JP2016036402A - 医療用ペースト混練注入器 - Google Patents

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Abstract

【課題】シャフト部の外周面に対して押出用ストッパの着脱を容易に行うことができる医療用ペースト混練注入器を提供すること。
【解決手段】医療用ペースト混練注入器1は、シリンダ2と、シリンダ2の内部をその軸線方向D1に摺動可能な仕切り具21と、仕切り具21の貫通孔26に挿通され、往復運動と回転運動とが可能なシャフト部22と、シャフト部22の一端28に設けられる攪拌部23と、シャフト部22の他端29に設けられるハンドル部24と、仕切り具21とハンドル部24との間隔を保持するスペーサとして機能する押出用ストッパ5とを備える。押出用ストッパ5は、シャフト部22の外周面68に対して嵌着される凹状の内面が形成されたストッパ本体71と、ストッパ本体71の外面73に突設された指掛け部72とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、医療用ペーストを混練して注入する医療用ペースト混練注入器に関するものである。
医療分野等において、医療用ペースト(例えば、リン酸カルシウム系の骨ペーストなど)を混練して注入する医療用ペースト混練注入器が実用化されている(特許文献1,2等参照)。
特許文献1,2に開示されている医療用ペースト混練注入器は、ノズル部を有するシリンダ、シリンダ内を軸線方向に摺動可能な仕切り具、仕切り具の貫通孔に挿通され、往復運動と回転運動とが可能なシャフト部、シャフト部の端部に設けられたハンドル部、仕切り具をシャフト部とともにシリンダの内部に押し込むための押出用ストッパ(連結部材)等を備えている。押出用ストッパは、仕切り具とハンドル部との間にあるシャフト部の外周面に着脱可能な状態で取り付けられる。具体的には、押出用ストッパは、シャフト部の外周面にフィットする貫通孔を有する樹脂製のパイプ材を用い、パイプ材の円周の一箇所を軸線方向に切断して断面略C字状となるように形成されている。
医療用ペースト混練注入器を用いて骨ペーストを混練する際には、先ず押出用ストッパをシャフト部の外周面から取り外す。その状態で、ハンドル部を操作することで軸線を中心とするシャフト部の回転運動と軸線方向への往復運動とを複合的に行う。これにより、シャフト部の先端に設けられた攪拌部によって骨ペーストが混練される。骨ペーストの混練が終了した後、シャフト部の外周面に押出用ストッパを再度装着する。その後、ハンドル部を押すことにより、シャフト部とともに仕切り具がシリンダ内に押し込まれ、シリンダ内の骨ペーストがシリンダ外に押し出されるようになっている。
特開2008−113903号公報 特開2010−178872号公報
医療用ペースト混練注入器において、押出用ストッパは、骨ペーストを混練する際に、シャフト部の外周面から取り外す必要がある。ところが、従来の押出用ストッパは、パイプ材の一部を軸線方向に切欠いたシンプルな形状であることから、外面が滑りやすく、着脱時に力を加えにくい構造であった。また、押出用ストッパは、その軸線方向の全体がシャフト部の外周面に嵌め込まれる形で比較的強固に嵌着されている。このため、従来の医療用ペースト混練注入器では、シャフト部の外周面から押出用ストッパを取り外しにくいといった問題があった。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、シャフト部の外周面に対して押出用ストッパの着脱を容易に行うことができる医療用ペースト混練注入器を提供することにある。
そして上記課題を解決するための手段(手段1)としては、一端に開口を有し他端にノズル部を有するシリンダと、前記シリンダの内部を前記シリンダの軸線方向に摺動可能な仕切り具と、前記仕切り具の中心を貫く貫通孔に挿通され、前記貫通孔を出入りする前記軸線方向への往復運動と軸線を中心とする回転運動とが可能なシャフト部と、前記シャフト部の一端であって前記シリンダ内に位置する部分に設けられた攪拌部と、前記シャフト部の他端であって前記シリンダ外に位置する部分に固定されるハンドル部と、前記仕切り具と前記ハンドル部との間隔を保持するスペーサとして機能し、前記シャフト部の外周面に着脱可能な状態で取り付けられる押出用ストッパとを備えた医療用ペースト混練注入器であって、前記押出用ストッパは、前記シャフト部の外周面に対して嵌着される嵌着凹部が形成されたストッパ本体と、前記ストッパ本体の外面に突設された指掛け部とを備えることを特徴とする医療用ペースト混練注入器がある。
