JP2016033785A - 光学的情報読取装置、光学的情報読取方法およびプログラム - Google Patents

光学的情報読取装置、光学的情報読取方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】読み取り成功率を達成可能なワークの搬送速度を求めるためのユーザの負担を軽減する。【解決手段】リーダ部は、ラインを搬送されるワークに設けられているコードを撮像する撮像素子31と、撮像素子31により取得された画像データをデコードするデコード部53を備えている。演算部63は、撮像素子31の露光時間と、デコード部53でデコード可能な画像データにおけるコードの最大許容ぶれ量とに基づき、コードをデコード可能なワークの最大搬送速度を演算する。【選択図】図9

Description

本発明は情報を光学的に読み取る光学的情報読取装置、光学的情報読取方法およびプログラムに関する。
バーコードやQRコード(登録商標)などの2次元コードを読み取る2次元コードリーダ(以下、リーダと称す。)は広く普及している。このようなリーダの一例が特許文献1に記載されている。
特開2011−76519号公報
生産ラインを搬送されるワークの2次元コードを読み取るために、生産ラインにリーダが設置されることもある。この場合、搬送ベルトによってワークを搬送し、リーダのところで搬送ベルトを停止して読み取りを行う方法と、搬送ベルトでワークを搬送しながら読み取りを行う方法とがある。前者は露光時間を長くできるため、読み取り成功率が向上するが、単位時間当たりの読み取り個数は少なくなる。後者は単位時間当たりの読み取り個数を増加できる利点があるが、露光時間を長くできないため、読み取り成功率が低下する。ある程度の搬送速度までであれば2次元コードの読み取り画像の撮影ブレは小さい。そのため、リーダは2次元コードの読み取り結果に誤り訂正を行うことでデコードに成功するだろう。しかし、従来は、所望の読み取り成功率を達成可能な最速の搬送速度を求めるために、ユーザが搬送ベルトの搬送速度を徐々に上げながらワークの読み取りテストを実行しなければならなかった。そのため、搬送速度を決定するのに多大な時間を要していた。
そこで、本発明は、所望の読み取り成功率を達成可能なワークの搬送速度を求めるためのユーザの負担を軽減することを目的とする。
本発明によれば、たとえば、
ラインを搬送されるワークに設けられているコードを撮像する撮像手段と、
前記撮像手段により取得された画像データをデコードするデコード手段と、
前記撮像手段の露光時間と、前記デコード手段でデコード可能な前記画像データにおける前記コードの最大許容ぶれ量とに基づき、前記コードをデコード可能な前記ワークの最大搬送速度を演算する演算手段と
を有することを特徴とする光学的情報読取装置が提供される。
また本発明によれば、たとえば、
ラインを搬送されるワークに設けられているコードを撮像する撮像手段と、
前記撮像手段により取得された画像データをデコードするデコード手段と、
前記ワークの搬送方向における前記撮像手段の視野範囲の長さから前記ワークの搬送方向における前記コードの長さを減算して差を求め、当該差を、前記視野範囲を前記コードが通過しているときに当該コードを撮像してデコードする回数と当該コードを撮像してデコードするのに要する処理時間とで除算することで、前記ワークの上限搬送速度を演算する演算手段と
を有することを特徴とする光学的情報読取装置が提供される。
本発明によれば、読み取り成功率を達成可能なワークの搬送速度を求めるためのユーザの負担を軽減することができる。
光学的情報読取装置を示す図 ぶれ量の異なる2次元コードの一例を示す図 コードとリーダの視野範囲との関係を示す図 視野距離を求める方法を説明する図 コードサイズの算出方法を説明する図 読取条件がデコード結果に与える影響を示す図 読取条件がデコード結果に与える影響を示す図 チューニング方法を指定するためのユーザインタフェースを示す図 リーダの電子的な構成を示すブロック図 コンピュータの電子的な構成を示すブロック図 搬送速度と撮像回数を表示するユーザインタフェースを示す図 搬送速度の決定方法を示すフローチャート 許容深度を説明する図 許容深度の決定方法を説明する図
以下に本発明の一実施形態を示す。以下で説明される個別の実施形態は、本発明の上位概念、中位概念および下位概念など種々の概念を理解するために役立つであろう。また、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲によって確定されるのであって、以下の個別の実施形態によって限定されるわけではない。
