JP2016041107A - 磁気治療具の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】安定した磁力の効果を発揮することが可能な磁気治療具の製造方法を提供する。
【解決手段】身体の一部に巻き付けて使用する磁気治療具の製造方法は、一次成型ステップと、二次成型ステップとを備える。前記一次成型ステップは、一対の第1金型の一方に可撓性を有する材料を充填し、他方に複数の磁石を配置し、前記一対の第1金型を用いてプレス成型することで、長手方向に沿って上面に複数の磁石が露出するように配列された可撓性を有する一次長尺体を成型するステップである。前記二次成型ステップは、一対の第2金型の一方に前記一次長尺体を前記複数の磁石が外側に配置されるようにセットし、他方に可撓性を有する材料を新たに充填し、前記一対の第2金型を用いてプレス成型することで、長手方向に沿って内部に前記複数の磁石が埋め込まれた可撓性を有する二次長尺体を成型するステップである。
【選択図】図1

Description

本発明は、身体の一部に巻き付けて使用する磁気治療具の製造方法に関する。
従来より、磁気の作用による血行促進等の健康上の効果を目的として、ネックレスやブレスレット等の態様で身体の一部に巻き付けて使用する磁気治療具が公知である。特許文献1は、可撓性を有する長尺体内に磁石粒を等間隔に埋め込んだ磁気治療具を開示している。また、特許文献1では、この磁気治療具の製造方法が開示されている。具体的には、一対の金型の一方にシリコーンゴムが充填されるとともに、他方にもシリコーンゴムが充填され、さらにその上面に磁石粒がセットされる。そして、これらの一対の金型を合わせて、高温環境下でプレス成型が行われる。すなわち、一回の成型で、磁石粒が埋め込まれた磁気治療具が成型される。
特開2009−18061号公報
しかしながら、本発明者らは、特許文献1の上述の製造方法では、最終的に製造される磁気治療具において、製品ごとに磁石粒の上下方向の位置にバラつきが生じてしまうという問題に気が付いた。なお、ここでいう上下方向とは、長尺体の長手方向に直交する方向であって、一対の金型が配置される方向である。そして、磁石粒が上下方向にバラつくことは、長尺体の表面から磁石粒までの距離がバラつくこと意味し得るが、磁束密度は距離の二乗に反比例する。従って、特許文献1の製造方法では、製品ごとに長尺体表面での磁力にバラつきが生じ、血行促進等の磁力の効果が不安定となる。
本発明は、安定した磁力の効果を発揮することが可能な磁気治療具の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の第1観点に係る磁気治療具の製造方法は、身体の一部に巻き付けて使用する磁気治療具の製造方法であって、一次成型ステップと、二次成型ステップとを備える。前記一次成型ステップは、一対の第1金型の一方に可撓性を有する材料を充填し、他方に複数の磁石を配置し、前記一対の第1金型を用いてプレス成型することで、長手方向に沿って上面に複数の磁石が露出するように配列された可撓性を有する一次長尺体を成型するステップである。前記二次成型ステップは、一対の第2金型の一方に前記一次長尺体を前記複数の磁石が外側に配置されるようにセットし、他方に可撓性を有する材料を新たに充填し、前記一対の第2金型を用いてプレス成型することで、長手方向に沿って内部に前記複数の磁石が埋め込まれた可撓性を有する二次長尺体を成型するステップである。
ここでは、一次成型及び二次成型の2回の成型を経て、磁気治療具が製造される。一次成型においては、一対の第1金型の一方に可撓性を有する材料が充填され、他方に複数の磁石が配置され、かかる金型を合わせてプレス成型が行われる。そして、かかる一次成型より、長手方向に沿って上面に複数の磁石が露出するように配列された可撓性を有する一次長尺体が成型される。続く二次成型においては、一対の第2金型の一方に、一次長尺体が複数の磁石が外側に配置されるようにセットされ、他方に可撓性を有する材料が新たに充填され、かかる金型を合わせてプレス成型が行われる。そして、その結果、長手方向に沿って内部に複数の磁石が埋め込まれた可撓性を有する二次長尺体が成型される。
