JP2016037341A - 粉粒体搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】粒子の細かな粉粒体の搬送用として用いるロータリーバルブにおいて、ケーシングとローターとの隙間へ侵入した粉粒体を効果的に逃がし、粉粒体による磨耗を効果的に抑制できるようにする。【解決手段】ローター軸14に複数のローターブレード12を有するボス11と、ボス11より経大なスリーブ15とを連設させて固定し、スリーブ15をケーシング2の貫通孔20に貫通させ、ボス11とスリーブ15の境界部分がスタフィングボックス6と面一に連続するようにローター軸14を軸支する。貫通孔20とスリーブ15との隙間がローター軸14の回転に伴って動的隙間となるように、スリーブ15,15の外周面に凹部25と凸部26が断続的に並べて形成する。【選択図】図4

Description

本発明は、粉粒体を搬送する粉粒体搬送装置、特に粒度が極めて細かく磨耗性を持つ紛体を粉粒体装置の入口、出口で圧力差のある条件下で使用する粉粒体搬送装置に関する。
従来から粉粒体などを連続して定量供給(定量排出)する粉粒体搬送装置としてロータリーバルブが用いられている。このロータリーバルブは、例えば特許文献1で開示されているように、上下を開口したケーシング内に複数枚のローターブレードを放射状に取り付けたローターを回転自在に軸支し、そのローター軸をモータなどの駆動手段によって回転させ、重力によって上部開口に落下供給される粉粒体を、各ローターブレード間に形成された収容空間内に保持して下部開口から排出させている。
このような、ロータリーバルブは、ローター回転数の変更で容易に供給量を制御出来る機能を持ち、各種の粉粒体の定量供給として広く用いられているが、ケーシング内が高圧となる環境下で使用する場合、ケーシング内の圧力によって内部の粉粒体がケーシング外に漏れ出さないように、例えば、特許文献2及び特許文献3などで提案される高シールロータリーバルブが知られている。これらの高シールロータリーバルブは、ケーシングを高気密でシールする構造として、ローター軸に固定したローターを挟むようにローター軸の軸方向に間隔をおいて一対のサイドプレートを固定するとともに、その各サイドププレートの外面に接触させる漏洩防止リングを設け、この漏洩防止リングを加圧空気によって前記各サイドプレートの外面に圧接させるように構成している。
特許文献2、3で示すサイドプレートを備えたロータリーバルブは、サイドプレートが同一面内をエンドレスに回転するため、サイドプレートと、このサイドプレートと対向するケーシングの内周面とのクリアランスに侵入した粉粒体が逃げられず、圧密されてローターのブレーキとなり、その摩擦熱によってサイドプレートやケーシングが擦れて早期に損傷してしまう。このような、サイドプレートとケーシングとのクリアランスに侵入した粉粒体を逃がすための技術として例えば、特許文献4には、サイドプレートの外周面に位置して、その内側寄りと、外側寄りに交互にスリットを形成し、サイドプレートの外周面とケーシングの内周面との間のクリアランスに侵入した粉粒体を逃がすように構成したロータリーバルブが提案されている。
特開2001−315962号公報 特開平1−197225号公報 特開2006−76766号公報 特開2001−225956号公報
ところで、ロータリーバルブとして特許文献2〜4のようなサイドプレートを有しないオープン型のローターもある。このようなオープン型ローター100は、例えば、図9に示すように、複数のローターブレード102を放射状に固定した中空状のボス101を設け、このボス101をローター軸103に外装し、ボス101とローター軸103にキー溝を形成し、そのキー溝にキー(何れも図示せず)を嵌合することによって、ボス101とローター軸103とを一体的に回転させている。そして、スタッフィングボックス104に形成する貫通孔105にローター軸103を挿通し、そのローター軸103をベアリングなどに軸受部材によって軸支してローターブレード102をローター室内に回転自在に配置している。