手段1に記載の発明によると、ストッパ本体には嵌着凹部が形成されており、その嵌着凹部をシャフト部の外周面に対して嵌め込むことで押出用ストッパが装着される。この押出用ストッパを装着することにより、仕切り具とハンドル部との間隔が保持される。このため、ハンドル部を押すことで仕切り具をシャフト部とともにシリンダの他端側に押し込んで医療用ペーストをシリンダから外部に吐出させることが可能となる。また、ストッパ本体の外面には指掛け部が突設されており、その指掛け部に指を引っ掛けて力を加えることで、押出用ストッパをシャフト部の外周面から容易に取り外すことができる。この結果、医療用ペースト混練注入器の作業性を高めることができ、医療用ペーストの混練作業を迅速に行うことができる。
指掛け部は、指を引っ掛けることができるものであれば任意の形状でよいが、例えば軸線方向に沿って延びるように形成されたリブであってもよい。このような形状であると、指掛け部に指を確実に引っ掛けることができるとともに、確実に力を加えることができる。また、押出用ストッパ自体を全体的に補強することができる。
嵌着凹部は、ストッパ本体において少なくとも軸線方向の一端を含む位置に形成された第1嵌着凹部と少なくとも軸線方向の他端を含む位置に形成された第2嵌着凹部とを有し、第1嵌着凹部及び第2嵌着凹部は、互いに軸線方向に離れて設けられていてもよい。ここで、従来の押出用ストッパのようにシャフト部の軸線方向に沿ったストッパの全体がシャフト部の外周面に嵌着する場合、その押出用ストッパの着脱時には大きな力が必要となる。これに対して、本発明のようにストッパ本体の両端の離れた位置に設けた第1嵌着凹部と第2嵌着凹部とによってシャフト部の外周面を挟み込むように押出用ストッパを構成すると、適度な力で押出用ストッパの着脱を容易に行うことができる。
ストッパ本体は軸線方向の両端部の角部が面取りされていてもよい。このようにすると、押出用ストッパの着脱時にストッパ本体の角部が仕切り具の端面やハンドル部の端面に引っ掛かりにくくなるため、押出用ストッパの着脱を容易に行うことができる。
押出用ストッパの外面側には、文字の印刷スペースとなる平坦面を有する平坦部が設けられ、指掛け部は、平坦部の両端縁が軸線方向と直交する幅方向に張り出すことで形成されていてもよい。このようにすると、指掛け部に指を確実に引っ掛けることができるため、押出用ストッパの着脱を容易に行うことができる。また、平坦部の印刷スペースに、例えば押出用ストッパの適切な使用方法等のメッセージや、製品名等の情報を記すことができる。さらに、印刷面が平坦面であることから、印刷されたメッセージや情報等が読みやすくなるとともに、印刷作業が容易になる効果も期待できる。また、平坦面を有していることから、例えば押出用ストッパの取り外し後にその平坦面を下に向けることで、押出用ストッパを安定的に載置することもできる。
ハンドル部の形状は、特に限定されるものではないが、例えばシャフト部の一端を向く固定端側からその反対側の自由端側に向けて径が大きくなるように円錐台状にハンドル部が形成されていてもよい。この場合、押出用ストッパの両端に位置する各々の端面がハンドル部の固定端の端面と仕切り具の端面とに当接した状態で押出用ストッパが装着されていてもよい。このように、ハンドル部を円錐台状とすることでその操作性を高めることができ、医療用ペーストを効率よく混練することができる。また、押出用ストッパの装着時には、押出用ストッパの端面がハンドル部における固定端の端面と仕切り具の端面とに当接するため、ハンドル部を押すことで仕切り具をシャフト部とともにシリンダの他端側に確実に押し込むことができる。
押出用ストッパは、ある程度強度を有する材料であれば任意のものを使用することができるが、例えばシャフト部と同じ樹脂材料を用いて形成されていてもよい。この樹脂材料としては、ポリカーボネート、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン樹脂を用いることができる。この場合、押出用ストッパを低コストかつ十分な強度で製造することができる。
