JP2016032220A - 電子機器 - Google Patents

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正浩 福原
Masahiro Fukuhara
正浩 福原
弥 東川
Wataru Tokawa
弥 東川
裕和 轟
Hirokazu Todoroki
裕和 轟
晴義 矢田
Haruyoshi Yada
晴義 矢田
川口 徳明
Noriaki Kawaguchi
徳明 川口
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Abstract

【課題】電子機器の組み立て工程におけるマイクキャップの変形を抑制することを課題とする。【解決手段】電子機器は、第一の筐体と、前記第一の筐体に収容され、マイクが設置された回路基板と、筒状部と、前記筒状部より硬度が高くかつ前記筒状部の底面を形成するとともに開口部を有し前記筒状部と一体成形された底板部と、を有するとともに、前記回路基板に前記マイクが設置されている状態で前記マイクに装着されたマイクキャップと、前記マイクに前記マイクキャップが装着されている状態で、前記マイクキャップを押圧して前記第一の筐体に固定された第二の筐体と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、電子機器に関する。
昨今、マイクを備えた電子機器が種々知られており、電気音響変換器の取付構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−262262号公報
ところで、マイクを備える電子機器は、音漏れ等に影響する気密性を確保するために、マイクキャップや、マイクホルダと称される部品を備えることがある。これらの部品は、マイクの周囲を覆うように配置されるが、その素材によっては電子機器の組み立て工程における組ずれに起因して変形し、気密性が阻害されることが懸念される。
1つの側面では、本明細書開示の電子機器は、電子機器の組み立て工程におけるマイクキャップの変形を抑制することを課題とする。
本明細書開示の電子機器は、第一の筐体と、前記第一の筐体に収容され、マイクが設置された回路基板と、筒状部と、前記筒状部より硬度が高くかつ前記筒状部の底面を形成するとともに開口部を有し前記筒状部と一体成形された底板部と、を有するとともに、前記回路基板に前記マイクが設置されている状態で前記マイクに装着されたマイクキャップと、前記マイクに前記マイクキャップが装着されている状態で、前記マイクキャップを押圧して前記第一の筐体に固定された第二の筐体と、を備える。
本明細書開示の電子機器によれば、電子機器の組み立て工程におけるマイクキャップの変形を抑制することができる。
図1は実施形態の携帯電話機の斜視図である。 図2は実施形態の携帯電話機の分解斜視図である。 図3(A)は携帯電話機が備えるマイクキャップを裏面側から観た斜視図であり、図3(B)は携帯電話機が備えるマイクキャップを正面側から観た斜視図である。 図4は図1におけるA−A線断面図である。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。ただし、図面中、各部の寸法、比率等は、実際のものと完全に一致するようには図示されていない場合がある。また、図面によっては、説明の都合上、実際には存在する構成要素が省略されていたり、寸法が実際よりも誇張されて描かれていたりする場合がある。
(実施形態)
まず、図面を参照しつつ、一実施形態の携帯電話機100の概略構成を説明する。図1は実施形態の携帯電話機100の斜視図である。図2は実施形態の携帯電話機100の分解斜視図である。図3(A)は携帯電話機100が備えるマイクキャップ4を裏面側から観た斜視図であり、図3(B)は携帯電話機100が備えるマイクキャップ4を正面側から観た斜視図である。図4は図1におけるA−A線断面図である。携帯電話機100は、電子機器の一例であり、いわゆるスマートフォンタイプの電話機である。図1を参照すると、携帯電話機100は、キーボタンを備えておらず、液晶画面上で指をスライドさせたり、タップしたりすることにより情報の入力、取得を行う。図2を参照すると、電子機器100は、リアケースに相当する第一の筐体1、回路基板2、マイク3、マイクキャップ4、防水シート5、シール材6及びフロントケースに相当する第二の筐体7を備える。
