JP2016036007A - 薄膜コイル、薄膜コイル素子及び充電装置並びに薄膜コイル素子の製造方法 - Google Patents

薄膜コイル、薄膜コイル素子及び充電装置並びに薄膜コイル素子の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016036007A
JP2016036007A JP2015000710A JP2015000710A JP2016036007A JP 2016036007 A JP2016036007 A JP 2016036007A JP 2015000710 A JP2015000710 A JP 2015000710A JP 2015000710 A JP2015000710 A JP 2015000710A JP 2016036007 A JP2016036007 A JP 2016036007A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thin film
film coil
winding
coil
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015000710A
Other languages
English (en)
Inventor
裕洲 葉
Yu-Chou Yeh
裕洲 葉
宇▲シン▼ 王
Yu Hsin Wang
宇▲シン▼ 王
振旗 呉
Chen-Chi Wu
振旗 呉
宗和 葉
Tsung-Her Yeh
宗和 葉
志明 胡
Chin-Ming Hu
志明 胡
庭慶 林
Ting-Ching Lin
庭慶 林
久震 崔
Chiu Cheng Tsui
久震 崔
柏叡 程
Bo Ruei Cheng
柏叡 程
俊廷 葉
Chun Ting Yeh
俊廷 葉
育儒 王
yu ju Wang
育儒 王
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
J Touch Corp
Original Assignee
J Touch Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from TW103126378A external-priority patent/TW201606823A/zh
Priority claimed from TW103136979A external-priority patent/TW201616524A/zh
Application filed by J Touch Corp filed Critical J Touch Corp
Publication of JP2016036007A publication Critical patent/JP2016036007A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/28Coils; Windings; Conductive connections
    • H01F27/2804Printed windings
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/28Coils; Windings; Conductive connections
    • H01F27/29Terminals; Tapping arrangements for signal inductances
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F38/00Adaptations of transformers or inductances for specific applications or functions
    • H01F38/14Inductive couplings
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F41/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
    • H01F41/02Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets
    • H01F41/04Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets for manufacturing coils
    • H01F41/041Printed circuit coils
    • H01F41/042Printed circuit coils by thin film techniques
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J50/00Circuit arrangements or systems for wireless supply or distribution of electric power
    • H02J50/10Circuit arrangements or systems for wireless supply or distribution of electric power using inductive coupling

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)

Abstract

【課題】効果的に充電効率を向上させると共に、発熱の問題を改善する、薄膜コイル、薄膜コイル素子及びその薄膜コイルを組み合わせてなる充電装置並びに薄膜コイル素子の製造方法を提供する。【解決手段】薄膜コイル素子及び充電装置において、薄膜コイル21、22は、螺旋構造の第1の薄膜巻線201、第2の薄膜巻線からなり、螺旋構造における隣接構造は間隔を有し、薄膜巻線は接続ポート203、204を介して外部と接続され、薄膜巻線の内側に第1の巻線終端207、第2の巻線終端を有し、接続ポート及び巻線終端に通電すると、誘導電磁界を形成する。【選択図】図3A

