ジョブを実行するごとに、実行したジョブについての履歴情報を処理履歴テーブルに記録することとしてよい。また、情報処理装置10は、予め定められたタイミング(例えば予め定められた時間間隔)で、処理履歴テーブルを管理装置30に送信することとしてもよいし、管理装置30から送信要求があった場合に処理履歴テーブルを管理装置30に送信することとしてもよい。
通信部104は、ネットワークカードを含み、ネットワークカードを介してローカルエリアネットワーク2に接続して、ローカルエリアネットワーク2に接続した他の装置(例えば情報処理装置10、ファイルサーバ20、管理装置30等)とデータ通信する。
操作パネル部106は、液晶ディスプレイ等の表示装置と、ボタン式やタッチパネル式等の入力装置とを備えた表示機能付き入力装置である。操作パネル部106は、情報処理装置10を操作するユーザとの対話型インターフェースとして機能する。
スキャン部108は、CCDカメラ等の撮像装置を含み、撮像装置により紙等の対象物を撮像して画像データを得る。
次に、ファイルサーバ20の構成について説明する。図5には、ファイルサーバ20のハードウェア構成の一例を示した。図5に示されるように、ファイルサーバ20は、制御部200、記憶部202、通信部204を備える。
制御部200は、CPU(Central Processing Unit)を含み、記憶部202に記憶されたプログラムに基づいて、各種の演算処理を実行するとともにファイルサーバ20の各部を制御する。
記憶部202は、ファイルサーバ20のオペレーティングシステム等の制御プログラムやデータを記憶するほか、制御部200のワークメモリとしても用いられる。プログラムは、光ディスク、磁気ディスク、磁気テープ、光磁気ディスク、フラッシュメモリ等の情報記憶媒体に格納された状態でファイルサーバ20に供給されてもよいし、インターネット等のデータ通信手段を介してファイルサーバ20に供給されてもよい。以下、記憶部202に記憶されるデータの一例について説明する。
図6には、記憶部202に記憶される認証テーブルの一例を示した。図6に示されるように、認証テーブルは、データ格納先を特定するURL等の識別子に関連付けて認証情報を格納したデータである。認証テーブルの記憶内容は定期的に更新されることとしてよい。
通信部204は、ネットワークカードを含み、ネットワークカードを介してローカルエリアネットワーク2に接続して、ローカルエリアネットワーク2に接続した他の装置(例えば情報処理装置10、管理装置30等)とデータ通信する。
次に、管理装置30の構成について説明する。図7には、管理装置30のハードウェア構成の一例を示した。図7に示されるように、管理装置30は、制御部300、記憶部302、通信部304を備える。
制御部300は、CPU(Central Processing Unit)を含み、記憶部302に記憶されたプログラムに基づいて、各種の演算処理を実行するとともに管理装置30の各部を制御する。
記憶部302は、管理装置30のオペレーティングシステム等の制御プログラムやデータを記憶するほか、制御部300のワークメモリとしても用いられる。プログラムは、光ディスク、磁気ディスク、磁気テープ、光磁気ディスク、フラッシュメモリ等の情報記憶媒体に格納された状態で管理装置30に供給されてもよいし、インターネット等のデータ通信手段を介して管理装置30に供給されてもよい。以下、記憶部302に記憶されるデータの一例について説明する。
図8には、記憶部302に記憶される管理機器テーブルの一例を示した。図8に示されるように、管理機器テーブルには、管理対象の情報処理装置10を識別するデバイスID、デバイス名、アドレス(IPアドレス)が関連付けて記憶される。管理装置30は、情報処理装置10から管理対象の登録要求を受け付けて、登録要求を受け付けた情報処理装置10のデータを管理機器テーブルに記憶することとしてよい。
図9には、記憶部302に記憶される管理機器履歴テーブルの一例を示した。管理機器履歴テーブルには、管理対象の情報処理装置10で行われた処理(ジョブ)の履歴が記録される。例えば、図9に示されるように、管理機器履歴テーブルは、管理対象の情報処理装置10のデバイスID、ジョブを識別するジョブID、ジョブの依頼者であるユーザを識別するユーザID、ジョブで処理した処理データの格納先(データ格納先)、ジョブの実行日時をそれぞれ関連付けて記憶している。なお、管理機器履歴テーブルにおいて、ユーザIDとデータ格納先の情報は少なくともどちらか一方を記憶することとしてよい。