第一の筐体1は、底板部1aの周囲に周壁部1bを備える。周壁部1bは、底板部1aの四辺を囲う様に底板部1aから立設されている。これにより第一の筐体1は、深さを有する器状の形状を有している。第一の筐体1の内部には、マイク3が設置された回路基板2が収容されている。回路基板2は、底板部1aにネジ止めされている。周壁部1bには、集音孔1b1が設けられている。また、図4を参照すると、第一の筐体1の内部には、突起部1cが設けられている。なお、図2において、突起部1cは、省略されている。
回路基板2は、第一の筐体1内に収納される際、マイク3が設置された状態とされている。マイク3は、はんだ付けすることによって、回路基板2に設置されている。
第一の筐体1内に収容される回路基板2に設置されたマイク3には、マイクキャップ4が装着される。図3(A)、図3(B)を参照すると、マイクキャップ4は、筒状部4aと、底板部4bを備えている。筒状部4aの内周壁面は、マイク3の外周面に密着する。底板部4bの周縁部4b2は、筒状部の外周部よりも外側に飛び出るように鍔状に形成されている。底板部4bは、筒状部4aより硬度が高くかつ筒状部4aの底面を形成するとともに開口部4b1を有する。そして、底板部4bは、筒状部4aと一体成形されている。具体的に、筒状部4aは、シリコン製であり、底板部4bはSUS板などの板金製とされている。これにより、筒状部4aと底板部4bとの硬度の関係が担保されている。筒状部4aと底板部4bとのこのような関係が維持できるものであれば、他の材料を選定してもよい。筒状部4aと底板部4bとは、射出成形やインサート成形といった従来周知の手法を用いることにより、一体成形されている。このようなマイクキャップ4は、回路基板2にマイク3が設置されている状態でマイク3に装着される。図2や図4を参照すると、マイク3にマイクキャップ4が装着されるとき、マイク3が備える集音部(振動膜)3aと開口部4b1が対向した状態とされる。
第二の筐体7は、マイク3にマイクキャップ4が装着されている状態で、マイクキャップ4を押圧して第一の筐体1に固定されている。本実施形態において、第二の筐体7は、爪部7cを第一の筐体1に係合することにより、第一の筐体1に固定されているが、第二の筐体7は、ネジによって第一の筐体1に固定されてもよい。なお、爪部が設けられるのは、第一の筐体1と第二の筐体7のいずれであってもよい。第二の筐体7には、液晶ディスプレイ等が組み込まれている。図4を参照すると、第二の筐体7は、第一の筐体1に設けられた集音孔1b1の位置に合わせて空洞部7aが設けられている。空洞部7aは、マイク3の集音部3aに向かって延設されている。空洞部7aの端部にはシール材6が装着されている。具体的に、空洞部7aの端部に段差部が形成されており、その段差部内に環状のシール材6が嵌め込まれている。シール材6は、気密性を保持できる素材であれば、どのような素材を用いてもよいが、本実施形態のシール材6は、ゲル素材からなる。シール材6は、第二の筐体7が第一の筐体1に固定された状態で、マイクキャップ4の底板部4bと第二の筐体7との間に介在した状態となる。これにより、底板部4bと第二の筐体7との間の密閉が確保される。第二の筐体7の第一の筐体1と対向する面には、環状に設けられたシール材7bが設けられている。シール材7bは、第一の筐体1に設けられた突起部1cと当接することにより電子機器100内への埃の侵入や水分の侵入を防止する。
図2や、図4を参照すると、電子機器100は、開口部4b1を塞ぐように配置された防水シート5を備える。防水シート5は、防水性と透湿性を備えている。防水シート5の周囲には、枠体5aが設けられている。本実施形態では、防水シート5の枠体5aは、底板部4bとシール材6との間に配置されているが、防水シート5の枠体5aは、シール材6と第二の筐体7との間に配置されてもよい。
