JP2016043875A - 除雪ブラシ、車両、連結車両、及び軌道系交通システム - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明の除雪ブラシは、電車線に積もった雪を容易に除去することができる。
【解決手段】除雪ブラシ60は、軌道2を走行する車両本体51の車幅方向Dwの両側の側面に配置され、軌道2の軌道路面21と交差する方向に延びる軸線Oの軸線O回りに回転可能に車両本体51に対して支持されるブラシ回転軸61と、ブラシ回転軸61の外周面から径方向外側に突出するブラシ部63とを備える。ブラシ部63は、軌道2に設けられて車両本体51に電気を供給する電車線4に接するよう形成されている。
【選択図】図2
【解決手段】除雪ブラシ60は、軌道2を走行する車両本体51の車幅方向Dwの両側の側面に配置され、軌道2の軌道路面21と交差する方向に延びる軸線Oの軸線O回りに回転可能に車両本体51に対して支持されるブラシ回転軸61と、ブラシ回転軸61の外周面から径方向外側に突出するブラシ部63とを備える。ブラシ部63は、軌道2に設けられて車両本体51に電気を供給する電車線4に接するよう形成されている。
【選択図】図2
Description
本発明は、除雪ブラシ、車両、連結車両、及び軌道系交通システムに関する。
バスや鉄道以外の新たな交通手段として、ゴムタイヤ等からなる走行輪によって軌道上を走行する軌道系交通システムが知られている。このような軌道系交通システムは、一般に新交通システムやAPM(Automated People Mover)と呼ばれている。
このような軌道系交通システムに採用される車両は、例えば、その側面部に設けられた集電部と、この集電部と併設される案内輪とを備えている。また、車両が走行する軌道上には、車両の集電部を介して車両に給電を行うための電車線と、車両の案内輪が接することで車両の進行方向を案内するガイドレールとが設けられている。そのため、軌道系交通システムの車両は、電車線に集電部を接触させて給電しながら、ガイドレールに沿って進行する。このような軌道系交通システムの車両は、無人で運転されることも多く、降雪によって積もった雪が通行の邪魔となるおそれがある。
このような雪を除去するために、例えば、特許文献1では、雪や異物等の軌道の路面上に存在する軌道上物を除去することが可能な案内軌条式車両用軌道上物除去装置が開示されている。具体的には、特許文献1の案内軌条式車両用軌道上物除去装置は、車輪の走行方向の前方に設けられたフレームと、フレームに取り付けられて軌道上物除去ブラシを保持したブラシホルダを上下動させる昇降装置とを備えている。この案内軌条式車両用軌道上物除去装置は、昇降装置によりブラシホルダを下側に押し下げて、軌道上物除去ブラシを路面に接触させて軌道上物の除去を行っている。
ところで、雪が降った場合には、路面上だけでなく電車線上にも雪が積もってしまう。しかしながら、上述した特許文献1に記載の装置では、電車線に積もった雪を除去することができない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、電車線に積もった雪を容易に除去することが可能な除雪ブラシ、車両、連結車両、及び軌道系交通システムを提供するものである。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明の第一の態様における除雪ブラシは、軌道を走行する車両本体の車幅方向の両側の側面に配置され、前記軌道の軌道路面と交差する方向に延びる軸線の軸線回りに回転可能に前記車両本体に対して支持されるブラシ回転軸と、前記ブラシ回転軸の外周面から径方向外側に突出するブラシ部とを備え、前記ブラシ部は、前記軌道に設けられて前記車両本体に電気を供給する電車線に接するよう形成されている。
本発明の第一の態様における除雪ブラシは、軌道を走行する車両本体の車幅方向の両側の側面に配置され、前記軌道の軌道路面と交差する方向に延びる軸線の軸線回りに回転可能に前記車両本体に対して支持されるブラシ回転軸と、前記ブラシ回転軸の外周面から径方向外側に突出するブラシ部とを備え、前記ブラシ部は、前記軌道に設けられて前記車両本体に電気を供給する電車線に接するよう形成されている。
このような構成によれば、車両本体が軌道を走行することで、車両本体の車幅方向の両側の側面に設けられたブラシ部が電車線に接し、軌道路面と交差する方向に延びる軸線回りにブラシ回転軸を回転させることができる。そのため、降雪によって電車線上に雪が積もった場合であっても、ブラシ回転軸から径方向外側に突出するブラシ部が、電車線に接しながらブラシ回転軸とともに軸線回りに回転して電車線上の雪を払い落とすことができる。これにより、車両本体が軌道を走行するだけで、電車線上に積もった雪を容易に除去することができる。
また、上記除雪ブラシでは、前記ブラシ部は、前記ブラシ回転軸の周方向の一方側に向かうにしたがって前記軸線の延びる軸線方向の一方側に向かうように前記ブラシ回転軸の外周面に形成された螺旋領域に設けられていてもよい。
このような構成によれば、電車線に対してブラシ部を斜めに接触させることができる。そのため、車両本体が走行してブラシ回転軸が回転した際に、ブラシ部で電車線上に積もった雪をかき出すように払い落とすことができる。これにより、効率的に電車線上に積もった雪を除去することができる。
また、上記除雪ブラシでは、前記ブラシ部が前記電車線に接した状態で、前記ブラシ回転軸を前記車両本体の走行する走行方向に沿って揺動可能に支持する揺動支持部を備えていてもよい。