管理装置30は、予め定められたタイミング(例えば予め定められた時間間隔)で管理対象の情報処理装置10にアクセスし、アクセスした情報処理装置10から処理履歴テーブルを取得することとしてもよいし、情報処理装置10から処理履歴テーブルを予め定められたタイミング(例えば予め定められた時間間隔)で送信させるようにして、情報処理装置10から処理履歴テーブルを取得するようにしてもよい。また、管理装置30は、情報処理装置10から処理履歴テーブルを取得するに当たり、前回取得した処理履歴テーブルからの差分のみを取得するようにしてもよい。
通信部304は、ネットワークカードを含み、ネットワークカードを介してローカルエリアネットワーク2に接続して、ローカルエリアネットワーク2に接続した他の装置(例えば情報処理装置10、管理装置30等)とデータ通信する。
[第1の実施形態におけるシーケンス]
次に、図10A及び図10Bに示したシーケンス図を参照しながら、第1の実施形態に係る情報処理システム1Aにおいて行われる処理の一例について説明する。
次に、図10A及び図10Bに示したシーケンス図を参照しながら、第1の実施形態に係る情報処理システム1Aにおいて行われる処理の一例について説明する。
図10Aに示されるように、情報処理装置10−X(Xは1〜Nのいずれか)は、ユーザIDを特定しユーザを認証した後に(S1001)、認証したユーザからスキャンの指示及びスキャンしたデータを指定されたデータ格納先に格納する指示を受け付ける(S1002)。情報処理装置10−Xは、受け付けた指示に従って、スキャン部108によりスキャンデータを取得する(S1003)。
情報処理装置10−Xは、指定されたデータ格納先が情報処理装置10−Xの記憶部102に記憶されるデータ格納先テーブルに存在するか否かを判断し(S1004)、存在する場合には(S1004:Y)、指定されたデータ格納先に関連付けてデータ格納先テーブルに記憶された認証情報を取得する(S1005)。一方で、情報処理装置10−Xは、指定されたデータ格納先がデータ格納先テーブルに存在しない場合には(S1004:N)、操作パネル部106に認証情報の入力画面を表示して(S1006)、入力画面に入力された認証情報を取得する(S1007)。
次に、情報処理装置10−Xは、指定されたデータ格納先の情報と、S1005又はS1007で取得した認証情報とをファイルサーバ20に送信して認証を要求する(S1008)。
ファイルサーバ20は、情報処理装置10−Xから送信された、データ格納先の情報と認証情報との組が、ファイルサーバ20に記憶された認証テーブルの記憶内容と一致するか否かに基づいて、認証の許否を判断し(S1009)、その判断結果を情報処理装置10−Xに送信する(S1010)。
情報処理装置10−Xは、ファイルサーバ20から受信した判断結果が許可でない場合には(S1011:N)、S1006に戻り、ユーザに認証情報の入力を促す。また、情報処理装置10−Xは、ファイルサーバ20から受信した判断結果が許可である場合には(S1011:Y)、スキャンデータをファイルサーバ20のデータ格納先に転送する(S1012)。情報処理装置10−Xは、上記処理を実行した後に、上記処理の履歴データを処理履歴テーブルに記録する(S1013)。
次に、図10Bに示されるように、情報処理装置10−Xは、指定されたデータ格納先がデータ格納先テーブルに登録されていない場合には(S1014:N)、指定されたデータ格納先と、認証が成功した認証情報とをデータ格納先テーブルに新たに記録して(S1015)、処理を終了する。
また、情報処理装置10−Xは、指定されたデータ格納先がデータ格納先テーブルに登録されている場合であって(S1014:Y)、指定されたデータ格納先と、認証が成功した認証情報との組が、データ格納先テーブルに記憶された情報と同じであるときには(S1016:Y)、データ格納先テーブルを更新せずに処理を終了する。
