JP2016031655A - 賃貸料決済システム - Google Patents

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Nozomi Tashiro
望 田代
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Junichi Yae
順一 弥重
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Tomoshi Isotani
知賜 磯谷
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Abstract

【課題】賃貸不動産物件の賃貸料を決済するクレジットカードが利用停止となった場合にも、賃貸物件管理者又は貸主へ賃貸料の送金が行われる賃貸料決済システムを提供する。
【解決手段】賃貸人17が賃貸物件に関する管理業務の委託契約を行う賃貸物件管理機構14と、賃料保証に関する処理を行う賃貸保証機構11と、賃借人12と賃料支払いに関するクレジットカード決済を行うクレジットカード決済代行機構15と、賃借人に関する賃料の集金代行及び振替管理を行う賃料等振替管理機構16とを備える。賃貸保証機構は、クレジットカード決済代行機構に対して賃借人のクレジットカード決済が可能か否かを問い合わせ、可能である場合は賃借人に対してクレジットカード決済による賃料請求を行い、不可能である場合は賃料等振替管理機構を介して賃借人に対して引落による賃料請求を行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、クレジットカードを利用して不動産の賃貸料等を決済する賃貸料決済システムに関する。
特許文献1には、不動産物件を賃貸する場合の賃貸料の決済にクレジットカードを利用する賃貸不動産物件の賃料徴収業務支援システムが提案されている。この支援システムは、クレジットカードの発行対象となり得る賃借者(借主)に対して、敷金の支払いを免除する一方、クレジットカードによる賃貸不動産物件の賃貸料決済を義務付け、賃貸不動産物件の貸主又は賃貸物件管理者に対しては、敷金の代わりにクレジットカード発行元(カード会社)による所定の保証を付与し、集金代行手数料の支払いを義務付けるものである。
国際公開第2001/054013号
しかしながら、特許文献1に開示の支援システムは、カード会社が中心となって賃貸料の徴収等を行うと共に賃貸物件管理者又は貸主を統括するという賃貸料徴収システムであるため、引き落とし遅延が生じた場合等、ある程度の保証は行われるが、カード会社によって借主のカード利用が停止された場合、賃貸料決済を含むそのカードに関する全ての取り扱いが停止し、従ってその場合、賃貸物件管理者又は貸主への賃貸料の送金が行われなくなってしまう。
このため、賃貸物件管理者又は貸主は、クレジットカードによる賃貸料決済を避ける傾向にあり、これが賃貸不動産物件のクレジットカード決済の普及を遅らせている原因であった。
従って本発明の目的は、賃貸不動産物件の賃料等をクレジットカード決済した場合に、そのクレジットカードが利用停止となった場合にも、賃貸物件管理者又は賃貸人(貸主)へ賃料等の送金が行われる賃貸料決済システムを提供することにある。
本発明によれば、賃貸料決済システムは、賃貸人が賃貸物件に関する管理業務の委託契約を行う賃貸物件管理機構と、賃借人が賃料保証の委託契約を行うと共に賃貸物件管理機構と回線を介して接続されており、賃料保証に関する処理を行うコンピュータ及び賃料保証情報を格納するデータベースを有する賃貸保証機構と、賃借人と賃料支払いに関するクレジットカード決済を行う共に賃貸保証機構のコンピュータと回線を介して接続されているクレジットカード決済代行機構と、賃借人に関する賃料の集金代行及び振替管理を行う共に賃貸保証機構のコンピュータと回線を介して接続されている賃料等振替管理機構とを備えている。賃貸保証機構のコンピュータは、クレジットカード決済代行機構に対して賃借人のクレジットカード決済が可能か否かを問い合わせ、可能である場合は賃借人に対してクレジットカード決済による賃料請求を行い、不可能である場合は賃料等振替管理機構を介して賃借人に対して引落による賃料請求を行うように構成されている。
