JP2016029416A - 光学機器またはレンズ鏡筒 - Google Patents

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武也 中山
Takeya Nakayama
武也 中山
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Abstract

【課題】コイルバネを用い、回転するレンズ鏡筒を付勢するガタ取り機構において、コイルバネ端部のせん断面によるコイルバネとレンズ鏡筒間の引っ掛かりを無くしたレンズ装置を提供すること。【解決手段】保持部材と、 レンズ群を保持し前記保持部材に対して光軸周りに所定の角度で回転されるレンズ鏡筒と、前記保持部材と前記レンズ鏡筒の間に挟持され、前記保持部材又は前記レンズ鏡筒のどちらか一方と一体回転し、前記保持部材又は前記レンズ鏡筒の他方に設けられた複数の摺動面突起を所定の方向に付勢し、光軸を囲むように配置されたコイルバネと、を有する構成において、前記コイルバネ前記複数の摺動面突起側の終端部は、前記レンズ鏡筒が前記所定の角度で回転したとしても、前記複数の摺動面突起のうち光軸周りで隣り合った二つの摺動面突起の間に収まっていることを特徴とする。【選択図】 図2

Description

本発明は、レンズ鏡筒と該レンズ鏡筒を駆動するカムとのガタを抑制する構造を備えたレンズ装置に関し、特にコイルバネを用いてガタを抑制するレンズ装置に関するものである。
従来、レンズ鏡筒はネジ、ヘリコイド、カムといった機構を用いてズーミングやフォーカシングを行っている。例えばカムが設けられたカム筒を用いてレンズ鏡筒を駆動する場合、カムとレンズ鏡筒のカムフォロアとの間にガタを有しているため付勢部材をカム筒とレンズ鏡筒の間に設ける手法が周知となっている。
しかし、付勢部材にコイルバネを使用した場合、せん断面となる端面がカム筒やレンズ鏡筒に食い込み、レンズ鏡筒とコイルバネ間の摺動性を損なうという問題があった。
特許文献1ではコイルバネとレンズ鏡筒の間に中間部材を設け、中間部材がコイルバネ端部の食い込みの相手を担っている。と同時にレンズ鏡筒と中間部材との間で摺動させる構造とすることで円滑な摺動回転を行う提案が開示されている。
特開平7−218800号公報
しかしながら、上述の特許文献に開示された従来技術では、中間部材が増え、部品点数が増加することになる。つまり、コスト高、重量増加といった懸念が生じてしまう。
そこで、本発明の目的は、コイルバネを用い、回転するレンズ鏡筒を付勢するガタ取り機構において、部品点数を増やすことなくコイルバネ端部のせん断面によるコイルバネとレンズ鏡筒間の引っ掛かりを無くすことを可能にしたレンズ装置を提供することである。
本発明に係るレンズ装置の構成は、保持部材と、レンズ群を保持し前記保持部材に対して光軸周りに所定の角度で回転されるレンズ鏡筒と、前記保持部材と前記レンズ鏡筒の間に挟持され、前記保持部材又は前記レンズ鏡筒のどちらか一方と一体回転し、前記保持部材又は前記レンズ鏡筒の他方に設けられた複数の摺動面突起を所定の方向に付勢し、光軸を囲むように配置されたコイルバネと、
を有する構成において、前記コイルバネ前記複数の摺動面突起側の終端部は、前記レンズ鏡筒が前記所定の角度で回転したとしても、前記複数の摺動面突起のうち光軸周りで隣り合った二つの摺動面突起の間に収まっていることを特徴とする。
本発明によれば、コイルバネを用い、回転するレンズ鏡筒を付勢するガタ取り機構において、コイルバネ端部のせん断面によるコイルバネとレンズ鏡筒間の引っ掛かりを無くすことを可能にしたレンズ装置を提供することができる。
実施例1のレンズ装置の光軸方向の断面図 実施例1のレンズ装置の要所部の構成図 実施例1のレンズ装置のコイルバネ終端部と鏡筒摺動部との構成図 実施例1のレンズ装置のコイルバネ回転止め構成図 実施例2のレンズ装置の保持部材とコイルバネをカメラとは逆側から見た図
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
[実施例1]
図1は本発明のレンズ装置における光軸方向の断面図となっている。カメラ1と交換レンズ2はバヨネット機構で取り外し可能な構造となっている。交換レンズ2は第一レンズ群3、第二レンズ群4、第三レンズ群5、第四レンズ群6で構成されており、第二レンズ群4が合焦レンズ群となっている。
図2は図1中の本発明要所部、第二レンズ群4の拡大図を示している。レンズ鏡筒401はレンズ400を保持している。また、保持部材402にはコロ402aが取り付けられており、レンズ鏡筒401のカム部401aに嵌合している。そしてレンズ鏡筒401はカム部401aに沿って保持部材402に対し回転繰り出しを行う構造となっている。また、コイルバネ403aがレンズ鏡筒401と保持部材402の間に挟持されており、レンズ鏡筒401を保持部材402に対し引き離す方向に力を加えている。
図3は第二レンズ群4の構成斜視図となっている。コイルバネ403には屈曲部403aが設けられており、保持部材402に設けられた嵌合穴402bに嵌ることでコイルバネ403は保持部材402に対し光軸周りの回転を規制されている。つまり、コイルバネ403の屈曲部403aとは逆の終端部403bは保持部材402に対し回転規制されていることとなる。本実施例では終端部403bは403aと光軸中心に同一位相にある。
図4は第二レンズ群4のレンズ鏡筒401とコイルバネ403をカメラ1側から見た図となっている。レンズ鏡筒401は摺動面401bを複数設けられておりコイルバネ403が摺動面401bと摺動する構成となっている。図4のコイルバネ403の屈曲部403aと終端部403bは本実施例では同位相となっており、レンズ鏡筒401が合焦駆動のため回転しても光軸周りに隣り合う摺動面401bの間の角度A°の範囲に収まっている構成となっている。つまり角度A°はレンズ鏡筒401の回転角度より大きくとる構成が必要となる。
これらによってコイルバネ403の終端部403bは第二レンズ群4が合焦駆動のため回転しても摺動部401bと接触することがない。よって交換レンズ2の第二レンズ群4はコイルバネ403によりカム部401aとコロ402aとのガタを抑え、なおかつバネ終端部403bのせん断面部とレンズ鏡筒401が接触することがないので、高潤滑な合焦駆動を行うことができる。また、コイルバネ403とレンズ鏡筒401との接触を摺動部401bに限ることで摺動の接触面積を減らすことができ、摩擦を抑えることができ、高い潤滑性能を有することができる。
[実施例2]
以下、図5を参照して、本発明の第2の実施例について説明する。本実施例では実施例1と比較してコイルバネと保持部材の回転規制の手法について言及している。
図5は保持部材402とコイルバネ703をカメラ1とは逆側から見た図となっている。コイルバネ703の終端部703aはコイルバネのコイル巻き径の接線方向へ延長されている。保持部材402にはコイルバネ703の外周に受け部402cが設けられており受け部402cとコイルバネ703の延長された終端部703aが嵌ることで回転規制となっている。このコイルバネ703の終端部703aはレンズ鏡筒401に接触することがなければコイルバネの両端部に設けてもかまわない。両端部に設けた場合はコイルバネの組みこみ方向を気にすることなく組みこみが可能となり、コイルバネの組みこみ方向チェックをする生産工程を省略できる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
1 カメラ、2 交換レンズ、4 第二レンズ群(合焦レンズ群)、
401 レンズ鏡筒、401a カム部、401b 摺動面、402 保持部材、
402a コロ、402b 嵌合穴、402c 受け部、
403 コイルバネ(実施例1)、403a 屈曲部、403b 終端部、
703 コイルバネ(実施例2)、703a 終端部