一方で、情報処理装置10−Xは、指定されたデータ格納先がデータ格納先テーブルに登録されている場合であって(S1014:Y)、指定されたデータ格納先と、認証が成功した認証情報との組がデータ格納先テーブルに格納された情報と同じでない場合には、データ格納先テーブルにおいてデータ格納先に関連付けられる認証情報を認証が成功した認証情報で上書きして更新する(S1017)。
情報処理装置10−Xは、S1017の後に、情報処理装置10−XのデバイスID、指定されたデータ格納先、認証が成功した認証情報、ユーザIDを含む更新データを、管理装置30に送信する(S1018)。
管理装置30は、管理装置30に記憶される管理機器履歴テーブルの中から、情報処理装置10−Xから受信した更新データに基づいてデバイスIDを抽出する(S1019)。例えば、管理装置30は、S1019において、管理機器履歴テーブルにデータ格納先が含まれる場合には、管理機器履歴テーブルの中から、受信した更新データに含まれるデータ格納先に関連付けられるデバイスIDを抽出し、管理機器履歴テーブルにユーザIDが含まれる場合には、管理機器履歴テーブルの中から、受信した更新データに含まれるユーザID(及び予め定められた種類のジョブ(例えばスキャン後に指定されたデータ格納先にデータを格納する処理))に関連付けられるデバイスIDを抽出することとしてよい。
管理装置30は、S1019で抽出したデバイスIDにより識別される情報処理装置10−Yのそれぞれに対して、S1018で情報処理装置10−Xから受信した、データ格納先と認証情報とを送信する(S1020)。
情報処理装置10−Yは、管理装置30からデータ格納先と認証情報とを受信すると、データ格納先テーブルにおいて、受信したデータ格納先に関連付けられる認証情報を、受信した認証情報で上書きして更新し(S1021)、処理を終了する。
以上説明した第1の実施形態に係る情報処理システムでは、ローカルエリアネットワーク2に接続された複数の情報処理装置10の1つに記憶されるデータ格納先の認証情報を最新の情報に更新した場合に、同じデータ格納先にデータを格納した他の情報処理装置10に記憶されるデータ格納先の認証情報も最新の情報に更新されることとなる。
[第2の実施形態]
次に、本発明に係る第2の実施形態について説明する。
次に、本発明に係る第2の実施形態について説明する。
図11には、第2の実施形態に係る情報処理システム1Bのシステム構成図を示した。図11に示されるように、情報処理システム1Bは、ローカルエリアネットワーク2に接続した情報処理装置10−1〜N(Nは2以上の整数)及びファイルサーバ20と、ワイドエリアネットワーク4に接続した管理装置30を含み、情報処理装置10−1〜Nと管理装置30とは、ローカルエリアネットワーク2とワイドエリアネットワーク4との間に設けられたファイアウォール6を介して通信する。以下、第1の実施形態と同様に、情報処理装置10−1〜Nに共通する内容については情報処理装置10と表記する。また、情報処理装置10、ファイルサーバ20、管理装置30のハードウェア構成は第1の実施形態と同様としてよいため説明を省略する。ただし、第2の実施形態においては、ファイアウォール6が設置され、管理装置30から情報処理装置10へのアクセスが許可されないため、情報処理装置10が予め定められたタイミング(例えば予め定められた時間間隔やジョブ終了後のタイミング)で、処理履歴テーブルに格納されたデータを管理装置30に送信することとする。
[第2の実施形態におけるシーケンス]
次に、図12A及び図12Bに示したシーケンス図を参照しながら、第2の実施形態に係る情報処理システム1Bにおいて行われる処理の一例について説明する。
次に、図12A及び図12Bに示したシーケンス図を参照しながら、第2の実施形態に係る情報処理システム1Bにおいて行われる処理の一例について説明する。
図12Aに示されるように、情報処理装置10−Xは、ユーザIDを取得しユーザを認証した後に(S2001)、認証したユーザからスキャンの指示及びスキャンしたデータを指定されたデータ格納先に格納する指示を受け付ける(S2002)。情報処理装置10−Xは、受け付けた指示に従って、スキャン部108によりスキャンデータを取得する(S2003)。
