JP2016034097A - 積分回路及びad変換器 - Google Patents

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Masanori Furuta
雅則 古田
板倉 哲朗
Tetsuro Itakura
哲朗 板倉
木村 俊介
Shunsuke Kimura
俊介 木村
舟木 英之
Hideyuki Funaki
英之 舟木
剛 河田
Go Kawada
剛 河田
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Abstract

【課題】信号電流を高精度に積分することができる積分回路及びAD変換器を提供する。【解決手段】一実施形態に係る積分回路は、分流回路と、第1のスイッチと、第1の容量素子と、第2のスイッチと、第3のスイッチと、第2の容量素子と、第4のスイッチと、検出回路と、制御回路と、を備える。分流回路は、信号電流を分流する。第1のスイッチは、分流回路と一端を接続される。第1の容量素子は、第1のスイッチの他端と接続される。第2のスイッチは、第1の容量素子と並列に接続される。第3のスイッチは、分流回路と一端を接続される。第2の容量素子は、第3のスイッチの他端と接続される。第4のスイッチは、第2の容量素子と並列に接続される。検出回路は、分流回路と接続され、信号電流を検出する。制御回路は、検出回路による検出結果に応じて、第1、第2、第3、及び第4のスイッチの開閉を制御する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、積分回路及びAD変換器に関する。
従来、信号電流の電流電圧変換には、連続時間積分回路や離散時間積分回路が用いられている。従来の積分回路では、入力された信号電流をオペアンプの帰還容量に電荷として蓄積し、オペアンプの出力電圧を積分信号として観測する。これにより、電流電圧変換が実現される。
不定期に到来する信号電流を積分する積分回路では、信号電流を検出した後に積分動作が開始されるため、信号電流が実際に到来してから検出されるまでの間、到来した信号電流が積分されないという問題があった。このため、従来の積分回路では、信号電流を高精度に積分することが困難であった。
特開2002−43941号公報 特開2012−110007号公報
信号電流を高精度に積分することができる積分回路及びAD変換器を提供する。
一実施形態に係る積分回路は、分流回路と、第1のスイッチと、第1の容量素子と、第2のスイッチと、第3のスイッチと、第2の容量素子と、第4のスイッチと、検出回路と、制御回路と、を備える。分流回路は、信号電流を分流する。第1のスイッチは、分流回路と一端を接続される。第1の容量素子は、第1のスイッチの他端と接続される。第2のスイッチは、第1の容量素子と並列に接続される。第3のスイッチは、分流回路と一端を接続される。第2の容量素子は、第3のスイッチの他端と接続される。第4のスイッチは、第2の容量素子と並列に接続される。検出回路は、分流回路と接続され、信号電流を検出する。制御回路は、検出回路による検出結果に応じて、第1、第2、第3、及び第4のスイッチの開閉を制御する。
第1実施形態に係る積分回路の構成を示す図。 トリガ発生回路の一例を示す図。 トリガ発生回路の他の例を示す図。 第1実施形態に係る積分回路の動作を示すタイミングチャート。 第1実施形態に係る積分回路の動作の他の例を示すタイミングチャート。 第1実施形態に係る積分回路の動作の他の例を示すタイミングチャート。 第2実施形態に係る積分回路の構成を示す図。 第2実施形態に係る積分回路の動作を示すタイミングチャート。 第3実施形態に係る積分回路の構成を示す図。 第3実施形態に係る積分回路の動作を示すタイミングチャート。 第4実施形態に係る積分回路の構成を示す図。 第4実施形態に係る積分回路の動作を示すタイミングチャート。 第5実施形態に係る積分回路の構成を示す図。 第5実施形態に係る積分回路の動作を示すタイミングチャート。 第6実施形態に係るAD変換器を示す図。
以下、積分回路及びAD変換器の実施形態について図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
まず、第1実施形態に係る積分回路について、図1〜図6を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る積分回路の構成を示す図である。図1に示すように、本実施形態に係る積分回路は、分流回路1と、第1のスイッチS1と、第1の容量素子C1と、第2のスイッチS2と、第3のスイッチS3と、第2の容量素子C2と、第4のスイッチS4と、トリガ発生回路(検出回路)2と、制御回路3と、を備える。
