JP2011107658A - レーザ定着装置、画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】レーザ加熱方式の定着装置において、用紙を搬送するための搬送ベルトの破損を抑制する。
【解決手段】定着装置15は、用紙を載置して搬送する無端状の搬送ベルト52cと、搬送ベルト52cに載置されて搬送されている用紙にレーザ光を照射することによって前記用紙のトナー像を前記用紙に定着させるレーザアレイ51とを有している。搬送ベルト52cはレーザアレイ51から照射されるレーザ光を透過する性質を有している。
【選択図】図3

Description

本発明は、シートに転写されたトナー像にレーザ光を照射することによって当該トナー像をシートに熱定着させる定着装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置(例えばプリンタ)は、シート(用紙または記録材)に形成されたトナー像を前記シートに定着させる定着装置を備えている。この定着装置の一例として、定着ローラと加圧ローラとから構成されるローラ対方式のものが知られている。
定着ローラは、アルミなどの金属製中空芯金の表面に弾性層が形成されたローラ部材であり、この芯金の内部に熱源としてハロゲンランプが配置されている。そして、温度制御装置が、定着ローラ表面に設けられた温度センサから出力される信号に基づいてハロゲンランプをオン/オフ制御することによって、定着ローラ表面の温度を制御する。加圧ローラは、芯金上に被覆層としてシリコンゴムなどの耐熱性弾性層を設けたローラ部材である。この加圧ローラは定着ローラ周面に対して圧接されており、加圧ローラの弾性層の弾性変形によって定着ローラと加圧ローラとの間にニップ領域が形成される。以上にて説明したローラ方式の定着装置では、未定着のトナー像が形成されたシートを定着ローラと加圧ローラとの間のニップ領域に挟み込み、これら両ローラを回転させることによってシートを搬送するとともに、定着ローラ周面の熱によりシート上のトナー像を溶融させてシートに定着させるようになっている。
しかし、ローラ対方式の定着装置では、例えば朝の電源投入時において、定着ローラおよび加圧ローラの温度が室温と略同一になっており、ローラ温度を所定温度にまで上昇させるウォームアップ処理を要する。また、コピー動作が行われていない待機状態では、ローラ表面を所定温度範囲に維持する必要があるため、加熱制御を行う必要がある。つまり、ローラ対方式の定着装置では、画像形成処理時以外にも加熱制御が必要であり、無駄なエネルギーを消費する。
これに対し、下記特許文献1では、このような無駄なエネルギー消費を抑制するために、レーザーパワーを利用してトナーを定着させるレーザ定着装置が提案されている。特許文献1に示されるレーザ定着装置によれば、ウォームアップ処理や待機時の加熱制御が不要になり、無駄なエネルギー消費を抑制できる。また、特許文献1には、複数個のレーザを用いて定着を行うことにより、一つのレーザのみで定着を行うよりも定着性を向上させることができ、さらに、低出力で安価なレーザを使うことが可能になり、装置全体を簡単なものにできることが記載されている。さらに、レーザ定着装置によれば、シート全面のうちトナー付着部分に対して選択的にレーザを照射するようになっているため、シート全面を加熱するローラ対方式よりも無駄なエネルギー消費を抑制できるといえる。
特開平7−191560号公報(平成7年7月28日公開)
レーザ定着装置は、用紙搬送装置に搬送されているシートに対してレーザ照射部がレーザ光を照射するようになっている。また、特許文献1の図14に示すように、無端状の搬送ベルト(コンベヤベルト)に載置され搬送されているシートに対してレーザを照射する
ように設計されているレーザ定着装置によれば、用紙上のトナー付着部分に対して正確にレーザを当てることができるというメリットがある。これは、搬送ベルトにシートを吸着させることによってシートのぶれや撓みを抑制できるからである。
このような定着装置では、通常、搬送ベルトにシートが載置され搬送されている時に当該シートにレーザ照射が行われ、搬送ベルトにシートが載置されていない時にレーザ照射が行われる事はない。しかし、画像形成装置の内部に何らかのアクシデントが発生して、搬送ベルトにシートが載置されていない時にレーザ照射が行われると、搬送ベルトにレーザ光が当てられてしまい、レーザ光のパワーによって搬送ベルトが破損または発火するという問題が生じる。例えば、搬送ベルトの直前のシート搬送路においてジャムが生じた場合、レーザ照射部は搬送ベルトに用紙が載置されていない状態でレーザ照射を開始してしまうことがありえる。また、定着装置よりもシート搬送方向上流側のシートセンサがセンサフラグ等のひっかかり等によってシートを誤検出してしまった場合、この誤検出が原因で搬送ベルトにシートの無い状態でレーザ照射が開始されてしまうこともありえる。
