JP2016034730A - 印刷装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】媒体の幅方向で互いに隣り合う各突出部の間隔を適切に設定することにより、媒体支持装置に支持される媒体の平面度の低下を抑制することができる印刷装置を提供する。【解決手段】印刷装置の制御装置は、印刷対象となる用紙の種類を取得し(ステップS11)、取得した用紙の種類に基づき、用紙の幅方向において互いに隣り合う各突出部の間隔である突出部ピッチPHIを決定する(ステップS13)。【選択図】図5
Description
本発明は、インクなどの液体を媒体に付着させることにより同媒体に印刷を施す印刷装
置に関する。
置に関する。
特許文献1には、用紙(媒体の一例)を支持する用紙支持装置(媒体支持装置)と、用
紙支持装置に支持されている用紙にインク(液体)を噴射する印刷ヘッドとを備える印刷
装置の一例が記載されている。こうした印刷装置の用紙支持装置は、用紙を支持する複数
の突出部を備えている。
紙支持装置に支持されている用紙にインク(液体)を噴射する印刷ヘッドとを備える印刷
装置の一例が記載されている。こうした印刷装置の用紙支持装置は、用紙を支持する複数
の突出部を備えている。
そして、これら突出部のうち少なくとも一部は、用紙の幅方向にスライド移動可能な可
動突出部となっている。この可動突出部の上記幅方向における位置は、印刷対象となる用
紙の上記幅方向における端部である用紙の側端の位置に応じて決定される。そのため、い
ずれのサイズの用紙への印刷時であっても、同用紙の側端を可動突出部によって支持させ
ることが可能となる。そして、用紙の側端を可動突出部によって支持させることにより、
用紙支持装置によって支持される用紙の平面度が高められ、用紙への印刷品質を高めるこ
とができる。
動突出部となっている。この可動突出部の上記幅方向における位置は、印刷対象となる用
紙の上記幅方向における端部である用紙の側端の位置に応じて決定される。そのため、い
ずれのサイズの用紙への印刷時であっても、同用紙の側端を可動突出部によって支持させ
ることが可能となる。そして、用紙の側端を可動突出部によって支持させることにより、
用紙支持装置によって支持される用紙の平面度が高められ、用紙への印刷品質を高めるこ
とができる。
例えば、CAD(Computer Aided Design)によって作成された図面の印刷時には、厚
みが比較的薄く、コックリングが生じにくい用紙が採用されやすい。コックリングとは、
図7に示すように、インクの付着によって用紙が伸縮して波打つ現象のことである。そし
て、コックリングによる用紙の波打ち量Wが小さいほど、コックリングが生じにくいとい
うことができる。
みが比較的薄く、コックリングが生じにくい用紙が採用されやすい。コックリングとは、
図7に示すように、インクの付着によって用紙が伸縮して波打つ現象のことである。そし
て、コックリングによる用紙の波打ち量Wが小さいほど、コックリングが生じにくいとい
うことができる。
そして、このようにコックリングが生じにくい用紙の平面度を高めるためには、上記幅
方向において互いに隣り合う各突出部の間隔を比較的狭くすることが好ましい。しかしな
がら、厚みが比較的厚く、コックリングの生じやすい用紙では、上記幅方向において互い
に隣り合う各突出部の間隔を狭くすると、コックリングの発生によって却って平面度が低
くなるおそれがある。
方向において互いに隣り合う各突出部の間隔を比較的狭くすることが好ましい。しかしな
がら、厚みが比較的厚く、コックリングの生じやすい用紙では、上記幅方向において互い
に隣り合う各突出部の間隔を狭くすると、コックリングの発生によって却って平面度が低
くなるおそれがある。
本発明の目的は、媒体の幅方向で互いに隣り合う各突出部の間隔を適切に設定すること
により、媒体支持装置に支持される媒体の平面度の低下を抑制することができる印刷装置
を提供することにある。
により、媒体支持装置に支持される媒体の平面度の低下を抑制することができる印刷装置
を提供することにある。
上記目的を達成するための印刷装置は、媒体を支持する媒体支持装置と、同媒体支持装
置に支持されている媒体に液体を噴射する印刷ヘッドと、を備え、前記媒体支持装置には
媒体を支持する複数の突出部が設けられ、同媒体の幅方向において互いに隣り合う前記各
突出部の間隔を調整可能に構成されている装置を前提としている。この印刷装置は、印刷
対象となる媒体の特性を取得する特性取得部と、前記特性取得部によって取得された媒体
の特性に基づき、前記幅方向において互いに隣り合う前記各突出部の間隔である突出部ピ
ッチを決定する間隔決定部と、を備える。
置に支持されている媒体に液体を噴射する印刷ヘッドと、を備え、前記媒体支持装置には
媒体を支持する複数の突出部が設けられ、同媒体の幅方向において互いに隣り合う前記各
突出部の間隔を調整可能に構成されている装置を前提としている。この印刷装置は、印刷
対象となる媒体の特性を取得する特性取得部と、前記特性取得部によって取得された媒体
の特性に基づき、前記幅方向において互いに隣り合う前記各突出部の間隔である突出部ピ
ッチを決定する間隔決定部と、を備える。
上記構成によれば、印刷対象となる媒体のコックリングの発生しやすさに応じて、上記
突出部ピッチを決定することができる。例えば、コックリングが発生しにくいという特性
を有する媒体への印刷時には、上記突出部ピッチが狭くされる。そして、このように決定
した突出部ピッチに基づき実際の各突出部の間隔を狭くすることにより、当該媒体の平面
度を高くすることができる。一方、コックリングが発生しやすいという特性を有する媒体
への印刷時には、上記突出部ピッチが広くされる。そして、このように決定した突出部ピ
ッチに基づき実際の各突出部の間隔を広くすることにより、当該媒体の平面度の低下を抑
制することができる。したがって、媒体の幅方向で互いに隣り合う各突出部の間隔を適切
に設定することにより、媒体支持装置に支持される媒体の平面度の低下を抑制することが
できる。
突出部ピッチを決定することができる。例えば、コックリングが発生しにくいという特性
を有する媒体への印刷時には、上記突出部ピッチが狭くされる。そして、このように決定
した突出部ピッチに基づき実際の各突出部の間隔を狭くすることにより、当該媒体の平面
度を高くすることができる。一方、コックリングが発生しやすいという特性を有する媒体
への印刷時には、上記突出部ピッチが広くされる。そして、このように決定した突出部ピ
ッチに基づき実際の各突出部の間隔を広くすることにより、当該媒体の平面度の低下を抑
制することができる。したがって、媒体の幅方向で互いに隣り合う各突出部の間隔を適切
に設定することにより、媒体支持装置に支持される媒体の平面度の低下を抑制することが
できる。
なお、前記印刷ヘッドによる液体の噴射態様は、媒体に印刷する画像に関する印刷デー
タによって決定されるようになっていることがある。この場合、上記印刷装置は、入力さ
