JP2016032239A - 読取装置、その制御方法およびコンピュータプログラム - Google Patents

読取装置、その制御方法およびコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】読取装置の消費電力を抑制する。
【解決手段】読取装置の制御部は、センサから出力された信号に基づき、読取部に読み取られる原稿を支持部に支持させる際に生じる所定の状態を検出する。また、制御部は、画像データの記憶先となる第1の外部機器を接続する第1のインターフェースを制御する第1のインターフェース制御部が省電力状態にあるときに、所定の状態が検出されたことを含む移行条件が満たされた場合、第1のインターフェース制御部を基準状態に設定し、移行条件が満たされない場合には、操作部への最初の操作を受け付けても、第1のインターフェース制御部を省電力状態に維持する。
【選択図】図4

Description

本明細書によって開示される技術は、読取装置に関する。
USB(Universal Serial Bus)メモリを接続するためのUSBホストインターフェースとUSBホストインターフェースを制御するUSBホストコントローラとを備える読取装置が知られている。このような読取装置では、原稿を読み取って生成した画像データを、USBホストインターフェースに接続されたUSBメモリ内に記憶させることができる。
近年、省電力化の要請から、所定時間、ボタンやタッチパネルといった操作部への操作が受け付けられないと、装置の状態を、装置の各部への供給電力が減じられた省電力モードに設定することが一般化している。USBホストインターフェースを備える読取装置において、省電力モードへ移行する際に、USBホストコントローラを含む装置各部への電力供給を停止し、省電力モードから通常モードへ復帰する際に、装置各部への電力供給を再開する技術が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2009−48548号公報
USBホストインターフェースを備える読取装置では、操作部により受け付けられる操作に応じて実行される処理が、USBホストコントローラの使用を伴うものであるとは限らない。上記従来の技術では、操作部により操作が受け付けられると、操作に応じて実行される処理がUSBホストコントローラの使用を伴うものではない場合にもUSBホストコントローラへの電力供給が再開されるため、USBホストコントローラにより不要な電力が消費される場合がある。このように、USBホストインターフェースを備える読取装置においては、消費電力の抑制の点でさらなる向上の余地がある。
なお、このような課題は、USBホストインターフェースに限らず、読取画像データの記憶先となる外部機器を接続するためのインターフェースを備える読取装置に共通の課題である。
本明細書では、上述した課題の少なくとも一部を解決することが可能な技術を開示する。
本明細書に開示される読取装置は、原稿を読み取って画像データを生成する読取部と、前記読取部に読み取られる前記原稿を支持する支持部と、前記支持部に前記原稿を支持させる際に生じる所定の状態に対応する信号を出力するセンサ部と、操作を受け付ける操作部と、前記読取部により生成された画像データの記憶先となる第1の外部機器を接続する第1のインターフェースと、前記第1のインターフェースを制御する第1のインターフェース制御部であって、前記第1のインターフェースに前記第1の外部機器が接続されたことを検知できる基準状態と、前記基準状態より消費電力が小さく、前記第1のインターフェースに前記第1の外部機器が接続されたことを検知できない省電力状態とを少なくとも含む複数の状態のうちの1つの状態に設定される、第1のインターフェース制御部と、前記センサ部から出力された前記信号に基づき前記所定の状態を検出する制御部であって、前記第1のインターフェース制御部が前記省電力状態にあるときに、前記所定の状態が検出されたことを含む移行条件が満たされた場合には、前記第1のインターフェース制御部を前記基準状態に設定し、前記移行条件が満たされない場合には、前記操作部への最初の前記操作を受け付けても、前記第1のインターフェース制御部を前記省電力状態に維持する、制御部と、を備える。この読取装置において、第1のインターフェース制御部は、第1のインターフェースに第1の外部機器が接続されたことを検知できる基準状態と、基準状態より消費電力が小さく、第1のインターフェースに第1の外部機器が接続されたことを検知できない省電力状態とを少なくとも含む複数の状態のうちの1つの状態に設定される。また、制御部は、センサ部から出力された信号に基づき、支持部に原稿を支持させる際に生じる所定の状態を検出する。第1のインターフェース制御部が省電力状態にあるときに、上記所定の状態が検出されたことを含む移行条件が満たされた場合、すなわち、原稿が支持部に支持されていると推定される場合には、制御部は第1のインターフェース制御部を基準状態に設定するため、その後、支持部に支持された原稿の読み取りが行われた場合に、生成された画像データを第1のインターフェースに接続された第1の外部機器に記憶させることができる。そのため、ユーザの利便性の低下を抑制することができる。また、上記移行条件が満たされない場合、すなわち、原稿が支持部に支持されていないと推定される場合には、操作部への操作が受け付けられても、制御部は第1のインターフェース制御部を省電力状態に維持する。そのため、原稿が支持部に支持されておらず、まだ原稿の読み取りが行われないと考えられる期間に、第1のインターフェース制御部によって不要な電力が消費されることを回避することができ、読取装置の消費電力を抑制することができる。
なお、本明細書に開示される技術は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、読取装置、読取装置の制御方法、それらの装置または方法の機能を実現するためのコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した一時的でない記録媒体(non-transitory storage medium)等の形態で実現することが可能である。
スキャナ2の構成およびスキャナ2を含むシステム構成を示す概略図 スキャナ2の構成を示す概略図 スキャナ2の電気的構成を示すブロック図 USBホストコントローラ65の状態切り替え処理の流れを示すフローチャート 他の実施形態におけるUSBホストコントローラ65の状態切り替え処理の流れを示すフローチャート 他の実施形態におけるUSBホストコントローラ65の状態切り替え処理の流れを示すフローチャート 他の実施形態におけるUSBホストコントローラ65の状態切り替え処理の流れを示すフローチャート 他の実施形態におけるUSBホストコントローラ65の状態切り替え処理の流れを示すフローチャート 他の実施形態におけるUSBホストコントローラ65の状態切り替え処理の流れを示すフローチャート 他の実施形態におけるUSBホストコントローラ65の状態切り替え処理の流れを示すフローチャート