図1はリーダシステム(光学的情報読取装置)の一例を示す図である。ライン1は検査対象物であるワーク2を搬送する搬送ベルトなどである。リーダ3は2次元コードを読み取ってデコードする2次元コードリーダである。なお、リーダ3自体も狭義の光学的情報読取装置である。プログラマブル・ロジック・コントローラ(PLC5)はライン1やリーダ3を制御する制御装置である。コンピュータ4はリーダ3に対して動作条件などを設定したり、リーダ3からデコード結果などを取得して表示したりする情報処理装置である。
<最大許容ぶれ量>
図2はぶれ量の異なる2次元コードの一例を示している。コード21aはワーク2を静止させた状態で撮像して得られたコード画像である。コード21bは所望の読み取り成功率を達成可能な最大搬送速度vmaxで搬送したときに撮像されたコード画像である。なお、搬送速度は移動速度と呼ばれてもよい。コード21bは読み取りに失敗するほど高速でワーク2を搬送しながら撮像して得られたコード画像である。コード21bのように多少のぶれが存在しても誤り訂正機能等によって正しくデコードは実行可能である。ここでは所望の読み取り成功率を達成可能なぶれ量を最大許容ぶれ量と呼ぶことにする。最大許容ぶれ量cは、たとえば、2次元コードを構成している最小の単位であるセル22の個数で表現されてもよい。最大許容ぶれ量cは、予め工場出荷時に求められ、リーダ3のROM等の記憶装置に記憶されているものとする。
1回の読み取り(ワーク2を1回撮像し、得られた画像をデコードすること)を行うときのワーク2の最大搬送速度vmaxは次式から算出可能である。
vmax = c / t ・・・(1)
ここでtは露光時間である。露光時間tはリーダ3の設置環境によって変化する値である。最大許容ぶれ量cは既知であるため、露光時間tが設置環境に応じて決定されれば最大搬送速度vmaxが算出可能となる。
<複数回読み取りにおける最大搬送速度(上限搬送速度)>
ところで、2次元コードがリーダ3の撮影視野範囲を通過するときに複数回の読み取りを実行することも可能である。複数回の読み取りを実行することでより正確に2次元コードをデコードすることが可能だからである。
図3は2次元コードとリーダ3の視野範囲30との関係を示す図である。ここでは横方向(水平方向)に2次元コード21が付与されたワーク2が搬送されるものと仮定する。つまりワーク2の搬送方向と視野範囲30の水平方向とが平行になっていると仮定している。図3が示すように水平方向における視野範囲30の長さを視野距離hと呼び、水平方向における2次元コード21の長さをコードサイズCSと呼ぶことにする。この場合、2次元コード21の全体が欠けることなく、視野範囲30に滞在する距離はh−CSである。ここで、2次元コードが視野範囲30に滞在している間に2次元コードを読み取り可能な回数RCは次式により算出可能である。
RC = ST / RT ・・・(2)
ここで、RTは1回の読み取りに係る処理時間(読み取り時間)であり、STはコードが視野範囲30に滞在する時間(滞在時間)である。読み取り時間RTはリーダ3に固有の値であり、既知である。また、滞在時間STは次式により算出可能である。
ST = (h−CS)/v ・・・(3)
ここでvはRC回の読み取りを実行する際の上限搬送速度である。式(2)、(3)から上限搬送速度vは式(4)により算出可能である。
v = (h−CS)/(RC・RT) ・・・(4)
ここで上限搬送速度vは上述した最大搬送速度vmax以下でなければならない。よって、最大読み取り回数RCmaxは次式を満たすRCのうち最大の整数として算出される。
vmax >= (h−CS)/(RC・RT) ・・・(5)
(5)式で求まったRCmaxを(4)式のRCに代入することで上限搬送速度vが算出される。なお、(4)式のvにvmaxを代入し、読み取り回数RCを算出してもよい。
RC = (h−CS)/(vmax・RT) ・・・(5)’。
<視野距離hとコードサイズCSの算出方法>
上述した視野距離hとコードサイズCSはユーザによって手入力されてもよいが、リーダ3が算出すればユーザにとって便利であろう。