本実施の形態における医療用ペースト混練注入器の構成を示す断面図。 本実施の形態における医療用ペースト混練注入器を示す側面図。 シャフト部の括れ部、及びハンドル部を示す斜視図。 本体部の固定端側から見たハンドル部の下面図。 シャフト部の括れ部、及びハンドル部の断面を示す説明図。 シャフト部の括れ部、及びハンドル部を示す側面図。 本体部の自由端側から見たハンドル部の上面図。 平坦部を下側に配置した押出用ストッパを示す斜視図。 平坦部を上側に配置した押出用ストッパを示す斜視図。 押出用ストッパの装着方法を示す説明図。 ペースト注入時における医療用ペースト混練注入器を示す断面図。 平坦部がない別の実施の形態の押出用ストッパを示す斜視図。 挟持片の外面に指掛け部を形成した別の実施の形態の押出用ストッパを示す斜視図。
以下、本発明を医療用ペースト混練注入器に具体化した一実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。図1は、本実施の形態における医療用ペースト混練注入器の概略構成を示す断面図であり、図2は、その医療用ペースト混練注入器を示す側面図である。
図1及び図2に示されるように、本実施の形態の医療用ペースト混練注入器1は、シリンダ2、ピストン3、固定部材4、及び押出用ストッパ5等を備える。医療用ペースト混練注入器1は、例えばリン酸カルシウムを主成分とする骨ペースト(医療用ペースト)を混練して注入するための器具である。なお、骨ペーストは、白色のペーストである。
シリンダ2は、一端に開口10を有しその内部に骨ペーストを保持するための円筒体11と、円筒体11の一端となる開口端に設けられるフランジ部12と、円筒体11の他端に設けられるノズル部13とを備えている。ノズル部13は、その外周にネジ14を有し、ネジ14には略円柱形状をなすキャップ15が螺着されている。また、そのキャップ15を取り外すことで、ノズル部13には、チューブや注射針等を取り付けることができるようになっている。キャップ15は、円筒体11の径と同等もしくは若干大きく形成される。フランジ部12は、円筒体11の開口端側から外側に向かって突出する長円形の鍔状に形成されており、長円形の湾曲辺16が円筒体11の外部に大きく張り出している。
ピストン3は、仕切り具21、シャフト部22、攪拌部23及びハンドル部24を備えている。固定部材4は、円筒体11のフランジ部12に着脱可能に固定されるとともに、円筒体11の開口端側に配置された仕切り具21に係合する。ここでは、仕切り具21の係合部21aの周囲を取り囲むような形で固定部材4の係合部4aが係合する。この結果、円筒体11の開口端にて仕切り具21が回転不能及び前後進不能に固定される。
仕切り具21は、シリンダ2の内側と外側とを仕切るとともに、シリンダ2の内部をシリンダ2の軸線方向に摺動可能な合成樹脂製の部品である。仕切り具21は、その中心を貫くように貫通孔26が形成されており、この貫通孔26にシャフト部22が挿入されている。
シャフト部22は、骨ペーストとは異なる白色以外の色(例えば緑色)で着色された合成樹脂製の丸棒であり、仕切り具21の貫通孔26を出入りする軸線方向D1への往復運動と軸線を中心とする円周方向D2の回転運動とが可能に設けられている。シャフト部22は、長手方向の長さがシリンダ2の円筒体11の深さよりも若干長くなるように形成されている。シャフト部22の一端28であって、シリンダ2の内部に位置する部分には、放射状に突出する複数の羽根を有する攪拌部23が設けられている。シャフト部22の他端29であって、シリンダ2の外部に位置する部分には、ハンドル部24が固定されている。
図3〜図6に示されるように、ハンドル部24は、樹脂製の本体部31と、その本体部31に設けられたガイド溝32を有するスライド結合部33とを備える。本体部31は、シャフト部22と同じ樹脂材料、具体的にはポリカーボネートを用いて形成されている。本実施の形態の本体部31は、シャフト部22の一端28側を向く固定端35側からその反対側の自由端36側に向けて径が大きくなるように円錐台状に形成されている。本体部31における自由端36側の外径は、固定端35側の外径よりも5mm以上大きく、シリンダ2において仕切り具21を収容している円筒体11の外径の1.0倍程度となっている。具体的には、本体部31における自由端36側の外径は30mm程度であり、固定端35側の外径は20mm程度となっている。また、本体部31における軸線方向の寸法は、本体部31における自由端36側の外径とほぼ等しく30mm程度となっている。