情報処理装置10−Xは、指定されたデータ格納先が情報処理装置10−Xの記憶部102に記憶されるデータ格納先テーブルに存在するか否かを判断し(S2004)、存在する場合には(S2004:Y)、指定されたデータ格納先に関連付けてデータ格納先テーブルに記憶された認証情報を取得する(S2005)。一方で、情報処理装置10−Xは、指定されたデータ格納先がデータ格納先テーブルに存在しない場合には(S2004:N)、操作パネル部106に認証情報の入力画面を表示して(S2006)、入力画面に入力された認証情報を取得する(S2007)。
次に、情報処理装置10−Xは、指定されたデータ格納先の情報と、S2005又はS2007で取得した認証情報とをファイルサーバ20に送信して認証を要求する(S2008)。
ファイルサーバ20は、情報処理装置10−Xから送信された、データ格納先の情報と認証情報との組が、ファイルサーバ20に記憶された認証テーブルの記憶内容と一致するか否かに基づいて、認証の許否を判断し(S2009)、その判断結果を情報処理装置10−Xに送信する(S2010)。
情報処理装置10−Xは、ファイルサーバ20から受信した判断結果が許可でない場合には(S2011:N)、S2006に戻り、ユーザに認証情報の入力を促す。また、情報処理装置10−Xは、ファイルサーバ20から受信した判断結果が許可である場合には(S2011:Y)、スキャンデータをファイルサーバ20のデータ格納先に転送する(S2012)。情報処理装置10−Xは、上記処理を実行した後に、上記処理の履歴データを処理履歴テーブルに記録する(S2013)。
次に、図12Bに示されるように、情報処理装置10−Xは、指定されたデータ格納先がデータ格納先テーブルに登録されていない場合には(S2014:N)、指定されたデータ格納先と、認証が成功した認証情報とをデータ格納先テーブルに新たに記録して(S2015)、処理を終了する。
また、情報処理装置10−Xは、指定されたデータ格納先がデータ格納先テーブルに登録されている場合であって(S2014:Y)、指定されたデータ格納先と、認証が成功した認証情報との組が、データ格納先テーブルに記憶された情報と同じであるときには(S2016:Y)、データ格納先テーブルを更新せずに処理を終了する。
一方で、情報処理装置10−Xは、指定されたデータ格納先がデータ格納先テーブルに登録されている場合であって(S2014:Y)、指定されたデータ格納先と、認証が成功した認証情報との組がデータ格納先テーブルに格納された情報と同じでない場合には、データ格納先テーブルにおいてデータ格納先に関連付けられる認証情報を認証が成功した認証情報で上書きして更新する(S2017)。
情報処理装置10−Xは、S2017の後に、情報処理装置10−XのデバイスID、指定されたデータ格納先、ユーザIDを含む更新データ(認証情報を含まない)を、管理装置30に送信する(S2018)。
管理装置30は、管理装置30に記憶される管理機器履歴テーブルの中から、情報処理装置10−Xから受信した更新データに基づいてデバイスIDを抽出する(S2019)。例えば、管理装置30は、S2019において、管理機器履歴テーブルにデータ格納先が含まれる場合には、管理機器履歴テーブルの中から、受信した更新データに含まれるデータ格納先に関連付けられるデバイスIDを抽出し、管理機器履歴テーブルにユーザIDが含まれる場合には、管理機器履歴テーブルの中から、受信した更新データに含まれるユーザID(及び予め定められた種類のジョブ(例えばスキャン後に指定されたデータ格納先にデータを格納する処理))に関連付けられるデバイスIDを抽出することとしてよい。
管理装置30は、S2019で抽出したデバイスIDにより識別される情報処理装置10−Yの情報(例えばデバイスID、IPアドレス等)を含むデバイスリストを情報処理装置10−Xに送信する(S2020)。
情報処理装置10−Xは、管理装置30からデバイスリストを受信すると、受信したデバイスリストに含まれるそれぞれの情報処理装置10−Yに対して、指定されたデータ格納先と、認証が成功した認証情報を送信する(S2021)。
