JP2016031154A - 制御方法、ボイラ制御装置及びプログラム - Google Patents

制御方法、ボイラ制御装置及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ボイラを備える火力発電プラントにおいて、ユーザの技量や経験に依存しない運転を実施することができる制御方法を提供する。
【解決手段】ボイラの制御方法は、パラメータを取得するステップと、ブロー量を特定するステップと、ボイラ水を排出するように制御するステップと、を有する。前記パラメータを取得するステップは、ボイラ内の水のCl濃度に相関のあるパラメータを取得するステップである。前記ブロー量を特定するステップは、ボイラ内の水のCl濃度を基準値以下に維持するために必要なブロー量と前記パラメータとの相関関係を示す関数と、前記取得するステップにより取得したパラメータとに基づいて、ブロー量を特定するステップである。前記ボイラ水を排出するように制御するステップは、前記特定したブロー量でボイラ水を排出するように制御するステップである。
【選択図】図2

Description

本発明は、制御方法、ボイラ制御装置及びプログラムに関する。
ボイラを有する火力発電プラントにおいて、ボイラから出力された蒸気は、タービンの駆動に用いた後、タービン出力部に設置された復水器において冷却管を流れる海水により冷却され復水となる。復水器が備える冷却管が何らかの理由で損傷すると、海水が復水に混入する場合がある。この場合、ボイラ系統で水分が蒸発し残ったボイラ水内の海水成分が濃縮されると共に、高温ボイラ水中で塩化マグネシウムが加水分解して水酸化マグネシウムを生成し沈殿する。この水酸化マグネシウムは、蒸発器が備える蒸発管の内壁にスケーリングと称する現象を生じ、蒸発管の伝熱阻害や腐食などの不具合事象を引き起こす可能性がある。また、塩化マグネシウムから遊離した塩化物イオンにより塩酸が生成し、ボイラ水のpHを低下させ、蒸発器における蒸発管を腐食させる可能性がある。
特許文献1と特許文献2には、関連する技術として、プラントにおける運転状況を診断し、ユーザによるプラントの運転を支援する技術が記載されている。
特開2009−301249号公報 特開2002−117468号公報
ところで、上述のような火力発電プラントが備えるボイラにおいて、海水が復水に混入した場合、一般的に、ボイラ水における海水成分の濃度を一定値以下にするために、ボイラ水の一部をボイラ外部に排出する対策が実施される。また、一般的に、スケーリングを防止すると同時に、生成した塩酸を中和するために、リン酸塩または苛性ソーダがボイラ水に注入される。また、海水成分のボイラ水への混入量が多い場合、火力発電プラントを停止する場合もある。
しかしながら、一般的に、ボイラ水のブロー開始タイミング、ブロー量の制御、リン酸塩または苛性ソーダの注入量の制御及び火力発電プラントにおける装置の停止は、ユーザによる判断に基づいて手動で行われる。そのため、それぞれのユーザの技量や経験により判断にばらつきが生じ、次のような非効率性や危険性を生じさせる可能性がある。すなわち、
・ボイラ水ブロー開始タイミングの判断遅れや、不十分なボイラ水ブロー量による海水成分の濃縮及びそれに伴うスケーリングや腐食の発生
・過剰なボイラ水ブローにより熱損失や排水量が増加し、効率が低下
・不十分なリン酸塩または苛性ソーダの注入によりスケーリングや酸腐食が発生
・過剰なリン酸塩または苛性ソーダの注入により蒸発器における蒸発管のアルカリ腐食や蒸気へのキャリーオーバが発生
・火力発電プラントにおける装置の停止判断の遅れによりスケーリング、酸腐食、蒸気へのキャリーオーバなどの不具合事象が発生
といった問題を生じさせる可能性がある。