スライド結合部33のガイド溝32は、本体部31においてシャフト部22の軸線方向D1と交差する交差方向D3(本実施の形態では、軸線方向D1と直交する直交方向)に延びるように設けられており、本体部31の固定端35側の端面37及び外周面38にて開口している。このガイド溝32の延びる交差方向D3に沿ってシャフト部22の他端29をスライドさせることで、ハンドル部24がシャフト部22に着脱可能に固定される。
詳しくは、ガイド溝32は、本体部31の中心位置(軸線が通る位置)まで形成されている。ガイド溝32は、幅が狭い第1溝部41と第1溝部41よりも幅が広い第2溝部42とを有し、第1溝部41と第2溝部42との境界に段差43が形成されている。第2溝部42は、シャフト部22の直径(幅)とほぼ等しい幅を有し、外周面38に開口している。また、第1溝部41は、外周面38に加えて固定端35側の端面37に開口している。第1溝部41は、本体部31の中心に向けて等幅でかつ直線的に延びるように形成され、第2溝部42も本体部31の中心に向けて等幅でかつ直線的に延びるように形成されている。そして、ガイド溝32の第1溝部41の内面54には、シャフト部22をハンドル部24の中心位置に位置決めして固定するための位置決め突起45が設けられている。位置決め突起45は、シャフト部22のスライド方向(交差方向D3)と直交する方向に延びるように設けられた細長い凸条部であり、その高さは0.2mm程度である。
図3、図5及び図6に示されるように、シャフト部22の他端29側には、空洞部51を有するとともにガイド溝32の延びる交差方向D3に沿ってシャフト部22をスライドさせた時に位置決め突起45に接触して撓むことが可能な括れ部52が設けられている。シャフト部22においてこの括れ部52がガイド溝32における第1溝部41に嵌め込まれ、括れ部52よりも先端側の部位が第2溝部42に嵌め込まれるようになっている。
括れ部52は、ガイド溝32の第1溝部41の内面54に対して面接触する一対のガイド壁面55と、平坦面をなすガイド壁面55に対して垂直な方向に設けられた一対の壁面56とを有する角柱状に形成されている。そして、ガイド壁面55に対して垂直な方向に設けられた一対の壁面56を貫通するように空洞部51が設けられている。つまり、括れ部52において、一対のガイド壁面55間に空洞部51が形成されている。
本実施の形態では、括れ部52において、空洞部51が貫通形成された壁面56の幅とガイド壁面55の幅とが異なっている。具体的には、空洞部51が貫通形成された壁面56の幅が、ガイド溝32の第1溝部41の幅に対応して形成され、ガイド壁面55の幅よりも狭くなっている。このようにすると、ガイド溝32の第1溝部41に対して括れ部52の向きを誤って嵌合させることが回避される。そして、ガイド溝32の開口から空洞部51が見えるように括れ部52の向きを合わせ、かつ括れ部52のガイド壁面55がガイド溝32の内面54に接するように位置を合わせることで、シャフト部22の他端29がガイド溝32に嵌め込まれる。さらに、シャフト部22において、ガイド溝32に収容される他端部57の角部58が面取りされている。
本実施の形態において、シャフト部22の他端29をガイド溝32の延びる交差方向D3に沿ってスライドさせると、括れ部52の各ガイド壁面55が位置決め突起45に接触する。このとき、ある程度の力を加えると、括れ部52の各ガイド壁面55が空洞部51側に撓み、位置決め突起45を乗り越えてシャフト部22の他端29がハンドル部24の中心側に移動することが可能となる。また、シャフト部22の他端29がハンドル部24の中心位置に移動すると、位置決め突起45との接触が外れて括れ部52の各ガイド壁面55が撓んだ状態から元の真っ直ぐに伸びた状態に戻る。この結果、シャフト部22の他端29がハンドル部24の中心位置に位置決め固定される。
このようにシャフト部22の他端29がハンドル部24に固定された状態では、括れ部52における一対のガイド壁面55がガイド溝32の内面54に面接触するため、ハンドル部24の回転方向の力がシャフト部22に伝達される。また、シャフト部22の他端部57の端面がガイド溝32(第2溝部42)の内面に当接することで、ハンドル部24を押す際の力がシャフト部22に伝達される。さらに、シャフト部22において括れ部52の端部59がガイド溝32の段差43に当接することで、ハンドル部24を引っ張る際の力がシャフト部22に伝達されるようになっている。
ハンドル部24において、本体部31の外周面38は、シャフト部22の軸線方向に対して傾斜したテーパ面を有しており、その全周に亘って複数の突起61が形成されている。複数の突起61の直径は1mm以上5mm以下、高さは1mm程度であり、複数の突起61は、5mm程度の間隔をあけて配置されている。