二次成型を行う時点では、一次成型を経た可撓性を有する部分(以下、一次部分)は、既に一度プレス成型が行われているため、硬化している。従って、二次成型中に、磁石が一次部分に対して動きにくく、磁気治療具内での磁石の上下方向の位置が安定する。なお、ここでいう上下方向とは、磁気治療具の長手方向に直交する方向であって、一対の金型が配置される方向である。その結果、製品ごとに磁気治療具表面での磁力にバラつきが生じにくくなり、安定した磁力の効果を発揮することが可能な磁気治療具が製造される。
本発明の第2観点に係る磁気治療具の製造方法は、第1観点に係る磁気治療具の製造方法であって、前記二次成型ステップでは、少なくとも1つの前記磁石を覆う前記可撓性を有する材料の厚みが、前記一次成型ステップにより成型された部分の厚みよりも前記二次成型ステップにより新たに成型された部分の厚みの方が薄くなるように、前記二次長尺体が成型される。
上記のとおりの2回の成型が行われる場合、二次成型を行う時点では、一次成型を経た可撓性を有する部分(一次部分)は、既に一度プレス成型が行われているため、収縮が進んでいる。従って、二次成型時においては、一次部分は、二次成型で初めて成型される可撓性を有する材料の部分(二次部分)に比べ、収縮率が小さい。その結果、二次成型においては、磁石を覆う可撓性を有する材料のうち、二次部分が一次部分よりも大きく収縮するため、磁気治療具は二次部分側に向かって湾曲することになる。そのため、磁気治療具に湾曲癖が生じ、磁気治療具を身体に容易に巻き付けることが可能になる。
そして、ここでは、磁気治療具が、少なくとも1つの磁石(以下、偏心磁石)を覆う可撓性を有する部分のうち、二次部分が一次部分よりも厚みが薄くなるように成型される。そのため、上述した磁気治療具の湾曲癖により、磁気治療具を身体に巻き付けようとしたときに、使用者が意識せずとも、偏心磁石は自然とループの内側に偏って(磁気治療具の中心軸から磁気治療具の湾曲の中心に向かって偏心して)配置される。すなわち、磁気治療具の装着時において、偏心磁石が身体に近い位置に維持される。従って、ここでは、表面において十分な磁力を発揮することが可能な磁気治療具が製造され、血行促進等の健康上の効果が高められる。
本発明の第3観点に係る磁気治療具の製造方法は、第1観点又は第2観点に係る磁気治療具の製造方法であって、前記一次成型ステップでは、前記一次長尺体の上面において、前記一次長尺体の下面から第1距離だけ上方に突出する2以上の第1磁石と、前記一次長尺体の下面から前記第1距離よりも短い第2距離だけ上方に突出する2以上の第2磁石とが配列されるように、前記第1次長尺体が成型される。前記2以上の第1磁石は、前記一次長尺体の上面において、前記一次長尺体の長手方向に沿って概ね等間隔に配列される。
ここでは、磁気治療具の表面までの距離が近い磁石(第1磁石)と遠い磁石(第2磁石)とが混合するように配列される。すなわち、磁気治療具の表面において強い磁力を発揮し易い磁石(第1磁石)と、相対的に弱い磁力を発揮し易い磁石(第2磁石)とが混合して配列される。
ところで、全ての磁石を磁気治療具の表面近傍に配置すると、時として磁力が強くなり過ぎる。かといって、全ての磁石が磁気治療具の表面から離れた位置に配置すると、強い磁力を発揮する部分が無くなり、十分な磁力の効果を得られないことも考えられる。しかしながら、ここでは、第1磁石及び第2磁石が組み合わせて使用される。また、2以上の第1磁石が長手方向に沿って概ね等間隔に配列される。その結果、第1磁石により概ね等間隔にピンポイントで強い磁力を発揮しつつ、全体としての磁力が強くなり過ぎることのないバランスのとれた磁力の効果が得られる。
本発明の第4観点に係る磁気治療具の製造方法は、第3観点に係る磁気治療具の製造方法であって、前記第1磁石は、前記第2磁石よりも磁力が強い。
ここでは、相対的に磁力の強い磁石(第1磁石)が、相対的に磁力の弱い磁石(第2磁石)よりも、磁気治療具の表面近くに配置される。従って、磁気治療具を身体に装着した状態において、第1磁石が身体に近い位置に維持されることになり、第1磁石による強い磁力の効果をさらに高めることができる。
本発明の第5観点に係る磁気治療具の製造方法は、第1観点又は第2観点に係る磁気治療具の製造方法であって、前記複数の磁石には、相対的に磁力の強い2以上の強磁石と、相対的に磁力の弱い2以上の弱磁石とが含まれる。前記一次成型ステップでは、前記一次長尺体の上面において、前記2以上の強磁石が長手方向に沿って概ね等間隔に配列されるように、前記一次長尺体が成型される。