一実施形態のスキャナ2の構成について、図1から図3を参照しつつ説明する。図1に示す本実施形態のスキャナ2は、自動原稿送り機能を備えており、原稿PAを搬送方向Xに搬送しつつ読み取りを行うことによって、画像データを生成する。
図1および図2に示すように、スキャナ2は、上筐体22と下筐体24とを備える。上筐体22は、下筐体24に対して、ヒンジ26を中心に相対回転可能に接続されている。下筐体24に対して上筐体22を相対回転させることにより、スキャナ2の状態を、下筐体24の上面の一部が上筐体22により覆われた状態(図1に示した状態であり、以下「閉状態」という)と、下筐体24の上面が上筐体22により覆われず露出した状態(図2に示した状態であり、以下「開状態」という)とのいずれかにすることができる。スキャナ2による原稿PAの読み取りは、スキャナ2が閉状態のときに実行される。
上筐体22には、操作を受け付ける操作部50が設けられている。操作部50は、ボタン52と、例えば液晶ディスプレイにより構成されたタッチパネル54とを含む。タッチパネル54は、各種情報を表示する表示部としても機能する。
下筐体24には、搬送ローラ46と、搬送ローラ46を回転駆動する搬送モータ58とが設けられている。閉状態のときに搬送ローラ46と対向する上筐体22の位置には、ピンチローラ48が設けられている。下筐体24における搬送ローラ46より搬送方向Xの上流側には、搬送方向Xに略直交する幅方向Yに沿って離間した一対のガイド28が設けられている。下筐体24の上面における搬送ローラ46より搬送方向Xの上流側の部分は、原稿PAを支持する支持部40を構成する。スキャナ2の閉状態において、搬送モータ58により搬送ローラ46が回転駆動されると、支持部40に支持された原稿PAは、搬送ローラ46とピンチローラ48とによって把持されつつ、上筐体22と下筐体24との間を搬送方向Xに搬送される。
下筐体24には、イメージセンサ32が設けられている。イメージセンサ32は、受光素子アレイと、光源と、ロッドレンズアレイと(いずれも図示しない)を有する密着型のイメージセンサであり、搬送される原稿PAを読み取って画像データを生成する。なお、上筐体22の下面(閉状態において下筐体24と対向する面)におけるイメージセンサ32と対向する位置には、原稿押さえ34が設けられている。
下筐体24におけるイメージセンサ32より搬送方向Xの上流側には、原稿センサ56が配置されている。原稿センサ56は、発光素子と受光素子とを有する。支持部40に原稿PAが支持されていない状態では、原稿センサ56の発光素子から照射された光は受光素子に受光されない。一方、支持部40に原稿PAが支持された状態では、原稿センサ56の発光素子から照射された光は原稿PAにより反射して受光素子に受光される。そのため、原稿センサ56は、支持部40に原稿PAが支持されていない状態と、支持部40に原稿PAが支持された状態とで、互いに異なる信号を出力する。支持部40に原稿PAが支持された状態は、支持部40に原稿PAを支持させる際に生じる所定の状態の一例であり、原稿センサ56は、センサ部の一例である。
図1および図2に示すように、スキャナ2は、各種の外部機器と接続するための各種のインターフェースを備える。具体的には、スキャナ2は、USBデバイスインターフェース62と、ネットワークインターフェース64と、USBホストインターフェース66という3種類のインターフェースを備える。なお、USBデバイスインターフェース62は、USBファンクションインターフェースまたはUSBペリフェラルインターフェースとも呼ばれる。
スキャナ2は、原稿PAの読み取りにより生成された画像データを、各種のインターフェースに接続された各種の外部機器に記憶させることができる。例えば、スキャナ2は、USBデバイスインターフェース62を介して接続されたパーソナルコンピュータ(以下「PC」という)3や、ネットワークインターフェース64を介して接続されたLAN等のネットワーク上にあるサーバ4や、USBホストインターフェース66を介して接続されたUSBメモリ5に、画像データを記憶させることができる。以下では、原稿PAを読み取って画像データを生成し、生成された画像データをUSBメモリ5に記憶させる処理を、「スキャン・トゥ・USBメモリ処理」と呼ぶ。USBメモリ5は、第1の外部機器の一例であり、USBホストインターフェース66は第1のインターフェースの一例である。また、PC3は、第2または第3の外部機器の一例であり、USBデバイスインターフェース62は第2または第3のインターフェースの一例である。また、サーバ4は、第2の外部機器の一例であり、ネットワークインターフェース64は第2のインターフェースの一例である。なお、外部機器がインターフェースに接続されるとは、外部機器が直接的にインターフェースに接続される場合に限らず、外部機器が通信ケーブルや無線通信等の通信媒体を介して間接的にインターフェースに接続される場合を含む。また、外部機器が無線通信を介してインターフェースに接続されるとは、無線通信セッションが確立されている状態を含む。また、インターフェースにより外部機器が通信可能な状態にされるとは、外部機器が直接的にインターフェースにより通信可能な状態にされる場合に限らず、外部機器が通信ケーブルや無線通信等の通信媒体を介して間接的にインターフェースにより通信可能な状態にされる場合を含む。また、外部機器が無線通信を介してインターフェースにより通信可能な状態にされるとは、無線通信セッションが確立されている状態を含む。
図3に示すように、スキャナ2は、上述した各部の他に、USBデバイスインターフェース62を制御するUSBデバイスコントローラ61と、ネットワークインターフェース64を制御するネットワークコントローラ63と、USBホストインターフェース66を制御するUSBホストコントローラ65と、スキャナ2の各部に電力を供給する電源部80と、スキャナ2の各部の動作を制御するメインコントローラ70とを備える。USBホストコントローラ65は第1のインターフェース制御部の一例であり、USBデバイスコントローラ61およびネットワークコントローラ63は第2のインターフェース制御部の一例である。
メインコントローラ70は、CPU72と、ROM74と、RAM76と、不揮発性メモリ78と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)79とを有する。ROM74には、スキャナ2の各部の動作を制御するためのプログラムが記憶されている。これらのプログラムは、例えばフレキシブルディスク、CD−ROM、メモリカード等の各種記録媒体から読み出されてROM74に格納される。RAM76は、CPU72が各種のプログラムを実行する際の作業領域や、データの一時的な記憶領域として利用される。不揮発性メモリ78は、NVRAM、フラッシュメモリ、HDD、EEPROMなどの書き換え可能なメモリである。