また、図5及び図7に示されるように、本体部31における自由端36側の端面39には、樹脂成型時のヒケを防止するための肉抜き凹部63が形成されている。さらに、自由端36側の端面39の中央部には、その端面39の外周部64と同じ突出量となるように被押圧部65が設けられている。本体部31における自由端36側の端面39において、外周部64と被押圧部65とを同時に押すことで十分な押圧力が得られるようになっている。
図1に示されるように、押出用ストッパ5は、仕切り具21とハンドル部24との間隔を保持するスペーサとして機能し、シャフト部22の外周面68に着脱可能な状態で取り付けられる。図8及び図9に示されるように、押出用ストッパ5は、シャフト部22の外周面68に対して嵌着される嵌着凹部(凹状の内面76a,76b)が形成されたストッパ本体71と、ストッパ本体71の外面73に突設された指掛け部72とを備える。ストッパ本体71において軸線方向D1の両端に位置する各々の端面81a,81bがハンドル部24の固定端35の端面37と仕切り具21の端面21bとに当接した状態で押出用ストッパ5が装着される(図10及び11等参照)。本実施の形態の押出用ストッパ5は、シャフト部22やハンドル部24と同じ樹脂材料、具体的にはポリカーボネートを用いて形成されている。
押出用ストッパ5のストッパ本体71において、軸線方向D1に離れた両端には、シャフト部22の外周面68を挟持する二対の挟持片74a,74bが形成されている。より詳しくは、ストッパ本体71において軸線方向D1の一端を含む位置に一対の第1挟持片74aが設けられるとともに、軸線方向D1の他端を含む位置に一対の第2挟持片74bが設けられている。一対の第1挟持片74aの内面76a及び一対の第2挟持片74bの内面76bは、シャフト部22の外周面68と同じ曲率で湾曲した円弧状に形成され、その円弧の角度が半円よりも大きな凹面となっている。また、各挟持片74a,74bは可撓性を有し、各挟持片74a,74bの先端側を撓ませることでそれら内面76a,76bにシャフト部22が嵌め込まれる。この結果、シャフト部22の外周面68に対して各挟持片74a,74bの内面76a,76bが嵌着する。このように、本実施の形態の押出用ストッパ5では、ストッパ本体71における一対の第1挟持片74aの内面76aが第1嵌着凹部を構成し、一対の第2挟持片74bの内面76bが第2嵌着凹部を構成している。そして、これら第1挟持片74aの内面76aと第2挟持片74bの内面76bとは、互いに軸線方向D1に離れて設けられている。
ストッパ本体71において、各挟持片74a,74bよりも軸線方向の中央部側に位置する連結支持部77の内面78は、シャフト部22の外周面68と同じ曲率で湾曲した半円弧状の凹面となっている。なお、押出用ストッパ5の装着時には、この連結支持部77の内面78に沿ってシャフト部22の外周面68が配置されるが、連結支持部77の内面78には、シャフト部22の外周面68が接するだけでありその外周面68を嵌着する機能は有していない。さらに、本実施の形態のストッパ本体71において、軸線方向D1の両端部の角部75(各挟持片74a,74b先端の外側の角部)が面取りされている。
指掛け部72は、ストッパ本体71の外面73において軸線方向に沿って延びるように形成されたリブである。これらのリブは、ともにストッパ本体71の長手方向の全体にわたり形成されている。また、これらのリブは、先端に行くほど細くなる断面形状を有している。図9に示されるように、押出用ストッパ5の外面73側には、文字の印刷スペースとなる平坦面79を有する平坦部80が設けられている。指掛け部72は、平坦部80の両端縁が軸線方向D1と直交する幅方向に張り出すことで形成されている。なお、上記一対のリブは、平坦部80の両側縁に一体形成されていると把握することもできる。シャフト部22の外周面68に装着された押出用ストッパ5は、仕切り具21をシャフト部22とともにシリンダ2の内部に押し込んで医療用ペーストをシリンダ2から吐出させる(図11参照)。
次に、上記のように構成した医療用ペースト混練注入器1の使用方法について説明する。