このようなローター100の両側を開放させたオープン型のローター100は、放射状のローターブレード102の左右側縁がスタッフィングボックスグ104と対向する構造であるため、ローター100の回転によって、スタッフィングボックス104と各ローターブレード102との隙間が動的(以後、これを固定されない隙間、すなわち動的隙間という)に変化し、構造的にスタッフィングボックス104と各ローターブレード102間のクリアランスに粉粒体は溜まることない。しかし、オープン型ローター100において、ローターブレード102を固定した中空状のボス101をローター軸103に外装し、このローター軸103をスタッフィングボックス104に形成する貫通孔105に挿通する場合、図9に示すように、スタッフィングボックス104の内面側において、構造的にボス101とローター軸103との境界部分で段差が生じ、この段差によって生じるボス101の外端面とスタッフィングボックス104の内壁との間のクリアランスaは、ローター100が回転しても、常に一定で変化しない(以後、これを固定された隙間、すなわち静的隙間という)。このため、静的隙間であるボス101とスタッフィングボックス104との間のクリアランスaに粉粒体が入り込むと、静的隙間を形成しているクリアランスaにロータリーバルブが機能する時に生じる入口、出口の圧力差によって粉粒体が高速で通過するようになり、クリアランスaを構成しているボス101とスタッフィングボックス104を磨耗させる。さらに、ローター100の周りから下方に落下しようとする粉粒体が起こす空気(気流)の流れと、ローターに入ろうとする空気(気流)とが混ざり、粉粒体の流れによって、ロータリーバルブの供給側と排出側の間に圧力差が生じ、ケーシング内で空気(気流)が混ざり軽くなった粉粒体は、ボス101とスタッフィングボックス104との間の極めて狭い隙間に入り込み易くなるため、前記粉粒体によるボス101とスタッフィングボックス104の磨耗は一層、顕著となる。
さらに、ボス101とスタッフィングボックス104との間のクリアランスaは、貫通孔105とローター軸103との間のクリアランスa1と連通しているため、クリアランスaに入り込んだ粉粒体が貫通孔105とローター軸103との間のクリアランスa1への侵入し、さらに、ローター軸103を封止するグラインドパッキン106とローター軸103の間に侵入してローター軸103のシール性も悪化させる、という課題を有していた。
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、ローターとスタッフィングボックスとの静的隙間を無くしてローター軸を含むローターとスタッフィングボックスとの間のクリアランスに粉粒体が高速で圧送され、磨耗を起こすことなく、安定的な連続運転が可能な粉粒体搬送装置を提供することを目的とするものである。
請求項1の粉粒体搬送装置は、粉粒体の供給部と排出部とを備えたケーシングと、複数のローターブレードを有して前記供給部と排出部の間において回転自在に設けたローターと、このローターをローター室内からローター室外に挿通するために前記ケーシングに設けられた貫通孔とを具備し、前記ローターと一体的に回転する回転部を前記貫通孔に挿通するとともに、この貫通孔と対向する前記回転部の外周面に該回転部の回転に伴って貫通孔との隙間が断続的に変化する凹部を形成し、前記貫通孔と前記回転部との間のクリアランスを凹凸状としたことを特徴とする。
請求項2の粉粒体搬送装置は、前記ローターブレードを固定した中空状のボスをローター軸に固定するとともに、前記回転部として中空状のスリーブを前記ボスと連設して前記ローター軸に固定し、このスリーブを前記ボスより径大に形成するとともに、そのボスとスリーブとの境界部分が前記ケーシングの内壁面とほぼ面一に連続するように前記スリーブを前記貫通孔に挿通させ、この貫通孔の内周面に対向する前記スリーブの外周に前記凹部を形成したことを特徴とする。
請求項3の粉粒体搬送装置は、前記隣接する凹部間の凸部が前記ローターブレードに対応するように前記凹部を形成するとともに、この凹部を前記スリーブの内端に開口するように形成したことを特徴とする。
請求項4の粉粒体搬送装置は、前記ボスと前記スリーブとが一体化した回転部を前記ローター軸に設けたことを特徴とする。
