JP2016045241A - 現像剤搬送装置、画像形成ユニット及び画像形成装置 - Google Patents

現像剤搬送装置、画像形成ユニット及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】
装置の大型化、レイアウトの制限、及びコストの増加を抑制しながらも、トナーの攪拌搬送を効率よく行うことが可能な現像剤搬送装置、画像形成ユニット、及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】
現像剤を収容する筐体と、現像剤を回転しながら攪拌搬送する攪拌搬送部材とを備え、攪拌搬送部材は、回転軸に対して所定の角度を持って配置された1枚以上からなる第一の攪拌部と、回転軸に対して第一の攪拌部と反対の角度を持って配置された1枚以上からなる第二の攪拌部とを有する現像材搬送装置、画像形成装置、及び画像形成装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は、現像剤搬送装置、画像形成ユニット及び画像形成装置に関するものである。
従来の電子写真方式を採用するプリンタ、FAX、又は複写機等の画像形成装置においては、例えば、帯電ローラといった帯電装置により静電潜像担持体たる感光ドラム表面を帯電させ、その感光ドラム表面をLED(Light Emitting Diode)ヘッドといった露光装置で露光し、画像情報に基く静電潜像を形成させる。そして、現像剤としてのトナーを当該静電潜像に付着させることにより、現像剤画像を得、その現像剤画像を記録媒体に転写、定着させることで印刷物を得ることができる。
このような感光ドラム表面に形成された静電潜像をトナーで現像し、画像形成を行う画像形成ユニットには、少なくとも感光ドラムにトナーを付着させて現像剤画像を現像する現像ローラと、当該現像ローラにトナーを供給する供給ローラと、トナーカートリッジから供給されたトナーを供給ローラの長手方向に均一に分布させるため、トナーを攪拌しながら搬送する現像剤搬送装置とを備えるものがある。
一般的な現像剤搬送装置では、駆動源から伝達された駆動力により回転するシャフト部材と、当該シャフト部材の周囲に設けられ、シャフト部材の回転に伴い、トナーを攪拌しながら搬送するスクリュー部材とからなる攪拌搬送部材が、供給ローラの長手方向に対して平行に2つ配置されており、これらが回転駆動することでトナーを循環させていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−257519号公報
しかしながら、従来の構成では、攪拌搬送部材を2つ設置しなければならず、装置の大型化、レイアウトの制限、及びコストの増加といった問題を招いていた。
本発明はこのような実状に鑑みてなされたものであり、本発明の課題は、装置の大型化、レイアウトの制限、及びコストの増加を抑制しながらも、トナーの攪拌搬送を効率よく行うことが可能な現像剤搬送装置、画像形成ユニット、及び画像形成装置を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明に係る現像剤搬送装置は、現像剤を収容する筐体と、前記現像剤を回転しながら攪拌搬送する攪拌搬送部材とを備え、前記攪拌搬送部材は、回転軸に対して所定の角度を持って配置された1枚以上からなる第一の攪拌部と、前記回転軸に対して前記第一の攪拌部と反対の角度を持って配置された1枚以上からなる第二の攪拌部とを有することを特徴としている。
また、本発明に係る画像形成ユニットは、現像剤を収容する筐体と、前記現像剤を回転しながら攪拌搬送する攪拌搬送部材とを備え、前記攪拌搬送部材は、回転軸に対して所定の角度を持って配置された1枚以上からなる第一の攪拌部と、前記回転軸に対して前記第一の攪拌部と反対の角度を持って配置された1枚以上からなる第二の攪拌部とを有する現像剤搬送装置と、前記現像剤搬送装置により搬送された前記現像剤を用いて現像剤画像を現像する現像部とを備えることを特徴としている。
さらにまた、本発明に係る画像形成装置は、現像剤を収容する筐体と、前記現像剤を回転しながら攪拌搬送する攪拌搬送部材とを備え、前記攪拌搬送部材は、回転軸に対して所定の角度を持って配置された1枚以上からなる第一の攪拌部と、前記回転軸に対して前記第一の攪拌部と反対の角度を持って配置された1枚以上からなる第二の攪拌部とを有する現像剤搬送装置と、前記現像剤搬送装置により搬送された前記現像剤を用いて現像剤画像を現像する現像部とを備えた画像形成ユニットと、現像された前記現像剤画像を記録媒体に転写する転写部と、前記記録媒体に転写された前記現像剤画像を定着させる定着部とを備えることを特徴としている。
本発明によれば、装置の大型化、レイアウトの制限、及びコストの増加を抑制しながらも、トナーの攪拌搬送を効率よく行うことが可能な現像剤搬送装置、画像形成ユニット、及び画像形成装置を提供することができる。
