JP2016030385A - 記録方法、記録装置 - Google Patents

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智裕 湯田
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【課題】設置場所及び気候変化に応じて容易に印刷設定を変更することができる記録方法、記録装置を提供する。【解決手段】設置される場所の気候情報(温度、湿度データ)を取得しS13、気候情報を基に印刷条件(液体吐出量)を変更する。【選択図】図4

Description

本発明は、記録方法及び記録装置に関する。
従来、時間帯別に割り付けられた温度及び湿度の組合せ情報を日毎に管理した温湿度分類データを備え、温湿度分類データから時刻に対応した印刷条件を選択して印刷を行う印刷制御装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−11029号公報
しかしながら、上記装置では、装置の設置場所が異なる場合には、適切な印刷条件に変更することが困難となってしまう、という課題があった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例にかかる記録方法は、設置される場所の気候情報を有し、前記気候情報を基に印刷条件を変更することを特徴とする。
この構成によれば、気候情報に基づいて、記録装置の設置場所に適した印刷条件で印刷を行うことができる。例えば、記録装置は世界各国の地域において使用される。そして、記録装置が設置される場所毎に気候が異なるため使用環境が異なる。また、1つの設置場所においても1年を通じた気候変動により使用環境が異なる。そうすると、1台の記録装置に対して印刷条件を1つに設定した場合、記録装置が印刷可能な条件が狭まってしまう。上記構成によれば、設置場所の気候情報に基づいて印刷条件が変更される。これにより、世界中の広い地域及び使用環境の変化に対応して印刷を行うことができる。
[適用例2]上記適用例にかかる記録方法では、複数の印刷条件テーブルを有し、前記設置される場所に応じて前記印刷条件テーブルを変更することを特徴とする。
この構成によれば、印刷条件テーブルに基づき、設置場所に応じて適正な印刷条件を容易に変更することができる。すなわち、印刷可能な環境を容易に広げることができる。
[適用例3]上記適用例にかかる記録方法では、前記設置される場所に応じた係数を有し、標準印刷条件に対して前記係数を掛けて印刷条件を変更することを特徴とする。
この構成によれば、標準印刷条件に係数を掛けることにより、設置場所に適した印刷条件を容易に変更することができる。すなわち、設置場所ごとに印刷条件を作成する必要が無くなるので、設計や評価等の工数を低減することができる。
[適用例4]上記適用例にかかる記録方法の前記印刷条件は、記録時の液体付与量であることを特徴とする。
この構成によれば、設置場所に応じて記録時の液体付与量が適正化される。これにより、高品質の画像を形成することができる。
[適用例5]本適用例にかかる記録装置は、設置される場所の気候情報を記憶する記憶部と、前記気候情報を基に印刷条件を変更する印刷条件変更部と、を有することを特徴とする。
この構成によれば、設置される場所における気候情報から適した印刷条件を選択し、設置場所に応じて容易に適正な印刷(記録)を行うことができる。例えば、記録装置は世界各国の地域において使用される。そして、記録装置が設置される場所毎に気候が異なるため使用環境が異なる。また、1つの設置場所においても1年を通じた気候変動により使用環境が異なる。そうすると、1台の記録装置に対して印刷条件を1つに設定した場合、記録装置が印刷可能な条件が狭まってしまう。上記構成によれば、設置場所の気候情報に基づいて印刷条件が変更される。これにより、世界中の広い地域及び使用環境の変化に対応して印刷を行うことができる。
[適用例6]上記適用例にかかる記録装置では、日時情報を得る時計部を有することを特徴とする。
この構成によれば、日時情報に基づいて、設置場所の気候情報を正確に取得することができる。
記録装置の構成を示す概略ブロック図。 プリンターの構成を示す概略図。 気候情報格納部の構成を示す説明図。 記録方法を示すフローチャート。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の各図においては、各部材等を認識可能な程度の大きさにするため、各部材等の尺度を実際とは異ならせて示している。
