JP2016028514A - 近接領域および/または隣接キャリアにおける異なるlte−tdd構成のサポート - Google Patents

近接領域および/または隣接キャリアにおける異なるlte−tdd構成のサポート Download PDF

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Abstract

【課題】近接した通信スペクトルにおいて単一の無線アクセス技術(RAT)または異なる無線アクセス技術の通信が同時に動作しているときには、発生するデバイス間の潜在的な干渉を低減する技術を提供提供する。【解決手段】干渉を低減するために、1つまたは複数の競合するデバイスの時分割複信(TDD)構成を変更する。通信領域のエッジにおいて、モバイルデバイスと通信するためにエッジ基地局によって使用されるTDD構成が、干渉を低減するように設定する。第2のデバイスでアップリンク通信がスケジュールされたときに、第1のデバイスがアップリンク通信をスケジュールするように、第1のデバイスの通信を変更する。【選択図】図9

Description

関連出願の相互参照
本願は、その開示全体が参照により本明細書に明確に組み込まれる、2011年11月14日に出願された「SUPPORTING DIFFERENT LTE−TDD CONFIGURATIONS IN NEIGHBORING REGIONS AND/OR ADJACENT CARRIERS」と題する米国仮特許出願第61/559,466号の米国特許法第119条(e)項に基づく利益を主張する。
本開示の態様は、一般にワイヤレス通信システムに関し、より詳細には、近接領域および/または隣接キャリアにおける異なるLTE−TDD構成のサポートに関する。
ワイヤレス通信システムは、電話、ビデオ、データ、メッセージング、およびブロードキャストなどの様々な電気通信サービスを提供するために広く展開されている。典型的なワイヤレス通信システムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、帯域幅、送信電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続技術を採用し得る。そのような多元接続技術の例には、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)システム、および時分割同期符号分割多元接続(TD−SCDMA)システムが挙げられる。
これらの多元接続技術は、異なるワイヤレスデバイスが都市、国家、地域、さらには地球規模で通信することを可能にする共通プロトコルを提供するために、様々な電気通信規格において採用されている。新生の電気通信規格の一例はロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)である。LTEは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP:Third Generation Partnership Project)によって公表されたユニバーサルモバイル電気通信システム(UMTS:Universal Mobile Telecommunications System)モバイル規格の拡張のセットである。それは、スペクトル効率を改善することによってモバイルブロードバンドインターネットアクセスをより良くサポートし、コストを下げ、サービスを改善し、新しいスペクトルを利用し、また、ダウンリンク(DL)上ではOFDMAを使用し、アップリンク(UL)上ではSC−FDMAを使用し、そして多入力多出力(MIMO)アンテナ技術を使用して、他のオープン規格とより良く統合されるように設計されている。しかしながら、モバイルブロードバンドアクセスに対する需要が増加し続けるにつれて、LTE技術のさらなる改善が必要である。好ましくは、これらの改善は、他の多元接続技術と、これらの技術を採用する電気通信規格とに適用可能であるべきである。
ここでは、以下の詳細な説明がより良く理解され得るように、本開示の特徴および技術的利点についてやや広く概説した。以下で、本開示の追加の特徴および利点について説明する。本開示が、本開示の同じ目的を果たす他の構造を変更または設計するための基礎として容易に利用され得ることを、当業者は諒解されたい。また、そのような等価な構成が、添付の特許請求の範囲に記載の本開示の教示から逸脱しないことも、当業者は了解されたい。さらなる目的および利点とともに、本開示の編成と動作の方法の両方に関して、本開示を特徴づけると考えられる新規の特徴は、添付の図に関連して以下の説明を検討するとより良く理解されよう。ただし、図の各々は、例示および説明のみの目的で与えられたものであり、本開示の限界を定めるものではないことを明確に理解されたい。