このような構成によれば、車両本体が走行するだけで、ブラシ回転軸を高い精度で傾けることができる。車両本体の走行に伴って高い精度でブラシ回転軸を傾けることができることで、電車線に対してブラシ部を斜めに傾けて接触させることができる。その結果、ブラシ部を電車線に対して斜めに傾いた状態で接触させながら回転させることができ、電車線上に積もった雪をより効率的にかき出して払い落とすことができる。これにより、より効率的に電車線上に積もった雪を容易に除去することができる。
また、上記除雪ブラシでは、前記ブラシ回転軸を前記軸線回りに回転駆動させる回転駆動部を備えていてもよい。
このような構成によれば、回転駆動部によってブラシ回転軸が回転することで、ブラシ回転軸を安定して回転させることができる。そのため、回転させた状態を安定して維持したままブラシ部を電車線に対して接触させることができる。これにより、安定して電車線上に積もった雪を除去することができる。
また、上記除雪ブラシでは、前記回転駆動部によって回転させる前記ブラシ回転軸の回転を調整制御する回転制御部を備えていてもよい。
このような構成によれば、回転制御部によって回転駆動部で回転させるブラシ回転軸の回転を調整することで、降っている雪の種類や降雪量に応じてブラシ回転軸を回転させることができる。そのため、ブラシ部を電車線に対して雪の種類や降雪量に応じて適切に電車線に接触させることができる。したがって、電車線上に積もった雪をより一層効率的に除去することができる。
また、本発明の第二の態様における車両は、前記除雪ブラシを有する。
また、本発明の第三の態様における連結車両は、前記車両を少なくとも一つ備えるように連結される。
このような構成によれば、降雪による影響を低減して、安定して運行することができる。
また、本発明の第四の態様における軌道系交通システムは、前記車両と、前記電車線を有し、前記車両の車両本体が走行する軌道とを備え、前記軌道は、前記電車線を有する。
本発明によれば、ブラシ部を回転させながら電車線に接触させることで、電車線に積もった雪を容易に除去することができる。
《第一実施形態》
以下、本発明に係る第一実施形態について図1から図3を参照して説明する。
本発明の第一実施形態に係る連結車両は、図1に示すように、軌道2に設けられたガイドレール3によって案内されながら軌道2を走行する軌道系交通システム1の連結車両である。本実施形態の軌道系交通システム1は、軌道2の幅方向両側に、軌道2の延在方向に沿って延びるガイドレール3が設けられた側方案内軌条式(サイドガイド方式)の交通システムとなっている。本実施形態では、複数の車両5が互いに連結されて連結車両が構成されている。本実施形態の車両5は、先頭の車両や最後尾の車両ではない中央部の一両を例に挙げて説明する。
以下、本発明に係る第一実施形態について図1から図3を参照して説明する。
本発明の第一実施形態に係る連結車両は、図1に示すように、軌道2に設けられたガイドレール3によって案内されながら軌道2を走行する軌道系交通システム1の連結車両である。本実施形態の軌道系交通システム1は、軌道2の幅方向両側に、軌道2の延在方向に沿って延びるガイドレール3が設けられた側方案内軌条式(サイドガイド方式)の交通システムとなっている。本実施形態では、複数の車両5が互いに連結されて連結車両が構成されている。本実施形態の車両5は、先頭の車両や最後尾の車両ではない中央部の一両を例に挙げて説明する。
軌道2は、所定の路線に沿って延在し、その途中では直線区間と曲線区間とが必要に応じて混在している。軌道2は、略水平に設けられた軌道路面21と、軌道路面21の両端から鉛直方向Dvの上側に向かって延在する側壁22と、を有している。軌道路面21と側壁22とは、例えばコンクリート等で一体に構築される。
軌道路面21には、車両5が走行する走行路21aが形成されている。走行路21aは、後述する車両5の走行輪511に対応するよう水平方向に離れて二カ所形成されている。走行路21aは、上面は全面にわたって平坦面をなして走行輪511が転動可能なように、軌道路面21から鉛直方向Dvの上側に突出して形成されている。
側壁22には、ガイドレール3と、車両5に電気を供給する電車線4とが設けられている。
ガイドレール3は、軌道2の総延長にわたって軌道2の両側の側壁22にそれぞれ設けられている。ガイドレール3は、電車線4とともに側壁22に対して固定されている。ガイドレール3は、車両5の走行する走行方向Drに沿って軌道路面21から同一の高さで延在している。ここで、本実施形態における車両5の走行方向Drとは、図1における紙面奥行方向である。
ガイドレール3は、軌道2の総延長にわたって軌道2の両側の側壁22にそれぞれ設けられている。ガイドレール3は、電車線4とともに側壁22に対して固定されている。ガイドレール3は、車両5の走行する走行方向Drに沿って軌道路面21から同一の高さで延在している。ここで、本実施形態における車両5の走行方向Drとは、図1における紙面奥行方向である。
電車線4は、ガイドレール3と鉛直方向に並んで、軌道2の総延長にわたって側壁22に設けられている。電車線4は、ガイドレール3と異なり、配置される位置によっていずれか一方の側壁22に設けられている。電車線4は、碍子41を介して側壁22に固定されている。碍子41は、公知の絶縁材料であって、その寸法や定格は設計に応じて適宜選択される。電車線4は、碍子41の先端部に固定されている。電車線4は、ガイドレール3と同様に、車両5の走行方向Drに沿って軌道路面21から同一の高さに延在する。本実施形態では、電車線4は、鉛直方向Dvに所定の間隔をあけて、三つ並列して配置されている。