そのため、ボイラを備える火力発電プラントにおいて、ユーザの技量や経験に依存しない運転を実施することができる技術が求められていた。
そこでこの発明は、上記の課題を解決することのできる制御方法、ボイラ制御装置及びプログラムを提供することを目的としている。
第1の態様は、ボイラ内の水のCl濃度に相関のあるパラメータを取得するステップと、ボイラ内の水のCl濃度を基準値以下に維持するために必要なブロー量と前記パラメータとの相関関係を示す関数と、前記取得するステップにより取得したパラメータとに基づいて、ブロー量を特定するステップと、前記特定したブロー量でボイラ水を排出するように制御するステップと、を有するボイラの制御方法である。
また、第2の態様は、ボイラ内の水のCl濃度に相関のあるパラメータを取得するパラメータ取得部と、ボイラ内の水のCl濃度を基準値以下に維持するために必要なブロー量と前記パラメータとの相関関係を示す関数と、前記パラメータ取得部が取得したパラメータとに基づいて、ブロー量を特定するブロー量特定部と、前記ブロー量特定部が特定したブロー量でボイラ水を排出するように制御するボイラ制御部と、を備えるボイラ制御装置である。
また、第3の態様は、第2の態様において、前記パラメータ取得部は、ボイラ内の水のCl濃度に相関のあるパラメータとして酸電気伝導率を取得するボイラ制御装置である。
また、第4の態様は、第2または第3の態様において、前記ブロー量特定部がClイオンを中和する溶液の注入量を算出して特定したブロー量に対応するClイオンを中和する溶液注入量を特定する注入量特定部を備え、前記ボイラ制御部は、前記注入量特定部が特定したClイオンを中和する溶液の注入量に基づいて、ボイラ水に注入するClイオンを中和する溶液の量を制御するボイラ制御装置である。
また、第5の態様は、コンピュータを、ボイラ内の水のCl濃度に相関のあるパラメータを取得するパラメータ取得手段と、ボイラ内の水のCl濃度を基準値以下に維持するために必要なブロー量と前記パラメータとの相関関係を示す関数と、前記パラメータ取得手段により取得したパラメータとに基づいて、ブロー量を特定するブロー量特定手段と、前記ブロー量特定手段により特定したブロー量でボイラ水を排出するように制御するボイラ制御手段として機能させるプログラムである。
本発明の実施形態による制御方法によれば、ボイラを備える火力発電プラントにおいて、ユーザの技量や経験に依存しない運転を実施することができる。
ボイラ1の系統図の一例を示す図である。 第一の実施形態によるボイラ制御装置2の構成の一例を示す図である。 Cl濃度と酸電気伝導率との相関関係の一例を示す図である。 ボイラ水のCl濃度を所定のCl濃度に収めるために必要なボイラ水ブローの一例を示す図である。 第一の実施形態によるボイラ制御装置2の処理フローの一例を示す図である。 第二の実施形態によるボイラ制御装置2の構成の一例を示す図である。 ボイラ水のPO濃度を所定のPO濃度にするために必要なボイラ水ブローの一例を示す図である。 第二の実施形態によるボイラ制御装置2の処理フローの一例を示す図である。
以下、図面を参照しながら実施形態について詳しく説明する。以下では、火力発電プラントが備えるボイラ1を制御するボイラ制御装置2について説明する。
<第一の実施形態>
まず、ボイラ1について説明する。
図1は、ボイラ1の系統図の一例を示す図である。
ボイラ1は、過熱器(SH)10、タービン20、再熱器(RH)30、復水器40、復水ポンプ50、復水処理装置70、復水昇圧ポンプ80、低圧ヒータ(LPヒータ)90、脱気器100、ボイラ給水ポンプ110、高圧ヒータ(HPヒータ)120、節炭器130、蒸気ドラム及び蒸発器140を備える。