れている前記印刷データに基づき、媒体への液体の付着量を予測する付着量予測部を備え
、前記間隔決定部によって決定される前記突出部ピッチは、前記付着量予測部によって予
測される媒体への液体の付着量が多いほど広い。
タによって決定されるようになっていることがある。この場合、上記印刷装置は、入力さ
れている前記印刷データに基づき、媒体への液体の付着量を予測する付着量予測部を備え
、前記間隔決定部によって決定される前記突出部ピッチは、前記付着量予測部によって予
測される媒体への液体の付着量が多いほど広い。
媒体への液体の付着によって同媒体にコックリングが発生する場合、その波打ち量は媒
体への液体の付着量が多いほど大きくなりやすい。そして、コックリングに起因する媒体
の波打ち量が多いほど、上記幅方向で互いに隣り合う各突出部の間隔を広くすることによ
り、媒体の平面度の低下を抑制しやすくなる。この点、上記構成では、印刷データに基づ
いて媒体への液体の付着量を予測し、その予測される液体の付着量が多いほど、上記突出
部ピッチは広くされる。そして、こうして決定された突出部ピッチに基づき実際の各突出
部の間隔を調整することにより、コックリングに起因する媒体の波打ち量が多いと予測さ
れるときほど、実際の各突出部の間隔が広くなる。一方、コックリングに起因する媒体の
波打ち量が少ないと予測されるときほど、実際の各突出部の間隔が狭くなる。このように
予測される媒体の波打ち量に基づき実際の各突出部の間隔を調整することにより、媒体へ
の液体の付着量の多さに拘わらず、媒体支持装置に支持される媒体の平面度の低下を抑制
することが可能となる。
体への液体の付着量が多いほど大きくなりやすい。そして、コックリングに起因する媒体
の波打ち量が多いほど、上記幅方向で互いに隣り合う各突出部の間隔を広くすることによ
り、媒体の平面度の低下を抑制しやすくなる。この点、上記構成では、印刷データに基づ
いて媒体への液体の付着量を予測し、その予測される液体の付着量が多いほど、上記突出
部ピッチは広くされる。そして、こうして決定された突出部ピッチに基づき実際の各突出
部の間隔を調整することにより、コックリングに起因する媒体の波打ち量が多いと予測さ
れるときほど、実際の各突出部の間隔が広くなる。一方、コックリングに起因する媒体の
波打ち量が少ないと予測されるときほど、実際の各突出部の間隔が狭くなる。このように
予測される媒体の波打ち量に基づき実際の各突出部の間隔を調整することにより、媒体へ
の液体の付着量の多さに拘わらず、媒体支持装置に支持される媒体の平面度の低下を抑制
することが可能となる。
上記印刷装置において、前記付着量予測部は、前記印刷データに基づき、液体の付着量
の多い媒体の領域と、液体の付着量の少ない媒体の領域とを把握し、前記間隔決定部は、
前記突出部ピッチを、前記媒体の領域毎に決定するようになっており、液体の付着量の多
い媒体の領域に対応する前記突出部ピッチは、液体の付着量の少ない媒体の領域に対応す
る前記突出部ピッチよりも広い。
の多い媒体の領域と、液体の付着量の少ない媒体の領域とを把握し、前記間隔決定部は、
前記突出部ピッチを、前記媒体の領域毎に決定するようになっており、液体の付着量の多
い媒体の領域に対応する前記突出部ピッチは、液体の付着量の少ない媒体の領域に対応す
る前記突出部ピッチよりも広い。
上記構成によれば、液体の付着量が多いと予測される媒体の領域ではコックリングに起
因する波打ち量が大きくなりやすいため、当該領域に対応する突出部ピッチが広くされる
。一方、液体の付着量が少ないと予測される媒体の領域ではコックリングに起因する波打
ち量が大きくなりにくいため、当該領域に対応する突出部ピッチが狭くされる。そして、
こうして決定された突出部ピッチに基づき実際の各突出部の間隔を調整することにより、
コックリングに起因する媒体の波打ち量が多いと予測される媒体の領域を支持する各突出
部の実際の間隔が広くなる。一方、コックリングに起因する媒体の波打ち量が少ないと予
測される媒体の領域を支持する各突出部の実際の間隔が狭くなる。このように媒体の領域
毎に各突出部の実際の間隔を調整することにより、媒体支持装置に支持される媒体の平面
度の低下を抑制することが可能となる。
因する波打ち量が大きくなりやすいため、当該領域に対応する突出部ピッチが広くされる
。一方、液体の付着量が少ないと予測される媒体の領域ではコックリングに起因する波打
ち量が大きくなりにくいため、当該領域に対応する突出部ピッチが狭くされる。そして、
こうして決定された突出部ピッチに基づき実際の各突出部の間隔を調整することにより、
コックリングに起因する媒体の波打ち量が多いと予測される媒体の領域を支持する各突出
部の実際の間隔が広くなる。一方、コックリングに起因する媒体の波打ち量が少ないと予
測される媒体の領域を支持する各突出部の実際の間隔が狭くなる。このように媒体の領域
毎に各突出部の実際の間隔を調整することにより、媒体支持装置に支持される媒体の平面
度の低下を抑制することが可能となる。
上記印刷装置において、前記間隔決定部によって決定される前記突出部ピッチは、媒体
の前記幅方向における外側ほど狭い。
媒体の上記幅方向における中央付近では、コックリングに起因する波打ち量が大きくな
りやすい一方、媒体の上記幅方向における端部近傍では、コックリングに起因する波打ち
量が小さくなりやすい。そこで、上記構成では、媒体の上記幅方向における中央付近では
コックリングに起因する波打ち量が大きくなりやすいため、当該領域に対応する突出部ピ
ッチが広くされる。一方、媒体の上記幅方向における端部近傍ではコックリングに起因す
る波打ち量が大きくなりにくいため、当該領域に対応する突出部ピッチが狭くされる。そ
して、こうして決定された突出部ピッチに基づき実際の各突出部の間隔を調整することに
より、コックリングに起因する媒体の波打ち量が多いと予測される媒体の領域を支持する
各突出部の実際の間隔が広くなる。一方、コックリングに起因する媒体の波打ち量が少な
いと予測される媒体を支持する各突出部の実際の間隔が狭くなる。このように媒体の領域
毎に各突出部の実際の間隔を調整することにより、媒体支持装置に支持される媒体の平面
度の低下を抑制することが可能となる。
の前記幅方向における外側ほど狭い。
媒体の上記幅方向における中央付近では、コックリングに起因する波打ち量が大きくな
りやすい一方、媒体の上記幅方向における端部近傍では、コックリングに起因する波打ち
量が小さくなりやすい。そこで、上記構成では、媒体の上記幅方向における中央付近では
コックリングに起因する波打ち量が大きくなりやすいため、当該領域に対応する突出部ピ
ッチが広くされる。一方、媒体の上記幅方向における端部近傍ではコックリングに起因す
る波打ち量が大きくなりにくいため、当該領域に対応する突出部ピッチが狭くされる。そ
して、こうして決定された突出部ピッチに基づき実際の各突出部の間隔を調整することに
より、コックリングに起因する媒体の波打ち量が多いと予測される媒体の領域を支持する
各突出部の実際の間隔が広くなる。一方、コックリングに起因する媒体の波打ち量が少な