車両5は、軌道2を走行する車両本体51と、車両本体51を軌道2に沿って案内する案内装置52と、車両本体51に取り付けられて電車線4から供給される電気を受ける集電装置53と、車両本体51の車幅方向Dwの両側の側面に配置される除雪ブラシ60とを備えている。本実施形態における車両本体51の車幅方向Dwとは、図1における紙面左右方向である。
車両本体51は、内部に空洞を有する外形視箱体状の構造物を有している。車両本体51は、側面部に不図示の開閉扉や窓等が設けられ、下面部には左右一対の走行輪511が設けられている。走行輪511は、集電装置53が電気を受けることで不図示の動力部によって駆動されて回転する。走行輪511として例えばゴムタイヤ等が用いられる。車両本体51は、走行輪511が走行路21a上を回転しながら進むことで軌道2を走行する。
案内装置52は、車両本体51の下側に配設された案内枠521と、案内枠521に回転可能に支持された案内輪522とを備えている。
案内枠521は、車幅方向Dwに延びており、両端部が走行輪511よりも外側に位置している。案内枠521は、両端に案内輪522がそれぞれ設けられている。
案内枠521は、車幅方向Dwに延びており、両端部が走行輪511よりも外側に位置している。案内枠521は、両端に案内輪522がそれぞれ設けられている。
案内輪522は、車両本体51の側面よりも外側に配置され、案内枠521に鉛直方向Dvの回転軸回りに回転可能に支持されている。案内輪522は、ガイドレール3と略同一の高さ位置に設けられている。したがって、車両5が走行する際には、案内輪522はガイドレール3に接触することで回転する。
集電装置53は、案内輪522の鉛直方向Dvの上側に並んで車両本体51の車幅方向Dwの両側に設けられている。集電装置53には、電車線4に対応するように集電部531が設けられている。本実施形態に集電装置53は、三つの電車線4に対応するように車両本体51の側面に三つの集電部531を有している。
集電部531は、車両本体51の側面よりも車幅方向Dwの外側に突出して設けられている。集電部531は、電車線4と略同一の高さ位置に設けられている。車両5が走行する際に、集電部531は電車線4に接する。集電部531と電車線4とは、ともに導電性を有する材料で形成されている。したがって、集電部531と電車線4とが互いに接することで、電車線4を流れる電気が集電部531に供給される。この電力は、車両本体51の不図示の動力部に供給され、走行輪511を駆動するために利用される。
除雪ブラシ60は、電車線4上の雪を除去する。除雪ブラシ60は、図2に示すように、車両本体51の車幅方向Dwの両側の側面に設けられている。除雪ブラシ60は、車両本体51の側面よりも車幅方向Dwの外側に飛び出した位置に配置されている。即ち、除雪ブラシ60は、図1に示すように、集電装置53と走行方向Drに離れた位置に並んで配置され、走行方向Drから見た位置が集電装置53と重なる位置に配置されている。本実施形態の除雪ブラシ60は、図3に示すように、軌道路面21と交差する方向に延びる軸線Oの軸線O回りに回転するブラシ回転軸61と、車両本体51にブラシ回転軸61を回転可能に支持する回転支持部62と、ブラシ回転軸61の外周面から径方向外側に突出するブラシ部63とを有する。本実施形態の除雪ブラシ60は、中間に配置された車両5に設けられている。
ブラシ回転軸61は、回転支持部62を介して車両本体51に対して回転可能に支持される。本実施形態のブラシ回転軸61は、軌道路面21と交差する方向である鉛直方向Dvに延びる軸線Oを中心として延びる円柱状をなしている。
回転支持部62は、ブラシ回転軸61を軸線O回りに回転自在に支持している。回転支持部62は、ブラシ部63を電車線4と接触する位置に配置している。本実施形態の回転支持部62は、ブラシ回転軸61を車両本体51に固定された案内枠521に対して回転可能に支持している。具体的には、本実施形態の回転支持部62は、案内枠521に取り付けられているブラケット621と、ブラケット621に取り付けられている絶縁部622と、絶縁部622に取り付けられている固定軸623と、固定軸623に取り付けられている受け部624とを有している。
ブラケット621は、案内枠521に絶縁部622を固定している。本実施形態のブラケット621は、走行方向Drから見た断面形状がL字形状をなす部材である。具体的には、ブラケット621は、長辺部と、長辺部の端部から直交する方向に延びる短辺部とを有することで、L字形状をなしている。ブラケット621は、長辺部に対して短辺部が鉛直方向Dvの下側に配置される。ブラケット621は、短辺部が水平な姿勢となるように配置されて、案内枠521の端部に固定されている。
絶縁部622は、電車線4とブラシ部63が接触した際に、短絡が生じないように二重絶縁を施している。本実施形態の絶縁部622は、絶縁板622aと、絶縁板622aをブラケット621に固定する碍子622bとを有する。
絶縁板622aは、絶縁性を有する材料で構成された板状の部材である。
碍子622bは、電車線4を固定する際に用いられた碍子41と同様の材料によって構成されている。
なお、内燃機関を動力源とする内燃動車やバッテリーにより動くバッテリー車のような自走式の作業車を車両5として、電車線4の電源を切って作業をする場合には、絶縁部622が二重絶縁となっていなくともよく、また、絶縁部622自体が無い構造であってもよい。
