JP2016037397A - 巻取りパッケージを巻成する方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】改善されたパッケージ品質、又はより僅かなエネルギ消費、又はより高い生産性、又は巻取り装置の製造コスト又は運転コストの低減が得られるように、巻取りパッケージの製造プロセスを改良する。【解決手段】本発明に係る、巻取りパッケージ8を巻成する方法では、巻成過程の初期段階において、該初期段階の終了後における巻取り速度の目標値に対して減じられた、巻取り速度の目標値によって巻成を行う。【選択図】図4

Description

本発明は、巻取りパッケージを巻成する方法及びこのような方法を実施する装置に関する。
巻取りパッケージは、相応の繊維機械において製造され、この繊維機械は、典型的には、各1つの巻取りパッケージを製造する多数の同一形式の作業部から成っており、これらの作業部には、例えば給電装置のような、繊維機械のための中央の装置から給電される。このような繊維機械は特に、比較的体積の小さい複数の繰出しボビン、特に紡績コップを、大幅に多量の糸材料を有する巻取りパッケージに巻き返すオートワインダであるか、又はしかしながらまた紡績機であってよい。
空管から完全に巻成された巻取りパッケージまでの、巻取りパッケージの巻成のプロセスは、巻成過程(Spulreise)と呼ばれる。巻成過程を導入するために、まず、例えば複数の作業部に対応する1つのサービスユニットによって、完全に巻成された巻取りパッケージが、作業部から取り出されて、搬出システムに引き渡され、その後で空管が、新しい、なお空の巻取りパッケージとして、作業部のパッケージホルダに挿入される。典型的には次いでサービスユニットは、糸リザーブもしくはバンチ(Fadenanfangsreserve)を空管にもたらし、その後でさらにサービスユニット又は作業部固有のコンポーネントが、巻取り機では紡績コップから到来する下糸との糸継ぎプロセスを、又は紡績機では紡績プロセスを引き受ける。その後で本来の巻成過程が、つまり巻取りパッケージへの紡績コップもしくは紡績機構から到来する糸の巻成が始まる。この巻成過程は、典型的には時々、紡績コップ交換、糸切れ及びクリアラ切断によって中断され、その後再開される。
そのために従来技術では、最大の生産性を得るために、つまり毎分巻成される可能な限り多くの糸メートルを得るために、全巻成過程中に、変わらない可能な限り高い速度で糸を巻き上げて、巻取りパッケージを形成することが、一般的に知られている。ここで簡単化の理由から、「変わらない」又は「一定の」速度について述べる場合、巻取り速度、つまり巻取りパッケージの周速度を、例えばリボン巻き防止方法によっていわゆるリボン形成を回避するために変化させる、又は巻取り速度を糸張力に関連させる、又は巻取り速度を、一般的に問題のある状況、例えばコップの最後の1/3の繰出し時のような状況において、高められた糸切れ率を回避するために減じる、という当業者に良く知られている方法を、排除すべきではない。その限りにおいて、「変わらない」速度というのは、例えばこのようなリボン巻き防止方法及び減速方法を考慮した巻取り速度を意味している。
つまり巻取り速度は、生産性最大化の観点から可能な限り高く選択されるが、しかしながら極めて高い速度では、糸品質は劣化する。このとき特に、毛羽立ちが酷くなり、糸切れの発生率が高まり、このような糸切れは、一方では、これによって必要な糸継ぎによって同様に糸品質を劣化させることがあり、かつ他方では、これに起因する、新たな糸継ぎ及び巻成過程の再始動のための製造中断により、得ることができる最大生産性を制限する。その限りにおいて、つまり従来技術における巻取り速度は、これがなお所望の糸品質と適合していて、多くの糸切れを生ぜしめない、さらには再び生産性損失を生ぜしめない範囲において、可能な限り高く選択される。