いと予測される媒体を支持する各突出部の実際の間隔が狭くなる。このように媒体の領域
毎に各突出部の実際の間隔を調整することにより、媒体支持装置に支持される媒体の平面
度の低下を抑制することが可能となる。
上記印刷装置は、前記各突出部のうち少なくとも一部の突出部を前記幅方向に移動させ
るアクチュエーターと、前記間隔決定部によって決定された前記突出部ピッチに基づいて
前記アクチュエーターを駆動させる制御部と、を備える。この構成によれば、上記幅方向
で互いに隣り合う各突出部の間隔を自動で設定することができる。
るアクチュエーターと、前記間隔決定部によって決定された前記突出部ピッチに基づいて
前記アクチュエーターを駆動させる制御部と、を備える。この構成によれば、上記幅方向
で互いに隣り合う各突出部の間隔を自動で設定することができる。
上記印刷装置は、前記間隔決定部によって決定された前記突出部ピッチを報知させる報
知処理を実施する報知部を備える。この構成によれば、決定した突出部ピッチをユーザー
に報知することにより、ユーザーは、上記幅方向で互いに隣り合う各突出部の間隔を適切
に調整することができる。
知処理を実施する報知部を備える。この構成によれば、決定した突出部ピッチをユーザー
に報知することにより、ユーザーは、上記幅方向で互いに隣り合う各突出部の間隔を適切
に調整することができる。
以下、印刷装置を、シリアル方式のインクジェットプリンターに具体化した一実施形態
を図面に従って説明する。
図1に示すように、印刷装置11は、媒体の一例である用紙Pを所定の搬送方向Xに搬
送する搬送ユニット20と、用紙の搬送経路の途中に配置されて用紙Pを支持する媒体支
持装置の一例である用紙支持装置30と、用紙支持装置30に支持されている用紙Pに対
して印刷を施す印刷ユニット50とを備えている。搬送ユニット20には、用紙の搬送経
路に沿って配置される複数のローラー対21が設けられている。これら各ローラー対21
は、制御装置70によって制御される搬送モーター(以下、「PFモーター」ともいう。
)22からの駆動力に基づいて回転されることにより、用紙Pを搬送する。
を図面に従って説明する。
図1に示すように、印刷装置11は、媒体の一例である用紙Pを所定の搬送方向Xに搬
送する搬送ユニット20と、用紙の搬送経路の途中に配置されて用紙Pを支持する媒体支
持装置の一例である用紙支持装置30と、用紙支持装置30に支持されている用紙Pに対
して印刷を施す印刷ユニット50とを備えている。搬送ユニット20には、用紙の搬送経
路に沿って配置される複数のローラー対21が設けられている。これら各ローラー対21
は、制御装置70によって制御される搬送モーター(以下、「PFモーター」ともいう。
)22からの駆動力に基づいて回転されることにより、用紙Pを搬送する。
印刷ユニット50は、用紙支持装置30に支持されている用紙Pの幅方向でもある走査
方向Yに延びるガイド部材51と、走査方向Yに移動可能な状態でガイド部材51に支持
されているキャリッジ52とを備えている。このキャリッジ52には、液体の一例である
インクを噴射するノズルを有する印刷ヘッド53が設けられている。キャリッジ52は、
制御装置70によって制御されるキャリッジモーター(以下、「CRモーター」ともいう
。)54からの駆動力が伝達されることにより走査方向Yに移動する。そして、このよう
にキャリッジ52を走査方向Yに移動させつつ印刷ヘッド53からインクを噴射させるこ
とにより、用紙支持装置30に支持されている用紙Pに対して印刷が施される。
方向Yに延びるガイド部材51と、走査方向Yに移動可能な状態でガイド部材51に支持
されているキャリッジ52とを備えている。このキャリッジ52には、液体の一例である
インクを噴射するノズルを有する印刷ヘッド53が設けられている。キャリッジ52は、
制御装置70によって制御されるキャリッジモーター(以下、「CRモーター」ともいう
。)54からの駆動力が伝達されることにより走査方向Yに移動する。そして、このよう
にキャリッジ52を走査方向Yに移動させつつ印刷ヘッド53からインクを噴射させるこ
とにより、用紙支持装置30に支持されている用紙Pに対して印刷が施される。
なお、本明細書でいう「インク」とは、カラーインク(例えば、マゼンタインク)や黒
インクなどの有色系のインクに加え、クリアインクなどの無色系のインクも含んでいる。
また、搬送方向X及び走査方向Yの双方に直交する方向であって、且つ用紙支持装置30
に支持されている用紙Pの印刷面(図1では上面)と直交する方向のことを、「規定方向
Z」というものとする。この規定方向Zは、印刷装置11を水平面に設置したときには鉛
直方向とほぼ一致する。
インクなどの有色系のインクに加え、クリアインクなどの無色系のインクも含んでいる。
また、搬送方向X及び走査方向Yの双方に直交する方向であって、且つ用紙支持装置30
に支持されている用紙Pの印刷面(図1では上面)と直交する方向のことを、「規定方向
Z」というものとする。この規定方向Zは、印刷装置11を水平面に設置したときには鉛
直方向とほぼ一致する。
用紙支持装置30は、四角箱状をなす本体ケース31を備えている。本体ケース31は
、搬送途中の用紙Pに対向する面である支持面32と、規定方向Zにおいて支持面32の
反対側に位置する面である反対面33とを有している。支持面32には、複数の突出部3
6が設けられており、これら各突出部36によって用紙Pが支持される。
、搬送途中の用紙Pに対向する面である支持面32と、規定方向Zにおいて支持面32の
反対側に位置する面である反対面33とを有している。支持面32には、複数の突出部3
6が設けられており、これら各突出部36によって用紙Pが支持される。
本体ケース31には、支持面32及び反対面33の双方に開口する吸引通路34が設け
られている。また、本体ケース31の反対面33側には、吸引通路34内を吸引する吸引
ファン35が設けられている。そのため、突出部36によって支持されている用紙Pが、
吸引ファン35の駆動によって支持面32側に吸引される。
られている。また、本体ケース31の反対面33側には、吸引通路34内を吸引する吸引
ファン35が設けられている。そのため、突出部36によって支持されている用紙Pが、
吸引ファン35の駆動によって支持面32側に吸引される。
図2(a),(b),(c)に示すように、各突出部36は、走査方向Yに沿って配置
されているとともに、走査方向Yにスライド移動可能である。これら各突出部36には、
制御装置70によって制御されるアクチュエーター60からの駆動力が個別に伝達される
。そして、駆動力が伝達されている突出部36が、走査方向Yにスライド移動する。
されているとともに、走査方向Yにスライド移動可能である。これら各突出部36には、
制御装置70によって制御されるアクチュエーター60からの駆動力が個別に伝達される
。そして、駆動力が伝達されている突出部36が、走査方向Yにスライド移動する。
例えば、図2(a),(b)に示すように、用紙支持装置30では、走査方向Yにおい