第1の実施形態に係る画像形成装置の構成を説明するための概略断面図である。 第1の実施形態に係る画像形成ユニットの構成を説明するための概略断面図である。 第1の実施形態に係る攪拌搬送部材の構成を示す斜視図である。 図3中y軸方向に攪拌搬送部材を見た上面図である。 図3における攪拌搬送部材の5−5'線での断面図であり、図3中x軸方向に攪拌搬送部材を見た図である。 画像形成装置の機能構成を説明するブロック図である。 受光素子から入力される出力電圧値の例を説明する図である。 第1の実施形態に係る攪拌搬送部材を用いた場合のトナーの攪拌搬送状態を説明する図である。 従来技術に係る攪拌搬送部材を用いた場合のトナーの攪拌搬送状態を説明する図である。 第1の実施形態に係る攪拌搬送部材の駆動状態を説明する図である。 第一の攪拌部と第二の攪拌部とを共通化したフィルム部材の構成を説明する斜視図である。 第2の実施形態に係る攪拌搬送部材の構成を示す斜視図である。 図12中矢印z方向から攪拌搬送部材を見た上面図である。 第2の実施形態に係るトナー残量検知の動作を説明する図である。 第2の実施形態に係るトナー残量検知の動作を説明する図である。 受光素子から入力される出力電圧値の例を説明する図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、本発明は以下の記述に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
[第1の実施形態]
第1の実施形態の説明においては、まず、本発明における現像剤搬送装置を適用した画像形成装置及び画像形成ユニットについて説明し、次いで現像剤搬送装置について説明する。
図1は、本実施形態に係る画像形成装置100の構成を説明するための概略断面図である。本実施形態における画像形成装置100は、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、及びブラック(K)の4種の現像剤としてのトナーを重ね合わせてカラー画像を形成するカラープリンタである。
画像形成装置100は、媒体トレイ4を始点とし、レジストローラ33、転写部としての転写ユニット8、定着部としての定着ユニット9、排出ローラ10,11、スタッカカバー12を終点とする略S字状に形成された媒体搬送ルートSに沿って、媒体搬送方向上流側から下流側にかけて、各トナー色に対応したシアン(C)の画像形成ユニット1C,マゼンタ(M)の画像形成ユニット1M,イエロー(Y)の画像形成ユニット1Y,ブラック(K)の画像形成ユニット1Kが設けられている。これらの画像形成ユニットは、各色のトナーを収容した図示せぬトナーカートリッジから供給されるトナーを用いて各トナー色に対応する現像剤画像たるトナー像を現像する。
媒体トレイ4は、内部に記録媒体としての用紙5を積層した状態で収納し、画像形成装置100下部に着脱自在に装着されている。そして、媒体トレイ4上部に配設された給紙ローラ6は、媒体トレイ4に収納された用紙Pをその最上部から1枚ずつ分離して媒体搬送ルートSに繰り出す。
レジストローラ33は、給紙ローラ6から繰り出された用紙5の斜行を矯正するとともに、用紙5を転写ユニット8に搬送する。
転写ユニット8は、用紙5を静電吸着して搬送する無端のベルト材である転写ベルト81と、図示せぬ駆動源から伝達された駆動力により回転するドライブローラ82と、当該ドライブローラ82と対をなして従動回転し、転写ベルト81を張架するテンションローラ83とを備える。また、転写ユニット8は、後述する画像形成ユニット1C,1M,1Y,1Kが備える各感光ドラムに転写ベルト81を介して圧接する転写ローラ80C,80M,80Y,80Kを備える。転写ローラ80C,80M,80Y,80Kには、図示せぬ高圧電源が接続されており、各感光ドラム上で現像されたトナー像は、転写ローラ80C,80M,80Y,80Kに印加された転写バイアス電圧により用紙5に転写される。
定着ユニット9は、画像形成ユニット1C,1M,1Y,1K以降の媒体搬送ルートS下流側に設けられており、ヒートローラ90、バックアップローラ91、及び図示せぬサーミスタ等を備える。ヒートローラ90は、例えば、アルミニウム等からなる中空円筒状の芯金にシリコーンゴムの耐熱弾性層を被覆し、その上にPFA(テトラフルオロエチレンーパーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)チューブを被服することによって形成されている。そして、その芯金内には、例えば、ハロゲンランプ等の加熱ヒータが設けられている。バックアップローラ91は、例えば、アルミニウム等からなる芯金にシリコーンゴムの耐熱弾性層を被覆し、その上にPFAを被覆した構成であり、ヒートローラ90との間に圧接部が形成されるように配設されている。サーミスタは、ヒートローラ90の表面温度検出手段であり、ヒートローラ90の近傍に接触又は非接触で配設されている。サーミスタが検出したヒートローラ90の表面温度の検出結果に基づき、上記加熱ヒータを制御することで、ヒートローラ90の表面温度は所定の温度に維持される。トナー像が転写された用紙5が所定の温度に維持されたヒートローラ90とバックアップローラ91とから形成される圧接部を通過することにより、用紙5上のトナーに熱及び圧力が付与され、当該トナーは溶融し、トナー像が定着される。