このとき従来技術はさらに次のことに基づいている。すなわち従来技術では、巻取りプロセスのそれぞれの開始時に、糸リザーブもしくはバンチを除いてまだ空の巻取りパッケージにおける巻成過程の開始時であっても、各巻取り中断後であっても、高い生産性のためには、巻取り速度を可能な限り早期に、直ぐ上に述べたように、所望の糸品質を維持しながら、最高の生産性に最適化されている目標値に高めることが不可欠である。
例えば特許文献1を挙げると、この特許文献1には、巻成過程の開始時及び各中断後に巻取り速度を、それぞれ予め設定可能な最大値又は最適値、つまり目標値に、素早く上昇させることが提案されており、このとき、制御可能な周波数変換器を介して交流又は周波数可変の三相交流が供給される、巻取りパッケージを回転させる電動機の回転数は、周波数変換器の相応の制御によって、素早く、選択された最大の又は最適な巻取り速度に相当する回転数の僅か下又は該回転数の下側許容範囲に位置する回転数段階へと高まるようになっている。
独国特許出願公開第4039086号明細書
今まで無批判に受け入れられていた上に述べた従来技術を出発点として、ゆえに本発明の課題は、改善されたパッケージ品質、又はより僅かなエネルギ消費、又はより高い生産性、又は巻取り装置の製造コスト又は運転コストの低減、又は上記利点のうちの複数が得られるように、巻取りパッケージの製造プロセスを改良することである。
この課題を解決するために本発明に係る、巻取りパッケージを巻成する方法では、巻成過程の初期段階において、該初期段階の終了後における巻取り速度の目標値に対して減じられた、巻取り速度の目標値によって巻成を行う。
また前記課題を解決するために本発明に係る装置では、巻取りパッケージを回転可能に支持するホルダと、
巻取りパッケージを回転させる駆動装置と、
該駆動装置による巻取りパッケージの回転を制御する制御ユニットと、を有する、巻取りパッケージを巻成する装置において、
制御ユニットは、巻成過程の初期段階において、初期段階の終了後における巻取り速度の目標値に対して減じられた巻取り速度の目標値で、巻成を行うように、構成されている。
巻取り速度は、巻取りプロセスのその都度の開始時に素早く上昇してその目標値に達するので、全巻成過程中に一定の、巻取り速度の目標値は、巻取りパッケージがまだ比較的空の状態である巻成過程の初期段階において、巻取りパッケージの回転数を極めて高くするということを、発明者は認識した。しかしながらこの高い回転数は、いずれにせよ、パッケージ軸受に極めて大きな負荷を加え、ひいては摩耗を増大させるので、相応に頑丈な、ひいては高価なパッケージ支持装置を必要とする。さらに、このような高い回転数は、特に巻取りパッケージが駆動ドラムを介して摩擦結合によって駆動される場合、巻取りパッケージと駆動ドラムとの間におけるかなりのスリップを生ぜしめ、つまり巻取りパッケージの周速度と駆動ドラムの周速度との間に大きな差を生ぜしめ、その結果相応の発熱と糸に対する不都合な影響を伴う大きな摩擦が発生する。つまりこれによって、糸の糸品質が劣化する(特に糸の毛羽立ちが増大する)のみならず、エネルギ消費も増大する。さらに速度差によって、糸には剪断力が加えられ、糸切れのリスクが高まり、ひいては、糸切れによって惹起される製造中断は、生産性に対して不都合な結果をもたらす。
このような不都合な結果は、本発明に係る方法及びこの方法を実施する装置によって回避することができる。このとき本発明はさらに、巻取り速度の目標値のコンセプト、つまり巻取り速度が、巻取りプロセスのその都度の開始時にその値に素早く上昇することができる、巻取り速度の目標値のコンセプトを使用する。それによれば、時間との比較において、本発明は、この目標値を巻成過程の初期段階、つまり巻取りパッケージがなお比較的僅かな直径を有している初期段階において減じる。しかしながらこのことは、巻成過程の初期段階において巻取りパッケージの比較的僅かな回転数のために、かつ駆動ドラム使用時には、減じられたスリップのために有効であり、これによって、上に述べた問題は少なくとも減じられる。