分流回路1は、センサなどの外部の電流源から信号電流を入力される。分流回路1に入力される信号電流は、所定のベース電流(低周波成分)に信号成分(高周波成分)が重畳された信号であり、無信号時には、信号電流としてベース電流が入力されている。
分流回路1は、入力された信号電流を、第1の信号電流と第2の信号電流とに分流し、第1の信号電流をトリガ発生回路2へ、第2の信号電流を第1の容量素子C1及び第2の容量素子C2へ入力する。第1及び第2の信号電流は、信号電流を同一の又は異なる利得で増幅した電流である。このような分流回路1として、例えば、カレントミラー回路を用いることができる。この積分回路では、分流回路1の出力電圧が、信号電流を積分した積分信号となる。
なお、分流回路1の代わりに、トリガ発生回路2に信号電流を入力する電流源と、第1の容量素子C1及び第2の容量素子C2に信号電流を入力する電流源と、をそれぞれ備える構成も可能である。
第1のスイッチS1(以下、「スイッチS1」という)は、一端を分流回路1と接続され、他端を容量素子C1及び第2のスイッチS2と接続される。スイッチS1がオンになることにより、分流回路1と容量素子C1とが接続される。スイッチS1は、例えば、トランジスタにより形成される。
第1の容量素子C1(以下、「容量素子C1」という)は、一方の端子をスイッチS1の他端と接続され、他方の端子を接地される。容量素子C1は、スイッチS1がオンになると、分流回路1から入力された第2の信号電流により充電される。
第2のスイッチ(以下、「スイッチS2」という)は、容量素子C1と並列に接続される。スイッチS2がオンになることにより、容量素子C1の両側の端子が接続され、容量素子C1に蓄積された電荷が放電される。
第3のスイッチS3(以下、「スイッチS3」という)は、一端を分流回路1と接続され、他端を容量素子C2及び第4のスイッチS4と接続される。スイッチS3がオンになることにより、分流回路1と容量素子C2とが接続される。スイッチS3は、例えば、トランジスタにより形成される。
第2の容量素子C2(以下、「容量素子C2」という)は、一方の端子をスイッチS3の他端と接続され、他方の端子を接地される。容量素子C2は、スイッチS3がオンになると、分流回路1から入力された第2の信号電流により充電される。
第4のスイッチ(以下、「スイッチS4」という)は、容量素子C2と並列に接続される。スイッチS4がオンになることにより、容量素子C2の両側の端子が接続され、容量素子C2に蓄積された電荷が放電される。
トリガ発生回路2(検出回路)は、分流回路1と接続され、分流回路1から入力される第1の信号電流を検出する。より詳細には、トリガ発生回路2は、入力された第1の信号電流に含まれる信号成分を検出する。第1の信号電流は、分流回路1に入力された信号電流を所定の利得で増幅した信号であるから、第1の信号電流に含まれる信号成分を検出することにより、分流回路1に入力された信号電流に含まれる信号成分を検出することができる。以下では、トリガ発生回路2が第1の信号電流に含まれる信号成分を検出することを、単に、信号電流を検出すると表す。トリガ発生回路2は、信号電流を検出すると、トリガ信号を発生させ、制御回路3に入力する。
ここで、図2は、トリガ発生回路2の一例を示す図である。図2のトリガ発生回路2は、参照電流生成回路21と比較器22とを備える。
参照電流生成回路21は、参照電流を発生させる。参照電流とは、第1の信号電流に信号成分が含まれるか否かを判定するための閾値となる電流である。参照電流は、第1の信号電流に含まれるベース電流より大きくなるように設定される。これにより、第1の信号電流に含まれるノイズを信号成分と誤検出することを防ぐことができる。
比較器22は、分流回路1から第1の信号電流を入力され、参照電流生成回路21から参照電流を入力され、第1の信号電流が参照電流より大きい場合、トリガ信号を出力する。より詳細には、比較器22は、信号電流と参照電流との比較結果に応じた2値の信号を出力する。例えば、比較器22は、第1の信号電流が参照電流以下の場合Low(又はHigh)を出力し、信号電流が参照電流より大きい場合High(又はLow)を出力する。トリガ信号とは、信号電流が参照電流より大きい場合の比較器22の出力信号(上記のHigh)のことをいう。
なお、比較器22には、信号電流及び参照電流の代わりに、これらを電流電圧変換した信号電圧及び参照電圧が入力されてもよい。
図3は、トリガ発生回路2の他の例を示す図である。図3のトリガ発生回路2は、比較器22と、低域通過フィルタ23と、電圧電流変換回路24と、レベルシフト回路25と、を備える。比較器22は、図2の比較器22と同様である。