復水処理装置70、復水昇圧ポンプ80は設置されない場合もある。
酸電気伝導率計60(60a、60b)、電気伝導率計150、pH計160は水質モニタリング装置の一例である。
過熱器10は、蒸気ドラム及び蒸発器140における飽和蒸気を加熱することで、圧力はほぼ一定のまま温度だけを上昇させ、更に高い熱エネルギを持つ過熱蒸気を生成する。
タービン20は、過熱蒸気の熱エネルギを取り出して回転などの機械エネルギに変換する。タービン20は、高圧タービンと、中圧タービンと、低圧タービンとで構成される。
再熱器30は、高圧タービンを回転させるエネルギとして利用した蒸気をボイラに戻し、再加熱する。再熱器30は、再加熱した蒸気を中圧タービンに供給する。これにより、熱効率向上ができる。中圧タービンは、再熱器30が加熱した蒸気の熱エネルギを取り出して回転などの機械エネルギに変換する。低圧タービンは、中圧タービンが排出した蒸気の熱エネルギを取り出して回転などの機械エネルギに変換する。
復水器40は、低圧タービンが排出した蒸気を海水などで冷却し水に戻す。復水器40には、ボイラ水ブロー流量と供給流量とに応じて補給水が供給される。なお、ボイラ水ブロー流量とは、蒸気ドラム及び蒸発器140における蒸気の発生によりClが濃縮されたボイラ水のCl濃度を低下させるために蒸気ドラム及び蒸発器140の外部に排出するボイラ水の流量である。また、供給流量とは、ボイラ1内を循環する水と復水器40において供給される補給水とが混合し、蒸気ドラム及び蒸発器140に流れ込む水の流量である。
復水ポンプ50は、復水器40に溜まった復水を吸引する。復水ポンプ50は、吸引した復水を復水処理装置70に送る。
酸電気伝導率計60aは、復水ポンプ50の出口における復水の酸電気伝導率を計測する。
復水処理装置70は、復水ポンプ50から送られた復水の中の異物を除去する。
復水昇圧ポンプ80は、復水処理装置70が異物を除去した水の圧力を上昇させる。復水昇圧ポンプ80は、圧力を上昇させた水を低圧ヒータ90に送る。
低圧ヒータ90は、ボイラ給水ポンプ110よりも復水器側の給水系統にある熱交換器である。低圧ヒータ90は、タービンからの抽気でボイラ給水を加熱する。
脱気器100は、蒸気によって給水を直接加熱し、給水中の不凝縮ガスを物理的に分離除去する。
ボイラ給水ポンプ110は、給水の圧力を上げ水をボイラに供給するポンプである。
高圧ヒータ120は、ボイラ給水ポンプ110よりもボイラ側の給水系統にある熱交換器である。高圧ヒータ120は、タービン20からの抽気でボイラ給水を加熱する。高圧ヒータ120は、加熱したボイラ給水を節炭器130に送る。
酸電気伝導率計60bは、節炭器130の入口におけるボイラ給水の酸電気伝導率を計測する。
節炭器130は、ボイラから排出されるボイラ排出ガスの熱を使用してボイラ給水を加熱する。これにより、ボイラ効率を向上させる。
蒸気ドラム及び蒸発器140は、蒸気ドラム、水ドラム、降水管、及び蒸発管を備える。蒸気ドラム及び蒸発器140では、ボイラ水の一部が降水管と高温に熱せられた蒸発管とを循環し、蒸発管を通過する際に加熱されて蒸気となる。また、蒸気ドラム及び蒸発器140は、ボイラ水の一部をブロー水としてボイラの外部に排出する。
電気伝導率計150は、蒸気ドラム及び蒸発器140内を循環するボイラ水の電気伝導率を計測する。
pH計160は、蒸気ドラム及び蒸発器140内を循環するボイラ水のpHを計測する。
また、蒸気ドラム及び蒸発器140から採取された水の塩化物イオン濃度が分析される。一般的に、この塩化物イオン濃度はユーザが手仕事をして分析する。
次に、第一の実施形態によるボイラ制御装置2について説明する。
図2は、第一の実施形態によるボイラ制御装置2の構成の一例を示す図である。