スタッカカバー12は、画像形成装置100の外筐を利用して形成されており、定着ユニット9を通過し、排出ローラ10,11により排出された用紙5を積載する。
ところで、各画像形成ユニット1C,1M,1Y,1Kの上部には、露光ユニット3C,3M,3Y,3Kが設けられている。露光ユニット3C,3M,3Y,3Kは、例えば、LED素子等の発光素子とレンズアレイとを有するLEDヘッドであり、画像情報に基き当該LED素子から出力される照射光が画像形成ユニット1C,1M,1Y,1Kが備える各感光ドラム表面に結像する位置となるように配設されている。
次に、本実施形態に係る画像形成ユニット1C,1M,1Y,1Kの構成について図2を用いて説明する。図2は、画像形成ユニット1C,1M,1Y,1Kの構成を説明するための概略断面図である。なお、画像形成ユニット1C,1M,1Y,1Kは全て同一構成であるため、ここでの説明は、画像形成ユニット1Kを用いて説明する。
図2に示すように、画像形成ユニット1Kは筐体30で囲まれており、その内部に感光ドラム2Kと、現像部としての現像ローラ14、供給ローラ15、及び現像ブレード16と、帯電ローラ17と、クリーニングブレード32とを備える。
感光ドラム2Kは、導電性支持体と光導電層とによって構成され、例えば、導電性支持体としてのアルミニウム等の金属シャフトに光導電層としての電荷発生層及び電荷輸送層が順次積層されて構成された有機感光体である。感光ドラム2Kは、画像情報に基き露光ユニット3Kから照射された照射光により表面に静電潜像を形成する。
現像ローラ14は、例えば、ステンレス等の金属シャフトの外周にカーボンブラックを分散させたウレターンゴムを配設し、その表面はイソシアネート処理が施されたローラ部材である。現像ローラ14は、感光ドラム2Kの表面に圧接するように配設され、感光ドラム2K表面上の静電潜像にトナー7を供給し、トナー像を現像する。
供給ローラ15は、例えば、ステンレス等の金属シャフトの外周に半導電性発砲シリコーンスポンジ層を配設して構成されたローラ部材である。供給ローラ15は、現像ローラ14に対して所定の圧力をもって当接しており、図示せぬトナーカートリッジから供給されたトナー7を現像ローラ14に供給する。なお、供給ローラ15の上方には、図2中矢印20R,矢印21Rの夫々の方向に回転することでトナー7を攪拌する攪拌部材20,21が設けられている。
現像ブレード16は、例えば、ステンレス等の金属板から構成された板状部材であり、その一端が現像ローラ14表面の所定位置においてカウンター方向で当接するように配設されている。現像ブレード16は現像ローラ14表面上のトナー層厚を均一に規制する。
帯電ローラ17は、例えば、金属シャフトと半導電性エピクロロヒドリンゴムとによって構成されたローラ部材である。帯電ローラ17は、感光ドラム2Kに対して所定の圧力をもって当接しており、図示せぬ高圧電源からの帯電バイアス電圧に基き、感光ドラム2K表面を一様均一に帯電させる。
クリーニングブレード32は、ウレターンゴム等のゴム材をブラケットにホットメルト等の接着方法で強力に接着したものであり、当該ブラケットは筐体30に支持されている。クリーニングブレード32は、感光ドラム2Kに対して所定の圧力をもって当接しており、転写後に感光ドラム2Kに残留したトナー7を掻き落とす。クリーニングブレード32の下方隙間には、スパイラル又はコイルスプリングからなる廃棄トナー搬送部材22が配設されている。
次に、本実施形態に係る現像剤搬送装置が備える現像剤残量検知機構としてのトナー残量検知部と攪拌搬送部材との構成について図2、図3、図4、及び図5を用いて説明する。図3は、本実施形態に係る攪拌搬送部材70の構成を示す斜視図であり、図4は、図3中y軸方向に攪拌搬送部材70を見た上面図であり、図5は、図3における攪拌搬送部材70の5−5'線での断面図であり、図3中x軸方向に攪拌搬送部材70を見た図である。
まず、図2において、本実施形態に係るトナー残量検知部は、筐体30上部に配設され、赤外光を発する赤外LED等の発光素子41と、発光素子41から発せられた入射光を屈折させる発光用レンズ43と、発光用レンズ43において屈折した透過光46が通過するよう筐体30側面に配設された受光用レンズ44と、受光用レンズ44を通過し屈折した透過光46を受ける位置に配設されたフォトトランジスタ等からなる受光素子42とを備える。なお、本実施形態において、筐体30には発光用レンズ43と受光用レンズ44とをクリーニングするためのワイプ部40と、トナー7を攪拌搬送するための攪拌搬送部材70とが回転軸48に同軸に配設されている。このとき、発光用レンズ43と受光用レンズ44とはワイプ部40の周方向に配設されている。