以下で、本開示の追加の特徴および利点について説明する。本開示は、本開示の同じ目的を実行するための他の構造を変更または設計するための基礎として容易に利用され得ることを、当業者は諒解されたい。また、そのような等価な構成が、添付の特許請求の範囲に記載の本開示の教示から逸脱しないことを、当業者は了解されたい。さらなる目的および利点とともに、本開示の編成と動作の方法の両方に関して、本開示を特徴づけると考えられる新規の特徴は、添付の図に関連して以下の説明を検討するとより良く理解されよう。ただし、図の各々は、例示および説明のみの目的で与えられたものであり、本開示の限界を定めるものではないことを明確に理解されたい。
ワイヤレス通信の方法を提供する。本方法は、第1の時分割複信(TDD:time division duplex)構成にしたがって基地局の第1のセットによってサービスされるユーザ機器(UEs:user equipments)をスケジュールすることを含む。基地局の第1のセットは、第2のTDD構成で動作する第1の領域中の基地局の第2のセットと第3のTDD構成で動作する第2の領域中の基地局の第3のセットとの間に位置する。第1のTDD構成は、第2のTDD構成のアップリンクサブフレームと衝突するダウンリンクサブフレームを有しない。本方法はまた、UEと第3のTDD構成で動作する基地局とに対するユーザ機器対ユーザ機器干渉を回避するために基地局の第1のセットによってサービスされるUEを制限することを含む。
ワイヤレス通信のための装置を提供する。本装置は、第1の時分割複信(TDD)構成にしたがって基地局の第1のセットによってサービスされるユーザ機器(UE)をスケジュールするための手段を含む。基地局の第1のセットは、第2のTDD構成で動作する第1の領域中の基地局の第2のセットと第3のTDD構成で動作する第2の領域中の基地局の第3のセットとの間に位置する。第1のTDD構成は、第2のTDD構成のアップリンクサブフレームと衝突するダウンリンクサブフレームを有しない。本装置はまた、UEと第3のTDD構成で動作する基地局とに対するユーザ機器対ユーザ機器干渉を回避するために基地局の第1のセットによってサービスされるUEを制限するための手段を含む。
ワイヤレス通信のために構成されたコンピュータプログラム製品を提供する。本コンピュータプログラム製品は、非一時的プログラムコードを記録した非一時的コンピュータ可読媒体を含む。プログラムコードは、第1の時分割複信(TDD)構成にしたがって基地局の第1のセットによってサービスされるユーザ機器(UE)をスケジュールするためのプログラムコードを含む。基地局の第1のセットは、第2のTDD構成で動作する第1の領域中の基地局の第2のセットと第3のTDD構成で動作する第2の領域中の基地局の第3のセットとの間に位置する。第1のTDD構成は、第2のTDD構成のアップリンクサブフレームと衝突するダウンリンクサブフレームを有しない。プログラムコードはまた、UEと第3のTDD構成で動作する基地局とに対するユーザ機器対ユーザ機器干渉を回避するために基地局の第1のセットによってサービスされるUEを制限するためのプログラムコードを含む。
ワイヤレス通信のために構成された装置を提供する。本装置は、メモリとメモリに結合された(1つまたは複数の)プロセッサとを含む。プロセッサは、第1の時分割複信(TDD)構成にしたがって基地局の第1のセットによってサービスされるユーザ機器(UE)をスケジュールするように構成される。基地局の第1のセットは、第2のTDD構成で動作する第1の領域中の基地局の第2のセットと第3のTDD構成で動作する第2の領域中の基地局の第3のセットとの間に位置する。第1のTDD構成は、第2のTDD構成のアップリンクサブフレームと衝突するダウンリンクサブフレームを有しない。プロセッサはまた、UEと第3のTDD構成で動作する基地局とに対するユーザ機器対ユーザ機器干渉を回避するために基地局の第1のセットによってサービスされるUEを制限するように構成される。
ワイヤレス通信の方法を提供する。本方法は、第1のユーザ機器(UE)と第2のUEとの通信フレームがアライン(aligned)されたときに、第1のUEのダウンリンク時分割複信(TDD)通信が第2のUEのアップリンクTDD通信からの干渉をいつ受けるかを決定することを含む。本方法はまた、干渉を低減するように通信をスケジュールすることを含む。