て互いに隣り合う各突出部36の間隔PHを、一律的に、広くしたり、狭くしたりするこ
とができる。また、用紙支持装置30では、間隔PHを独立で調整することもできる。例
えば、図2(c)に示すように、走査方向Yにおける一方側(図中左側)に位置する各突
出部36の間隔PH1は、走査方向Yにおける他方側(図中右側)に位置する各突出部3
6の間隔PH2よりも広くなっている。また、走査方向Yにおける一方側から他方に向け
て、各突出部36の間隔PHを次第に広くしたり、狭くしたりすることも可能である。
て互いに隣り合う各突出部36の間隔PHを、一律的に、広くしたり、狭くしたりするこ
とができる。また、用紙支持装置30では、間隔PHを独立で調整することもできる。例
えば、図2(c)に示すように、走査方向Yにおける一方側(図中左側)に位置する各突
出部36の間隔PH1は、走査方向Yにおける他方側(図中右側)に位置する各突出部3
6の間隔PH2よりも広くなっている。また、走査方向Yにおける一方側から他方に向け
て、各突出部36の間隔PHを次第に広くしたり、狭くしたりすることも可能である。
ところで、用紙Pにインクを付着させると、用紙Pが伸縮して波打つ、いわゆるコック
リングが発生することがある。こうしたコックリングに起因する用紙Pが平坦な状態での
垂線方向の変動幅のことを、「波打ち量W」ともいう。また、こうしたコックリングに起
因する波打ちの周期であるコックリング周期Tは、用紙の種類によってほぼ決まる。
リングが発生することがある。こうしたコックリングに起因する用紙Pが平坦な状態での
垂線方向の変動幅のことを、「波打ち量W」ともいう。また、こうしたコックリングに起
因する波打ちの周期であるコックリング周期Tは、用紙の種類によってほぼ決まる。
ここでいう「用紙の種類」とは、「用紙の特性」とも言い換えることができ、剛性の大
きさ、インク(水分)の吸収率、ふやけにくさ、及び、用紙の表層を構成するコート層に
おけるインクの吸収率などのことを示す。そして、用紙のサイズが同一であっても、用紙
の種類(特性)が相違すると、印刷時に用紙にコックリングが発生しても、そのコックリ
ング周期Tが相違する。
きさ、インク(水分)の吸収率、ふやけにくさ、及び、用紙の表層を構成するコート層に
おけるインクの吸収率などのことを示す。そして、用紙のサイズが同一であっても、用紙
の種類(特性)が相違すると、印刷時に用紙にコックリングが発生しても、そのコックリ
ング周期Tが相違する。
そのため、例えば、制御装置70のメモリーには、図3に示すテーブルが予め記憶され
ている。図3に示すように、このテーブルでは、用紙の種類毎にコックリング周期Tが対
応づけられている。例えば、用紙の種類が第1の用紙であるときには、コックリング周期
Tが第1のコックリング周期T1となり、用紙の種類が第2の用紙であるときには、コッ
クリング周期Tが第2のコックリング周期T2となる。このように用紙の種類毎に個別対
応する各コックリング周期T1,T2は、実験やシミュレーションなどによって予め計測
された値又は同値に応じた値である。
ている。図3に示すように、このテーブルでは、用紙の種類毎にコックリング周期Tが対
応づけられている。例えば、用紙の種類が第1の用紙であるときには、コックリング周期
Tが第1のコックリング周期T1となり、用紙の種類が第2の用紙であるときには、コッ
クリング周期Tが第2のコックリング周期T2となる。このように用紙の種類毎に個別対
応する各コックリング周期T1,T2は、実験やシミュレーションなどによって予め計測
された値又は同値に応じた値である。
そして、本実施形態の印刷装置11では、用紙への印刷に先立って、用紙の種類を特定
し、用紙の種類に応じたコックリング周期Tが図3に示すテーブルを参照して取得される
。そして、走査方向Yにおいて互いに隣り合う各突出部36の間隔の指令値である突出部
ピッチPHIが、取得したコックリング周期Tに応じた大きさとされる。このように突出
部ピッチPHIが決定されると、走査方向Yにおいて互いに隣り合う各突出部36の間隔
PHが、突出部ピッチPHIに近づけられる。
し、用紙の種類に応じたコックリング周期Tが図3に示すテーブルを参照して取得される
。そして、走査方向Yにおいて互いに隣り合う各突出部36の間隔の指令値である突出部
ピッチPHIが、取得したコックリング周期Tに応じた大きさとされる。このように突出
部ピッチPHIが決定されると、走査方向Yにおいて互いに隣り合う各突出部36の間隔
PHが、突出部ピッチPHIに近づけられる。
なお、用紙の中には、インクが付着されてもコックリングがほとんど発生しない用紙も
ある。このような用紙への印刷時にあっては、突出部ピッチPHIを極力狭くすることが
好ましい。これは、用紙において各突出部36の間の部分は、自重や吸引ファン35から
の吸引力によって、支持面32側に撓みやすいからである。すなわち、コックリングがほ
とんど発生しない用紙への印刷時にあっては、各突出部36の間隔PHが狭いほど用紙が
撓みにくくなり、ひいては用紙の平面度が高められる。
ある。このような用紙への印刷時にあっては、突出部ピッチPHIを極力狭くすることが
好ましい。これは、用紙において各突出部36の間の部分は、自重や吸引ファン35から
の吸引力によって、支持面32側に撓みやすいからである。すなわち、コックリングがほ
とんど発生しない用紙への印刷時にあっては、各突出部36の間隔PHが狭いほど用紙が
撓みにくくなり、ひいては用紙の平面度が高められる。
一方、インクの付着によりコックリングが発生しやすい用紙への印刷時にあっては、コ
ックリングの発生しにくい用紙への印刷時と比較して、突出部ピッチPHIを広くするこ
とが好ましい。そして、こうした突出部ピッチPHIに応じ、実際の各突出部36の間隔
PHを広くすることにより、コックリングに起因する用紙の平面度の低下が抑制される。
ックリングの発生しにくい用紙への印刷時と比較して、突出部ピッチPHIを広くするこ
とが好ましい。そして、こうした突出部ピッチPHIに応じ、実際の各突出部36の間隔
PHを広くすることにより、コックリングに起因する用紙の平面度の低下が抑制される。
こうした各突出部36の間隔PHの調整が終了されると、用紙Pの搬送が開始される。
すると、用紙支持装置30では、上記のように間隔PHが調整された各突出部36によっ
て用紙Pが支持される。そして、こうした用紙Pに対して印刷ヘッド53からインクが噴
射され、当該用紙Pに印刷が施される。
すると、用紙支持装置30では、上記のように間隔PHが調整された各突出部36によっ
て用紙Pが支持される。そして、こうした用紙Pに対して印刷ヘッド53からインクが噴
射され、当該用紙Pに印刷が施される。
ここで、用紙Pの全般にわたってコックリングが発生する場合、図4(a)に示すよう
に、用紙Pの幅方向における中央の領域では、コックリングに起因する用紙Pの伸長を逃
がしにくいため、波打ち量Wが大きくなりやすい。その一方で、用紙Pの幅方向における