先ず、シリンダ2の内部には、予めペーストの原料の粉体が収納されており、医者や看護師などの作業者は、シリンダ2の円筒体11のノズル部13に螺着されたキャップ15を取り外す。そして、作業者は、ノズル部13からシリンダ2内にペーストの原料を硬化させるための液体を注入し、再びノズル部13にキャップ15を締め付ける。さらに、作業者は、ストッパ本体71の指掛け部72の部分に指を掛けて引っ張ることにより、押出用ストッパ5をシャフト部22の外周面68から取り外す。
その後、作業者は、ハンドル部24の外周面38を複数の指で挟み込んでハンドル部24を操作することにより、シリンダ2の軸線を中心とする円周方向D2のピストン3の回転運動と軸線方向D1のピストン3の往復運動とを複合的に行う。このとき、シャフト部22が仕切り具21の貫通孔26を出入りし、シャフト部22の一端28側に設けられた攪拌部23によって粉末のペースト原料と液体とが混練される。このように、仕切り具21で仕切られたシリンダ2内で骨ペーストを混練するため、混練時の異物の混入が回避される。また、ハンドル部24を操作してピストン3の回転運動と往復運動とを複合的に行う場合であっても、軸線方向D1や回転方向D2とは異なる交差方向D3に延びるようにガイド溝32が形成されているため、ハンドル部24がシャフト部22から外れにくい。
作業者は、骨ペーストの混練が終了した後、ピストン3のシャフト部22を上方に向けていっぱいに引き戻し、その状態で、シャフト部22の外周面68に押出用ストッパ5を再度装着する。このとき、作業者は、押出用ストッパ5を傾斜させた状態で、第2挟持片74bの内面76bをシャフト部22の外周面68に嵌め込んだ後、第1挟持片74aの内面76aをシャフト部22の外周面68に嵌め込むことで、押出用ストッパ5を装着する。
次に、作業者は、固定部材4をフランジ部12及び仕切り具21から取り外す。さらに、作業者は、図11に示されるように、ノズル部13のキャップ15をチューブ18に付け替えた後、ハンドル部24の自由端36側の端面39における外周部64及び被押圧部65を押すことで、ピストン3をシリンダ2内に押し込む。このとき、シリンダ2内においてシャフト部22とともに仕切り具21が軸線方向D1に移動する。そして、シリンダ2内の骨ペーストは、仕切り具21の移動に伴って外部へ圧出され、ノズル部13に装着されたチューブ18を通って患部に注入される。
また、本実施の形態の医療用ペースト混練注入器1では、ハンドル部24がシャフト部22から着脱可能に設けられている。このため、骨ペーストの混練後にシャフト部22からハンドル部24を取り外し、機械式の注入ガン(図示略)を用いて骨ペーストの患部への注入を行うことも可能である。
従って、本実施の形態によれば以下の効果を得ることができる。
(1)本実施の形態の医療用ペースト混練注入器1では、押出用ストッパ5のストッパ本体71には、凹状の内面76a,76bを有する第1挟持片74a及び第2挟持片74bが形成されている。それら挟持片74a,74bの内面76a,76bをシャフト部22の外周面38に対して嵌め込むことで押出用ストッパ5が装着される。この押出用ストッパ5によって、仕切り具21とハンドル部24との間隔が保持されるため、ハンドル部24を押すことで仕切り具21をシャフト部22とともにシリンダ2の他端側に押し込んで医療用ペーストをシリンダ2から吐出させることが可能となる。また、ストッパ本体71の外面73には指掛け部72が突設されており、その指掛け部72に指を引っ掛けて力を加えることで、押出用ストッパ5をシャフト部22の外周面38から容易に取り外すことができる。この結果、医療用ペースト混練注入器1の作業性を高めることができ、医療用ペーストの混練作業を迅速に行うことができる。
(2)本実施の形態の医療用ペースト混練注入器1において、押出用ストッパ5の指掛け部72は、軸線方向D1に沿って延びるように形成されたリブである。また、このリブは、先端に行くほど細くなる断面形状を有している。このような形状であると、指掛け部72に指を確実に引っ掛けることができるとともに、確実に力を加えることができる。また、押出用ストッパ5自体を全体的に補強することができ、押出用ストッパ5の強度を高めることができる。
(3)本実施の形態の医療用ペースト混練注入器1では、押出用ストッパ5のストッパ本体71において軸線方向D1に離れた両端に、二対の挟持片74a,74bが形成されている。そして、第1挟持片74aの内面76a(第1嵌着凹部)及び第2挟持片74bの内面76b(第2嵌着凹部)にシャフト部22の外周面38が嵌着されることで、押出用ストッパ5がシャフト部22に取り付けられる。ここで、シャフト部22の軸線方向D1に沿ったストッパ本体71の全体でシャフト部22の外周面38に嵌着するように押出用ストッパ5を形成する場合、その着脱時には大きな力が必要となる。これに対して、本実施の形態のように、ストッパ本体71の両端に設けた各挟持片74a,74bの内面76a,76bによってシャフト部22の外周面38を挟み込むように押出用ストッパ5を形成すると、適度な力で押出用ストッパ5の着脱を容易に行うことができる。