賃貸保証機構のコンピュータは、賃貸物件の賃借人についてクレジットカード決済が可能か否かをクレジットカード決済代行機構に問い合わせる。その結果が、クレジットカード決済可能である場合は、通常のクレジットカード決済を行う、即ち賃借人に対してクレジットカード決済による賃料請求を行う。一方、その結果が、クレジットカード決済不可能である場合は、収納代行会社による引落決済を行う、即ち賃料等振替管理機構を介して賃借人に対して引落による賃料請求を行う。このように、通常のクレジットカード決済と、収納代行会社による引落決済とを切り替えて決済しているため、賃貸物件管理機構(又は賃貸人)への賃貸料等の送金をカード決済不能の場合にも手続を変更することなく継続して行うことができる。
賃料等振替管理機構は、クレジットカード決済が可能である場合及び不可能である場合のいずれにおいても、賃貸物件管理機構へ賃料の立替支払いを行うように構成されていることが好ましい。
賃貸保証機構のコンピュータは、賃借人がクレジットカード決済を希望するか否かを判別し、クレジットカード決済を希望する場合は賃借人に対してクレジットカード決済による賃料請求を行い、希望しない場合は賃料等振替管理機構を介して賃借人に対して引落による賃料請求を行うように構成されていることも好ましい。
賃貸保証機構は、クレジットカード決済が可能である場合はクレジットカード決済代行機構を介して、不可能である場合は賃料等振替管理機構を介して、保証料を含む料金の支払いを受けるように構成されていることも好ましい。
賃貸物件管理機構は、賃料の支払いを受けた場合にその賃料を賃貸人に支払うように構成されていることも好ましい。
本発明によれば、通常のクレジットカード決済と、収納代行会社による引落決済とを切り替えて決済しているため、賃貸物件管理機構(又は賃貸人)への賃貸料等の送金をカード決済不能の場合にも手続を変更することなく継続して行うことができる。
本発明の一実施形態の賃貸料決済システムにおける全体構成及びデータの流れを概略的に示すブロック図である。 図1の賃貸料決済システムにおける各構成要素自体の処理内容及び構成要素間の処理内容を示すブロック図である。 賃借人(借主)が賃貸物件管理機構を介して賃貸保証機構と結ぶ賃貸保証委託契約書の一例を示す図である。 賃借人(借主)が賃貸保証機構を介して賃料等振替管理機構へ提出する口座振替依頼書の一例を示す図である。 図1の賃貸料決済システムにおいて賃料等の決済時の各構成要素の処理の流れの一部を示すフローチャートである。 図1の賃貸料決済システムにおいて賃料等の決済時の各構成要素の処理の流れの一部を示すフローチャートである。 図1の賃貸料決済システムにおいて賃料等の決済時の各構成要素の処理の流れの一部を示すフローチャートである。
図1は本発明の一実施形態の賃貸料決済システムにおける全体構成及びデータの流れを概略的に示しており、図2は図1の賃貸料決済システムにおける各構成要素自体の処理内容及び構成要素間の処理内容を示している。
図1において、10は本実施形態の賃貸料決済システムを示しており、この賃貸料決済システム10は、インターネット網13を介して互いに接続可能となっている賃貸保証機構11、賃借人(借主)12、図示しない賃貸人(貸主)から賃貸物件の管理業務を委託されている賃貸物件管理機構14、クレジットカード決済代行機構15、及び賃料等振替管理機構16を備えている。
賃貸保証機構11は、賃貸物件管理機構14に対して賃料等のクレジットカード決済を含む滞納保証やその他の保証を行う例えば賃貸保証会社であり、インターネット網13を介して、賃借人(借主)12、賃貸物件管理機構14、クレジットカード決済代行機構15、及び賃料等振替管理機構16との間で後述する種々の処理を行う。