図4は視野距離hを求める方法を説明する図である。リーダ3からワーク2までの距離を設置距離dと呼ぶことにする。θはリーダ3の光学系の画角であり、既知である。設置距離dはユーザがスケールを使って測定して入力してもよいし、リーダ3が算出してもよい。レーザ測距装置がリーダ3に搭載されていれば、それによって設置距離dが測定されてもよい。また、オートフォーカス(AF)機構を備えたリーダ3ではワーク2の2次元コードに合焦した状態における合焦用レンズの位置(AF用モータのステップ数や回転量など)や屈折率(液体レンズへの印加電圧など)の調整量Δが設置距離dに換算されてもよい。これは予め調整量Δと設置距離dとの換算式または換算テーブルなどを用意しておくことで、容易に実現可能である。このようにして求められた設置距離dを式(6)に代入することで、視野距離hが演算される。
h = 2d・tan(θ/2) ・・・(6)
図5はコードサイズCSの算出方法を説明する図である。リーダ3が出力する横サイズと画像の縦サイズは、1280×768画素のごとく、既知である。また、読取画像において2次元コード21が何画素で構成されているかは容易にカウントできる。さらに、視野距離hは読取画像32の横サイズに対応している。よって、コードサイズCSは次式から算出可能である。
CS = (h / HP)× n ・・・(7)
ここでnは読取画像32において2次元コード21を構成している横方向の画素数である。
このように1回読み取り行うときの最大搬送速度vmaxや複数回読み取りを行うときの上限搬送速度vはリーダ3が求めることができるため、ユーザの負担を大幅に軽減できるであろう。
<読取条件制御(チューニング)>
リーダ3は2次元コードのデコードに成功するように各種の読み取り条件を調整する。ここでは、読み取り条件のうち、露光時間とゲインとの関係を説明する。ゲインとはデジタル画像処理によって画像の明るさを増幅する率(増幅率または倍率とも呼ばれる)のことである。
図6が示すように、露光時間が長くなると、2次元コードの読み取り画像は明るくなるものの、ぶれが発生するため、リーダ3はデコードには失敗してしまう。露光時間が適切であれば、2次元コードの読み取り画像の明るさも十分なまま、ぶれも発生しないため、リーダ3はデコードに成功する。露光時間が短くなると、2次元コードの読み取り画像にぶれは発生しないが、読み取り画像が暗くなるため、リーダ3はデコードには失敗してしまう。
図7が示すように露光時間を短めに設定し、かつ、ゲインを高めに設定すると、2次元コードの読み取り画像は明るくなり、ぶれも発生しないが、読取画像のノイズ成分も増幅されてしまうため、リーダ3はデコードには失敗してしまう。露光時間を長めに設定し、かつ、ゲインを低めに設定すると、2次元コードの読み取り画像は明るくなるが、画像にぶれが発生しやすくなり、リーダ3はデコードには失敗してしまう。
よって、露光時間とゲインとが適切に調整される必要がある。本実施形態ではワーク2を搬送したままリーダ3で2次元コードを読み取ることをターゲットにしている。そのため、露光時間については予めぶれが生じない程度の短い露光時間が指定され、固定されるものとする。その一方でゲインについては可変とし、リーダ3が適切なゲインを探索するものとする。
図8はワーク2が移動体である場合のチューニング方法を指定するためのユーザインタフェース(UI)の一例を示す図である。UI40はたとえばコンピュータ4のディスプレイに表示される。UI40にはワーク2が移動体である場合の明るさ調整方法の指定部41と、ワーク2が移動体である場合の露光時間の指定部42とが設けられている。ユーザが露光時間を指定することで、リーダ3はその露光時間に対応した適切なゲインを算出する。
<制御ユニット>
図9はリーダ3の電子的な構成を示すブロック図である。リーダ3のカメラ部(撮像手段)は、撮像素子31、光学系50、AF機構51、照明部52などを有している。撮像素子31は光学系50を通して結像した2次元コードの画像を電気的な信号に変換するCCDやCMOS等のイメージセンサである。AF機構51は光学系50のうち合焦用のレンズの位置や屈折率を調整する機構である。照明部52は1つ以上の発光素子を有し、2次元コードを照明するユニットである。
デコード部53は撮像素子31によって取得された2次元コードの画像データ72をデコードしてデコード結果71を記憶部70に書き込むユニットである。通信部54はPLC5やコンピュータ4と通信するユニットである。通信部54は、たとえば、PLC5と通信するI/O部、RS232Cなどのシリアル通信部、無線LANや有線LANなどのネットワーク通信部などを備えていてもよい。