請求項5の粉粒体搬送装置は、前記回転部をローターブレードで構成し、この各ローターブレードを前記ケーシングに形成する貫通孔に挿通して、ローターブレードの両端をローター室外に配置するとともに、各ローターブレードを一体化する円板状のサイドプレートと、このサイドプレートから前記各ローターブレードと連続するように軸方向に連設する円筒部とを設け、この円筒部を軸封部材で封止したことを特徴とする。
本発明の粉粒体搬送装置によれば、回転部を貫通孔に挿通してローターブレードをローター室内に回転自在に配置すると、ローターの回転に伴って回転部の外周に形成する複数の凹部が回転し、この凹部によって貫通孔に内周面と回転部との間のクリアランスが動的に変化する。これにより、ローターとケーシングとのクリアランスに粉粒体が高速で圧送され、磨耗を起こすことなく、粉粒体の摩擦熱によるケーシングの内壁や軸封部分の損傷を効果的に防止することができる。
本発明の実施例1を示すロータリーバルブを正面方向から見た断面図である。 同上、ロータリーバルブを側面方向から見た部分断面図である。 同上、ローターとスリーブの分解斜視図である。 同上、要部の拡大断面図である。 同上、周方向から見た貫通孔部分の断面図である。 本発明の実施例2を要部の拡大断面図である。 同上、ローターの斜視図である。 本発明の実施例3を要部の斜視図である。 従来例を示す要部の拡大断面図である。
以下、本発明の粉粒体搬送装置としてロータリーバルブに適用し、具体的な用途としては、燃焼石炭灰の供給機構(排出機構)に用いた場合を例として説明する。
図1から図5を参照して本発明の実施例1を説明する。なお、実施例の説明において、上下方向に関する用語は全ての図においての方向を意味し、左右方向に関する用語は図1においての方向を意味するものとして使用する。
全体構成について図1、図2を参照して説明すると、ロータリーバルブ1は、上下を開口したケーシング2とローター10とを備え、ケーシング2は、上側開口部を供給口3、下側開口部を排出口4とし、その供給口3と排出口4の間に前記ローター10が回転する円筒状のローター室5を形成している。このローター室5の左右両側の開口部はケーシング2の側壁として機能する左右一対のスタフィングボックス6,6で密閉されている。
前記ローター10は、中空状のボス11の外周に複数のローターブレード12を放射状に固定して構成され、そのボス11をローター軸14に外装し、そのローター軸14の両端には回転部として前記ボス11と連続するように中空状のスリーブ15,15が外装されている。スリーブ15,15とローター軸14は複数のネジ16によって一体化され、かつ、ボス11とローター軸14は、ボス11とローター軸14に形成するキー溝14Aにキー14Bを嵌合させてローター軸14とボス11とを一体的に回転させている。また、前記ローター軸14は、前記ローターブレード12が前記ローター室5内において回転するように、その軸芯を水平方向(図1の左右方向)とし、ローター軸14に外装したスリーブ15,15を前記ローター室5のスタフィングボックス6,6に形成する貫通孔20から突出させている。
スタフィングボックス6,6にはスリーブ15,15の外周をシールする軸封部材として複数のグランドパッキン21が組み付けられ、スタフィングボックス6,6の外側にはスリーブ15,15から突出する前記ローター軸14を軸支するベアリングユニット22が固定されている。また、ローター軸14の一端を前記ベアリングユニット22から外部に突出させ、その先端部にモータ等の駆動源23と接続するスプロケット24を固定している。
このようにローター軸14には前記ローターブレード12を放射状に固定したボス11と、スリーブ15,15とが連続して一体的に固定されているが、図4に示すように、スリーブ15,15はボス11より経大に形成され、本実施例においてスリーブ15,15は外径がほぼ150mm、ボス11がほぼ140mmに設定され、スリーブ15,15とボス11の径の差によって5mm程度の段差が生じる。また、スリーブ15,15とボス11の境界部分がスタフィングボックス6,6の内壁と連続し、段差が生じるスリーブ15,15の内端面に位置して、段差分に相当する複数の凹部25がスリーブ15,15の周方向に並んで形成されている。