第一の実施形態によるボイラ制御装置2は、パラメータ取得部201と、ブロー量特定部202と、ボイラ制御部203と、記憶部204と、を備える。
パラメータ取得部201は、ボイラ1内のボイラ水におけるCl濃度(塩化物イオン濃度)に相関のあるパラメータを取得する。例えば、パラメータ取得部201は、ボイラ1内のボイラ水におけるCl濃度に相関のあるパラメータとして酸電気伝導率を取得する。
ブロー量特定部202は、ボイラ1内のボイラ水におけるCl濃度を基準値以下に維持するために必要なボイラ水ブロー流量(ブロー量)とボイラ1内のボイラ水における酸電気伝導率との相関関係を示す関数と、パラメータ取得部201が取得した酸電気伝導率とに基づいて、ボイラ水ブロー流量を特定する。
ボイラ制御部203は、ブロー量特定部202が特定したボイラ水ブロー流量で蒸気ドラム及び蒸発器140がボイラ水をボイラの外部に排出するよう制御する。
記憶部204は、ボイラ制御装置2が行う処理に必要な種々のデータを記憶している。例えば、記憶部204は、Cl濃度と酸電気伝導率との相関関係を示すデータテーブルや、酸電気伝導率とボイラ水へのClの濃縮率N[パーセント]との関係を示すデータテーブルなどのデータを記憶する。
図3は、Cl濃度と酸電気伝導率との相関関係の一例を示す図である。
図3において、縦軸は、酸電気伝導率を示している。また、横軸は、Cl濃度を示している。
一般的に、Cl濃度と酸電気伝導率との間には、図3で示すように、正比例の関係が成り立つことが知られている。記憶部204は、Cl濃度と酸電気伝導率との相関関係として、図3で示すようなデータを記憶している。
図4は、ボイラ水のCl濃度を所定のCl濃度に収めるために必要なボイラ水ブローの一例を示す図である。
図4において、縦軸は、ボイラ水へのClの濃縮率N(以下、Cl濃縮率N)を示しており、100×ボイラ水ブロー流量÷給水流量で算出される。また、横軸は、酸電気伝導率を示している。酸電気伝導率とCl濃縮率Nとの間には、図4で示すように、正比例の関係が成り立つ。記憶部204は、酸電気伝導率とCl濃縮率Nとの関係として、図4で示すようなデータを記憶している。
したがって、復水ポンプ50の出口や節炭器130の入口における酸電気伝導率を取得し、取得した酸電気伝導率と図4で示すようなデータとを用いることで、所定の給水流量に対するボイラ水のCl濃度を所定のCl濃度に収めるためのボイラ水ブロー流量と給水流量とを特定することができる。例えば、給水の酸電気伝導率が0.2mS/mのとき、給水中のCl濃度は、約0.16ppmであり、ボイラ水中のCl濃度を2ppm以下にするためには、Cl濃縮率Nを8パーセント以下にする必要がある。このとき、蒸気ドラム及び蒸発器140における蒸発量をE、給水流量をM、ボイラ水ブロー流量をBとし、空気と共に微小水滴として運び去られるキャリーオーバが極めて小さく無視できるとすると、M=E+Bが成り立つ。また、Cl濃縮率Nは、N=100×ボイラ水ブロー流量÷給水流量で算出されるため、8=100×B÷Mが成り立つ。したがって、M=E+Bと8=100×B÷Mとから、ボイラ水中のCl濃度を2ppm以下にするためには、ボイラ水ブロー流量B=8×E÷92とし、給水流量M=100×E÷92とすれば良い。
第一の実施形態では、ボイラ制御装置2が復水ポンプ50の出口や節炭器130の入口における酸電気伝導率を取得する。そして、ボイラ制御装置2が、取得した酸電気伝導率に基づいて所定の給水流量に対するボイラ水のCl濃度を所定のCl濃度に収めるためのボイラ水ブロー流量を特定し、特定したボイラ水ブロー流量となるようにボイラ水ブロー流量を制御する。こうすることで、ボイラ制御装置2は、ボイラ水のCl濃度を所定のCl濃度に収める。