低域通過フィルタ23は、遮断周波数ω以下の周波数の電流及び電圧を通過させ、遮断周波数ωより高い周波数の電流及び電圧を減衰させる。低域通過フィルタ23は、入力端子を分流回路1と接続され、出力端子を電圧電流変換回路24及びレベルシフト回路25と接続される。以下では、低域通過フィルタ23と分流回路1との接続点の電圧、すなわち、トリガ発生回路2の入力端子の電圧をv(s)、低域通過フィルタ23と電圧電流変換回路24との接続点の電圧をv(s)という。ここでいうsは、ラプラス変数である。
電圧電流変換回路24は、入力された電圧を、所定の電圧電流変換係数Gで電流に変換して出力する。電圧電流変換回路24は、入力端子を低域通過フィルタ23及びレベルシフト回路25と接続され、出力端子を比較器22の負入力端子及び分流回路1と接続される。
レベルシフト回路25は、入力された電圧を所定の電圧だけレベルシフトして出力する。レベルシフト回路25は、入力端子を低域通過フィルタ23及び電圧電流変換回路24と接続され、出力端子を比較器22の正入力端子に接続される。したがって、レベルシフト回路25は、低域通過フィルタ23の出力電圧v(s)を、所定の電圧vthだけレベルシフトして比較器22の正入力端子に入力する。図3のトリガ発生回路2において、レベルシフト回路25により比較器22に入力される電圧が参照電圧となる。
以下、図3のトリガ発生回路2の動作を説明する。以下では、第1の信号電流をi(s)、低域通過フィルタ23の電圧関数をHLPF(s)=1/(1+s/ω)、電圧電流変換回路24の出力抵抗をrとし、電圧電流変換係数Gは、出力抵抗の逆数(1/r)より十分大きいものとする。この場合、入力端子電圧v(s)及び低域通過フィルタ23の出力電圧v(s)は以下のように表される。
(s)=i(s)r/(1+HLPF(s)・G・r
=i(s)r(1+s/ω)/(1+G・r+s/ω)・・・(1)
(s)=i(s)r/(1+G・r+s/ω)・・・(2)
式(1)から、第1の信号電流の低周波成分がほぼ1/Gで電圧に変換されるとともに、高周波成分がrで電圧に変換されることが分かる。
トリガ発生回路2に信号成分を含む信号電流が入力された場合、電流が急激に変化し、高周波成分が大きくなるため、第1の信号電流は高周波成分を強調した電圧v(s)に変換される。
一方、式(2)から、信号電流の低周波成分がほぼ1/Gで電圧に変換されるとともに、高周波成分の変換電圧が低域成分の変換電圧より小さくなることがわかる。したがって、トリガ発生回路2に入力される低周波成分は、常にほぼ一定の電圧v(s)に変換される。
このようなv(s)とv(s)+vthとを比較器22で比較することにより、トリガ発生回路2は、信号電流を容易に検出することができる。上述の通り、第1の信号電流に含まれる高周波成分は強調されるため、信号成分が小さい場合であっても、信号成分の到来時の高周波成分の増大により、信号電流を検出することができる。
また、このトリガ発生回路2では、参照電圧v(s)+vthが、信号電流の低周波成分(ベース電流)に応じて生成されるため、ベース電流が経時的に変化する場合であっても、参照電圧を当該変化に自動的に追従させることができる。したがって、ベース電流の経時的な変化による検出精度の低下を抑制することができる。
さらに、レベルシフト回路25により、電圧vthを任意の値に容易に設定することができる。
なお、トリガ発生回路2は、上述の構成に限られず、信号電流を検出可能な任意の構成から選択すればよい。
制御回路3は、トリガ発生回路2と接続され、トリガ発生回路2の出力信号を入力される。制御回路3は、トリガ発生回路2からトリガ信号を入力されると、スイッチS1〜S4の開閉を制御する制御信号を出力する。スイッチS1〜S4は、制御信号3が出力した制御信号に従って、閉状態(オン)又は開状態(オフ)となる。また、制御回路3には、クロック信号を入力される。
以下、本実施形態に係る積分回路の動作について、図4〜図6を参照して説明する。ここで、図4は、本実施形態に係る積分回路の動作を示すタイミングチャートである。図4において、φ1はスイッチS1の制御信号、φ1rはスイッチS2の制御信号、φ2はスイッチS3の制御信号、φ2rはスイッチS4の制御信号を示す。制御信号がHighの状態は、当該制御信号により制御されるスイッチがオンの状態を示し、制御信号がLowの状態は、当該制御信号により制御されるスイッチがオフの状態を示す。図4に示すように、この積分回路は、事前積分モード及び積分モードという2つの動作状態を有する。
(事前積分モード)