外側の領域では、コックリングに起因する用紙Pの伸長を外側に逃がすやすいため、波打
ち量Wが小さくなりやすい。ただし、このように用紙Pの幅方向位置に応じて波打ち量W
が変わったとしても、一枚の用紙Pでのコックリング周期Tは、用紙Pの幅方向位置によ
らず、ほぼ一定となる。
に、用紙Pの幅方向における中央の領域では、コックリングに起因する用紙Pの伸長を逃
がしにくいため、波打ち量Wが大きくなりやすい。その一方で、用紙Pの幅方向における
外側の領域では、コックリングに起因する用紙Pの伸長を外側に逃がすやすいため、波打
ち量Wが小さくなりやすい。ただし、このように用紙Pの幅方向位置に応じて波打ち量W
が変わったとしても、一枚の用紙Pでのコックリング周期Tは、用紙Pの幅方向位置によ
らず、ほぼ一定となる。
また、印刷時における用紙Pへのインクの付着態様は、用紙Pへの印刷に際して制御装
置70に入力される印刷データに応じた態様となる。すなわち、印刷データによっては、
一枚の用紙に、インクの付着量の多い領域P1と、インクの付着量の少ない領域P2とが
形成されることがある。図4(b)に示すように、インクの付着量の多い用紙の領域P1
では、コックリングに起因する波打ち量Wが大きくなりやすい一方、インクの付着量の少
ない用紙の領域P2では、コックリングに起因する波打ち量Wが小さくなりやすい。ただ
し、用紙の領域P1でのコックリング周期T1は、用紙の領域P2でのコックリング周期
T2とほぼ等しい。
置70に入力される印刷データに応じた態様となる。すなわち、印刷データによっては、
一枚の用紙に、インクの付着量の多い領域P1と、インクの付着量の少ない領域P2とが
形成されることがある。図4(b)に示すように、インクの付着量の多い用紙の領域P1
では、コックリングに起因する波打ち量Wが大きくなりやすい一方、インクの付着量の少
ない用紙の領域P2では、コックリングに起因する波打ち量Wが小さくなりやすい。ただ
し、用紙の領域P1でのコックリング周期T1は、用紙の領域P2でのコックリング周期
T2とほぼ等しい。
なお、コックリングに起因する用紙Pの平面度の低下を抑制するためには、コックリン
グ周期Tが同等である場合、コックリングに起因する用紙の波打ち量Wが多いほど、走査
方向Yにおいて互いに隣り合う各突出部36の間隔PHを広くすることが好ましい。その
ため、一枚の用紙で、波打ち量Wが異なる複数の領域が存在する場合、波打ち量Wの多い
用紙の領域に対応する突出部ピッチPHIを広くし、波打ち量Wの少ない用紙の領域に対
応する突出部ピッチPHIを狭くすることが好ましい。
グ周期Tが同等である場合、コックリングに起因する用紙の波打ち量Wが多いほど、走査
方向Yにおいて互いに隣り合う各突出部36の間隔PHを広くすることが好ましい。その
ため、一枚の用紙で、波打ち量Wが異なる複数の領域が存在する場合、波打ち量Wの多い
用紙の領域に対応する突出部ピッチPHIを広くし、波打ち量Wの少ない用紙の領域に対
応する突出部ピッチPHIを狭くすることが好ましい。
そこで、本実施形態では、上記のように図3に示すテーブルを参照して決定した突出部
ピッチPHIが、波打ち量Wに応じて補正される。例えば、用紙の波打ち量Wが少ないと
予測される場合における突出部ピッチPHI、及び、波打ち量の少ない用紙の領域に対応
する突出部ピッチPHIは、上記テーブルを参照して決定した突出部ピッチのままとする
。一方、用紙の波打ち量Wが多いと予測される場合における突出部ピッチPHI、及び、
波打ち量の多い用紙の領域に対応する突出部ピッチPHIは、上記テーブルを参照して決
定した突出部ピッチよりも広がるように補正される。
ピッチPHIが、波打ち量Wに応じて補正される。例えば、用紙の波打ち量Wが少ないと
予測される場合における突出部ピッチPHI、及び、波打ち量の少ない用紙の領域に対応
する突出部ピッチPHIは、上記テーブルを参照して決定した突出部ピッチのままとする
。一方、用紙の波打ち量Wが多いと予測される場合における突出部ピッチPHI、及び、
波打ち量の多い用紙の領域に対応する突出部ピッチPHIは、上記テーブルを参照して決
定した突出部ピッチよりも広がるように補正される。
次に、図5を参照し、用紙Pへの印刷時における制御装置70の処理手順について説明
する。
図5に示すように、ステップS11では、印刷対象となる用紙Pの種類が取得される。
用紙Pの種類の取得方法としては、印刷に際して、印刷対象となる用紙Pの種類に関する
情報(用紙の製造メーカー、型番など)をユーザーに入力させ、同情報に基づき用紙Pの
種類を制御装置70に取得させる方法がある。したがって、本実施形態では、制御装置7
0により、印刷対象となる用紙Pの特性を取得する「特性取得部」の一例が構成される。
する。
図5に示すように、ステップS11では、印刷対象となる用紙Pの種類が取得される。
用紙Pの種類の取得方法としては、印刷に際して、印刷対象となる用紙Pの種類に関する
情報(用紙の製造メーカー、型番など)をユーザーに入力させ、同情報に基づき用紙Pの
種類を制御装置70に取得させる方法がある。したがって、本実施形態では、制御装置7
0により、印刷対象となる用紙Pの特性を取得する「特性取得部」の一例が構成される。
次のステップS12では、印刷データが解析される。その結果、用紙Pへのインクの付
着量が比較的多くなるか否か、又は、一枚の用紙Pに、インクの付着量の多い領域P1と
インクの付着量の少ない領域P2とが存在するか否かが予測される。したがって、本実施
形態では、制御装置70により、入力されている印刷データに基づき、用紙Pへのインク
の付着量を予測する「付着量予測部」の一例が構成される。
着量が比較的多くなるか否か、又は、一枚の用紙Pに、インクの付着量の多い領域P1と
インクの付着量の少ない領域P2とが存在するか否かが予測される。したがって、本実施
形態では、制御装置70により、入力されている印刷データに基づき、用紙Pへのインク
の付着量を予測する「付着量予測部」の一例が構成される。
そして、この解析が終了すると、ステップS13に進み、上記突出部ピッチPHIが決
定される。すなわち、制御装置70は、ステップS11で取得した用紙Pの種類に応じた
コックリング周期Tを、上記テーブルを参照して取得し、この取得したコックリング周期
Tに応じ、突出部ピッチPHIを決定する。続いて、制御装置70は、ステップS12で
の印刷データの解析結果に基づき、すなわち予測されるインクの付着量に応じて、突出部
ピッチPHIを補正する。したがって、本実施形態では、制御装置70により、取得され
た用紙Pの特性に基づき、走査方向Yにおいて互いに隣り合う各突出部36の間隔である
突出部ピッチPHIを決定する「間隔決定部」の一例が構成される。
定される。すなわち、制御装置70は、ステップS11で取得した用紙Pの種類に応じた
コックリング周期Tを、上記テーブルを参照して取得し、この取得したコックリング周期
Tに応じ、突出部ピッチPHIを決定する。続いて、制御装置70は、ステップS12で
の印刷データの解析結果に基づき、すなわち予測されるインクの付着量に応じて、突出部