磁気治療具内に相対的に磁力の強い強磁石のみを配置すると、時として磁力が強くなり過ぎる。かといって、相対的に磁力の弱い弱磁石のみを配置すると、強い磁力を発揮する部分が無くなり、十分な磁力の効果を得られないことも考えられる。しかしながら、ここでは、強磁石及び弱磁石が組み合わせて使用される。また、2以上の強磁石が長手方向に沿って概ね等間隔に配列される。その結果、強磁石により概ね等間隔にピンポイントで強い磁力を発揮しつつ、全体としての磁力が強くなり過ぎることのないバランスのとれた磁力の効果が得られる。
本発明によれば、製品ごとに磁気治療具表面での磁力にバラつきが生じにくくなり、安定した磁力の効果を発揮することが可能な磁気治療具が製造される。
本発明の一実施形態に係る磁気治療具の外観図。 本発明の一実施形態に係る磁気治療具(略半分)を直線状に伸ばした様子を示す図。 着脱自在な連結部の連結構造を示す図。 取り外しが想定されていない連結部の連結構造を示す図。 図1のV-V断面図 図1のVI−VI断面図。 一次成型で使用される金型(外側半体側)を示す図。 一次成型で使用される金型(磁石側)を示す図。 一次成型中の一対の金型の部分断面図。 一次成型品の部分断面図。 二次成型で使用される金型(一次成型品側)を示す図。 二次成型で使用される金型(内側半体側)を示す図。 二次成型中の一対の金型の部分断面図。 二次成型品の部分断面図。
以下、図面を参照しつつ、本発明の一実施形態に係る磁気治療具の製造方法について説明する。
<1.磁気治療具の構成>
図1に、本実施形態に係る磁気治療具1の外観図を示す。磁気治療具1は、磁気の作用による血行促進等の健康上の効果を目的として、身体の一部に巻き付けて使用するものである。図1に示すように、磁気治療具1は、可撓性を有する長尺体10を有し、長尺体10内には、複数の磁石21,22が長手方向に沿って離間した態様で埋め込まれている。なお、長尺体10は、透明であっても不透明であってもよく、不透明の場合には磁石21,22を外部から視認することができないが、図1では説明の便宜上、磁石21,22が実線で示されている。なお、他の図においても同様に、長尺体10及び後述するトップパイプ44が不透明の場合には視認することができない内部の構成が実線で示されている。
磁気治療具1は、図2に示す磁気治療具1aを2つ用意し、これを連結具30,40(図3及び図4参照)を用いて連結したものである。ただし、1つの磁気治療具1aの両端を連結具30を用いてループ状に連結することにより(連結具40を用いてもよい)、磁気治療具1よりも短い磁気治療具を形成することも可能である。このように磁気治療具1aを1つだけ使用した磁気治療具は、ブレスレットとしてより細い腕回りに装着するのに適している。一方、2つの磁気治療具1aをループ状に連結した磁気治療具1は、ネックレスとしてより太い首回りに装着するのに適している。ただし、身体の装着箇所はこれに限られず、足首等、血行促進等の磁力の効果を必要とする身体の任意の部位に装着することができる。また、追加の連結具40を用いて(連結具30を用いてもよい)、3つ以上の磁気治療具1aをループ状に連結することもできる。
図2に示すように、磁気治療具1aは、長尺体10aと、長尺体10a内に長手方向に沿って配列される複数の磁石21,22とを有する。なお、長尺体10aは、もう1つの長尺体10aと併せて、長尺体10を構成する。長尺体10aは、複数の磁石21,22が埋め込まれる長尺状の本体部11と、本体部11の一端に配置される連結部12と、本体部11の他端に配置される連結部13とを有する。本体部11は、内部の磁石21,22の全方位を覆う中実の部材である。従って、磁石21,22は、本体部11内で移動することはできない。なお、本体部11内に部分的に空隙を設けることもできる。
本実施形態に係る長尺体10aは、シリコーンゴム製である。しかしながら、長尺体10aの材料はこれに限定されず、図1に示すように磁気治療具1をループ状に曲げることができる程度の可撓性を有する限り、様々な材料を選択することができる。例えば、シリコーンゴム以外のゴム材料や、軟質のエラストマー、軟質の樹脂等を選択することができ、ウレタンゴムやニトリルブタジエンラバー等が好適に選択され得る。ただし、肌への悪影響が比較的小さいという点では、シリコーンゴムが選択されることが好ましい。また、シリコーンゴムは、その柔らかな肌触りの点でも好ましい。なお、特開2008−173405号公報に開示されるように、シリコーンゴムの主材料に磁性粉を混合した混合物により形成される磁気治療具が公知である。そして、このような磁性粉を含む磁気治療具の場合、磁気治療具が装着者の汗等に触れることで、磁性粉が水分を抱え込み、稀に膨潤が起こることがある。しかしながら、本実施形態では、長尺体10aが磁性分を含むものではないため、このような膨潤が防止される。