本発明は、以上の問題に鑑みてなされたものであり、無端状の搬送ベルトによってシートを搬送するタイプのレーザ定着装置において、搬送ベルトの破損や発火を抑制することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は、シートを搬送する無端状の搬送ベルトと、前記搬送ベルトに載置されて搬送されているシートにレーザ光を照射することによって前記シート上のトナー像を前記シートに定着させるレーザ照射部とを有するレーザ定着装置において、前記搬送ベルトは入射した前記レーザ光を透過するようになっていることを特徴とする。本発明の構成によれば、前記シートが載置されていない搬送ベルトに対してレーザ光が照射される異常状態が生じても、前記搬送ベルトは前記レーザ照射部から照射されるレーザ光を透過するため、前記搬送ベルトの破損や発火を抑制できるという効果を奏する。
また、本発明のレーザ定着装置は、前記構成に加えて、前記搬送ベルトを透過した後のレーザ光を受光する位置に設置され、受光量に応じた値の信号を出力する受光部と、前記レーザ照射部によって前記シートへの前記トナー像の定着動作を行う定着動作モードにおいて、前記受光部の出力信号値を、前記搬送ベルト上における前記シートの有無の判定基準となる閾値と対比する第1判定部とを有することが好ましい。この構成によれば、レーザ光の照射中に搬送ベルト上に用紙が無い場合、レーザ光の照射中に搬送ベルト上に用紙が有る状態に比して前記受光部の受光量が顕著に多くなる。そして、前記構成では、前記受光部の出力信号値を、前記搬送ベルト上における前記シートの有無の判定基準となる閾値と対比するようになっているので、レーザ照射中における前記搬送ベルト上の前記シートの有無を判定できるという効果を奏する。
また、前記搬送ベルトが前記レーザ光を透過するようになっていても、前記異常状態(シートが載置されていない搬送ベルトに対してレーザ光が照射される状態)が継続され続けた場合、前記搬送ベルトの光透過率(レーザ光の透過率)の程度によっては前記搬送ベルトが若干破損することもある。そこで、本発明のレーザ定着装置は、前記構成に加えて、前記第1判定部による前記対比の結果が前記搬送ベルト上に前記シートが無い事を示す結果である場合、前記レーザ照射部の駆動を停止する制御を行う第1制御部を有することが好ましい。これにより、前記異常状態が発生すると前記レーザ光の照射を迅速に停止できるため、前記搬送ベルトの破損をより一層抑制できる。
さらに、本発明のレーザ定着装置は、前記構成に加えて、前記第1判定部による前記対
比の結果が前記搬送ベルト上に前記シートが無い事を示す結果である場合、利用者に対して警告を行う第1警告部を有することが好ましい。前記構成によれば、前記異常状態が発生した事を迅速に利用者に知らせることができるという効果を奏する。
また、本発明のレーザ定着装置において、前記レーザ照射部は、前記搬送ベルトによって搬送されているシートのエッジのうち搬送方向に垂直なエッジと平行な所定方向に沿って並んでいる複数のレーザ素子を有するレーザアレイであってもよい。さらに、本発明のレーザ定着装置において、前記受光部は前記所定方向に沿って複数の受光素子を並べてなるものであり、一つの受光素子の受光面は少なくとも2以上のレーザ素子から射出されるレーザ光を受光可能な広さに設定されていることが好ましい。この構成によれば、受光部に含まれる受光素子の個数をレーザアレイに含まれるレーザ素子の個数より少なくしても、レーザアレイから射出される全てのレーザ光を受光部において受光可能にすることができるため、受光素子の点数を削減できるという効果を奏する。
さらに、本発明のレーザ定着装置は、前記構成に加えて、前記搬送ベルトを透過した後の全てのレーザ光が前記受光部における所定の受光領域に集光するように当該レーザ光を反射する反射部材を有する構成であってもよい。この構成によれば、前記レーザ照射部より放たれる全てのレーザ光は前記受光領域に集光するようになっているため、前記受光部においては前記レーザ光が集光される領域(受光領域)にのみ受光素子を取り付ければよいので、受光素子の点数を削減できるという効果を奏する。