CPU72は、制御部の一例であり、ROM74から読み出したプログラムを実行することにより、スキャナ2の各部の動作を制御する。例えば、CPU72は、原稿センサ56から出力された信号に基づき、支持部40に原稿PAが支持されていることを検出する。また、CPU72は、操作部50への操作が受け付けられたり、USBデバイスインターフェース62を介してPC3からの指令が入力されたりすると、操作や指令に応じた処理を実行する。例えば、CPU72は、読み取りにより生成される画像データの記憶先を、各種インターフェースに接続された外部機器の内の1つ(例えばPC3とサーバ4とUSBメモリ5との内の1つ)に設定し、設定された記憶先の情報をRAM76や不揮発性メモリ78に記憶させる。また、CPU72は、搬送モータ58およびイメージセンサ32を制御して原稿PAを読み取り、生成された画像データを設定された記憶先に記憶させる。
さらに、CPU72は、各部の状態を、基準状態と、基準状態より消費電力の小さい省電力状態とのいずれかに設定することができる。具体的には、CPU72は、タッチパネル54の状態を、光源が点灯されて各種情報を表示できる基準状態(操作部基準状態)と、光源が消灯されて各種情報を表示できない省電力状態(操作部省電力状態)とのいずれかに設定することができる。タッチパネル54が基準状態にあるときに、所定時間、操作部50への操作が受け付けられないと、CPU72はタッチパネル54を省電力状態に切り替えることができる。また、タッチパネル54が省電力状態にあるときに、操作部50への操作が受け付けられると、CPU72はタッチパネル54を基準状態に復帰させることができる。
また、CPU72は、USBホストコントローラ65の状態を、電源部80からの電力が供給され、USBホストインターフェース66にUSBメモリ5等の外部機器が接続されたことを検知できる基準状態と、電源部80からの電力が供給されず、USBホストインターフェース66にUSBメモリ5等の外部機器が接続されたことを検知できない省電力状態とのいずれかに設定することができる。USBホストコントローラ65の状態切り替えタイミングについては、後に詳述する。
ここで、USBホストコントローラ65について、さらに説明する。USBホストコントローラ65は、PHY(Physical Layer)部67を有し、PHY部67は、PLL(Phase Locked Loop)回路68を有している。USBホストインターフェース66にUSBメモリ5等の外部機器が接続されたことを検知するためには、PHY部67に所定の電力を供給しておく必要がある。そして、PHY部67では、USB2.0規格に規定される複数の通信速度に対応するためPLL回路68が必要になるが、PLL回路68の消費電力は比較的高いため、前述した所定の電力が高くなる。
なお、本実施形態では、スキャナ2の主電源がオン状態のときには、たとえ所定時間、操作部50への操作が受け付けられなくても、原稿センサ56への電力供給は停止されず、支持部40に原稿PAが支持されたことを検出できる状態に維持される。また、搬送モータ58やイメージセンサ32に対しては、原稿PAの読み取りを行う際に電力が供給される。
次に、図4を参照して、USBホストコントローラ65の状態切り替え処理について説明する。USBホストコントローラ65の状態切り替え処理は、USBホストコントローラ65の状態を、上述した基準状態と省電力状態との間で切り替える処理である。この処理は、スキャナ2の主電源がオン状態にされると開始される。なお、処理の開始時には、USBホストコントローラ65は省電力状態に設定されている。また、このUSBホストコントローラ65の状態切り替え処理は、ユーザによってスキャナ2の主電源がオフ状態にされたときに終了する。
処理が開始されると、CPU72は、原稿センサ56から出力された信号に基づき、支持部40に原稿PAが支持されているか否かを判定する(ステップS110)。CPU72は、支持部40に原稿PAが支持されていないと判定したときは(ステップS110:NO)、USBホストコントローラ65を省電力状態に設定する(ステップS120)。ここで、USBホストコントローラ65を省電力状態に設定するとは、USBホストコントローラ65が省電力状態にあるときにはそれを維持することを意味し、USBホストコントローラ65が基準状態にあるときには省電力状態に切り替えることを意味する。
上述したように、USBホストコントローラ65は、省電力状態にあるときには、USBホストインターフェース66にUSBメモリ5が接続されたことを検出することができない。しかし、支持部40に原稿PAが支持されていない状態では、スキャン・トゥ・USBメモリ処理が実行される可能性が低いため、USBホストコントローラ65を省電力状態にしても、ユーザの利便性が損なわれることはない。その後、CPU72は、上述したステップS110以降の処理を繰り返す。
一方、CPU72は、支持部40に原稿PAが支持されていると判定した場合には(ステップS110:YES)、USBホストコントローラ65を基準状態に設定する(ステップS130)。ここで、USBホストコントローラ65を基準状態に設定するとは、USBホストコントローラ65が基準状態にあるときにはそれを維持することを意味し、USBホストコントローラ65が省電力状態にあるときには基準状態に切り替えることを意味する。
上述したように、USBホストコントローラ65は、基準状態にあるときには、USBホストインターフェース66にUSBメモリ5が接続されたことを検出でき、そのためUSBメモリ5へのデータの書き込みを行うことができる。支持部40に原稿PAが支持された状態では、スキャン・トゥ・USBメモリ処理が実行される可能性があるため、CPU72はUSBホストコントローラ65を基準状態にして、スキャン・トゥ・USBメモリ処理に備えるのである。
CPU72は、USBホストコントローラ65を基準状態に設定した後、操作部50やPC3と接続するUSBデバイスインターフェース62を介して、スキャン・トゥ・USBメモリ処理の実行指令を受け取ったか否かを判定する(ステップS140)。CPU72は、スキャン・トゥ・USBメモリ処理の実行指令を受け取らなかった場合には(ステップS140:NO)、上述したステップS110以降の処理を繰り返す。例えば、ステップS140の次に実行されるステップS110の処理において、まだ支持部40に原稿PAが支持されていると判定した場合には、CPU72は、USBホストコントローラ65を基準状態に維持する(ステップS130)。一方、ステップS140の次に実行されるステップS110の処理において、支持部40に原稿PAが支持されていないと判定した場合には、CPU72は、USBホストコントローラ65を基準状態から省電力状態に切り替える(ステップS120)。