Description

本発明は、薄膜コイル、薄膜コイル素子及び充電装置並びに薄膜コイル素子の製造方法に関し、特に特定の線幅を有すると共に通電により誘導電磁界を生成することができる薄膜コイル、薄膜コイル素子及びその製造方法、並びに複数の薄膜コイル素子を組み合わせてなる充電装置に関する。
無線充電は、電磁誘導充電又は非接触誘導充電とも呼ばれ、近接場誘導、即ち誘導結合を利用して、給電機器からエネルギーを電力消費装置に伝送する方式である。一般的な無線充電の技術としては、充電器の内部に磁心が設けられ、外部に銅コイルが巻回されることで、通電後にある方向の電磁場を生成することができ、交流電流が印加されると交流電磁場を生成することができるようにしており、電力消費装置内に交流電磁場を受信する他のコイルを有する場合、交流電磁場を電気エネルギーに変換することで、電力消費装置に給電したり、その内部の充電電池に充電したりすることができる。無線充電では、充電器と電力消費装置との間で誘導結合によってエネルギーを伝送することから、ケーブル接続の必要性がない。
従来のコイルの構成を図1A及び図1Bに示す。図1Aは、一般的な無線充電モジュールのコイルであり、巻き数は3回であり、一端が通電されると誘導電磁界を生成することができる。図1Bに示すように、誘導電磁界の強度を向上させるために、平面コイルの巻線の巻き数を6回に増加することができ、理論上は誘導電磁界の強度を2倍に増強することができる。しかしながら、この方法では、巻線の長さを2倍以上に増加することになり、コイル全体の電気抵抗値に影響を及ぼして、無線充電の効率を低下させてしまう。
同時に、無線充電には、例えば効率が低いという解決を要する欠点が依然として存在する。一般的な充電器も内部に変圧器を有するが、無線充電では第1のコイル及び第2のコイルを組み合わせており、構造上の制限を受けるため、エネルギー伝送効率が一般的な充電器よりも低い。加えて、電源が先ず外部回路によって降圧、整流及び調整された上で無線充電モジュールに送られるため、変換効率も外部回路の構成によって左右される。また、無線充電方式では、巻き数の増加によって巻線抵抗が上昇するため、発熱が深刻となり、従来の充電器と同様、充電中においても発熱する現象が生じるという問題があった。
効果的に充電効率を向上させると共に、発熱の問題を改善するために、本発明は、無線充電の高利得薄膜コイルの構成に適用されると共に、巻き数を増加してもコイル全体の電気抵抗値が顕著に上昇することがなく、充電効率を効果的に向上させることができ、発熱の問題が生じにくいという効果を奏する、薄膜コイル、薄膜コイル素子及びその製造方法、並びにその薄膜コイルを組み合わせてなる充電装置を提供することを課題とする。
本発明に係る薄膜コイルは、螺旋構造の薄膜巻線からなる。当該螺旋構造における隣接構造は間隔を有する。当該薄膜巻線は、導体であり、外側に外部と接続するための接続ポートを有し、内側に巻線終端を有する。本発明に係る薄膜コイルは、接続ポート及び巻線終端に通電することによって、誘導電磁界を形成することができる。
1つの実施例において、螺旋構造の薄膜巻線の中心部位には、薄膜磁心が形成されることができる。
2つの薄膜コイルを組み合わせることによって、薄膜コイル素子を形成する。1つの実施例において、薄膜コイル素子は、基板と、基板の両側の表面に形成された第1の薄膜コイル及び第2の薄膜コイルとを含む。第1の薄膜コイルは、基板の第1の表面に形成され、螺旋構造の第1の薄膜巻線からなる。第1の薄膜巻線は、外側に外部と接続するための第1の接続ポートを有し、内側に第1の巻線終端を有する。第2の薄膜コイルは、基板の第2の表面に形成され、螺旋構造の第2の薄膜巻線からなる。第2の薄膜巻線は、外側に外部と接続するための第2の接続ポートを有し、内側に第2の巻線終端を有する。
上述した第1の薄膜コイルと第2の薄膜コイルとは、電気的接続手段を介して電気的に接続されることができる。第1の薄膜巻線の螺旋方向と第2の薄膜巻線の螺旋方向とは同一であり、第1の接続ポートと第2の接続ポートとの間の電流によって誘導電磁界が形成される。
上述した薄膜コイル素子が形成された場合、薄膜コイルと基板との間に接着層が設けられる。この接着層材料には、素子全体の電磁誘導能力及び磁場安定性を向上させるように、例えば強磁性粒子といった磁性材料が含有されている。
前述した電磁誘導能力を向上させた接着層を有する素子の製造方法においては、まず基板を用意し、基板に光硬化又は熱硬化特性を有する接着層を塗布することにより、薄膜コイルを貼着する。接着層内には磁性材料が含有されているため、両側の薄膜コイル素子の電磁誘導能力及び磁場安定性を増強することができる。その後、接着層に導体材料を形成し、光硬化又は熱硬化プロセスを実行した後、更にエッチング方式により基板の両側表面にそれぞれ薄膜コイルを製作することで、薄膜コイル素子が形成される。
同様に、基板の両側に形成された螺旋構造の第1の薄膜巻線及び第2の薄膜巻線の中心部位には、それぞれ薄膜磁心が形成されてもよい。又は、第1の薄膜コイル及び第2の薄膜コイルは、それぞれ磁性薄膜に形成された上で、基板の2つの表面に結合されてもよい。1つの実施例において、基板は磁性基板である。
1つ又は複数の薄膜コイル素子を結合することによって、装置端薄膜コイル素子を有する電力消費装置に充電するための充電装置を構成することができる。
本発明によれば、巻き数を増加してもコイル全体の電気抵抗値が顕著に上昇することがなく、充電効率を効果的に向上させることができると共に、発熱の問題が生じにくい。
一般的な銅コイルの形態を示した図である。 一般的な銅コイルの形態を示した図である。 本発明に係る薄膜コイルの実施例を示した図である。 本発明に係る薄膜コイルの実施例を示した図である。 本発明に係る薄膜コイル素子の実施例を示した図である。 本発明に係る薄膜コイル素子の実施例を示した図である。 本発明に係る薄膜コイル素子の実施例を示した図である。 本発明に係る薄膜コイル素子の他の実施例を示した図である。 本発明に係る薄膜コイルの他の実施例を示した図である。 本発明に係る薄膜コイル素子の更に他の実施例を示した図である。 本発明に係る薄膜コイル素子の更に他の実施例を示した図である。 本発明に係る薄膜コイルの実施例を示した図である。 本発明に係る薄膜コイル素子の実施例を示した図である。 本発明に係る薄膜コイル素子の更に他の実施例を示した図である。 本発明に係る薄膜コイル素子の製造方法のフローを示した図である。 本発明に係る薄膜コイル素子の製造方法のフローを示した図である。 本発明に係る薄膜コイル素子の製造方法のフローを示した図である。 本発明に係る薄膜コイル素子の製造方法のフローを示した図である。 本発明に係る薄膜コイル素子の製造方法のフローを示した図である。 本発明に係る充電装置の実施例を示した図である。 発射端の発射信号波形を示した図である。 受信端の誘導信号波形を示した図である。 両面薄膜コイルの受信端の誘導信号波形を示した図である。
本発明に係る薄膜コイル、薄膜コイル素子は、薄膜技術によって薄型に製作されると共に導電可能な薄膜装置である。本発明はまた、この薄膜コイルを組み合わせてなる充電装置をも提供する。本発明に係る薄膜コイルは、特定の線幅を有すると共に通電により誘導電磁界を生成することができ、無線充電の高利得薄膜コイルの構成に適用され、複数組み合わせることで充電装置を形成することができる。また、本発明は、薄膜コイル素子の製造方法を更に提供する。
薄膜とした構成によって、巻き数を増加してもコイル全体の電気抵抗値が顕著に上昇することがなく、充電効率を例えば従来の70%から80%以上にまで効果的に向上させることができると共に、発熱の問題が生じにくい効果を奏することができる。また、薄膜コイルは、実施例において、コイルを薄型化すると共に立体化したものであり、例えば薄さを0.5mmよりも薄くすることができ、無線充電装置全体の可撓性(flexibility)及び薄型化(miniaturization)に寄与することができる。