表示部55は画像表示装置やインジケータ用の発光素子を備えている。表示部55は、たとえば、2次元コードのデコード結果71である文字列、読み取り成功率(複数回読み取り処理を実行したときの平均読み取り成功率)、マッチングレベル(読み取りのしやすさを示す読取余裕度)、PPC(2次元コードを構成する1つのセルが画像データにおいていくつの画素に相当するかを示す値:ピクセル・パー・セル)などを表示してもよい。とりわけ、本実施形態の表示部55は最大搬送速度vmax、上限搬送速度v、ワーク2が視野範囲30内に滞在する間に2次元コードを撮像してデコード可能な回数RCを表示する表示手段として機能してもよい。なお、これらの情報はコンピュータ4などのディスプレイに表示されてもよい。入力部56はスイッチなどの入力操作を受け付けるユニットである。
制御ユニット60はリーダ3の各部を統括的に制御するユニットである。制御ユニット60は様々な機能を搭載しているが、これらは論理回路により実現されてもよいし、ソフトウエアを実行することによって実現されてもよい。オートフォーカス制御部(AF制御部)61はAF機構51を制御するユニットである。撮像制御部62は、上述したゲインを調整したり、照明部52の照明光の光量を制御したり、撮像素子31の露光時間(シャッタースピード)を制御したりするユニットである。
演算部63は様々な演算処理を実行する。たとえば、演算部63はデコード結果や画像データなどを用いて、読み取り成功率やマッチングレベル、PPCを演算する。もちろんこれらの演算は、デコード部53など、演算部63以外のユニットで実行されてもよい。設定部64は通信部54のIPアドレスなどを設定するユニットである。演算部63は最大搬送速度vmax、上限搬送速度v、デコード可能な回数RCを演算してもよい。また、これらの演算はコンピュータ4で実行されてもよい。
チューニング部65は、読取条件制御手段であり、露光時間や照明光量、ゲインなどの撮像条件やデコード部53における画像処理条件(フィルタの係数など)を制御するユニットである。ライン1を搬送されるワーク2に対する外光の影響などで適切な撮像条件や画像処理条件は変化する。よって、チューニング部65は、より適切な読取条件を探索して、AF制御部61や撮像制御部62、デコード部53を設定する。
UI管理部66は、表示部55に画像データを表示したり、入力部56からのユーザ指示を受け付けたり、インジケータの点灯を制御したりするユニットである。たとえば、表示部55は、最大搬送速度vmax、上限搬送速度v、デコード可能な回数RCの演算に必要な情報を入力するためのUIを表示部55に表示させたり、最大搬送速度vmax、上限搬送速度v、デコード可能な回数RCを表示するためのUIを作成し、表示部55に表示させたりする。
記憶部70は、メモリなどの記憶装置であり、デコード部53によって取得されたデコード結果71、撮像素子31によって取得された画像データ72、コンピュータ4などの設定装置によってリーダ3に設定されたデータや設定部64により設定されたデータである設定データ73などを記憶する。
図10はコンピュータ4の機能を示すブロック図である。リーダ3を小型化すると、リーダ3の表示部55や入力部56だけではリーダ3のすべての機能を設定することが難しくなる。そこで、一部の設定データ73についてはコンピュータ4で作成してリーダ3に転送してもよい。CPU80は記憶部90に記憶されているプログラムに基づきコンピュータ4が備えている各部を制御するユニットである。演算部81の一機能であるUI制御部83はリーダ3の撮像条件などを設定するためのユーザインタフェースやリーダ3が出力するデコード結果71、画像データ72などを表示するためのユーザインタフェースを生成し、表示部84に表示させる。たとえば、UI制御部83は、図8に示したようなUI40を作成して表示部84表示させてもよいし、図11に示したようなUI110を作成して表示部84表示させてもよい。UI110はワーク2の搬送速度を表示する表示エリア111と、撮像回数の表示エリア112と、撮像回数の指定部113とを含んでいる。搬送速度は、たとえば、最大搬送速度vmaxおよび上限搬送速度vの少なくとも一方である。UI制御部83は指定部113に対する指示に応じて、撮像回数を1回ずつ増加させたり、低下させたりする。演算部81は様々な演算を実行するユニットである。リーダ3の演算部63が実行する演算のすべてまたは一部は演算部81が実行してもよい。通信部86はリーダ3の通信部54と有線または無線で接続し、デコード結果71や画像データ72を受信したり、設定部82で生成された設定データ73を送信したりする。記憶部90は、メモリやハードディスクドライブ(HDD)、ソリッドステートドライブ(SSD)などである。