本発明の好適な態様では、巻成過程の初期段階の長さ並びに初期段階における巻取り速度の目標値及び初期段階の終了後における巻取り速度の目標値を、全巻成過程中において、ひいてはその初期段階中においても、巻取りパッケージの回転数が予め設定された値の下に留まるように規定することが望ましい。このような態様では本発明は、巻取りパッケージの回転数制限装置、つまり巻取り装置コンポーネント及び特にパッケージ軸受の臨界的な負荷を回避する回転数制限装置とも理解することができる。さらにこのような状況では駆動ドラムの使用時に、巻取りパッケージと駆動ドラムとの間における極めて大きい回転数差の発生が阻止され、このことは、糸品質、特に糸の毛羽立ちに対してポジティブな影響を及ぼす。
確かに、従来技術に比べて、巻取り速度の比較的低い目標値は、表面的に見れば、巻成過程の初期段階における生産性低下を引き起こす。しかしながらこの生産性低下は、この時点における糸切れ数の低下によって少なくとも部分的に補われ、又はそれどころか、糸切れによる生産停止が回避されることによって、生産性は向上する。いずれにせよ、場合によっては生じる生産性低下は、狭い範囲に留まる。それというのは、巻取りパッケージに巻き取られる全糸体積で測定すると、巻成過程の初期段階において巻き取られる分量は僅かに過ぎないので、この欠点は少なくとも、巻成過程の初期段階における著しく改善された糸品質に基づいて、甘受することができるからである。
しかしながら、初期段階の終了後における巻取り速度の目標値を、従来技術において全巻成過程中に使用される目標値に比べて、より高く選択することができると、上に述べた生産性に関する欠点を減じることができる、又はそれどころか利点に転ずることができる。そのためには、従来技術において使用されている目標値が、所望の糸品質を維持した場合の生産性に関する、全巻成過程中に行われる最適化として生じる、ということが考えられる。
しかしながら高い初期回転数、及び駆動ドラムの使用時に生じる高頻度のスリップのために、巻成過程の開始時には、糸品質及び糸切れ率に関して大きな問題が生じる。従って、巻成過程の初期段階において糸品質を維持するために、等しい糸品質の場合に、初期段階の終了後において可能であるよりも低い、巻取り速度の目標値でしか、作業を行うことができない、ということから出発しなくてはならない。しかしながら従来技術は、全巻成過程中に巻取り速度のただ1つの目標値によってしか作業を行わないので、これは、巻成過程の初期段階における比較的低い値によって制限される。
たとえ、本発明に係る方法が巻成過程の初期段階において、巻取り速度の比較的低い目標値で作動させることが望ましいとしても、上に述べたように考えると、初期段階の終了後における多くの状況では、従来技術におけるよりも高い目標値が可能であり、つまり初期段階の終了後には、より速く巻取りが可能である。
巻取りパッケージがいずれにせよ一定の巻取り速度によって作動させられるのではなく、巻取り速度が、糸切れを回避するために糸張力に関連して調節され、かつ/又は既知の臨界的な状況において低減されるようになっている、巻取り機における進歩した巻返し方法では、本発明に係る方法の初期における製造中断はいずれにせよ僅かしか発生しない、又は適宜な制御では生産利点に転じる。例えば、糸張力に関連した巻取り速度の場合に予期されることであるが、従来技術も巻成過程の初期段階において、高い巻取りパッケージ回転数によって引き起こされる糸張力上昇を益々生ぜしめ、ゆえにいずれにせよこの段階において、望まれている一定の巻取り速度に対して減じられた平均的な巻取り速度で作動することが必要である。このことは、本発明に係る方法に対する生産性の差を少なくとも減じる、又は本発明はそれどころか生産性向上を獲得する。
