JP2016038401A - 天体案内装置、天体案内方法、およびプログラム - Google Patents

天体案内装置、天体案内方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 移動天体を簡単に案内する装置、方法および、プログラムを提供する。【解決手段】端末装置10は、天球画像100を表示するディスプレイ12と、ユーザからの入力操作を受け付けるタッチパネル13と、ディスプレイ12及びタッチパネル13を制御するCPU51とを備える。CPU51は、タッチパネル13からのユーザの入力操作に基づき時刻情報を連続的に変化させ、変化させた時刻情報に基づき、ディスプレイ12に、天球画像100上で移動天体106を連続的に移動させながら表示するとともに、変化させた時刻情報に基づき、ディスプレイ12に、移動天体106の食の状態を画像として連続的に可変しながら表示する制御を行う。【選択図】 図4

Description

本発明は、天体案内を行う装置、方法、およびプログラムの技術に関する。
近年、天体案内装置としては、画像表示ディスプレイを備える情報携帯端末によって現在位置および現在時刻に基づき、ユーザが現在位置で見ることができる星空をいわゆる天球画像として画像表示ディスプレイに表示するものが提案されている。
たとえば、特許文献1および特許文献2には、日時情報取得部により取得された日時情報と位置情報取得部により取得された位置情報とに基づいて、天体または天体群から、日時情報および位置情報が示す日時および観測位置において使用者に視認され得る天体または天体群の候補を抽出することが記載されている。
特開2010−266817号公報 特開2010−266818号公報
しかしながら、特許文献1および特許文献2に記載の技術では、天球上における見かけの移動速度が大きく、見かけの大きさである視角が大きな月等の天体の時間変化を連続的に簡単に視覚的に知ることが難しいといった課題があった。
また、特に天文に詳しくない観測者にとっては、例えば大きな天体ショーである月食、日食等があることを知っていたとしても、いつ、どの位置にどのように見えるかを簡単に知ることは難しいといった課題があった。
なお、食とは、ある天体が別の天体の動きによって隠される天文現象である。大きく分けて、日食のように天体と観測者の視線上を別の天体が通る掩蔽と、月食のように太陽と天体との間を別の天体が通る影による食がある。太陽の掩蔽が観測されるとき、観測者のいる天体を外から見ると影による食が起こっている。また、隠すほうの天体または影が隠されるほうに比べ極端に視角が小さい場合は通過という。
本発明はかかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、食が発生する移動天体の時間変化を連続的に視覚的に知ることができ、かつ、現在の日時では見ることができない移動天体であっても簡単に食の状態を表示することができる天体案内装置、天体案内方法、および、プログラムを提供することにある。
本発明のある態様は、天体案内装置に関する。この天体案内装置は、天球画像を表示する表示部と、ユーザからの入力操作を受け付ける入力部と、表示部及び入力部を制御する制御部とを備える天体案内装置であって、制御部は、入力部からのユーザの入力操作により時刻情報を連続的に変化させ、変化させた時刻情報に基づき、表示部に、天球画像上で移動天体を連続的に移動させながら表示するとともに、変化させた時刻情報に基づき、表示部に、移動天体の食の状態を画像として連続的に可変しながら表示する制御を行うものである。
このような態様によると、入力部へユーザが入力操作するだけで時刻情報が連続的に変化し、移動天体が天球画像上を移動するとともに食の状態を画像として提供することができる。
本発明のある態様は、天体案内方法に関する。この天体案内方法は、入力部からのユーザの入力操作により時刻情報を連続的に変化させるステップと、変化させた時刻情報に基づき、移動天体を含む天球画像を生成するステップと、表示部に天球画像上で移動天体を連続的に移動させながら表示するとともに、変化させた時刻情報に基づき、表示部に、移動天体の食の状態を画像として連続的に可変しながら表示するステップとからなるものである。
このような態様によると、入力部へユーザが入力操作するだけで時刻情報が連続的に変化し、移動天体が天球画像上を移動するとともに食の状態を画像として提供することができる。
本発明のある態様は、コンピュータに実行させるためのプログラムに関する。このプログラムは、コンピュータに、入力部からのユーザの入力操作により時刻情報を連続的に変化させる処理と、変化させた時刻情報に基づき、移動天体を含む天球画像を生成する処理と、天球画像上で移動天体を連続的に移動させながら表示部に表示するとともに、変化させた時刻情報に基づき、表示部に移動天体の食の状態を画像として連続的に可変しながら表示する処理とを実行させるものである。
このような態様によると、入力部へユーザが入力操作するだけで時刻情報が連続的に変化し、移動天体が天球画像上を移動するとともに食の状態を画像として提供することができる。
本発明によると、入力部へユーザが入力操作するだけで、移動天体の時間変化を連続的に視覚的に知ることができ、かつ、現在の日時では見ることができない移動天体であっても簡単に食の状態を画像として視認することができる。
図1は、端末装置とネットワークおよびサーバ装置を示す図である。 図2は、端末装置の外観を示す図である。 図3は、端末装置の内部構成を説明する図である。 図4は、端末装置の表示パネルに表示される天球画像を説明する図である。 図5は、天球画像中の方位補助画像を説明する図である。 図6は、移動天体のイベントを選択するウインドウを説明する図である。 図7は、観測地を設定する観測地設定画面を説明する図である。 図8は、端末装置の表示パネルに表示される天球画像を説明する他の図である。 図9は、端末装置の表示パネルに表示される天球画像を説明する他の図である。 図10は、端末装置の表示パネルに表示される天球画像を説明する他の図である。 図11は、端末装置の表示パネルに表示される天球画像を説明する他の図である。 図12は、端末装置の表示パネルに表示される天球画像を説明する他の図である。 図13は、端末装置の表示パネルに表示される天球画像を説明する他の図である。 図14は、プログラム処理を説明するフローチャートである。 図15は、プログラム処理を説明するフローチャートである。 図16は、プログラム処理を説明するフローチャートである。 図17は、望遠鏡システムを示す図である。
以下、本発明を天体案内装置として携帯情報端末装置に適用した例を用いて説明する。なお、本発明における天体案内装置としては、携帯情報端末装置に限られず、本発明に必要な機能を備えた端末装置を広く含むものとすることは言うまでもない。
[ネットワーク構成]
まず、携帯情報端末装置について図1を用いて簡単に説明する。端末装置10は、通信機能を有しており、インターネット等の無線または有線のネットワーク20を介して、各種のサーバ装置30に接続されている。端末装置10は、図1に示すように、端末装置10a,10b,・・・,10cのように複数台が、ネットワーク20を介してサーバ装置30に接続することが可能とされている。以下では、端末装置10a,10b,・・・,10cを端末装置10として便宜上1台の装置として説明を行う。