次に、図3に示すように、攪拌搬送部材70は、6枚の長方形形状の攪拌部からなる第一の攪拌部70aと、第二の攪拌部70bとをそれぞれ備える。第一の攪拌部70aと第二の攪拌部70bとは、図3中y軸±方向にそれぞれ面部分が突出するように攪拌部支持部材71に固定されている。
具体的には、図4に示すように、第一の攪拌部70aは、回転軸48の中心線48aを基準線としたとき、その傾斜角度がθaとなるように、攪拌部支持部材71の固定面71aに固定されている。このときの傾斜角度θaは0°<θa<90°の範囲であればよい。
一方、第二の攪拌部70bの傾斜角度θbは回転軸48の中心線48aを基準としたとき、θb=180°+θa(180°<θb<270°)となるように、攪拌支持部材71の固定面71bに固定されている。このとき、傾斜角度θbは、傾斜角度θaに対して180°ずれた角度となっているため、反対の角度となっている。なお、本実施形態においては、第一の攪拌部70aと第二の攪拌部70bとの枚数はそれぞれ6枚として説明しているが、1枚以上で構成されていれば、その枚数に制限はない。また、第一の攪拌部70aの傾斜角度θa、第二の攪拌部70bの傾斜角度θbのそれぞれは、θb=180°+θaの関係を満たせばこれに制限は無く、例えば、第一の攪拌部70aの傾斜角度θaを5°、第二の攪拌部70bの傾斜角度θbを185°とすることができる。
ところで、図5に示すように、攪拌部支持部材71は、開口部71cに軸通された回転軸48に対して回転可能となるように略コの字形状となるように形成されている。前述したように、攪拌支持部材71は、第一の攪拌部70aと第二の攪拌部70bとが固定可能となるように、平面状に形成された固定面71aと固定面71bとを備える。第一の攪拌部70aと第二の攪拌部70bとは、それぞれ弾性変形部70a−1,70b−1及び固定部70a−2,70b−2とを備え、第一の攪拌部70aの固定部70a−2を攪拌支持部材71の固定面71aに、第二の攪拌部70bの固定部70b−2を攪拌支持部材71の固定面71bにそれぞれ固定することで攪拌搬送部材70が形成されている。第一の攪拌部70aの弾性変形部70a−1と第二の攪拌部70bの弾性変形部70b−1とのそれぞれは、周囲の壁面と接触し、撓みながら回転可能となるように形成されている。なお、第一の攪拌部70aと第二の攪拌部70bとのそれぞれは、フィルム形状に成形可能な材料であれば如何なる材料を用いることができるが、機械的強度の面から、例えば、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレート等の、所謂、エンジニアリングプラスチック材料を用いることが好ましい。
ここで、本実施形態に係る画像形成装置100の機能構成について図6を用いて説明する。図6は画像形成装置100の機能構成を説明するブロック図である。画像形成装置100は、装置本体を統括的に制御する制御部60と、発光素子41に対する発光信号の出力と受光素子42からの受光信号の入力とを制御することでトナー残量を検知するトナー残量検知部61と、図示せぬトナーカートリッジにおけるトナー収容口の開閉制御を行うことで画像形成ユニット1C,1M,1Y,1Kに対するトナー供給を制御するトナー供給部62とを備える。制御部60、トナー残量検知部61、及びトナー供給部62は、図示せぬCPU(Central Processing Unit)によって動作するプログラムでもよく、また、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のデジタル回路、或いはこれらの組み合わせによって構成してもよい。
次に、上記構成を備えた画像形成装置100、画像形成ユニット1C,1M,1Y,1K、及び現像剤搬送装置の動作について、図1,図2,図3,図4,図5,図6,図7,図8,図9,図10を用いて説明する。図7は、受光素子42から入力される受光信号たる出力電圧値の例を説明する図である。図8は、本実施形態に係る攪拌搬送部材70を用いた場合のトナー7の攪拌搬送状態を説明する図である。図9は、従来技術に係る攪拌搬送部材を用いた場合のトナー7の攪拌搬送状態を説明する図である。図10は、本実施形態に係る攪拌搬送部材70の駆動状態を説明する図である。