絶縁板622aは、絶縁性を有する材料で構成された板状の部材である。
碍子622bは、電車線4を固定する際に用いられた碍子41と同様の材料によって構成されている。
なお、内燃機関を動力源とする内燃動車やバッテリーにより動くバッテリー車のような自走式の作業車を車両5として、電車線4の電源を切って作業をする場合には、絶縁部622が二重絶縁となっていなくともよく、また、絶縁部622自体が無い構造であってもよい。
固定軸623は、絶縁板622aと受け部624とを固定している。固定軸623は、ブラシ回転軸61の鉛直方向Dvの中心位置よりも下側に配置されている。具体的には、本実施形態の固定軸623は、絶縁板622a及び受け部624の鉛直方向Dvの下側で、絶縁板622aと受け部624との車幅方向Dwの間に配置されている。
受け部624は、固定軸623に固定され、ブラシ回転軸61を回転自在に支持する。本実施形態の受け部624は、ブラシ回転軸61の鉛直方向Dvの上側及び下側を支持している。受け部624は、ブラシ回転軸61を軸線O回りのいずれの方向にも回転可能に支持している。受け部624は、走行方向Drから見た断面形状がC字形状をなしており、水平方向の外側や走行方向Drの前側及び後側が開放されている。
ブラシ部63は、ブラシ回転軸61に固定され、ブラシ回転軸61とともに回転する。ブラシ部63は、ブラシ回転軸61に固定されるブラシ固定部631と、ブラシ固定部631から径方向外側に向かって突出するブラシ部本体632とを有する。
ブラシ固定部631は、円筒状をなしている。ブラシ固定部631は、内部にブラシ回転軸61を挿通させた状態で、受け部624内でブラシ回転軸61の外周面に固定されている。ブラシ固定部631は、外周面が電車線4に接しないような外径形状をなしている。ブラシ固定部631は、金属材料や絶縁性を有する材料で構成されていてもよい。具体的には、本実施形態のブラシ固定部631は、例えば、金属材料としては鉄鋼や非鉄金属(銅やアルミなど)で構成され、絶縁材料としてはFRPや塩化ビニールで構成されていてもよい。
ブラシ部本体632は、ブラシ固定部631の外周面から突出するよう形成されるブラシ状の部材である。ここで、ブラシ状の部材とは、例えば、外形が0.3〜3.0mmの円形、楕円形、方形、多角形等の断面形状の線状部材を束にして、ブラシ固定部631に埋め込んで固定したような部材が挙げられる。ブラシ部本体632は、電車線4に接した際に、先端部分が電車線4と所定の幅にわたって重なるよう形成されている。本実施形態における所定の幅とは、碍子41に接触せずに電車線4と安定して接触し続けること可能な幅に形成されている。具体的には、ブラシ部本体632は、所定の幅として、電車線4と30mmから50mm程度の幅にわたって重なるように形成されている。ブラシ部本体632は、ブラシ回転軸61の周方向の一方側に向かうにしたがって軸線Oの延びる軸線O方向の一方側である鉛直方向Dvの上方側に向かうようにブラシ固定部631の外周面に形成された螺旋領域に設けられている。具体的には、本実施形態の螺旋領域は、ブラシ回転軸61の周方向を走行方向Drの前方側から後方側に向かいながら、鉛直方向Dvの下側から上側に向かうように形成されている。即ち、ブラシ部本体632は、ブラシ固定部631を介してブラシ回転軸61の外周面から螺旋状に突出している。ブラシ部本体632は、絶縁性を有する材料で構成されている。具体的には、本実施形態のブラシ部本体632は、例えば、ナイロンやPP(ポリプロピレン)で構成されている。また、電車線4の電源を切って内燃機関等により自走する作業車に設ける場合には、ブラシ部本体632は、ワイヤーや銅線等の金属ブラシであってもよい。また、ブラシ部本体632は、竹や棕櫚等の植物由来のブラシや短冊状のゴム板であってもよい。
次に、上記第一実施形態の除雪ブラシ60の作用について説明する。
第一実施形態では、車両5の集電装置53の集電部531が電車線4と接することで、電車線4から電気が車両本体51に供給される。車両本体51では、不図示に駆動源に電気が供給され、走行輪511が回転する。車両本体51は、走行輪511が回転することで、案内輪522をガイドレール3に接触させながら走行路21a上を軌道2に沿って走行する。車両本体51が走行路21a上を走行することで、電車線4に接触している除雪ブラシ60のブラシ部63が軸線O回りに回転する。具体的には、ブラシ部本体632が電車線4に接触した状態で、車両本体51が走行方向Drに移動することで、ブラシ部本体632が走行方向Drの後方側に向かって押される。これにより、ブラシ部本体632が設けられているブラシ固定部631が、走行方向Drの後方側に向かって軸線O回りにブラシ回転軸61とともに回転する。即ち、除雪ブラシ60は、車両本体51が走行することで、ブラシ部本体632を電車線4に接触させながら、ブラシ部本体632をブラシ回転軸61とともに走行方向Drの前方側から後方側の向かうように回転させる。