端末装置10は、サーバ装置30から各種サービスや、アプリケーションプログラムの配信を受け、データやプログラムのダウンロードが可能とされている。以下で、本発明の例を説明する際には、端末装置10にアプリケーションプログラムがダウンロードされ、これを実行する形で説明を進めるが、ダウンロードしたアプリケーションプログラムに限られず、端末装置10にあらかじめ記憶されているプログラムで実行するようにしてもよく、ハードウェア処理にて実現するようにしてもよいことは言うまでもない。
[ハード構成]
つぎに、端末装置10の外観について図2を用いて簡単に説明する。端末装置10は、図2に示すように、筐体11と、ディスプレイ12と、タッチパネル13と、ハードウェアキー14と、カメラ15等を備えている。
つぎに、端末装置10の内部構成について図3を用いて簡単に説明する。端末装置10は、図3に示すように、CPU(Central Processing Unit)51と、内部メモリ52と、外部メモリ53と、方位センサ54と、GPS(Global Positioning Sysytem)センサ55と、加速度センサ56と、無線通信部57と、図2で説明したディスプレイ12と、タッチパネル13と、ハードウェアキー14と、カメラ15とを備えており、これらがシステムバスを通じて接続されている。
つぎに、端末装置10の各部について詳細な説明を行う。
筐体11は、端末装置10の外殻を構成し、各部を内蔵するケースであり、樹脂、金属、カーボンファイバ等の各種部材で形成されている。
ディスプレイ12は、端末装置10の表示部を構成し、文字や画像を表示することが可能とされている。ディスプレイ12としては、液晶ディスプレイや有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等を用いることができる。ディスプレイ12には、後述する天球画像を表示するために好適な各種デバイスを用いることができることは言うまでもない。
タッチパネル13は、端末装置10の入力部の一つを構成し、ディスプレイ12に重ねあわされて形成され、ユーザからの入力操作を受け付けることが可能とされている。タッチパネル13は、マトリクス状の透明電極を重ね合わせた構造とされており、電極間の電気抵抗や静電容量に基づき、ユーザの押圧操作、タッチ操作、ホバリング操作(非接触操作)等により、ディスプレイ12に表示された画像をユーザの指等でなぞる操作を行うことで、ユーザからの入力操作を検出することができる。
なお、タッチパネルの操作としては、タップ操作、スライド操作、フリック操作、ピンチイン/アウト操作、マルチタッチ操作等の各種の入力操作を用いることができる。本実施の形態における操作として、詳細は後述するが、選択操作には、タップ操作を用い、時刻変化操作には、スライド操作を用い、拡大縮小操作には、ピンチイン/アウト操作を用いるものとする。なお、操作方法は、適宜設定することができるが、ユーザの直感的な操作を可能とするために、上述の操作例が最もの好ましい。なお、操作方法については、汎用技術であるため、詳細な説明を割愛する。
ハードウェアキー14は、端末装置10の入力部の一つを構成し、押圧操作等のユーザからの入力操作を受け付けることが可能とされている。ハードウェアキー14は、タッチパネル13と異なる入力操作態様で用いられ、モードの切り替え操作、電源操作等、単一の操作に機能を割り振り、アプリケーションプログラムごとに使い分けられる。
カメラ15は、端末装置10の入力部の一つを構成し、写真を撮像することが可能とされている。カメラ15は、アレイ状のCCD(Charge Coupled Device)センサやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ等とレンズにより構成されているが、汎用的な技術であるため詳細な説明を割愛する。カメラ15は、ユーザ自身を撮像することにより、ユーザの動作をとらえる、いわゆるモーションキャプチャ技術により、ユーザの入力操作を受け付けることも可能とされている。
CPU51は、端末装置10の制御部の一つを構成し、図示しない他のコントローラとともに、端末装置10内部の各構成要素を制御する制御部である。CPU51は、内部バスを通じて、内部メモリ52、外部メモリ53、方位センサ54、GPSセンサ55、加速度センサ56、無線通信部57、ディスプレイ12、タッチパネル13、ハードウェアキー14、カメラ15等と接続されている。
CPU51は、内部メモリ52または外部メモリ53に記憶されたアプリケーションプログラムに基づき、各構成要素を適宜制御することができ、本発明の例では、天球画像を生成し表示する処理を行うことができる。
内部メモリ52および外部メモリ53は、端末装置10の記憶部を構成し、例えば不揮発性の半導体メモリによって構成され、各種のアプリケーションプログラムやデータを記憶可能とされている。特に内部メモリ52は、端末装置10が内蔵する記憶部であり、オペレーティングシステムやコアプログラムが格納されている。外部メモリ53は、端末装置10から着脱可能とされており、アプリケーションプログラムやデータを外部装置によって記憶したものを端末装置10に装着して用いるようにしてもよい。本発明の例においては、内部メモリ52および外部メモリ53について、特にアプリケーションプログラムやデータの格納先を特定しないが、システムに応じて適宜使い分けるようにすればよいことは言うまでもない。
方位センサ54は、端末装置10の方位を検出する構成であり、例えば、地磁気センサやジャイロセンサを用いることが可能である。方位センサ54は、後述するように、ディスプレイ12に天球画像を表示する際に、検出した方位情報を付加したり、または、天球画像の生成、移動天体の軌道演算等に用いることができる。
GPSセンサ55は、端末装置10の地球上の現在位置を検出する構成であり、GPS衛星からの電波を複数受信することで三角測量を行い端末装置10の緯度、経度を検出することができる。GPSセンサ55は、後述するように、ディスプレイ12に天球画像を表示する際に、検出した位置情報を付加したり、または、天球画像の生成、移動天体の軌道演算等に用いることができる。
加速度センサ56は、端末装置10の傾きを検出する構成であり、光学式、機械式、半導体式等の各方式を用いることができる。本発明の例では、より小型簡便な構成である半導体式を用いることが好ましい。
無線通信部57は、端末装置10と図示しない無線基地局と通信を行う構成であり、送受信アンテナ、変調復調回路等により構成されている。無線通信部57は、無線基地局と通信を行い、ネットワーク20を介して端末装置10とサーバ装置30との間で通信を可能としている。なお、無線通信部57は、図示しない無線基地局と通信を行うことから、無線基地局の位置情報またはセル情報に基づき、端末装置10の位置を間接的に検出することが可能であり、GPSセンサ55の情報を用いることができない場合に、代替情報として位置情報を得ることも可能である。本発明の例では、GPSセンサ55を省いた構成を説明していないが、GPSセンサ55を省略可能であることは言うまでもない。
なお、本構成では、図示、説明を省略しているが、ネットワーク接続方式は無線方式に限定されず、ネットワーク接続を行うために有線方式を妨げるものではない。従って、無線通信部57以外にケーブル直結によるネットワーク接続を行う構成を備えるようにしても良いことは言うまでもない。