一方、CPU72は、スキャン・トゥ・USBメモリ処理の実行指令を受け取ると(ステップS140:YES)、搬送モータ58、イメージセンサ32、USBホストコントローラ65等を制御して、スキャン・トゥ・USBメモリ処理を実行する(ステップS150)。その後、ステップS110に戻る。
以上説明したように、本実施形態のスキャナ2におけるUSBホストコントローラ65の状態切り替え処理では、支持部40に原稿PAが支持されていることが検出された場合には、USBホストコントローラ65が基準状態に設定される。そのため、その後、支持部40に支持された原稿PAの読み取りが行われた場合に、生成された画像データをUSBホストインターフェース66に接続されたUSBメモリ5に記憶させることができる。そのため、ユーザの利便性の低下を抑制することができる。
また、ステップS110において、支持部40に原稿PAが支持されていることが検出されない場合には、操作部50への操作が受け付けられても、USBホストコントローラ65が省電力状態に維持される。支持部40に原稿PAが支持されていない状態では、スキャン・トゥ・USBメモリ処理が実行される可能性が低いため、USBホストコントローラ65を省電力状態にしても、ユーザ利便性が損なわれることはない。また、スキャン・トゥ・USBメモリ処理が実行される可能性の低いときに、USBホストコントローラ65が省電力状態に設定されるため、USBホストコントローラ65によって不要な電力が消費されることを抑制することができる。これにより、スキャナ2の消費電力を抑制することができる。
なお、スキャナ2を構成する各部の内、USBホストコントローラ65の消費電力は比較的大きいため、USBホストコントローラ65が基準状態にあるときと省電力状態にあるときとの消費電力の差は、原稿センサ56の消費電力より大きいことが一般的である。そのため、原稿センサ56の状態を原稿PAを検出できる状態に維持しても、USBホストコントローラ65を上述したタイミングで省電力状態に切り替えることで、ユーザの利便性を損うことなくスキャナ2の消費電力を効果的に抑制することができる。
なお、本実施形態では、支持部40に原稿PAが支持されていることが、USBホストコントローラ65を基準状態に設定するための移行条件である。
次に、図5を参照して、USBホストコントローラ65の状態切り替え処理の他の実施形態について説明する。図5に示すフローチャートの各ステップの内、図4に示すフローチャートのステップと同じ内容のものについては、同じ番号を付すことによって、その内容の説明を省略する。図6以降に示すフローチャートについても同様である。
図5に示す実施形態は、ステップS112,S114,S116が実行される点が、図4に示す実施形態と異なっている。すなわち、図5に示す実施形態では、支持部40に原稿PAが支持されていると判定されたときに(ステップS110:YES)、CPU72は、USBデバイスインターフェース62にPC3といった外部機器が接続されているか否かを判定する(ステップS112)。CPU72は、USBデバイスインターフェース62にPC3が接続されていないと判定した場合には(ステップS112:NO)、USBホストコントローラ65を基準状態に設定する(ステップS130)。支持部40に原稿PAが支持され、かつ、USBデバイスインターフェース62にPC3が接続されていない状態では、スキャン・トゥ・USBメモリ処理が実行される可能性があるため、CPU72はUSBホストコントローラ65を基準状態にして、スキャン・トゥ・USBメモリ処理に備えるのである。その後は、ステップS140以降の処理が実行される。
一方、CPU72は、USBデバイスインターフェース62にPC3が接続されていると判定した場合には(ステップS112:YES)、スキャン・トゥ・USBメモリ処理の実行指令を受け取ったか否かを判定する(ステップS114)。スキャン・トゥ・USBメモリ処理の実行指令を受け取らなかった場合には(ステップS114:NO)、CPU72は、USBホストコントローラ65を省電力状態に設定し(ステップS120)、その後、上述したステップS110以降の処理を繰り返す。
一方、CPU72は、スキャン・トゥ・USBメモリ処理の実行指令を受け取った場合には(ステップS114:YES)、USBホストコントローラ65を基準状態に設定すると共に、スキャン・トゥ・USBメモリ処理を実行する(ステップS116)。その後、ステップS110に戻る。
支持部40に原稿PAが支持された状態であっても、USBデバイスインターフェース62にPC3が接続されている場合には、スキャン・トゥ・USBメモリ処理ではなく、読み取りにより生成された画像データをPC3に記憶させる処理(以下、スキャン・トゥ・PC処理という)が実行される可能性がある。図5に示す実施形態では、そのようにスキャン・トゥ・USBメモリ処理が実行される可能性が相対的に低い場合には、USBホストコントローラ65が省電力状態に設定されるため、USBホストコントローラ65によって不要な電力が消費されることを抑制することができる。
また、図5に示す実施形態では、USBデバイスインターフェース62にPC3が接続されている場合であっても、スキャン・トゥ・USBメモリ処理の実行指令があれば、USBホストコントローラ65が基準状態に設定され、スキャン・トゥ・USBメモリ処理が実行される。そのため、ユーザの利便性の低下を抑制することができる。
なお、本実施形態では、支持部40に原稿PAが支持されており、かつ、USBデバイスインターフェース62にPC3が接続されていないことが、USBホストコントローラ65を基準状態に設定するための移行条件である。
次に、図6を参照して、USBホストコントローラ65の状態切り替え処理の他の実施形態について説明する。図6に示す実施形態は、ステップS118が実行される点が、図4に示す実施形態と異なっている。すなわち、図6に示す実施形態では、支持部40に原稿PAが支持されていると判定されたときに(ステップS110:YES)、CPU72は、USBメモリ5が、読み取りにより生成される画像データの記憶先として設定されているか否かを判定する(ステップS118)。上述したように、生成される画像データの記憶先の情報は、RAM76や不揮発性メモリ78に格納されている。CPU72は、USBメモリ5が画像データの記憶先として設定されていると判定した場合には(ステップS118:YES)、USBホストコントローラ65を基準状態に設定する(ステップS130)。支持部40に原稿PAが支持され、かつ、USBメモリ5が画像データの記憶先として設定されている状態では、スキャン・トゥ・USBメモリ処理が実行される可能性が高いため、CPU72はUSBホストコントローラ65を基準状態にして、スキャン・トゥ・USBメモリ処理に備えるのである。その後は、ステップS140以降の処理が実行される。
