JP2016032558A5 - - Google Patents

Claims (2)

1. 第１始動検知部と、第２始動検知部とが遊技領域に設けられた遊技機であって、
   前記第１始動検知部の入賞に基づいて乱数生成手段から抽出した値により、予め定められたハズレ値または大当り値に対応する判定値か否かの判定を少なくとも行う第１抽選判定手段と、
   前記第２始動検知部の入賞に基づいて乱数生成手段から抽出した値により、予め定められたハズレ値、特殊値、または大当り値に対応する判定値か否かの判定を少なくとも行う第２抽選判定手段と、
   前記第１抽選判定手段及び前記第２抽選判定手段の抽選判定の結果に基づく判定報知をする判定報知手段と、
   前記抽選判定の結果が前記大当り値に基づく大当たりとなった場合に、大当たり遊技の制御を実行可能な特別遊技制御手段と、
   前記大当たり遊技の終了後に、通常遊技状態よりも有利な通常時短遊技または特別時短遊技が実行される有利遊技状態に移行可能とさせる有利状態制御手段と、
   を備え、
   前記第２抽選判定手段の前記特殊値に係る判定値の設定範囲は、前記大当り値に係る判定値の設定範囲よりも大きい設定範囲とし、
   前記特別遊技制御手段は、
   前記抽選判定の結果が前記特殊値に基づく特殊当り結果となった場合に、特殊遊技の制御を実行可能とし、
   前記有利状態制御手段は、
   前記特別時短遊技で前記特殊当り結果となる場合は、前記通常遊技状態中における前記判定報知の報知時間の平均時間より短くした第１短報知時間とするように切替えて前記判定報知手段による判定報知を行わせることで、予め定められた単位時間あたりにおいて前記特殊値の判定を得られる頻度を前記通常遊技状態よりも前記特別時短遊技の方を高くして判定可能とし、
   前記通常時短遊技で前記特殊当り結果となる場合は、前記通常遊技状態中における前記判定報知の報知時間よりも平均的に短い時間とすると共に、前記特別時短遊技の場合よりも平均的に長い時間とした第２短報知時間とするように切替えて前記判定報知手段による判定報知を行わせることで、前記予め定められた単位時間あたりにおいて前記特殊値の判定を得られる頻度を前記通常遊技状態よりも高く、かつ前記特別時短遊技より低くして判定可能とし、
   前記抽選判定の結果が前記大当たりとなった場合に、前記第２抽選判定手段に基づく抽選判定よりも、前記第１抽選判定手段に基づく抽選判定において前記特別時短遊技とする確率を低くする、ことを特徴とする遊技機。
2. 内部に入賞検知部を有する特別入賞装置と、前記入賞検知部に遊技球が入賞することに基づいて所定数の賞球を付与する賞球付与手段と、をさらに備え、
   前記特別遊技制御手段は、前記抽選判定の結果が前記大当り値に基づく大当たりとなった場合に、前記特別入賞装置に設けられた開口を閉鎖状態から所定時間の開放状態へと移行させる前記大当たり遊技を実行する一方、前記抽選判定の結果が前記特殊値に基づく特殊当り結果となった場合に、前記特別入賞装置に設けられた開口を予め定められた複数の入賞個数とし得る時間に亘って開放状態とする前記特殊遊技を実行し、
   前記有利遊技状態では、前記特殊当り結果を契機として前記賞球付与手段により付与される賞球によって賞球の総数の割合が増加することにより、前記通常遊技状態において前記遊技領域へ向けて発射された遊技球の総数に対する補填を可能とする、ことを特徴とする請求項１に記載の遊技機。