ワイヤレス通信のための装置を提供する。本装置は、第1のユーザ機器(UE)と第2のUEとの通信フレームがアラインされたときに、第1のUEのダウンリンク時分割複信(TDD)通信が第2のUEのアップリンクTDD通信からの干渉をいつ受けるかを決定するための手段を含む。本装置はまた、干渉を低減するように通信をスケジュールするための手段を含む。
ワイヤレス通信のために構成されたコンピュータプログラム製品を提供する。本コンピュータプログラム製品は、非一時的プログラムコードを記録した非一時的コンピュータ可読媒体を含む。プログラムコードは、第1のユーザ機器(UE)と第2のUEとの通信フレームがアラインされたときに、第1のUEのダウンリンク時分割複信(TDD)通信が第2のUEのアップリンクTDD通信からの干渉をいつ受けるかを決定するためのプログラムコードを含む。プログラムコードはまた、干渉を低減するように通信をスケジュールするためのプログラムコードを含む。
ワイヤレス通信のために構成された装置を提供する。本装置は、メモリとメモリに結合された(1つまたは複数の)プロセッサとを含む。(1つまたは複数の)プロセッサは、第1のユーザ機器(UE)と第2のUEとの通信フレームがアラインされたときに、第1のUEのダウンリンク時分割複信(TDD)通信が第2のUEのアップリンクTDD通信からの干渉をいつ受けるかを決定するように構成される。(1つまたは複数の)プロセッサはまた、干渉を低減するように通信をスケジュールするように構成される。
本開示の特徴、特性、および利点は、全体を通じて同様の参照符号が同様のものを指す図面とともに、以下に記載される詳細な説明を読めばより明らかになろう。
ネットワークアーキテクチャの一例を示す図。 アクセスネットワークの一例を示す図。 LTEにおけるダウンリンクフレーム構造の一例を示す図。 LTEにおけるアップリンクフレーム構造の一例を示す図。 ユーザプレーンおよび制御プレーンのための無線プロトコルアーキテクチャの一例を示す図。 アクセスネットワーク中の発展型ノードBおよびユーザ機器の一例を示す図。 電気通信システムの一例を概念的に示すブロック図。 電気通信システムの一例を概念的に示すブロック図。 電気通信システムの一例を概念的に示すブロック図。 本開示の一態様による、近接領域または隣接キャリアにおいて異なるLTE−TDD構成をサポートするための方法を示すブロック図。 本開示の一態様による、近接領域または隣接キャリアにおいて異なるLTE−TDD構成をサポートするための方法を示すブロック図。 例示的な装置中の異なるモジュール/手段/構成要素間のデータフローを示すブロック図。
詳細な説明
添付の図面に関して以下に示される詳細な説明は、様々な構成を説明するものであり、本明細書で説明される概念が実施され得る唯一の構成を表すものではない。詳細な説明は、様々な概念の完全な理解を与えるための具体的な詳細を含む。ただし、これらの概念はこれらの具体的な詳細なしに実施され得ることが当業者には明らかであろう。いくつかの例では、そのような概念を不明瞭にしないように、よく知られている構造および構成要素がブロック図の形式で示される。
様々な装置および方法に関して電気通信システムの態様が提示される。これらの装置および方法について、以下の詳細な説明において説明し、(「要素」と総称される)様々なブロック、モジュール、構成要素、回路、ステップ、プロセス、アルゴリズムなどによって添付の図面に示す。これらの要素は、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはそれらの任意の組合せを使用して実装され得る。そのような要素がハードウェアとして実装されるか、ソフトウェアとして実装されるかは、特定の適用例および全体的なシステムに課された設計制約に依存する。
例として、要素、または要素の任意の部分、または要素の任意の組合せは、1つまたは複数のプロセッサを含む「処理システム」を用いて実装され得る。プロセッサの例としては、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、ステートマシン、ゲート論理、個別ハードウェア回路、および本開示全体にわたって説明される様々な機能を実行するように構成された他の好適なハードウェアがある。処理システム中の1つまたは複数のプロセッサはソフトウェアを実行し得る。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語などの名称にかかわらず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プロシージャ、関数などを意味すると広く解釈されたい。