情報処理装置10−Yは、情報処理装置10−Xからデータ格納先と認証情報とを受信すると、データ格納先テーブルにおいて、受信したデータ格納先に関連付けられる認証情報を、受信した認証情報で上書きして更新し(S2022)、処理を終了する。
以上説明した第2の実施形態に係る情報処理システムでは、管理装置30をワイドエリアネットワーク4側に設置した場合でも、ワイドエリアネットワーク4側には認証情報を送出せずにセキュリティを確保しつつ、ローカルエリアネットワーク2に接続された複数の情報処理装置10の1つに記憶されるデータ格納先の認証情報を最新の情報に更新した場合に、同じデータ格納先にデータを格納した他の情報処理装置10に記憶されるデータ格納先の認証情報も最新の情報に更新されることとなる。
本発明は以上説明した実施形態に限定されるものではない。例えば、上記の実施形態においては、管理装置30が認証情報の更新を反映させる対象の情報処理装置10(被更新デバイスとする)を抽出することとしたが、認証情報の更新を検知した情報処理装置10(更新デバイスとする)が、被更新デバイスを抽出することとしてもよい。その場合には、管理装置30が、管理機器履歴テーブルに格納された情報に基づいて、デバイスIDと、デバイスIDの情報処理装置10の情報(IPアドレス等)と、デバイスIDの情報処理装置10で利用したデータ格納先と、を関連付けたデータ格納先リストを更新デバイスに送信し、更新デバイスが、受信したデータ格納先リストの中から更新に係るデータ格納先に基づいて、被更新デバイスを抽出することとしてもよい。そして、更新デバイスは、抽出した被更新デバイスに対して、更新に係るデータ格納先と認証情報とを送信し、被更新デバイスが送信されたデータ格納先と認証情報とに基づいてデータ格納先テーブルを更新することとしてよい。なお、更新デバイスは、管理装置30からでなく、ローカルエリアネットワーク2へのブロードキャストに対する返信により各情報処理装置10のデータ格納先リストを取得することとしてもよい。
また、上記の実施形態では、情報処理装置10がスキャンデータをファイルサーバ20に格納することとしたが、スキャンデータに限らず他の処理データとしてもよいのはもちろんである。また、データ格納先は、ファイルサーバ20に限らず、パーソナルコンピュータ等のデバイスとしても構わない。
1A,1B 情報処理システム、2 ローカルエリアネットワーク、4 ワイドエリアネットワーク、6 ファイアウォール、10−1〜N,10,10−X,10−Y 情報処理装置、20 ファイルサーバ、30 管理装置、100 制御部、102 記憶部、104 通信部、106 操作パネル部、108 スキャン部、200 制御部、202 記憶部、204 通信部、300 制御部、302 記憶部、304 通信部。
Claims (9)
- 複数の情報処理装置と、管理装置とを含み、
前記複数の情報処理装置はそれぞれ、
情報の格納先ごとに、当該格納先に処理した情報を格納する際に用いる認証情報を関連付けて記憶する記憶手段と、
前記格納先の認証情報が更新され、当該更新に係る格納先及び更新後の認証情報が認証された場合に、当該更新に係る格納先と、利用者を識別する利用者識別情報とを前記管理装置に通知する第1通知手段と、を含み、
前記管理装置は、
前記複数の情報処理装置のそれぞれから、それぞれの前記情報処理装置を識別する装置識別情報と、当該情報処理装置に処理を依頼した利用者を識別する利用者識別情報とを取得し、取得した情報を関連付けて記録する記録手段と、
前記第1通知手段により通知された利用者識別情報に関連付けて前記記録手段に記録される装置識別情報を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された装置識別情報を前記第1通知手段により通知を行った前記情報処理装置に通知する装置情報通知手段と、を含み、
前記複数の情報処理装置はそれぞれ、
前記装置情報通知手段により通知を受けた場合に、当該装置情報通知手段により通知された装置識別情報により識別される情報処理装置に、前記更新に係る格納先及び更新後の認証情報を通知する第2通知手段と、
他の情報処理装置の前記第2通知手段による通知を受けた場合に、当該第2通知手段により通知された更新に係る格納先及び更新後の認証情報に基づいて前記記憶手段に記憶される情報を更新する更新手段と、をさらに含む、