第一実施形態では、車両5の集電装置53の集電部531が電車線4と接することで、電車線4から電気が車両本体51に供給される。車両本体51では、不図示に駆動源に電気が供給され、走行輪511が回転する。車両本体51は、走行輪511が回転することで、案内輪522をガイドレール3に接触させながら走行路21a上を軌道2に沿って走行する。車両本体51が走行路21a上を走行することで、電車線4に接触している除雪ブラシ60のブラシ部63が軸線O回りに回転する。具体的には、ブラシ部本体632が電車線4に接触した状態で、車両本体51が走行方向Drに移動することで、ブラシ部本体632が走行方向Drの後方側に向かって押される。これにより、ブラシ部本体632が設けられているブラシ固定部631が、走行方向Drの後方側に向かって軸線O回りにブラシ回転軸61とともに回転する。即ち、除雪ブラシ60は、車両本体51が走行することで、ブラシ部本体632を電車線4に接触させながら、ブラシ部本体632をブラシ回転軸61とともに走行方向Drの前方側から後方側の向かうように回転させる。
上記のような除雪ブラシ60によれば、車両本体51が軌道路面21に形成された走行路21a上を走行することで、車両本体51の車幅方向Dwの両側の側面に設けられたブラシ部本体632が電車線4に接し、鉛直方向Dvに延びる軸線O回りにブラシ回転軸61を走行方向Drの後方側に向かって回転させることができる。そのため、降雪によって電車線4上に雪が積もった場合であっても、ブラシ回転軸61に固定されたブラシ固定部631から径方向外側に突出するブラシ部本体632が、電車線4に接しながらブラシ回転軸61とともに軸線O回りに回転して電車線4上の雪を払い落とすことができる。これにより、車両本体51が走行路21a上を走行するだけで、軌道2に沿って延びる電車線4上に積もった雪を容易に除去することができる。
また、電車線4上に雪が積もってしまうと、集電装置53の集電部531と電車線4とが接触面で絶縁状態となってしまい、スパークが発生する可能性がある。スパークが発生してしまうと、電気摩耗が促進されて集電部531に異常摩耗が生じる恐れがある。さらに、電車線4に積もった雪を放置しておくことで、積もった雪が融けた際に、つららとなって鉛直方向Dvに並ぶ電車線4同士が接続されて短絡が生じる恐れもある。ところが、車両本体51が走行路21a上を走行するだけで、電車線4上の雪をブラシ部本体632で払い落とすことできることで、これらの問題が生じることを事前に防止することができる。
また、ブラシ回転軸61が軌道2の軌道路面21と交差する方向である鉛直方向Dvに延びる軸線O回りに回転することで、鉛直方向Dvに並ぶ複数の電車線4上に積もった雪を同時に除去することができる。
また、ブラシ回転軸61によってブラシ部本体632を回転させながら電車線4に接触させることで、ブラシ固定部631の外周面に周方向にわたって設けられたブラシ部本体632の一部のみが電車線4に接触することが抑制できる。そのため、ブラシ部本体632の摩耗量を周方向にわたって均等とすることができ、ブラシ部本体632の寿命を延ばすことができる。
また、ブラシ部本体632が、螺旋状にブラシ固定部631の外周面に形成されていることで、走行方向Drに沿って軌道路面21から同一の高さに延在する電車線4に対してブラシ部本体632を斜めに接触させることができる。そのため、車両本体51が走行してブラシ回転軸61が回転した際に、ブラシ部本体632で電車線4上に積もった雪をかき出すように払い落とすことができる。これにより、効率的に電車線4上に積もった雪を除去することができる。
また、上述したような除雪ブラシ60を備える車両5が連結されていることで、集電部531の異常摩耗や短絡によって電車線4から集電部531を介して車両本体51に供給される電気が止まってしまう起電停止が生じることを抑制できる。そのため、期限停止によるダイヤの乱れや列車遅延を防ぐことができる。
《第二実施形態》
次に、図4を参照して第二実施形態の除雪ブラシ601について説明する。
第二実施形態においては第一実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。この第二実施形態の除雪ブラシ601は、走行方向Drに沿ってブラシ回転軸61を揺動させる構造を有する点について第一実施形態と相違する。
次に、図4を参照して第二実施形態の除雪ブラシ601について説明する。
第二実施形態においては第一実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。この第二実施形態の除雪ブラシ601は、走行方向Drに沿ってブラシ回転軸61を揺動させる構造を有する点について第一実施形態と相違する。
第二実施形態の除雪ブラシ601は、所定の範囲にわたってブラシ回転軸61を走行方向Drに沿って傾けて揺動する揺動部7を備える。本実施形態の揺動部7は、受け部624を介してブラシ回転軸61を揺動可能に支持する揺動支持部71と、ブラシ回転軸61の揺動する揺動範囲を制限する揺動ストッパー72とを有する。
揺動支持部71は、ブラシ部本体632が電車線4に接した状態で、ブラシ回転軸61を軌道路面21と直交する面に沿って揺動するように支持する。本実施形態における軌道路面21と直交する面とは、車両本体51の側面と平行であって、軌道路面21から鉛直方向Dvに延びる仮想面である。本実施形態の揺動支持部71は、第一実施形態の固定軸623の代わりに受け部624を支持している。具体的には、本実施形態の揺動支持部71は、第一実施形態の固定軸623と同じ位置に配置され、絶縁板622aに対して回転可能に支持された円柱部材である。本実施形態の揺動支持部71は、揺動支持部71自体を回転軸として受け部624を走行方向Drの前方側又は後方側に傾けるように揺動する。即ち、揺動支持部71は、絶縁部622に対して、受け部624を介してブラシ回転軸61を揺動するように支持している。