図5は、第一の実施形態によるボイラ制御装置2の処理フローの一例を示す図である。
次に、第一の実施形態によるボイラ制御装置2が、火力発電プラントが備えるボイラ1を制御する処理について説明する。
第一の実施形態によるボイラ制御装置2が備えるパラメータ取得部201は、火力発電プラントが備えるボイラ1内のボイラ水における酸電気伝導率を取得する(ステップS1)。
パラメータ取得部201は、取得した酸電気伝導率をブロー量特定部202に出力する。
ブロー量特定部202は、パラメータ取得部201から酸電気伝導率を取得すると、酸電気伝導率とCl濃縮率Nとの関係を示すデータを記憶部204から読み出す(ステップS2)。
ブロー量特定部202は、酸電気伝導率とCl濃縮率Nとの関係を示すデータを記憶部204から読み出すと、パラメータ取得部201から取得した酸電気伝導率と読み出したデータとに基づいて、ボイラ水のCl濃度を所定のCl濃度に収めるために必要なボイラ水ブロー流量を特定する(ステップS3)。例えば、パラメータ取得部201が取得した給水の酸電気伝導率が0.2mS/mであり、記憶部204から読み出したデータが図4で示した酸電気伝導率とCl濃縮率Nとの関係を示すデータであり、所定のCl濃度が2ppmである場合、ブロー量特定部202は、ボイラ水中のCl濃度を2ppmにするためには、Cl濃縮率Nが8パーセントであると特定する。そして、ブロー量特定部202は、所定の給水流量に対して、100×ボイラ水ブロー流量÷給水流量=8が成り立つボイラ水ブロー流量と給水流量とを特定する。例えば、図4の説明で示した条件では、ブロー量特定部202は、ボイラ水中のCl濃度を2ppm以下にするためには、ボイラ水ブロー流量B=8×E÷92とし、給水流量M=100×E÷92と算出し特定する。
ブロー量特定部202は、ボイラ水ブロー流量と給水流量とを特定すると、特定したボイラ水ブロー流量と給水流量とをボイラ制御部203に出力する。
ボイラ制御部203は、ブロー量特定部202からボイラ水ブロー流量と給水流量とを入力すると、入力したボイラ水ブロー流量となるようにボイラ水ブロー流量を制御し(ステップS4)、入力した給水流量となるように給水流量を制御する。例えば、ボイラ制御部203は、入力したボイラ水ブロー流量となるように、ボイラ水ブロー流量を調整する弁の弁開度を制御することでボイラ水ブロー流量を制御する。
ステップS4の処理が終わると、ボイラ制御部203は、ボイラ制御装置2の制御を終了するか否かを判定する(ステップS5)。例えば、ボイラ制御部203は、ユーザ操作によるボイラ制御装置2を停止する停止信号入力の有無に基づいて、ボイラ制御装置2の制御を終了するか否かを判定する。
ボイラ制御部203は、ユーザ操作による停止信号入力がないと判定した場合、ボイラ制御装置2の制御を終了しない(ステップS5、NO)と判定し、ステップS1の処理に戻る。
ボイラ制御部203は、ユーザ操作による停止信号入力があると判定した場合、ボイラ制御装置2の制御を終了する(ステップS5、YES)と判定し、一連の処理を終了する。
以上、本発明の第一の実施形態によるボイラ制御装置2について説明した。上述のボイラ制御装置2において、パラメータ取得部201は、ボイラ1内のボイラ水におけるCl濃度に相関のあるパラメータを取得する。ブロー量特定部202は、ボイラ1内のボイラ水におけるCl濃度を基準値以下に維持するために必要なボイラ水ブロー流量とボイラ1内のボイラ水におけるCl濃度に相関のあるパラメータとの相関関係を示す関数と、パラメータ取得部201が取得したパラメータとに基づいて、ボイラ水ブロー流量を特定する。ボイラ制御部203は、ブロー量特定部202が特定したボイラ水ブロー流量で蒸気ドラム及び蒸発器140がボイラ水を排出するように制御する。