まず、記録装置の構成について説明する。記録装置は、設置される場所の気候情報を記憶する記憶部と、記憶情報を基に印刷条件を変更する印刷条件変更部と、を有している。以下、具体的に説明する。
図1は、記録装置の構成を示す概略ブロック図である。なお、本実施形態では、記録装置としての印刷システムを例に挙げて説明する。図1に示すように、印刷システム100は、コンピューター1と、プリンター2と、を備えている。
コンピューター1は、CPU210と、ROMやRAMなどの内部記憶装置220と、外部記憶装置250と、表示部260と、マウスやキーボードなどの操作部270と、を備えている。また、コンピューター1は、メモリーカード制御部280と、インターフェイス部(I/F部)290等を備えている。メモリーカード制御部280は、メモリーカードMC内の画像データを読み込む機能を有している。I/F部290は、複数の入出力端子を備えており、外部に設けられた種々の機器との間でデータ通信を行う。例えば、I/F部290は、ケーブルを介してデジタルスチルカメラと接続され、デジタルスチルカメラから与えられた画像データを読み込むことができる。また、I/F部290は、ケーブルを介してプリンター2と接続され、プリンター2に印刷データを供給したり、プリンター2から各種ステータス情報を受け取ることができる。
内部記憶装置220は、画像処理部230、印刷データ生成部240、設置情報取得部248及び日時情報取得部249を備えている。画像処理部230は、画像処理を実行するためのアプリケーションプログラムである。また、印刷データ生成部240には、印刷制御部242と気候情報格納部244とが備えられている。印刷制御部242は、プリンター2に供給される印刷データを生成するためのプリンタードライバーである。また、気候情報格納部244には、エリア別環境データ格納部245と水分量データ格納部246等を有している。
画像処理部230は、メモリーカード制御部280やI/F部290によって読み出された画像データを取得して、画像データに対して種々の処理を施すものである。この際、表示部260には、画像データによって表される画像が表示され、ユーザーは、操作部270を操作することによって、表示部260に表示されたユーザーインターフェイスを介して、画像処理部230に種々の処理を実行させることができる。
印刷データ生成部240の印刷制御部242には、解像度変換処理部と、色変換処理部と、ハーフトーン処理部と、を備えている。そして解像度変換処理部は、画像処理部(画像処理プログラム)230から与えられた原画像データ(RGBデータ)の解像度を、ハーフトーン処理部に適した解像度に変換する。色変換処理部は、ルックアップテーブルLUTを有しており、ルックアップテーブルLUTを用いて、解像度変換処理部から与えられた画像データ(RGBデータ)を、CMYKデータに変換する。ハーフトーン処理部は、色変換処理部から与えられた変換済みのCMYKデータを用いて、印刷画素毎のドットの形成状態を表すドットデータ生成する。これにより、印刷データが生成される。
なお、本実施形態にかかるコンピューター1では、気候情報に基づいて印刷条件としての印刷データを生成する。さらに詳細には、気候情報格納部244に格納されたエリア別環境データ格納部245及び水分量データ格納部246を参照して印刷データを生成する。印刷データを生成する上で気候情報が利用されるのは、印刷システム100が設置される場所に適した印刷条件で印刷するためである。例えば、印刷システム100は世界各国の地域に設置される可能性がある。また、設置される場所毎に年間を通して気候変化がある。このため、例えば、印刷システム100が高温多湿環境の場所に設置された場合、印刷媒体は比較的多くの水分を吸収した状態となる。この状態の印刷媒体に対してインクを吐出すると、印刷媒体が十分にインクを吸収できず、ヘッドの汚れや搬送中においてインクの滲みやかすれ等を発生させてしまうおそれがある。そこで、高温多湿環境を基に印刷条件を予め設定することも考えられるが、その場合、例えば、低温低湿環境の場所に設置される印刷システム100に対して上記の高温多湿環境を基にした印刷条件では対応できないという課題が発生してしまう。そこで、気候情報に基づいて印刷条件を変更することにより、より広いエリアで印刷システム100が使用できる。すなわち、印刷システム100の使用環境をより広げることができる。