揺動ストッパー72は、所定の範囲で揺動するようにブラシ回転軸61の揺動範囲を制限する。本実施形態の揺動ストッパー72は、揺動支持部71によって揺動する受け部624の傾く角度αを制限する。本実施形態の揺動ストッパー72は、走行方向Drの前方側及び後方側にそれぞれ10°から15°程度傾くように、受け部624の傾く角度αを制限している。具体的には、本実施形態の揺動ストッパー72は、絶縁板622aの車幅方向Dwの外側の面から突出するように設けられている。揺動ストッパー72は、絶縁板622aに対して、車幅方向Dwの外側から見た場合に、ブラシ回転軸61を中心として挟み込むように、走行方向Drの前方側及び後方側にそれぞれ設けられている。即ち、揺動ストッパー72は、受け部624の走行方向Drを向く側面に接することで、受け部624の傾く角度αを制限している。
次に、上記第二実施形態の除雪ブラシ601の作用について説明する。
第二実施形態の除雪ブラシ601によれば、車両本体51が走行路21aを走行し、ブラシ部本体632が電車線4に接触した状態で走行方向Drの後方側に向かって押されると、揺動支持部71を起点として、受け部624が走行方向Drの後方側に傾く。傾いた受け部624は、受け部624に対して走行方向Drの後方側に設けられている揺動ストッパー72に接する。受け部624が揺動ストッパー72に接した状態で、車両本体51がさらに走行することで、ブラシ部本体632が電車線4に接触しながら走行方向Drの後方側に向かって押される。これにより、ブラシ部本体632が設けられているブラシ固定部631が、走行方向Drの後方側に向かって軸線O回りにブラシ回転軸61とともに回転する。即ち、除雪ブラシ601は、車両本体51が走行することで、電車線4に対して斜めにブラシ部本体632を接触させながら、ブラシ部本体632をブラシ回転軸61とともに走行方向Drの前方側から後方側の向かうように回転させる。
第二実施形態の除雪ブラシ601によれば、車両本体51が走行路21aを走行し、ブラシ部本体632が電車線4に接触した状態で走行方向Drの後方側に向かって押されると、揺動支持部71を起点として、受け部624が走行方向Drの後方側に傾く。傾いた受け部624は、受け部624に対して走行方向Drの後方側に設けられている揺動ストッパー72に接する。受け部624が揺動ストッパー72に接した状態で、車両本体51がさらに走行することで、ブラシ部本体632が電車線4に接触しながら走行方向Drの後方側に向かって押される。これにより、ブラシ部本体632が設けられているブラシ固定部631が、走行方向Drの後方側に向かって軸線O回りにブラシ回転軸61とともに回転する。即ち、除雪ブラシ601は、車両本体51が走行することで、電車線4に対して斜めにブラシ部本体632を接触させながら、ブラシ部本体632をブラシ回転軸61とともに走行方向Drの前方側から後方側の向かうように回転させる。
上記のような除雪ブラシ601によれば、揺動支持部71が、車両本体51に固定された絶縁板622aに対して受け部624を走行方向Drの前方側及び後方側に揺動可能に支持することで、ブラシ回転軸61を絶縁板622aに対して揺動可能に支持している。そのため、車両本体51が走行するだけで、受け部624とともにブラシ回転軸61を高い精度で傾けることができる。車両本体51の走行に伴って高い精度でブラシ回転軸61を傾けることができることで、電車線4に対してブラシ部本体632を斜めに傾けて接触させることができる。その結果、螺旋状に形成されたブラシ部本体632を電車線4に対してより斜めに傾いた状態で接触させながら回転させることができ、電車線4上に積もった雪をより効率的にかき出して払い落とすことができる。これにより、より効率的に電車線4上に積もった雪を容易に除去することができる。
また、揺動ストッパー72が、走行方向Drの前方側や後方側の受け部624の傾く角度αを制限する位置に設けられている。そのため、ブラシ回転軸61を所定の角度αで安定して傾けることができる。これにより、電車線4に積もった雪をかき出しやすい角度で、ブラシ部本体632を電車線4に対して傾けて接触することができる。
また、揺動ストッパー72がブラシ回転軸61を中心として挟んで走行方向Drの前方側と後方側とにそれぞれ設けられている。そのため、折り返し運転などで車両本体51の走行方向Drが変更された場合であっても、走行方向Drに関わらず、受け部624とともにブラシ回転軸61を高い精度で安定して傾けることができる。
また、揺動支持部71が、第一実施形態の固定軸623と同じように、ブラシ回転軸61の鉛直方向Dvの中心位置よりも下側にずれた位置に配置されていることで、ブラシ部本体632に走行方向Drに向かって小さく力を生じさせるだけで、容易にブラシ回転軸61を傾けることができる。
なお、揺動支持部71を本実施形態とは逆にブラシ回転軸61の鉛直方向Dvの中心位置よりも上側にずれた位置に配置してもよい。このような位置に揺動支持部71を配置することで、電車線4が無い位置では、ブラシ回転軸61を自重で軸線Oが鉛直方向Dvに延びる位置に戻すことができる。これにより、ブラシ回転軸61を安定して保持することができる。
また、揺動支持部71は、受け部624を揺動可能に支持することでブラシ回転軸61を揺動させる構造に限定されるものではなく、ブラシ回転軸61を揺動させることができる構造であればよい。例えば、揺動支持部71は、ブラシ回転軸61自体を揺動可能に支持してもよく、除雪ブラシ601全体を車両本体51に対して揺動可能に支持してもよい。
《第三実施形態》
次に、図5を参照して第三実施形態の除雪ブラシ602について説明する。