したがって、1つまたは複数の例示的な実施形態では、説明される機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装される場合、機能は、コンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体上に1つまたは複数の命令またはコードとして符号化され得る。コンピュータ可読媒体はコンピュータ記憶媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびBlu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
図1は、LTEネットワークアーキテクチャ100を示す図である。LTEネットワークアーキテクチャ100は発展型パケットシステム(EPS:Evolved Packet System)100と呼ばれることがある。EPS100は、1つまたは複数のユーザ機器(UE)102と、発展型UMTS地上波無線アクセスネットワーク(E−UTRAN:Evolved UMTS Terrestrial Radio Access Network)104と、発展型パケットコア(EPC:Evolved Packet Core)110と、ホーム加入者サーバ(HSS:Home Subscriber Server)120と、事業者のIPサービス122とを含み得る。EPSは他のアクセスネットワークと相互接続することができるが、簡単にするために、それらのエンティティ/インターフェースは図示されていない。図示されているように、EPSはパケット交換サービスを提供するが、当業者なら容易に諒解するように、本開示全体にわたって提示される様々な概念は、回線交換サービスを提供するネットワークに拡張され得る。
E−UTRANは、発展型ノードB(eNodeB)106と他のeNodeB108とを含む。eNodeB106は、UE102に対してユーザプレーンプロトコル終端と制御プレーンプロトコル終端とを与える。eNodeB106は、バックホール(たとえば、X2インターフェース)を介して他のeNodeB108に接続され得る。eNodeB106は、基地局、送受信基地局、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービスセット(BSS:basic service set)、拡張サービスセット(ESS:extended service set)、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることもある。eNodeB106は、UE102にEPC110へのアクセスポイントを与える。UE102の例としては、セルラーフォン、スマートフォン、セッション開始プロトコル(SIP:session initiation protocol)電話、ラップトップ、携帯情報端末(PDA)、衛星無線、全地球測位システム、マルチメディアデバイス、ビデオデバイス、デジタルオーディオプレーヤ(たとえば、MP3プレーヤ)、カメラ、ゲーム機、または任意の他の同様の機能デバイスが挙げられる。UE102は、また、当業者によって、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることもある。
eNodeB106は、たとえば、S1インターフェースを介して、EPC110に接続される。EPC110は、モビリティ管理エンティティ(MME:Mobility Management Entity)112と、他のMME114と、サービングゲートウェイ116と、パケットデータネットワーク(PDN:Packet Data Network)ゲートウェイ118とを含む。MME112は、UE102とEPC110との間のシグナリングを処理する制御ノードである。概して、MME112はベアラおよび接続管理を行う。すべてのユーザIPパケットはサービングゲートウェイ116を通って転送され、サービングゲートウェイ116自体はPDNゲートウェイ118に接続される。PDNゲートウェイ118はUEのIPアドレス割振りならびに他の機能を与える。PDNゲートウェイ118は事業者のIPサービス122に接続される。事業者のIPサービス122は、インターネットと、イントラネットと、IPマルチメディアサブシステム(IMS:IP Multimedia Subsystem)と、PSストリーミングサービス(PSS:PS Streaming Service)とを含み得る。
