JP2016040855A - 無線通信システム、基地局装置、端末装置、無線通信方法および集積回路 - Google Patents

無線通信システム、基地局装置、端末装置、無線通信方法および集積回路 Download PDF

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Abstract

【課題】端末装置が効率の良い上りリンクのデータ送信を行なう。【解決手段】端末装置は、送信可能な周波数帯域の組み合わせを示す周波数帯域情報と、周波数帯域情報で示される複数の上りリンクの周波数帯域を基地局装置の指示に従って切り替え可能かを示す周波数切り替え可否情報を含んだ端末装置の送信能力情報を基地局装置に通知し、基地局装置は、送信能力情報にもとづいて端末装置に複数の上りリンクの周波数帯域を切り替えて使用するキャリアアグリゲーションの設定を行い、端末装置の送信能力情報にもとづいて端末装置への上りリンクのスケジューリングを行う。【選択図】図1

Description

本発明は、基地局装置、端末装置および無線通信システムに関連し、より詳細には、上りリンクの送信タイミングの通知時の動作における無線通信システム、基地局装置、端末装置、無線通信方法及び集積回路に関する。
3GPP(3rd Generation Partnership Project)では、W−CDMA方式が第三世代セルラー移動通信方式として標準化され、順次サービスが開始されている。また、通信速度を更に上げたHSDPAも標準化され、サービスが行われている。
一方、3GPPでは、第三世代無線アクセスの進化(Evolved Universal Terrestrial Radio Access;以下、「EUTRA」と呼称する。)の標準化も行われ、サービスが開始されている。EUTRAの下りリンクの通信方式として、マルチパス干渉に強く、高速伝送に適したOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式が採用されている。また、上りリンクの通信方式として、移動局装置のコストと消費電力を考慮し、送信信号のピーク対平均電力比PAPR(Peak to Average Power Ratio)を低減できるシングルキャリア周波数分割多重方式SC−FDMA(Single Carrier-Frequency Division Multiple Access)のDFT(Discrete Fourier Transform(離散フーリエ変換))−spread OFDM方式が採用されている。
また、3GPPでは、EUTRAの更なる進化のAdvanced−EUTRAの標準化作業も行なわれている。Advanced−EUTRAでは、上りリンクおよび下りリンクでそれぞれ最大100MHz帯域幅までの帯域を使用して、最大で下りリンク1Gbps以上、上りリンク500Mbps以上の伝送レートの通信を行なうことが想定されている。
Advanced−EUTRAでは、EUTRAの移動局装置も収容できるようにEUTRAの20MHzの帯域を複数個束ねることで、100MHz帯域を実現することが考えられている。尚、Advanced−EUTRAでは、EUTRAの1つの20MHz以下の帯域をコンポーネントキャリア(Component Carrier : CC)と呼ばれている。コンポーネントキャリアは、セル(Cell)とも呼ばれている。また、20MHzの帯域を束ねることをキャリアアグリゲーション(Carrier Aggregation:CA)と呼ばれている(非特許文献1)。
また、Advanced−EUTRAでは、同時に2つ以上の上りリンクコンポーネントキャリアに送信する能力のない移動局装置に対して、基地局装置がキャリアアグリゲーションを設定して、移動局装置が基地局装置からの指示に従って時間毎にコンポーネントキャリアを切り替えてデータを送信する方法が提案されている。
この方法は、“Time-Switched UL CA”と呼ばれている(非特許文献2)。尚、この方法は、同時に2つ以上の上りリンクコンポーネントキャリアに送信する能力がある移動局装置に対しても、同時に2つ以上の上りリンクコンポーネントキャリアに送信する場合にキャリア間で干渉を起こし、通信に影響が発生する環境に対しても有効であることが示されている。
3GPP TS(Technical Specification)36.300、V11.3.0(2012-09)、Evolved Universal Terrestrial Radio Access(E-UTRA) and Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network(E-UTRAN)、Overall description Stage2 R2-123997、NTT DOCOMO、Fujitsu、NEC、Panasonic、"Introduction of 1CC transmission in a TTI for UL CA"、 3GPP TSG-RAN WG2#79、Qingdao、China、13-17 August、2012
移動局装置が、基地局装置からの指示に従って時間毎に上りリンクコンポーネントキャリアを切り替えてデータ送信する場合、基地局装置は、移動局装置が上りリンクコンポーネントキャリアを切り替えながらデータ送信する能力あるかどうかわからないと、基地局装置は移動局装置にコンポーネントキャリアの切り替え指示ができない。
本発明は、移動局装置が、基地局装置からの指示に従って時間毎にコンポーネントキャリアを切り替えてデータ送信する方法について、効率良く基地局装置が移動局装置を制御するための移動局装置、基地局装置、無線通信システム、無線通信方法及び集積回路を提供することを目的とする。
(1)上記の目的を達成するために、本発明は、以下のような手段を講じた。すなわち、本発明の無線通信システムは、基地局装置と端末装置とが通信を行う無線通信システムであって、前記端末装置は、送信可能な周波数帯域の組み合わせを示す周波数帯域情報と、前記周波数帯域情報で示される複数の上りリンクの周波数帯域を前記基地局装置の指示に従って切り替え可能かを示す周波数切り替え可否情報を含んだ端末装置の送信能力情報を前記基地局装置に通知し、前記基地局装置は、前記送信能力情報にもとづいて前記端末装置に前記複数の上りリンクの周波数帯域を切り替えて使用するキャリアアグリゲーションの設定を行うことを特徴とする。
(2)また、本発明の基地局装置は、端末装置と通信を行う基地局装置であって、前記端末装置から送信可能な周波数帯域の組み合わせを示す周波数帯域情報と、前記周波数帯域情報で示される複数の上りリンクの周波数帯域を前記基地局装置の指示に従って切り替え可能かを示す周波数切り替え可否情報を含んだ端末装置の送信能力情報を受信し、前記送信能力情報にもとづいて、前記端末装置に前記複数の上りリンクの周波数帯域を切り替えて使用するキャリアアグリゲーションの設定を行うことを特徴とする。