ことを特徴とする情報処理システム。 - 複数の情報処理装置と、管理装置とを含み、
前記複数の情報処理装置はそれぞれ、
情報の格納先ごとに、当該格納先に処理した情報を格納する際に用いる認証情報を関連付けて記憶する記憶手段と、
前記格納先の認証情報が更新され、当該更新に係る格納先及び更新後の認証情報が認証された場合に、当該更新に係る格納先を前記管理装置に通知する第1通知手段と、を含み、
前記管理装置は、
前記複数の情報処理装置のそれぞれから、それぞれの前記情報処理装置を識別する装置識別情報と、当該情報処理装置が処理した情報を格納した格納先の情報とを取得し、取得した情報を関連付けて記録する記録手段と、
前記第1通知手段により通知された格納先の情報に関連付けて前記記録手段に記録される装置識別情報を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された装置識別情報を前記第1通知手段により通知を行った前記情報処理装置に通知する装置情報通知手段と、を含み、
前記複数の情報処理装置はそれぞれ、
前記装置情報通知手段により通知を受けた場合に、当該装置情報通知手段により通知された装置識別情報により識別される情報処理装置に、前記更新に係る格納先及び更新後の認証情報を通知する第2通知手段と、
他の情報処理装置の前記第2通知手段による通知を受けた場合に、当該第2通知手段により通知された更新に係る格納先及び更新後の認証情報に基づいて前記記憶手段に記憶される情報を更新する更新手段と、をさらに含む、
ことを特徴とする情報処理システム。 - 複数の情報処理装置と、管理装置とを含み、
前記複数の情報処理装置はそれぞれ、
情報の格納先ごとに、当該格納先に処理した情報を格納する際に用いる認証情報を関連付けて記憶する記憶手段と、
前記格納先の認証情報が更新され、当該更新に係る格納先及び更新後の認証情報が認証された場合に、当該更新に係る格納先及び更新後の認証情報と、利用者を識別する利用者識別情報とを前記管理装置に通知する第1通知手段と、を含み、
前記管理装置は、
前記複数の情報処理装置のそれぞれから、それぞれの前記情報処理装置を識別する装置識別情報と、当該情報処理装置に処理を依頼した利用者を識別する利用者識別情報とを取得し、取得した情報を関連付けて記録する記録手段と、
前記第1通知手段により通知された利用者識別情報に関連付けて前記記録手段に記録される装置識別情報を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された装置識別情報により識別される情報処理装置に、前記第1通知手段により通知された更新に係る格納先及び更新後の認証情報を通知する第2通知手段と、を含み、
前記複数の情報処理装置はそれぞれ、
前記第2通知手段により通知された更新に係る格納先及び更新後の認証情報に基づいて前記記憶手段に記憶される情報を更新する更新手段をさらに含む、
ことを特徴とする情報処理システム。 - 複数の情報処理装置と、管理装置とを含み、
前記複数の情報処理装置はそれぞれ、
情報の格納先ごとに、当該格納先に処理した情報を格納する際に用いる認証情報を関連付けて記憶する記憶手段と、
前記格納先の認証情報が更新され、当該更新に係る格納先及び更新後の認証情報が認証された場合に、当該更新に係る格納先及び更新後の認証情報を前記管理装置に通知する第1通知手段と、を含み、
前記管理装置は、
前記複数の情報処理装置のそれぞれから、それぞれの前記情報処理装置を識別する装置識別情報と、当該情報処理装置が処理した情報を格納した格納先の情報とを取得し、取得した情報を関連付けて記録する記録手段と、
前記第1通知手段により通知された格納先の情報に関連付けて前記記録手段に記録される装置識別情報を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された装置識別情報により識別される情報処理装置に、前記第1通知手段により通知された更新に係る格納先及び認証情報を通知する第2通知手段と、を含み、
前記複数の情報処理装置はそれぞれ、
前記第2通知手段により通知された更新に係る格納先及び認証情報に基づいて前記記憶手段に記憶される情報を更新する更新手段をさらに含む