まず、図1に示した画像形成装置100に対して画像情報が入力されると、図6で示した制御部60は、画像形成プロセスを開始する。画像形成プロセスの開始にあたって、図1に示した媒体トレイ4に収納された用紙5は、給紙ローラ6の回転により、媒体搬送ルートSに1枚ずつ繰り出される。その後、レジストローラ33により斜行が矯正されながら、用紙5は媒体搬送ルートSに沿って転写ユニット8に搬送される。転写ユニット8に用紙5が搬送されるまでの所定のタイミングにおいて、画像形成ユニット1C,1M,1Y,1Kでは、下記に示す画像形成プロセスが開始される。なお、画像形成ユニット1C,1M,1Y,1Kにおける画像形成プロセスについては、全ての画像形成ユニットにおいて共通であるため、ここでは図2で示した画像形成ユニット1Kでの画像形成プロセスについて説明する。
画像情報が入力され、制御部60から画像形成プロセスの開始指示を受けると、図2に示す画像形成ユニット1K内の感光ドラム2Kは、図示せぬ駆動源から伝達された駆動力により、図2中矢印2R方向に一定周速度で回転を開始する。そして、感光ドラム2K表面に所定の圧力をもって当接している帯電ローラ17は、図示せぬ高圧電源から印加された帯電バイアス電圧に基き、感光ドラム2K表面を一様均一に帯電させる。次に、感光ドラム2Kに対向して配設された露光ユニット3Kによって、入力された画像情報に対応した照射光が照射され、感光ドラム2K表面の光照射部分の電位が光減衰して静電潜像が形成される。
感光ドラム2Kの回転駆動に伴い、図示せぬ伝達手段を介して感光ドラム2Kの駆動が伝達された供給ローラ15は、図2中矢印15R方向に回転を開始する。供給ローラ15の回転に伴い、供給ローラ15上方に配設された攪拌部材20,21が回転しながらトナー7を攪拌する。
現像ローラ14は、感光ドラム2K表面に圧接するように配設されており、図示せぬ高圧電源から現像バイアス電圧が印加されている。現像ローラ14は、供給ローラ15から搬送されたトナー7を吸着し、図2中矢印14R方向に回転搬送する。この回転搬送工程において、現像ローラ14に圧接して配設された現像ブレード16は、現像ローラ14に吸着したトナー7を均一な厚さにならしたトナー層を形成する。
そして、現像ローラ14は、感光ドラム2K表面に形成された静電潜像を、担持するトナー7によって反転現像する。感光ドラム2Kの導電性支持体と現像ローラ14との間には図示せぬ高圧電源によってバイアス電圧が印加されているため、現像ローラ14と感光ドラム2Kとの間には、感光ドラム2K表面に形成された静電潜像に伴う電気力線が発生する。このため、現像ローラ14上の帯電したトナー7は、静電気力により感光ドラム2K上の静電部分に付着し、この部分が現像されてトナー像が形成される。
感光ドラム2K表面上に形成されたトナー像は、用紙5が転写ユニット8に搬送されたタイミングに合わせて、図示せぬ高圧電源から転写バイアス電圧が印加された転写ローラ80Kにより用紙5に転写される。同様な画像形成プロセスは、画像形成ユニット1C,1M,1Yにおいて順次行われ、これらの画像形成ユニットで形成されたトナー像が用紙5に順次転写されることでカラー画像が形成されることになる。
その後、用紙5は定着ユニット9へと搬送される。トナー像が転写された用紙5は、図示せぬ温度制御手段によって制御され、所定の表面温度に維持されたヒートローラ90とバックアップローラ91とにより形成される圧接部に搬送される。ヒートアップローラ90から付与される熱によりトナー7が溶融され、さらに圧接部において圧接されることにより、トナー像は用紙5上に定着される。
トナー像が定着された用紙5は、排出ローラ10,11によりスタッカカバー12に排出され、一連の画像形成プロセスは完了する。
なお、トナー像が転写された後の感光ドラム2Kの表面には、若干のトナー7が残留する場合がある。この残留したトナー7は、クリーニングブレード18によって除去される。クリーニングブレード18が感光ドラム2Kの表面に当接した状態で、感光ドラム2Kが回転軸中心に回転することにより転写されずに残留したトナー7は除去される。除去されたトナー7は、廃棄トナー搬送部材22により図示せぬトナーカートリッジが備える廃棄トナー収容室に搬送され回収される。なお、クリーニングされた感光ドラム2Kは次の画像形成プロセスにおいて繰り返し使用される。
ここで、本実施形態に係る現像剤搬送装置が備えるトナー残量検知部と攪拌搬送部材70との動作について説明する。
トナー残量検知部61の受光素子42は、光量に応じて出力電圧を変化させる。本実施形態においては、図7(a)に示すように、受光量が殆ど無い場合、受光素子42による出力電圧は5V付近であり、受光量が最大となる場合、受光素子42による出力電圧は0V近傍である。
一方、発光素子41は、制御部60からトナー残量検知部61を介して照射命令が出力された場合、光を照射する。なお、発光素子41は画像形成ユニット1C,1M,1Y,1Kの動作中は常に光を照射している。本実施形態においては、図7(a)に示すように、回転軸48の回転周期をTとし、受光素子42の出力電圧が閾値よりも低い値を2T/5期間以上継続する状態が10周連続で観察された場合、トナー残量検知部61から制御部60に対して信号を送られ、制御部60はトナーローと判断する。