なお、端末装置10は、方位センサ54、GPSセンサ55、加速度センサ56の情報に基づき、端末装置10の方位、位置、傾きを検出することができる。天球画像100を演算する際の現在地情報として用いることができ、正確な天球画像100を演算描写及び表示することが可能となる。
[ディスプレイ表示]
つぎに、端末装置10のディスプレイ12に表示される画像等に基づき、各機能及び動作を説明する。
端末装置10は、タッチパネル13等への入力操作に基づき、CPU51の制御によって、制御アプリケーションプログラムを起動し、図4に示すように、ディスプレイ12に天球画像100を表示する。
天球画像100には、地平線101、方位102、赤経線103、赤緯線104、方位補助画像105、移動天体(月)106、星座像107、天体画像110、食情報ウィンドウ115、軌道線120、食中軌道線121、時刻スライダーボタン130、スライダー線131、時刻情報132、移動天体アイコン140、観測地設定アイコン145、メニューボタン150、図示しない恒星、惑星、メシエ天体等が含まれる。
ここで、本実施の形態において、天球とは、地球から見える天体の方向を表すために無限遠の距離にある仮想の球面を指すものとする。また、赤経、赤緯については、天球上の緯度、経度を指すものとする。天球画像100は、天球上に上述した各天体および方位等の情報を表示した星図を展開した画像である。
地平線101は、天球画像100のうち、ユーザが地上に見ることができる天球の部分と、地平線の下で見えなくなる天球の部分の境界を表す線である。本発明の例においては、ユーザが見ることができない地平線の下の領域についても情報を付加している。
方位102は、地平線101上の方位を示す文字、図形また記号である。本発明の例においては、漢字により「東」「西」「南」「北」とともに、その間を補完する「南西」「南東」「北西」「北東」を用いているが、アルファベット「W」「E」「S」「N」等の表記を用いてもよいことは言うまでもない。端末装置10では、方位102の情報により天球画像100の向きがユーザにとって把握しやすくしている。
赤経線103、赤緯線104は、上述で定義したが、天球上の赤経、赤緯をわかりやすく表示する線であり、必要に応じて表示・非表示を切り替えられるようにしてもよい。
方位補助画像105は、天球画像100が実際の天球上のどの部分に対応するかを説明するための補助画像であり、図5に示すように、現在の天球画像100の位置を示すボックス301と、天頂302と、地平線303と、方位304とが含まれている。方位304については、方位補助画像105のサイズが天球画像100と比較して小さいため、漢字表記にするとつぶれてしまう恐れがあることからアルファベット表記としている。なお、方位304は、表示パネル12の解像度が許す限り、方位102と同様に、漢字表記や記号を用いることもできることは言うまでもない。
ここで、表示パネル12では、表示することができる物理的なサイズが有限であるため、天球全体を表現することは困難であり、天球画像100は、天球のごく一部の領域を表示するにとどまる。したがって、方位補助画像105は、より広域の方位情報を提供し、移動天体の食がどの方位でなされるのか、ユーザからの確認を容易とするように設けられている。
ここで、天頂は、天球上において観測者の真上に当たる点を指す。より正確には、地平線からの仰角90度の位置を示す点である。天頂302は、時刻情報に基づき、天球上のどの位置が天頂であるかを示す目印であり、広範囲の天球上で、天球画像100がどの領域に位置するかを容易に視認することができるように表示されている。
また、方位補助画像105は、表示される位置は、天球画像100内で移動せず、固定表示するようにしている。本発明の例においては、方位補助画像105の表示位置を、図中、天球画像100の右上方に固定している。なお、方位補助画像105は、移動天体106の軌道によっては、移動天体106の表示画像と重ならない範囲で、他の領域に表示するようにしてもよいし、ユーザの任意の位置に移動することができるようにしてもよい。
移動天体106は、天球上を短時間で移動する食が発生する天体であり、例えば、月、太陽、彗星、惑星、小惑星、衛星、人工衛星等である。本発明の例では、特に移動天体106が食の発生する天体の代表である月として説明を進める。
なお、移動天体106は、月である場合に、太陽から見て地球の本影に入る場合には、食となる。月が地球の本影に部分的に隠される場合を部分月食と呼び、月が地球の本影に完全に隠される場合を皆既月食と呼ぶ。以下では、単に部分食、皆既食とも記載する。
地球、太陽、月は、相互に運動する天体であるため、食が発生すると、月面上の影の部分の形も時間変化とともに連続的に変化する。すなわち、光源と、遮蔽物、投影面が相対的に動くために影の形が変化する。したがって、移動天体106の表示は、移動天体106と太陽および地球との相対位置に応じて、食の状態が短時間で連続的に変化する。食の状態の変化については、詳細を後述する。
移動天体106は、実際の天球上の見かけ上の大きさと一致するように、天球画像100上のサイズが設定された表示画像として表される。ただし、移動天体106は、詳細を後述するが、天球上の見た目の大きさと一致させない処理を行う場合がある。
移動天体106は、後述するユーザのタッチパネル13の操作入力に基づき時刻情報が変化した場合、軌道線120に沿ってその位置を連続的に変化させるように表示される。また、移動天体106は、ユーザのタッチパネル13の操作入力に基づき時刻情報が変化した場合、食中軌道線121に沿ってその位置を連続的に変化させる間は、食の状態、すなわち満ち欠けが視認できるように表示画像にも満ち欠けが反映される。
ここで、移動天体106の表示画像は、時刻情報に基づき、CPU51等によりリアルタイムに食の状態を演算して影の部分を反映するようにしてもよいし、食の状態をあらかじめ演算して生成しておいたイメージデータを所定の時間間隔で複数用意しておき、これを用いるようにしてもよい。前者は、イメージデータを格納しておくメモリ領域を確保しなくてよいというメリットがあり、メモリ領域の小さい、携帯情報端末装置においては前者を用いることが好ましい。
なお、移動天体106は、地球との相対距離によって見かけ上の大きさが変化する。したがって、移動天体106の表示画像は、CPU51等によりそのサイズを計算して実際の見かけ上の大きさと一致するようにしてもよい。特に、移動天体106は、表示画像のサイズを、所定の法則に従い固定するモードと可変するモードを備えるようにしてもよい。詳細な説明は後述する。
つぎに、星座線107は、天球画像100上の図示しない恒星等を線で結び星座の形を視認しやすくするために付加する線図である。星座線107は、ユーザに星座を特定しやすくするとともに、ユーザが星座に基づき移動天体106の位置の把握を容易とすることができるような効果をそうするものである。
つぎに、メシエ天体は、星雲,星団,銀河の等の主要天体をカタログ化したものであり、M1,・・・,M10のようにナンバリングされているものを示すものである。特にメシエ天体は、他の天体と比較して特徴的な広がりを持つため視認されやすく、メシエ天体を天球画像100に表示することで、移動天体106の位置把握を容易とすることができる。