<フローチャート>
ここでは図12を用いてリーダ3の制御ユニット60が実行する各工程について説明する。なお、各工程はコンピュータ4のCPU80がリーダ3を制御しつつ実行してもよい。予めリーダ3の光軸上に2次元コードを付与されたワーク2が置かれているものとする。以下の各ステップの順序は、全体の処理に支障を来さない限り、変更可能である。
S1201で演算部63はチューニング部65にチューニングの実行開始を指示する。チューニング部65は撮像制御部62を制御し、撮像素子31からの映像信号に基づき適切な露光時間tを決定する。あるいは演算部63が、図8に示したUI40を通じて指定された露光時間tを設定データ73から取得することで、露光時間tを決定してもよい。
S1202で演算部63はチューニング部65に露光時間tに基づきゲインと読み取り時間RTを決定させる。露光時間tに対する適切なゲインの値は関数またはテーブルとして用意されており、記憶部70に記憶されているものとする。チューニング部65は、撮像制御部62により決定された露光時間tに対応するゲインを記憶部70に記憶されている関数またはテーブルを用いて決定する。また、露光時間tに対する読み取り時間RTは関数またはテーブルとして用意されており、記憶部70に記憶されているものとする。チューニング部65は、露光時間tに対応する読み取り時間RTを記憶部70に記憶されている関数またはテーブルを用いて決定する。
S1203で演算部63はチューニング部65を通じてAF制御部61にオートフォーカスを実行させ、AF制御部61からAF調整量Δを取得する。
S1204で演算部63はチューニング部65を通じて撮像制御部62に2次元コードの撮像を実行させる。撮像素子31によって取得された画像には、2次元コードの全体が欠けることなく写っているものとする。
S1205で演算部63はAF調整量Δに基づき設置距離dを決定する。上述したように、AF調整量Δを設置距離dに換算するための関数やテーブルは記憶部70に記憶されているものとする。
S1206で演算部63は設置距離dに基づき視野距離hを決定する。たとえば、上述した(6)式が記憶部70に記憶されており、演算部63は(6)式を用いて設置距離dに基づき視野距離hを算出する。
S1207で演算部63は視野距離hに基づきコードサイズCSを決定する。演算部63は上述した(7)式を用いてコードサイズCSを算出する。
S1208で演算部63は1回読み取りについての最大搬送速度vmaxを決定する。上述したように、演算部63は(1)式を用いて、露光時間tと最大許容ぶれ量cから最大搬送速度vmaxを算出する。
S1209で演算部63は設定データ73から、予め指定された読み取り回数RCを取得する。読み取り回数RCは、UI110を通じてユーザによって指定されて設定データ73に書き込まれてもよいし、予め固定された値であってもよい。
S1210で演算部63は上限搬送速度vを決定する。たとえば、(4)式を用いて説明したように、演算部63は視野距離h、コードサイズCS、読み取り回数RCおよび読み取り時間RTに基づいて上限搬送速度vを算出する。
S1211で演算部63は、算出した上限搬送速度vが最大搬送速度以下であるかどうかを判定する。上限搬送速度vが最大搬送速度vmaxを超えていなければS1213に進むが、上限搬送速度vが最大搬送速度vmaxをこえていればS1213に進む。
S1212で演算部63は読み取り回数RCを1つ減算して、S1210に戻り、上限搬送速度vを再度算出する。このように、上限搬送速度vが最大搬送速度vmax以下になるまでS1210ないしS1212の処理が繰り返し実行される。
S1213で演算部63は読み取り回数RC、最大搬送速度vmax、上限搬送速度vをUI管理部66に渡し、UI管理部66は読み取り回数RC、最大搬送速度vmax、上限搬送速度vを表示するためのUIを作成し、表示部55に表示させる。なお、1回読み取りを行うときはS1209ないしS1212を省略し、最大搬送速度vmaxだけが表示部55に表示されてもよい。複数回読み取りを行うときはS1209ないしS1212を実行し、読取可能回数RCと上限搬送速度vとが表示部55に表示される。なお、読取可能回数RCの表示は省略されてもよい。
<まとめ>
本実施形態によれば、演算部63は、撮像素子31の露光時間tと、デコード部53でデコード可能な画像データにおけるコードの最大許容ぶれ量cとに基づき、コードをデコード可能なワークの最大搬送速度vmaxを演算する。よって、所定の読み取り成功率を達成可能なワークの搬送速度を求めるためのユーザの負担を軽減することができる。