賃貸物件管理機構14は、賃貸保証機構11と賃貸保証の代理店契約を行っており、賃貸物件について、賃貸人(貸主)及び賃借人(借主)12と賃貸物件の賃貸借契約を行うと共にその賃貸物件の管理を行う例えば不動産仲介会社である。
クレジットカード決済代行機構15は、クレジットカード会社15aと、このクレジットカード会社15aを代行して決済を行うクレジットカード決済代行会社15bとを備えており、賃料のクレジットカードによる決済を行う。
賃料等振替管理機構16は、賃借人(借主)12からの賃料等の引落による集金代行を行うと共に振替の管理及び賃料等の立替支払いを行う、例えば収納代行会社である。
なお、本実施形態における賃貸物件とは、用途が住居、店舗又は事務所に係わる賃貸物件であり、例えばビルディングの部屋やフロア、戸建て住宅、アパートやマンションの部屋、店舗、事務所、駐車場等の不動産の賃貸物件を対象とするものである。ただし、工場や倉庫等の賃貸物件に適用することも可能である。また、賃料等とは、賃料自体である家賃の他に、管理費、共益費、駐車場代、及び水道代等の変動費を含むことを意味している。
図1に示すように、賃貸保証機構11は中央データ処理部11a及び端末部11bを備えており、これら中央データ処理部11a及び端末部11bは専用回線11cを介して相互に接続されている。中央データ処理部11aには、ネットワークに接続するためのネットワークサーバと、日常業務で使用される基幹サーバと、賃貸保証に関する全てのデータが格納されているデータベースサーバとが少なくとも設けられている。端末部11bには、複数の端末が設けられている。また、賃貸物件管理機構14には端末14aが、賃借人(借主)12には端末又はスマートフォン等の携帯端末12aがそれぞれ設けられている。
賃貸保証機構11の端末部11b、賃料等振替管理機構16の収納代行会社の端末(図示なし)、賃貸物件管理機構14の端末14a、クレジット決済代行会社15bの端末(図示なし)、並びに賃借人(借主)12の端末又は携帯端末12aは、インターネット網13を介して互いに接続可能となっている。もちろん、インターネット網に代えて、専用回線、ISDN等の電話回線、その他のいかなる回線を用いても良いことは明らかである。
図2に示すように、賃貸保証機構11は、賃貸保証代理店契約を結んでいる賃貸物件管理機構14に対して、(1)賃貸物件に関してその代理店ネットワーク及びデータベースに基づく入居審査業務、(2)入居者が賃料を滞納した場合、賃料等支払い方法、支払い確約、明渡し交渉等の調査/支払いコンサルティング業務、(3)賃料等を滞納している入居者に対しての訴訟等の法的手続業務、(4)入居者が夜逃げ等で行方不明等の場合に、家財や室内の残留物の搬出、保管及び処分を行う明渡し業務、(5)賃料等が滞納している場合に未納賃料等を保証する保証業務、(6)賃料等の保証に火災(住宅総合・家財)保険が自動付帯されていることによる手続業務、(7)送金予定明細書、振込入金通知書、口座振替結果明細書等のデータ送付業務を行うように構成されている。
賃貸物件管理機構14は、賃貸人(貸主)17との間で賃貸物件に関して賃貸管理業務委託契約を結んでおり、この賃貸人(貸主)17に対して資産運用のコンサルティング業務及び賃貸人(貸主)17に賃料等(賃料、管理費、共益費、駐車場代、及び水道代等の変動費)を送金する業務も行うように構成されている。
賃貸物件管理機構14は、また、賃貸保証機構11との間で賃貸保証の代理店契約を結んでおり、(1)賃貸物件に関する募集業務、(2)賃借人(借主)12との間で賃貸物件に関して入居申込及び賃貸保証委託契約申込の受付け/契約を行う業務、(3)受け付けた情報を賃貸保証機構11に送る業務、(4)賃貸保証機構11が入居審査を行って入居承諾がなされた場合に賃借人(借主)12との間で賃貸借契約及び賃貸保証委託契約を結ぶ業務、(5)賃借人(借主)12から賃貸保証委託契約書及び口座振替依頼書と賃貸保証委託契約の保証料とを受け取り、これら賃貸保証委託契約書及び口座振替依頼書を賃貸保証機構11に送ると共に、受け取った保証料を賃貸保証機構11に送金する業務を行うように構成されている。なお、図3は賃借人(借主)12が賃貸物件管理機構14を介して賃貸保証機構と結ぶ賃貸保証委託契約書の一例を示しており、図4は賃借人(借主)12が賃貸保証機構11を介して賃料等振替管理機構16へ提出する口座振替依頼書の一例を示している。