ことを特徴とする情報処理システム。 - 複数の情報処理装置を含み、
前記複数の情報処理装置はそれぞれ、
情報の格納先ごとに、当該格納先に処理した情報を格納する際に用いる認証情報を関連付けて記憶する記憶手段と、
前記複数の情報処理装置をそれぞれ識別する装置識別情報に関連付けて、当該情報処理装置が情報を格納した格納先の情報を取得する取得手段と、
前記格納先の認証情報が更新され、当該更新に係る格納先及び更新後の認証情報が認証された場合に、当該更新に係る格納先に情報を格納した装置識別情報を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された装置識別情報により識別される情報処理装置に、前記更新に係る格納先及び更新後の認証情報を通知する通知手段と、
他の情報処理装置の前記通知手段による通知を受けた場合に、当該通知手段により通知された更新に係る格納先及び更新後の認証情報に基づいて前記記憶手段に記憶される情報を更新する更新手段と、を含む
ことを特徴とする情報処理システム。 - 情報処理装置であって、
情報の格納先ごとに、当該格納先に処理した情報を格納する際に用いる認証情報を関連付けて記憶する記憶手段と、
前記格納先の認証情報が更新され、当該更新に係る格納先及び更新後の認証情報が認証された場合に、当該更新に係る格納先と、利用者を識別する利用者識別情報とを管理装置に通知する第1通知手段と、を含み、
前記管理装置は、
複数の前記情報処理装置のそれぞれから、それぞれの前記情報処理装置を識別する装置識別情報と、当該情報処理装置に処理を依頼した利用者を識別する利用者識別情報とを取得し、取得した情報を関連付けて記録し、
前記第1通知手段により通知された利用者識別情報に関連付けて前記記録される装置識別情報を抽出し、
前記抽出された装置識別情報を前記第1通知手段により通知を行った前記情報処理装置に通知し、
前記情報処理装置は、
前記管理装置から通知された装置識別情報により識別される他の情報処理装置に、前記更新に係る格納先及び更新後の認証情報を通知する第2通知手段と、
他の情報処理装置の前記第2通知手段による通知を受けた場合に、当該第2通知手段により通知された更新に係る格納先及び更新後の認証情報に基づいて前記記憶手段に記憶される情報を更新する更新手段と、をさらに含む、
ことを特徴とする情報処理装置。 - コンピュータを、
情報の格納先ごとに、当該格納先に処理した情報を格納する際に用いる認証情報を関連付けて記憶する記憶手段と、
前記格納先の認証情報が更新され、当該更新に係る格納先及び更新後の認証情報が認証された場合に、当該更新に係る格納先と、利用者を識別する利用者識別情報とを管理装置に通知する第1通知手段として機能させ、
前記管理装置は、
複数の前記コンピュータのそれぞれから、それぞれの前記コンピュータを識別する装置識別情報と、当該コンピュータに処理を依頼した利用者を識別する利用者識別情報とを取得し、取得した情報を関連付けて記録し、
前記第1通知手段により通知された利用者識別情報に関連付けて前記記録される装置識別情報を抽出し、
前記抽出された装置識別情報を前記第1通知手段により通知を行った前記コンピュータに通知し、
前記コンピュータをさらに、
前記管理装置から通知された装置識別情報により識別される他のコンピュータに、前記更新に係る格納先及び更新後の認証情報を通知する第2通知手段と、
他のコンピュータの前記第2通知手段による通知を受けた場合に、当該第2通知手段により通知された更新に係る格納先及び更新後の認証情報に基づいて前記記憶手段に記憶される情報を更新する更新手段
として機能させるためのプログラム。 - 情報処理装置であって、
情報の格納先ごとに、当該格納先に処理した情報を格納する際に用いる認証情報を関連付けて記憶する記憶手段と、
前記格納先の認証情報が更新され、当該更新に係る格納先及び更新後の認証情報が認証された場合に、当該更新に係る格納先を前記管理装置に通知する第1通知手段と、を含み、
前記管理装置は、
複数の前記情報処理装置のそれぞれから、それぞれの前記情報処理装置を識別する装置識別情報と、当該情報処理装置が処理した情報を格納した格納先の情報とを取得し、取得した情報を関連付けて記録し、