巻取り速度を、臨界的な状況において糸切れを減じるために低下させるという通常の方法では、巻取り機において、例えば各繰出しボビンの最後の1/3を、比較的低い速度で繰り出す、つまり繰出しボビンの最後の巻返し段階において巻取り速度を低減させる。最も簡単な場合では、速度低下は一定に予め設定されており、つまり、巻取り速度の、それ以外は一定であることが望まれている目標値が、固定的に減じられるようになっている。本発明の好適な変化態様では、巻成過程の初期段階において減じられる、巻取り速度の目標値を、上に述べた方法において使用することができ、このとき、繰出しボビンの最後の巻返し段階において行われる速度低下が減じられる、又は完全に実施されない。
このとき別の態様では、繰出しボビンの最後の巻返し段階において行われる速度低下を、空の巻取りパッケージを起点として巻成過程の初期段階の終了まで、初期段階の終了後に望まれている値にまで徐々に高めることも可能である。このような態様によってもまた、少なくとも、本発明によって巻成過程の初期段階において生ぜしめられる生産性低下が減じられるか、又はそれどころか、このような生産性低下は生産性向上に転換される。
好ましくは、巻成過程の初期段階において減じられている巻取り速度が、初期段階の終了後に望まれている目標値に達するポイントを、初期段階の終了が望まれている、巻取りパッケージの直径のプリセットによって設定することができる。この直径を上回ると、従来技術において公知であるように、巻取り速度の一定の目標値でさらに巻取りを実施することができる。しかしながらまた、直径を設定する代わりに、巻成過程の初期段階を継続することが望まれている糸長さ又は継続時間を設定することも可能である。
特に優しくかつ同時に効果的な、つまり高い生産性において糸品質を高める態様であって、巻成過程の初期段階において減じられた巻取り速度の目標値を、初期段階の終了後における目標値に接近させる態様では、この目標値は直線的に上昇させられる。このことは、上に述べた方法に応じて、糸長さや時間に対して、又は好ましくは巻取りパッケージの直径に関して行うことができ、このとき後者は、巻取りパッケージの回転数が一定であるという追加的な利点をもたらす。しかしながらまた直線的な接近形態の他に、他の目標値上昇形態も可能であり、このとき特に、制御技術的な容易さに基づいて、目標値の上昇は段階的にもしくは階段状に行われる。
本発明を実施するためには、従来技術に基づいて公知のハードウエアコンポーネント、特につまり巻取り機及び紡績機の公知の作業部で十分である。方法の実施は、完全に、巻取り速度を制御する制御ユニットの適宜なプログラミングによって実行することができ、この制御ユニットは、作業部毎に個別に設置されても又は繊維機械毎に中央に設置されてもよい。しかしながらまた択一的に、もちろん、ハードウエア的に固定的に配線された制御装置を使用することも可能である。しかしながらこのような制御装置は、従来技術の作業部の変更を要することになる。
上に述べたすべての構成及びそれらの組合せも、本発明に属する。
次に図面に示した実施の形態及びその変化形態を参照して本発明を詳説する。
本発明に係る装置、より具体的には巻取り機の、本発明のように構成された巻取り部を、概略的に示す正面図である。 図1に示した巻取り部を示す側面図である。 巻取りパッケージの直径に関連した、巻取りパッケージの回転数の目標値であって、一方では、従来技術において使用された、巻取り速度の一定の目標値の変化を示し、他方では、本発明に係る方法の1つの実施の形態における、巻成過程の初期段階において一定の、巻取りパッケージ回転数の目標値の変化を示す図である。 巻取りパッケージの直径に関連した、巻取り速度の目標値であって、一方では、従来技術において使用された、巻取り速度の一定の目標値の変化を示し、他方では、本発明に係る方法の1つの実施の形態における、巻成過程の初期段階において一定の、巻取りパッケージ回転数の目標値の変化を示す図である。 従来技術において使用されている、巻取り速度の一定の目標値における、巻取りパッケージの巻成時のエネルギ消費を示す測定曲線を示す図である。 全巻成過程中に巻取り速度の目標値の最終値を備えた巻取り形式との比較において、本発明に係る方法の生産性低下を示す図である。