クレジットカード決済代行機構15は、カード決済希望者に関して、(1)賃借人(借主)12に対して賃料等のクレジットカード決済による集金業務、(2)カード情報の提供を受ける業務を行うように構成されており、このカード情報は賃貸保証機構11にも提供されるように構成されており、また、(3)賃貸保証機構11からのクレジットカード決済可否情報(オーソリ情報)の問い合わせに対して回答する業務、(4)賃貸保証機構11からの賃料等の売上確定による集金決済依頼を受ける業務を行うように構成されている。クレジットカード決済代行機構15は、さらに、(5)賃貸保証機構11からの指示により、賃料等振替管理機構16へクレジットカード決済金の集金(直接入金)指示を行うように構成されている。
賃料等振替管理機構16は、カード決済希望者以外及びカード売上不能者に関して、(1)賃借人(借主)12からの賃料等の振替口座による集金及びそのための振替口座の管理業務、(2)賃貸物件管理機構14に対する賃料等(賃料、管理費、共益費、駐車場代、及び水道代等の変動費)の立替送金業務を行うように構成されている。賃貸保証機構11は、その立替金の精算業務と、この賃料等振替管理機構16に対して、賃料等の口座振替を依頼する業務とを行うように構成されている。
なお、図2において、破線矢印は各構成要素間における契約や書類の流れを主に示しており、実線矢印は各構成要素間における電子的な指示や情報の流れを主に示している。
図5A〜図5Cは、本実施形態の賃貸料決済システムにおける賃料等の決済時の各構成要素の処理の流れの一部を示している。なお、本実施形態の賃貸料決済システムは、この賃料等の決済を行う前に、(a)賃貸物件管理機構14に対する賃貸保証機構11の代理店審査及び契約処理、(b)賃借人(借主)12の賃貸保証委託申込処理、(c)この申込者による賃借人(借主)12のクレジットカード情報の登録処理、(d)賃借人(借主)12と賃貸保証機構11との賃貸保証契約処理、(e)賃借人(借主)12への初回保証料の請求処理、(f)カード情報の更新処理等が行われる。これらの処理は、本発明に直接的に関係せず、また公知技術であるため、本明細書では説明を省略する。以下、月次業務である賃料等の決済処理について、図5A〜図5Cを用いて詳細に説明する。
まず、図5Aを参照して説明を行う。賃貸保証機構11のコンピュータは、決済開始月以降であるかどうか判別し(ステップS1)、決済開始月以降である場合(Yesの場合)にのみ、月次締めを行い(ステップS2)、そのデータをDBへ格納する(ステップS3)。
次いで、賃借人(借主)12が賃料等についてカード決済を希望するか否かを判別し(ステップS4)、希望する場合(Yesの場合)はそのクレジットカードの情報を取得済であるか否かを判別し(ステップS5)、カード情報取得済である場合(Yesの場合)は、そのカードが有効期限切れか否かを判別する(ステップS6)。
ステップS4においてカード決済を希望しない場合(Noの場合)、ステップS5においてカード情報取得済ではない場合(Noの場合)、及びステップS6においてカードが有効期限切れの場合(Yesの場合)は、いずれも、図5Bとの結合子1へ進む。この場合は、賃料等についての引落決済が行われる。
ステップS6においてカードが有効期限切れではない場合(Noの場合)は、そのクレジットカードについてカード決済の可否を判断するためのオーソリデータを作成する(ステップS7)。このオーソリデータは、例えば、代理店(賃貸物件管理機構14)の受注コード、顧客(賃借人(借主)12)のID、及び決済額(オーソリ額(図の例では、51,460円)=賃料+月額保証料+集送金手数料)等を含んでいる。