つぎに、惑星は、水星、金星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星等の太陽系に属する惑星を示すものである。特に惑星は、他の天体と比較して明るいため視認されやすく、惑星を天球画像100に表示することで、星空の位置把握を容易とし、移動天体106の位置把握を容易とすることができる。
なお、図示しない恒星、惑星、メシエ天体等を、天球画像100に表示してもよいが、図4の情報が煩雑となるため図4および以後の図の天球画像100の説明において表示を省略する。したがって、本発明の例を説明するうえで、図4および以後の図において、天球画像100において恒星、惑星、メシエ天体等が表示されているものとして取り扱うこととする。
つぎに、天体画像110は、移動天体106が月である場合には、地球から見た月面の画像であり、月面上のクレータや海等を詳細に表示する画像である。
天体画像110は、移動天体106の表示画像と比較して大きく、更に表示される位置は、天球画像100内で移動せず、食の状態を表す画像でもある。本発明の例においては、天体画像110の表示位置を、図中、天球画像100の左上方に固定している。なお、天体画像110は、移動天体106の軌道によっては、移動天体106の表示画像と重ならない範囲で、他の領域に表示するようにしてもよいし、ユーザの任意の位置に移動することができるようにしてもよい。
天体画像110を表示することにより、ユーザの視覚に訴えることが可能となり、食のイベントの臨場感を得ることができる。
天体画像110は、ユーザのタッチパネル13への操作入力に基づき時刻情報が変化すると、地球の本影の部分を合成処理によって陰影が付加され、かつ、見かけ上の向きが正しくなるように回転処理が行われて表示される。これは、例えば月が天球上を移動する際に見かけ上の向きがその軌道に合わせて回転することを再現するものである。
したがって、天体画像110がユーザのタッチパネル13への操作入力に基づき時刻情報が変化すると、実際の皆既月食等を更にリアルに再現することが可能となる。
なお、天体画像110は、地球上から撮影した月面写真のイメージデータや衛星写真による精巧な月面写真のイメージデータを用いてもよいが、精度を下げて、ディフォルメした月面画像を用いてもよい。ディフォルメした月面画像は、臨場感よりも、教育の観点で、幼児や児童に理解を容易とすることを優先する場合に用いられる。天体画像110については、これらを適宜選択することができるようにしてもよい。
つぎに、食情報ウィンドウ115は、移動天体106の食に関する情報を提示する補助画像である。
ここで、移動天体106が、月である場合に、月食の開始から終了するまでの間の軌道やその時刻をユーザに簡単に認識してもらうため、食に関する情報を提供するために食情報ウィンドウ115を表示することが好ましい。
食情報ウィンドウ115は、皆既月食の場合、部分食の開始(第1接触)から月が欠け始め、地球の本影に完全に月がおおわれる皆既食の開始(第2接触)、最大食、そして皆既食の終了(第3接触)、および部分食の終了(第4接触)の時刻情報を含んでいる。なお、天球画像100の余白部分(情報が表示されない領域)が許す限り、他の情報、例えば、月の天球上の座標等を表示するようにしてもよい。
つぎに、軌道線120は、移動天体106が月である場合、月食前後の移動天体106の軌道を分かりやすくするために、移動天体等の軌道計算に基づき示される線である。
また、食中軌道線121は、軌道線120上で、特に食が発生している領域を移動天体等の軌道計算に基づき示す線である。
軌道線120は、食の開始の所定時間前から食が終了後の所定時間までの間、移動天体106が移動する軌道を示すものである。従って、軌道線120は、食中軌道線121よりも長さが長く表示される。
食中軌道線121は、軌道線120と重畳する領域がある。そのため、食中軌道線121は、軌道線120よりも強調して表示する必要がある。より、食中を強調して、ユーザに認識してもらうためである。
図4において、食中軌道線121は、軌道線120よりも太く表示している。食中軌道線121を太く表示することで軌道線120よりも強調表示することができる。なお、強調表示をする方法は、これに限定されず、色調の差や、輝度の差によって明示するようにしてもよい。たとえば、食中軌道線121を濃く、軌道線120を薄く表示することによってもユーザにとってわかりやすい情報を提供することが可能となる。また、食中軌道線121を明るく、軌道線120を暗く表示することによってもユーザにとってわかりやすい情報を提供することが可能となる。
つぎに、時刻スライダーボタン130は、ユーザのタッチパネル13へのスライド操作によって、移動するソフトウェアボタンである。
スライド線131は、時刻スライダーボタン130の移動範囲を示す線であり、軌道線120と対応する時間軸の時刻情報が対応付けられている。
時刻情報132は、時刻スライダーボタン130のスライド線131上の位置に対応する時刻情報をテキスト表示したものである。
時刻情報132は、時刻スライダーボタン130のスライド操作により、連続的に変化し、この時刻情報に基づいて、移動天体106の位置、食の状態等を含め、軌道計算を行い、天球画像100を生成する基準時刻となる。
移動天体アイコン140は、ユーザのタッチパネル13へのタップ操作によって、移動天体106のイベントを選択するメニューを呼び出すソフトウェアボタンである。
ユーザのタッチパネル13へのタップ操作によって、移動天体アイコン140がタップ操作されると、図6に示すように、端末装置10は、天球画像100の略中央部にイベント設定メニュー141を表示する。イベント設定メニュー141には、直近で発生した食のイベントや直近で発生する未来の食のイベントを列挙されている。現在選択されているイベントについては、チェックマーク142が付されており、ユーザのタッチパネル13へのタップ操作によって、他のイベント日時に変更することが可能となっている。イベントが変更された場合には、チェックマーク142も移動することとなる。
また、イベント設定メニュー141には、移動天体106の食の表示を終了する終了メニュー143も合わせて表示されており、ユーザのタッチパネル13へのタップ操作によって、移動天体の食の表示を終了することができる。
観測地設定アイコン145は、ユーザのタッチパネル13へのタップ操作によって、移動天体106のイベントを観測する場所を設定することができるメニューを呼び出すソフトウェアボタンである。
ユーザのタッチパネル13へのタップ操作によって、観測地設定アイコン145がタップ操作されると、図7に示すように、端末装置10は、観測地設定画面160を表示する。観測地設定画面160は、地図情報161が表示される領域と、設定コンソール162が表示される領域とからなる。
地図情報161は、ネットワーク20を経由してサーバ装置30から提供される地図イメージ、国、都市、その他の地図に関連する情報を含む。なお、地図情報161は、端末装置10の内部メモリ52や外部メモリ53にあらかじめインストールされたものを用いてもよい。
地図情報161には、現在設定されている観測地や、過去に設定した観測地、その他、代表的な都市を、ピン止めしたイメージで表示するマーカーピン172を付加するようにしている。
なお、地図情報161は、ユーザのタッチパネル13へのピンチイン/アウト操作によって拡大縮小することができるものとする。