こうすることで、ボイラ1を備える火力発電プラントにおいて、ユーザの技量や経験に依存しない運転を実施することができる。
<第二の実施形態>
次に、第二の実施形態によるボイラ制御装置2について説明する。
図6は、第二の実施形態によるボイラ制御装置2の構成の一例を示す図である。
第二の実施形態によるボイラ制御装置2は、第一の実施形態によるボイラ制御装置2が備えるパラメータ取得部201と、ブロー量特定部202と、ボイラ制御部203と、に加えて、注入量特定部205を備える。
ブロー量特定部202は、リン酸塩または苛性ソーダ溶液などのClイオンを中和する溶液の注入流量を算出してボイラ水ブロー流量を特定する。なお、リン酸塩と苛性ソーダ溶液は、Clイオンを中和する溶液の例であり、Clイオンを中和する溶液をリン酸塩と苛性ソーダに限定するものではない。
ボイラ制御部203は、注入量特定部205が特定するリン酸塩または苛性ソーダ溶液注入流量に基づいて、ボイラ水に注入するリン酸塩または苛性ソーダ溶液の注入流量を制御する。
注入量特定部205は、ブロー量特定部202が特定したボイラ水ブロー流量に対応するリン酸塩または苛性ソーダ溶液注入流量を特定する。
なお、図6において、記憶部204は、ボイラ制御装置2が行う処理に必要な種々のデータを記憶している。例えば、記憶部204は、Cl濃度と酸電気伝導率との相関関係を示すデータテーブルや酸電気伝導率とボイラ水へのClの濃縮率N[パーセント]との関係を示すデータテーブルなどのデータを記憶する。
図7は、ボイラ水のPO濃度を所定のPO濃度にするために必要なボイラ水ブローの一例を示す図である。
図7において、縦軸は、リン酸塩溶液注入流量を示している。また、横軸は、ボイラ水ブロー流量を示している。記憶部204は、リン酸塩溶液注入流量とボイラ水ブロー流量との関係として、図7で示すようなデータを記憶している。
したがって、注入量特定部205は、ブロー量特定部202が特定したボイラ水ブロー流量に対応するリン酸塩溶液注入流量を特定する。そして、ボイラ制御部203は、ブロー量特定部202が特定したボイラ水ブロー流量と、注入量特定部205が特定したリン酸塩溶液注入流量とを同時に満足するように、ボイラ水ブロー流量とリン酸塩溶液の流入流量を制御する。
この制御を連続的に行うことで、ボイラ水のPO濃度を所定のPO(リン酸)濃度(図7の場合、1ppmのPO濃度)に近づけることができる。
図8は、第二の実施形態によるボイラ制御装置2の処理フローの一例を示す図である。
次に、第二の実施形態によるボイラ制御装置2が、火力発電プラントが備えるボイラ1を制御する処理について説明する。
なお、第二の実施形態によるボイラ制御装置2の処理フローにおけるステップS1〜ステップS3、ステップS5の処理は、第一の実施形態によるボイラ制御装置2の処理フローにおけるステップS1〜ステップS3、ステップS5の処理と同一である。ここでは、第二の実施形態によるボイラ制御装置2のステップS6とステップS7の処理について説明する。
注入量特定部205は、ブロー量特定部202が特定したボイラ水ブロー流量に対応するリン酸塩または苛性ソーダ溶液注入流量を特定する(ステップS6)。例えば、注入量特定部205は、図7で示したボイラ水ブロー流量とリン酸塩溶液注入流量との関係を示すデータを記憶部204から読み出す。ボイラ水ブロー流量が100t/hであり、ボイラ水のPO濃度を1ppmにする場合、注入量特定部205は、読み出したデータから100t/hのボイラ水ブロー流量に対応するリン酸塩溶液注入流量を10l/hと特定する。