賃貸保証機構11のコンピュータは、作成したオーソリデータをクレジットカード決済代行機構15へ送信してオーソリ処理を依頼し、クレジットカード決済代行機構15はこのオーソリデータを、例えば月次6日締めで、受信する(ステップS8)。
これによりクレジットカード決済代行機構15は、オーソリデータに基づいてオーソリ処理を行う(ステップS9)。即ち、賃借人(借主)12のこのクレジットカードについてクレジットカード機構(クレジットカード会社15b)に問い合わせる等してカード決済の可否を判断する。次いで、クレジットカード決済代行機構15は、オーソリ結果がOKであるか否かによって分岐する(ステップS10)。オーソリ結果がOKでありカード決済が可能な場合(Yesの場合)は、実売上の処理を行い(ステップS11)、クレジットカード機構(クレジットカード会社15b)に通知する。即ち、この場合は、賃料等についてのクレジットカード決済が行われる。
クレジットカード決済代行機構15は、オーソリ結果がOKでありステップS11の処理を行った後、又はステップS10においてオーソリ結果がOKではなくカード決済が不可の場合(Noの場合)のいずれにも、それらオーソリ結果を賃貸保証機構11のコンピュータへ通知する(ステップS12)。
これにより、賃貸保証機構11のコンピュータは、(例えば、オーソリ依頼の3営業日後に)オーソリ結果を取込み(ステップS13)、そのオーソリ結果がOKであるか否かによって分岐する(ステップS14)。
一方、クレジットカード決済代行機構15からステップS11の実売上の通知を受け取ったクレジットカード機構(クレジットカード会社15b)は、例えば月次15日締めで、賃料等のクレジットカード決済を行う(ステップS15)。次いで、クレジットカード機構は、例えば25日入金で、決済額の振込処理を行い(ステップS16)、図5Bとの結合子2へ進む。また、クレジットカード機構は、賃借人(借主)12の口座にアクセスし(ステップS17)、決済額(図の例では、51,460円)の引落処理を行う(ステップS18)。
賃貸保証機構11のコンピュータは、ステップS14においてオーソリ結果がOKではなくカード決済が不可の場合(Noの場合)には、図5Bとの結合子1へ進む。一方、ステップS14においてオーソリ結果がOKであり、カード決済が可能な場合(Yesの場合)は、最終の引落より1年経過したか否かを判別し(ステップS19)、1年経過した場合(Yesの場合)のみ、口座維持のための手数料(図の例では、108円)の引落の依頼(27日振替日の8営業日前)を賃料等振替管理機構16に対して行い(ステップS20)、図5Bとの結合子3へ進む。
次に図5Bを参照して説明する。図5Aとの結合子1に続いて、賃貸保証機構11のコンピュータは、賃料等(図の例では、51,460円)の引落の依頼(27日振替日の8営業日前)を賃料等振替管理機構16に対して行う(ステップS21)。
賃料等振替管理機構16は、この引落依頼を受付る(ステップS22)。なお、ステップS22における引落依頼の受付けは、図5Aとの結合子3に続いても行われる。次いで、賃料等振替管理機構16は、賃借人(借主)12の口座にアクセスし(ステップS23)、決済額(図の例では、51,460円)の27日引落処理を行う(ステップS24)。その後、処理は、図5Cとの結合子4及び結合子6へ進む。なお、図5Aとの結合子2からの処理は、そのまま、図5Cとの結合子4へと進む。この場合、残高(図の例では、102,920円)=カード決済入金分(図の例では、51,460円)+27日引落分(図の例では、51,460円)となる。
賃貸保証機構11のコンピュータは、ステップS21の処理の次に、月次データを作成し、作成した月次データを(27日振替日の8営業日前に)この賃貸保証機構11の事務処理部門へ送信する(ステップS25)。事務処理部門はこの月次データから送金予定明細書を作成し、作成した送金予定明細書を(27日振替日の7営業日前に)賃貸物件管理機構14へ郵送する(ステップS26)。