まず、事前積分モードについて説明する。事前積分モードは、先の積分モードの終了後、制御回路3が次のトリガ信号を入力されるまで継続する動作状態である。事前積分モードでは、2つの容量素子C1,C2が所定の時間間隔で交互に充放電されるように、スイッチS1〜S4の開閉が制御される。すなわち、制御回路3は、スイッチS1とスイッチS3とを交互に開閉し、スイッチS1がオフの期間の少なくとも一部の期間にスイッチS2をオンにし、スイッチS2がオフの期間の少なくとも一部の期間にスイッチS1をオンにし、スイッチS3がオフの期間の少なくとも一部の期間にスイッチS4をオンにし、スイッチS4がオフの期間の少なくとも一部の期間にスイッチS3をオンにする。
このような制御により、スイッチS1がオンかつスイッチS2がオフの期間に容量素子C1が充電され、スイッチS1がオフかつスイッチS2がオンの期間に容量素子C1が放電する。また、スイッチS3がオンかつスイッチS4がオフの期間に容量素子C2が充電され、スイッチS3がオフかつスイッチS4がオンの期間に容量素子C2が放電する。そして、容量素子C1,C2の充放電は交互に行われる。
例えば、制御回路3は、図4に示すように、所定の時間間隔で、スイッチS1〜S4の開閉のタイミングが同期するように制御してもよい。図4の場合、制御回路3は、スイッチS1がオフ(オン)の期間にスイッチS2をオン(オフ)にし、スイッチS3がオフ(オン)の期間にスイッチS4をオン(オフ)にし、スイッチS1がオフ(オン)の期間にスイッチS3をオン(オフ)にする。これにより、容量素子C1,C2を交互に充放電することができる。
また、制御回路3は、図5に示すように、所定の時間間隔で、スイッチS1,S2の開閉のタイミングが同期し、スイッチS3,S4の開閉のタイミングが同期し、スイッチS1,S2の開閉のタイミングとスイッチS3,S4の開閉のタイミングが所定時間ずれるように制御してもよい。すなわち、制御回路3は、スイッチS1がオフ(オン)の期間にスイッチS2をオン(オフ)にし、スイッチS3がオフ(オン)の期間にスイッチS4をオン(オフ)にし、スイッチS1がオフの期間の一部の期間にスイッチS3をオンにし、スイッチS3がオフの期間の一部の期間にスイッチS1をオンにする。これにより、容量素子C1,C2を交互に充放電することができる。
また、当該制御により、回路の短絡を防ぐことができる。図4の制御のように、スイッチS1〜S4の開閉のタイミングが一致している場合、制御信号のわずかな遅延により、スイッチS1,S2,S3(又はS1,S2,S4)がいずれもオンになる期間が生じ、回路が短絡する恐れがある。回路が短絡すると、容量素子に充電された電荷や、これから充電されるはずの電荷が放電され、第2の信号電流を正確に積分することが困難になる。図5の制御のように、スイッチS1,S3の開閉のタイミングをずらし、回路の短絡を防ぐことにより、第2の信号電流の積分精度を向上させることができる。
さらに、制御回路3は、図6に示すように、所定の時間間隔で、スイッチS1,S3の開閉のタイミングが同期し、スイッチS1,S3の開閉のタイミングとスイッチS2,4の開閉のタイミングが所定時間ずれ、スイッチS2,S4の開閉のタイミングが所定時間ずれるように制御してもよい。すなわち、制御回路3は、スイッチS1がオフの期間の一部の期間にスイッチS2をオンにし、スイッチS2がオフの期間の一部の期間にスイッチS1をオンにし、スイッチS3がオフの期間の一部の期間にスイッチS4をオンにし、スイッチS4がオフの期間の一部の期間にスイッチS3をオンにし、スイッチS1がオフ(オン)の期間にスイッチS3をオン(オフ)にする。これにより、容量素子C1,C2を交互に充放電することができる。
また、当該制御により、回路の短絡を防ぎつつ、不感帯をなくすことができる。ここでいう不感帯とは、第2の信号電流がいずれの容量素子にも充電されない期間のことである。図5の制御のように、スイッチS1,S3の開閉のタイミングが所定時間ずれている場合、スイッチS1,S3が両方オフになる期間、すなわち、不感帯が発生する。不感帯では、第2の信号電流が積分されないため、積分精度の向上が妨げられる恐れがある。しかしながら、図6の制御によれば、スイッチS1,S3の開閉のタイミングが同期しているため、不感帯が発生しない上に、スイッチS1,S3の開閉のタイミングとスイッチS2,S4の開閉のタイミングとが所定時間ずれているため、回路の短絡も防ぐことができる。したがって、図6の制御によれば、積分精度を向上させることができる。
なお、図4〜図6において、スイッチS1〜S4の開閉は、1クロックごとに制御されているがこれに限られない。制御回路3は、スイッチS1〜S4を任意の時間間隔で制御することができる。
(積分モード)