図3は、連結部12,12の連結構造を示す図である。連結部12,12は、連結具30を介して着脱自在に連結される。連結部12は、本体部11よりもやや拡径しており、内部に連結具30の概ね半分を受け入れることができる開口S1が形成されている。連結具30は、樹脂製のピン状部材であり、本体軸31と、本体軸31の両端に配置されるストッパ32,33と、本体軸31の中央よりもややストッパ33側の位置に配置されるストッパ34とを有する。ストッパ32〜34は、全て本体軸31よりも径の大きいフランジ状の部位であり、ストッパ33、ストッパ34、ストッパ32の順に径が大きい。連結部12の開口S1は、このような連結具30の形状に対応するように、連結具30の長さの概ね半分の奥行を有する。また、開口S1は、最も径の大きい最奥部S11と、これよりも径の小さい中央部S12と、最奥部S11よりも径が小さく中央部S12よりも径の大きい入口部S13とを有する。中央部S12は、本体軸31を受け取る開口であり、最奥部S11は、ストッパ33又はストッパ32を受け取る開口である。入口部S13は、ストッパ34を受け取ることができる。そして、一方の連結部12の開口S1にストッパ33,34を挿入し、他方の連結部12の開口S1にストッパ32を挿入することで、連結部12,12が連結される。連結部12,12を一度連結してしまうと、ストッパ32はストッパ33よりも径が小さいため、連結部12からのストッパ33の取り外しは困難であるが、ストッパ32の取り外しは比較的容易である。従って、ストッパ32をこれを受け入れる連結部12の開口S1に対し着脱することで、装着者の首回り等の部位に対する磁気治療具1の着脱が容易となる。なお、連結部12,12は、可撓性を有するシリコーンゴム製であるため、このような材料の弾性により、連結具30との着脱が容易に実現されるようになっている。
図4は、連結部13,13の連結構造を示す図である。連結部13,13は、連結部12,12と異なり、取り外しが想定されておらず、連結具40を介して着脱が困難に連結されている。連結部13は、連結部12と同様の構成を有している。一方、連結具40は、樹脂製のピン状部材であり、本体軸41と、本体軸41の両端に配置されるストッパ42,43とを有する。ストッパ42,43は、本体軸41よりも径が大きく、上述のストッパ33と同程度の径を有する。従って、ストッパ42,43を一度連結部13,13の開口S1に挿入してしまうと、連結部13,13の取り外しは困難となる。また、本体軸41は、連結具30の本体軸31よりも長く、本体軸41周りには、トップパイプ44が取り付けられている。本実施形態に係るトップパイプ44は、長尺体10aと同様にシリコーンゴムから形成されるが、異なる材料で形成することもできる。トップパイプ44は、装飾部となり得る。従って、トップパイプ44の材質や色や形状等を工夫することにより、磁気治療具1のアクセサリーとしての付加価値を高めることができる。
次に、磁石21,22について説明する。磁石21,22は、各々直方体状であり、磁石21は、磁石22よりも磁石単体での磁力が強い。図1に示すように、本実施形態では、4つの磁石21が、ループ状の磁気治療具1の長手方向に沿って概ね等間隔に(概ね90°間隔で)配置される。そして、これら4つの磁石21の間を概ね等間隔に埋めるように、磁石22が配置される。磁石22は、隣接する磁石21,21間に4つずつ配置される。なお、磁石21,22全体の配列も、概ね等間隔である。ただし、連結部12,13近傍の磁石間の間隔は、連結部12,13から遠い本体部11の中央における磁石間の間隔よりも若干短くなるように設計されている。これは、磁気治療具1をループ状に連結した場合において、磁石の埋め込まれていない連結部12,12及び連結部13,13の近傍では磁力が弱まるため、これを補完するためである。