図2Aは、本発明に係る薄膜コイルの実施例を示した図である。本実施例における薄膜コイルは、ある螺旋方向を有する第1の薄膜コイル21である。第1の薄膜コイル21は、螺旋構造の第1の薄膜巻線201からなり、複数の巻き数を有する薄膜コイルとして形成される。好ましくは、この薄膜巻線は、導体材料からなる薄膜であるが、螺旋構造における隣接構造が間隔を有しているため、電気信号が互いに接続したり影響を及ぼし合ったりすることがない。この第1の薄膜巻線201は、外側には、図に示す第1の接続ポート203のように外部(外部回路)と接続するための接続ポートを有し、内側には、図に示す第1の巻線終端207のように巻線終端を有する。
図2Bは、図2Aの第1の薄膜コイル21とは螺旋方向が逆である第2の薄膜コイル22を示す。第2の薄膜コイル22は、螺旋構造である第2の薄膜巻線202からなり、同様に隣接する構造同士が間隔を有する。この間隔は、上述した第1の薄膜コイル21の構造の間隔と実質的に一致してもよく、不一致であってもよい。同様に、第2の薄膜巻線202は、外側には外部と接続するための第2の接続ポート204を有し、内側の終端には第2の巻線終端208を有する。
上述した薄膜コイル(第1の薄膜コイル21、第2の薄膜コイル22)では、電力が提供されると、電流が各コイルの外部と接続するための接続ポート(第1の接続ポート203、第2の接続ポート204)を介して巻線終端(第1の巻線終端207、第2の巻線終端208)へと流れ、これにより誘導電磁界を形成することができる。
本発明の構成上、第1の薄膜コイル21及び第2の薄膜コイル22は、実際の要求に基づいて、螺旋構造における隣接する巻線の間隔が同一となるようにしてもよく、また異なるようにしてもよく、更に同一の巻き数又は異なる巻き数を含むようにしてもよく、ひいてはコイル面積も異なるようにしてもよい。
材料について言えば、好ましくは、第1の薄膜コイル21、第2の薄膜コイル22を形成する薄膜巻線(201、202)は、可撓性の銅薄膜であってもよいが、実際に適用する場合、材料は銅に限定されない。薄膜コイルの螺旋構造は、矩形螺旋構造又は円形螺旋構造であるが、実際に適用する場合、当該螺旋構造はこれらに限定されない。
本実施例において、上述した薄膜コイルを結合して、例えば基板の2つの表面にそれぞれ上述した第1の薄膜コイル及び第2の薄膜コイルを結合することで、薄膜コイル素子を形成することができる。図3Aは、本発明に係る薄膜コイル素子の実施例を示した図である。
図3Aは、薄膜コイル素子の断面図である。本発明に係る薄膜コイル素子は、基板30を有し、基板30の両側表面にそれぞれ第1の薄膜コイル21及び第2の薄膜コイル22を結合してなり、下方には2つの薄膜コイル(21、22)の薄膜巻線における第1の接続ポート203及び第2の接続ポート204を有する。第1の薄膜コイル21と第2の薄膜コイル22との間は、電気的接続手段を介して電気的に接続される。例えば、基板30を貫通するコイル接続部301によって、2つの薄膜コイル(21、22)内部の巻線終端、即ち図2A、図2Bに示す第1の巻線終端207及び第2の巻線終端208が接続される。このように、薄膜コイル素子における2組の薄膜コイルが直列接続されることによって、誘導起電力及び誘導電流量が向上する。従って、同一面積において2倍の誘導電磁界を有することができる、又は、一定の誘導電磁界の要求に対して、半分の面積で要求を達成することができるようになる。
基板30の両側に第1の薄膜コイル21及び第2の薄膜コイル22が結合され、実際の適用においては接着剤を用いて結合することができる。コイル上の薄膜巻線によって形成される螺旋構造は同一となり、第1の接続ポート203と第2の接続ポート204との間の電流は、方向が一致する誘導電磁界を形成することができる。また、螺旋構造において隣接するコイル構造同士の間隔も実質的に同一とすることができるが、但し、実際の要求に基づいて異なる間隔とすることを排除しない。
図3Bは、本発明に係る薄膜コイル素子の他の実施例を示した図である。
図3も同様に薄膜コイル素子の断面図を示す。但し、基板30の両側の表面にそれぞれまず接着層303及び接着層304が形成された後、第1の薄膜コイル21及び第2の薄膜コイル22が接着層303及び接着層304を介してそれぞれ基板30の両側の表面に結合される。特に、ここで言う接着層は、光硬化(light curing)、熱硬化(thermal curing)又はその他の硬化特性を有する接着層材料であってもよく、更に磁性材料が含有されてもよい。当該磁性材料は、例えば接着層材料内に含有される強磁性粒子である。
薄膜コイル素子の下方には、それぞれ第1の薄膜コイル21及び第2の薄膜コイル22の薄膜巻線の第1の接続ポート203及び第2の接続ポート204を有する。第1の薄膜コイル21と第2の薄膜コイル22との間は、電気接続手段を用いて電気的に接続される。本実施例においては、基板30と接着層303、接着層304とを貫通するコイル接続部301'によって、2つの薄膜コイル(21、22)内部の巻線終端が電気的に接続される。本実施例において、磁性材料を含有する接着層(303、304)によって、薄膜コイル素子の電磁誘導能力及び磁場安定性を増強することができるため、更に誘導起電力及び誘導電流量が向上する。
図3Cは、本発明に係る薄膜コイル素子の斜視図である。図3Cから分かるように、基板30の両側表面にはそれぞれ第1の薄膜コイル21及び第2の薄膜コイル22が結合され、第2の薄膜コイル22は図3Cで見た場合の基板30の下側に位置する。従って、第2の薄膜コイル22は破線で示す。図3Cにおいては、薄膜コイル素子において厚さの薄い接着層(303、304)を省略している。
本実施例において、第1の薄膜コイル21が有する外部回路と接続するための第1の接続ポート203と、第2の薄膜コイル22の第2の接続ポート204の両者は、基板30における位置を所定距離ずらして配置されている。薄膜コイル(21、22)は、内側にそれぞれ第1の巻線終端207及び第2の巻線終端208を有する。図3Aに示すように、コイル接続部301は、第1の巻線終端207と第2の巻線終端208とを電気的に接続する。他の実施例において、第1の巻線終端207及び第2の巻線終端208は、それぞれ電気接続ケーブルを介して他の外部回路に接続される。
図4は、薄膜コイル素子の他の実施例を示した図である。本実施例において、基板40の両側には、それぞれ第1の薄膜コイル41及び第2の薄膜コイル42が結合されている。2つの薄膜コイルの尾端はそれぞれ第1の接続ポート403及び第2の接続ポート404である。本実施例において、第1の接続ポート403及び第2の接続ポート404は、位置が基板40を挟んで重なり合うように配置されている。本実施例における高利得立体薄膜コイルの両側の第1の接続ポート403及び第2の接続ポート404が、基板40における重なり合う位置に設けられることによって、関連する装置の小型化を実現するのに有利となるように、ケーブル接続に要する面積を低減することができる。
更に、図5に示すように、上述した薄膜コイルが基板に形成される(又は磁性材料を含有する接着層を有する)実施形態においては、他の実施例として、更に薄膜コイルにおける螺旋構造の薄膜巻線の中心部位に薄膜磁心が形成されてもよい。
本実施例において、薄膜巻線501によって、ある螺旋方向で薄膜コイル51が形成される。薄膜コイル51は、外側末端には接続ポート503を有し、内側には巻線終端507を有する。特に、コイルの中間部位には薄膜磁心505が含まれる。好ましくは、この磁性物質は、強磁性材料からなり、薄膜巻線501の誘導電流及び誘導起電力を向上させることができ、或いはコイルの位置決めに用いられることができる。本実施例の薄膜コイルが薄膜コイル素子として組み合わせられた場合、第1の薄膜コイル及び第2の薄膜コイルの誘導電磁界及び誘導起電力をそれぞれ増強することができると共に、渦電流損を低減することができる。