次に、積分モードについて説明する。積分モードは、制御回路3がトリガ信号を入力されてから、所定期間が経過するまで継続する動作状態である。積分モードでは、2つの容量素子C1,C2の両方が所定の期間充電されるように、スイッチS1〜S4の開閉が制御される。すなわち、制御回路3は、図4に示すように、スイッチS1,S3をオンにし、スイッチS2,S4をオフにする。
このような制御により、容量素子C1,C2が第2の信号電流により充電される。積分モードの継続期間は、想定される信号電流の大きさや、容量素子C1,C2の容量に応じて予め設定される。
積分モードの継続期間が経過すると、制御回路3は、スイッチS1,S3をオフにし、スイッチS2,S4をオンにし、容量素子C1,C2をいずれも放電する。その後、再び事前積分モードが開始される。
以上説明した通り、本実施形態に係る積分回路によれば、信号成分を含む信号電流が入力されてから検出されるまでの間の信号電流は、事前積分モードにおいて容量素子C1又は容量素子C2に充電(積分)される。したがって、信号成分検出後に積分を開始する従来の積分回路に比べて、信号電流を高精度に積分することができる。
なお、本実施形態では、積分回路は容量素子を2つ備えたが、3つ以上の容量素子を備える構成も可能である。この場合、例えば、制御回路3は、複数の容量素子Cn(n≧3)が、順番に1つずつ充放電を行うように制御すればよい。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態に係る積分回路について、図7,8を参照して説明する。図7は、本実施形態に係る積分回路を示す図である。図7に示すように、本実施形態に係る積分回路は、第5のスイッチS5と、第3の容量素子C3とをさらに備える。他の構成は第1実施形態に係る積分回路と同様である。
第5のスイッチS5(以下、「スイッチS5」という)は、一端を分流回路1と接続され、他端を第3の容量素子C3と接続される。スイッチS5がオンになることにより、分流回路1と第3の容量素子C3とが接続される。スイッチS5は、例えば、トランジスタにより形成される。スイッチS5は、制御回路3からの制御信号φintにより開閉を制御される。
第3の容量素子C3(以下、「容量素子C3」という)は、一方の端子をスイッチS5の他端と接続されており、他方の端子を接地されている。また、容量素子C3は、容量素子C1,C2より大きな容量を有する。
図8は、本実施形態に係る積分回路の動作を示すタイミングチャートである。図8に示すように、事前積分モードでは、スイッチS5は常時オフあり、スイッチS1〜S4は第1実施形態と同様に制御される。したがって、容量C1,C2により第2の信号電流の積分が交互に行われる。
一方、積分モードでは、制御回路3にトリガ信号が入力された時点でオフのスイッチS1又はスイッチS3の代わりに、スイッチS5がオンにされる。すなわち、積分モードでは、スイッチS1〜S4は、トリガ信号が入力された時点の開閉状態を維持する。これにより、積分モードでは、容量素子C1又は容量素子C2と、容量素子C3と、により、第2の信号電流が積分される。
積分モードの継続期間が経過すると、制御回路3は、スイッチS1,S3,S5をオフにし、スイッチS2,S4をオンにし、容量素子C1又は容量素子C2と、容量素子C3と、を放電する。その後、再び事前積分モードが開始される。
ここで、信号電流Isigが一定の場合の積分回路の動作について考える。事前積分モードにおける信号電流Isigの積分時間をΔT、ΔTを含む全積分時間をTとすると、信号電流Isigの全積分電荷Qtは、Qt=Isig×T、事前積分モードにて積分される電荷Qpは、Qp=Isig×ΔTとなる。仮に、T=α×ΔT(α>1)、積分回路の出力電圧の最大値をN(V)とすると、Qtを積分するために必要な積分回路全体の容量Ctは、Ct=Qt/Nとなり、Qpを積分するために必要な容量素子C1,C2の容量Cpは、Cp=Qp/N=Ct/αとなる。
本実施形態に係る積分回路では、容量素子C1(又は容量素子C2)の容量Cpと容量素子C3の容量との和がCtであるから、容量素子C3の容量は(α−1)Cpとなる。したがって、本実施形態の場合、積分回路全体の容量は、Cp+Cp+(α−1)Cp=(α+1)Cpとなる。これに対して、第1実施形態に係る積分回路の場合、容量素子C1,C2の容量がいずれもCt=α×Cpであることが必要となるから、積分回路全体の容量は2α×Cpとなる。
(α+1)Cp<2α×Cpであるから、本実施形態に係る積分回路によれば、積分回路全体の容量を低減することができる。これにより、回路面積の縮小が可能となる。また、容量素子C1,C2の容量を低下させることにより、各スイッチのオン抵抗と容量素子C1,C2の容量との積である時定数を低下させ、積分回路の応答速度を向上させることができる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態に係る積分回路について、図9,10を参照して説明する。図9は、本実施形態に係る積分回路を示す図である。図9に示すように、本実施形態に係る積分回路は、第6のスイッチS6と、増幅器4と、第4の容量素子C4と、第7のスイッチS7とを備える。他の構成は、第1実施形態に係る積分回路と同様である。