この各凹部25の溝幅(周方向)はボス11に形成する各ローターブレード12の間隔に相当し、隣接する各凹部25の間に形成される凸部26は各ローターブレード12に対応し、その板厚に相当する幅を有している。さらに、各凹部25の深さはスリーブ15,15とボス11との段差分、すなわち、本実施例においては5mm程度の深さを有するとともに、各凹部25の軸方向の長さは貫通孔20と対向する長さに相当する。これにより、スリーブ15,15の外周面と各凹部25の底部が連続し、各凹部25は貫通孔20の内周面に臨んで各凹部25がケーシング2内において開口している。さらに、各凹部25と凸部26とが貫通孔20の内周面と対向して周方向に断続的に形成され、貫通孔20とスリーブ15,15とのクリアランスが凹凸状となる。このため、スリーブ15,15の回転によって、貫通孔20とスリーブ15,15とのクリアランスS1は動的隙間となる。なお、本実施例においては、貫通孔20とスリーブ15,15とのクリアランスS1は概ね0.2mm、ローターブレード12とスタフィングボックス6,6とのクリアランスSは概ね0.15〜0.2mmである。
以上のように、本発明は、スリーブ15,15とボス11の境界部分がスタフィングボックス6,6の内壁と連続し、スリーブ15,15をボス11より経大に形成することによって図4に示すように、ローター10の一部を構成するボス11とローター室5の内壁として機能するスタフィングボックス6,6との間には粉粒体が侵入するような静的隙間は生じない。さらに、図5に示すように、貫通孔20の内周面と対向するスリーブ15,15の外周面に複数の凹部25を形成してスリーブ15,15の周方向において複数の凹部25と凸部26が断続的に並び、貫通孔20の内周面とスリーブ15,15の外周面とがローター軸14の回転に伴って動的隙間となるため、貫通孔20とスリーブ15,15とのクリアランスS1に粉粒体が溜り難い構造であり、仮に貫通孔20とスリーブ15,15との間のクリアランスSIに粉粒体が侵入したとしても、クリアランスSIとスリーブ15,15の外周面に形成する凹部25とが連通し、かつ、凹部25がローター室5内に開口してため、凹部25からローター室5内に粉粒体が逃げて排出することができる。このため、前記クリアランスS1に侵粉粒体が堆積してローター軸14のブレーキとして作用し、粉粒体の摩擦によるローター室5内壁を構成するスタフィングボックス6,6やスリーブ15,15を軸封するグランドパッキン21の損傷を防止し、ロータリーバルブの安定した連続運転が可能となる。
図6及び図7は本発明の実施例2を示し、前記実施例1と共通機能を有する部分には共通する符号を付し、重複する部分を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
実施例1では、回転部としてローター軸14に固定したスリーブ15,15を貫通孔20に挿通させた例を示したが、本実施例においては回転部をローターブレード31で構成するとともに、ローター室5の側面開口部を側壁部40で密閉し、この側壁部40の外面側にグランドパッキン21を組み付けるスタフィングボックス6を固定している。
すなわち、本実施例ではボス11に放射状のローターブレード31を固定し、このローターブレード31を側壁部40に形成する貫通孔41からローター室外に突出させている。また、図6に示すように、本実施例のローター30は、ローターブレード31の外側に円板状のサイドプレート部32を有する構造である。そして、サイドプレート部32に各ローターブレード31の側縁を突き当ててサイドプレート部32と各ローターブレード31とを一体化するとともに、サイドプレート部32の外周部から各ローターブレード31の外縁と連続するように円筒部33を軸方向に延出するように一体形成し、この円筒部33の外周をスタフィングボックス6,6に組み付けたグランドパッキン21で軸封している。また、スタフィングボックス6,6にはローター軸14の軸受孔35を形成し、この軸受孔35の内周面に設けた軸受部材36によってローター軸14を回転自在に軸支している。