次に図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
すべての図面において同じ部材には同一符号が付されている。
ほぼ欧州特許第0399243号明細書に記載されていて該明細書において図2及び図5として示された図1及び図2には、巻取り機の本発明によって形成された巻取り部1が概略的に正面図と側面図で示されている。
巻取り部1において、駆動ドラム2によって摩擦を用いて、パッケージホルダ9に支持された巻取りパッケージ8が駆動される。この巻取りパッケージ8は、巻取り部1によって綾巻きパッケージ8として巻成される。このとき、コップ28から引き出された糸7が、巻き取られて綾巻きパッケージ8を形成する。この糸7は、駆動ドラム2の綾振り溝(Kehrgewinderille)2′′を用いて、綾巻きパッケージ8の軸線に対して平行に移動させられる。これにより所望の綾巻き巻成体が形成される。
駆動ドラム2は、ドラム軸2′を介して巻取り機の機械フレーム3に支持されている。ドラム軸2′の駆動は、Vベルト4′′によって結合されたベルト車4,4′を介して行われ、ベルト車4′は、電動機6′によって駆動される。しかしながらまた、ベルト駆動装置4,4′,4′′による力伝達の代わりに、電動機6′がドラム軸2′を直に駆動することも可能であり、かつ広く知られている。4象限運転(4-Quadrantenbetrieb)において制御可能な電動機6′は、制御命令を制御ライン15′を介して巻取り部固有の制御ユニット14から得るインバータ16を介して制御される。
駆動ドラム2及び綾巻きパッケージ8の周速度に関する情報を、制御ユニット14はセンサ12,10,31から得る。そのために、例えば回転角に応働するパルス発信器として構成されたセンサ12,10は、駆動ドラム2及び綾巻きパッケージ8の角速度を測定し、測定された角速度を、ライン11,13を介して制御ユニット14に送る。制御ユニット14は、次いで駆動ドラム2の既知の直径から直ちに、駆動ドラム2の周速度を計算することができる。センサ31は、パッケージフレーム29の角位置を測定し、パッケージフレーム29は、パッケージホルダ9を支持しかつそれ自体パッケージフレーム軸30に支持されている。例えば回転抵抗器として形成されていてよいセンサ31は、その信号を、ライン32を介して制御ユニット14に送り、制御ユニット14は、パッケージフレーム29の角位置から綾巻きパッケージ8の直径を計算し、センサ10から伝えられた角速度を用いて、綾巻きパッケージ8の周速度を計算する。
しかしながらまた、択一的に、かつより高い精度を得るために、好ましくは綾巻きパッケージ8の周速度は、糸が貫通走行する、例えば相互相関原理又はLDA原理に基づくセンサによる糸速度の直接的な測定によっても確定することができる。そのために糸速度は次いで、当業者に良く知られている関係によって、パッケージ速度に換算される。
センサにかかるコストを制限することが望まれている比較的単純な機械では、しかしながらまた、糸速度の測定を及びパッケージフレーム29の角位置の測定をも省くことができる。そのために駆動ドラム2の駆動は時々遮断される。これは、いずれにせよ、多くの通常のリボン巻き防止方法(Bildstoerverfahren)の1つである。この遮断が十分に長い時間続く限り、綾巻きパッケージ8は、駆動ドラム2に対する摩擦結合によって、もっぱら、駆動ドラム2の周速度と同じ周速度で回転し、つまりスリップのない運転へと移行する。
このスリップのない運転において、綾巻きパッケージ8の瞬間的な直径を、駆動ドラム2及び綾巻きパッケージ8の角速度、並びに駆動ドラム2の既知の直径から求めることができる。最も簡単な変化形態では、この直径を、次のスリップのない段階における次の直径測定まで一定と見なすことができ、この直径を有する綾巻きパッケージ8の周速度をその角速度から計算することができる。より正確な変化形態では、しかしながらまた直径増大は、そのためにさらに糸直径及び例えば綾巻きパッケージの綾振り速度のような別の既知の値を利用すると、所定時間にわたる綾巻きパッケージ8の既知の角速度によって計算することができる。