(3)また、本発明の端末装置は、基地局装置から複数セルを割り当てられ、前記基地局装置と通信を行う端末装置であって、前記基地局装置に送信可能な周波数帯域の組み合わせを示す周波数帯域情報と、前記周波数帯域情報で示される複数の上りリンクの周波数帯域を前記基地局装置の指示に従って切り替え可能かを示す周波数切り替え可否情報を含んだ端末装置の送信能力情報を通知することを特徴とする。
(4)また、本発明の端末装置は、周波数切り替えの処理時間に関する送信能力情報を通知することを特徴とする。
(5)また、本発明の無線通信方法は、基地局装置と端末装置とが通信を行う無線通信システムに適用される無線通信方法であって、前記端末装置は、送信可能な周波数帯域の組み合わせを示す周波数帯域情報と、前記周波数帯域情報で示される複数の上りリンクの周波数帯域を前記基地局装置の指示に従って切り替え可能かを示す周波数切り替え可否情報を含んだ端末装置の送信能力情報を前記基地局装置に通知するステップと、前記基地局装置は、前記送信能力情報にもとづいて前記端末装置に前記複数の上りリンクの周波数帯域を切り替えて使用するキャリアアグリゲーションの設定を行うステップとを少なくとも含むことを特徴とする。
(6)また、本発明の集積回路は、端末装置と通信を行う基地局装置に適用される適用される集積回路であって、前記端末装置から送信可能な周波数帯域の組み合わせを示す周波数帯域情報と、前記周波数帯域情報で示される複数の上りリンクの周波数帯域を前記基地局装置の指示に従って切り替え可能かを示す周波数切り替え可否情報を含んだ端末装置の送信能力情報を受信する手段と、前記送信能力情報にもとづいて、前記端末装置にキャリアアグリゲーションを設定するか否の判定を行う手段と、前記端末装置にキャリアアグリゲーションの設定を行う手段を有することを特徴とする。
(7)また、本発明の集積回路は、基地局装置から複数セルを割り当てられ、前記基地局装置と通信を行う端末装置に適用される集積回路であって、前記基地局装置に送信可能な周波数帯域の組み合わせを示す周波数帯域情報と、前記周波数帯域情報で示される複数の上りリンクの周波数帯域を前記基地局装置の指示に従って切り替え可能かを示す周波数切り替え可否情報を含んだ端末装置の送信能力情報を通知する手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、移動局装置が、基地局装置に移動局装置の送信能力情報を通知することにより、基地局装置は、効率よく移動局装置の送信能力情報を基づいて移動局装置に対してキャリアアグリゲーションの設定、上りリンクスケジューリングをすることが可能となる。
本発明の実施形態に係る移動局装置の構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る基地局装置の構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る移動局装置の送信能力情報を通知する手順を示す図である。 本発明の実施形態に係る移動局装置の送信能力情報を通知する手順を示す図である。 本発明の実施形態に係る移動局装置の送信能力情報を通知する手順を示す図である。 本発明の実施形態に係る移動局装置の送信能力情報を通知する手順を示す図である。 EUTRAにおける物理チャネル構成を示す図である。 EUTRAにおける上りリンクの構成を示す図である。 Advanced−EUTRAにおける下りリンクのコンポーネントキャリアについての説明図である。 Advanced−EUTRAにおける上りリンクのコンポーネントキャリアについての説明図である。 EURTAの移動局装置及び基地局装置の制御データを扱うプロトコルスタックについての説明図である。
EUTRAの下りリンクの物理チャネルは、下りリンク参照信号(Downlink Reference Signal)、下りリンク同期信号(Downlink Synchronization Signal)、下りリンク共用チャネルPDSCH(Physical Downlink Shared Channel)、下りリンク制御チャネルPDCCH(Physical Downlink Control Channel)、報知チャネルPBCH(Physical Broadcast Channel)から構成されている。
EUTRAの上りリンクの物理チャネルは、上りリンク参照信号(Uplink Reference Signal)、ランダムアクセスチャネルPRACH(Physical Random Access Channel)、上りリンク共用チャネルPUSCH(Physical Uplink Shared Channel)、上りリンク制御チャネルPUCCH(Physical Uplink Control Channel)から構成されている。また、上りリンク参照信号には、復調用参照信号(Demodulation Reference Signal)と測定用参照信号(Sounding Reference Signal)の2種類の信号がある。
図7は、EUTRAにおける物理チャネル構成を示す図であり、図8は、EUTRAにおける上りリンクの構成を示す図である。1ブロックは、12本のサブキャリアと7つのOFDMシンボルから構成される。そして、2つのブロックを使用して、1リソースブロック(Resource Block:RB)を構成する。上りリンク共用チャネルPUSCHと上りリンク制御チャネルPUCCHは、1リソースブロック単位で使用される。ランダムアクセスチャネルPRACHは、6リソースブロック分を使用して構成される。
上りリンク参照信号は、リソースブロック内の特定のOFDMシンボルに配置される。上りリンクの各チャネルは、図8のように上りリンク共用チャネルPUSCHの領域と上りリンク制御チャネルPUCCHの領域とランダムアクセスチャネルPRACHとが分けられている。上りリンク共用チャネルPUSCHと上りリンク制御チャネルPUCCHの各領域に関する情報は、基地局装置から報知される。また、基地局装置は、各領域の中から移動局装置個別に上りリンク共用チャネルPUSCHと上りリンク制御チャネルPUCCHの無線リソースを割り当てる。尚、ランダムアクセスチャネルRACHは、一定の周期で配置される。
下りリンク共用チャネルPDSCHは、基地局装置から移動局装置へのユーザーデータや制御データの送信に使用される。下りリンク制御チャネルPDCCHは、基地局装置から移動局装置への下りリンク共用チャネルPDSCHと上りリンク共用チャネルPUSCHの無線リソース割り当て情報などの制御情報通知に使用される。下りリンク参照信号は、下りリンク共用チャネルPDSCHと下りリンク制御チャネルPDCCHを復調するために使用される。下りリンク同期信号は、移動局装置が下りリンクの同期を取るために使用される。報知チャネルPBCHは、基地局装置のセルのシステム情報に関する情報を通知するために使用される。
上りリンク共用チャネルPUSCHは、移動局装置から基地局装置へのユーザーデータや制御データの送信に使用される。尚、上りリンク共用チャネルPUSCHと下りリンク共用チャネルPDSCHで送受信されるデータは、HARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest)処理が行われ、再送時に初送データと再送データを合成処理することで再送時のデータの誤り訂正能力を向上させている。上りリンク制御チャネルPUCCHは、基地局装置からの下りリンクのデータに対する応答(ACK(Acknowledge)/NACK(Negative acknowledge))や下りリンクの無線伝搬路品質情報などの制御情報を通知する為に使用される。