図2は、LTEネットワークアーキテクチャにおけるアクセスネットワーク200の一例を示す図である。この例では、アクセスネットワーク200は、いくつかのセルラー領域(セル)202に分割される。1つまたは複数のより低い電力クラスのeNodeB208は、セル202のうちの1つまたは複数とオーバーラップするセルラー領域210を有し得る。より低い電力クラスのeNodeB208は、リモートラジオヘッド(RRH:remote radio head)、フェムトセル(たとえば、ホームeNodeB(HeNodeB)、ピコセル、またはマイクロセルであり得る。マクロeNodeB204は各々、それぞれのセル202に割り当てられ、セル202中のすべてのUE206にEPC110へのアクセスポイントを与えるように構成される。アクセスネットワーク200のこの例には集中コントローラはないが、代替構成では集中コントローラが使用され得る。eNodeB204は、無線ベアラ制御、承認制御、モビリティ制御、スケジューリング、セキュリティ、およびサービングゲートウェイ116への接続性を含む、すべての無線関連機能を担う。
アクセスネットワーク200によって採用される変調および多元接続方式は、展開されている特定の電気通信規格に応じて異なり得る。LTE適用例では、周波数分割複信(FDD:frequency division duplexing)と時分割複信(TDD:time division duplexing)の両方をサポートするために、OFDMがダウンリンク上で使用され、SC−FDMAがアップリンク上で使用される。当業者なら以下の詳細な説明から容易に諒解するように、本明細書で提示する様々な概念は、LTE適用例に好適である。ただし、これらの概念は、他の変調および多元接続技法を採用する他の電気通信規格に容易に拡張され得る。例として、これらの概念は、エボリューションデータオプティマイズド(EV−DO:Evolution-Data Optimized)またはウルトラモバイルブロードバンド(UMB:Ultra Mobile Broadband)に拡張され得る。EV−DOおよびUMBは、CDMA2000(登録商標)規格ファミリーの一部として第3世代パートナーシッププロジェクト2(3GPP2:3rd Generation Partnership Project 2)によって公表されたエアインターフェース規格であり、CDMAを利用して移動局にブロードバンドインターネットアクセスを提供する。これらの概念はまた、広帯域CDMA(W−CDMA(登録商標))とTD−SCDMAなどのCDMAの他の変形態とを採用するユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA:Universal Terrestrial Radio Access)、TDMAを採用するモバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標):Global System for Mobile Communications)、ならびに、OFDMAを採用する、Evolved UTRA(E−UTRA)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、IEEE802.11(Wi−Fi(登録商標))、IEEE802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE802.20、およびFlash−OFDMに拡張され得る。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTEおよびGSMは、3GPP団体からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、3GPP2団体からの文書に記載されている。採用される実際のワイヤレス通信規格および多元接続技術は、特定の適用例およびシステムに課された全体的な設計制約に依存することになる。
eNodeB204は、MIMO技術をサポートする複数のアンテナを有し得る。MIMO技術の使用により、eNodeB204は、空間多重化、ビームフォーミング、および送信ダイバーシティをサポートするために空間領域を活用することが可能になる。空間多重化は、データの異なるストリームを同じ周波数上で同時に送信するために使用され得る。データストリームは、データレートを増加させるために単一のUE206に送信されるか、または全体的なシステム容量を増加させるために複数のUE206に送信され得る。これは、各データストリームを空間的にプリコーディングし(すなわち、振幅および位相のスケーリングを適用し)、次いでダウンリンク上で複数の送信アンテナを通じて空間的にプリコーディングされた各ストリームを送信することによって達成される。空間的にプリコーディングされたデータストリームは、異なる空間シグネチャとともに(1つまたは複数の)UE206に到着し、これにより、UE206の各々がそのUE206に宛てられた1つまたは複数のデータストリームを復元することが可能になる。アップリンク上で、各UE206は、空間的にプリコーディングされたデータストリームを送信し、これにより、eNodeB204は、空間的にプリコーディングされた各データストリームのソースを識別することが可能になる。