図6Aに示すように、更に他の実施例において、薄膜磁心(図5における505)を有する2組の薄膜コイル(51)が組み合わされる。この断面図に示すように、基板60の両側の表面には同一の巻線構造方向を有する薄膜コイル51及び薄膜コイル51'がそれぞれ形成されている。薄膜コイル51及び薄膜コイル51'の巻線端部は、外部と接続するための接続ポート503及び接続ポート503'である。コイルの中心位置にはそれぞれ薄膜磁心505及び薄膜磁心505'を有する。同様に、薄膜コイル51と薄膜コイル51'とは、コイル接続部601を用いて薄膜コイル51及び薄膜コイル51'の巻線終端を介して電気的に接続され、互いに直列接続されている。
図6Bに示すように、基板60の両側の表面にまず接着層603及び接着層604が形成された上で、両側の薄膜コイル51及び薄膜コイル51'が結合されることで、同様に両側の薄膜磁心505及び薄膜磁心505'が組み合わされる。その後、コイル接続部601'で貫通され、両側の薄膜コイル71及び薄膜コイル71'の巻線終端が電気的に接続されて相互に直列接続される。薄膜コイル51及び薄膜コイル51'の巻線終端は、外部と接続するための接続ポート503及び接続ポート503'である。接着層603及び接着層604は、好ましくは、薄膜コイル素子の電磁誘導能力及び磁場安定性を増強することができるように、磁性材料を有する接着層材料を含有してもよい。
図7に示すように、他の実施例において、薄膜コイルは、磁性薄膜70に形成される。磁性薄膜70は、フェライトによって形成されることができ、薄膜巻線701によって形成される薄膜コイル71の誘導電流及び誘導起電力を効果的に増強することができると共に、渦電流損を低減することができる。
本実施例における薄膜コイル71は、同様に螺旋構造の薄膜巻線701からなる。薄膜巻線701は導体であり、その構造において螺旋構造における隣接構造は間隔を有する。特に、薄膜コイル71における薄膜巻線701の2つの端部には、それぞれ接続回路を用いて外部と接続するための接続ポート703が形成される。また同様に、接続ポート703における2つの端部に流れた電流によって誘導電磁界が形成される。
次いで、図8は、本発明に係る薄膜コイル素子の1つの実施例を示した図である。本実施例における薄膜コイル素子も、先ず基板80が用意され、基板80の両側表面に、それぞれ図7に示す磁性薄膜70及び磁性薄膜70'に形成された薄膜コイル71及び薄膜コイル71'が結合されている。即ち、基板80の両側の薄膜コイル71及び薄膜コイル71'は、それぞれ磁性薄膜70及び磁性薄膜70'に形成され、組み合わされた後、コイル接続部801で貫通することで、両側の薄膜コイル71及び薄膜コイル71'の巻線終点が電気的に接続され、薄膜コイル71及び薄膜コイル71'が磁性薄膜70及び磁性薄膜70'を挟んで基板80に結合される。
図9は、本発明に係る薄膜コイル素子の他の実施例を示した図である。本実施例における薄膜コイル71及び薄膜コイル71'は、予め磁性薄膜に形成されるのではなく、直接磁性基板90に設けられる。そしてコイル接続部901が形成されることで、磁性基板90を介して両側の薄膜コイル70及び薄膜コイル71'が電気的に接続される。即ち、磁性基板90の両側にそれぞれ特定の螺旋方向の複数の巻き数を有するコイルが直接結合されることで、本実施例の薄膜コイル素子が形成される。フェリ磁性材料によって製作された磁性基板90により、誘導電流及び誘導起電力を効果的に増強することができる。
上述した実施例それぞれにおける薄膜コイル素子では、薄膜磁心を有するか、磁性薄膜、磁性接着層又は磁性基板に形成されるかを問わず、第1の薄膜コイル及び第2の薄膜コイルに関連する磁性材料の磁場の方向は同一でなければならない。これら薄型化及び立体化された構成とした実施形態では、無線充電に用いられる高利得立体(3D)薄膜コイルを形成することができるため、誘導電磁界の効果及び磁場安定性を向上させるのに寄与すると共に、無線充電モジュールを可撓化及び薄型化して、関連する充電装置又はモジュール全体の厚さを大幅に低減することも可能である。材料について言えば、薄膜コイル素子における薄膜磁心、磁性薄膜又は磁性基板の材料は、常磁性又は軟磁性の材料であってもよい。
図10A乃至図10Eは、本発明に係る薄膜コイル素子の製造方法のフローを示した図である。本実施例では、薄膜コイル素子の電磁誘導能力及び磁場安定性を増強することができる薄膜コイル素子の製造方法を説明する。
まず、図10Aに示すように、基板101を用意する。次いで、基板101の両側の表面に接着層材料102及び接着層材料103を形成する。図10Bに示すように、この接着層材料102及び接着層材料103には、薄膜コイル素子全体の電磁誘導能力及び磁場安定性を増強して、薄膜コイル素子の電磁変換効率が改善され、誘導起電力又は誘導電流量が一層効率よく生成されるようにするために、例えば強磁性粒子である磁性材料が含有されてもよい。接着層材料102及び接着層材料103の形成方法は、後続の工程において導電材料層104及び導電材料層105を貼着する際の媒質として、例えば光硬化、熱硬化又はその他硬化特性を有する接着性材料を塗布する。
図10Cに示すように、接着層材料102及び接着層材料103に導電材料層104及び導電材料層105を形成する。その工程においては、例えば圧着、めっき、スパッタリング等の方法で金属又はその他の導電材料層を形成する。接着層材料102及び接着層材料103、並びに導電材料層104及び導電材料層105の工程が完了すると、硬化工程を行うことで、導電材料層104及び導電材料層105を基板101の両側に結合させる。
本実施例において、上述した基板101とその両側の接着層材料102及び接着層材料103との組み合わせ構造以外に、更にコイルの構成に応じてエッチングにより導電材料層104及び導電材料層105にパターニングを施すことで、基板101の両側の表面に薄膜コイル104'及び薄膜コイル105'をそれぞれ製作する。薄膜コイル104'及び薄膜コイル105'が、磁性材料を含有する接着層材料(102、103)及びエッチングにより成形された導電層に形成され、これらの組み合わせによって薄膜コイル素子が形成される。図10Dに示すように、基板101及びその関連構造の上方に、螺旋構造の第1の薄膜コイル104'が形成され、下方には第2の薄膜コイル105'が形成される。この薄膜コイル素子において、各薄膜コイル(104'、105')は、接着層材料(102、103)を介して基板101の両側に形成される。各薄膜コイルは同様に螺旋構造の薄膜巻線(第1の薄膜巻線、第2の薄膜巻線)からなり、螺旋構造の隣接構造は間隔を有し、両側の巻線の間隔は同一であってもよく異なっていてもよい。薄膜巻線の外側には、それぞれ外部と接続するための接続ポートを有する。薄膜巻線の内側の構造は、第1の薄膜コイル104'と第2の薄膜コイル105'とに電気的に接続されるコイル接続部を含む。
エッチング工程においては、接着層の磁性材料と薄膜コイルの構造特徴が一致するように、硬化が完了した接着層材料102及び接着層材料103並びに導電材料層104及び導電材料層105を同時にパターニングすることもできる。
図10Eに示すように、本実施例において、基板101の第1の薄膜巻線及び第2の薄膜巻線等の螺旋構造が形成された場合、中心部の空間を空けることができ、この部位にそれぞれ薄膜磁心(110)を形成することで、薄膜巻線の誘導電流及び誘導起電力を向上させることができ、或いはコイルの位置決めに用いられることができる。
本実施例において、基板101と両側の接着層材料102及び接着層材料103との組み合わせによる構造以外に、エッチング工程によって螺旋構造の第1の薄膜コイル104''及び第2の薄膜コイル105''を形成することができ、両側にはそれぞれ薄膜磁心110を有する(図10Eでは他側の薄膜軸心が見えない位置にある)。
図11は、本発明に係る薄膜コイル素子を組み合わせてなる充電装置の実施例を示した図である。