ランダムアクセスチャネルPRACHは、主に移動局装置から基地局装置への上りリンクの送信タイミング情報を取得するためのランダムアクセスプリアンブル送信に使用される。ランダムアクセスプリアンブル送信はランダムアクセス手順の中で行なわれる。上りリンク参照信号の復調用参照信号は、基地局装置が上りリンク共用チャネルPUSCHを復調するために使用され、上りリンク共用チャネルPUSCHの4番目のシンボル位置と11番目のシンボル位置に挿入される。上りリンク参照信号の測定用参照信号は、基地局装置が上りリンクの無線伝搬路品質を測定するために使用され、上りリンク共用チャネルPUSCHの14番目のシンボル位置に挿入される。尚、測定用参照信号を送信するための無線リソースは、基地局装置から移動局装置個別に割り当てられる。
ランダムアクセス手順には、競合ベースランダムアクセス手順(Contention based Random Access procedure)と非競合ベースランダムアクセス手順(Non-contention based Random Access procedure)の2つのアクセス手順がある(非特許文献1)。
競合ベースランダムアクセス手順は、移動局装置間で衝突する可能性のあるランダムアクセス手順であり、競合ベースランダムアクセス手順は、基地局装置と接続(通信)していない状態からの初期アクセス時や基地局装置と接続中であるが、上りリンク同期が外れている状態で移動局装置に上りリンクデータ送信が発生した場合のスケジューリングリクエストなどに行われる。
非競合ベースランダムアクセス手順は、移動局装置間で衝突が発生しないランダムアクセス手順であり、基地局装置と移動局装置が接続中であるが、上りリンクの同期が外れている場合に迅速に移動局装置と基地局装置との間の上りリンク同期をとるためにハンドオーバーや移動局装置の送信タイミングが有効でない場合等の特別な場合に基地局装置がランダムアクセス指示情報を移動局装置に通知することで、移動局装置がランダムアクセス手順を開始する(非特許文献1)。非競合ベースランダムアクセス手順は、RRC(Radio Resource Control:Layer3)層のメッセージ及び下りリンク制御チャネルPDCCHの制御データにより指示される。
また、3GPPでは、EUTRAの更なる進化のAdvanced−EUTRAの議論も始まっている。Advanced−EUTRAでは、上りリンクおよび下りリンクでそれぞれ最大100MHz帯域幅までの帯域を使用して、最大で下りリンク1Gbps以上、上りリンク500Mbps以上の伝送レートの通信を行なうことを想定している。
図9は、Advanced−EUTRAにおけるキャリアアグリゲーション時の下りリンクのコンポーネントキャリアの構成についての説明図である。図10は、Advanced−EUTRAにおけるキャリアアグリゲーション時の上りリンクのコンポーネントキャリアの構成についての説明図である。
Advanced−EUTRAでは、EUTRAの移動局装置も収容できるようにEUTRAの20MHz以下の帯域を複数個束ねることで、最大で100MHz帯域を実現することを考えている。尚、Advanced−EUTRAでは、EUTRAの1つの20MHz以下の帯域をコンポーネントキャリア(Component Carrier : CC)と呼んでいる(非特許文献1)。また、1つの下りリンクのコンポーネントキャリアと1つの上りリンクのコンポーネントキャリアを組み合わせて1つのセルを構成する。尚、1つの下りリンクコンポーネントキャリアのみでも1つのセルを構成できる。
つまり、基地局装置は、移動局装置の通信能力や通信条件にあった複数のセルを割り当て、割り当てた複数のセルを介して移動局装置と通信を行なうようにしている。尚、移動局装置に割り当てられた複数のセルは、1つのセルを第一セル(Primary Cell)とそれ以外のセルを第二セル(Secondary Cell)としている。第一セルには、上りリンク制御チャネルPUCCHの割り当てや、ランダムアクセスチャネルPRACHへのアクセス許可など特別な機能を設定している。
また、移動局装置の消費電力を少なくするために、割り当て直後の第二セルに対し、移動局装置は下りリンク共用チャネルPDSCHおよび下りリンク制御チャネルPDCCHの受信処理を行わず(または、下りリンク制御チャネルPDCCHで指示された無線リソース割り当て情報に従わない)、基地局装置からアクティベート(Activate)を指示された後、アクティベートを指示された第二セルに対して下りリンク共用チャネルPDSCHおよび下りリンク制御チャネルPDCCHの受信処理を開始する(または、下りリンク制御チャネルPDCCHで指示された無線リソース割り当て情報に従う)ようにしている。
また、移動局装置は、基地局装置からアクティベートしている第二セルに対してデアクティベート(deactivate)を指示された後、デアクティベートを指示された第二セルに対して下りリンク共用チャネルPDSCHおよび下りリンク制御チャネルPDCCHの受信処理を停止する(または、下りリンク制御チャネルPDCCHで指示された無線リソース割り当て情報に従わない)ようにしている。
尚、基地局装置からアクティベートを指示され、下りリンク共用チャネルPDSCHおよび下りリンク制御チャネルPDCCHの受信処理を行っている第二セルをアクティベートセルと言い、また、基地局装置から移動局装置への割り当て直後の第二セル及びデアクティベートを指示され、下りリンク共用チャネルPDSCHおよび下りリンク制御チャネルPDCCHの受信処理を停止している第二セルをデアクティベートセルと言う。また、第一セルは、常にアクティベートセルである。
また、移動局装置が、複数のセルを使用して基地局装置と通信を行なう場合、リピータ(Repeater)などを介して基地局装置へ接続する場合がある。このような場合、移動局装置での下りリンクコンポーネントキャリアの受信タイミングと、上りリンクコンポーネントキャリア毎の基地局装置への送信タイミングの両方または一方がセル毎に異なることとなる。特に、上りリンクコンポーネントキャリア毎の基地局装置への送信タイミングが異なる場合、移動局装置は送信タイミングが同じとなるセルをグループ化して、グループ毎に送信タイミングの調整を行なう。
尚、送信タイミングが同じとなるセルで構成されるグループを送信タイミンググループと言う。基地局装置は、移動局装置に送信タイミンググループの構成情報を通知し、移動局装置は、送信タイミンググループの構成情報から送信タイミンググループを設定し、送信タイミンググループ毎に上りリンクの送信タイミングを管理する。
図11は、EURTAの移動局装置及び基地局装置の制御データを扱うプロトコルスタック(Protocol stack)である。図11について以下で説明する。