ここで、本実施形態の気候情報について説明する。気候情報は、気候情報格納部244に格納されている。そして、気候情報格納部244には、エリア別環境データ格納部245及び水分量データ格納部246を有している。なお、本実施形態では、気候情報を基に、記録時における液体付与量(インク吐出量)を変更する場合について説明する。図3は、気候情報格納部の構成を示す説明図であり、図3(a)はエリア別の年間温湿度データを示すテーブルデータであり、図3(b)は水分量データに対するインク吐出量対応データを示すテーブルデータである。
エリア別環境データ格納部245には、印刷システム100が設置される各エリア(各仕向けエリア(国))における年間の温度データ及び湿度データのエリア別温湿度テーブルデータが格納されている。図3(a)に示すように、本実施形態にかかるエリア別環境データ格納部245には、印刷システム100が設置される各エリア(仕向けエリア(国))における年間の各月の平均温度データ及び平均湿度データが格納されている。
また、水分量データ格納部246には、図3(b)に示すように、温度と湿度とで求められた大気中の水分量と当該水分量に対応する適切なインク吐出量(液体付与量)との関係を示す水分量テーブルデータが格納されている。そして、当該テーブルデータでは、相対的には水分量が多い領域(図中の「H」)と、通常の領域(図中の「S」)と、少ない領域(図中の「L」)と、に区分けされている。そして、本実施形態では、印刷システム100(プリンター2)が設置された大気中の水分量(水分量の領域「H」,「S」,「L」)に応じてインク吐出量(記録時の液体付与量)を変更させた印刷条件(印刷データ)を生成するように構成されている。従って、印刷データ生成部240は、気候情報を基に印刷条件を変更する印刷条件変更部に相当する。なお、本実施形態にかかるテーブルデータは、印刷媒体としての光沢紙に対して標準印刷条件で印刷した記録結果に基づいて作成されたテーブルデータである。また、本実施形態では、水分量の領域を3つに区画したが、これに限定されず、例えば、2つの領域に分けてもよいし、4つ以上の領域に分けてもよい。
そして、生成された印刷データはプリンター2に送信され、プリンター2では、印刷データに従って、印刷媒体(例えば、光沢紙や普通用紙等)上に画像を印刷する。なお、上述の印刷制御部242の機能を実現するコンピュータープログラムは、コンピューターが読み取り可能な記録媒体に記録された形態で提供される。このような記録媒体としては、コンピューター1が読み取り可能な種々の媒体を利用することができ、例えば、フレキシブルディスクや、CD−ROM、光磁気ディスク、ICカード、ROMカートリッジ、バーコードなどの符号が印刷された印刷物、コンピューターの内部記憶装置(RAMやROMなどのメモリー)および外部記憶装置等を利用することができる。
図2は、プリンターの構成を示す説明図である。なお、本実施形態にかかるプリンター2では、インクジェット方式のプリンターを例にして説明する。図1及び図2に示すように、プリンター2は、コントローラー10と、搬送ユニット20と、キャリッジユニット30と、ヘッドユニット40と、検出器群50と、時計部60等を有している。コントローラー10は、プリンター2の全体的な制御を行うものであり、コンピューター1との間でデータの送受信を行うインターフェイス部(I/F部)11と、CPU12と、メモリー13と、ユニット制御回路14と、を有する。検出器群50はプリンター2内の状況を監視し、検出結果はコントローラー10に出力される。時計部60は、日時(暦の月情報を含む)を測定するものであり、測定された日時情報はコントローラー10に出力される。この時計部60から送信される日時情報によって、印刷システム100(プリンター2)における現状の月日情報の取得が可能となる。
搬送ユニット20は、画像を印刷する印刷媒体Sを印刷可能な位置に給紙し、Y方向の下流側へ搬送するためのものであり、給紙ローラー21と排紙ローラー22等を有する。なお、図2では印刷媒体Sとしてロール状に巻かれた連続紙を例に挙げているがこれに限らず、カット紙でもよい。キャリッジユニット30は、キャリッジ31に搭載されたヘッド41を、ガイドレール32に沿わせ、印刷媒体Sの搬送方向であるY方向と交差する方向(ここでは直交する方向)であるX方向に移動するためのものである。