ところで、磁気治療具1内に相対的に磁力の強い磁石21のみを配置すると、時として磁力が強くなり過ぎる。かといって、相対的に磁力の弱い磁石22のみを配置すると、強い磁力を発揮する部分が無くなり、十分な磁力の効果を得られないことも考えられる。しかしながら、本実施形態では、以上のような磁石21,22の配置により、磁石21により概ね等間隔にピンポイントで強い磁力を発揮しつつ、全体としての磁力が強くなり過ぎることのないバランスのとれた磁力の効果が発揮されるようになっている。
図2は、磁気治療具1aを両端から引っ張り、これを直線状に伸ばした様子を示している。しかしながら、長尺体10a、ひいては磁気治療具1aは、外力を加えていない状態では、長手方向に沿って自然と一定の方向に湾曲するように形成されている。従って、このような磁気治療具1a,1aを連結具30,40を用いてループ状に形成するとき、磁気治療具1においてループの中心を向く面は一定となる。そして、このような磁気治療具1aの有する湾曲癖により、磁気治療具1aは容易に身体に巻き付けることが可能になる。なお、長尺体10aのこのような湾曲癖は、後述する製造方法によって与えられるが、湾曲癖を与える方法は、これに限られない。例えば、長尺体10aをその中心軸A1に平行な面で仮想的に分断した2つの部分を可撓性の異なる材料から形成することで、湾曲癖を生じさせることができる。このような磁気治療具1では、可撓性のより大きい部分が自然と内側に配置され、可撓性のより小さい部分が自然と外側に配置されることになる。或いは、湾曲癖は、長尺体10aをその中心軸A1に平行な面で仮想的に分断した2つの部分を、収縮率の異なる材料で形成することでも生じさせることができる。
図5は、図1のV−V断面図であり、図6は、図1のVI−VI断面図である。同図に示すように、磁石22の中心は、長尺体10の中心軸A1に概ね重なる。一方、磁石21は、長尺体10内において、長尺体10の中心軸A1から上述の湾曲癖による磁気治療具1の湾曲の中心に向かって偏心して配置される。言い換えると、磁石21を覆うシリコーンゴム部分のうち、磁気治療具1をループ状に巻いたときに上述した湾曲癖によって自然と磁石21の内側にくる部分の厚みが、自然と磁石21の外側にくる部分の厚みよりも薄くなるように構成されている。その結果、磁気治療具1を身体に巻き付けようとしたときに、使用者が意識せずとも、磁石21は自然とループの内側に偏って配置される。従って、磁気治療具1の装着時において、磁石21は身体の近傍に配置されることになり、血行促進等の十分な磁力の効果が発揮される。また、装着者の運動に伴って磁気治療具1が回転し、磁石21の位置が移動することがあるが、磁石21の移動の方向は原則として磁気治療具1のループの周方向に限られる。すなわち、磁気治療具1の有する湾曲癖により、磁気治療具1がループの径方向に回転することは起こりにくく、磁石21は常に身体に近い位置に維持される。
磁気治療具1の各部の寸法及び材質は、適宜設定することが可能であるが、本実施形態では、好適な一例として、以下の通り設定されている。すなわち、磁石21,22及び磁石21,22周りのシリコーンゴム部分の、磁気治療具1の径方向断面における寸法は、図5及び図6に示すとおりである。また、磁気治療具1の長手方向に沿った磁石21,22の寸法は、それぞれ10.06mm、6.00mmである。また、本実施形態では、好適な一例として、磁石21として、サマリウムコバルト磁石(構成比率:Sm22%,Co62.5%,Pr15%,Fe0.16%,Sn0.34%)が選択され、磁石22として、湿式異方性ストロンチウムフェライト磁石(構成比率:SrO10%,Fe2390%)が選択される。また、磁石21の表面での磁束密度は約350mTであり、磁石22の表面での磁束密度は約120mTである。さらに、長尺体10の表面での磁石21の磁束密度は約150mTであり(磁石21に最も近い位置で計測)、長尺体10の表面での磁石22の磁束密度は約70mTである(磁石22に最も近い位置で計測)。連結具30,40の材料としては、ポリアセタール樹脂が選択される。
<2.製造方法>
以下、本実施形態に係る上述の磁気治療具1の製造方法について説明する。本製造方法では、一次成型及び二次成型の2回の成型を経て、磁気治療具1が製造される。