そして、制御部60はトナーローと判断すると、トナー供給部62にトナー供給を開始するよう信号を出力する。トナー供給開始指示を受けたトナー供給部62は、図8(a)に示すトナー収容口65の開閉を制御し、トナー7の供給を開始する。
図8(a)に示すように、トナー供給口65からトナー7が攪拌搬送部材70の中央に供給されると、トナー7は、第一の攪拌部70aと第二の攪拌部70bとにより攪拌され、それぞれ別方向に搬送される。このとき、第一の攪拌部70aと第二の攪拌部70bとは、周辺の壁面と接触しながら撓んだ状態でトナー7を攪拌搬送する。そして、図8(b),図8(c),図8(d)に示すように、攪拌搬送部材70は回転しているため、第一の攪拌部70aと第二の攪拌部70bとは入れ替わりながらそれぞれの搬送方向にトナー7を攪拌搬送する。トナー7は、密度が低い方に動きやすいので、トナー7が少ない方へ攪拌搬送される量は多く、トナー7が多い方へ攪拌搬送される量は少ない。そのため、図8(d)に示すように、トナー7は長手方向全域で均一に均されていく。
そして、図8(d)に示すように、トナー7が均一に均され受光用レンズ44を覆うようになると、発光素子41から照射され発光用レンズ43を透過した透過光46は、40R方向に回転したワイプ部40により発光用レンズ43、受光用レンズ44がクリーニングされてもすぐにトナー7により遮られてしまう。このとき、攪拌搬送部材70とワイプ部40とは同軸に設置されているので、攪拌搬送部材70で均された面を検出に使用でき、トナー7の分布の偏りなく、安定したトナー残量検知を行うことができる。トナー7に透過光46が遮られると、図7(b)に示すように、透過光46は受光素子42に検出されないか、又は検出されたとしてのワイプ部40(回転軸48)の回転周期Tに対し、T/10にも満たない検出時間となり、2T/5よりも短い時間となるので、トナー7の供給は停止する。
従来の攪拌搬送部材が一つの構成、例えば、図9(a)に示すように、横方向への搬送能力がないクランク形状の攪拌バー等では、トナー供給口65から供給されたトナー7を横方向に送る能力がないので、トナー7は中央部に溜まり、透過光46は受光用レンズ44を通過し続けるため、トナー7が過剰に供給されてしまうことがある。また、図9(b)に示すように、一方向にしか送ることができないスパイラル部材では、供給されたトナー7が一方向に送られ、反対方向にはトナー7が行き渡らない状態となり、カスレ等の印刷品質の低下が発生する。さらに、図9(c)に示すように、中央から左右にトナー7を搬送するようなスパイラル部材では、供給されたトナー7が左右に送られ、中央部におけるトナー7が欠乏した状態となり、図9(b)で示した例と同様に、カスレ等の印刷品質の低下が発生する。本実施形態においては、図9(d)に示すように、一つの攪拌搬送部材70でトナー7を均一に均すことができるので、安定したトナー残量検知を行うことが可能であり、印刷品質の低下を招くことがない。
なお、本実施形態の説明においては、攪拌搬送部材70は、トナー7に埋まっていない状態で説明しているが、トナー7に攪拌搬送部材70が埋まった状態においても、筐体30内はトナー7で満たされているため、問題はない。トナー7が消費され、攪拌搬送部材70の一部が露出するようになれば、トナー7の攪拌搬送が開始され、トナー7は均一に均されるのでトナー残量検知を正確に行うことが可能である。
図10に示されるように、本実施形態においては、第一の攪拌部70aの弾性変形部70a−1、第二の攪拌部70bの弾性変形部70b−1のそれぞれを筐体30の壁面に接触させながら、回転軸48の回転方向48R方向に回転させているため、壁面のトナー7を残すことなく搬送することができる。また、本実施形態に係る第一の攪拌部70aと第二の攪拌部70bとは、それぞれ長方形形状として形成されているため、筐体30の壁面に均等に力を加えることができ、壁面にトナー7を残すことなく搬送できるようになっている。
また、本実施形態においては、第一の攪拌部70aと第二の攪拌部70bとを独立した部材として複数設置した形状で説明したが、図11に示すように、第一の攪拌部70aの固定部70a−2と第二の攪拌部70bの固定部70b−2とをそれぞれ繋げて1枚のフィルム部材77として使用することも可能である。本実施形態に係る搬送攪拌部材は、点対称となっているため、同じ部材を反対に貼り付けることで、第一の攪拌部70aと第二の攪拌部70bとを共通化することができる。第一の攪拌部70aと第二の攪拌部70bとを図11に示すフィルム部材77の形状とすることで、部材の組み立て工程の削減が可能となり、更なるコストダウンが可能となる。
また、本実施形態においては、第一の攪拌部70aと第二の攪拌部70bとを壁面に接触させる構成で説明したが、トルクを軽減させた場合は、当該第一の攪拌部70aと第二の攪拌部70bとを壁面に接触させない構成とすることも可能である。この場合、トナー7の攪拌搬送能力は、壁面に接触させる場合に比べて低下することになるが、図3に示した攪拌搬送部材70を一体成形することも可能となり、更なるコストダウンを図ることができる。