(1)式を用いて説明したように、演算部63は最大許容ぶれ量cを露光時間tで除算することでワークの最大搬送速度vmaxを算出してもよい。
演算部63は、複数回読み取りを実行する際の上限搬送速度vを演算してもよい。(4)式を用いて説明したように、演算部63は、ワーク2の搬送方向における撮像素子31の視野範囲の長さ(視野距離h)からワーク2の搬送方向におけるコードの長さ(コードサイズCS)を減算して差を求める。演算部63は、この差を、視野範囲をコードが通過しているときに当該コードを撮像してデコードする回数(読み取り回数RC)と当該コードを撮像してデコードするのに要する処理時間(読み取り時間RT)とで除算することで搬送速度vを算出する。これにより、所定の読み取り成功率を達成可能なワークの搬送速度を求めるためのユーザの負担を軽減することができる。なお、演算部63は、この処理を、搬送速度vが最大搬送速度vmax以下となるまで、読み取り回数RCを1つずつ減少させながら繰り返し実行してもよい。これにより複数回読み取りを行う際の上限となる搬送速度についても容易に演算できるようになる。
(5)’式を用いて説明したように、演算部63は、視野距離hからコードサイズCSを減算して差(h−CS)を求め、当該差を、最大搬送速度vmaxと読み取り時間RTとで除算することで、デコード可能な回数(読み取り回数RC)を算出してもよい。これにより、最大搬送速度vmaxでワーク2を搬送したときの読取可能な回数がわかるようになる。
演算部63は、ワークの搬送方向における撮像素子31の画角θと撮像素子31からワーク2までの設置距離dとに基づき、ワークの搬送方向における撮像素子31の視野範囲の長さ(視野距離h)を算出してもよい。これによりユーザが視野距離hを算出する手間を省けるようになる。
演算部63は、オートフォーカス機能(AF機構51およびAF制御部61)からフォーカスの調整量Δを取得し、調整量Δを撮像素子31からワークまでの設置距離dに換算してもよい。この場合は、ユーザが設置距離dを測定する手間を省ける。また、設置距離dを測定するための専用の測距装置を省略できるため、製造コストの面でも有利である。
演算部63は、ワーク2の搬送方向における撮像素子31の画素数HPで視野距離hを除算して商を求め、画像データにおけるワーク2の搬送方向でのコードの画素数nを乗算することで、ワークの搬送方向におけるコードサイズCSを算出してもよい。これによりユーザがコードサイズCSを入力したり、計算したりする手間を省けるようになる。
チューニング部65および撮像制御部62は、デコード部53のデコード結果に基づき撮像素子31の露光時間tとゲインgを調整する調整手段として機能してもよい。上述した実施形態では予め露光時間tを求めておくものとして説明したが、このようにデコード結果を利用して露光時間tとゲインgを調整してもよい。これによりユーザが露光時間tを入力する手間を省けるようになる。また、チューニングの結果、露光時間tが変化したときは、最大搬送速度vmax等も変化する。そこで、演算部63は、チューニング部65および撮像制御部62によって露光時間tが変更されると最大搬送速度vmaxを演算し直してもよい。
表示部55、84は、ワーク2が撮像素子31の視野範囲を通過する間にワークを1回だけ撮像してデコードするときの上限の搬送速度である最大搬送速度vmaxを表示する第一表示手段として機能してもよい。同様に、表示部55、84は、ワーク2が撮像素子31の視野範囲を通過する間にワークを複数回にわたり撮像してデコードするときの上限の搬送速度である上限搬送速度vを表示する第一表示手段として機能してもよい。さらに、表示部55、84はデコード可能な回数を表示する第二表示手段として機能してもよい。
チューニング部65および撮像制御部62は、撮像素子31の撮像条件とデコード部53における画像処理条件とを含む読取条件を制御する読取条件制御手段として機能してもよい。演算部63は、チューニング部65および撮像制御部62によって読取条件が確定した後で、最大搬送速度を演算してもよい。このように読取条件が適切に決定された後で最大搬送速度を算出することで、リーダ3の設置環境に応じてより精度よく最大搬送速度を算出できるようになる。
演算部63は、許容深度算出手段として機能してもよい。許容深度とは、ワーク2とリーダ3とがある設置距離d(基準距離RD)となるように設置されているときに、所望のデコード結果(読み取り成功率またはマッチングレベル)を達成できる設置距離dの変化範囲のことである。