充電装置11では、キャリアを用いて1つ又は複数(1層又は複数層)の薄膜コイル素子111を結合している。キャリアは、例えば電子装置のハウジングであり、内部に薄膜コイル素子111を取付けることができる。充電装置11は、通電することによって、誘導電磁界を生成して、装置端薄膜コイル素子117が設けられた電力消費装置115を充電することができる。薄膜コイル素子111は、上述した各実施例で述べたように、それぞれ基板及び基板の両側の表面に形成された第1の薄膜コイル、第2の薄膜コイルを含む。2組の薄膜コイルの間は、特定の電気的接続手段によって電気的に接続することが可能であり、少なくとも、コイル接続部を用いて各薄膜コイル内の巻線終端を電気的に接続する形態でもよいし、或いは外部回路を介して各薄膜コイルの巻線終端及び接続ポートを電気的に接続する形態でもよい。
図11に示すように、他の実施例において、充電装置11のキャリアが複数のアレイ形式の薄膜コイル素子111を含むことにより、充電装置11の平面において、均一な誘導電磁界が生成され、充電装置11に置かれた電力消費装置115を充電することができる。
充電装置11には、1つ又は複数の薄膜コイル素子111に電気的に接続され、且つ電源114に接続された電源管理ユニット113が設けられており、装置内の電力配分を管理することができる。電源管理ユニット113を用いることで、通電された1つ又は複数の薄膜コイル素子111により、充電装置11上に置かれた電力消費装置115を充電することができる。この電力消費装置115内には、対応する装置端薄膜コイル素子117が設けられていなければならない。即ち、電力消費装置115内の装置端薄膜コイル素子117は、充電装置11内の薄膜コイル素子111によって生成された誘導電磁界を受けて充電用の誘導電流を生成し、電力消費装置115内の充電電池を充電することができ、これによって無線充電の目的が達成される。
以下、本発明に係る薄膜コイルの実施例を説明する。
薄膜コイル素子は、2つの平面薄膜コイル(A面及びB面)を含み、基板によって隔てられている。実験によれば、A面を構成する薄膜コイルの内径を2センチメートルとした場合、A面における巻き数を10回としなければ得られない強さの誘導電磁界でも、立体両面の構成では、A面における巻き数を6回、B面における巻き数を2回とすれば、それと同等の強さの誘導電磁界を得ることができた。これにより、本発明の構成を用いることで、誘導電磁界を得るための巻き数及び巻線抵抗を低減することが証明された。
単一の薄膜コイルの構成では、A面のみの構成とした場合、誘導起電力又は誘導電流はコイル内径に反比例し、巻き数に正比例する。例えば、コイルの線径を1ミリメートルに、厚さを0.5ミリメートルに、内径を2センチメートルに固定した場合、薄膜コイルは巻き数6回で誘導電磁界に反応する。この条件における誘導電磁界は、内径が1.5センチメートルで、巻き数が7回の薄膜コイルの場合と同等であり、また内径が1センチメートルで、巻き数が8回の薄膜コイルの場合と同等である。
上述した誘導起電力又は誘導電流は、コイル内径に反比例し、巻き数に正比例する。従って、上述した薄膜コイルと同一の概念を用いた薄膜コイルを別途B面においてA面のコイルと同一方向に設けることによって、誘導起電力及び電流量を損なうことなく、全体のコイル数と巻線の電気抵抗値を効果的に低減することができ、同時に無線充電の効率を向上させることができる。
図12は、本発明に係る薄膜コイル素子を用いて製作した充電装置の発射端の発射信号波形を示した図である。図13は、電力消費装置の受信端における誘導信号波形を示した図である(片面薄膜コイル)。
図12及び図13における曲線で囲まれた面積は、誘導電磁界の電力変換効率を示す。例えば、下記式(1)で計算した結果、得られた電力変換効率は約71.95%である。式中、A1は発射端の曲線包囲面積、A2は受信端の曲面発射面積をそれぞれ示す。図中、横軸は時間軸であり、縦軸の振幅は信号エネルギーを示す。
A2/A1=238/330.75
=0.7195
=71.95%…式(1)
図14は、両面に薄膜コイルを有する立体螺旋構造の薄膜コイル素子における、受信端の誘導信号波形を示した図である。式(2)において、A1を発射端の曲線包囲面積とし、A3を受信端の曲面発射面積として計算した結果、得られた電力変換効率は約79.238%である。即ち、片面薄膜コイルの電力変換効率(71.95%)よりも優れている。
A3/A1=262.08/330.75
=0.79238
=79.238%…式(2)
本発明に係る薄膜コイルにおける薄膜巻線の線電気抵抗分布は0.0001オーム(ohm)〜100オームであり、好ましくは、コイルの線電気抵抗は0.05〜0.1オーム(ohm)/平方センチメートル(cm)であり、線径は0.5マイクロメートル(um)〜10ミリメートル(mm)である。好ましくは、コイルの線径は0.45〜2ミリメートルである。線間隔は、コイルの螺旋構造における隣接構造の間隔であり、1マイクロメートル〜10ミリメートルであり、好ましくは、5〜170マイクロメートルである。薄膜(例えば銅)の厚さは、0.3マイクロメートル〜10ミリメートルであり、好ましくは、10〜140マイクロメートルである。薄膜の面電気抵抗率は、0.1〜0.000006オーム(ohm)/平方センチメートル(cm)であり、好ましくは、0.00001−0.0003オーム(ohm)/平方センチメートル(cm)である。
コイルの構成について言えば、コイルの巻線抵抗は低いほど好ましいが、立体薄膜コイルの構成を考慮した場合、高利得立体薄膜コイルの基板としては、可撓性ガラス、酸化アルミニウム板、PCB軟質/硬質板、ABS軟質/硬質板、PET薄膜、PI薄膜、磁性薄膜(例えば、Fe−Co−Ni−O又はFe−Mn−Zn−O又はFe−Ni−Zn−Oのフェライト(Ferrite)薄膜をPET基板にスパッタリングしたもの。或いは、Fe−Co−Ni−O又はFe−Mn−Zn−O又はFe−Ni−Zn−Oのフェライト粉体と高分子樹脂を結合した複合材料基板)等の低導電率・高誘電率材料を用いてもよい。また、磁性ナノフェライト粒子が有する超常磁性を用いて誘導電磁界を向上させることもできる。
薄膜コイル及び磁性薄膜の製作方法としては、スパッタリング、蒸着、めっき、化学めっき、コーティング、凹版・凸版印刷、スクリーン印刷、フォトプロセス(露光、リソグラフィ、エッチング)、膜接着、転写等の方法を用いることができる。
このように、本発明に係る薄膜コイル、薄膜コイル素子及び充電装置は、薄型化、可撓化及び立体化の構成によって、無線充電に用いられる高利得立体薄膜コイルとして形成される。本発明における実施例では、薄膜コイルは、主として円形螺旋の形式で構成されるが、実際の要求に応じた他の構成形式を排除しない。例えば、矩形螺旋であってもよいし、他の形状の螺旋であってもよい。螺旋構造において、所定の幅を有する環状又は矩形の構造を形成し、通電することで従来の銅線コイルにおける誘導電磁界を生成する効果を奏することができる上に、従来の銅線材料に比べて電気抵抗によって生じる損失が小さいことから、単位面積当たりの発電効率を効果的に向上させることが可能であり、薄膜コイルにおける利得不足の欠点を解消することができる。
以上は本発明の好ましい実施例に過ぎず、本発明の特許請求の範囲に基づいてなされた均等な変更及び修正は、いずれも本発明の範囲に含まれる。
21、41 第1の薄膜コイル
22、42 第2の薄膜コイル
201 第1の薄膜巻線
202 第2の薄膜巻線
203、403 第1の接続ポート
204、404 第2の接続ポート
207 第1の巻線終端
208 第2の巻線終端
301、301'、601、801、901 コイル接続部
303、304、603、604 接着層
30、40、60、80 基板
51、51' 、71、71' 薄膜コイル
501、701 薄膜巻線
503、503' 、703 接続ポート
505、505' 薄膜磁心507 巻線終端
70、70' 磁性薄膜
90 磁性基板
101 基板
102、103 接着層材料
104、105 導電材料層
104'、104'' 第1の薄膜コイル
105'、105'' 第2の薄膜コイル
110 薄膜磁心
11 充電装置
111 薄膜コイル素子
113 電源管理ユニット
114 電源
115 電力消費装置
117 装置端薄膜コイル素子