まず、長尺体10の材料となるシリコーンゴム製のシートを製造する。このシートは、例えば、シリコーンゴムコンパウンドに、適宜加硫剤及び顔料を加えて混練し、これをシート状に形成することで製造される。なお、本実施形態では、好適な一例として、シリコーンゴムコンパウンド及び加硫剤として、モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社製のシリコーンゴムコンパウンド(TSE260−7U)及び添加剤(TC−8E)が使用される。
続いて、以上のシートから、概ね長尺体10aの本体部11の半体の形状を有する長尺状の部材を切り出す。なお、本体部11の半体とは、本体部11を、長手方向に沿って延びる中心軸A1を含む面で仮想的に分断した一方の部分である。また、この半体は、本体部11のうち、磁気治療具1をループ状に巻いたときに上述した湾曲癖によって外側にくる部分に相当する。この意味で、以下、ここでカットされる長尺状の部材を、外側半体と呼ぶ。
また、磁気治療具1内に埋め込まれる磁石21,22を必要な数だけ準備する。本実施形態では、シリコーンゴム製の外側半体との接着性を確保すべく、磁石21,22の表面には、接着剤や密着性向上剤の役割を果たす適当なプライマー液が塗布される。プライマー液としては、磁石21,22の磁束に変動を与えないものを選定することが好ましく、例えば、昆山健翔硅?材料有限公司製のJX−201を使用することができる。また、磁石が錆びやすい種類のもの、例えば、サマリウムコバルト磁石等であれば、プライマー液の塗布の前に防錆目的の塗装をすることが好ましい。
以上の準備が終わると、一次成型が行われる。一次成型では、図7及び図8に示す一対の金型51,52が使用される。金型51は、一方の面51aに外側半体の形状の溝51bが多数本形成された板状の部材である。金型52は、一方の面52aに磁石21,22を配置可能な直方体状の開口52b,52cが多数形成された板状の部材である。なお、開口52bは、磁石21をセットするための開口であり、開口52cは、磁石22をセットするための開口である。開口52b,52cは、金型51,52の面51a,52aを対面させたときに、溝51bに対面する位置に配置されている。また、開口52b,52cは、金型52の面52a上において、磁気治療具1aの完成品内での磁石21,22の配列順及び間隔に従って形成されている。
そして、金型51の各溝51bに外側半体を充填し、金型52の各開口52b,52cにそれぞれ磁石21,22をセットする。そして、図9に示すように、面51a,52aどうしが対面するように金型51を金型52の上に重ね、プレス加工を行う(一次成型)。一次成型後の外側半体のシリコーンゴムは、好ましくは、半加硫状態である。この一次成型は、常温又は常温よりも高い高温環境下で行うことができ、本実施形態では、185℃の高温環境下で金型に8.5トンの荷重をかけて5分間行われる。なお、図9は、一次成型中の金型51,52の部分断面図であり、図7及び図8において点線C1,C2で示す位置での金型51,52の断面が含まれる。一次成型中、磁石21,22の上面(外側半体の反対側の面)は金型52に押し付けられるため、磁石21,22の上下方向(金型51,52の配置される方向)の位置が安定的に定まり、この状態で磁石21,22が外側半体に接着される。
図10は、一次成型により製造される一次成型品15の部分断面図である。一次成型品15は、外側半体上に長手方向に沿って上面に複数の磁石21,22が露出するように配列されたものとなる。また、図9に示すとおり、金型52の磁石21用の開口52bは、磁石22用の開口52cよりも深いため、一次成型品15では、外側半体の下面から磁石21の上面までの距離d1は、外側半体の下面から磁石22の上面までの距離d2よりも長い。言い換えると、一次成型品15では、外側半体の上面において、磁石21が外側半体の下面からd1だけ上方に突出し、磁石22が外側半体の下面からd1よりも短いd2だけ上方に突出している。
以上の一次成型が終了すると、次に二次成型が行われる。二次成型に先立ち、上述のシリコーンゴムのシートから、概ね長尺体10aの半体の形状を有する長尺状の部材が切り出される。なお、長尺体10aの半体とは、長尺体10aを、長手方向に沿って延びる中心軸A1を含む面で仮想的に分断した一方の部分である。また、この半体は、長尺体10aのうち、磁気治療具1をループ状に巻いたときに上述した湾曲癖によって内側にくる部分に相当する。この意味で、以下、ここでカットされる長尺状の部材を、内側半体と呼ぶ。