第6のスイッチS6(以下、「スイッチS6」という)は、一端を分流回路1と接続され、他端を増幅器4の負入力端子と、第4の容量素子C4と、第7のスイッチS7と接続される。スイッチS6がオンになることにより、分流回路1と増幅器4の負入力端子及び第4の容量素子C4が接続される。スイッチS6は、例えば、トランジスタにより形成される。スイッチS6は、制御回路3からの制御信号φintにより開閉を制御される。
増幅器4は、負入力端子をスイッチS6の他端、第4の容量素子C4、及び第7のスイッチS7と接続され、正入力端子を接地される。増幅器4の出力電圧が、この積分回路の積分信号となる。
第4の容量素子C4(以下、「容量素子C4」という)は、一方の端子をスイッチS6の他端、増幅器4の負入力端子、及び第7のスイッチS7の一端と接続され、他方の端子を第7のスイッチS7の他端及び増幅器4の出力端子とされる。すなわち、容量素子C4は、増幅器4の負入力端子と出力端子との間に並列に接続されている。
第7のスイッチS7(以下、「スイッチS7」という)は、一端をスイッチS6の他端、増幅器4の負入力端子、及び容量素子C4の一方の端子と接続され、他端を容量素子C4の他方の端子及び増幅器4の出力端子と接続される。すなわち、スイッチS7は、増幅器4の負入力端子と出力端子との間に、容量素子C4と並列に接続されている。スイッチS7がオンになることにより、スイッチS6の他端及び増幅器4の負入力端子と、増幅器4の出力端子とが接続される。スイッチS7は、例えば、トランジスタにより形成される。スイッチS7は、制御回路3からの制御信号φresにより開閉を制御される。
図10は、本実施形態に係る積分回路の動作を示すタイミングチャートである。図10に示すように、この積分回路は、事前積分モード、積分モード、及び転送モードという3つの動作状態を有する。
事前積分モード及び積分モードにおいて、制御回路3は、スイッチS6をオフにし、スイッチS7をオンにする。これにより、増幅器4及び容量素子C4が分流回路1から電気的に分離されるとともに、容量素子C4が短絡され、放電された状態となる。事前積分モードにおいて、スイッチS1〜S4の動作は、第1実施形態と同様である。
転送モードは、積分モードの終了後、所定時間継続する動作状態である。積分モードが終了すると、制御回路3は、スイッチS7をオフにし、所定時間ずらしてスイッチS6をオンにする。これにより、容量素子C1,C2と増幅器4の出力端子との短絡を防ぐことができる。他のスイッチS1〜S4は、積分モードにおける開閉状態を維持する。
スイッチS6がオンになると、増幅器4に負帰還がかかっているため、容量素子C1,C2に充電された電荷が容量素子C4に転送され、容量素子C4が充電される。電荷の転送は、負帰還の原理より、積分器4の負入力端子の電圧VinがVin=1/(1+Av)となった時点で完了する。ここで、Avは、積分器4の有限利得である。
転送モードの継続時間は、信号電流の大きさや各容量素子の容量に応じて予め設定される。当該継続時間は、電荷の転送が完了するまでに要する時間より長くてもよいし、短くてもよい。転送モードの継続時間が転送完了までの時間より短い場合、未転送の電荷により積分に誤差が生じ得る。しかし、この誤差による積分精度への影響は、事前積分モードによる積分精度の向上に比べて小さい。
転送モードの継続時間が経過すると、制御回路3は、スイッチS6をオフにし、所定時間ずらしてスイッチS7をオンにする。これにより、容量素子C1,C2と増幅器4の出力端子との短絡を防ぐとともに、容量素子C4を放電することができる。その後、次のトリガ信号が入力されるまで、積分回路は、事前積分モードで動作する。
以上説明した通り、本実施形態に係る積分回路によれば、増幅器4を介して積分回路と外部負荷とが接続される。増幅器4は出力インピーダンスが低いため、積分回路の駆動能力が向上し、インピーダンスの低い外部負荷を接続した場合であっても、信号電流を高精度に積分することができる。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態に係る積分回路について、図11,12を参照して説明する。図11は、本実施形態に係る積分回路を示す図である。図11に示すように、本実施形態に係る積分回路は、第8のスイッチS8を備える。他の構成は、第3実施形態に係る積分回路と同様である。