設定コンソール162には、設定されている観測地のタイムゾーン163、設定されている観測地名称164、観測地を追加する追加ボタン165、観測地を選択する選択ボタン166、設定した観測地を削除する削除ボタン167、タイムゾーンを変更する変更ボタン168、端末装置169の現在地を選択する現在地ボタン169、選択した観測地を決定する決定ボタン170、天球画像100を表示する画面に戻るための戻るボタン171とを有している。
端末装置10は、設定コンソール162の各ボタン等への入力操作を、タッチパネル13へのタップ操作により受け付け、各ボタンに割り振られた処理を行う。
このように端末装置10は、GPS55等を用いて検出した端末装置10の現在地によらず、ユーザが自由に観測地を設定することができる。端末装置10は、観測地が設定された場合に、この観測地情報に基づき、移動天体106等の軌道計算を行うとともに、食の状態を計算し、移動天体106の表示画像及び天体画像110に食の状態がわかるように影を加える処理を行う。
これにより、端末装置10では、ユーザが自由に設定した緯度経度で移動天体106の食の状態を表示することが出来るようになる。端末装置10は、世界中どの場所でも対象の移動天体106の食の状態がどのように見えるのか予め知ることが出来るため、遠隔地で観測を予定しているユーザにとっては観測計画を立てるにあたり、参考とすることができる。
つぎに、メニューボタン150は、プログラムの各種設定のメニューを呼び出したり、ヘルプ機能等を呼び出すためのソフトウェアボタンである。
メニューボタン150は、タッチパネル13にユーザがタップ操作を行うことで、これらボタンが押下されたと判断し、設定メニューや、ヘルプメニューを天球画像100に替える、もしくは重畳して表示パネル12に表示する処理のトリガーとなる。なお、設定メニューやヘルプメニューについては、本発明の各部に適宜適用できるものとして説明を省略する。
メニューボタン150は、図4およびその他の図面において、2個示しているが、必要に応じて増減可能であることは言うまでもない。
以上のように構成された、端末装置10は、各種ハードウェア構成とソフトウェア構成とを組み合わせて、ユーザによる時刻スライダーボタン130のスライド操作によって、時刻情報を連続的に変化させながら、移動天体106等を天球画像100上で移動させながら表示するとともに、移動天体106の食の状態を表示画像として表示することで、移動天体106の食の状態をリアルに視覚的に提供することが可能となる。
また、端末装置10は、各種ハードウェア構成とソフトウェア構成とを組み合わせて、ユーザによる移動天体アイコン140のタップ操作によって、イベント設定メニュー141を表示し、過去及び未来の直近の食のイベントを自動的に提示することができる。このため、ユーザに複雑な入力を要さずに、移動天体の食のイベントを簡単に選択してもらうことが可能となる。
[移動天体の選択]
つぎに、上述する天球画像100を提示するまでの処理の一例を具体的に説明する。
まず、端末装置10は、図6に示すように、CPU51の制御により、移動天体106として例えば、月食が発生する時刻(年月日を含む)を列挙したイベント設定メニュー141を表示パネル12に表示する。月食の候補は、あらかじめ内部メモリ52または外部メモリ53に記憶しておいてもよいし、サーバ装置30から適宜取得するようにしてもよい。より好ましくは、現在日時に近い日時においてみることのできる月食や、過去、未来の月食を抽出してイベント設定メニュー141に列挙しディスプレイ12に表示するようにすることが好ましい。天文の知識に乏しいユーザには、過剰な情報を提示するよりも、直近に見ることができる月食を簡便に提示するほうが、操作が簡便となるからである。
ユーザがタッチパネル13をタップ操作することにより、イベント設定メニュー141に列挙して表示された月食の候補のうち、所望のイベントを選択することで、選択したイベントにチェックマーク142を付加して表示し、天球画像100の生成処理を開始する。
なお、最も直近で発生する月食を自動的に選択するようにしてもよく、この場合は、移動天体のイベントの選択をユーザに要求することは省略できる。ユーザが必要に応じて移動天体アイコン140をタップ操作することで、端末装置10は、イベント設定メニュー141をいつでも表示することができるので、天球画像100の生成、表示処理が開始された後に、ユーザが他のイベントを選択することに不都合はない。
[時刻変化の伴う移動天体の表示]
つぎに、ユーザのタッチパネル13へのスライド操作により、時刻スライダーボタン130が移動操作された場合について、図4,図8乃至図13を用いて説明する。
まず、端末装置10の表示パネル12には、図4に示すように、初期画面が表示されている。ここで、時刻スライダーボタン131は、左端に位置する、すなわち、月食の開始の所定時間前の時刻情報に対応する位置にセットされている。時刻スライダーボタン131の初期位置については適宜設定可能であるが、食が開始される前の時刻情報に対応する位置が好ましい。
つまり、端末装置10は、時刻スライダーボタン131のスライド線131上の位置に基づく時刻情報に基づき、軌道計算した移動天体106等を含む天球画像100を表示パネル12に表示する。ここで、時刻スライダーボタン131のスライド線131上の位置に基づく時刻情報は、時刻情報132にとして天球画像100に含まれている。
図4に示す状態では、まだ月食が発生していないため、移動天体106の表示画像や、天体画像110に、地球の本影に係る領域は視認することができない状態である。図4においては、真円に近い月が表示されている。
一方、図4においては、移動天体106の表示画像は、軌道線120の端部に位置している。
つぎに、ユーザがタッチパネル13を入力操作することで、時刻スライダーボタン131が右方向にスライド操作されると、端末装置10の表示パネル12には、図8に示すように、初期画面から、時刻スライダーボタン131が、右側に移動、すなわち、月食の開始の時間の時刻情報に対応する位置に移動して、表示されている。
つまり、端末装置10は、時刻スライダーボタン131のスライド線131上の位置に基づく時刻情報に基づき、軌道計算した移動天体106等を含む天球画像100を表示パネル12に表示する。ここで、時刻情報132は、図4の時刻より進んだ時刻情報として表示される。
図8に示す状態では、月食が開始する第1接触が開始したばかりであるため、移動天体106の表示画像や、天体画像110に、地球の本影に係る領域は視認することができない状態である。図8において、真円に近い月が表示されている。
一方、図8においては、移動天体106の表示画像は、食中軌道線121の端部に位置している。
つぎに、ユーザがタッチパネル13を入力操作することで、時刻スライダーボタン131が更に右方向にスライド操作されると、端末装置10の表示パネル12には、図9に示すように、図8で説明した状態から、時刻スライダーボタン131が、更に右側に移動、すなわち、月食の開始後の時間の時刻情報に対応する位置に移動して、表示されている。
つまり、端末装置10は、時刻スライダーボタン131のスライド線131上の位置に基づく時刻情報に基づき、軌道計算した移動天体106等を含む天球画像100を表示パネル12に表示する。ここで、時刻情報132は、図8の時刻より進んだ時刻情報として表示される。
図9に示す状態では、第1接触が開始して所定の時間が経過しているため、移動天体106の表示画像や、天体画像110に、地球の本影に係る領域を視認することができる。本例においては、図中左下から欠け始めている月が表示されている。