また、長期間の使用によって搬送ベルトの汚れが顕著になった場合(例えば両面印刷されるシートが原因で搬送ベルトにトナー汚れが長期に渡って蓄積されたような場合)、前記シートが載置されていない搬送ベルトにレーザ光を照射しても、前記シートが載置されている時と比べて前記受光部の受光量はあまりかわらなくなる。このような事態が起こると、前記シートが載置されていない搬送ベルトにレーザ光が照射されていても、前記第1判定部による前記対比の結果が前記搬送ベルト上に前記シートが有る事を示す結果になってしまうことがある(つまり誤判定が行われる)。そこで、本発明のレーザ定着装置は、前記構成に加えて、ベルト検査モードにおいて、前記シートが載置されていない搬送ベルトに対して前記レーザ光を照射する試験照射が行われるように前記レーザ照射部および前記搬送ベルトを制御する第2制御部と、前記試験照射の実行中において前記受光部の出力信号値と前記閾値とを対比する第2判定部と、前記第2判定部による前記対比の結果が前記搬送ベルト上に前記シートが有る事を示す結果である場合、利用者に対して警告を行う第2警告部とを有する構成であってもよい。これにより、搬送ベルトの汚れが原因で誤判定が行われる可能性がある事を利用者に知らせることができるという効果を奏する。
なお、本発明のレーザ定着装置は電子写真方式の画像形成装置に設置されるものである。この画像形成装置としては、例えば、複合機、複写機、プリンタ、ファクシミリが挙げられる。
本発明は、シートを搬送する無端状の搬送ベルトと、前記搬送ベルトに載置されて搬送されているシートにレーザ光を照射することによって前記シート上のトナー像を前記シートに定着させるレーザ照射部とを有するレーザ定着装置において、前記搬送ベルトは入射した前記レーザ光を透過するようになっていることを特徴とする。これにより、前記搬送ベルトの破損や発火を抑制できるという効果を奏する。
本実施形態の複合機に含まれる各ハードウェアを示したブロック図である。 本実施形態の複合機が備えるプリンタの内部構成を示す模式図である。 本実施形態の定着装置の概略構成を示す模式図である。 図3の定着装置を用紙搬送方向側から映した模式図である。 本実施形態の定着装置の変形例の概略構成を示す模式図である。 図5の定着装置を用紙搬送方向側から映した模式図である。
本発明の実施の形態について詳細に説明する。まず、本実施形態の定着装置を説明する前に、この定着装置を有する複合機(画像形成装置)について説明する。図1は、本実施形態の複合機の概略構成を示すブロック図である。
複合機700は、スキャナ機能、コピー機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能、画像ファイリング機能等を有する画像形成装置である。複合機700は、図1に示すように、スキャナ701と周辺機器702とプリンタ703とを備えている。
スキャナ701は、原稿を読み取って画像信号を生成する読取部605を有している。プリンタ703は、乾式電子写真方式且つ4連タンデム式のカラー印刷装置であり、ネットワーク上の各端末装置から送信される画像情報、または、読取部605にて読み取られた原稿の画像信号に基づいて、用紙(シート,記録紙)に対して多色画像(カラー画像)または単色画像を形成する。プリンタ703は、読取部605によって生成された画像信号または端末装置から送信される画像情報を処理して印刷用の画像データを生成する画像処理部606と、この画像データに基づいてトナー像を用紙に転写する画像形成部607と、画像転写後の用紙に対して定着処理を行う定着装置15と、複合機700に含まれる各ハードウェアを統括的に制御する本体制御部601と、制御に必要な各種データおよびプログラムを記憶する記憶部610とを有している。
周辺機器702は、フィニッシャーやソーターなどの後処理装置を有し、この後処理装置を制御する周辺機器制御部608を有している。さらに、複合機700は、利用者に対して複合機700に関する各種情報や印刷画像のプレビューを表示する表示部604と、利用者が複合機700に対して各種コマンドや各種情報を入力するための入力部603とを有している。
つぎに、プリンタ703に含まれる各部材について具体的に説明する。図2は、本実施形態のプリンタ703の内部構成を示す模式図である。プリンタ703は、乾式電子写真方式の印刷装置であり、光学系ユニットE、可視像形成ユニットpa、pb、pc、pd、中間転写ベルトユニット11、二次転写装置14、定着装置15、内部給紙ユニット16、手差し給紙ユニット17および用紙搬送部Tを備えている。
なお、図6の光学系ユニットE、可視像形成ユニットpa、pb、pc、pd、中間転写ベルトユニット11、二次転写装置14、用紙搬送部Tは、各々、図1の画像形成部607の構成要素であり、本体制御部601によって制御される。
可視像形成ユニットpa、pb、pc、pdは、中間転写ベルトユニット11における中間転写ベルト11cに対してトナー像を転写するものである。図2に示すように、可視像形成ユニットpaには、トナー像担持体となる感光体(感光体ドラム)101aの周囲に、帯電ユニット103a、現像ユニット102a、クリーニングユニット104a、一次転写ユニット13aが配置されている。なお、一次転写ユニット13aは、中間転写ベルト11cを挟んで感光体101aに対向するように配置されている。