以上のように構成される本実施例においては、側壁部40に形成する貫通孔41に臨んでローターブレード31が回転自在に配置されている。ローターブレード31はボス11に放射状に固定され、隣接するローターブレード31間に空間部が形成されているため、前記実施例1と同様、貫通孔41とローターブレード31とのクリアランスは凹凸状となり、ローターブレード31の回転に伴って貫通孔41とローターブレード31との隙間は動的に変化する。これにより前記実施例1と同様、貫通孔41とローターブレード31との間のクリアランスに粉粒体が溜り難くなる。さらに、貫通孔41内に位置してローター30の側面開放部がサイドプレート部32で塞がれ、かつ、サイドプレート部32と連続する円筒部33がグランドパッキン21によって軸封しているため、円筒部33とグランドパッキン21との間への粉粒体の侵入も抑制され、粉粒体による軸封部分の損傷をも効果的に防止することができる。
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記各実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、前記各実施例では、ロータリーバルブの用途として、燃焼石炭灰の供給機構(排出機構)に用いた場合を例として説明したが、各種のロータリーバルブや軸封部を備えた各種粉粒体処理機械に広く利用可能である。例えば、ロータリーバルブに限らずスクリューコンベアやバタフライバルブ、ゲートバルブ、ボールバルブ、フラップダンパーといった各種粉粒体搬送装置として広く適用可能である。さらに、ロータリーバルブの基本的構造についても前記実施例に限定されるものはなく、適宜選定すればよい。さらに、図1において、ボス11とスリーブ16との分割した例を示したが、図8に示すように、ボス50とスリーブ51とを一体化して回転部を構成する構造であってもよい。
1 ロータリーバルブ(粉粒体搬送装置)
2 ケーシング
3 供給口(供給部)
4 排出口(排出部)
5 ローター室
10,30 ローター
11,50 ボス
12 ローターブレード
14 ローター軸
16,51 スリーブ(回転部)
20,41 貫通孔
21 グランドパッキン
25 凹部
26 凸部
31 ローターブレード(回転部)
32 サイドプレート部
33 円筒部

Claims (5)

  1. 粉粒体の供給部と排出部とを備えたケーシングと、複数のローターブレードを有して前記供給部と排出部の間において回転自在に設けたローターと、このローターをローター室内からローター室外に挿通するために前記ケーシングに設けられた貫通孔とを具備し、前記ローターと一体的に回転する回転部を前記貫通孔に挿通するとともに、この貫通孔と対向する前記回転部の外周面に該回転部の回転に伴って貫通孔との隙間が断続的に変化する凹部を形成し、前記貫通孔と前記回転部との間のクリアランスを凹凸状としたことを特徴とする粉粒体搬送装置。
  2. 前記ローターブレードを固定した中空状のボスをローター軸に固定するとともに、前記回転部として中空状のスリーブを前記ボスと連設して前記ローター軸に固定し、このスリーブを前記ボスより径大に形成するとともに、そのボスとスリーブとの境界部分が前記ケーシングの内壁面とほぼ面一に連続するように前記スリーブを前記貫通孔に挿通させ、この貫通孔の内周面に対向する前記スリーブの外周に前記凹部を形成したことを特徴とする請求項1記載の粉粒体搬送装置。
  3. 前記隣接する凹部間の凸部が前記ローターブレードに対応するように前記凹部を形成するとともに、この凹部を前記スリーブの内端に開口するように形成したことを特徴とする請求項2記載の粉粒体搬送装置。
  4. 前記ボスと前記スリーブとが一体化した回転部を前記ローター軸に設けたことを請求項1又は2記載の粉粒体搬送装置。
  5. 前記回転部をローターブレードで構成し、この各ローターブレードを前記ケーシングに形成する貫通孔に挿通して、ローターブレードの両端をローター室外に配置するとともに、各ローターブレードを一体化する円板状のサイドプレートと、このサイドプレートから前記各ローターブレードと連続するように軸方向に連設する円筒部とを設け、この円筒部を軸封部材で封止したことを特徴とする請求項1記載の粉粒体搬送装置。
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