一方、CPU72は、USBメモリ5が画像データの記憶先として設定されていないと判定した場合には(ステップS118:NO)、USBホストコントローラ65を省電力状態に設定する(ステップS120)。その後は、ステップS110以降の処理が実行される。
支持部40に原稿PAが支持された状態であっても、USBメモリ5が画像データの記憶先として設定されていない場合には、スキャン・トゥ・USBメモリ処理が実行される可能性が低い。図6に示す実施形態では、そのようにスキャン・トゥ・USBメモリ処理が実行される可能性が相対的に低い場合には、USBホストコントローラ65が省電力状態に設定されるため、USBホストコントローラ65によって不要な電力が消費されることを抑制することができる。
なお、本実施形態では、支持部40に原稿PAが支持されており、かつ、USBメモリ5が画像データの記憶先として設定されていることが、USBホストコントローラ65を基準状態に設定するための移行条件である。
次に、図7を参照して、USBホストコントローラ65の状態切り替え処理の他の実施形態について説明する。図7に示す実施形態は、ステップS140が実行されず、代わりにステップS132が実行される点が、図4に示す実施形態と異なっている。すなわち、図7に示す実施形態では、支持部40に原稿PAが支持されていると判定され(ステップS110:YES)、USBホストコントローラ65が基準状態に設定されると(ステップS130)、CPU72は、USBホストインターフェース66にUSBメモリ5が接続されているか否かを判定する(ステップS132)。CPU72は、USBメモリ5が接続されていると判定した場合(ステップS132:YES)、スキャン・トゥ・USBメモリ処理の実行指令を受け取らなくても、スキャン・トゥ・USBメモリ処理を自動的に実行する(ステップS150)。
一方、CPU72は、USBメモリ5が接続されていないと判定した場合(ステップS132:NO)、上述したステップS110以降の処理を繰り返す。
このように、図7に示す実施形態では、支持部40に原稿PAが支持されていると判定され、USBホストコントローラ65が基準状態に設定され、USBメモリ5の接続が検出されると、実行指令なしで、スキャン・トゥ・USBメモリ処理が自動的に実行される。そのため、図7に示す実施形態では、スキャナ2の消費電力を抑制しつつ、ユーザの利便性を向上させることができる。
次に、図8を参照して、USBホストコントローラ65の状態切り替え処理の他の実施形態について説明する。図8に示す実施形態は、ステップS122,S124,S134が実行される点が、図4に示す実施形態と異なっている。すなわち、図8に示す実施形態では、支持部40に原稿PAが支持されていると判定されると(ステップS110:YES)、USBホストコントローラ65を基準状態に設定すると共に、操作部50を基準状態(操作部基準状態)に設定する(ステップS134)。その後は、ステップS140以降の処理が実行される。なお、処理の開始時には、USBホストコントローラ65と操作部50は、省電力状態に設定されている。
また、図8に示す実施形態では、スキャン・トゥ・USBメモリ処理(ステップS150)が実行された後のステップS110において、支持部40に原稿PAが支持されていないと判定されると(ステップS110:NO)、CPU72は、USBホストコントローラ65を省電力状態に設定する(ステップS120)。その後、CPU72は、所定時間の経過を監視して(ステップS122)、所定時間が経過すると(ステップS122:YES)、操作部50を省電力状態に設定する(ステップS124)。その後は、ステップS110以降の処理が実行される。
このように、図8に示す実施形態では、スキャン・トゥ・USBメモリ処理が実行された後に、支持部40に原稿PAが支持されていないと判定されると、まずUSBホストコントローラ65が省電力状態に設定され、その後に操作部50が省電力状態に設定される。そのため、この実施形態では、支持部40に原稿PAが支持されていないときに使用される可能性の低いUSBホストコントローラ65を早急に省電力状態に移行させることにより、USBホストコントローラ65によって不要な電力が消費されることを効果的に抑制することができる。
次に、図9を参照して、USBホストコントローラ65の状態切り替え処理の他の実施形態について説明する。図9に示す実施形態は、ステップS152が実行される点が、図4に示す実施形態と異なっている。すなわち、図9に示す実施形態では、スキャン・トゥ・USBメモリ処理(ステップS150)が実行された後、CPU72は、USBホストインターフェース66にUSBメモリ5が接続されているか否かを判定する(ステップS152)。CPU72は、USBメモリ5が接続されていると判定した場合には(ステップS152:YES)、所定時間経過後(ステップS170:YES)に、USBホストコントローラ65を省電力状態に設定する(ステップS120)。その後は、ステップS110以降の処理が実行される。
一方、CPU72は、USBメモリ5が接続されていないと判定した場合には(ステップS152:NO)、所定時間経過を待たず、USBホストコントローラ65を省電力状態に設定する(ステップS120)。その後は、ステップS110以降の処理が実行される。
このように、図9に示す実施形態では、スキャン・トゥ・USBメモリ処理が実行された後に、USBホストインターフェース66にUSBメモリ5が接続されていない、すなわち、USBメモリ5が抜き取られたと判定された場合に、所定時間経過を待たず、USBホストコントローラ65が省電力状態に切り替えられる。そのため、この実施形態では、USBメモリ5が抜き取られたために使用される可能性の低くなったUSBホストコントローラ65を早急に省電力状態に移行させることができ、USBホストコントローラ65によって不要な電力が消費されることを効果的に抑制することができる。
次に、図10を参照して、USBホストコントローラ65の状態切り替え処理の他の実施形態について説明する。図10に示す実施形態は、ステップS126,S127,S128,S129が実行される点が、図4に示す実施形態と異なっている。すなわち、図10に示す実施形態では、USBホストコントローラ65が省電力状態に設定された後(ステップS120)、CPU72は、PC3からの指令を受け付けたか否かを判定する(ステップS126)。PC3からの指令を受け付けなかった場合(ステップS126:NO)、CPU72は、ステップS110以降の処理を実行する。