ヘッドユニット40は、印刷媒体Sにインクを吐出するヘッド41と、印刷媒体Sを裏面(印刷面の反対側面)から支持するプラテン42とを有する。ヘッド41の下面(印刷媒体Sとの対向面)には、インクを吐出する多数のノズルの開口部がY方向に所定の間隔おきに並んだノズル列が複数形成されている。そして、複数のノズル列からはそれぞれ、例えば、イエローインク(Y)、マゼンタインク(M)、シアンインク(C)、ブラックインク(K)が吐出される。なお、ノズルからのインク吐出方式は、駆動素子(ピエゾ素子)に電圧をかけてインク室を膨張・収縮させるピエゾ方式でもよいし、発熱素子を用いてノズル内に気泡を発生させ、その気泡によってノズルからインクを吐出させるサーマル方式でもよい。
そして、ヘッド41がX方向に移動しながらインクを吐出する吐出動作(パス)と、印刷媒体SがY方向の下流側へ搬送される搬送動作と、が繰り返される。その結果、印刷媒体S上に2次元の画像が印刷(記録)される。
次に、記録方法について説明する。記録方法は、設置される場所の気候情報を有し、気候情報を基に印刷条件を変更するものである。なお、本実施形態では、上記印刷システム100にかかる記録方法について説明する。図4は、記録方法を示すフローチャートである。
まず、ステップS11では、プリンター2を含む印刷システム100の設置場所の情報を取得する。具体的には、例えば、ユーザーが操作部270を介して設置場所を入力する。これにより、設置情報取得部248によって設置場所情報が取得される。
次いで、ステップS12では、日時情報を取得する。具体的には、プリンター2に搭載された時計部60から月日を含む日時情報が送信され、日時情報取得部249によって日時情報が取得される。
次いで、ステップS13では、印刷システム100が設置された場所の気候情報を取得する。具体的には、まず、取得された設置場所情報及び日時情報に基づいて、気候情報格納部244のエリア別環境データ格納部245のエリア別温湿度テーブルデータ(図3(a)参照)から、印刷システム100が設置された場所の温度及び湿度データを取得する。次いで、取得した温度及び湿度データに基づいて、水分量テーブルデータ(図3(b)参照)からいずれの水分量の領域(「H」,「S」,「L」)に対応するかを特定する。例えば、印刷システム100がエリアAに設置され、日時情報が6月の場合、エリア別温湿度テーブルデータから、温度23℃/湿度71%Rhが参照される。次いで、参照された温湿度を基に水分量データから水分量の領域「S」が特定される。一方、例えば、印刷システム100がエリアBに設置され、日時情報が6月の場合、エリア別温湿度テーブルデータから、温度34℃/湿度81%Rhが参照される。次いで、参照された温湿度を基に水分量データから水分量の領域「H」が特定される。
次いで、ステップS14では、液体付与量を算出する。すなわち、印刷システム100が設置された場所における気候情報から適した印刷条件を算出する。本実施形態では、設置される場所に応じた係数を用いて、標準印刷条件に対して係数を掛けて印刷条件を変更(算出)する。また、本実施形態では、印刷条件としてインク吐出量を算出する。例えば、印刷システム100がエリアAに設置され、日時情報が6月であり、水分量データから水分量の領域「S」が特定された場合、水分量の領域「S」は、水分量が相対的に通常の領域であるため、標準印刷条件におけるインク吐出量を用いる(この場合、係数は1である)。一方、印刷システム100がエリアBに設置され、日時情報が6月であり、水分量データから水分量の領域「H」が特定された場合、水分量の領域「H」は、水分量が相対的に多い領域であるため、標準印刷条件におけるインク吐出量に係数(例えば、0.8)を掛けてインク吐出量を算出する。
次いで、ステップS15では、算出されたインク吐出量に基づいた印刷データを生成する。これにより、印刷システム100が設置される場所及び季節に適した印刷条件が設定される。次いで、ステップS16では、コンピューター1で生成された印刷データをプリンター2に送信し、プリンター2は、印刷データに基づいて駆動し、記録媒体に画像が形成される。
以上、上記実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