以上のように、第1の実施形態によれば、攪拌搬送部材が1つであっても、トナー供給口から供給されたトナーを均一に均すことができるため、トナー分布の偏りの発生を抑制することが可能となる。その結果、安定した精度の高いトナー残量検知を行うことができる。さらに、局所的なトナー消費が抑えられるため、カスレ等の印刷品質の低下を防ぐことが可能となる。また、たとえ、筐体内のトナーが使用前に偏っていたとしても、攪拌搬送部材がトナーを攪拌搬送することで直ぐにトナーを均一に均すことができるため、初期的なトナーの偏りによるカスレ等の印刷品質の低下の発生を防ぐことができる。
また、従来、筐体内のトナーを均一に均すためには、2つの攪拌搬送部材が必要であったが、本実施形態によれば、1つの攪拌搬送部材でトナーを均一に均すことが可能であるため、トナー収容部の小型化やレイアウトの自由化、コスト削減等を図ることができる。
[第2の実施形態]
図12は、第2の実施形態に係る攪拌搬送部材70'の構成を示す斜視図であり、図13は図12中矢印z方向から攪拌搬送部材70'を見た上面図である。
第2の実施形態においては、第1の実施形態において説明した光学式のトナー残量検知部から、検知バー72、反射板73、及び攪拌搬送部材70'から突出して形成された突起部74からなる自重落下式のトナー残量検知部に変更した形態について説明する。なお、第1の実施形態において説明した構成と同一なものについては同一の符号を付してその説明は省略する。
図12に示すように、検知バー72はクランク状に形成され、攪拌搬送部材70'と同軸に設置されている。さらに検知バー72は、回転軸48に支持され、回転軸48の回転方向48Rに自由に回転可能となるように構成されている。検知バー72には、攪拌搬送部材70'から突出して形成された突起部74が接しており、回転軸48からの駆動を検知バー72に伝達している。また、図13に示すように、筐体30から外側に向かって延在して形成されている検知バー72の端部には、反射板73が固定されている。反射板73は光を反射することが可能となるように、表面処理が施されており、図示せぬ発光素子41から照射される入射光75を反射光76として反射する。
図14及び図15は第2の実施形態に係るトナー残量検知の動作を説明する図である。図14(a)に示すように、最下点に位置する検知レバー72は、図示せぬ駆動源から伝達された駆動力により、当該検知バー72と同じく回転軸48の回転方向48Rに回転する回転周期Tの攪拌搬送部材70'の突起部74によって、図14(b)に示す下死点から最上点まで押し上げられるように回転させられ、図14(c)に示すようにT/2経過後に最上点に達する。
検知バー72は、回転軸径方向端部に重心が設定されており、図14(d)、図14(e)に示すように反射板73と一体となって自重で最下点まで回転しながら落下する。図14に示すようにトナー7が十分満たされておらず、トナー面の位置が低い状態では、検知レバー72は、トナー7の抵抗を受けることがない。そのため、検知レバー72は下死点まで自重落下し、突起部74よりも早く下死点に到達する。そして、突起部74が下死点に到達して再び検知レバー72を回転させるまで、反射板73は下死点から動かない。そのため、反射光76を受光素子42が受光する時間に変化が生じる。
一方、トナー7が十分に満たされている場合、検知レバー7が最上点に達するまでの動作は、図15(a),図15(b),図15(c)に示すように、トナー7が十分満たされていない場合と同様である。しかし、図15(d)に示すように、最上点からはトナー7の抵抗によって検知レバー72は下死点まで自重落下することはない。検知バー72が下死点に位置するとき、共に回転する反射板73は最上点に位置し、図示せぬ発光素子41も反射板73の回転軌跡の最上点に配置されているため、発光素子41から照射された入射光75は、反射板73により反射され、反射光76となる。受光素子42は反射光76を受光し、トナー残量検知部61は検知レバー72の位置を検出する。トナー残量検知部61は、検知バー72の下死点での滞在時間を検知し、図16(a)に示すように、滞在時間T1が設定時間TLよりも長いとき、制御部60に対して信号を送り、制御部60はトナーローと判断する。
そして、制御部60はトナーローと判断すると、トナー供給部62にトナー供給を開始するよう信号を出力する。トナー供給開始指示を受けたトナー供給部62は、トナー収容口65の開閉を制御し、トナー7の供給を開始する。一方、図16(b)に示すように、滞在時間T2が設定時間TLよりも短いとき、制御部60に対して信号を送り、制御部60はトナー供給部62にトナー供給を停止するよう信号を出力する。トナー供給停止指示を受けたトナー供給部62は、トナー収容口65の開閉を制御し、トナー7の供給を停止する。