Claims (20)

  1. 導体であり、外側に外部と接続するための接続ポートを有し、内側に巻線終端を有する薄膜巻線を、隣接構造が間隔を有する螺旋構造に構成し、前記接続ポートと前記巻線終端との間に流れる電流によって誘導電磁界が形成されることを特徴とする薄膜コイル。
  2. 前記薄膜巻線の線電気抵抗分布は、0.0001オーム〜100オームであり、
    前記薄膜コイルの線径は、0.5マイクロメートル〜10ミリメートルであり、
    前記薄膜コイルの線間隔は、前記螺旋構造における隣接構造の間隔であり、1マイクロメートル〜10ミリメートルであり、
    前記薄膜の厚さは、0.3マイクロメートル〜10ミリメートルであることを特徴とする請求項1に記載の薄膜コイル。
  3. 前記薄膜巻線は、可撓性の銅薄膜であり、
    前記螺旋構造は、矩形螺旋構造又は円形螺旋構造であることを特徴とする請求項2に記載の薄膜コイル。
  4. 基板と、
    前記基板の第1の表面に形成され、螺旋構造の第1の薄膜巻線からなり、前記第1の薄膜巻線の前記螺旋構造における隣接構造が間隔を有し、前記第1の薄膜巻線の外側に外部と接続するための第1の接続ポートを有し、前記第1の薄膜巻線の内側に第1の巻線終端を有する第1の薄膜コイルと、
    前記基板の第2の表面に形成され、螺旋構造の第2の薄膜巻線からなり、前記第2の薄膜巻線の前記螺旋構造における隣接構造が前記間隔と同一又は異なる距離を有し、前記第2の薄膜巻線の外側に外部と接続するための第2の接続ポートを有し、前記第2の薄膜巻線の内側に第2の巻線終端を有する第2の薄膜コイルと、
    前記第1の薄膜コイルと前記第2の薄膜コイルとを電気的に接続する電気的接続手段と、を含み、
    前記第1の薄膜コイル及び前記第2の薄膜コイルが前記基板の2つの表面に結合されると共に、前記第1の薄膜巻線の螺旋方向と前記第2の薄膜巻線の螺旋方向とが同一であり、前記第1の接続ポートと前記第2の接続ポートとの間に流れる電流によって誘導電磁界が形成されることを特徴とする薄膜コイル素子。
  5. 前記第1の薄膜コイルと前記第2の薄膜コイルとが電気的に接続されるように、コイル接続部によって前記第1の巻線終端と前記第2の巻線終端とを電気的に接続することを特徴とする請求項4に記載の薄膜コイル素子。
  6. 前記第1の薄膜コイル及び前記第2の薄膜コイルは、それぞれ磁性薄膜に形成された上で、前記基板の2つの表面に結合されることを特徴とする請求項4に記載の薄膜コイル素子。
  7. 前記基板は、磁性基板であることを特徴とする請求項4に記載の薄膜コイル素子。
  8. 前記基板と前記第1の薄膜コイル又は前記第2の薄膜コイルとの間に、磁性材料を含有する接着層が設けられることを特徴とする請求項5乃至7に記載の薄膜コイル素子。
  9. 前記磁性材料は、前記接着層の材料に含有される強磁性粒子であることを特徴とする請求項8に記載の薄膜コイル素子。
  10. 前記接着層の材料は、光硬化材料又は熱硬化材料であることを特徴とする請求項9に記載の薄膜コイル素子。
  11. 前記螺旋構造の前記第1の薄膜巻線及び前記第2の薄膜巻線の中心部位には、それぞれ薄膜磁心が形成されていることを特徴とする請求項8に記載の薄膜コイル素子。
  12. 請求項4に記載の薄膜コイル素子を製造する方法であって、
    基板を用意する工程と、
    前記基板の両側に、磁性材料を含有すると共に硬化特性を有する接着層を形成する工程と、
    前記基板の両側の前記接着層に、それぞれ導電材料層を形成する工程と、
    硬化プロセスを実行することで、前記導電材料層を前記基板の両側に結合させる工程と、
    前記基板の一側及び他側において、それぞれ前記導電材料層にエッチングを施すことにより、第1の薄膜コイル及び第2の薄膜コイルをそれぞれ形成する工程において、前記第1の薄膜コイルは、前記一側の前記接着層を介して前記基板の第1の表面に形成されており、隣接構造が間隔を有する螺旋構造の第1の薄膜巻線からなり、前記第1の薄膜巻線の外側に外部と接続するための第1の接続ポートを有し、前記第1の薄膜巻線の内側に第1の巻線終端を有し、前記第2の薄膜コイルは、前記他側の接着層を介して前記基板の第2の表面に形成されており、隣接構造が前記間隔と同一の又は異なる距離を有する螺旋構造の第2の薄膜巻線からなり、前記第2の薄膜巻線の外側に外部と接続するための第2の接続ポートを有し、前記第2の薄膜巻線の内側に第2の巻線終端を有する、第1の薄膜コイル及び第2の薄膜コイルをそれぞれ形成する工程と、
    前記第1の薄膜コイルと前記第2の薄膜コイルとを電気的に接続させるコイル接続部を形成する工程と、
    を含むことを特徴とする薄膜コイル素子の製造方法。
  13. 前記磁性材料は、前記接着層の材料に含有される強磁性粒子であることを特徴とする請求項12に記載の薄膜コイル素子の製造方法。
  14. 前記第1の薄膜コイル及び前記第2の薄膜コイルの螺旋構造の中心部位には、それぞれ薄膜磁心が形成されていることを特徴とする請求項12に記載の薄膜コイル素子の製造方法。
  15. 装置端薄膜コイル素子を有する電力消費装置を充電するための充電装置であって、
    基板と、
    前記基板の第1の表面に形成され、螺旋構造の第1の薄膜巻線からなり、前記第1の薄膜巻線の前記螺旋構造における隣接構造が間隔を有し、前記第1の薄膜巻線の外側に外部と接続するための第1の接続ポートを有し、前記第1の薄膜巻線の内側に第1の巻線終端を有する第1の薄膜コイルと、
    前記基板の第2の表面に形成され、螺旋構造の第2の薄膜巻線からなり、前記第2の薄膜巻線の前記螺旋構造における隣接構造が前記間隔と同一又は異なる距離を有し、前記第2の薄膜巻線の外側に外部と接続するための第2の接続ポートを有し、前記第2の薄膜巻線の内側に第2の巻線終端を有する第2の薄膜コイルと、
    前記第1の薄膜コイルと前記第2の薄膜コイルとを電気的に接続する電気的接続手段と、
    を含む1つ又は複数の薄膜コイル素子と、
    前記1つ又は複数の薄膜コイル素子を電気的に接続する電源管理ユニットと、を含み、
    各前記薄膜コイル素子の前記第1の薄膜コイル及び前記第2の薄膜コイルが前記基板の2つの表面に結合されると共に、前記薄膜コイル素子の前記第1の薄膜巻線の螺旋方向と前記第2の薄膜巻線の螺旋方向とが同一であり、通電後は前記充電装置において方向が一致する誘導電磁界を形成することを特徴とする充電装置。
  16. 前記複数の薄膜コイル素子によって形成された前記充電装置において、前記充電装置が前記複数の薄膜コイル素子を含む場合、前記複数の薄膜コイル素子は、アレイ形式でキャリアに組み合わされることを特徴とする請求項15に記載の充電装置。
  17. 各前記薄膜コイル素子において、前記第1の薄膜コイル及び前記第2の薄膜コイルは、それぞれ磁性薄膜に形成された上で、前記基板の2つの表面に結合されることを特徴とする請求項15に記載の充電装置。
  18. 各前記薄膜コイル素子において、前記基板は磁性基板であることを特徴とする請求項15に記載の充電装置。
  19. 各前記薄膜コイル素子において、前記基板と前記第1の薄膜コイル又は前記第2の薄膜コイルとの間に、磁性材料を含有する接着層が設けられることを特徴とする請求項15乃至18に記載の充電装置。
  20. 前記螺旋構造の前記第1の薄膜巻線及び前記第2の薄膜巻線の中心部位には、それぞれ薄膜磁心が形成されていることを特徴とする請求項19に記載の充電装置。
JP2015000710A 2014-08-01 2015-01-06 薄膜コイル、薄膜コイル素子及び充電装置並びに薄膜コイル素子の製造方法 Pending JP2016036007A (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
TW103126378 2014-08-01
TW103126378A TW201606823A (zh) 2014-08-01 2014-08-01 薄膜線圈、薄膜線圈元件以及充電裝置
TW103136979 2014-10-27
TW103136979A TW201616524A (zh) 2014-10-27 2014-10-27 薄膜線圈元件、充電裝置以及製作元件的方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016036007A true JP2016036007A (ja) 2016-03-17