このような電子機器100は、以下の順序で組み立てられる。まず、第一の筐体1内に回路基板2を固定する。このとき、回路基板2には、予めマイク3を設置しておく。そして、マイク3には、マイクキャップ4を装着しておく。なお、マイクキャップ4の装着は、回路基板2に設置されたマイク3に対して実施されればよく、回路基板2が第一の筐体1に固定される前後のいずれであってもよい。すなわち、回路基板2に設置されたマイク3にマイクキャップ4を装着した後、回路基板2を第一の筐体1に固定してもよいし、マイク3が設置された回路基板を第一の筐体1に固定した後、マイク3にマイクキャップ4を装着してもよい。マイクキャップ4がマイク3に装着される際に、筒状部4aの解放された側の縁部4a1は、回路基板2側に押し付けられ、回路基板の表面に密着する。これにより、マイクキャップ4と回路基板2との間の密閉が確保される。
そして、シール材6、7bが装着された状態の第二の筐体7を、第一の筐体1に固定する。このとき、第二の筐体7は、シール材6を介してマイクキャップ4を押圧する。ここで、マイクキャップ4において、シール材6によって押圧されるのは、底板部4bである。底板部4bは、板金で成形されており、硬度、剛性が高いため、型崩れすることが抑制される。そして、第二の筐体7がマイクキャップ4を押圧する力は底板部4bが受けるため、筒状部4aの変形が抑制される。この結果、筒状部4aがマイク3の周囲に密着した状態が維持され、筒状部4aによる気密性が確保される。仮に、マイクキャップの全体を、例えば、シリコンやゴム等の硬度が低く、剛性が低い材料で成形したとすると、第二の筐体7によって押圧されたマイクキャップは、歪み、音響上の気密を維持できなくなる可能性がある。本実施形態のように、シリコン製の筒状部4aと板金製の底板部4bを一体成形したマイクキャップ4を用いることにより、底板部4bの形崩れが抑制され、ひいては、筒状部4aの変形も抑制されて、気密性が維持される。なお、底板部4bを板金製とすることで、底板部4bの表面の摩擦係数を低下させることができる。これにより、第二の筐体7によりマイクキャップ4を押圧する際に組ずれが生じても第二の筐体7は、底板部4bの表面を滑り、マイクキャップ4を変形させる力は弱められる。この点も、マイクキャップ4の変形を抑制する上で有利となる。
以上説明したように、本実施形態の電子機器100では、その組み立て工程におけるマイクキャップの変形を抑制することができる。
なお、本実施形態では、電子機器の一例として、携帯電話機の例について説明したが、本明細書開示の構造は、他の電子機器にも有効である。本明細書開示の構造を適用すれば、例えば、ノート型パーソナルコンピュータ、デジタルカメラ、PDA(Personal Digital Assistance)等を組み立てるときにも、マイクキャップのずれを抑制し、気密性を確保することができる。
以上本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
1 第一の筐体
1a 底板部
1b 周壁部
1b1 集音孔
1c 突起部
2 回路基板
3 マイク
3a 集音部(振動膜)
4 マイクキャップ
4a 筒状部
4b 底板部(板金)
4b1 開口部
4b2 周縁部(鍔状部)
5 防水シート
5a 枠体
6 シール材
100 携帯電話機(電子機器)

Claims (2)

  1. 第一の筐体と、
    前記第一の筐体に収容され、マイクが設置された回路基板と、
    筒状部と、前記筒状部より硬度が高くかつ前記筒状部の底面を形成するとともに開口部を有し前記筒状部と一体成形された底板部と、を有するとともに、前記回路基板に前記マイクが設置されている状態で前記マイクに装着されたマイクキャップと、
    前記マイクに前記マイクキャップが装着されている状態で、前記マイクキャップを押圧して前記第一の筐体に固定された第二の筐体と、
    を備えることを特徴とする電子機器。
  2. 前記底板部と前記第二の筐体との間にシール材を介在させた請求項1に記載の電子機器。
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