一方、PC3からの指令を受け付けた場合(ステップS126:YES)、CPU72は、受け付けられた指令が特定の指令であるか否かを判定する(ステップS127)。本実施形態では、特定の指令は、USBホストインターフェース66に接続されたUSBメモリ5の記憶内容を確認するための指令である。特定の指令ではないと判定された場合(ステップS127:NO)、CPU72は、ステップS110以降の処理を実行する。
一方、特定の指令であると判定された場合(ステップS127:YES)、CPU72は、USBホストコントローラ65を基準状態に設定する(ステップS128)。その後、CPU72は、USBホストインターフェース66に接続されたUSBメモリ5の記憶内容を確認するための処理を行う(ステップS129)。その後、ステップS110に戻る。
このように、図10に示す実施形態では、USBホストコントローラ65が省電力状態にあるときに、PC3から特定の指令以外の指令が受け付けられても、USBホストコントローラ65が省電力状態に維持される。そのため、USBホストコントローラ65によって不要な電力が消費されることを効果的に抑制することができる。また、USBホストコントローラ65が省電力状態にあるときに、PC3から特定の指令が受け付けられると、USBホストコントローラ65が基準状態に切り替えられる。そのため、必要な場合にはPC3からの指令によってUSBホストコントローラ65を基準状態に切り替えることができ、スキャナ2の消費電力を抑制しつつ、ユーザの利便性の低下を抑制することができる。
なお、本明細書で開示される技術は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の形態に変形することができ、例えば次のような変形も可能である。
上記実施形態のスキャナ2の構成は、あくまで一例であり、種々変形可能である。例えば、上記実施形態では、1つのCPU72が制御部として機能するが、複数のCPUが制御部として機能してもよいし、ASIC79やメインコントローラ70が制御部として機能してもよい。なお、メインコントローラ70は、CPU72といったスキャナ2の制御に利用されるハードウェアをまとめた総称であり、スキャナ2に存在する単一のハードウェアであるとは限らない。
また、上記実施形態において、上筐体22に設けられた構成要素が下筐体24に設けられてもよく、反対に、下筐体24に設けられた構成要素が上筐体22に設けられてもよい。また、スキャナ2の筐体全体が、1つの筐体により構成されてもよいし、3つ以上の筐体により構成されてもよい。また、上記実施形態では、操作部50がボタン52とタッチパネル54とを含むとしているが、操作部50がボタン52とタッチパネル54とのいずれか一方を含むとしてもよいし、操作部50がこれら以外の操作デバイスを含むとしてもよい。また、タッチパネル54は、液晶ディスプレイに限らず、他の種類の表示デバイスを用いて構成することができる。また、上記実施形態では、原稿センサ56として、発光素子と受光素子とを有するいわゆるフォトセンサが用いられているが、フォトセンサ以外の他の種類のセンサが用いられてもよい。
また、上記実施形態において、スキャナ2が、USBデバイスインターフェース62、ネットワークインターフェース64、USBホストインターフェース66の内の1つまたは複数を備えないとしてもよい。また、スキャナ2が、上記インターフェースとは異なる種類のインターフェース(例えばSDカードインターフェースや無線ネットワークインターフェース)を備えていてもよい。
また、上記実施形態では、USBホストコントローラ65が省電力状態にあるときには、USBホストコントローラ65への電力供給が停止されるとしているが、必ずしも電力供給が停止される必要はなく、基準状態時と比較して小さい電力が供給されてもよい。ただし、USBホストコントローラ65が基準状態にあるときの消費電力と省電力状態にあるときの消費電力との差は、原稿センサ56の消費電力より大きい。また、上記実施形態において、USBホストコントローラ65が基準状態にあるときの消費電力は一定である必要はなく、同様に、USBホストコントローラ65が省電力状態にあるときの消費電力は一定である必要はない。ただし、USBホストコントローラ65が省電力状態にあるときの消費電力は、常に、USBホストコントローラ65が基準状態にあるときの消費電力より小さい。
また、上記実施形態では、タッチパネル54が省電力状態にあるときには、光源が消灯されるとしているが、必ずしも光源が消灯される必要はなく、基準状態時と比較して光量が絞られるとしてもよい。また、タッチパネル54に代えて、またはタッチパネル54と共に、ボタン52について基準状態と省電力状態との切り替えが行われるとしてもよい。例えば、ボタン52がLEDランプを有し、基準状態時にはLEDランプが点灯し、省電力状態時にはLEDランプが消灯するとしてもよい。
また、上記実施形態におけるUSBホストコントローラ65の状態切り替え処理の内容は、あくまで一例であり、種々変形可能である。例えば、上記実施形態では、処理の開始時にUSBホストコントローラ65は省電力状態に設定されているが、処理の開始時にUSBホストコントローラ65が基準状態に設定されていてもよい。また、USBホストコントローラ65が基準状態にあり、他の種類のインターフェース(例えばネットワークインターフェース64)に他の種類の外部機器(例えばサーバ4やPC3)が接続され、かつ、原稿センサ56から、支持部40に原稿PAを支持させる際に生じる所定の状態に対応する信号が出力されていないときに、USBホストコントローラ65が省電力状態に設定されるとしてもよい。このようにすれば、ネットワーク接続時の待機電力を低減することができる。
上記実施形態では、ステップS110において支持部40に原稿PAが支持されていないと判定されている限り、操作部50への操作が受け付けられても、USBホストコントローラ65は省電力状態に維持される。ただし、上記実施形態において、ユーザが操作部50への複数回の操作を行うことにより、USBホストインターフェース66に接続されたUSBメモリ5の記憶内容を、タッチパネル54を介して確認することができるとしてもよい。すなわち、操作部50にこのような複数回の操作がなされると、CPU72は、支持部40に原稿PAが支持されていないと判定されていても、USBホストコントローラ65を基準状態に切り替え、USBメモリ5の記憶内容をタッチパネル54に表示させるとしてもよい。このような変形例においても、支持部40に原稿PAが支持されていないと判定されている限り、操作部50への最初の操作が受け付けられても、USBホストコントローラ65は省電力状態に維持されると言える。なお、操作部50への複数回の操作の例としては、最初の操作により操作部50の表示が各種選択画面に移行し、2回目の操作によりUSBメモリ5に記憶されたファイルを処理(ファイルの内容確認や削除などの処理)する操作がなされた場合に、USBホストコントローラ65を省電力状態から基準状態に切り替えることが挙げられる。つまり、操作部50への複数回の操作によりUSBホストコントローラ65を基準状態に切り替える必要がある場合に、USBホストコントローラ65を省電力状態から基準状態に切り替えるものである。