ピッチPHIを補正する。したがって、本実施形態では、制御装置70により、取得され
た用紙Pの特性に基づき、走査方向Yにおいて互いに隣り合う各突出部36の間隔である
突出部ピッチPHIを決定する「間隔決定部」の一例が構成される。
突出部ピッチPHIが決定されると、ステップS14に進み、決定した突出部ピッチP
HIに各突出部36の実際の間隔PHを近づけるようにアクチュエーター60が駆動され
る。したがって、本実施形態では、制御装置70により、決定された突出部ピッチPHI
に基づいてアクチュエーター60を駆動させる「制御部」の一例が構成される。
HIに各突出部36の実際の間隔PHを近づけるようにアクチュエーター60が駆動され
る。したがって、本実施形態では、制御装置70により、決定された突出部ピッチPHI
に基づいてアクチュエーター60を駆動させる「制御部」の一例が構成される。
そして、間隔PHの調整が完了されると、ステップS15に進み、印刷処理が開始され
る。すると、用紙カセットからの用紙Pの搬送が開始され、当該用紙Pに印刷が施される
。その後、用紙Pへの印刷が完了すると、本処理が終了される。
る。すると、用紙カセットからの用紙Pの搬送が開始され、当該用紙Pに印刷が施される
。その後、用紙Pへの印刷が完了すると、本処理が終了される。
次に、本実施形態の印刷装置11の作用について説明する。
一枚の用紙Pへのインクの付着量が一様であることが印刷データから予測される場合、
用紙Pの幅方向における中央の領域に対応する突出部ピッチPHIが、用紙Pの幅方向に
おける外側の領域に対応する突出部ピッチPHIよりも広くされる。これは、用紙Pの幅
方向における中央の領域では波打ち量Wが多くなりやすく、用紙Pの幅方向における外側
の領域では波打ち量Wが少なくなりやすいためである(図4(a)参照)。
一枚の用紙Pへのインクの付着量が一様であることが印刷データから予測される場合、
用紙Pの幅方向における中央の領域に対応する突出部ピッチPHIが、用紙Pの幅方向に
おける外側の領域に対応する突出部ピッチPHIよりも広くされる。これは、用紙Pの幅
方向における中央の領域では波打ち量Wが多くなりやすく、用紙Pの幅方向における外側
の領域では波打ち量Wが少なくなりやすいためである(図4(a)参照)。
そして、このように決定された突出部ピッチPHIに応じて、各突出部36が走査方向
Yにスライド移動される。その結果、用紙Pの幅方向における中央の領域を支持する各突
出部36の間隔PHが、用紙Pの幅方向における外側の領域を支持する各突出部36の間
隔PHよりも広くなる。すると、各突出部36の間隔PHが、用紙Pの幅方向における外
側の領域に対応する突出部ピッチPHIで一定である場合と比較して、印刷ヘッド53か
ら用紙Pへのインクの噴射中における当該用紙Pの平面度の低下が抑制される。
Yにスライド移動される。その結果、用紙Pの幅方向における中央の領域を支持する各突
出部36の間隔PHが、用紙Pの幅方向における外側の領域を支持する各突出部36の間
隔PHよりも広くなる。すると、各突出部36の間隔PHが、用紙Pの幅方向における外
側の領域に対応する突出部ピッチPHIで一定である場合と比較して、印刷ヘッド53か
ら用紙Pへのインクの噴射中における当該用紙Pの平面度の低下が抑制される。
なお、本明細書でいう「用紙Pの平面度」とは、各突出部36の先端を含む仮想印刷面
を基準とした用紙の規定方向Zにおける変動量のことである。すなわち、規定方向Zにお
いて、仮想印刷面からの乖離量が少ないほど、用紙Pの平面度が高いということができる
。
を基準とした用紙の規定方向Zにおける変動量のことである。すなわち、規定方向Zにお
いて、仮想印刷面からの乖離量が少ないほど、用紙Pの平面度が高いということができる
。
また、一枚の用紙Pにはインクの付着量に分布のあることが、印刷データから予測され
る場合、インクの付着量の多い用紙の領域P1に対応する突出部ピッチPHIが、インク
の付着量の少ない用紙の領域P2に対応する突出部ピッチPHIよりも広くされる。これ
は、インクの付着量の多い用紙の領域P1では波打ち量Wが多くなりやすく、インクの付
着量の少ない用紙の領域P2では波打ち量Wが少なくなりやすいためである(図4(b)
参照)。
る場合、インクの付着量の多い用紙の領域P1に対応する突出部ピッチPHIが、インク
の付着量の少ない用紙の領域P2に対応する突出部ピッチPHIよりも広くされる。これ
は、インクの付着量の多い用紙の領域P1では波打ち量Wが多くなりやすく、インクの付
着量の少ない用紙の領域P2では波打ち量Wが少なくなりやすいためである(図4(b)
参照)。
そして、このように決定された突出部ピッチPHIに応じて、各突出部36が走査方向
Yにスライド移動される。その結果、インクの付着量の多い用紙の領域P1を支持する各
突出部36の間隔PHが、インクの付着量の少ない用紙の領域P2を支持する各突出部3
6の間隔PHよりも広くなる。すると、各突出部36の間隔PHが、用紙の領域P2に対
応する突出部ピッチPHIで一定である場合と比較して、用紙の領域P1では平面度が低
下しにくい。また、各突出部36の間隔PHが、用紙の領域P1で一定である場合と比較
して、用紙の領域P2では、用紙支持装置30の支持面32側に撓みにくい。
Yにスライド移動される。その結果、インクの付着量の多い用紙の領域P1を支持する各
突出部36の間隔PHが、インクの付着量の少ない用紙の領域P2を支持する各突出部3
6の間隔PHよりも広くなる。すると、各突出部36の間隔PHが、用紙の領域P2に対
応する突出部ピッチPHIで一定である場合と比較して、用紙の領域P1では平面度が低
下しにくい。また、各突出部36の間隔PHが、用紙の領域P1で一定である場合と比較
して、用紙の領域P2では、用紙支持装置30の支持面32側に撓みにくい。
以上、上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)コックリングが発生しにくい用紙への印刷時には、突出部ピッチPHIが狭くさ
れる。そして、走査方向Yにおいて互いに隣り合う各突出部36の間隔PHをこうした突
出部ピッチPHIと等しくすることにより、用紙支持装置30に支持される用紙の平面度
を高くすることができる。一方、コックリングが発生しやすい用紙への印刷時には、突出
部ピッチPHIが広くされる。そして、各突出部36の間隔PHをこうした突出部ピッチ
PHIと等しくすることにより、用紙支持装置30に支持される用紙の平面度の低下を抑
制することができる。したがって、各突出部36の間隔PHを適切に設定することにより
、用紙支持装置30に支持される用紙の平面度の低下を抑制することができる。
(1)コックリングが発生しにくい用紙への印刷時には、突出部ピッチPHIが狭くさ
れる。そして、走査方向Yにおいて互いに隣り合う各突出部36の間隔PHをこうした突
出部ピッチPHIと等しくすることにより、用紙支持装置30に支持される用紙の平面度
を高くすることができる。一方、コックリングが発生しやすい用紙への印刷時には、突出