空間多重化は、概して、チャネル状態が良好であるときに使用される。チャネル状態があまり良好でないときは、送信エネルギーを1つまたは複数の方向に集中させるためにビームフォーミングが使用され得る。これは、複数のアンテナを通じて送信するためのデータを空間的にプリコーディングすることによって達成され得る。セルのエッジにおいて良好なカバレージを達成するために、送信ダイバーシティと組み合わせてシングルストリームビームフォーミング送信が使用され得る。
以下の詳細な説明では、ダウンリンク上でOFDMをサポートするMIMOシステムを参照してアクセスネットワークの様々な態様について説明する。OFDMは、OFDMシンボル内のいくつかのサブキャリアにわたってデータを変調するスペクトル拡散技法である。サブキャリアは精確な周波数で離間される。離間は、受信機がサブキャリアからデータを復元することを可能にする「直交性(orthogonality)」を与える。時間領域では、OFDMシンボル間干渉に対処するために、ガードインターバル(たとえば、サイクリックプレフィックス)が各OFDMシンボルに追加され得る。アップリンクは、高いピーク対平均電力比(PAPR:peak-to-average power ratio)を補償するために、SC−FDMAをDFT拡散OFDM信号の形態で使用し得る。
図3は、LTEにおけるダウンリンクフレーム構造の一例を示す図300である。フレーム(10ms)は、等しいサイズの10個のサブフレームに分割され得る。各サブフレームは、2つの連続するタイムスロットを含み得る。2つのタイムスロットを表すためにリソースグリッドが使用され得、各タイムスロットはリソースブロックを含む。リソースグリッドは複数のリソース要素に分割される。LTEでは、リソースブロックは、周波数領域中に12個の連続サブキャリアを含んでおり、各OFDMシンボル中のノーマルサイクリックプレフィックスについて、時間領域中に7個の連続OFDMシンボル、または84個のリソース要素を含んでいる。拡張サイクリックプレフィックスについて、リソースブロックは、時間領域中に6つの連続OFDMシンボルを含み、72個のリソース要素を有する。R302、304として示されるリソース要素のいくつかはダウンリンク基準信号(DL−RS:downlink reference signal)を含む。DL−RSは、セル固有RS(CRS:Cell-specific RS)(共通RS(common RS)と呼ばれることもある)302と、UE固有RS(UE−RS:UE-specific RS)304とを含む。UE−RS304は、対応する物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH:physical downlink shared channel)がその上にマッピングされるリソースブロック上でのみ送信される。各リソース要素によって搬送されるビット数は変調方式に依存する。したがって、UEが受信するリソースブロックが多いほど、また変調方式が高いほど、UEについてのデータレートは高くなる。
図4は、LTEにおけるアップリンクフレーム構造の一例を示す図400である。アップリンクのために利用可能なリソースブロックは、データセクションと制御セクションとに区分され得る。制御セクションは、システム帯域幅の2つのエッジにおいて形成され得、設定可能なサイズを有し得る。制御セクション中のリソースブロックは、制御情報を送信するためにUEに割り当てられ得る。データセクションは、制御セクション中に含まれないすべてのリソースブロックを含み得る。アップリンクフレーム構造は、データセクション中の連続するサブキャリアのすべてを単一のUEに割り当てることを可能にし得る、連続サブキャリアを含むデータセクションをもたらす。
UEには、eNodeBに制御情報を送信するために、制御セクション中のリソースブロック410a、410bが割り当てられ得る。UEには、また、eNodeBにデータを送信するために、データセクション中のリソースブロック420a、420bも割り当てられ得る。UEは、制御セクションにおいて割り当てられたリソースブロック上の物理アップリンク制御チャネル(PUCCH:physical uplink control channel)中で制御情報を送信し得る。UEは、データセクションにおいて割り当てられたリソースブロック上の物理アップリンク共有チャネル(PUSCH:physical uplink shared channel)中でデータのみまたはデータと制御情報の両方を送信し得る。アップリンク送信は、サブフレームの両方のスロットにわたり得、周波数上でホッピングし得る。