なお、第2の実施形態に係る攪拌搬送部材70'によるトナー7の攪拌搬送動作は第1の実施形態と同様に行うことができるため、ここでの説明は省略する。
以上のように、第2の実施形態によれば、攪拌搬送部材は検知バーと同軸に設置されているため、攪拌搬送部材が均したトナー面をトナー残量検知の検出面とするので、安定したトナー残量検知を行うことができる。また、光学式のトナー残量検知部とは異なり、検知レバーの回転軸の端部に反射板を設置するだけで、トナー残量の検知が可能であるため、回転軸の周方向に光透過窓や光路を設置する必要がない。このため、第1の実施形態の効果に加え、回転軸の周方向における検知部の更なる小型化が可能であり、省スペース化、レイアウトの自由度をより高めることができる。
本発明は、画像形成装置たるプリンタ以外にも複写機、FAX、又はMFP等にも適用可能である。
1C,1M,1Y,1K 画像形成ユニット
2C,2M,2Y,2K 感光ドラム
3C,3M,3Y,3K 露光ユニット
4 媒体トレイ
5 用紙
6 給紙ローラ
7 トナー
8 転写ユニット
9 定着ユニット
10,11 排出ローラ
12 スタッカカバー
14 現像ローラ
15 供給ローラ
16 現像ブレード
17 帯電ローラ
20,21 攪拌部材
22 廃棄トナー搬送部材
32 クリーニングブレード
33 レジストローラ
40 ワイプ部
41 発光素子
42 受光素子
43 発光用レンズ
44 受光用レンズ
46 透過光
48 回転軸
48a 中心線
60 制御部
61 トナー残量検知部
62 トナー供給部
70,70' 攪拌搬送部材
70a 第一の攪拌部
70b 第二の攪拌部
70a−1,70b−1 弾性変形部
71 攪拌部支持部材
71a,71b 固定面
72 検知バー
73 反射板
74 突起部
75 入射光
76 反射光
77 フィルム部材
80C,80M,80Y,80K 転写ローラ
81 転写ベルト
82 ドライブローラ
83 テンションローラ
90 ヒートローラ
91 バックアップローラ
100 画像形成装置

Claims (10)

  1. 現像剤を収容する筐体と、
    前記現像剤を回転しながら攪拌搬送する攪拌搬送部材とを備え、
    前記攪拌搬送部材は、回転軸に対して所定の角度を持って配置された1枚以上からなる第一の攪拌部と、
    前記回転軸に対して前記第一の攪拌部と反対の角度を持って配置された1枚以上からなる第二の攪拌部とを有することを特徴とする現像剤搬送装置。
  2. 前記第二の攪拌部は、前記回転軸に対して前記第一の攪拌部と対称形状となるように形成されることを特徴とする請求項1に記載の現像剤搬送装置。
  3. 前記第一の攪拌部と前記第二の攪拌部とは、略長方形形状であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の現像剤搬送装置。
  4. 前記第一の攪拌部と前記第二の攪拌部とは、弾性変形部を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の現像剤搬送装置。
  5. 前記第一の攪拌部と前記第二の攪拌部とは、前記弾性変形部を固定する弾性変形部固定部を備え、複数の前記弾性変形部固定部は一体となって形成されていることを特徴とする請求項4に記載の現像剤搬送装置。
  6. 前記第一の攪拌部と前記第二の攪拌部との前記弾性変形部は、前記筐体の壁面と接触して変形しながら回転することを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の現像剤搬送装置。
  7. 前記攪拌搬送部材の前記回転軸と同軸に光学式現像剤残量検知機構における光透過窓を清掃するための清掃部材を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載の現像剤搬送装置。
  8. 前記攪拌搬送部材の前記回転軸と同軸に自重落下式現像剤残量検知機構における前記回転軸の回転方向に回動可能な検知部材を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載の現像剤搬送装置。
  9. 請求項1乃至請求項8の何れか1項に記載の現像剤搬送装置と、
    前記現像剤搬送装置により搬送された前記現像剤を用いて現像剤画像を現像する現像部とを備えることを特徴とする画像形成ユニット。
  10. 請求項9に記載の画像形成ユニットと、
    現像された前記現像剤画像を記録媒体に転写する転写部と、
    前記記録媒体に転写された前記現像剤画像を定着させる定着部とを備えることを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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