他の3組の可視像形成ユニットpb、pc、pdも、可視像形成ユニットpaと同様の構成である。また、各可視像形成ユニットpa、pb、pc、pdの現像ユニットには、
各々、ブラック(B)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)のトナーが収容されている。
光学系ユニットEは、光源から射出されたレーザ光をポリゴンミラー4に偏向させて感光体101a、101b、101c、101dに照射するものである。
中間転写ベルトユニット11は、テンションローラ11a、11bと、テンションローラ11a、11bに張架される中間転写ベルト11cとを有している。中間転写ベルト11cは、テンションローラ11a、11bが回転することによって、循環するようになっている。なお、テンションローラ11a、11bは一方が駆動ローラであり、本体制御部601によって駆動制御される。
二次転写装置14は、テンションローラ11aに対向する位置において、中間転写ベルト11cに当接するように配置されている。二次転写装置14は、中間転写ベルト11c上のトナー像を用紙に転写(二次転写)するためのものである。
また、中間転写ベルト11cの外周において、テンションローラ11bに対向する位置に廃トナーボックス12が設けられている。廃トナーボックス12は、二次転写後の中間転写ベルト11cに残存する廃トナーを回収するためのものである。
定着装置(レーザ定着装置)15は、二次転写装置14よりも用紙搬送方向の下流側に配置されている。定着装置15は、レーザ加熱方式の定着装置であり、用紙に転写されたトナー像にレーザ光を照射することによって、当該トナー像を用紙に熱定着させるものである。なお、本実施形態の定着装置15は図1に示すように定着制御部20を有している。
用紙搬送部Tは、用紙搬送路と、用紙搬送路に併設される複数のローラとからなる。内部給紙ユニット16または手差し給紙ユニット17の用紙は、用紙搬送路に併設される各ローラによって用紙搬送路を通過して排出トレイ18に排出されるようになっている。なお、図2に示すように、用紙搬送路に併設される複数のローラには、搬送ローラ対rの他、給紙ローラsおよびn、レジストローラ対w、排紙ローラ対uが含まれる。
画像形成ジョブは、本体制御部60および定着制御部20の制御によって以下のように行われる。帯電ユニット103aが感光体101aの表面を一様に帯電した後、光学系ユニットEが感光体101a表面を画像データに応じてレーザ露光することによって感光体101a表面に静電潜像を形成する。なお、オゾンを極力発生させることなく感光体101aを帯電するためには、帯電ユニット103aとしてローラ方式のものを採用することが好ましい。
静電潜像の形成後、現像ユニット102aが感光体101a上の静電潜像を現像してトナー像を生成する。そして、顕像化されたトナー像は、トナーとは逆極性のバイアス電圧が印加された一次転写ユニット13aによって、感光体101aから中間転写ベルト11c上に転写される。また、他の3組の可視像形成ユニットpb、pc、pdも可視像形成ユニットpaと同様の動作を行って順次中間転写ベルト11c上にトナー像を転写するようになっている。
中間転写ベルト11c上のトナー像は二次転写装置14と対向する二次転写位置まで搬送される。内部給紙ユニット16の近傍の給紙ローラnまたは手差し給紙ユニット17の近傍の給紙ローラsから給紙された用紙は、搬送ローラ対rによってレジストローラ対wの直前まで一旦搬送される。レジストローラ対wは、中間転写ベルト11c上のトナー像
の先端が二次転写位置に搬送されてくるタイミングにおいて用紙の画像転写位置の先端が二次転写位置に到達するように、用紙搬送を開始する。そして、二次転写装置14がトナーとは逆極性のバイアス電圧を二次転写位置に印加することにより、中間転写ベルト11c上のトナー像が用紙に転写される。
その後、用紙は定着装置15に搬送される。定着装置15は用紙上のトナー像に対してレーザ照射を行う。これによりトナー像は用紙に定着(融着)する。定着処理後の用紙は排紙ローラ対uによって外部へ排出される。
つぎに、定着装置(定着ユニット)15について図3に基づいて説明する。図3は、本実施形態の定着装置15の概略構成を示す模式図である。定着装置15は、レーザアレイ51、用紙搬送装置52、バイアス電源53を有している。また、図1に示すように、定着装置15は定着制御部20を有している。定着制御部20は、定着装置15に含まれる各部材の動作を制御するものである。なお、本実施形態では、図3に示すように、用紙搬送方向をZ方向とする。また、Z方向に対して垂直であり、用紙搬送装置52に搬送されている用紙のエッジ(紙端)のうちZ方向に垂直なエッジ(先端エッジまたは後端エッジ)に対して平行な方向をA方向(所定方向)とする。