物理層(Physical layer:PHY層)は、物理チャネル(Physical Channel)を利用して上位層に伝送サービスを提供する。PHY層は、上位の媒体アクセス制御層(Medium Access Control layer:MAC層)とトランスポートチャネルで接続される。トランスポートチャネルを介して、MAC層とPHY層とレイヤ(layer:層)間でデータが移動する。移動局装置と基地局装置のPHY層間において、物理チャネルを介してデータの送受信が行われる。
MAC層は、多様な論理チャネルを多様なトランスポートチャネルにマッピングを行う。MAC層は、上位の無線リンク制御層(Radio Link Control layer:RLC層)とは論理チャネルで接続される。論理チャネルは、伝送される情報の種類によって大きく分けられ、制御情報を伝送する制御チャネルとユーザー情報を伝送するトラフィックチャネルに分けられる。
RLC層は、上位層から受信したデータを分割(Segmentation)及び連結(Concatenation)し、下位層が適切にデータ送信できるようにデータサイズを調節する。また、RLC層は、各データが要求するQoS(Quality of Service)を保証するための機能も持つ。すなわち、RLC層は、データの再送制御等の機能を持つ。
パケットデータコンバージェンスプロトコル層(Packet Data Convergence Protocol layer:PDCP層)は、ユーザーデータであるIPパケットを無線区間で効率的に伝送するために、不要な制御情報の圧縮を行うヘッダ圧縮機能を持つ。また、PDCP層は、データの暗号化の機能も持つ。
無線リソース制御層(Radio Resource Control layer:RRC層)は、制御情報のみ定義される。RRC層は、無線ベアラ(Radio Bearer:RB)の設定・再設定を行い、論理チャネル、トランスポートチャネル及び物理チャネルの制御を行う。RBは、制御データ無線ベアラ(Signaling Radio Bearer:SRB)とデータ無線ベアラ(Data Radio Bearer:DRB)とに分けられ、SRBは、制御情報であるRRCメッセージを送信する経路として利用される。DRBは、ユーザー情報を送信する経路として利用される。基地局装置と移動局装置のRRC層間で各RBの設定が行われる。
尚、PHY層は一般的に知られる開放型システム間相互接続(Open Systems Interconnection:OSI)モデルの階層構造の中で第一層の物理層に対応し、MAC層、RLC層及びPDCP層はOSIモデルの第二層であるデータリンク層に対応し、RRC層はOSIモデルの第三層であるネットワーク層に対応する。
[構成説明]
図1は、本発明の実施形態に係る移動局装置の構成を示す図である。移動局装置1−1〜1−3は、データ生成部101、送信データ記憶部103、送信HARQ処理部105、送信処理部107、無線部109、受信処理部111、受信HARQ処理部113、MAC情報抽出部115、MAC制御部119、データ処理部121、および、RRC制御部123から構成される。
上位層からのユーザーデータおよびRRC制御部123からの制御データは、データ生成部101に入力される。データ生成部101は、PDCP層、RLC層の機能を持つ。データ生成部101は、ユーザーデータのIPパケットのヘッダ圧縮やデータの暗号化、データの分割及び結合等の処理を行い、データサイズを調節する。データ生成部101は、処理を行ったデータを送信データ記憶部103に出力する。
送信データ記憶部103は、データ生成部101から入力されたデータを論理チャネル毎に蓄積し、MAC制御部119からの指示に基づいて指示された論理チャネルのデータを指示されたデータ量分だけ送信HARQ処理部105に出力する。また、送信データ記憶部103は、論理チャネル毎の蓄積されたデータのデータ量の情報をMAC制御部119に出力する。
送信HARQ処理部105は、入力データに符号化を行い、符号化したデータにパンクチャ処理を行う。そして、送信HARQ処理部105は、パンクチャしたデータを送信処理部107に出力し、符号化したデータを保存する。送信HARQ処理部105は、MAC制御部119からデータの再送を指示された場合、保存してある符号化したデータから前回に行なったパンクチャと異なるパンクチャ処理を行い、パンクチャしたデータを送信処理部107に出力する。
送信処理部107は、送信HARQ処理部105から入力されたデータに変調・符号化を行なう。送信処理部107は、変調・符号化されたデータをDFT(Discrete Fourier Transform(離散フーリエ変換))−IFFT(Inverse Fast Fourier Transform(逆高速フーリエ変換))処理し、処理後、CP(Cyclic prefix)を挿入し、CP挿入後のデータを上りリンクの各コンポーネントキャリア(セル)の物理上りリンク共用チャネル(PUSCH)に配置し、無線部111に出力する。また、送信処理部107は、PHY制御部117から受信データの応答指示があった場合、ACKまたはNACK信号を生成し、生成した信号を物理上りリンク制御チャネル(PUCCH)に配置し、無線部109に出力する。
無線部109は、送信処理部107から入力されたデータをPHY制御部117から指示された送信位置情報(送信セル情報)の無線周波数にアップコンバートし、送信電力を調整して送信アンテナからデータを送信する。また、無線部109は、受信アンテナより受信した無線信号をダウンコンバートし、受信処理部111に出力する。
受信処理部111は、無線部109から入力された信号をFFT(Fast Fourier Transform(高速フーリエ変換))処理、復号化、復調処理等を行なう。受信処理部111は、復調したデータの中で物理下りリンク共用チャネル(PDSCH)のデータを受信HARQ処理部113に出力する。また、受信処理部111は、復調したデータの中で物理下りリンク制御チャネルPDCCHから取得した制御データの上りリンク送信データの応答情報(ACK/NACK)および上りリンク送信許可情報(Uplink grant:上りリンクグラント)をMAC制御部119に出力する。尚、上りリンク送信許可情報は、データの変調・符号化方式、データサイズ情報、HARQ情報、送信位置情報などがある。
受信HARQ処理部113は、受信処理部111からの入力データの復号処理を行い、復号処理に成功した場合、データをMAC情報抽出部115に出力する。受信HARQ処理部113は、入力データの復号処理に失敗した場合、復号処理に失敗したデータを保存する。受信HARQ処理部113は、再送データを受信した場合、保存してあるデータと再送データを合成し、復号処理を行う。また、受信HARQ処理部113は、入力データの復号処理の成否をMAC制御部119に通知する。
MAC情報抽出部115は、受信HARQ処理部113から入力されたデータからMAC層(Medium Access Control layer)の制御データを抽出し、抽出した制御情報をMAC制御部119に出力する。MAC情報抽出部115は、残りのデータをデータ処理部121に出力する。データ処理部121は、PDCP層、RLC層の機能を持ち、圧縮されたIPヘッダの解凍機能や暗号化されたデータの復号機能、データの分割及び結合等の処理を行い、データを元の形に戻す。データ処理部121は、RRCメッセージとユーザーデータに分け、RRCメッセージをRRC制御部123に出力し、ユーザーデータを上位層に出力する。