Claims (4)

  1. 保持部材と、
    レンズ群を保持し前記保持部材に対して光軸周りに所定の角度で回転されるレンズ鏡筒と、
    前記保持部材と前記レンズ鏡筒の間に挟持され、前記保持部材又は前記レンズ鏡筒のどちらか一方と一体回転し、前記保持部材又は前記レンズ鏡筒の他方に設けられた複数の摺動面突起を所定の方向に付勢し、光軸を囲むように配置されたコイルバネと、
    を有する構成において、
    前記コイルバネ前記複数の摺動面突起側の終端部は、前記レンズ鏡筒が前記所定の角度で回転したとしても、前記複数の摺動面突起のうち光軸周りで隣り合った二つの摺動面突起の間に収まっていることを特徴とするレンズ装置。
  2. 前記コイルバネは前記保持部材又は前記レンズ鏡筒に設けられた嵌合穴に前記コイルバネの終端部が嵌ることで前記保持部材又は前記レンズ鏡筒と一体回転することを特徴とする請求項1に記載のレンズ装置。
  3. 前記コイルバネは終端部がコイル巻き径の接線方向に延長されており、前記保持部材又は前記レンズ鏡筒に前記コイルバネの端部が引っ掛かることで前記保持部材又は前記レンズ鏡筒と一体回転することを特徴とする請求項1に記載のレンズ装置。
  4. 前記保持部材又は前記レンズ鏡筒と一体回転する構成はコイルバネの両端部に設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載のレンズ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111694124A (zh) * 2019-03-13 2020-09-22 宁波舜宇光电信息有限公司 光学镜头、摄像模组及其制造方法

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CN111694124A (zh) * 2019-03-13 2020-09-22 宁波舜宇光电信息有限公司 光学镜头、摄像模组及其制造方法
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