(4)本実施の形態の医療用ペースト混練注入器1では、ストッパ本体71は軸線方向の両端部の角部75が面取りされている。このようにすると、押出用ストッパ5の着脱時に、図10に示されるように、シャフト部22の軸線方向D1に対して傾斜させた場合でも、ストッパ本体71の角部75が仕切り具21の端面21bやハンドル部24の固定端35の端面37に引っ掛かりにくくなる。この結果、押出用ストッパ5を容易に着脱できるため、骨ペーストの混練や注入を迅速に行うことができる。
(5)本実施の形態の医療用ペースト混練注入器1では、押出用ストッパ5の外面73側には、文字の印刷スペースとなる平坦面79を有する平坦部80が設けられている。そして、指掛け部72は、平坦部80の両端縁が軸線方向D1と直交する幅方向に張り出すことで形成されている。このようにすると、指掛け部72に指を確実に引っ掛けることができるため、押出用ストッパ5の着脱を容易に行うことができる。また、平坦部80の平坦面79の印刷スペースに、例えば押出用ストッパ5の適切な使用方法等のメッセージや、製品名等の情報を記すことができる。さらに、印刷面が平坦面79であることから、印刷されたメッセージや情報等が読みやすくなるとともに、印刷作業が容易になる効果も期待できる。押出用ストッパ5は着脱を繰り返して何度も使用される部品であるが、平坦面79に適切な使用方法のメッセージを記す場合、押出用ストッパ5が誤って廃棄されるといった問題を回避することができる。また、平坦面79を有していることから、例えば押出用ストッパ5の取り外し後にその平坦面79を下に向けることで、押出用ストッパ6を安定的に載置することもできる。
(6)本実施の形態の医療用ペースト混練注入器1では、ハンドル部24は、シャフト部22の一端28側を向く固定端35側からその反対側の自由端36側に向けて径が大きくなるように円錐台状に形成されている。このように、ハンドル部24を円錐台状とすることでその操作性を高めることができ、医療用ペーストを効率よく混練することができる。また、押出用ストッパ5の装着時には、押出用ストッパ5の端面81a,81bがハンドル部24における固定端35側の端面37と仕切り具21の端面21bとに当接する。このため、ハンドル部24を押すことで仕切り具21をシャフト部22とともにシリンダ2の内部に確実に押し込むことができる。
なお、本発明の実施の形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施の形態の医療用ペースト混練注入器1において、押出用ストッパ5の外面73側には、文字の印刷スペースとなる平坦面79を有する平坦部80が形成されていたが、これに限定されるものではない。図12に示されるように、平坦部80のない押出用ストッパ5Aを用いてもよい。押出用ストッパ5Aにおいても、シャフト部22の外周面68に対して嵌着される各挟持片74a,74bの内面76a,76bが形成されたストッパ本体71Aと、ストッパ本体71Aの外面73に突設された指掛け部72とを備える。この場合でも、指掛け部72に指を引っ掛けて力を加えることで、押出用ストッパ5Aをシャフト部22の外周面38から容易に取り外すことができる。
・上記実施の形態では、押出用ストッパ5,5Aの外面73側に形成される指掛け部72は、ストッパ本体71,71Aの軸線方向D1に沿って延びるように形成されていたが、これに限定されるものではない。例えば、図13に示されるように、ストッパ本体71Bにおいて、各挟持片74a,74bに対応する部分の外面73に指掛け部72Aを設け、軸線方向D1の中央部側に位置する連結支持部77の部分の外面73には指掛け部72Aを設けずに、押出用ストッパ5Bを形成してもよい。このようにしても、指掛け部72Aに指を引っ掛けて力を加えることで、押出用ストッパ5Bをシャフト部22の外周面38から容易に取り外すことができる。