初期システムアクセスを実行し、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH:physical random access channel)430中でアップリンク同期を達成するためにリソースブロックのセットが使用され得る。PRACH430は、ランダムシーケンスを搬送し、いかなるアップリンクデータ/シグナリングも搬送することができない。各ランダムアクセスプリアンブルは、6つの連続するリソースブロックに対応する帯域幅を占有する。開始周波数はネットワークによって指定される。すなわち、ランダムアクセスプリアンブルの送信は、ある特定の時間リソースおよび周波数リソースに制限される。周波数ホッピングはPRACHにはない。PRACH試行は、単一のサブフレーム(1ms)中でまたは少数の連続サブフレームのシーケンス中で搬送され、UEは、フレーム(10ms)ごとに単一のPRACH試行だけを行うことができる。
図5は、LTEにおけるユーザプレーンおよび制御プレーンのための無線プロトコルアーキテクチャの一例を示す図500である。UEおよびeNodeBのための無線プロトコルアーキテクチャは、レイヤ1と、レイヤ2と、レイヤ3との3つのレイヤとともに示されている。レイヤ1(L1レイヤ)は最下位レイヤであり、様々な物理レイヤ信号処理機能を実装する。L1レイヤを本明細書では物理レイヤ506と呼ぶ。レイヤ2(L2レイヤ)508は、物理レイヤ506の上にあり、物理レイヤ506を介したUEとeNodeBとの間のリンクを担う。
ユーザプレーンでは、L2レイヤ508は、ネットワーク側でeNodeBにおいて終端される、媒体アクセス制御(MAC:media access control)サブレイヤ510と、無線リンク制御(RLC:radio link control)サブレイヤ512と、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP:packet data convergence protocol)514サブレイヤとを含む。図示されていないが、UEは、ネットワーク側でPDNゲートウェイ118において終端されるネットワークレイヤ(たとえば、IPレイヤ)と、接続の他端(たとえば、ファーエンドUE、サーバなど)において終端されるアプリケーションレイヤとを含めてL2レイヤ508の上にいくつかの上位レイヤを有し得る。
PDCPサブレイヤ514は、異なる無線ベアラと論理チャネルとの間で多重化を行う。PDCPサブレイヤ514はまた、無線送信オーバーヘッドを低減するための上位レイヤデータパケットのヘッダ圧縮と、データパケットを暗号化することによるセキュリティと、eNodeB間のUEに対するハンドオーバサポートとを行う。RLCサブレイヤ512は、上位レイヤデータパケットのセグメンテーションおよびリアセンブリと、紛失データパケットの再送信と、ハイブリッド自動再送要求(HARQ:hybrid automatic repeat request)に起因する順序の狂った受信を補正するためのデータパケットの並べ替えとを行う。MACサブレイヤ510は、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化を行う。MACサブレイヤ510はまた、UEの間で1つのセル内の様々な無線リソース(たとえば、リソースブロック)を割り当てることを担う。MACサブレイヤ510はまたHARQ動作を担う。
制御プレーンでは、UEおよびeNodeBのための無線プロトコルアーキテクチャは、制御プレーンのためのヘッダ圧縮機能がないことを除いて、物理レイヤ506およびL2レイヤ508について実質的に同じである。制御プレーンはまた、レイヤ3(L3レイヤ)中に無線リソース制御(RRC:radio resource control)サブレイヤ516を含む。RRCサブレイヤ516は、無線リソース(すなわち、無線ベアラ)を取得することと、eNodeBとUEとの間のRRCシグナリングを使用して下位レイヤを構成することとを担う。