賃貸保証機構11のコンピュータは、ステップS25の処理の次に、初回振替案内データを作成し、作成した初回振替案内データを(27日振替日の8営業日前に)この賃貸保証機構11の事務処理部門へ送信する(ステップS27)。事務処理部門はこの初回振替案内データから初回振替案内を作成し、作成した初回振替案内を(27日振替日の5営業日前に)賃借人(借主)12へ郵送する(ステップS28)。
賃貸保証機構11のコンピュータは、ステップS27の処理の次に、振替案内ハガキデータを作成し、作成した振替案内ハガキデータを(27日振替日の8営業日前に)この賃貸保証機構11の事務処理部門へ送信する(ステップS29)。事務処理部門はこの振替案内ハガキデータから振替案内ハガキを作成し、作成した振替案内ハガキを(27日振替日の5営業日前に)賃借人(借主)12へ郵送する(ステップS30)。
賃貸保証機構11のコンピュータは、ステップS29の処理の次に、初回カード決済案内データを作成し、作成した初回カード決済案内データを(27日振替日の8営業日前に)この賃貸保証機構11の事務処理部門へ送信する(ステップS31)。事務処理部門はこの初回カード決済案内データから初回カード決済案内を作成し、作成した初回カード決済案内を(27日振替日の5営業日前に)賃借人(借主)12へ郵送する(ステップS32)。
賃貸保証機構11のコンピュータは、ステップS31の処理の次に、(変更分)送金予定明細書データを作成し、作成した(変更分)送金予定明細書データをこの賃貸保証機構11の事務処理部門へ送信する(ステップS33)。事務処理部門はこの(変更分)送金予定明細書データから(変更分)送金予定明細書を作成し、作成した(変更分)送金予定明細書を賃貸物件管理機構14へ郵送する(ステップS34)。
賃貸保証機構11のコンピュータは、ステップS33の処理の次に、賃料等振替管理機構16に対して、賃料の振込依頼を行う(ステップS35)。ここで、賃料の振込額は、図の例では、100,000円=50,000円+50,000円となる。
賃料等振替管理機構16は、この振込依頼を受付け(ステップS36)、図5Cとの結合子5へ進む。
次に図5Cを参照して説明する。図5Bとの結合子4に続いて、クレジットカード決済代行機構15のクレジットカード機構は、残高と振込額との決済を行う(ステップS37)。ここで、残高は、今までの残高(図の例では、102,920円)から賃料の振込額(図の例では、100,000円)を差し引いた額(図の例では、2,920円)となり、これが保証料・集送金手数料等となって賃貸保証機構11へ送金される(ステップS38)。一方、クレジットカード機構は、振込額(図の例では、100,000円)を賃料等振替管理機構16へ送金し、賃料等振替管理機構16は図5Bとの結合子5で示されるステップS36の振込依頼に従ってこの額を(毎月月末営業日に)賃料として賃貸物件管理機構14へ振込む(ステップS39)。賃貸物件管理機構14はこの賃料を受け取り(ステップS40)、賃貸人(貸主)17へ送金する(ステップS41)。
一方、賃料等振替管理機構16は、図5Bとの結合子6に続いて、27日引落結果通知を賃貸保証機構11のコンピュータに対して行う(ステップS42)。
賃貸保証機構11のコンピュータは、これにより、口座振替の引落結果データを含む引落結果を取込む(ステップS43)。次いで、引落結果データを作成し、作成した引落結果データを事務処理部門へ送信する(ステップS44)。事務処理部門はこの引落結果データを取込み(ステップS45)、口座振替結果明細表を作成し、作成した口座振替結果明細表を(27日振替日の4営業日後に)賃貸物件管理機構14へ送信する(ステップS46)。
賃貸保証機構11のコンピュータは、次いで、引落結果がOKであったか否かを判別し(ステップS47)、OKではなかった場合(Noの場合)のみ、コンビニ請求データを作成し、作成したコンビニ請求データを事務処理部門へ送信する(ステップS48)。事務処理部門はこのコンビニ請求データからコンビニ払込票を作成し、作成したコンビニ払込票を(27日振替日の4営業日後に)賃借人(借主)12へ郵送する(ステップS49)。