第三実施形態においては第一実施形態や第二実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。この第三実施形態の除雪ブラシ602は、ブラシ回転軸61を制御しながら回転させる構造を有する点について第一実施形態や第二実施形態と相違する。
次に、図5を参照して第三実施形態の除雪ブラシ602について説明する。
第三実施形態においては第一実施形態や第二実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。この第三実施形態の除雪ブラシ602は、ブラシ回転軸61を制御しながら回転させる構造を有する点について第一実施形態や第二実施形態と相違する。
第三実施形態の除雪ブラシ602は、ブラシ回転軸61を回転自在にしておくだけでなく、外部から動力を供給して回転させる。第三実施形態の除雪ブラシ602は、ブラシ回転軸61を軸線O回りに回転駆動させる回転駆動部81と、回転駆動部81によって回転させるブラシ回転軸61の回転を調整制御する回転制御部82とを備える。
回転駆動部81は、電車線4にブラシ部63のブラシ部本体632が接触していない状態でも、ブラシ回転軸61を回転させる。本実施形態の回転駆動部81は、車両本体51の走行状態によらずに、ブラシ回転軸61を独立して回転させる。本実施形態の回転駆動部81は、受け部624の鉛直方向Dvの上側に配置され、ブラシ回転軸61に接続されたモータである。回転駆動部81は、回転制御部82からの信号に基づいて、ブラシ回転軸61を回転させる。
回転制御部82は、回転駆動部81に信号を送ることで、ブラシ回転軸61の回転速度及び回転方向を変更させる。本実施形態の回転制御部82は、電車線4とブラシ部本体632が接した際に、ブラシ回転軸61が車両本体51の走行方向Drの前方側から後方側に向かうよう回転させたり、逆に走行方向Drの後方側から前方側に向かうように回転させたりと回転方向を切り替える信号を回転駆動部81に送る。回転制御部82は、任意の回転速度となるように回転駆動部81に信号を送る。本実施形態の回転制御部82は、車両本体51の不図示の運転室に設けられており、車両本体51を運転する運転手によって、車両本体51の走行とともに操作される。具体的には、回転制御部82は、第一実施形態や第二実施形態での車両本体51が走行して電車線4とブラシ部本体632とが接触することで自然に回転するブラシ回転軸61の回転速度よりも速い速度となるよう調整することも可能となっていることが好ましい。
次に、上記第三実施形態の除雪ブラシ602の作用について説明する。
第三実施形態の除雪ブラシ602によれば、車両本体51の走行状態にかかわらず、回転制御部82から回転駆動部81に信号が送られることでブラシ回転軸61が回転する。具体的には、第三実施形態の回転制御部82は、電車線4とブラシ部本体632が接した際に、車両本体51の走行方向Drの前方側から後方側に向かってブラシ回転軸61が回転するように回転方向を切り替える信号を回転駆動部81に送る。また、回転制御部82は、電車線4とブラシ部本体632が接して自然に回転するよりも速い回転速度で回転するように、回転速度を調整する信号を回転駆動部81に送る。回転駆動部81は、信号に基づく回転速度及び回転方向でブラシ回転軸61を回転させる。ブラシ回転軸61が回転駆動部81によって回転された状態で、車両本体51は走行することで、ブラシ部本体632が回転しながら電車線4に接触する。
第三実施形態の除雪ブラシ602によれば、車両本体51の走行状態にかかわらず、回転制御部82から回転駆動部81に信号が送られることでブラシ回転軸61が回転する。具体的には、第三実施形態の回転制御部82は、電車線4とブラシ部本体632が接した際に、車両本体51の走行方向Drの前方側から後方側に向かってブラシ回転軸61が回転するように回転方向を切り替える信号を回転駆動部81に送る。また、回転制御部82は、電車線4とブラシ部本体632が接して自然に回転するよりも速い回転速度で回転するように、回転速度を調整する信号を回転駆動部81に送る。回転駆動部81は、信号に基づく回転速度及び回転方向でブラシ回転軸61を回転させる。ブラシ回転軸61が回転駆動部81によって回転された状態で、車両本体51は走行することで、ブラシ部本体632が回転しながら電車線4に接触する。
上記のような除雪ブラシ602によれば、回転駆動部81によってブラシ回転軸61が回転することで、車両本体51の進行速度や運転状況によらず、ブラシ回転軸61を安定して回転させることができる。そのため、回転させた状態を安定して維持したままブラシ部本体632を電車線4に対して接触させることができる。これにより、安定して電車線4上に積もった雪を除去することができる。
また、回転制御部82によって回転駆動部81で回転させるブラシ回転軸61の回転方向や回転速度を調整することで、降っている雪の種類や降雪量に応じてブラシ回転軸61を回転させることができる。そのため、ブラシ部本体632を電車線4に対して雪の種類や降雪量に応じて適切に電車線4に接触させることができる。したがって、電車線4上に積もった雪をより一層効率的に除去することができる。
また、回転制御部82によってブラシ回転軸61の回転速度を、車両本体51が走行して電車線4とブラシ部本体632とが接触することで自然に回転するブラシ回転軸61の回転速度よりも速い速度となるように回転駆動部81に信号を送ることで、ブラシ部本体632を高速で回転させて電車線4に接触させることができる。そのため、ブラシ部本体632による電車線4上に積もった雪を払い落とす効果を高めることができる。