レーザアレイ(レーザ照射部)51は、用紙搬送装置52に搬送されている用紙にレーザ光を照射するものである。以下、図3および図4を参照してレーザアレイ51について説明する。図4は、定着装置15を、Z方向側から映した場合の模式図である。
レーザアレイ51は、複数個(約1000個)の発光素子51a…を有するものである。具体的に、レーザアレイ51においては、複数個の発光素子(レーザ素子)51a…がA方向に沿って一列に並んで配置されている。レーザアレイ51に取り付けられている各発光素子51aは、発振波長が780nmのレーザ光を照射する半導体レーザ素子である。また、図示しないが、レーザアレイ51と搬送中の用紙との間の光路には集光レンズが配置されている。そして、レーザアレイ51の各発光素子51aから射出されるレーザ光は、集光レンズによって用紙の表面で焦点があうように集光される。図3および図4の破線はレーザアレイ51から射出されるレーザ光の光路を示したものである。
用紙搬送装置52は、ベルトコンベヤタイプの用紙搬送手段であり、支持ローラ52a・52bと、支持ローラ52a・52bに張架される無端状の搬送ベルト52cとを有している。支持ローラ52a・52bのシャフト(軸心)はベアリング(不図示)に接続されている。支持ローラ52aはギア(不図示)を介して駆動部(不図示)に接続され、定着制御部20が駆動部を駆動制御することによって支持ローラ52aが回転駆動し、支持ローラ52bおよび搬送ベルト52cも回転するようになっている。
搬送ベルト52cは、耐熱性を有すると共に、レーザアレイ51の発光素子51aから放たれるレーザ光を入射すると、このレーザ光を透過する機能を有するベルト部材である。より具体的に、搬送ベルト52cは、ポリカーボネート、フッ化ビニリデン、ポリイミド(PI)などの透明樹脂にカーボンやポリアニリンなどの導電フィラーを分散させた透明素材から成形される透明色のベルトである。このように成形された透明色のベルトは、発振波長が780nmの発光素子51aから放たれるレーザ光を透過するようになっている。
バイアス電源53は、搬送ベルト52cの裏面(内周側の面)にバイアス電圧を印加することで、二次転写装置14から搬送されてくる用紙を搬送ベルト52cの表面(外周側の面)に静電吸着するようになっている。
定着制御部20は、用紙上におけるトナーの位置を示す印字位置情報を画像処理部606から受信すると、印字開始と判断して用紙搬送装置52の駆動部を駆動して搬送ベルト52cの回転を開始し、バイアス電源53をオンにする。また、定着制御部20は、定着装置15より上流側の用紙センサの出力と前記の印字位置情報とを参照してレーザ照射開始タイミングを検出し、このタイミングでレーザ照射を開始し、前記の印字位置情報に基づいてレーザアレイ51の各発光素子51aのONとOFFとの切り替えを行う。これにより、用紙上のトナー像の付着箇所に対して選択的にレーザ光が照射される。なお、前記の印字位置情報とは画像処理部606が画像データに基づいて作成する情報である。
以上示した定着装置15によれば、トナー像の転写された用紙が定着装置15に搬送されてくると、用紙は、回転している搬送ベルト52cの外周側(表面側)に載置される。そして、用紙は、搬送ベルト52cに載置されて搬送され、レーザアレイ51から放たれるレーザ光の照射範囲を通過する。これにより、搬送ベルト52cに載置されている用紙にレーザ光が照射され、用紙上のトナー像が熱定着するようになっている。
また、本実施形態において、搬送ベルト52cは、レーザアレイ51の発光素子51aから放たれるレーザ光を透過する機能を有している。したがって、プリンタ703に発生した何らかのアクシデントが原因で、搬送ベルト52cに用紙が載置されていない時にレーザアレイ51からレーザ照射が行われて搬送ベルト52cにレーザ光が当てられてしまっても、当該レーザ光は搬送ベルト52cを透過するようになっている。それゆえ、本実施形態の構成によれば、レーザ光が当てられることによって生じる搬送ベルト52cの破損(発火)を抑制できる。
なお、前記のアクシデントとしては、用紙搬送装置52の直前のシート搬送路にて生じるジャム(紙詰まり)がありえる。このようなジャムが発生すると、ジャム位置と用紙センサとの位置関係によっては、搬送ベルト52cに用紙が載置されていない状態でレーザ照射が開始される事がありえるからである。また、他の異常としては、用紙センサのセンサフラグ等のひっかかり等によって、定着制御部20が用紙を誤検知するようなケースがある。このケースでも、搬送ベルト52cに用紙が載置されていない状態でレーザ照射が開始される事がありえるからである。