PHY制御部117は、MAC制御部119からの指示により送信処理部107、無線部109、および、受信処理部111を制御する。PHY制御部117は、MAC制御部119から通知された変調・符号化方式、送信電力情報および送信位置情報(送信セル情報)から変調・符号化方式および送信位置を送信処理部109に通知し、送信セルの周波数情報および送信電力情報を無線部109に通知する。
MAC制御部119は、送信データ記憶部103から取得した論理チャネル毎のデータ量情報と受信処理部111から取得した上りリンク送信許可情報で示されている送信データサイズを元に各論理チャネルのデータの送信優先順位を決定し、送信する論理チャネルおよびデータ量を送信データ記憶部103に通知する。また、MAC制御部119は、送信HARQ処理部105にHARQ情報を通知し、PHY制御部117に変調・符号化方式および送信位置情報(送信セル情報)を出力する。
また、MAC制御部119は、受信処理部111から上りリンク送信データに対する応答情報を取得し、応答情報がNACK(否応答)を示していた場合、送信HARQ処理部105とPHY制御部117に再送を指示する。MAC制御部119は、受信HARQ処理部113からデータの復号処理の成否情報を取得した場合、PHY制御部117にACKまたはNACK信号を送信するように指示する。
MAC制御部119は、MAC層の機能を持ち、MAC情報抽出部115から入力されたMAC制御情報の中でセル(または、コンポーネントキャリア)のアクティベーション/デアクティベーション指示情報及びDRX制御情報を取得した場合、アクティベーション/デアクティベーション制御及びDRX制御を行うために無線部109、送信処理部107及び受信処理部111の制御を行うためにPHY制御部117を制御する。
MAC制御部119は、MAC情報抽出部115から入力されたMAC制御情報の中で送信タイミング情報をPHY制御部117へ出力する。MAC制御部119は、RRC制御部123から入力された送信タイミンググループ情報を管理し、PHY制御部117を制御する。
RRC制御部123は、基地局装置3との接続・切断処理、キャリアアグリゲーションの設定、送信タイミンググループの設定など基地局装置3と通信を行うための各種設定を行う。RRC制御部123は、前記各種設定に伴う上位層との情報のやり取りを行い、前記各種設定に伴う下位層の制御を行う。
RRC制御部123は、RRCメッセージを作成し、作成したRRCメッセージをデータ生成部101に出力する。RRC制御部123は、データ処理部121から入力されたRRCメッセージを解析する。RRC制御部123は、自移動局装置の送信能力を示したメッセージを作成し、データ生成部101に出力する。また、RRC制御部123は、MAC層に必要な情報をMAC制御部119に出力し、物理層に必要な情報をPHY制御部117に出力する。
尚、送信処理部107、無線部109、受信処理部111、および、PHY制御部117は、物理層の動作を行う。送信データ記憶部103、送信HARQ処理部105、受信HARQ処理部113、MAC情報抽出部115、および、MAC制御部119は、MAC層の動作を行う。データ生成部101、および、データ処理部121は、RLC層およびPDCP層の動作を行う。RRC制御部123は、RRC層の動作を行う。
図2は、本発明の実施形態に係る基地局装置の構成を示す図である。基地局装置3は、データ生成部201、送信データ記憶部203、送信HARQ処理部205、送信処理部207、無線部209、受信処理部211、受信HARQ処理部213、MAC情報抽出部215、PHY制御部217、MAC制御部219、データ処理部221、および、RRC制御部223から構成される。
上位層からのユーザーデータおよびRRC制御223からの制御データは、データ生成部201に入力さる。データ生成部201は、PDCP層、RLC層の機能を持ち、ユーザーデータのIPパケットのヘッダ圧縮やデータの暗号化、データの分割及び結合等の処理を行い、データサイズを調節する。データ生成部201は、処理を行ったデータとデータの論理チャネル情報を送信データ記憶部203に出力する。
送信データ記憶部203は、データ生成部201から入力されたデータをユーザー毎に蓄積し、MAC制御部219からの指示に基づいて指示されたユーザーのデータを指示されたデータ量分だけ送信HARQ処理部205に出力する。また、送信データ記憶部203は、論理チャネル毎の蓄積されたデータのデータ量の情報をMAC制御部219に出力する。
送信HARQ処理部205は、入力データに符号化を行い、符号化したデータにパンクチャ処理を行う。そして、送信HARQ処理部205は、パンクチャしたデータを送信処理部207部に出力し、符号化したデータを保存する。送信HARQ処理部205は、MAC制御部219からデータの再送を指示された場合、保存してある符号化したデータから前回に行なったパンクチャと異なるパンクチャ処理を行い、パンクチャしたデータを送信処理部207に出力する。
送信処理部207は、送信HARQ処理部205から入力されたデータに変調・符号化を行なう。送信処理部207は、変調・符号化されたデータを各セルの物理下りリンク制御チャネルPDCCH、下りリンク同期信号、物理報知チャネルPBCH、物理下りリンク共用チャネルPDSCHなどの信号及び各チャネルにマッピングし、マッピングしたデータを直列/並列変換、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform(逆高速フーリエ変換))変換、CP挿入などのOFDM信号処理を行い、OFDM信号を生成する。
そして、送信処理部207は、生成したOFDM信号を無線部209に出力する。また、送信処理部207は、MAC制御部219から受信データの応答指示があった場合、ACKまたはNACK信号を生成し、生成した信号を物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)に配置し、無線部209に出力する。
無線部209は、送信処理部207から入力されたデータを無線周波数にアップコンバートし、送信電力を調整して送信アンテナからデータを送信する。また、無線部209は、受信アンテナより受信した無線信号をダウンコンバートし、受信処理部211に出力する。受信処理部211は、無線部209から入力された信号をFFT(Fast Fourier Transform(高速フーリエ変換))処理、復号化、復調処理等を行なう。受信処理部211は、復調したデータの中で物理上りリンク共用チャネル(PUSCH)のデータを受信HARQ処理部213に出力する。また、受信処理部211は、復調したデータの中で物理上りリンク制御チャネルPUCCHから取得した制御データの下りリンク送信データの応答情報(ACK/NACK)、下りリンク無線品質情報(CQI)及び上りリンク送信要求情報(スケジューリングリクエスト)をMAC制御部219に出力する。