図13が示すようにリーダ3とワーク2は設置距離dが基準距離RDとなるように設置されている。基準距離RDは任意の距離である。図13で基準距離RDはリーダ3の端部P0から2次元コード21の位置(基準位置Prと称す)までの距離である。Pnは2次元コード21を近方側に移動しても所望のデコード結果を達成可能な位置である。Pfは2次元コード21を遠方側に移動しても所望のデコード結果を達成可能な位置である。よって、許容深度DDは、PnからPfまでの範囲である。リーダ3またはワーク2を手動で移動させながら許容深度DDを求めるのは非常に面倒であろう。なぜなら、リーダ3は生産ラインに固定されているからである。
そこで、演算部63は、撮像素子31のオートフォーカス機能における調整量Δを複数通りに変化させたときに、各調整量ごとに撮像素子31により取得された各画像データについてデコード部53によるデコード結果としてマッチングレベルを取得する。マッチングレベルは当業界においてよく知られているように2次元コードのデコードのしやすさを示す指標である。
図14に示すように、演算部63は、調整量Δを換算して得られる設置距離dとデコード結果との対応関係を求める。UMLはユーザが所望したマッチングレベルである。設置距離dのうち、対応するマッチングレベルがUML以上であれば、その設置距離dは許容深度の範囲内である。このように演算部63は、設置距離dとデコード結果との対応関係に基づきコードをデコードする上で許容される撮像素子31からワークまでの距離である許容深度DDを算出する。図14に示した例では、基準距離RDは170mmであり、許容深度DDは130mm〜220mmであり、近方側の余裕度Mnは40mmであり、遠方側の余裕度Mfは50mmである。
演算部63は、許容深度DDが確定した後で、最大搬送速度vmaxや上限搬送速度vを演算してもよい。許容深度DDが確定したときにはリーダ3とワーク2との設置距離dが適切に調整されているため、チューニングも適切に実行され、搬送速度などの演算精度も向上するからである。
1…ライン、2…ワーク、3…照明装置、4…カメラ、5…画像処理装置、6…入力部、7…表示部

Claims (16)

  1. ラインを搬送されるワークに設けられているコードを撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段により取得された画像データをデコードするデコード手段と、
    前記撮像手段の露光時間と、前記デコード手段でデコード可能な前記画像データにおける前記コードの最大許容ぶれ量とに基づき、前記コードをデコード可能な前記ワークの最大搬送速度を演算する演算手段と、
    を有することを特徴とする光学的情報読取装置。
  2. 前記演算手段は前記最大許容ぶれ量を前記露光時間で除算することで前記ワークの最大搬送速度を算出することを特徴とする請求項1に記載の光学的情報読取装置。
  3. 前記演算手段は、前記ワークの搬送方向における前記撮像手段の視野範囲の長さから前記ワークの搬送方向における前記コードの長さを減算して差を求め、当該差を、前記視野範囲を前記コードが通過しているときに当該コードを撮像してデコードする回数と当該コードを撮像してデコードするのに要する処理時間とで除算することで搬送速度を算出する処理を、前記搬送速度が前記ワークの最大搬送速度以下となるまで、前記回数を1つずつ減少させながら繰り返し実行することを特徴とする請求項2または3に記載の光学的情報読取装置。
  4. 前記演算手段は、前記ワークの搬送方向における前記撮像手段の視野範囲の長さから前記ワークの搬送方向における前記コードの長さを減算して差を求め、当該差を、前記最大搬送速度と当該コードを撮像してデコードするのに要する処理時間とで除算することで、前記視野範囲を前記コードが通過しているときに当該コードを撮像してデコード可能な回数を算出することを特徴とする請求項2に記載の光学的情報読取装置。
  5. ラインを搬送されるワークに設けられているコードを撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段により取得された画像データをデコードするデコード手段と、