一方、図9においては、移動天体106の表示画像は、食中軌道線121上を右上方向に移動している。
つぎに、ユーザがタッチパネル13を入力操作することで、時刻スライダーボタン131が更に右方向にスライド操作されると、端末装置10の表示パネル12には、図10に示すように、図9で説明した状態から、時刻スライダーボタン131が、更に右側に移動、すなわち、皆既食中の時間の時刻情報に対応する位置に移動して、表示されている。
つまり、端末装置10は、時刻スライダーボタン131のスライド線131上の位置に基づく時刻情報に基づき、軌道計算した移動天体106等を含む天球画像100を表示パネル12に表示する。ここで、時刻情報132は、図9の時刻より進んだ時刻情報として表示される。
図10に示す状態では、第2接触後の皆既食中であるため、移動天体106の表示画像や、天体画像110に、地球の本影に係る領域ですべてが覆い隠され、暗い状態である。本例においては、図面上は黒く塗りつぶしているが、実際にはある程度の明るさを持つため暗い灰色で移動天体106の表示画像を表し、新月に近い状態で月が表示されている。
一方、図10においては、移動天体106の表示画像は、食中軌道線121の略中央部に移動している。
つぎに、ユーザがタッチパネル13を入力操作することで、時刻スライダーボタン131が更に右方向にスライド操作されると、端末装置10の表示パネル12には、図11に示すように、図10で説明した状態から、時刻スライダーボタン131が、更に右側に移動、すなわち、皆既食が終わり部分食に入った時間の時刻情報に対応する位置に移動して、表示されている。
つまり、端末装置10は、時刻スライダーボタン131のスライド線131上の位置に基づく時刻情報に基づき、軌道計算した移動天体106等を含む天球画像100を表示パネル12に表示する。ここで、時刻情報132は、図10の時刻より進んだ時刻情報として表示される。
図11に示す状態では、第3接触後の部分食中であるため、移動天体106の表示画像や、天体画像110に、地球の本影に係る領域が減少し、月の明るい領域が生じた状態である。本例においては、図中左側から明るい月の領域が見えるように表示されている。
一方、図11においては、移動天体106の表示画像は、食中軌道線121の右上方向の途中に移動している。
つぎに、ユーザがタッチパネル13を入力操作することで、時刻スライダーボタン131が更に右方向にスライド操作されると、端末装置10の表示パネル12には、図12に示すように、図11で説明した状態から、時刻スライダーボタン131が、更に右側に移動、すなわち、月食が終了する時間の時刻情報に対応する位置に移動して、表示されている。
つまり、端末装置10は、時刻スライダーボタン131のスライド線131上の位置に基づく時刻情報に基づき、軌道計算した移動天体106等を含む天球画像100を表示パネル12に表示する。ここで、時刻情報132は、図11の時刻より進んだ時刻情報として表示される。
図12に示す状態では、第4接触後の月食が終わった状態であるため、移動天体106の表示画像や、天体画像110に、地球の本影に係る領域はなくなり、月の明るい領域部分だけが表示された状態である。
一方、図12においては、移動天体106の表示画像は、食中軌道線121の右上側にある他方の端部に移動している。
つぎに、ユーザがタッチパネル13を入力操作することで、時刻スライダーボタン131が更に右方向にスライド操作されると、端末装置10の表示パネル12には、図13に示すように、図12で説明した状態から、時刻スライダーボタン131が、更に右側に移動、すなわち、月食が終了してから所定の時間経過後の時刻情報に対応する位置に移動して、表示されている。
つまり、端末装置10は、時刻スライダーボタン131のスライド線131上の位置に基づく時刻情報に基づき、軌道計算した移動天体106等を含む天球画像100を表示パネル12に表示する。ここで、時刻情報132は、図12の時刻より進んだ時刻情報として表示される。
図13に示す状態では、月食が終わってから所定の時間が経過した状態であるため、移動天体106の表示画像や、天体画像110に、月の明るい領域部分だけが表示された状態である。
一方、図13においては、移動天体106の表示画像は、軌道線120の他方の端部に位置している。
以上のように、ユーザによりタッチパネル13が入力操作され、時刻スライダーボタン130がスライド操作されると、スライド線131上の時刻スライダーボタンの位置に対応する時刻情報が連続的に更新され、天球画像100を生成するとともに、移動天体106の表示画像と、天体画像110を食の状態がわかるように影を付加して表示することで、ユーザにとって食を視覚的に認識してもらうことが可能となる。
なお、上述では、時刻スライダーボタン130のスライド量を、間欠的に図示して説明しているが、時刻スライダーボタン130はディスプレイ12やタッチパネル13の分解能に応じて限りなく連続的に移動することが可能であることは言うまでもない。時刻スライダーボタン130のスライド線131の位置に応じて、時刻情報が更新され、移動天体106を含む天球画像100も、直ちに更新されることとなる。
なお、時刻スライダーボタン130を反対側(図中左側)にスライド操作することで、時刻情報も過去方向に戻すことができるが、主な動作は未来方向への変化と逆であるため詳細な説明は割愛する。
また、時刻スライダーボタン130をスライド線131上の任意の位置で逆方向にスライド操作してもよいことは言うまでもない。この場合の操作についても、時刻スライダーボタン130のスライド線131上の位置に対応する時刻情報に対応して、軌道計算等を行い、移動天体106の表示画像や天体画像110に影を付するようにすればよい。
[拡大縮小]
端末装置10は、ユーザのタッチパネル13への入力操作により、具体的にはタッチパネル13へのピンチイン/アウト操作によって、天球画像10を拡大縮小することができるように構成してもよい。
図示は省略するが、タッチパネル13へのピンチイン/アウト操作によって、拡大率を所定の範囲で変化させることができる。その範囲は、移動天体106の表示画像が天球画像100上の1点になる縮小する範囲から、例えば、天体画像110の大きさに拡大する範囲とする。
ここで、端末装置10は、タッチパネル13へのピンチイン/アウト操作によって、移動天体106の表示画像も拡大縮小表示する。天球上の見かけの大きさを揃えるためである。
しかし、移動天体106をあまりに小さく縮小してしまうと、食の状態を適切に表現できない恐れがある。そこで、端末装置10では、所定の拡大率以下にピンチイン/アウト操作が行われた場合には、移動天体106の表示画像のサイズを縮小しないようにサイズを固定するモードを切り替えるようにしている。なお、当然に、天球画像100の拡大縮小はタッチパネル13へのピンチイン/アウト操作に基づき変化する。
すなわち端末装置10は、移動天体106の表示画像のサイズの拡大率を、ユーザのタッチパネル13へのピンチイン/アウト操作に基づき変更する第1のモードと、固定する第2のモードとを有しており、これらを、拡大率に応じて適宜変更するようにしている。
なお、本例においてはユーザのタッチパネル13への入力操作によって、第1のモードと、第2のモードとを適宜選択させるようにしてもよい。