また、本実施形態では、図3および図4に示すように、搬送ベルト52cの内周側に、複数の受光素子54a…からなる受光装置54を配置している。そして、レーザアレイ51によって用紙への前記トナー像の定着動作を行う定着動作モード中(レーザアレイ51の駆動中)において、定着制御部20は、各受光素子54aから出力される信号に基づいて、搬送ベルト52cにおける用紙の有無を判定するようになっている。この点について以下詳細に説明する。
図3および図4に示すように、受光装置(受光部)54は、搬送ベルト52cを介してレーザアレイ51と対向する位置に配置される。具体的に、受光装置54は、用紙が載置されていない搬送ベルト52cに対してレーザ照射が行われている場合に搬送ベルト52cを透過した後のレーザ光を受光する位置に設置される。
また、図4に示すように、受光装置54に含まれる複数の受光素子54a…は、A方向に沿って並列しており、前記レーザ光が各受光素子54aの受光面に入射するように設置されている。さらに、受光装置54のA方向上流側端部の受光素子54aはレーザアレイ51のA方向上流側端部の発光素子51aから照射されるレーザ光を受光する位置に取り付けられており、受光装置54のA方向下流側端部の受光素子54aはレーザアレイ51のA方向下流側端部の発光素子51aから照射されるレーザ光を受光する位置に取り付けられている。
受光装置54の各受光素子54aは受光量に応じた値を示す信号(電流)を出力するフォトダイオードである。具体的に、レーザ照射中において搬送ベルト52cに用紙が無い場合は搬送ベルト52cに用紙がある場合よりも受光素子54aの受光量は圧倒的に増加し、受光素子54aの受光量が増えると受光素子54aの出力信号値(電流値)が増大するようになっている。そこで、定着動作モード中において、定着制御部(第1判定部)20は、受光装置54の各受光素子54aの出力信号値と閾値とを対比することにより、搬送ベルト52cにおける用紙の有無を判定できる。そして、搬送ベルト52cに用紙が無いと判定した場合、レーザアレイ51および用紙搬送装置52の駆動を停止すれば、搬送ベルト52cの破損をより一層抑制できることになる。具体的には、以下のような処理が行われる。
まず、正常状態(搬送ベルト52cに載置されている用紙にレーザアレイ51からレーザ光が照射されている状態)における受光素子54aの出力信号値の最高値を予め測定し、測定で得られた値を閾値として記憶部610に保存しておく。この閾値は、搬送ベルト52c上における用紙の有無の判定基準となる値である。
そして、定着制御部20は、定着動作モード中において、受光装置54の各受光素子54aの出力信号値と閾値とを対比し、この対比の結果に基づいて搬送ベルト52cにおける用紙の有無を判定する。具体的に、定着制御部20は、全ての受光素子54aの出力信号値が閾値以下になっている間、搬送ベルト52cに用紙が有ると判定し、印字位置情報に基づいてレーザアレイ51にレーザ照射を行わせ続ける。これに対し、定着制御部(第1制御部)20は、いずれかの受光素子54aの出力信号値が閾値を超えている場合、搬送ベルト52cに用紙が無いと判定し、レーザアレイ51および用紙搬送装置52の駆動を停止する制御を行う。
また、定着制御部(第1警告部)20は、搬送ベルト52cに用紙が無いと判定した場合、搬送ベルト52cに用紙が無い状態でレーザ照射が行われている事を示す警告画像を表示部604に表示させることによって利用者に警告を行うようになっていてもよい。これにより、搬送ベルト52cに用紙が無い状態でレーザ照射が行われていることを利用者に認識させることができる。
さらに、本実施形態では、図4に示すように、受光装置54における一つの受光素子54aの受光面は2つ以上の発光素子51aから射出されるレーザ光を受光可能な広さに設定されている。これにより、受光装置54に含まれる受光素子54aの個数をレーザアレイ51に含まれる発光素子51aの個数より少なくしても、レーザアレイ51から射出される全てのレーザ光を受光装置54において受光可能にできるため、受光素子54aの点数を削減でき、コストダウンを実現できるという効果を奏する。
また、長期間の使用によって搬送ベルト52cの汚れが顕著になった場合(例えば両面印刷される用紙が原因で搬送ベルト52cにトナー汚れが長期に渡って蓄積されたような場合)、用紙が載置されていない搬送ベルト52cにレーザ光を照射しても、用紙が載置されている場合と比して受光素子54aの受光量はあまりかわらなくなる。このような事態が起こると、用紙が載置されていない搬送ベルト52cにレーザ光が照射されていても、各受光素子54aの出力信号値は閾値以下になり、前記搬送ベルト上に前記シートが有ると誤判定されてしまう。そこで、本実施形態の複合機700は、利用者からの検査コマンドの入力を受け付けるとベルト検査モードを実行するようになっていてもよい。以下、ベルト検査モードを説明する。