二次成型では、図11及び図12に示す一対の金型61,62が使用される。金型61は、一方の面61aに外側半体の形状の溝61bが多数本形成された板状の部材である。なお、溝61bは、一次成型品15をセットするための開口である。また、溝61bの両端には、連結部12,13の形状の開口61c,61dが連続している。金型62は、一方の面62aに、金型61の溝61b及び開口61c,61dと同様の形状の溝62b及び開口62c,62dが形成された板状の部材である。溝62b及び開口62c,62dは、金型61,62の面61a,62aを対面させたときに、それぞれ溝61b及び開口61c,61dに対面する位置に配置されている。
そして、金型61の各溝61bに一次成型品15を配置するとともに、金型61の各開口61c,61dには、当該開口61c,61dの形状にカットされたシリコーンゴムの材料を充填する。開口61c,61dに充填されるシリコーンゴムの材料も、上述したシリコーンゴムのシートから切り出される。このとき、開口61c,61d内のシリコーンゴムの材料の上には、連結具30,40を挿入するための開口S1を形成するべく、開口S1の形状に対応する金属製の部材を配置する。また、一次成型品15に含まれる磁石21,22は、溝61bの外側を向くように配置される。一方、金型62の各溝62b及び開口62c,62dには、内側半体が充填される。
そして、図13に示すように、面61a,62aどうしが対面するように、金型62を金型61の上に重ね、プレス加工を行う(二次成型)。この二次成型は、常温又は常温よりも高い高温環境下で行うことができ、本実施形態では、185℃の高温環境下で金型に8.5トンの荷重をかけて、一次成型よりも長い7分間行われる。なお、図13は、二次成型中の金型61,62の部分断面図であり、図11及び図12において点線C3,C4で示す位置での金型61,62の断面が含まれる。そして、二次成型により、外側半体及び内側半体の加硫が進行し、両者が接着される。なお、二次成型後、この二次成型品を例えば200℃のオーブン内に4時間置くことで、さらに外側半体及び内側半体の加硫を進めることもできる。
二次成型後、温度の低下を待って、金型61,62から二次成型品を取り出す。図14は、二次成型により製造される二次成型品の部分断面図である。二次成型品は、長手方向に沿って内部に磁石21,22が埋め込まれたシリコーンゴムの長尺体10a、すなわち、磁気治療具1aである。また、上述した開口S1の形状に対応する金属製の部材を取り外し、開口S1を開く。
なお、二次成型を行う時点では、一次成型品15に含まれる外側半体は既に一度プレス成型が行われているため、硬化している。従って、二次成型中に、磁石21,22が外側半体に対して動きにくく、磁気治療具1a内での磁石21,22の上下方向の位置が安定する。また、本実施形態では、一次成型を経て磁石21,22が外側半体にしっかりと接着されていることもあり、二次成型中の磁石21,22の移動が著しく抑制される。その結果、製品ごとの磁気治療具1a内での磁石21,22の位置にバラつきが生じにくく、ひいては、磁気治療具1a表面での磁力が安定する。
また、二次成型時において、一次成型を経て既に収縮が進んでいる外側半体は、二次成型で初めて成型される内側半体に比べ、収縮率が小さい。その結果、二次成型においては、長尺体10aとなるシリコーンゴムの材料のうち、内側半体が外側半体よりも大きく収縮するため、磁気治療具1aは内側半体側に向かって湾曲することになる。その結果、磁気治療具1aに内側半体側に自然と湾曲する湾曲癖が生じ、磁気治療具1を身体に容易に巻き付けることが可能になる。
また、図14に示すように、二次成型品は、磁石21を覆うシリコーンゴムの材料の厚みが、外側部分の厚みよりも内側部分の厚みの方が薄くなるように形成される。そのため、磁気治療具1の装着時には、上述した磁気治療具1aの湾曲癖により自然と内側部分がループの内側を向くこととなり、ひいては磁石21が自然とループの内側に偏って配置され、血行促進等の磁力の効果が効果的に発揮される。
また、上記一次及び二次成型とは別に、連結具30,40及びトップパイプ44をそれぞれ別の金型を用いて成型する。そして、上述した態様によりこれらのパーツ12,13,44と2本の磁気治療具1aとを連結することで、磁気治療具1が製造される。