しかしながらこの方法では、巻成過程の開始時には、従来技術において使用されている、巻取り速度の一定の目標値でも、スリップのない運転は得られない。それというのは、駆動されていない時間は、巻取りパッケージの初期における極めて高い回転数に対しては、十分に長くないからである。従って従来技術には、このような比較的単純な機械では追加的に、誤差を伴って測定された巻取りパッケージの周速度によって作動するという問題がある。本発明は、巻取りパッケージの比較的低い初期回転数によって、このような誤測定を回避するので、従来技術に対してさらなる利点を有する。
図1及び図2にはさらに、糸7の糸走路に配置された糸監視装置26が示されており、この糸監視装置26は、ライン27を介して同様に制御ユニット14に接続されている。この糸監視装置26が糸7のエラー、つまり糸切れを示すと、制御ユニット14は制御ライン15′及びインバータ16を介して電動機6′を無電流に切り換える。
本発明に係る方法は、例えば、図1及び図2に示すような、その他の点では変更されない公知のコンポーネントを使用して、制御ユニット14において実行するソフトウエアの変更によって実現することができる。例えば巻成過程の初期段階において、初期段階の終了後における巻取り速度の目標値に、巻取り速度を、巻取りパッケージ直径に関連して直線的に好適に接近させるためには、制御ユニット14は、綾巻きパッケージ8及び駆動ドラム2の角速度の他に、単にセンサ31からライン32を介して伝えられる、パッケージフレーム29の角位置信号しか必要としない。これによって制御ユニット14は、次いで綾巻きパッケージ8の直径を求め、制御ライン15′を介してインバータ16、ひいては電動機6′を相応に制御し、これによって駆動ドラム2ひいては綾巻きパッケージ8は所望の回転数を得る。
直ぐ上に述べた実施の形態における本発明に係る方法と従来技術との相違を明らかに示す図3及び図4は、巻成過程の初期段階における巻取りパッケージの回転数の目標値と周速度の目標値との間における、方法の相違を示す。このとき図は、200mmの最終直径まで綾巻きされる、50mmの空管直径を備えた円筒形の巻取りパッケージに関する。
そのために図3にはまず、巻取りパッケージの回転数の目標値の推移が、その直径との関連において、第1に従来技術において使用されるパッケージ速度の一定の目標値で、かつ第2には、巻成過程の初期段階において一定の巻取り回転数の目標値を備えた、本発明に係る方法の1つの実施の形態において示されている。相応に図4には、巻取りパッケージ直径に関した巻取り速度の目標値の推移が示されている。
両方の線図において、1200m/minの巻取り速度の目標値に対する状況が示されており、この目標値は、従来技術では全巻成過程中に使用され、これに対して本発明の図示の実施の形態では、巻成過程の初期段階において、巻取りパッケージの回転数の目標値は一定の所定の値に保たれ、この値は、初期段階の終了時における95mmの所定の巻取りパッケージ直径において1200m/minの巻取り速度における巻取りパッケージ回転数に相当する。
このことが良好に分かる図3では、巻取りパッケージ回転数の目標値(rpm)が、巻取りパッケージ直径(mm)に関して示されている。曲線DZSdTは、周速度が一定の場合における回転数と直径との間における公知の双曲線の関係であって、従来技術に基づいて公知の方法において得られる関係を示す。これに対して、図3に示された本発明に係る方法は、巻成過程の初期段階において、減じられた巻取り速度を使用し、このとき巻取りパッケージの回転数の目標値は、dAA=95mmの巻取りパッケージ直径が得られるまで一定の所定の値、つまり95mmの巻取りパッケージ直径において1200m/minの巻取りパッケージ周速度の所望の目標値を達成する値に保たれる。このことは、回転数目標値の本発明に係る方法の回転数曲線DZEを示し、この回転数曲線DZEは、dAA=95mmが得られるまで一定であり、その後、つまりより大きな巻取りパッケージ直径のためには、従来技術の回転数目標値曲線DZSdTと完全に等しくなる。