前記第1通知手段により通知された格納先の情報に関連付けて前記記録される装置識別情報を抽出し、
前記抽出された装置識別情報を前記第1通知手段により通知を行った前記情報処理装置に通知し、
前記情報処理装置は、
前記管理装置により通知された装置識別情報により識別される他の情報処理装置に、前記更新に係る格納先及び更新後の認証情報を通知する第2通知手段と、
他の情報処理装置の前記第2通知手段による通知を受けた場合に、当該第2通知手段により通知された更新に係る格納先及び更新後の認証情報に基づいて前記記憶手段に記憶される情報を更新する更新手段と、をさらに含む、
ことを特徴とする情報処理装置。 - コンピュータを、
情報の格納先ごとに、当該格納先に処理した情報を格納する際に用いる認証情報を関連付けて記憶する記憶手段と、
前記格納先の認証情報が更新され、当該更新に係る格納先及び更新後の認証情報が認証された場合に、当該更新に係る格納先を前記管理装置に通知する第1通知手段として機能させ、
前記管理装置は、
複数の前記コンピュータのそれぞれから、それぞれの前記コンピュータを識別する装置識別情報と、当該コンピュータが処理した情報を格納した格納先の情報とを取得し、取得した情報を関連付けて記録し、
前記第1通知手段により通知された格納先の情報に関連付けて前記記録される装置識別情報を抽出し、
前記抽出された装置識別情報を前記第1通知手段により通知を行った前記コンピュータに通知し、
前記コンピュータを、
前記管理装置により通知された装置識別情報により識別される他のコンピュータに、前記更新に係る格納先及び更新後の認証情報を通知する第2通知手段と、
他のコンピュータの前記第2通知手段による通知を受けた場合に、当該第2通知手段により通知された更新に係る格納先及び更新後の認証情報に基づいて前記記憶手段に記憶される情報を更新する更新手段
としてさらに機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012035667A JP2013171474A (ja) | 2012-02-21 | 2012-02-21 | 情報処理システム、情報処理装置及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012035667A JP2013171474A (ja) | 2012-02-21 | 2012-02-21 | 情報処理システム、情報処理装置及びプログラム |
Publications (1)
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JP2013171474A true JP2013171474A (ja) | 2013-09-02 |
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ID=49265353
Family Applications (1)
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JP2012035667A Pending JP2013171474A (ja) | 2012-02-21 | 2012-02-21 | 情報処理システム、情報処理装置及びプログラム |
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JP (1) | JP2013171474A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015057704A (ja) * | 2013-09-16 | 2015-03-26 | アクシス アーベー | ユーザ認証情報の配信 |
WO2015107626A1 (ja) * | 2014-01-15 | 2015-07-23 | 株式会社日立製作所 | 計算機システムおよびその階層記憶の制御方法 |
-
2012
- 2012-02-21 JP JP2012035667A patent/JP2013171474A/ja active Pending
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