第2のモードによって移動天体106の表示画像のサイズが固定されてしまった場合、天球上に見える移動天体106の見かけ上の大きさが実際とは異なってしまうおそれがあり、例えば、見かけ上の大きさよりも大きく表示されてしまうことで、付近の他の惑星、恒星等と接触する食現象が疑似的に表現されてしまうことがある。
すなわち、実際には食が起きていない状態を誤認させてしまう恐れがあるため、第2のモードを解除し第1のモードに切り替える必要が生ずる可能性がある。
そこで、ユーザのタッチパネル13への入力操作によって、第1のモードと、第2のモードとを適宜選択させるようにすることが好ましい。
なお、端末装置10は、第2のモード中に移動天体106の表示画像と、天球画像100に描写する他の天体とが接触するか否かを判断して、第1のモードに自動的に切り替えるようにしてもよい。
これらの、第1のモードと第2のモードの切り替えは、端末装置10のCPU51の演算によって、自動的に切り替えられるようプログラムすることで、実現可能である。
[プログラム処理]
以上のように、ディスプレイ12に表示される天球画像100を中心に端末装置10の動作を説明したが、具体的な処理プログラムについて、図14乃至図16を用いて説明を行う。
端末装置10は、上述したようにコンピュータとしての機能を有しており、CPU51が内部メモリ52または外部メモリ53から読みだしたプログラムを実行することにより上述の機能を実現することができる。
[時刻スライダーボタン操作による処理]
移動天体を連続的に変化させて表示する処理について説明する。
CPU51は、内部メモリ52または外部メモリ53から読みだした情報またはサーバ装置30から受信した情報に基づき、ディスプレイ12に月食の候補を提示し、ユーザのタッチパネル13へのタップ操作により、何れか一つの月食を選択する処理を行う。
つぎに、CPU51は、選択した月食に対応する移動天体106の軌道情報を内部メモリ52または外部メモリ53から取得する処理を行う。なお、本処理は、CPU51が無線通信部57を制御してサーバ装置30から軌道情報を取得する処理に代替することができるものとする。
つぎに、CPU51は、図14に示すように、ユーザによる時刻スライダーボタン130のスライド操作を受け付け、この情報に基づき時刻情報を更新する処理を行う(S101)。
つぎに、CPU51は、更新された時刻情報に基づき、移動天体106等の各種天体の軌道計算を行う(S102)。
つぎに、CPU51は、軌道計算の結果より移動天体106の食の状態を計算する。具体的には、移動天体106の表示画像や天体画像110の影の部分を計算する処理を行う(S103)。
つぎに、CPU51は、計算した食の状態に基づき、移動天体106、天体画像110を含む天球画像100を演算によって生成する処理を行う(S104)。
つぎに、CPU51は、生成した移動天体106、天体画像110を含む天球画像100を、ディスプレイ12に表示する処理を行う(S105)。
CPU51は、ユーザのタッチパネル13への時刻スライダーボタン130のスライド操作が継続されているか否かを判断し、継続されている場合には、処理をS101から繰り返す(S106)。また、CPU51は、ユーザのタッチパネル13への時刻スライダーボタン130のスライド操作が継続されているか否かを判断し、継続されていない場合には、処理を終了する(S106)。
[移動天体の拡大モードの設定処理]
つぎに、移動天体の拡大縮小について規定する処理について説明する。CPU51は、図15に示すように、現在設定されているモードが第1のモードであるか否かを判断する処理を行う(S201)。CPU51は、第1のモードと判断した場合には、処理をS202へ進める。CPU51は、第1のモードではないと判断した場合には、処理をS206へ進める。
つぎに、CPU51は、第1のモードに基づく、移動天体106の表示画像の拡大縮小を許可する処理を行う(S202)。
つぎに、CPU51は、ユーザによるピンチイン/アウト操作を受け付ける処理を行う(S203)。
つぎに、CPU51は、ピンチイン/アウト操作に基づき、拡大率を決定し、決定した拡大率に応じて天球画像100を生成するとともに、表示パネル12に天球画像100の表示を行う(S204)。
つぎに、CPU51は、ピンチイン/アウト操作に基づき、拡大率を決定し、決定した拡大率に応じて移動天体106の表示画像を拡大縮小する処理を行う(S205)。
ここで、S204及びS205の処理は別処理として記載しているが、拡大率に基づく画像処理演算は1ステップで行うことができるものとする。
CPU51は、S204及びS205の処理を終えた後に処理を終了する。
一方、CPU51は、現在設定されているモードが第2のモードであるか否かを判断する処理を行う(S206)。CPU51は、第2のモードと判断した場合には、処理をS207へ進める。CPU51は、第2のモードではないと判断した場合には、処理をS211へ進める。
CPU51は、第2のモードに基づく、移動天体106の表示画像の拡大縮小を禁止する処理を行う(S207)。
つぎに、CPU51は、ユーザによるピンチイン/アウト操作を受け付ける処理を行う(S208)。
つぎに、CPU51は、ピンチイン/アウト操作に基づき、拡大率を決定し、決定した拡大率に応じて天球画像100を生成するとともに、表示パネル12に天球画像100の表示を行う(S209)。
つぎに、CPU51は、ピンチイン/アウト操作に基づき、決定された拡大率によらず、所定のサイズで移動天体106の表示画像を生成する処理を行う(S210)。
ここで、S209及びS210の処理は別処理として記載しているが、拡大率に基づく画像処理演算は1ステップで行うことができるものとする
CPU51は、S209及びS210の処理を終えた後に処理を終了する。
一方、CPU51は、第1のモード及び第2のモードが設定されていないと判断し、モードの設定を行うように、ディスプレイ12にモードの設定を促すようにメニュー表示を行う処理をする(S211)。
[モードの自動切り替え処理]
ユーザの操作によりタッチパネル13に対してピンチイン/アウト操作をした際に、モードの切り替えを自動的に行う処理について説明する。
CPU51は、図16に示すように、ピンチイン/アウト操作に基づきその操作量に応じて、天球画像100等の拡大率を計算する(S301)。
つぎに、CPU51は、計算した拡大率が所定値以下であるか否かを判断する処理を行う(S302)。CPU51は、拡大率が所定値以下と判断した場合、処理をS303に進める。一方、CPU51は、拡大率が所定値を超えると判断した場合、処理をS304に進める。
CPU51は、移動天体106の表示画像の拡大モードを第2のモードに設定する処理を行う(S303)。すなわち、移動天体106の表示画像の表示サイズを固定するモードに変更する。なお、すでに第2のモードに設定されている場合は処理S303を省略するようにしてもよい。そして、CPU51は、処理をS305へ進める。
一方、CPU51は、移動天体106の表示画像の拡大モードを第1のモードに設定する処理を行う(S304)。すなわち、移動天体106の表示画像の表示サイズを拡大率に基づき可変とするモードに変更する。なお、すでに第1のモードに設定されている場合は処理S304を省略するようにしてもよい。そして、CPU51は、処理をS305へ進める。