注入量特定部205は、リン酸塩または苛性ソーダ溶液注入流量を特定すると、特定したリン酸や苛性ソーダ塩溶液注入流量をボイラ制御部203に出力する。
ボイラ制御部203は、ブロー量特定部202からボイラ水ブロー流量を入力し、注入量特定部205からリン酸塩または苛性ソーダ溶液注入流量を入力すると、入力したボイラ水ブロー流量とリン酸塩または苛性ソーダ溶液注入流量となるように、ボイラ水ブロー流量と、リン酸塩または苛性ソーダ溶液の注入流量とを同時に制御する(ステップS7)。例えば、ボイラ制御部203は、入力したボイラ水ブロー流量となるようにボイラ水ブロー流量を調整する弁の弁開度を制御することでボイラ水ブロー流量を制御する。また同時に、ボイラ制御部203は、リン酸塩または苛性ソーダ溶液の注入ポンプのON/OFF、注入弁の開/閉、ポンプ回転数などを制御することでリン酸塩または苛性ソーダ溶液の注入流量を制御する。
ステップS7の処理が終わると、ボイラ制御部203は、ボイラ制御装置2の制御を終了するか否かを判定する(ステップS5)。
ボイラ制御部203は、ユーザ操作による停止信号入力がないと判定した場合、ボイラ制御装置2の制御を終了しない(ステップS5、NO)と判定し、ステップS1の処理に戻る。
ボイラ制御部203は、ユーザ操作による停止信号入力があると判定した場合、ボイラ制御装置2の制御を終了する(ステップS5、YES)と判定し、一連の処理を終了する。
なお、上述の処理では、ブロー量特定部202は、リン酸塩または苛性ソーダ溶液の注入流量をボイラ水ブロー流量の一部として計算してボイラ水ブロー流量を特定した。しかしながら、一般的に、リン酸塩または苛性ソーダ溶液の注入流量はボイラ水ブロー流量に比べて少ない。そのため、ブロー量特定部202は、許容可能な誤差の範囲において、リン酸塩または苛性ソーダ溶液の注入流量を無視してボイラ水ブロー流量を算出し、特定するものであっても良い。
以上、本発明の第二の実施形態によるボイラ制御装置2について説明した。上述のボイラ制御装置2において、パラメータ取得部201は、ボイラ1内のボイラ水におけるCl濃度に相関のあるパラメータを取得する。ブロー量特定部202は、ボイラ1内のボイラ水におけるCl濃度を基準値以下に維持するために必要なボイラ水ブロー流量とボイラ1内のボイラ水におけるCl濃度に相関のあるパラメータとの相関関係を示す関数と、パラメータ取得部201が取得したパラメータとに基づいて、ボイラ水ブロー流量を特定する。ボイラ制御部203は、ブロー量特定部202が特定したボイラ水ブロー流量で蒸気ドラム及び蒸発器140がボイラ水を排出するように制御する。
こうすることで、ボイラ1を備える火力発電プラントにおいて、ユーザの技量や経験に依存しない運転を実施することができる。
また、ブロー量特定部202は、リン酸塩または苛性ソーダ溶液注入流量を算出してボイラ水ブロー流量を特定する。注入量特定部205は、ブロー量特定部202が特定したボイラ水ブロー流量に対応するリン酸塩または苛性ソーダ溶液注入流量を特定する。ボイラ制御部203は、注入量特定部205が特定したリン酸塩または苛性ソーダ溶液注入流量に基づいて、ボイラ水に注入するリン酸塩または苛性ソーダ溶液の注入流量を制御する。
こうすることで、ボイラ1を備える火力発電プラントにおいて、リン酸塩または苛性ソーダ溶液の注入流量を常に適切に保つことができ、スケーリングを防止すると同時に、発生した塩酸を中和することができる。
なお、上述の実施形態において、ブロー量特定部202や注入量特定部205が特定した種々の流量に基づいて、ボイラ制御部203がボイラ1を制御するものとして説明した。しかしながら、それに限定するものではなく、ブロー量特定部202や注入量特定部205が特定した種々の流量に基づいて、ユーザがボイラ1を設定して制御するものであっても良い。