定着制御部(第2制御部)20は、検査コマンドを入力すると、ベルト検査モードに移行し、用紙が載置されていない搬送ベルト52cに対してレーザ光を照射する試験照射が行われるようにレーザアレイ51および用紙搬送装置52を制御する。具体的に、用紙が載置されていない搬送ベルト52cが少なくとも1回転するように用紙搬送装置52を駆動
し、用紙搬送装置52の駆動中にレーザアレイ51にレーザ光を照射させる。
定着制御部(第2判定部)20は、前記試験照射の実行中において、受光装置54の各受光素子54の出力信号値と前記閾値とを対比する。そして、定着制御部20は、この対比の結果が搬送ベルト52cに用紙が有る事を示す結果である場合(全ての受光素子54aの出力信号値が閾値以下になった場合)、搬送ベルト52cの交換またはメンテナンスが必要である事を示す警告画像を表示部604に表示させることによって利用者に警告を行うようになっていてもよい。これにより、搬送ベルト52cの汚れに起因して誤判定が生じる可能性がある場合、利用者にその旨を知らせることができるという効果を奏する。
なお、ベルト検査モードが実行可能になっている定着装置15では、僅かではあるが、検査モードが実行される度に搬送ベルト52cにレーザ光が照射されることになる。そこで、ベルト検査モード実行可能な定着装置15では、前記試験照射の実行時間と同一時間だけレーザ光が照射されても破損が生じない程度の光透過率を有している搬送ベルト52cを設置する必要がある。
また、図5および図6に示すように、受光装置54を設置せずに、単一の受光素子からなる受光装置(受光部)154を設置し、搬送ベルト52cを透過した後の全てのレーザ光が受光装置154の受光面(所定の受光領域)に集光するように当該レーザ光を反射する反射部材(ミラー)160を設けるような構成であってもよい。この構成によれば、レーザアレイ51より放たれる全てのレーザ光は単一の受光装置154に集光するようになっているため、受光素子の点数を削減できるという効果を奏する。なお、受光素子の位置や数は図6の構成に限られるものではない。
なお、本実施形態では、レーザアレイ51の発光素子51aの発振波長を780nmとし、透明樹脂にカーボンやポリアニリンなどの導電フィラーを分散させた透明素材から成形される透明色ベルトを搬送ベルト52cとしている。しかし、搬送ベルト52cの材質の条件および発光素子51aの発振波長の条件は、本実施形態のものに限定されるものではなく、発光素子51aから射出されるレーザ光を透過する透過機能を搬送ベルト52cが損なわない範囲であれば、搬送ベルト52cの材質および発光素子51aの発振波長の条件を適宜変更してもよい。
また、搬送ベルト52cは、発光素子51aから射出されるレーザ光の波長域に含まれる波長の光に対する透過率が80%以上である事が好ましい。当該透過率が80%以上であれば前記透過機能が充分に備わっているといえ、搬送ベルト52cの破損を充分に抑制できるからである。
また、本実施形態では、バイアス電源53によって搬送ベルト52cの裏面にバイアス電圧を印加することで用紙を搬送ベルト52cの表面(外周側の面)に静電吸着するようになっているため、用紙と搬送ベルト52cとが密着し、用紙浮きを抑制でき、効率よくレーザ光のパワーをトナーに与えることができる。
また、本実施形態では、ポリカーボネート、フッ化ビニリデン、ポリイミド(PI)などの透明樹脂にカーボンやポリアニリンなどの導電フィラーを分散させた素材から成形される透明色のベルトを搬送ベルト52cとしたが、前記の透明樹脂にITO(Indium Tin Oxide)や銀などの粒子を付着させた素材からなる屈曲性の透明導電フィルムを搬送ベルト52cとして用いてもよい。
なお、本実施形態の定着装置15はレーザアレイによって用紙にレーザ光を照射するアレイ方式のものであるが、レーザ素子から射出されるレーザ光をポリゴンミラーによって走査して用紙に照射する走査方式の定着装置に対しても本発明を適用可能である。但し、走査方式の定着装置の場合、1つまたは小数のレーザ素子によって用紙全面を光照射しな