第8のスイッチS8(以下、「スイッチS8」という)は、一端を分流回路1と接続され、他端をスイッチS1,S3,S6の一端と接続される。スイッチS8がオンになることにより、分流回路1が容量素子C1,C2,C4などと接続される。スイッチS8は、例えば、トランジスタにより形成される。スイッチS8は、制御回路3からの制御信号φint2により開閉を制御される。
図12は、本実施形態に係る積分回路の動作を示すタイミングチャートである。図12に示すように、スイッチS8は、開閉のタイミングがスイッチS6と同期しており、スイッチS6がオフの期間中にオンになり、スイッチS6がオンの期間中にオフになる。したがって、スイッチS8は、容量素子C1,C2から容量素子C4への電荷の転送中にオフになり、電荷の転送中に分流回路1が容量素子C1,C2,C4と電気的に分離される。他のスイッチS1〜S4,S6,S7の動作は、第3実施形態と同様である。
分流回路1の出力インピーダンスが低い場合、増幅器4の負入力端子と分流回路1の出力端子が接続されていると、増幅器4による負帰還が十分に働かず、電荷の転送が抑制され、積分精度が低下する恐れがある。しかし、本実施形態に係る積分回路によれば、電荷の転送中に分流回路1が電気的に分離されるため、積分精度の低下を防ぐことができる。また、電荷の転送中に入力される信号電流が積分されることにより生じる積分精度のばらつきを抑制することができる。
(第5実施形態)
次に、第5実施形態に係る積分回路について、図13,14を参照して説明する。図13は、本実施形態に係る積分回路を示す図である。図13に示すように、本実施形態に係る積分回路は、第2実施形態に係る積分回路と第3実施形態に係る積分回路とを組み合わせた構成であり、第2実施形態におけるスイッチS5と、第3実施形態におけるスイッチS6とが兼用されている。
図14は、本実施形態に係る積分回路の動作を示すタイミングチャートである。図14に示すように、事前積分モードにおけるスイッチS1〜S7の動作は第4実施形態と同様である。
トリガ信号の入力により、事前積分モードが終了すると、制御回路3は、スイッチS7をオンにし、所定時間ずらしてスイッチS6をオフにする。積分モードでは、各容量素子の充電と、容量素子C4への電荷の転送が同時に行われる。スイッチS6,S7の開閉のタイミングをずらすことにより、容量素子C1,C2と増幅器4の出力端子との短絡を防ぐことができる。積分モードにおけるスイッチS1〜S4は、第2実施形態と同様に動作し、事前積分モードにおける開閉状態を維持する。
積分モードの継続時間が経過すると、制御回路3は、スイッチS6をオフにし、所定時間ずらしてスイッチS7をオンにする。これにより、容量素子C1,C2と増幅器4の出力端子との短絡を防ぐとともに、容量素子C4を放電することができる。その後、次のトリガ信号が入力されるまで、積分回路は、事前積分モードで動作する。
以上のような構成により、積分回路全体の容量を低減し、回路面積を縮小することができるとともに、積分回路の応答速度を向上させることができる。また、増幅器4を介して積分した電圧を出力することにより、積分回路の駆動能力を向上させることができる。
(第6実施形態)
次に、第6実施形態として、上述の各実施形態に係る積分回路を備えるAD変換器について、図15を参照して説明する。図15は、本実施形態に係るAD変換器を示すブロック図である。図15に示すように、AD変換回路は、積分回路と、AD変換回路ADCとを備える。
積分回路は、信号電流として、AD変換の対象となるアナログ信号を入力される。積分回路は、信号電流を積分し、生成した積分信号を後段に接続されたAD変換回路ADCに入力する。なお、図15におけるクロックは、積分回路の制御回路3に入力されるクロック信号を示す。
AD変換回路ADCは、積分回路から入力された積分信号をデジタル変換し、生成したデジタル信号を出力する。AD変換回路ADCによるデジタル変換の方法は任意である。
本実施形態に係るAD変換器は、積分回路により高精度に積分されたアナログ信号をデジタル変換するため、出力するデジタル信号に対する外乱による影響が抑制される。したがって、後段のシステムへの信号の受け渡しがロバストになる。