また、回転制御部82によってブラシ回転軸61の回転方向を調整できることで、車両本体51の走行方向Drに反して、走行方向Drの後方側から前方側に向かうようにブラシ回転軸61を軸線O回りに回転させることができる。そのため、雪の種類や降雪量に応じて必要なときに、ブラシ部本体632を逆方向に回転させて電車線4に接触させることができる。したがって、ブラシ部本体632による電車線4上に積もった雪を払い落とす効果を高めることができる。
なお、第三実施形態のように回転駆動部81と回転制御部82とが組み合わされて設けられている構造に限定されるものではなく、回転駆動部81のみを有する構造としてもよい。
また、回転駆動部81は本実施形態のようにブラシ回転軸61の上側に設けられている構造に限定されるものではなく、ブラシ回転軸61の下側やブラシ回転軸61自体に内蔵されていてもよい。
また、回転駆動部81は、本実施形態のようにモータに限定されるものではなく、ブラシ回転軸61を回転させることができればよい。例えば、回転駆動部81は、エアモータや油圧モータであってもよく、車両本体51の動力をブラシ回転軸61に伝達させる構造であってもよい。車両本体51の動力をブラシ回転軸61に伝達させる構造としては、例えば、ローラチェーンやVベルトであってもよい。さらに、車両本体51の動力をブラシ回転軸61に伝達させる構造を用いる場合には、ギア比等を調整して構成した変速機を間に介在させることで、ブラシ回転軸61を高速で回転させる構造としてもよい。
また、回転制御部82は、本実施形態のように回転速度及び回転方向の両方を調整制御することに限定されるものではなく、回転速度及び回転方向の少なくとも一方を調整制御できればよい。例えば、回転制御部82は、回転速度のみを調整制御してもよく、または回転方向のみを調整制御してもよい。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、各実施形態における各構成及びそれらの組み合わせ等は一例であり、本発明の趣旨から逸脱しない範囲内で、構成の付加、省略、置換、およびその他の変更が可能である。また、本発明は実施形態によって限定されることはなく、特許請求の範囲によってのみ限定される。
なお、除雪ブラシ60、601、602は、本実施形態のように連結車両の中で、中間に配置された車両5に設けられていることに限定されるものではなく、複数の車両のうち、いずれか一つの車両に設けられていればよい。例えば、除雪ブラシ60、601、602は、連結車両の中で先頭の車両や最後尾の車両に設けられていてもよく、車幅方向Dwの左右に設けられている除雪ブラシ60、601、602が、異なる車両にそれぞれ設けられていてもよい。
また、本実施形態のブラシ部本体632は、絶縁性材料で形成されていればよく、ブラシ状であることに限定されるものではない。例えば、ブラシ部本体632が、平板状をなしてブラシ固定部631から螺旋状に突出していてもよい。
1…軌道系交通システム 2…軌道 21…軌道路面 21a…走行路 22…側壁 3…ガイドレール 4…電車線 41…碍子 Dr…走行方向 Dv…鉛直方向 Dw…車幅方向 5…車両 51…車両本体 511…走行輪 52…案内装置 521…案内枠 522…案内輪 53…集電装置 531…集電部 60、601、602…除雪ブラシ 61…ブラシ回転軸 O…軸線 62…回転支持部 621…ブラケット 622…絶縁部 622a…絶縁板 622b…碍子 623…固定軸 624…受け部 63…ブラシ部 631…ブラシ固定部 632…ブラシ部本体 7…揺動部 71…揺動支持部 72…揺動ストッパー α…角度 81…回転駆動部 82…回転制御部
Claims (8)
- 軌道を走行する車両本体の車幅方向の両側の側面に配置され、前記軌道の軌道路面と交差する方向に延びる軸線回りに回転可能に前記車両本体に対して支持されるブラシ回転軸と、
前記ブラシ回転軸の外周面から径方向外側に突出するブラシ部とを備え、
前記ブラシ部は、
前記軌道に設けられて前記車両本体に電気を供給する電車線に接するよう形成されている除雪ブラシ。 - 前記ブラシ部は、前記ブラシ回転軸の周方向の一方側に向かうにしたがって前記軸線の延びる軸線方向の一方側に向かうように前記ブラシ回転軸の外周面に形成された螺旋領域に設けられている請求項1に記載の除雪ブラシ。
- 前記ブラシ部が前記電車線に接した状態で、前記ブラシ回転軸を前記車両本体の走行する走行方向に沿って揺動可能に支持する揺動支持部を備える請求項1または請求項2に記載の除雪ブラシ。
- 前記ブラシ回転軸を前記軸線回りに回転駆動させる回転駆動部を備える請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の除雪ブラシ。
- 前記回転駆動部によって回転させる前記ブラシ回転軸の回転を調整制御する回転制御部を備える請求項4に記載の除雪ブラシ。
- 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の除雪ブラシを有する車両。
- 請求項6に記載の車両を少なくとも一つ備えるように連結される連結車両。
- 請求項6に記載に記載の車両と、
前記電車線を有し、前記車両の車両本体が走行する軌道とを備える軌道系交通システム。
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