・上記実施の形態の医療用ペースト混練注入器1において、ハンドル部24の本体部31は円錐台状に形成されていたが、本体部31の形状は適宜変更してもよい。具体的には、ハンドル部は、楕円の錐台状や角錐台状の本体部を有していてもよい。また、ハンドル部の本体部の形状は、錐台状に限定されるものではなく、押出用ストッパ5の各端面81a,81bが当接する部分を有する形状であれば、円柱状、角柱状、円板状、棒状などの他の形状であってもよい。
・上記実施の形態の医療用ペースト混練注入器1において、ハンドル部24は、本体部31に形成されたガイド溝32に嵌め込むことでハンドル部24をシャフト部22に固定するものであったが、この固定方法に限定されるものではない。例えば、シャフト部の端部に弾性的な複数の係合爪を設けるとともに、ハンドル部の本体部に、シャフト部の複数の係合爪に係合する受段部を有する貫通孔を形成する。そして、シャフト部の係合爪を本体部の受段部に係合させることでハンドル部をシャフト部に固定するように構成してもよい。さらに、ネジなどの固定部材を用いてハンドル部をシャフト部に固定するように構成してもよい。
次に、特許請求の範囲に記載された技術的思想のほかに、前述した実施の形態によって把握される技術的思想を以下に列挙する。
(1)手段1において、前記ハンドル部は、前記シャフト部の一端側を向く固定端側からその反対側の自由端側に向けて径が大きくなるように円錐台状に形成されており、前記押出用ストッパの両端に位置する各々の端面が前記固定端の端面と前記仕切り具の端面とに当接した状態で前記押出用ストッパが装着されることを特徴とする医療用ペースト混練注入器。
(2)手段1において、前記押出用ストッパは、前記シャフト部と同じ樹脂材料を用いて形成されることを特徴とする医療用ペースト混練注入器。
1…医療用ペースト混練注入器
2…シリンダ
5,5A,5B…押出用ストッパ
10…開口
13…ノズル部
21…仕切り具
22…シャフト部
23…攪拌部
24…ハンドル部
26…貫通孔
28…シャフト部の一端
29…シャフト部の他端
68…シャフト部の外周面
71,71A,71B…ストッパ本体
72,72A…指掛け部
73…外面
75…角部
76a…第1嵌着凹部となる第1挟持片の内面
76b…第2嵌着凹部となる第2挟持片の内面
79…平坦面
80…平坦部
D1…軸線方向

Claims (5)

  1. 一端に開口を有し他端にノズル部を有するシリンダと、
    前記シリンダの内部を前記シリンダの軸線方向に摺動可能な仕切り具と、
    前記仕切り具の中心を貫く貫通孔に挿通され、前記貫通孔を出入りする前記軸線方向への往復運動と軸線を中心とする回転運動とが可能なシャフト部と、
    前記シャフト部の一端であって前記シリンダ内に位置する部分に設けられた攪拌部と、
    前記シャフト部の他端であって前記シリンダ外に位置する部分に固定されるハンドル部と、
    前記仕切り具と前記ハンドル部との間隔を保持するスペーサとして機能し、前記シャフト部の外周面に着脱可能な状態で取り付けられる押出用ストッパと
    を備えた医療用ペースト混練注入器であって、
    前記押出用ストッパは、前記シャフト部の外周面に対して嵌着される嵌着凹部が形成されたストッパ本体と、前記ストッパ本体の外面に突設された指掛け部とを備える
    ことを特徴とする医療用ペースト混練注入器。
  2. 前記指掛け部は、前記軸線方向に沿って延びるように形成されたリブであることを特徴とする請求項1に記載の医療用ペースト混練注入器。
  3. 前記嵌着凹部は、前記ストッパ本体において少なくとも前記軸線方向の一端を含む位置に形成された第1嵌着凹部と少なくとも前記軸線方向の他端を含む位置に形成された第2嵌着凹部とを有し、前記第1嵌着凹部及び前記第2嵌着凹部は、互いに前記軸線方向に離れて設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の医療用ペースト混練注入器。
  4. 前記ストッパ本体は前記軸線方向の両端部の角部が面取りされていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の医療用ペースト混練注入器。
  5. 前記押出用ストッパの外面側には、文字の印刷スペースとなる平坦面を有する平坦部が設けられ、前記指掛け部は、前記平坦部の両端縁が前記軸線方向と直交する幅方向に張り出すことで形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の医療用ペースト混練注入器。
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