    前記ワークの搬送方向における前記撮像手段の視野範囲の長さから前記ワークの搬送方向における前記コードの長さを減算して差を求め、当該差を、前記視野範囲を前記コードが通過しているときに当該コードを撮像してデコードする回数と当該コードを撮像してデコードするのに要する処理時間とで除算することで、前記ワークの上限搬送速度を演算する演算手段と
    を有することを特徴とする光学的情報読取装置。
  6. 前記演算手段は、前記ワークの搬送方向における前記撮像手段の画角と前記撮像手段から前記ワークまでの距離とに基づき、前記ワークの搬送方向における前記撮像手段の視野範囲の長さを算出することを特徴とする請求項3ないし5のいずれか1項に記載の光学的情報読取装置。
  7. 前記撮像手段はオートフォーカス機能を有し、前記演算手段は、前記オートフォーカス機能からフォーカスの調整量を取得し、当該調整量を前記撮像手段から前記ワークまでの距離に換算することを特徴とする請求項6に記載の光学的情報読取装置。
  8. 前記演算手段は、前記ワークの搬送方向における前記撮像手段の画素数で前記撮像手段の視野範囲の長さを除算して商を求め、前記画像データにおける前記ワークの搬送方向での前記コードの画素数を乗算することで、前記ワークの搬送方向における前記コードの長さを算出することを特徴とする請求項3ないし7のいずれか1項に記載の光学的情報読取装置。
  9. 前記デコード手段のデコード結果に基づき前記撮像手段の露光時間とゲインを調整する調整手段をさらに有し、
    前記演算手段は、前記調整手段によって前記露光時間が変更されると前記最大搬送速度を演算し直すことを特徴とする請求項1ないし4および6ないし8いずれか1項に記載の光学的情報読取装置。
  10. 前記ワークが前記撮像手段の視野範囲を通過する間に前記ワークを1回だけ撮像してデコードするときの上限の搬送速度である前記最大搬送速度を表示する第一表示手段をさらに有することを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載の光学的情報読取装置。
  11. 前記ワークが前記撮像手段の視野範囲を通過する間に前記ワークを複数回にわたり撮像してデコードするときの上限の搬送速度である前記搬送速度を表示する第一表示手段をさらに有することを特徴とする請求項3または5に記載の光学的情報読取装置。
  12. 前記デコード可能な回数を表示する第二表示手段をさらに有することを特徴とする請求項4に記載の光学的情報読取装置。
  13. 前記撮像手段の撮像条件と前記デコード手段における画像処理条件とを含む読取条件を制御する読取条件制御手段をさらに有し、
    前記演算手段は、前記読取条件制御手段によって前記読取条件が確定した後で、前記最大搬送速度を演算することを特徴とする請求項1ないし12のいずれか1項に記載の光学的情報読取装置。
  14. 前記撮像手段のオートフォーカス機能における調整量を複数通りに変化させたときに、各調整量ごとに前記撮像手段により取得された各画像データについて前記デコード手段によるデコード結果を取得し、前記調整量を換算して得られる前記撮像手段から前記ワークまでの距離と当該デコード結果との対応関係を求め、当該対応関係に基づき前記コードをデコードする上で許容される前記撮像手段から前記ワークまでの距離である許容深度を算出する算出手段をさらに有し、
    前記演算手段は、前記許容深度が確定した後で、前記最大搬送速度を演算することを特徴とする請求項1ないし13のいずれか1項に記載の光学的情報読取装置。
  15. ラインを搬送されるワークに設けられているコードを撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段により取得された画像データをデコードするデコード手段と、
    前記撮像手段の露光時間と、前記デコード手段でデコード可能な前記画像データにおける前記コードの最大許容ぶれ量とに基づき、前記コードをデコード可能な前記ワークの最大搬送速度を演算する演算手段として、コンピュータを機能させるプログラム。
  16. ラインを搬送されるワークに設けられているコードを撮像する撮像工程と、
    前記撮像工程において取得された画像データをデコードするデコード工程と、
    前記撮像工程における露光時間と、前記デコード工程でデコード可能な前記画像データにおける前記コードの最大許容ぶれ量とに基づき、前記コードをデコード可能な前記ワークの最大搬送速度を演算する演算工程と、
    を有することを特徴とする光学的情報読取方法。
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