同じ状況は再度図4に示されており、図4において今や、巻取り速度の目標値(m/min)が巻取りパッケージ直径(mm)に関して示されている。ここで曲線VSdTは、従来技術において使用される、ここでは1200m/minの巻取り速度の一定の目標値を明瞭に示し、これに対して、巻成過程の初期段階における、本発明のここに図示した実施の形態の速度推移VE、つまり初期段階の終了を確定するdAA=95mmの巻取りパッケージ直径に達するまでの速度推移VEは、一定の回転数において知られている、周速度と直径との間における直線的な関係を示し、dAA=95mmよりも大きな直径に対しては、両方の巻取り速度目標値曲線VSdT及びVEは、まったく同じに推移する。
図5には、図3及び図4と同じ状況並びに通常の糸に対して、巻成時に測定されたエネルギ消費であって、巻取り速度の一定の目標値の、従来技術において汎用の方法において生じるエネルギ消費が示されている。巻き取られた糸長さのエネルギ消費(Ws/km)がリボン巻き防止サイクル(Bildstoerzyklus)の番号に関して示されている。つまりここでは、x軸は、巻取りパッケージの直径を直接示しているのではなく、一連の周期的に実施されるリボン巻き防止サイクルの連続する番号を示し、この番号はしかしながら巻取りパッケージ直径と共に単調に大きくなる。
図5において明らかなように、巻成過程の開始時において、エネルギ需要は40%まで高められ、この高められたエネルギ需要は、主として、巻取りパッケージの初期における極めて高い回転数と、これに起因する軸受負荷及び、巻取りパッケージと駆動ドラムと糸との間における強い摩擦に起因する。巻成過程の初期段階におけるこのエネルギ需要は、適宜な構成において本発明に係る方法によって大幅に減じることができる。
最後に図6には、従来技術に対する本発明に係る方法の、図3〜図5について説明した実施の形態の最大の生産性損失が示されている。そのために、従来技術では全巻成過程中に1200m/minの巻取り速度で、中断なしに巻成され得るものと仮定し、これに対して本発明に係る実施の形態では、図4に示したようにdAA=95mmの巻取りパッケージ直径に達するまで巻取り速度が減じられている。本発明に係る方法にとって最も不都合なこの場合において、本発明に係る方法は、前記巻取りパッケージ直径が得られるまで、巻成過程の初期段階において、巻取りパッケージ直径の増大に連れて常に幾分長く生産時間を必要とする。この生産時間がより長く必要であるということ(生産時間過剰需要と呼ぶ)は、x軸における巻取りパッケージ直径(mm)に対して、y軸における従来技術による全生産時間に対するパーセントで示されている。
見込まれたように、生産時間過剰需要は、dAA=95mmまで上昇し、その後は一定である。このとき、巻取りパッケージの最終直径が小さければ小さいほど、その際に到達される生産時間過剰需要は、より大きくなる。例えば、200mmの最終直径を有する、図3〜図5において使用された巻取りパッケージに対する生産時間過剰需要は、図6に「200mm」で示された曲線形状を描き、5.5%の最終値に達するのに対して、260mmの最終直径を有する、その他の点では同じ巻取りパッケージでは、「260mm」で示された曲線形状を描き、3.2%の最終値に達する。
つまり、既にこのような理論上最も不都合に確定された推移においても、本発明に係る方法の可能な生産性損失は、本発明に係る方法の利点によって十分に補償される。さらに既に述べたように、この生産性損失は、この範囲では実地において生じることはなく、多くの状況ではむしろ生産性上昇を期待することができる。