部ピッチPHIが広くされる。そして、各突出部36の間隔PHをこうした突出部ピッチ
PHIと等しくすることにより、用紙支持装置30に支持される用紙の平面度の低下を抑
制することができる。したがって、各突出部36の間隔PHを適切に設定することにより
、用紙支持装置30に支持される用紙の平面度の低下を抑制することができる。
(2)用紙へのインクの付着量が多いと、用紙の波打ち量Wが大きくなりやすい。そこ
で、本実施形態では、用紙へのインクの付着量が多いと予測される場合には、インクの付
着量が少ないと予測される場合と比較して、突出部ピッチPHIが広くされる。そして、
各突出部36の間隔PHをこうした突出部ピッチPHIと等しくすることにより、用紙支
持装置30に支持される用紙の平面度の低下を抑制することができる。
で、本実施形態では、用紙へのインクの付着量が多いと予測される場合には、インクの付
着量が少ないと予測される場合と比較して、突出部ピッチPHIが広くされる。そして、
各突出部36の間隔PHをこうした突出部ピッチPHIと等しくすることにより、用紙支
持装置30に支持される用紙の平面度の低下を抑制することができる。
(3)また、本実施形態では、インクの付着量の多い用紙の領域P1に対応する突出部
ピッチPHIが、インクの付着量の少ない用紙の領域P2に対応する突出部ピッチPHI
よりも広くされる。そして、このように決定された突出部ピッチPHIに応じて、各突出
部36の走査方向Yにおける位置を調整することにより、インクの付着量が多く、波打ち
量Wが大きい用紙の領域を支持する各突出部36の間隔PHが、インクの付着量が少なく
、波打ち量Wが小さい用紙の領域を支持する各突出部36の間隔PHよりも広くされる。
したがって、一枚の用紙でインクの付着量に偏りがある場合であっても、各突出部36の
間隔PHを個別に調整することにより、用紙支持装置30に支持される用紙の平面度の低
下を抑制することができる。
ピッチPHIが、インクの付着量の少ない用紙の領域P2に対応する突出部ピッチPHI
よりも広くされる。そして、このように決定された突出部ピッチPHIに応じて、各突出
部36の走査方向Yにおける位置を調整することにより、インクの付着量が多く、波打ち
量Wが大きい用紙の領域を支持する各突出部36の間隔PHが、インクの付着量が少なく
、波打ち量Wが小さい用紙の領域を支持する各突出部36の間隔PHよりも広くされる。
したがって、一枚の用紙でインクの付着量に偏りがある場合であっても、各突出部36の
間隔PHを個別に調整することにより、用紙支持装置30に支持される用紙の平面度の低
下を抑制することができる。
(4)また、用紙の幅方向における中央の波打ち量Wは、用紙の幅方向における外側の
波打ち量Wよりも大きくなりやすい。そこで、本実施形態では、用紙の幅方向における中
央の領域に対応する突出部ピッチPHIが、用紙の幅方向における外側の領域に対応する
突出部ピッチPHIよりも広くされる。そして、このように決定された突出部ピッチPH
Iに応じて、各突出部36の走査方向Yにおける位置を調整することにより、波打ち量W
が大きい用紙の領域を支持する各突出部36の間隔PHが、波打ち量Wが小さい用紙の領
域を支持する各突出部36の間隔PHよりも広くされる。したがって、各突出部36の間
隔PHを個別に調整することにより、用紙支持装置30に支持される用紙の平面度の低下
を抑制することができる。
波打ち量Wよりも大きくなりやすい。そこで、本実施形態では、用紙の幅方向における中
央の領域に対応する突出部ピッチPHIが、用紙の幅方向における外側の領域に対応する
突出部ピッチPHIよりも広くされる。そして、このように決定された突出部ピッチPH
Iに応じて、各突出部36の走査方向Yにおける位置を調整することにより、波打ち量W
が大きい用紙の領域を支持する各突出部36の間隔PHが、波打ち量Wが小さい用紙の領
域を支持する各突出部36の間隔PHよりも広くされる。したがって、各突出部36の間
隔PHを個別に調整することにより、用紙支持装置30に支持される用紙の平面度の低下
を抑制することができる。
(5)本実施形態の印刷装置11には、各突出部36を走査方向Yにスライド移動させ
るためのアクチュエーター60が設けられている。そのため、決定した突出部ピッチPH
Iに基づいてアクチュエーター60を駆動させることにより、各突出部36の間隔PHを
自動で調整することができる。
るためのアクチュエーター60が設けられている。そのため、決定した突出部ピッチPH
Iに基づいてアクチュエーター60を駆動させることにより、各突出部36の間隔PHを
自動で調整することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・突出部ピッチPHIを決定した場合に、当該突出部ピッチPHIをユーザーに報知し
、この突出部ピッチPHIに基づいて、ユーザーに各突出部36をスライド移動させるよ
うにしてもよい。この場合、ユーザーが各突出部36の間隔PHを突出部ピッチPHIと
等しくさせることにより、上記(1)〜(4)と同等の効果を得ることができる。こうし
た構成では、表示装置などの報知装置に突出部ピッチPHIを報知させる報知処理を実施
する制御装置70により、「報知部」の一例が構成されることとなる。
・突出部ピッチPHIを決定した場合に、当該突出部ピッチPHIをユーザーに報知し
、この突出部ピッチPHIに基づいて、ユーザーに各突出部36をスライド移動させるよ
うにしてもよい。この場合、ユーザーが各突出部36の間隔PHを突出部ピッチPHIと
等しくさせることにより、上記(1)〜(4)と同等の効果を得ることができる。こうし
た構成では、表示装置などの報知装置に突出部ピッチPHIを報知させる報知処理を実施
する制御装置70により、「報知部」の一例が構成されることとなる。
また、このように突出部36のスライド移動をユーザーに委ねる場合にあっては、アク
チュエーター60を設けず、突出部36を手動でスライド移動させるようにしてもよい。
・突出部ピッチPHIを、用紙へのインクの付着量の予測結果によらず決定するように
してもよい。こうした構成であっても、用紙の種類に基づき予測されるコックリング周期
Tに応じた値に突出部ピッチPHIを決定することにより、上記(1)と同等の効果を得
ることができる。
チュエーター60を設けず、突出部36を手動でスライド移動させるようにしてもよい。
・突出部ピッチPHIを、用紙へのインクの付着量の予測結果によらず決定するように
してもよい。こうした構成であっても、用紙の種類に基づき予測されるコックリング周期
Tに応じた値に突出部ピッチPHIを決定することにより、上記(1)と同等の効果を得
ることができる。
・用紙の幅方向における外側の領域に対応する突出部ピッチPHIを、用紙の幅方向に
おける中央の領域に対応する突出部ピッチPHIと等しくしてもよい。こうした構成であ
っても、用紙の種類に基づき予測されるコックリング周期Tに応じた値に突出部ピッチP