以上説明したように、本実施形態によれば、オーソリ結果がOKでありカード決済が可能な場合は、クレジットカードで賃料等の決済を行い、オーソリ結果がOKではなくカード決済が不可の場合は、口座振替により賃料等の引落決済を行うように構成されている。このように、通常のクレジットカード決済と、収納代行会社による引落決済とを切り替えて決済しているため、賃貸物件管理機構(又は賃貸人)への賃貸料等の送金をカード決済不能の場合にも手続を変更することなく継続して行うことができる。
以上述べた実施形態は全て本発明を例示的に示すものであって限定的に示すものではなく、本発明は他の種々の変形態様及び変更態様で実施することができる。従って本発明の範囲は特許請求の範囲及びその均等範囲によってのみ規定されるものである。
10 賃貸料決済システム
11 賃貸保証機構
11a 中央データ処理部
11b 端末部
11c 専用回線
12 賃借人(借主)
12a 携帯端末
13 インターネット網
14 賃貸物件管理機構
14a 端末
15 クレジットカード決済代行機構
15a クレジットカード会社
15b クレジットカード決済代行会社
16 賃料等振替管理機構

Claims (5)

  1. 賃貸人が賃貸物件に関する管理業務の委託契約を行う賃貸物件管理機構と、賃借人が賃料保証の委託契約を行うと共に前記賃貸物件管理機構と回線を介して接続されており、賃料保証に関する処理を行うコンピュータ及び賃料保証情報を格納するデータベースを有する賃貸保証機構と、前記賃借人と賃料支払いに関するクレジットカード決済を行う共に前記賃貸保証機構の前記コンピュータと回線を介して接続されているクレジットカード決済代行機構と、前記賃借人に関する賃料の集金代行及び振替管理を行う共に前記賃貸保証機構の前記コンピュータと回線を介して接続されている賃料等振替管理機構とを備えており、
    前記賃貸保証機構の前記コンピュータは、前記クレジットカード決済代行機構に対して前記賃借人の前記クレジットカード決済が可能か否かを問い合わせ、可能である場合は前記賃借人に対してクレジットカード決済による賃料請求を行い、不可能である場合は前記賃料等振替管理機構を介して前記賃借人に対して引落による賃料請求を行うように構成されていることを特徴とする賃貸料決済システム。
  2. 前記賃料等振替管理機構は、前記クレジットカード決済が可能である場合及び不可能である場合のいずれにおいても、前記賃貸物件管理機構へ賃料の立替支払いを行うように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の賃貸料決済システム。
  3. 前記賃貸保証機構の前記コンピュータは、前記賃借人がクレジットカード決済を希望するか否かを判別し、クレジットカード決済を希望する場合は前記賃借人に対してクレジットカード決済による賃料請求を行い、希望しない場合は前記賃料等振替管理機構を介して前記賃借人に対して引落による賃料請求を行うように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の賃貸料決済システム。
  4. 前記賃貸保証機構は、前記クレジットカード決済が可能である場合は前記クレジットカード決済代行機構を介して、不可能である場合は前記賃料等振替管理機構を介して、保証料を含む料金の支払いを受けるように構成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の賃貸料決済システム。
  5. 前記賃貸物件管理機構は、賃料の支払いを受けた場合に該賃料を前記賃貸人に支払うように構成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の賃貸料決済システム。
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