CPU51は、ユーザの操作によりタッチパネル13に対してピンチイン/アウト操作が継続されているか否かを判断する(S305)。CPU51は、ピンチイン/アウト操作が継続されていると判断した場合に、処理をS301から繰り返す。一方、CPU51は、ピンチイン/アウト操作が継続されていないと判断した場合に、処理を終了する。
以上のようにモードの自動切り替え処理は、ピンチイン/アウト操作が継続されている間、常に動作するようになっている。
以上のように端末装置10内において、CPU51の処理によって、プログラム処理が実行されることとなるが、図14乃至図16のフローチャートで説明をした処理以外にも、上述の表示画面を用いて説明した各処理をプログラムで実行できることは言うまでもない。
最後に、本発明を望遠鏡システムに適用した場合について、図17を用いて簡単に説明する。
望遠鏡システム200は、図17に示すように、望遠鏡201と、望遠鏡を所定の軸周りに回動可能に保持する赤道義202と、赤道義202を制御し各種ユーザの入力を受け付けるコンソール端末203からなる。
ここで、本発明の例で説明した端末装置10を、コンソール端末203と兼用もしくは、コンソール端末203と有線通信または無線通信で接続し連係動作可能とするようにしてもよい。以下で、端末装置10とコンソール端末203を連携した場合の効果について説明する。
例えば、ユーザが、端末装置10において、移動天体106が今見ることが可能であると判断した場合に、ディスプレイ12に表示された天球画像に基づき、望遠鏡201を移動天体106を中心とする方向へ移動させるべく、赤道義202をコントロールする。このような動作をすることで、端末装置10で、簡単に移動天体106を見つけるだけでなく、望遠鏡201を簡単に移動天体206に合わせこむことが可能となり、ユーザの利便性が向上する。
以上、本発明の例をもとに説明した。本発明は上述した実施例並びに各実施例の内容に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々に変形して実施をすることが可能である。上記実施例は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
10 端末装置、
10a,10b,10c 端末装置、
11 筐体、
12 ディスプレイ、
13 タッチパネル、
14 ハードウェアキー、
15 カメラ、
20 ネットワーク、
30 サーバ装置、
51 CPU、
52 内部メモリ、
53 外部メモリ、
54 方位センサ、
55 GPSセンサ、
56 加速度センサ、
57 無線通信部、
100 天球画像、
101 地平線、
102 方位、
103 赤経線、
104 赤緯線、
105 方位補助画像、
106 移動天体、
107 星座線、
109 方位補助画像、
110 天体画像、
115 食情報ウィンドウ、
120 軌道線、
121 食中軌道線、
130 時刻スライダーボタン、
131 スライダー線、
132 時刻情報、
140 移動天体アイコン、
141 イベント設定メニュー、
142 チェックマーク、
143 終了メニュー、
145 観測地設定アイコン、
150 メニューボタン、
160 観測地設定画面、
161 地図情報、
162 設定コンソール、
163 タイムゾーン、
164 観測地名称、
165 追加ボタン、
166 選択ボタン、
167 削除ボタン、
168 変更ボタン、
169 現在地ボタン、
170 決定ボタン、
171 戻るボタン、
172 マーカーピン、
200 望遠鏡システム、
201 望遠鏡、
202 赤道義、
203 コンソール端末

Claims (11)

  1. 天球画像を表示する表示部と、ユーザからの入力操作を受け付ける入力部と、前記表示部及び前記入力部を制御する制御部とを備える天体案内装置であって、
    前記制御部は、
    前記入力部からのユーザの入力操作により時刻情報を連続的に変化させ、
    前記変化させた時刻情報に基づき、前記表示部に、前記天球画像上で前記移動天体を連続的に移動させながら表示するとともに、前記変化させた時刻情報に基づき、前記表示部に、前記移動天体の食の状態を画像として連続的に可変しながら表示する制御を行う
    天体案内装置。
  2. 前記制御部は、
    前記表示部に、前記天球画像上に食の開始から食の終了まで前記移動天体が移動する軌道線を合わせて表示する制御を行う
    請求項1に記載の天体案内装置。
  3. 前記軌道線は、食の開始前後のそれぞれ所定時間だけ、前記移動天体が移動する軌道を付加した線である
    請求項2に記載の天体案内装置。
  4. 前記制御部は、
    前記入力部への入力操作に基づき、前記天球画像の拡大縮小する処理を行い、
    前記天球画像の拡大縮小を行う際に、同じ拡大率で移動天体の大きさを拡大縮小する処理を行う第1のモードと、拡大率によらず移動天体の大きさを所定の大きさに固定する処理を行う第2のモードとを有する
    請求項1ないし3のいずれか1に記載の天体案内装置。
  5. 前記第1のモード及び前記第2のモードは、前記入力部へのユーザ操作に基づいて変更可能であることを特徴とする請求項4に記載の天体案内装置。
  6. 前記第1のモード及び前記第2のモードは、前記天球画像の拡大率が所定の値以下になった場合に、第1のモードから第2のモードに自動的に切り替わる
    請求項4に記載の天体案内装置。
  7. 前記第1のモード及び前記第2のモードは、前記天球画像の拡大率が所定の値を超えた場合に、第2のモードから第1のモードに自動的に切り替わる
    請求項4または6に記載の天体案内装置。
  8. 前記制御部は、
    地球上の緯度、経度の情報を含む観測地を設定し、
    設定した観測地の緯度、経度の情報と、前記時刻情報に基づき、前記天球画像を生成するとともに、前記移動天体の食の状態を計算する処理を行う
    請求項1に記載の天体案内装置。
  9. 天体追尾装置と接続され、前記表示部に表示された移動天体を追尾する請求項1ないし8の何れか1に記載の天体案内装置。
  10. 天球画像を表示する表示部と、ユーザからの入力操作を受け付ける入力部とを用いる天体案内方法において、
    前記入力部からのユーザの入力操作により時刻情報を連続的に変化させるステップと、
    前記変化させた時刻情報に基づき、移動天体を含む天球画像を生成するステップと、
    前記天球画像上で前記移動天体を連続的に移動させながら表示するとともに、前記変化させた時刻情報に基づき、前記表示部に、前記移動天体の食の状態を画像として連続的に可変しながら表示するステップと
    からなる天体案内方法。
  11. コンピュータに、
    入力部からのユーザの入力操作により時刻情報を連続的に変化させる処理と、
    前記変化させた時刻情報に基づき、移動天体を含む天球画像を生成する処理と、
    前記天球画像上で前記移動天体を連続的に移動させながら表示部に表示するとともに、前記変化させた時刻情報に基づき、前記表示部に前記移動天体の食の状態を画像として連続的に可変しながら表示する処理と
    を実行させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019133158A (ja) * 2018-02-01 2019-08-08 株式会社レイメイ藤井 携帯情報端末及び天体観測・撮影用プログラム

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