なお、本発明は上記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記各実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることによって種々の発明を形成できる。また例えば、各実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除した構成も考えられる。さらに、異なる実施形態に記載した構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1:分流回路、2:トリガ発生回路、3:制御回路、4:増幅器、21:参照電流生成回路、22:比較器、23:低域通過フィルタ、24:電圧電流変換回路、25:レベルシフト回路、C1:第1の容量素子、C2:第2の容量素子、C3:第3の容量素子、C4:第4の容量素子、S1:第1のスイッチ、S2:第2のスイッチ、S3:第3のスイッチ、S4:第4のスイッチ、S5:第5のスイッチ、S6:第6のスイッチ、S7:第7のスイッチ、S8:第8のスイッチ、ADC:AD変換回路

Claims (11)

  1. 信号電流を分流する分流回路と、
    前記分流回路と一端を接続された第1のスイッチと、
    前記第1のスイッチの他端と接続された第1の容量素子と、
    前記第1の容量素子と並列に接続された第2のスイッチと、
    前記分流回路と一端を接続された第3のスイッチと、
    前記第3のスイッチの他端と接続された第2の容量素子と、
    前記第2の容量素子と並列に接続された第4のスイッチと、
    前記分流回路と接続され、前記信号電流を検出する検出回路と、
    前記検出回路による検出結果に応じて、前記第1、第2、第3、及び第4のスイッチの開閉を制御する制御回路と、
    を備える積分回路。
  2. 前記制御回路は、前記検出回路により前記信号電流が検出されない場合、前記第1及び第2の容量素子が交互に充放電されるように、前記第1、第2、第3、及び第4のスイッチを開閉する
    請求項1に記載の積分回路。
  3. 前記制御回路は、前記検出回路により前記信号電流が検出されない場合、前記第1及び第3のスイッチを交互に開閉し、前記第1のスイッチがオフの期間の少なくとも一部の期間に前記第2のスイッチをオンにし、前記第2のスイッチがオフの期間の少なくとも一部の期間に前記第1のスイッチをオンにし、前記第3のスイッチがオフの期間の少なくとも一部の期間に前記第4のスイッチをオンにし、前記第4のスイッチがオフの期間の少なくとも一部の期間に前記第3のスイッチをオンにする
    請求項1又は請求項2に記載の積分回路。
  4. 前記制御回路は、前記検出回路により前記信号電流が検出された場合、前記第1及び第2の容量素子が所定期間充電されるように前記第1、第2、第3、及び第4のスイッチを開閉する
    請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の積分回路。
  5. 前記分流回路と一端を接続され、前記制御回路により開閉を制御される第5のスイッチと、
    前記第5のスイッチの他端と接続された第3の容量素子と、
    をさらに備える
    請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の積分回路。
  6. 前記制御回路は、前記検出回路により前記信号電流が検出された場合、前記第1又は第2の容量素子と、前記第3の容量素子と、が所定期間充電されるように前記第1、第2、第3、第4、及び第5のスイッチを開閉する
    請求項5に記載の積分回路。
  7. 前記分流回路と一端を接続され、前記制御回路により開閉を制御される第6のスイッチと、
    前記第6のスイッチの他端と負入力端子を接続された増幅器と、
    前記増幅器の出力端子と負入力端子との間に接続された第4の容量素子と、
    前記第4の容量素子と並列に接続され、前記制御回路により開閉を制御される第7のスイッチと、
    をさらに備える
    請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の積分回路。
  8. 前記制御回路は、前記検出回路により前記信号電流が検出された場合、前記第1及び第2の容量素子が所定期間充電された後、前記第1及び第2の容量素子により、前記第4の容量素子が充電されるように、前記第1、第2、第3、第4、第6、及び第7のスイッチを制御する
    請求項7に記載の積分回路。
  9. 前記分流回路と、前記第1、第3、及び第6のスイッチと、の間に接続され、前記制御回路により開閉を制御される第8のスイッチをさらに備える
    請求項8に記載の積分回路。
  10. 前記制御回路は、前記第4の容量素子の充電中に、前記第8のスイッチをオフにする
    請求項9に記載の積分回路。
  11. 請求項1〜請求項10のいずれか1項に係る積分回路と、
    前記積分回路の出力信号をAD変換するAD変換回路と、
    を備えるAD変換器。
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