ければならず、用紙搬送方向だけでなく、用紙搬送方向と垂直方向にレーザ光を走査させる必要があり、定着プロセスに時間がかかるため、高速機(プロセス速度が高い画像形成装置)に適用すると定着不良が発生する場合がある。また、走査方式の定着装置の場合、定着装置の構成が複雑化し、コスト高になる。これに対し、アレイ方式の定着装置においては、用紙搬送方向と垂直方向にレーザを走査させる必要がないため、必要最低限のスペースで定着装置を構成することができ、高速で定着させることが可能になる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、電子写真方式の画像形成装置に設置されるレーザ定着装置に適用できる。前記の画像形成装置としては、複合機、複写機、プリンタ専用機、ファクシミリが挙げられる。
15 定着装置(レーザ定着装置)
20 定着制御部(第1判定部,第2判定部,第1警告部,第2警告部,第1制御部,第2制御部)
51 レーザアレイ(レーザ照射部)
51a 発光素子(レーザ素子)
52 用紙搬送装置
52c 搬送ベルト
54 受光装置(受光部)
54a 受光素子
154 受光装置(受光部)
160 反射部材
700 複合機(画像形成装置)

Claims (9)

  1. シートを搬送する無端状の搬送ベルトと、前記搬送ベルトに載置されて搬送されているシートにレーザ光を照射することによって前記シート上のトナー像を前記シートに定着させるレーザ照射部とを有するレーザ定着装置において、
    前記搬送ベルトは入射した前記レーザ光を透過するようになっていることを特徴とするレーザ定着装置。
  2. 前記搬送ベルトを透過した後のレーザ光を受光する位置に設置され、受光量に応じた値の信号を出力する受光部と、
    前記レーザ照射部によって前記シートへの前記トナー像の定着動作を行う定着動作モードにおいて、前記受光部の出力信号値を、前記搬送ベルト上における前記シートの有無の判定基準となる閾値と対比する第1判定部とを有することを特徴とする請求項1に記載のレーザ定着装置。
  3. 前記第1判定部による前記対比の結果が前記搬送ベルト上に前記シートが無い事を示す結果である場合、前記レーザ照射部の駆動を停止する制御を行う第1制御部を有することを特徴とする請求項2に記載のレーザ定着装置。
  4. 前記第1判定部による前記対比の結果が前記搬送ベルト上に前記シートが無い事を示す結果である場合、利用者に対して警告を行う第1警告部を有することを特徴とする請求項2に記載のレーザ定着装置。
  5. 前記レーザ照射部は、前記搬送ベルトによって搬送されているシートのエッジのうち搬送方向に垂直なエッジと平行な所定方向に沿って並んでいる複数のレーザ素子を有するレーザアレイであることを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載のレーザ定着装置。
  6. 前記受光部は前記所定方向に沿って複数の受光素子を並べてなるものであり、
    一つの受光素子の受光面は少なくとも2以上のレーザ素子から射出されるレーザ光を受光可能な広さに設定されていることを特徴とする請求項5に記載のレーザ定着装置。
  7. 前記搬送ベルトを透過した後の全てのレーザ光が前記受光部における所定の受光領域に集光するように当該レーザ光を反射する反射部材を有することを特徴とする請求項2から5のいずれか1項に記載のレーザ定着装置。
  8. ベルト検査モードにおいて、前記シートが載置されていない搬送ベルトに対して前記レーザ光を照射する試験照射が行われるように前記レーザ照射部および前記搬送ベルトを制御する第2制御部と、
    前記試験照射の実行中において前記受光部の出力信号値と前記閾値とを対比する第2判定部と、
    前記第2判定部による前記対比の結果が前記搬送ベルト上に前記シートが有る事を示す結果である場合、利用者に対して警告を行う第2警告部とを有することを特徴とする請求項2から7のいずれか1項に記載のレーザ定着装置。
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載のレーザ定着装置を有することを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013228543A (ja) * 2012-04-25 2013-11-07 Sharp Corp 非接触加熱装置およびそれを用いた画像形成装置
JP2014074847A (ja) * 2012-10-05 2014-04-24 Fuji Xerox Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
US8983354B2 (en) 2012-10-15 2015-03-17 Fuji Xerox Co., Ltd. Laser fixing device and image forming apparatus

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