JP2016043601A5 - インクジェット記録装置およびインク充填方法 - Google Patents
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Description
本発明は、インクジェット記録装置およびインク充填方法に関し、詳しくは、記録ヘッドに直接インクを供給するサブタンクとこれに供給するインクを貯留したメインタンクを有したインク供給系におけるメインタンクのインク量検出に関するものである。
本発明は、メインタンクのインク残量に応じて、メインタンクの残量無を判断するための基準となる条件を定め、残量無を判断するのに要する時間が不必要に長くならないようにしたインクジェット記録装置およびインク充填方法を提供することを目的とする。
そのために本発明では、インクを貯留するメインタンクと、前記メインタンクから供給されたインクを貯留し記録ヘッドを供給されるインクを貯留するサブタンクと、前記サブタンク内のインク量を検出する検出手段と、前記サブタンク内のインク量が第1所定量未満であることが検出されると駆動手段を駆動することによって前記メインタンクから前記サブタンクへインクを充填するインク充填動作を行う充填手段と、を備えるインクジェット記録装置であって、前記充填手段は、前記メインタンクのインク量が第2所定量以下の場合は、前記メインタンクのインク量が前記第2所定量より多い場合に比べて、前記駆動手段の駆動量を少なくすることを特徴とする。
以上の構成によれば、メインタンクの残量無を判断するのに要する時間が不必要に長くならないようにすることができる。
図4は、図2に示すメインタンク170の断面図である。図4に示すように、メインタンク170は、可動部材11、フレーム18および外装13によってインクの収納空間を有した貯留部が形成されるものである。可動部材11は、変形可能な可撓性膜を凸状に成型したものである。さらに、その凸状の頂部をなす平面には板14が取り付けられ、その結果、凸状の頂部の周縁部分が変形可能になっている。また、収納空間内部にはバネ40が設けられ、その一端は上記の板14に取り付けられ、他端は外装13を兼ねる壁面に固定されている。これにより、貯留部内のインク量が減少すると、収納空間の負圧とバネ40による弾性力とがつり合うように可動部材11が変形する。本実施形態では、収納空間の容積は10000mm3とする。また、メインタンク170は、その外装の一部に、収納するインクをサブタンクへ供給するための供給口15や、外気圧に対してある所定の負圧に達したときに外部より気体を導入するための大気導入口(バブラー)1を備えている。大気導入口1ではメニスカスが形成され、所定の負圧に到達するまでは気体が導入されないようにしている。これにより、インクの消費による収納空間の負圧増大を抑制することができ、吐出不良を防止することができる。
図11は、比較例に係るインク充填動作を示すフローチャートである。先ず、ステップB01で、図9および図10(a)および(b)にて上述したインク充填動作を1回実行する。次に、ステップB02で、一対の電極ピン160の間の電圧値V2を取得する。さらに、ステップB03で、電圧値V2と閾値Aとを比較する。電圧値V2が閾値A以上の場合、つまり、サブタンク130のインク量が所定量に達していない場合、ステップB04で、駆動回数N1をカウントアップし、ステップB05で、駆動回数N1=15回か否かを判断する。駆動回数N1が15回に満たない場合は、ステップB01へ戻り、それ以降の工程を繰り返す。一方、N1=15回の場合は、ステップB06で、メインタンク170の残量が無いことをユーザーに通知する。すなわち、インク充填動作を15回行っても、サブタンク130のインク量が所定量に達していないということは、メインタンク170に充填できるだけの量のインクが無いと判断する。なお、この駆動回数は、メインタンクの交換直後を想定し、サブタンクのフィルタから電極ピン下端までをインクで満たすことができるように設定したものである。本実施形態では、サブタンク130のフィルタ135からピン160の下端までの体積が1500mm3で、1回の充填量が100mm3であるから、1500÷100=15回を駆動回数に設定している。
一方、上記15回の充填動作の間にサブタンクの液面を検知した場合、電極ピン160の下端から流入口150までをインクで満たすべく追加の充填動作を実行する。すなわち、ステップB03で、電圧値V2が閾値A未満となった場合は、ステップB07で、充填動作を実行する。次に、ステップD08で、駆動回数N2をカウントアップする。さらに、ステップD09で駆動回数がN2=3回か否かを判断する。N2が3回に満たない場合は、ステップB07へ戻り、それ以降の工程を繰り返す。すなわち、液面検知後の追加充填は3回繰り返して終了する。なお、この駆動回数は、サブタンクの電極ピンの下端から流入口までをインクで満たすことができるように設定するものである。本実施形態では、電極ピンの下端から流入口までの体積は300mm3であり、1回の充填量は100mm3であるから、300÷100=3回を追加の駆動回数としている。
Claims (10)
- インクを貯留するメインタンクと、
前記メインタンクから供給されたインクを貯留し記録ヘッドを供給されるインクを貯留するサブタンクと、
前記サブタンク内のインク量を検出する検出手段と、
前記サブタンク内のインク量が第1所定量未満であることが検出されると駆動手段を駆動することによって前記メインタンクから前記サブタンクへインクを充填するインク充填動作を行う充填手段と、を備えるインクジェット記録装置であって、
前記充填手段は、前記メインタンクのインク量が第2所定量以下の場合は、前記メインタンクのインク量が前記第2所定量より多い場合に比べて、前記駆動手段の駆動量を少なくする
ことを特徴とするインクジェット記録装置。 - 前記検出手段が検出するインク量が前記第1所定量未満であり、かつ、前記メインタンクのインク量が前記第2所定量以下の場合に、前記インク充填動作を行った後に、前記メインタンクのインク量が所定の残量より少ないと判断する判断手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
- 前記駆動量は、前記インク充填動作を行う回数であることを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット記録装置。
- 前記駆動量は、前記インク充填動作を行う際の前記駆動手段の駆動速度に対応することを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット記録装置。
- 前記メインタンクのインク量は、前記メインタンクを交換した後の前記インクジェット記録装置におけるインク消費量に基づいて取得することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記メインタンクのインク量は、前記インク消費量が所定の閾値より多いときに、前記第2所定量以下であると判断されることを特徴とする請求項5に記載のインクジェット記録装置。
- 前記充填手段は、記録動作を実行する前に、前記検出手段が検出するインク量が前記第1所定量未満であり、かつ、前記メインタンクのインク量が前記第2所定量以下の場合には、記録動作を実行した後に、前記インク充填動作を行うことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記充填手段は、記録動作を待機するときに、前記検出手段が検出するインク量が前記第1所定量未満であり、かつ、前記メインタンクのインク量が前記第2所定量以下の場合には、前記インク充填動作を行わない場合の待機時間より短い所定の待機時間の後に、前記インク充填動作を行うことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記充填手段は、記録動作を待機した後に、前記検出手段が検出するインク量が前記第1所定量未満であり、かつ、前記メインタンクのインク量が前記第2所定量以下の場合には、前記インク充填動作を行うことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- インクを貯留するメインタンクと、
前記メインタンクから供給されたインクを貯留し記録ヘッドへ供給されるインクを貯留するサブタンクと、
前記サブタンク内のインク量を検出する検出手段と、を備えるインクジェット記録装置におけるサブタンクへのインク充填方法であって、
前記サブタンク内のインク量が第1所定量未満であることが検出されると駆動手段を駆動することによって前記メインタンクから前記サブタンクへインクを充填する工程を備え、
前記工程では、前記メインタンクのインク量が第2所定量未満の場合は、前記メインタンクのインク量が前記第2所定量よりも多い場合に比べて、前記駆動手段の駆動量を少なくする
ことを特徴とするインク充填方法。
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