Family

ID=52345045

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015000710A Pending JP2016036007A (ja) 2014-08-01 2015-01-06 薄膜コイル、薄膜コイル素子及び充電装置並びに薄膜コイル素子の製造方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20160035477A1 (ja)
EP (1) EP2980949A1 (ja)
JP (1) JP2016036007A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019012797A (ja) * 2017-06-30 2019-01-24 戸田工業株式会社 平面コイル部品の製造方法
WO2020059857A1 (ja) * 2018-09-21 2020-03-26 大日本印刷株式会社 コイル対、送電装置及び受電装置並びに電力伝送システム
CN111717002A (zh) * 2019-03-20 2020-09-29 现代自动车株式会社 用于车门玻璃的无线电力传输系统
JPWO2019189760A1 (ja) * 2018-03-30 2021-04-08 大日本印刷株式会社 コイル及びコイル対、送電装置及び受電装置並びに電力伝送システム
US20210193368A1 (en) * 2019-12-20 2021-06-24 Silergy Semiconductor Technology (Hangzhou) Ltd Power transformer and method for manufacturing the same

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9859052B2 (en) 2013-11-25 2018-01-02 A.K. Stamping Co., Inc. Wireless charging coil
US9490656B2 (en) * 2013-11-25 2016-11-08 A.K. Stamping Company, Inc. Method of making a wireless charging coil
US20150279548A1 (en) * 2014-04-01 2015-10-01 Virginia Tech Intellectual Properties, Inc. Compact inductor employing redistrubuted magnetic flux
AT517234B1 (de) * 2015-04-17 2016-12-15 Ing Mohorn Wilhelm Gerät zur Verstärkung oder Umkehr eines geo-gravomagnetischen Feldes
KR20160129673A (ko) * 2015-04-30 2016-11-09 제이터치 코포레이션 억제된 전자파 발산 및 향상된 충전 효율을 갖는 무선 충전 장치 및 시스템
US10690836B2 (en) * 2015-06-24 2020-06-23 Intel Corporation Display carrier attached light bar for backlit displays
CN107492436B (zh) * 2016-06-11 2019-11-22 宁波微鹅电子科技有限公司 一种感应线圈结构和无线电能传输系统
USD812556S1 (en) * 2016-12-02 2018-03-13 Guangdong Bestek E-Commerce Co., Ltd. Wireless charger
US11024452B2 (en) * 2017-05-17 2021-06-01 Jabil Inc. Apparatus, system and method of producing planar coils
US10390468B2 (en) 2017-08-25 2019-08-20 Qualcomm Incorporated Wireless power-transmission shield
CN107658117A (zh) * 2017-09-30 2018-02-02 麦格磁电科技(珠海)有限公司 一种无线充电线圈及其制作方法
KR102463331B1 (ko) * 2017-10-16 2022-11-04 삼성전기주식회사 인덕터 어레이
CN207459970U (zh) 2017-11-08 2018-06-05 泰达电子股份有限公司 整流模块
EP3747108A4 (en) * 2018-02-04 2021-10-27 Powermat Technologies Ltd. PASSIVE MULTI-COIL REPEATER FOR WIRELESS ENERGY CHARGING
CN109036837A (zh) * 2018-08-02 2018-12-18 中变集团上海变压器有限公司 一种单螺旋式椭圆形线圈的绕制方法
JP2021057477A (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 株式会社村田製作所 コイル部品の製造方法