また、上記実施形態では、読取装置の一例として、イメージセンサ32の位置が固定され、原稿PAが搬送されるタイプのスキャナ2について説明したが、本発明は、原稿PAの位置が固定され、イメージセンサが移動するタイプ(いわゆるフラットベッドタイプ)のスキャナにも適用可能である。本発明をフラットベッドタイプのスキャナに適用する場合、原稿台が原稿を支持する支持部に相当し、原稿台を覆うカバーが開いた状態を検出するカバーオープンセンサがセンサ部に相当する。また、移行条件として、カバーオープンセンサからの信号に基づいてカバーが開いた状態が検出されたことを含む条件が設定される。フラットベッドタイプのスキャナでは、原稿台に原稿を支持させる際にカバーが開いた状態になるため、カバーが開いた状態が検出されたときにUSBホストコントローラ65の状態を基準状態に設定すれば、その後に原稿PAの読み取りが行われた場合に、生成された画像データをUSBホストインターフェース66に接続されたUSBメモリ5に記憶させることができる。また、カバーが開いた状態が検出されない場合には、操作部50への最初の操作を受け付けても、USBホストコントローラ65を省電力状態に維持することにより、USBホストコントローラ65によって不要な電力が消費される可能性を低減することができ、スキャナの消費電力を抑制することができる。
さらに、本発明は、フラットベッドタイプのスキャナであって自動原稿送り装置を装備したものにも適用可能である。この場合には、移行条件として、自動原稿送り装置に設けられた原稿センサからの信号に基づき自動原稿送り装置に原稿が設置されたことが検出されたこと、または、カバーオープンセンサからの信号に基づいてカバーが開いた状態が検出されたこと、を含む条件が設定される。
また、上記実施形態では、スキャナ2は密着型のイメージセンサ32を備える等倍光学系タイプのスキャナであるが、本発明は、縮小光学系タイプのスキャナにも適用可能である。また、本発明は、単機能のスキャナに限らず、スキャナ機能を備えた複合機にも適用可能である。
また、上記実施形態では、USBホストコントローラ65のPHY部67がPLL回路68を有している構成であるが、本発明は、PLL回路を有さない構成にも適用可能である。
また、上記実施形態では、USBホストインターフェース66を制御するUSBホストコントローラ65の状態切り替え処理について説明したが、本発明は、他の種類のインターフェース(例えばSDカードインターフェース)を制御する他の種類のインターフェース制御部(例えばSDカードコントローラ)の状態切り替え処理にも適用可能である。
2:スキャナ 3:パーソナルコンピュータ 4:サーバ 5:USBメモリ 22:上筐体 24:下筐体 26:ヒンジ 28:ガイド 32:イメージセンサ 34:原稿押さえ 40:支持部 46:搬送ローラ 48:ピンチローラ 50:操作部 52:ボタン 54:タッチパネル 56:原稿センサ 58:搬送モータ 61:USBデバイスコントローラ 62:USBデバイスインターフェース 63:ネットワークコントローラ 64:ネットワークインターフェース 65:USBホストコントローラ 66:USBホストインターフェース 67:PHY部 68:PLL回路 70:メインコントローラ 72:CPU 74:ROM 76:RAM 78:不揮発性メモリ 79:ASIC 80:電源部

Claims (13)

  1. 原稿を読み取って画像データを生成する読取部と、
    前記読取部に読み取られる前記原稿を支持する支持部と、
    前記支持部に前記原稿を支持させる際に生じる所定の状態に対応する信号を出力するセンサ部と、
    操作を受け付ける操作部と、
    前記読取部により生成された画像データの記憶先となる第1の外部機器を接続する第1のインターフェースと、
    前記第1のインターフェースを制御する第1のインターフェース制御部であって、前記第1のインターフェースに前記第1の外部機器が接続されたことを検知できる基準状態と、前記基準状態より消費電力が小さく、前記第1のインターフェースに前記第1の外部機器が接続されたことを検知できない省電力状態とを少なくとも含む複数の状態のうちの1つの状態に設定される、第1のインターフェース制御部と、
    前記センサ部から出力された前記信号に基づき前記所定の状態を検出する制御部であって、前記第1のインターフェース制御部が前記省電力状態にあるときに、前記所定の状態が検出されたことを含む移行条件が満たされた場合には、前記第1のインターフェース制御部を前記基準状態に設定し、前記移行条件が満たされない場合には、前記操作部への最初の前記操作を受け付けても、前記第1のインターフェース制御部を前記省電力状態に維持する、制御部と、
    を備える、読取装置。
  2. 請求項1に記載の読取装置であって、さらに、
    前記読取部により生成された画像データの記憶先となる第2の外部機器を接続する第2のインターフェースと、
    前記第2のインターフェースを制御する第2のインターフェース制御部と、を備え、
    前記移行条件は、前記第2のインターフェースにより前記第2の外部機器が通信可能な状態になっていないことを含み、
    前記第2の外部機器は、前記第1の外部機器とは種類が異なる外部機器であり、
    前記第2のインターフェースは、前記第1のインターフェースとは種類が異なるインターフェースである、読取装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の読取装置であって、さらに、
    前記読取部により生成された画像データの記憶先となる第2の外部機器を接続する第2のインターフェースと、
    前記第2のインターフェースを制御する第2のインターフェース制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記第1のインターフェースに接続される前記第1の外部機器と、前記第2のインターフェースにより通信可能な状態になった前記第2の外部機器との中から、前記読取部により生成される画像データの記憶先を設定し、
    前記移行条件は、前記第1のインターフェースに接続される前記第1の外部機器が画像データの記憶先として設定されていることを含み、
    前記第2の外部機器は、前記第1の外部機器とは種類が異なる外部機器であり、