上においては、巻取りパッケージを巻成する本発明に係る方法及び該方法に所属の装置が、選択された実施の形態を用いて記載されているが、当業者には、別の変化形態及び上記特殊な実施の形態の組合せが可能である。例えば、巻成過程の初期段階の終了後に、もっぱら巻取りパッケージの一定の周速度で、巻成を続けることは必ずしも必要ではなく、従来技術において良く知られているように、巻取り速度は、糸張力センサを使用して、糸切れの回避及び生産性の向上のために糸張力に関連させることができる。
完全を期してさらに付言すると、不定冠詞は、それによって示された部材が複数存在し得ることをも排除しない。同様に、1つの特定の部材の記載は、当該部材の機能を複数の択一的な部材に分配することが不可能であることを、必ずしも意味せず、又は記載された複数の部材の機能をただ1つの部材にまとめることが不可能であることを、必ずしも意味しない。
1 巻取り部、 2 駆動ドラム、 2′ ドラム軸、 2′′ 綾振り溝、 3 機械フレーム、 4,4′ ベルト車、 4′′ Vベルト、 6′ 電動機、 7 糸、 8 巻取りパッケージ、綾巻きパッケージ、 9 パッケージホルダ、 10,12 センサ、 14 制御ユニット、 15′ 制御ライン、 16 インバータ、 26 糸監視装置、 27 ライン、 29 パッケージフレーム、 30 パッケージフレーム軸、 31 センサ、 32 ライン

Claims (9)

  1. 巻取りパッケージ(8)を巻成する方法であって、
    巻成過程の初期段階において、該初期段階の終了後における巻取り速度の目標値に対して減じられた、巻取り速度の目標値によって巻成を行うことを特徴とする、巻取りパッケージ(8)を巻成する方法。
  2. 巻成過程の初期段階の長さ並びに初期段階における巻取り速度の前記目標値及び初期段階の終了後における巻取り速度の前記目標値を、全巻成過程中において、前記巻取りパッケージの回転数が予め設定された最大回転数値を上回らないように規定する、請求項1記載の方法。
  3. 巻成過程の初期段階の終了後における巻取り速度の前記目標値は、巻成動作が前記全巻成過程中に等しい糸品質で実施され得るような、巻取り速度の最大目標値よりも大きい、請求項1又は2記載の方法。
  4. 前記巻取りパッケージ(8)を、複数の繰出しコップ(28)の巻返しによって製造し、巻取り速度の目標値の低減を、巻成過程の初期段階における前記繰出しコップ(28)のうちの1つ又は複数の巻返しのそれぞれ最後の段階において、巻成過程の初期段階後における巻返しと比較して、行わない又は抑制する、請求項1又は2記載の方法。
  5. 巻成過程の初期段階において減じられた、巻取り速度の前記目標値を、巻成過程の初期段階が巻取りパッケージ(8)の予め設定可能な直径(dAA)において終了するように、初期段階の終了後における巻取り速度の前記目標値に接近させる、請求項1又は2記載の方法。
  6. 巻成過程の初期段階において減じられた、巻取り速度の前記目標値を、巻取りパッケージ(8)の直径増大に対して直線的に、初期段階の終了後における巻取り速度の前記目標値に接近させる、請求項5記載の方法。
  7. 巻成過程の初期段階において減じられた、巻取り速度の前記目標値を、一定速度の階段状に、初期段階の終了後における巻取り速度の前記目標値に接近させる、請求項1又は2記載の方法。
  8. 巻取りパッケージ(8)を回転可能に支持するホルダ(9)と、
    前記巻取りパッケージ(8)を回転させる駆動装置と、
    該駆動装置による前記巻取りパッケージ(8)の回転を制御する制御ユニット(14)と、を有する、巻取りパッケージ(8)を巻成する装置であって、
    前記制御ユニット(14)は、前記巻成過程の初期段階において、初期段階の終了後における巻取り速度の目標値に対して減じられた巻取り速度の目標値で、巻成を行うように、構成されていることを特徴とする、巻取りパッケージ(8)を巻成する装置。
  9. 当該装置(1)は、巻取り機又は紡績機の作業部(1)である、請求項8記載の装置。
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