<3.変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、種々の変更が可能である。例えば、以下の変更が可能である。また、以下の変形例の要旨は適宜組み合わせることができる。
<3−1>
上記実施形態では、磁石21,22のうち磁石21のみが、長尺体10内でループの内側に向かって偏心するように形成されていたが、磁石22も同様に、長尺体10内でループの内側に向かって偏心するように形成することができる。或いは、磁石21,22のうち磁石22のみを、同様に偏心させることもできる。
<3−2>
上記実施形態では、二種類の磁石21,22が組み合わせて使用されたが、寸法及び/又は磁力が同じ磁石のみを用いることもできる。
<3−3>
一次成型及び二次成型の条件は、上述したものに限られない。例えば、一次成型時間と二次成型時間は、5分,7分の例に限られず、一次成型と二次成型とを同じ時間だけ行ってもよいし、一次成型の方を長くしてもよい。温度や荷重も適宜変更することができる。
一次成型及び二次成型の温度条件としては、160℃〜185℃が好ましく、175℃〜185℃がさらに好ましい。外側半体及び内側半体の加硫が適切に進行する限り、任意の温度及び時間を選択することができる。
なお、本発明者らは、(一次成型時間,二次成型時間)=(5分,7分),(5分,5分),(7分,7分),(10分,10分)とし、その他の点については上記実施形態と同じ条件下で、磁気治療具1aを製造した。そして、これらの磁気治療具1aを長手方向に約10%のテンションをかけた状態で、食塩水、次亜塩素ナトリウム、塩素処理水、ボディソープ、塩酸、人工汗(アルカリ)、人工汗(酸)、ヒマシ油及びエタノールの各液に8日間浸漬した。その後、一次成型部分と二次成型部分との継目(外側半体と内側半体との継目)に亀裂が生じているか否かを確認したところ、全ての試験で亀裂が確認されなかった。
1 磁気治療具
1a 磁気治療具(略半分)
10 長尺体
10a 長尺体(略半分)
21 磁石(第1磁石、強磁石)
22 磁石(第2磁石、弱磁石)
51,52 金型(第1金型)
61,62 金型(第2金型)

Claims (5)

  1. 身体の一部に巻き付けて使用する磁気治療具の製造方法であって、
    一対の第1金型の一方に可撓性を有する材料を充填し、他方に複数の磁石を配置し、前記一対の第1金型を用いてプレス成型することで、長手方向に沿って上面に複数の磁石が露出するように配列された可撓性を有する一次長尺体を成型する一次成型ステップと、
    一対の第2金型の一方に前記一次長尺体を前記複数の磁石が外側に配置されるようにセットし、他方に可撓性を有する材料を新たに充填し、前記一対の第2金型を用いてプレス成型することで、長手方向に沿って内部に前記複数の磁石が埋め込まれた可撓性を有する二次長尺体を成型する二次成型ステップと
    を備える、磁気治療具の製造方法。
  2. 前記二次成型ステップでは、少なくとも1つの前記磁石を覆う前記可撓性を有する材料の厚みが、前記一次成型ステップにより成型された部分の厚みよりも前記二次成型ステップにより新たに成型された部分の厚みの方が薄くなるように、前記二次長尺体が成型される、
    請求項1に記載の磁気治療具の製造方法。
  3. 前記一次成型ステップでは、前記一次長尺体の上面において、前記一次長尺体の下面から第1距離だけ上方に突出する2以上の第1磁石と、前記一次長尺体の下面から前記第1距離よりも短い第2距離だけ上方に突出する2以上の第2磁石とが配列されるように、前記第1次長尺体が成型され、
    前記2以上の第1磁石は、前記一次長尺体の上面において、前記一次長尺体の長手方向に沿って概ね等間隔に配列される、
    請求項1又は2に記載の磁気治療具の製造方法。
  4. 前記第1磁石は、前記第2磁石よりも磁力が強い、
    請求項3に記載の磁気治療具の製造方法。
  5. 前記複数の磁石には、相対的に磁力の強い2以上の強磁石と、相対的に磁力の弱い2以上の弱磁石とが含まれ、
    前記一次成型ステップでは、前記一次長尺体の上面において、前記2以上の強磁石が長手方向に沿って概ね等間隔に配列されるように、前記一次長尺体が成型される、
    請求項1又は2に記載の磁気治療具の製造方法。
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