受信HARQ処理部213は、受信処理部211からの入力データの復号処理を行い、復号処理に成功した場合、データをMAC情報抽出部215に出力する。受信HARQ処理部213は、入力データの復号処理に失敗した場合、復号処理に失敗したデータを保存する。受信HARQ処理部213は、再送データを受信した場合、保存してあるデータと再送データを合成し、復号処理を行う。また、受信HARQ処理部213は、入力データの復号処理の成否をMAC制御部219に通知する。
MAC情報抽出部215は、受信HARQ処理部213から入力されたデータからMAC層の制御データを抽出し、抽出した制御情報をMAC制御部219に出力する。MAC情報抽出部215は、残りのデータをデータ処理部221に出力する。データ処理部221は、PDCP層、RLC層の機能を持ち、圧縮されたIPヘッダの解凍機能や暗号化されたデータの復号機能、データの分割及び結合等の処理を行い、データを元の形に戻す。データ処理部221は、RRCメッセージとユーザーデータに分け、RRCメッセージをRRC制御部223に出力し、ユーザーデータを上位層に出力する。
MAC制御部219は、MAC層の機能を持ち、RRC制御部223や下位層などから取得した情報をもとにMAC層の制御を行う。MAC制御部219は、下りリンクおよび上りリンクのスケジューリング処理を行う。MAC制御部219は、受信処理部211から入力された下りリンク送信データの応答情報(ACK/NACK)、下りリンク無線品質情報(CQI)及び上りリンク送信要求情報(スケジューリングリクエスト)、MAC情報抽出部215から入力されたBSR及び送信データ記憶部203から取得したユーザー毎のデータ量情報から下りリンク及び上りリンクのスケジューリング処理を行う。MAC制御部219は、スケジュール結果を送信処理部207に出力する。
また、MAC制御部219は、受信処理部211から上りリンク送信データに対する応答情報を取得し、応答情報がNACK(否応答)を示していた場合、送信HARQ処理部205と送信処理部207に再送を指示する。MAC制御部219は、受信HARQ処理部213からデータの復号処理の成否情報を取得した場合、送信処理部207にACKまたはNACK信号を送信するように指示する。
また、MAC制御部219は、移動局装置1−1に割り当てたセル(または、コンポーネントキャリア)のアクティベーション/デアクティベーション処理や送信タイミンググループの管理等を行う。
RRC制御部223は、移動局装置1−1との接続・切断処理、キャリアアグリゲーションの設定、送信タイミンググループの設定など移動局装置1−1と通信を行うための各種設定を行い、前記各種設定に伴う上位層との情報のやり取りを行い、前記各種設定に伴う下位層の制御を行う。
RRC制御部223は、各種RRCメッセージを作成し、作成したRRCメッセージをデータ生成部201に出力する。RRC制御部223は、データ処理部221から入力されたRRCメッセージを解析する。RRC制御部223は、移動局装置1−1から移動局装置の送受信能力を示したメッセージを取得した場合、移動局装置の送受信能力情報に基づいて移動局装置1−1に適したキャリアアグリゲーションの設定を行う。また、RRC制御部223は、MAC層に必要な情報をMAC制御部219に出力し、物理層に必要な情報をPHY制御部217に出力する。
尚、送信処理部207、無線部209、受信処理部211、および、PHY制御部217は、PHY層の動作を行い、送信データ記憶部203、送信HARQ処理部205、受信HARQ処理部213、MAC情報抽出部215、および、MAC制御部219は、MAC層の動作を行い、データ生成部201およびデータ処理部221は、RLC層及びPDCP層の動作を行いう。RRC制御部223は、RRC層の動作を行う。
[動作説明]
図9、図10で説明した基地局装置が移動局装置に複数セルを割り当て、割り当てた複数のセルを介して基地局装置と移動局装置が通信を行なう無線通信システムを想定している。
同時に2つ以上の上りリンクコンポーネントキャリアに送信する能力のない移動局装置に対して、基地局装置がキャリアアグリゲーションを設定して、移動局装置が基地局装置からの指示に従って時間毎にコンポーネントキャリアを切り替えてデータを送信する方法が提案されている。
移動局装置が、キャリアアグリゲーション中に基地局装置からの指示に従って時間毎に上りリンクコンポーネントキャリアを切り替えてデータ送信する場合、基地局装置は、移動局装置が上りリンクコンポーネントキャリアを切り替えながらデータ送信する能力あるかどうかわからないと、基地局装置は移動局装置にコンポーネントキャリアの切り替え指示ができない。
このため、移動局装置は、基地局装置に自移動局装置の送信能力に関する情報を通知する。移動局装置は、送信能力に関する情報の中にキャリアアグリゲーションが可能か否かの情報を含め、更にキャリアアグリゲーション中の上りリンクコンポーネントキャリアの切り替えが可能か否かの情報を含める。下記に例を示す。
移動局装置1−1は、上りリンク送信が可能な周波数帯域情報および上りリンクコンポーネントキャリアを切り替えてデータ送信する制御が可能かどうかを示す情報を基地局装置3に通知する。例えば、移動局装置1−1は周波数帯域Aと周波数帯域Bとでキャリアアグリゲーションが可能であり、キャリアアグリゲーション中は上りリンクコンポーネントキャリアの切り替え制御のみが可能な場合、図3のように、移動局装置1−1は周波数帯域Aの情報、周波数帯域Bの情報、および、上りリンクコンポーネントキャリアの切り替え制御が可能であることを示した情報を少なくとも含めた移動局装置の送信能力に関するメッセージを作成して基地局装置3に送信する。
すなわち、移動局装置1−1は周波数帯域Aおよび周波数帯域Bの周波数の組み合わせをサポートすることを示す周波数帯域情報(Supported Band combination)を基地局装置3へ送信する。また、移動局装置1−1は周波数帯域情報に含まれる周波数帯域Aおよび周波数帯域Bの上りリンクの周波数帯域を、基地局装置3の指示に従って動的に切り替えて送信が可能なことを示す周波数切り替え可否情報を基地局装置3へ送信する。これらの情報は、移動局装置1−1が基地局装置3を変更するとき、すなわちハンドオーバーの際に、ハンドオーバー元の基地局装置3(ソース基地局装置)からハンドオーバー先の基地局装置3(ターゲット基地局装置)へ転送されてもよい。また、ターゲット基地局装置が上りリンクの周波数帯域の切り替えをサポートしていない場合は、ソース基地局装置は周波数帯域情報のみを転送し、周波数切り替え可否情報をターゲット基地局装置へ転送しなくてもよい。
基地局装置3は移動局装置1−1から上記メッセージを受信すると、基地局装置3は移動局装置1−1が周波数帯域Aおよび周波数帯域Bとでキャリアアグリゲーションが可能であり、更にキャリアアグリゲーション時の動作は切り替え制御のみでの動作が可能な移動局装置と判断する。