印刷システム100の設置場所の気候情報に適した印刷条件が設定(変更)される。これにより、世界中の広い地域及び使用環境の変化に対応して印刷を行うことができる。特に、屋外に設置されるプリンター2では気候変化の影響を受けやすいので、年間を通じて日時情報を取得することにより、自動的に印刷条件を変更でき、画像品質を安定化させることができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されず、上述した実施形態に種々の変更や改良などを加えることが可能である。変形例を以下に述べる。
(変形例1)上記実施形態では、気候情報に基づき、インク吐出量を変更したが、これに限定されない。例えば、気候情報に基づき、プラテンギャップ量(ヘッド41の下面とプラテン42における印刷媒体Sの支持面との距離)を変更した印刷条件を生成してもよい。例えば、水分量テーブルデータから水分量の領域「L」に特定された場合、プラテンギャップ量を標準印刷条件におけるプラテンギャップ量よりも大きくする。水分量の領域「L」は、比較的水分量が少ない領域であるため、印刷媒体Sにインクを塗布した際、印刷媒体Sのインク吸収量が多くなり、印刷媒体Sが撓みやすくなり、印刷媒体Sが波打つコックリングが発生してしまう。コックリングが発生すると、印刷媒体Sの表面とヘッド41の下面とが接触し、インクの滲みやかすれ等が発生してしまう。そこで、水分量の領域「L」に特定された場合には、プラテンギャップ量を大きくする(標準のプラテンギャップ量に係数を掛ける)ことにより、画像品質を維持することができる。また、例えば、気候情報に基づき、印刷媒体Sの搬送速度を変更した印刷条件を生成してもよい。このようにしても、上記効果と同様の効果を得ることができる。さらに、本実施形態と本変形例とを適宜組み合わせて適用することができる。このようにすれば、設置場所及び気候変動に対して、さらに適した印刷条件を生成することができる。
(変形例2)上記実施形態では、一つの標準印刷条件で印刷した記録結果に基づいて作成された水分量テーブルデータを用いて印刷条件を生成したが、これに限定されない。例えば、複数の印刷条件テーブルを有し、設置される場所に応じて印刷条件テーブルを変更してもよい。このようにすれば、容易に印刷条件を設定することができる。また、水分量テーブルデータは、光沢紙のみでなく、他の印刷媒体S毎に作成してもよい。このようにすれば、使用する印刷媒体に対して適正な印刷条件で印刷を行うことができる。
(変形例3)上記実施形態では、印刷システム100が設置された場所を入力することにエリア別温湿度テーブルから印刷システム100がさられる温湿度データを取得したが、この構成に限定されず、例えば、プリンター2に温度センサー或いは温湿度センサーを備えてもよい。このようにすれば、実際の温度データと湿度データとエリア別温湿度テーブルの各データとの誤差を補正し、適正な印刷条件を生成することができる。
1…コンピューター、2…プリンター、60…時計部、100…記録装置としての印刷システム、240…印刷データ生成部、242…印刷制御部、244…気候情報格納部、245…エリア別環境データ格納部、246…水分量データ格納部、248…設置情報取得部、249…日時情報取得部。

Claims (6)

  1. 設置される場所の気候情報を有し、前記気候情報を基に印刷条件を変更することを特徴とする記録方法。
  2. 請求項1に記載の記録方法において、
    複数の印刷条件テーブルを有し、前記設置される場所に応じて前記印刷条件テーブルを変更することを特徴とする記録方法。
  3. 請求項1に記載の記録方法において、
    前記設置される場所に応じた係数を有し、標準印刷条件に対して前記係数を掛けて印刷条件を変更することを特徴とする記録方法。
  4. 請求項3に記載の記録方法において、
    前記印刷条件は、記録時の液体付与量であることを特徴とする記録方法。
  5. 設置される場所の気候情報を記憶する記憶部と、
    前記気候情報を基に印刷条件を変更する印刷条件変更部と、を有することを特徴とする記録装置。
  6. 請求項5に記載の記録装置において、
    日時情報を得る時計部を有することを特徴とする記録装置。
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