なお、本発明における記憶部204は、適切な情報の送受信が行われる範囲においてどこに備えられていても良い。また、記憶部204は、適切な情報の送受信が行われる範囲において複数存在しデータを分散して記憶していても良い。
なお本発明の実施形態における処理フローは、適切な処理が行われる範囲において、処理の順番が入れ替わっても良い。
なお本発明の実施形態について説明したが、上述のボイラ制御装置2は内部に、コンピュータシステムを有している。そして、上述した処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定するものではない。また、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができるものである。
1・・・ボイラ
2・・・ボイラ制御装置
10・・・過熱器
20・・・タービン
30・・・再熱器
40・・・復水器
50・・・復水ポンプ
60、60a、60b・・・酸電気伝導率計
70・・・復水処理装置
80・・・復水昇圧ポンプ
90・・・低圧ヒータ
100・・・脱気器
110・・・ボイラ給水ポンプ
120・・・高圧ヒータ
130・・・節炭器
140・・・蒸気ドラム及び蒸発器
150・・・電気伝導率計
160・・・pH計
201・・・パラメータ取得部
202・・・ブロー量特定部
203・・・ボイラ制御部
204・・・記憶部
205・・・注入量特定部

Claims (5)

  1. ボイラ内の水のCl濃度に相関のあるパラメータを取得するステップと、
    ボイラ内の水のCl濃度を基準値以下に維持するために必要なブロー量と前記パラメータとの相関関係を示す関数と、前記取得するステップにより取得したパラメータとに基づいて、ブロー量を特定するステップと、
    前記特定したブロー量でボイラ水を排出するように制御するステップと、
    を有するボイラの制御方法。
  2. ボイラ内の水のCl濃度に相関のあるパラメータを取得するパラメータ取得部と、
    ボイラ内の水のCl濃度を基準値以下に維持するために必要なブロー量と前記パラメータとの相関関係を示す関数と、前記パラメータ取得部が取得したパラメータとに基づいて、ブロー量を特定するブロー量特定部と、
    前記ブロー量特定部が特定したブロー量でボイラ水を排出するように制御するボイラ制御部と、
    を備えるボイラ制御装置。
  3. 前記パラメータ取得部は、
    ボイラ内の水のCl濃度に相関のあるパラメータとして酸電気伝導率を取得する
    請求項2に記載のボイラ制御装置。
  4. 前記ブロー量特定部がClイオンを中和する溶液の注入量を算出して特定したブロー量に対応するClイオンを中和する溶液注入量を特定する注入量特定部
    を備え、
    前記ボイラ制御部は、
    前記注入量特定部が特定したClイオンを中和する溶液の注入量に基づいて、ボイラ水に注入するClイオンを中和する溶液の量を制御する
    請求項2または請求項3に記載のボイラ制御装置。
  5. コンピュータを、
    ボイラ内の水のCl濃度に相関のあるパラメータを取得するパラメータ取得手段と、
    ボイラ内の水のCl濃度を基準値以下に維持するために必要なブロー量と前記パラメータとの相関関係を示す関数と、前記パラメータ取得手段により取得したパラメータとに基づいて、ブロー量を特定するブロー量特定手段と、
    前記ブロー量特定手段により特定したブロー量でボイラ水を排出するように制御するボイラ制御手段
    として機能させるプログラム。
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