HIを決定することにより、上記(1)と同等の効果を得ることができる。
おける中央の領域に対応する突出部ピッチPHIと等しくしてもよい。こうした構成であ
っても、用紙の種類に基づき予測されるコックリング周期Tに応じた値に突出部ピッチP
HIを決定することにより、上記(1)と同等の効果を得ることができる。
・用紙支持装置30に設けられる突出部36のうち一部の突出部を、走査方向Yへのス
ライド移動が可能なスライド突出部36Aとし、残りの突出部を、走査方向Yへのスライ
ド移動が不能な非スライド突出部36Bとしてもよい。図6(a),(b)には、スライ
ド突出部36Aと非スライド突出部36Bとが交互に配置される用紙支持装置30の一例
が図示されている。この場合、図6(a)に示すように、スライド突出部36Aに非スラ
イド突出部36Bを接触させることにより、実際の間隔PHを広くすることができる。す
なわち、スライド突出部36Aと非スライド突出部36Bとが接触している場合、この2
つの突出部36A,36Bによって、1つの突出部が構成されることとなる。一方、図6
(b)に示すように、2つのスライド突出部36Aの中間位置に非スライド突出部36B
を配置させることにより、実際の間隔PHを狭くすることができる。
ライド移動が可能なスライド突出部36Aとし、残りの突出部を、走査方向Yへのスライ
ド移動が不能な非スライド突出部36Bとしてもよい。図6(a),(b)には、スライ
ド突出部36Aと非スライド突出部36Bとが交互に配置される用紙支持装置30の一例
が図示されている。この場合、図6(a)に示すように、スライド突出部36Aに非スラ
イド突出部36Bを接触させることにより、実際の間隔PHを広くすることができる。す
なわち、スライド突出部36Aと非スライド突出部36Bとが接触している場合、この2
つの突出部36A,36Bによって、1つの突出部が構成されることとなる。一方、図6
(b)に示すように、2つのスライド突出部36Aの中間位置に非スライド突出部36B
を配置させることにより、実際の間隔PHを狭くすることができる。
・突出部の先端の走査方向Yにおける位置を変更することができるのであれば、突出部
の移動方式は、スライド移動方式以外の他の移動方式であってもよい。例えば、搬送方向
Xに延びる支軸に突出部を回転可能に支持させ、突出部の回転角を調整することにより、
突出部の先端の走査方向Yにおける位置を調整するようにしてもよい。こうした構成であ
っても、走査方向Yで互いに隣り合う各突出部の間隔を調整することができる。
の移動方式は、スライド移動方式以外の他の移動方式であってもよい。例えば、搬送方向
Xに延びる支軸に突出部を回転可能に支持させ、突出部の回転角を調整することにより、
突出部の先端の走査方向Yにおける位置を調整するようにしてもよい。こうした構成であ
っても、走査方向Yで互いに隣り合う各突出部の間隔を調整することができる。
・印刷装置は、上記のような用紙支持装置を備えるのであれば、シリアル方式のプリン
ターに限らず、ラインヘッド方式やラテラルスキャン方式などの他の方式のプリンターで
あってもよい。また、印刷装置は、ラインプリンターやページプリンターであってもよい
。
ターに限らず、ラインヘッド方式やラテラルスキャン方式などの他の方式のプリンターで
あってもよい。また、印刷装置は、ラインプリンターやページプリンターであってもよい
。
・印刷対象となる媒体は、単票紙であってもよいし、長尺状の用紙(例えば、ロール紙
)であってもよい。また、媒体は、インクの付着によってコックリングが生じるのであれ
ば、用紙以外の他の媒体であってもよい。
)であってもよい。また、媒体は、インクの付着によってコックリングが生じるのであれ
ば、用紙以外の他の媒体であってもよい。
11…印刷装置、30…媒体支持装置の一例である用紙支持装置、36,36A,36
B…突出部、53…印刷ヘッド、60…アクチュエーター、70…制御装置(特性取得部
、間隔決定部、付着量予測部、制御部、及び報知部の一例)、P…媒体の一例である用紙
、P1…インクの付着量の多い用紙の領域、P2…インクの付着量の少ない用紙の領域、
PH…各突出部の間隔、PHI…突出部ピッチ。
B…突出部、53…印刷ヘッド、60…アクチュエーター、70…制御装置(特性取得部
、間隔決定部、付着量予測部、制御部、及び報知部の一例)、P…媒体の一例である用紙
、P1…インクの付着量の多い用紙の領域、P2…インクの付着量の少ない用紙の領域、
PH…各突出部の間隔、PHI…突出部ピッチ。
Claims (6)
- 媒体を支持する媒体支持装置と、同媒体支持装置に支持されている媒体に液体を噴射す
る印刷ヘッドと、を備え、
前記媒体支持装置には媒体を支持する複数の突出部が設けられ、同媒体の幅方向におい
て互いに隣り合う前記各突出部の間隔を調整可能に構成されている印刷装置において、
印刷対象となる媒体の特性を取得する特性取得部と、
前記特性取得部によって取得された媒体の特性に基づき、前記幅方向において互いに隣
り合う前記各突出部の間隔である突出部ピッチを決定する間隔決定部と、を備える
ことを特徴とする印刷装置。 - 前記印刷ヘッドによる液体の噴射態様は、媒体に印刷する画像に関する印刷データによ
って決定されるようになっており、
入力されている前記印刷データに基づき、媒体への液体の付着量を予測する付着量予測
部を備え、
前記間隔決定部によって決定される前記突出部ピッチは、前記付着量予測部によって予
測される媒体への液体の付着量が多いほど広い
請求項1に記載の印刷装置。 - 前記付着量予測部は、前記印刷データに基づき、液体の付着量の多い媒体の領域と、液
体の付着量の少ない媒体の領域とを把握し、
前記間隔決定部は、前記突出部ピッチを、前記媒体の領域毎に決定するようになってお
り、
液体の付着量の多い媒体の領域に対応する前記突出部ピッチは、液体の付着量の少ない
媒体の領域に対応する前記突出部ピッチよりも広い
請求項2に記載の印刷装置。 - 前記間隔決定部によって決定される前記突出部ピッチは、媒体の前記幅方向における外
側ほど狭い
請求項1に記載の印刷装置。 - 前記各突出部のうち少なくとも一部の突出部を前記幅方向に移動させるアクチュエータ
ーと、
前記間隔決定部によって決定された前記突出部ピッチに基づいて前記アクチュエーター
を駆動させる制御部と、を備える
請求項1〜請求項4のうち何れか一項に記載の印刷装置。 - 前記間隔決定部によって決定された前記突出部ピッチを報知させる報知処理を実施す
る報知部を備える
請求項1〜請求項4のうち何れか一項に記載の印刷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014158448A JP2016034730A (ja) | 2014-08-04 | 2014-08-04 | 印刷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
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