尚、上りリンクコンポーネントキャリアの切り替え制御が可能であることを示した情報は、可能または不可能を示した1ビットのフラグ情報のような情報でも構わない。また、移動局装置1−1が周波数帯域A、周波数帯域Bおよび周波数帯域Cの3つの周波数帯域でキャリアアグリゲーションが可能であり、上りリンクコンポーネントキャリアの切り替え制御が可能な場合、移動局装置1−1は周波数帯域Aの情報、周波数帯域Bの情報、周波数帯域Cの情報および、上りリンクコンポーネントキャリアの切り替え制御のみが可能であることを示した情報を少なくとも含めたメッセージを作成しで基地局装置3に送信する。
基地局装置3は、上記のような情報を移動局装置1−1から取得した場合、移動局装置の送信能力に応じてキャリアアグリゲーションのコンポーネントキャリアを移動局装置1−1に設定する。尚、移動局装置1−1が、キャリアアグリゲーション中に2つ以上の周波数帯域での同時送信が可能であり、更に上りリンクコンポーネントキャリアの切り替え制御が可能な場合、図4のようにキャリアアグリゲーション可否情報も基地局装置3に通知するようにしても良い。
あるいは、前記移動局装置の送信能力に関するメッセージに、周波数帯域Aと周波数帯域Bの組み合わせ情報と、上りリンクコンポーネントキャリアの切り替え制御が可能であることを示した情報が含まれる場合、基地局装置3は、移動局装置1−1が周波数帯域Aと周波数帯域Bにおいて上りリンクコンポーネントキャリアの切り替え制御による送信が可能であると判断し、周波数帯域Aと周波数帯域Bの組み合わせ情報は含まれるが、上りリンクコンポーネントキャリアの切り替え制御が可能であることを示した情報が含まれない場合、基地局装置3は、移動局装置1−1が周波数帯域Aと周波数帯域Bにおいて同時送信が可能であると判断してもよい。
別の方法として、移動局装置1−1は、移動局装置がサポートする上りリンク送信の周波数帯域の情報を別々の情報として基地局装置3に通知し、その上で、上りリンクコンポーネントキャリアの切り替え制御が可能であることを示した切り替え制御の可否情報を通知するようにしても良い。
例えば、移動局装置1−1が周波数帯域Aと周波数帯域Bでの上りリンク送信が可能であり、上りリンクコンポーネントキャリアの切り替え制御が可能な場合、図5のように、移動局装置1−1は上りリンク送信が可能な周波数帯域として周波数帯域Aと周波数帯域Bを基地局装置3に通知し、その上で、上りリンクコンポーネントキャリアの切り替え制御が可能であることを示した切り替え制御の可否情報を通知する。尚、上りリンクコンポーネントキャリアの切り替え制御が不可能な移動局装置は、上りリンクコンポーネントキャリアの切り替え制御の可否情報を通知しなくても良い。
基地局装置3は移動局装置1−1から上記メッセージを受信すると、基地局装置3は、移動局装置1−1が周波数帯域Aの上りリンク送信、周波数帯域Bの上りリンク送信および切り替え制御を利用した周波数帯域Aおよび周波数帯域Bとのキャリアアグリゲーションが可能な移動局装置と判断する。
尚、移動局装置1−1がキャリアアグリゲーション中に2つ以上の周波数帯域での同時送信が可能であり、上りリンクコンポーネントキャリアの切り替え制御が可能な場合、更に上りリンク送信の周波数帯域の情報にキャリアアグリゲーション可能な周波数帯域情報を基地局装置3に通知する。
例えば、移動局装置1−1が周波数帯域Aと周波数帯域Bでの上りリンク送信が可能であり、周波数帯域Aおよび周波数帯域Bとのキャリアアグリゲーションでの上りリンクの同時送信が可能であり、更に上りリンクコンポーネントキャリアの切り替え制御が可能な場合、図6のように、移動局装置1−1は上りリンク送信が可能な周波数帯域として周波数帯域A、周波数帯域B、“周波数帯域Aおよび周波数帯域B”を基地局装置3に通知し、その上で、上りリンクコンポーネントキャリアの切り替え制御が可能であることを示した切り替え制御の可否情報を通知する。
基地局装置3は移動局装置1−1から上記メッセージを受信すると、基地局装置3は、移動局装置1−1が周波数帯域Aの上りリンク送信、周波数帯域Bの上りリンク送信、および、周波数帯域Aおよび周波数帯域Bとのキャリアアグリゲーションが可能である移動局装置と判断する。
尚、移動局装置1−1が無線部を含めた送信部を複数持っている場合、移動局装置1−1があるコンポーネントキャリアの周波数帯域から別のコンポーネントキャリアの周波数帯域に切り替えて送信処理を行うため処理時間は短くて済む。しかし、移動局装置1−1が無線部を含めた送信部を複数持っていない場合、移動局装置1−1は周波数を切り替えるために時間を費やしてしまい、基地局装置3からの上りリンクグラントを取得しても送信できない場合がある。そのため、移動局装置1−1は、上りリンクコンポーネントキャリア切り替えのために周波数の切り替えの処理時間がかかるか否かの情報を更に通知するようにしても良い。
基地局装置3は、移動局装置1−1から周波数の切り替えのために時間がかかる旨の情報を受信すると移動局装置1−1に対して上りリンクコンポーネントキャリアの切り替え時間を考慮した上りリンクのスケジューリングを行う。
移動局装置1−1と基地局装置3の動作を説明する。尚、移動局装置1−1は、同時に2つ以上の上りリンクコンポーネントキャリアに送信する能力のない移動局装置であるが、周波数帯域Aと周波数帯域Bとでキャリアアグリゲーションが可能であり、キャリアアグリゲーション中は上りリンクコンポーネントキャリアの切り替え制御のみが可能な移動局装置とする。
移動局装置1−1は、セルサーチを行い、基地局装置3の1つのセル(ここではセル1とする)を見つける。移動局装置1−1は、セル1の報知チャネルPBCHなどを受信し、セル1のシステム情報(セルの物理チャネル構成およびランダムアクセス情報など)を取得する。そして、移動局装置1−1は、初期アクセスのためにシステム情報に含まれるランダムアクセス情報を使用して、ランダムアクセス手順を実行する。
ランダムアクセス手順終了後、移動局装置1−1と基地局装置3は、接続のための各種設定手順を行う。接続のための各種設定手順の間に移動局装置1−1は、基地局装置3に自移動局装置の送受信能力に関する情報を通知する。送受信能力に関する情報は、上述したような上りリンク送信の周波数帯域の情報およびコンポーネントキャリアの切り替え制御の可否情報などである。ここでは、移動局装置1−1は周波数帯域Aの情報、周波数帯域Bの情報、および、上りリンクコンポーネントキャリアの切り替え制御が可能であることを示した情報を少なくとも含めた移動局装置の送信能力に関する情報を基地局装置3に通知する。
基地局装置3は、移動局装置1−1から移動局装置1−1の送受信能力に関する情報を受信すると、移動局装置1−1の送受信能力に関する情報からキャリアアグリゲーションが可能か否か、及び、上りリンクコンポーネントキャリアの切り替え制御が可能どうかを識別する。そして、基地局装置3は、キャリアアグリゲーションを行うため追加のセル(ここではセル2とする)を設定する際に、上りリンクコンポーネントキャリアの切り替え制御のみが可能な移動局装置に対して、セル1およびセル2の2つのセルでの同時送信が発生しないように考慮して、上りリンクのスケジューリングを行う。基地局装置3は、下りリンク制御チャネルPDCCHを通して上りリンクのスケジューリング情報である上りリンクグラントを移動局装置1−1に通知する。