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5646510A (en) * 1979-09-25 1981-04-27 Tdk Corp Inductor, inductor assembly, and method of manufacture thereof
JPH1074626A (ja) * 1996-06-27 1998-03-17 Kiyoto Yamazawa 薄型磁気素子およびその製造方法とトランス
JP2004146655A (ja) * 2002-10-25 2004-05-20 Taiyo Yuden Co Ltd コイル部品及びそれを利用した回路装置
JP2008294085A (ja) * 2007-05-22 2008-12-04 Toshiba Corp 平面磁気素子およびそれを用いた電子機器
JP2010517502A (ja) * 2007-01-29 2010-05-20 パワーマット リミテッド ピンレス電源結合
JP2011054672A (ja) * 2009-08-31 2011-03-17 Sony Corp 電気磁気素子およびその製造方法
JP2012182286A (ja) * 2011-03-01 2012-09-20 Fdk Corp コイル部品
JP2013504869A (ja) * 2009-09-09 2013-02-07 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 電子デバイス並びに斯様な電子デバイスの使用に適したベース部分及び電子要素
JP2014096872A (ja) * 2012-11-07 2014-05-22 Ikuo Awai 結合共振器型の無線電力伝送システム、及び結合共振器型の無線電力伝送システムに用いる受電側共振器

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4978159A (ja) * 1972-12-05 1974-07-27
JPH08203736A (ja) * 1995-01-30 1996-08-09 Murata Mfg Co Ltd コア付きコイル装置
JP2001323245A (ja) * 2000-05-15 2001-11-22 Murata Mfg Co Ltd 接着剤樹脂組成物、接着剤樹脂組成物の製造方法、およびチップ型コイル部品
KR101390746B1 (ko) * 2006-08-04 2014-05-02 에스케이케미칼주식회사 비접촉식 충전 및 데이터 전송용 유도코일
US20120217819A1 (en) * 2010-10-27 2012-08-30 Equos Research Co., Ltd. Electric power transmission system and antenna
US9496732B2 (en) * 2011-01-18 2016-11-15 Mojo Mobility, Inc. Systems and methods for wireless power transfer
US20130175982A1 (en) * 2011-03-02 2013-07-11 Triune Ip Llc Rechargeable Energy Storage Apparatus
KR101255953B1 (ko) * 2011-09-27 2013-04-23 삼성전기주식회사 적층형 공진 코일의 제조 방법
KR101301425B1 (ko) * 2011-10-25 2013-08-28 삼성전기주식회사 멀티 무선 충전 장치 및 그 제조 방법
KR101823542B1 (ko) * 2012-10-04 2018-01-30 엘지이노텍 주식회사 무선충전용 전자기 부스터 및 그 제조방법
KR101452076B1 (ko) * 2012-12-28 2014-10-16 삼성전기주식회사 무선 충전용 코일 및 이를 구비하는 무선 충전 장치

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5646510A (en) * 1979-09-25 1981-04-27 Tdk Corp Inductor, inductor assembly, and method of manufacture thereof
JPH1074626A (ja) * 1996-06-27 1998-03-17 Kiyoto Yamazawa 薄型磁気素子およびその製造方法とトランス
JP2004146655A (ja) * 2002-10-25 2004-05-20 Taiyo Yuden Co Ltd コイル部品及びそれを利用した回路装置
JP2010517502A (ja) * 2007-01-29 2010-05-20 パワーマット リミテッド ピンレス電源結合
JP2008294085A (ja) * 2007-05-22 2008-12-04 Toshiba Corp 平面磁気素子およびそれを用いた電子機器
JP2011054672A (ja) * 2009-08-31 2011-03-17 Sony Corp 電気磁気素子およびその製造方法
JP2013504869A (ja) * 2009-09-09 2013-02-07 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 電子デバイス並びに斯様な電子デバイスの使用に適したベース部分及び電子要素
JP2012182286A (ja) * 2011-03-01 2012-09-20 Fdk Corp コイル部品
JP2014096872A (ja) * 2012-11-07 2014-05-22 Ikuo Awai 結合共振器型の無線電力伝送システム、及び結合共振器型の無線電力伝送システムに用いる受電側共振器

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019012797A (ja) * 2017-06-30 2019-01-24 戸田工業株式会社 平面コイル部品の製造方法
JPWO2019189760A1 (ja) * 2018-03-30 2021-04-08 大日本印刷株式会社 コイル及びコイル対、送電装置及び受電装置並びに電力伝送システム
WO2020059857A1 (ja) * 2018-09-21 2020-03-26 大日本印刷株式会社 コイル対、送電装置及び受電装置並びに電力伝送システム
JP2020047896A (ja) * 2018-09-21 2020-03-26 大日本印刷株式会社 コイル対、送電装置及び受電装置並びに電力伝送システム
JP7148842B2 (ja) 2018-09-21 2022-10-06 大日本印刷株式会社 コイル対、送電装置及び受電装置並びに電力伝送システム
CN111717002A (zh) * 2019-03-20 2020-09-29 现代自动车株式会社 用于车门玻璃的无线电力传输系统
US20210193368A1 (en) * 2019-12-20 2021-06-24 Silergy Semiconductor Technology (Hangzhou) Ltd Power transformer and method for manufacturing the same

Also Published As

Publication number Publication date
EP2980949A1 (en) 2016-02-03
US20160035477A1 (en) 2016-02-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2016036007A (ja) 薄膜コイル、薄膜コイル素子及び充電装置並びに薄膜コイル素子の製造方法
JP5364745B2 (ja) 無線電力伝送用磁気素子及び電力供給装置
US9960630B2 (en) Wireless power charging device
KR101452093B1 (ko) 박막 코일, 이를 포함하는 차폐 부재 및 이를 구비하는 무접점 전력 전송 장치
US9812256B2 (en) Coil assembly
CN105206919B (zh) 天线装置及终端装置
US11528058B2 (en) Inductive charging coil configuration for wearable electronic devices
JP2004047701A (ja) 非接触充電器用平面磁気素子
JP2011142177A (ja) 非接触電力伝送装置、及び非接触電力伝送装置用コイルユニット
JP7373709B2 (ja) 高周波コイル部品、無線給電用コイル部品、無線給電装置および周波コイル部品の製造方法
CN204066972U (zh) 薄膜线圈、薄膜线圈组件以及充电装置
JP2004047700A (ja) 非接触充電器用平面磁気素子
CN108735439B (zh) 薄膜线圈及电子装置
CN105448489A (zh) 薄膜线圈、薄膜线圈组件以及充电装置
JP2014123718A (ja) 磁性体シート、磁性体シートの製造方法及び磁性体シートを含む無接点電力充電装置
KR20180132205A (ko) 무선전력 전송모듈
US20210249166A1 (en) Magnetic sheet and wireless power module comprising same
JP2013243250A (ja) 非接触給電用コイル
US11770021B2 (en) Wireless charging module coated with magnetic material on surface of coil
TW201616524A (zh) 薄膜線圈元件、充電裝置以及製作元件的方法
CN105655114A (zh) 薄膜线圈元件及其制作方法和具有该元件的充电装置元件
JP6539024B2 (ja) コイル、及びコイル部品
CN103516060B (zh) 适用于磁共振能量耦合的柔性多接收集成立体mems谐振子
TWM492513U (zh) 薄膜線圈、薄膜線圈元件以及充電裝置
TW201606823A (zh) 薄膜線圈、薄膜線圈元件以及充電裝置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160329

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20161025