    前記第2のインターフェースは、前記第1のインターフェースとは種類が異なるインターフェースである、読取装置。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の読取装置であって、
    前記制御部は、前記第1のインターフェース制御部を前記基準状態に設定した後、前記第1のインターフェースに前記第1の外部機器が接続されていることを前記第1のインターフェース制御部を介して検知した場合には、前記操作部への前記操作が受け付けられなくても、前記読取部に画像データを生成させ、生成された画像データを前記第1のインターフェースに接続された前記第1の外部機器に記憶させる、読取装置。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の読取装置であって、
    前記操作部は、操作部基準状態と、前記操作部基準状態より消費電力が小さい操作部省電力状態とを少なくとも含む複数の状態のうちの1つの状態に設定され、
    前記制御部は、前記読取部に画像データを生成させた後、前記第1のインターフェース制御部が前記基準状態にあり、前記操作部が前記操作部基準状態にあるときに、前記所定の状態が検出されない場合には、前記操作部を前記操作部省電力状態に設定する前に、前記第1のインターフェース制御部を前記省電力状態に設定する、読取装置。
  6. 請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の読取装置であって、
    前記制御部は、前記読取部に画像データを生成させた後、前記第1のインターフェース制御部が前記基準状態にあるときに、前記第1のインターフェースに前記第1の外部機器が接続されていないことを前記第1のインターフェース制御部を介して検知した場合には、前記第1のインターフェース制御部を前記省電力状態に設定する、読取装置。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載の読取装置であって、さらに、
    前記制御部への指令を出力可能な第3の外部機器を接続する第3のインターフェースを備え、
    前記制御部は、前記第1のインターフェース制御部が前記省電力状態にあるときに、前記第3のインターフェースを介して前記第3の外部機器から特定の前記指令以外の前記指令を受け付けても、前記第1のインターフェース制御部を前記省電力状態に維持する、読取装置。
  8. 請求項7に記載の読取装置であって、
    前記制御部は、前記第1のインターフェース制御部が前記省電力状態にあるときに、前記第3のインターフェースを介して前記第3の外部機器から前記特定の指令を受け付けた場合、前記第1のインターフェース制御部を前記基準状態に設定する、読取装置。
  9. 請求項1から請求項8までのいずれか一項に記載の読取装置であって、
    前記第1のインターフェースは、USBホストインターフェースであり、
    前記第1のインターフェース制御部は、USBホストコントローラである、読取装置。
  10. 請求項9に記載の読取装置であって、
    前記USBホストコントローラは、PLL回路を有する、読取装置。
  11. 請求項1から請求項10までのいずれか一項に記載の読取装置であって、さらに、
    前記読取部により生成された画像データの記憶先となる第2の外部機器を接続する第2のインターフェースと、
    前記第2のインターフェースを制御する第2のインターフェース制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記第1のインターフェース制御部が前記基準状態にあり、前記第2のインターフェースにより前記第2の外部機器が通信可能な状態にされ、かつ、前記センサ部から前記信号が出力されていないときに、前記第1のインターフェース制御部を前記省電力状態に設定する、読取装置。
  12. 原稿を読み取って画像データを生成する読取部と、前記読取部に読み取られる前記原稿を支持する支持部と、前記支持部に前記原稿を支持させる際に生じる所定の状態に対応する信号を出力するセンサ部と、操作を受け付ける操作部と、前記読取部により生成された画像データの記憶先となる第1の外部機器を接続する第1のインターフェースと、前記第1のインターフェースを制御する第1のインターフェース制御部であって、前記第1のインターフェースに前記第1の外部機器が接続されたことを検知できる基準状態と、前記基準状態より消費電力が小さく、前記第1のインターフェースに前記第1の外部機器が接続されたことを検知できない省電力状態とを少なくとも含む複数の状態のうちの1つの状態に設定される、第1のインターフェース制御部と、を備える読取装置の制御方法であって、
    前記センサ部から出力された前記信号に基づき前記所定の状態を検出する工程と、
    前記第1のインターフェース制御部が前記省電力状態にあるときに、前記所定の状態が検出されたことを含む移行条件が満たされた場合には、前記第1のインターフェース制御部を前記基準状態に設定し、前記移行条件が満たされない場合には、前記操作部への最初の前記操作を受け付けても、前記第1のインターフェース制御部を前記省電力状態に維持する工程と、
    を備える、制御方法。
  13. 原稿を読み取って画像データを生成する読取部と、前記読取部に読み取られる前記原稿を支持する支持部と、前記支持部に前記原稿を支持させる際に生じる所定の状態に対応する信号を出力するセンサ部と、操作を受け付ける操作部と、前記読取部により生成された画像データの記憶先となる第1の外部機器を接続する第1のインターフェースと、前記第1のインターフェースを制御する第1のインターフェース制御部であって、前記第1のインターフェースに前記第1の外部機器が接続されたことを検知できる基準状態と、前記基準状態より消費電力が小さく、前記第1のインターフェースに前記第1の外部機器が接続されたことを検知できない省電力状態とを少なくとも含む複数の状態のうちの1つの状態に設定される、第1のインターフェース制御部と、を備える読取装置を制御するためのコンピュータプログラムであって、
    前記センサ部から出力された前記信号に基づき前記所定の状態を検出する処理と、
    前記第1のインターフェース制御部が前記省電力状態にあるときに、前記所定の状態が検出されたことを含む移行条件が満たされた場合には、前記第1のインターフェース制御部を前記基準状態に設定し、前記移行条件が満たされない場合には、前記操作部への最初の前記操作を受け付けても、前記第1のインターフェース制御部を前記省電力状態に維持する処理と、
    を前記読取装置に実行させる、コンピュータプログラム。
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