移動局装置1−1は、基地局装置3からキャリアアグリゲーションの設定を受け、セル2を追加する。移動局装置1−1は、セル1またはセル2の下りリンク制御チャネルPDCCHから自移動局装置宛ての上りリンクグラントを受信すると、上りリンクグラントのスケジューリング情報を基づいて、上りリンクコンポーネントキャリアを切り替えながら上りリンクでのデータを送信する。
尚、基地局装置3が誤って2つ以上の上りリンクコンポーネントキャリアでの同時送信を示した上りリンクグラントを送信した場合、移動局装置1−1は、その上りリンクグラントを破棄するか、または、上りリンクグラントで示されたどちらか一方の上りリンクコンポーネントキャリアで上りリンクデータの送信を行う。例えば、移動局装置1−1は、第一セルの上りリンクコンポーネントキャリアに対する上りリンクグラントを優先してもよい。
このように、移動局装置1−1が、基地局装置3に移動局装置の送信能力情報を通知することにより、基地局装置3は、移動局装置の送信能力情報を基づいて移動局装置1−1に対し、効率的なキャリアアグリゲーションの設定、および、上りリンクスケジューリングをすることが可能となる。
以上、図面を参照してこの発明の一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
実施形態では、端末装置もしくは通信装置の一例として移動局装置を記載したが、本願発明は、これに限定されるものではなく、屋内外に設置される据え置き型、または非可動型の電子機器、たとえば、AV機器、キッチン機器、掃除・洗濯機器、空調機器、オフィス機器、自動販売機、その他生活機器などの端末装置もしくは通信装置に適用出来ることは言うまでもない。
また、説明の便宜上、実施形態の移動局装置1−1及び基地局装置3を機能的なブロック図を用いて説明したが、移動局装置1−1及び基地局装置3の各部の機能またはこれらの機能の一部を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより移動局装置や基地局装置の制御を行なっても良い。尚、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに、前述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
また、上記各実施形態に用いた各機能ブロックは、典型的には集積回路であるLSIとして実現してもよい。各機能ブロックは個別にチップ化してもよいし、一部または全部を集積してチップ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路または汎用プロセッサで実現しても良い。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いることも可能である。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も特許請求の範囲に含まれる。
1−1〜1−3 移動局装置
3 基地局装置
101、201 データ生成部
103、203 送信データ記憶部
105、205 送信HARQ処理部
107、207 送信処理部
109、209 無線部
111、211 受信処理部
113、213 受信HARQ処理部
115、215 MAC情報抽出部
117,217 PHY制御部
119、219 MAC制御部
121、221 データ処理部
123、223 RRC制御部

Claims (7)

  1. 基地局装置と端末装置とが通信を行う無線通信システムであって、
    前記端末装置は、送信可能な周波数帯域の組み合わせを示す周波数帯域情報と、前記周波数帯域情報で示される複数の上りリンクの周波数帯域を前記基地局装置の指示に従って切り替え可能かを示す周波数切り替え可否情報を含んだ端末装置の送信能力情報を前記基地局装置に通知し、
    前記基地局装置は、前記送信能力情報にもとづいて前記端末装置に前記複数の上りリンクの周波数帯域を切り替えて使用するキャリアアグリゲーションの設定を行うことを特徴とする無線通信システム。
  2. 端末装置と通信を行う基地局装置であって、
    前記端末装置から送信可能な周波数帯域の組み合わせを示す周波数帯域情報と、前記周波数帯域情報で示される複数の上りリンクの周波数帯域を前記基地局装置の指示に従って切り替え可能かを示す周波数切り替え可否情報を含んだ端末装置の送信能力情報を受信し、
    前記送信能力情報にもとづいて、前記端末装置に前記複数の上りリンクの周波数帯域を切り替えて使用するキャリアアグリゲーションの設定を行うことを特徴とする基地局装置。
  3. 基地局装置から複数セルを割り当てられ、前記基地局装置と通信を行う端末装置であって、
    前記基地局装置に送信可能な周波数帯域の組み合わせを示す周波数帯域情報と、前記周波数帯域情報で示される複数の上りリンクの周波数帯域を前記基地局装置の指示に従って切り替え可能かを示す周波数切り替え可否情報を含んだ端末装置の送信能力情報を通知することを特徴とする端末装置。
  4. 請求項3記載の端末装置であって、
    周波数切り替えの処理時間に関する送信能力情報を通知することを特徴とする端末装置。
  5. 基地局装置と端末装置とが通信を行う無線通信システムに適用される無線通信方法であって、
    前記端末装置は、送信可能な周波数帯域の組み合わせを示す周波数帯域情報と、前記周波数帯域情報で示される複数の上りリンクの周波数帯域を前記基地局装置の指示に従って切り替え可能かを示す周波数切り替え可否情報を含んだ端末装置の送信能力情報を前記基地局装置に通知するステップと、
    前記基地局装置は、前記送信能力情報にもとづいて前記端末装置に前記複数の上りリンクの周波数帯域を切り替えて使用するキャリアアグリゲーションの設定を行うステップとを少なくとも含むことを特徴とする無線通信方法。
  6. 端末装置と通信を行う基地局装置に適用される適用される集積回路であって、
    前記端末装置から送信可能な周波数帯域の組み合わせを示す周波数帯域情報と、前記周波数帯域情報で示される複数の上りリンクの周波数帯域を前記基地局装置の指示に従って切り替え可能かを示す周波数切り替え可否情報を含んだ端末装置の送信能力情報を受信する手段と、
    前記送信能力情報にもとづいて、前記端末装置にキャリアアグリゲーションを設定するか否の判定を行う手段と、前記端末装置にキャリアアグリゲーションの設定を行う手段を有することを特徴とする集積回路。
  7. 基地局装置から複数セルを割り当てられ、前記基地局装置と通信を行う端末装置に適用される集積回路であって、
    前記基地局装置に送信可能な周波数帯域の組み合わせを示す周波数帯域情報と、前記周波数帯域情報で示される複数の上りリンクの周波数帯域を前記基地局装置の指示に従って切り替え可能かを示す周波数切り替え可否情報を含んだ端末装置の送信能力情報を通知する手段を有することを特徴とする集積回路。
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