図6は、アクセスネットワーク中でUE650と通信しているeNodeB610のブロック図である。ダウンリンクでは、コアネットワークからの上位レイヤパケットが、コントローラ/プロセッサ675に与えられる。コントローラ/プロセッサ675は、L2レイヤの機能を実装する。ダウンリンクでは、コントローラ/プロセッサ675は、様々な優先度メトリックに基づいて、ヘッダ圧縮、暗号化、パケットのセグメント化および並べ替え、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化、ならびにUE650への無線リソース割当てを行う。コントローラ/プロセッサ675はまた、HARQ動作と、紛失パケットの再送信と、UE650へのシグナリングとを担う。
TXプロセッサ616は、L1レイヤ(すなわち、物理レイヤ)のための様々な信号処理機能を実装する。信号処理機能は、UE650における前方誤り訂正(FEC:forward error correction)と、様々な変調方式(たとえば、2位相シフトキーイング(BPSK:binary phase-shift keying)、4位相シフトキーイング(QPSK:quadrature phase-shift keying)、M位相シフトキーイング(M−PSK:M-phase-shift keying)、多値直交振幅変調(M−QAM:M-quadrature amplitude modulation))に基づいた信号コンスタレーションへのマッピングとを可能にするために、コーディングとインターリービングとを含む。次いで、符号化され変調されたシンボルは並列ストリームに分割される。各ストリームは、次いでOFDMサブキャリアにマッピングされ、時間領域および/または周波数領域中で基準信号(たとえば、パイロット)と多重化され、次いで逆高速フーリエ変換(IFFT:Inverse Fast Fourier Transform)を使用して互いに合成されて、時間領域OFDMシンボルストリームを搬送する物理チャネルを生成する。OFDMストリームは、複数の空間ストリームを生成するために空間的にプリコーディングされる。チャネル推定器674からのチャネル推定値は、符号化および変調方式を決定するために、ならびに空間処理のために使用され得る。チャネル推定値は、UE650によって送信される基準信号および/またはチャネル状態フィードバックから導出され得る。次いで、各空間ストリームは、別個の送信機618TXを介して異なるアンテナ620に与えられる。各送信機618TXは、送信のためにそれぞれの空間ストリームでRFキャリアを変調する。
UE650において、各受信機654RXは、そのそれぞれのアンテナ652を通じて信号を受信する。各受信機654RXは、RFキャリア上に変調された情報を復元し、受信機(RX)プロセッサ656に情報を与える。RXプロセッサ656は、L1レイヤの様々な信号処理機能を実装する。RXプロセッサ656は、UE650に宛てられた任意の空間ストリームを復元するために、情報に対して空間処理を実行する。複数の空間ストリームがUE650に宛てられた場合、それらはRXプロセッサ656によって単一のOFDMシンボルストリームに合成され得る。RXプロセッサ656は、次いで高速フーリエ変換(FFT:Fast Fourier Transform)を使用してOFDMシンボルストリームを時間領域から周波数領域に変換する。周波数領域信号は、OFDM信号のサブキャリアごとに別々のOFDMシンボルストリームを備える。各サブキャリア上のシンボルと基準信号とは、eNodeB610によって送信される、可能性が最も高い信号のコンスタレーションポイントを決定することによって復元され、復調される。これらの軟判定は、チャネル推定器658によって計算されるチャネル推定値に基づき得る。軟判定は、次いで、物理チャネル上でeNodeB610によって最初に送信されたデータおよび制御信号を復元するために復号され、デインターリーブされる。データおよび制御信号は、次いでコントローラ/プロセッサ659に与えられる。
コントローラ/プロセッサ659はL2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサは、プログラムコードとデータとを記憶するメモリ660に関連付けられ得る。メモリ660はコンピュータ可読媒体とも呼ばれ得る。アップリンクでは、コントローラ/プロセッサ659は、コアネットワークからの上位レイヤパケットを復元するために、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間の多重分離と、パケットリアセンブリと、復号(deciphering)と、ヘッダ復元(decompression)と、制御信号処理とを行う。上位レイヤパケットは、次いで、L2レイヤの上のすべてのプロトコルレイヤを表すデータシンク662に与えられる。また、様々な制御信号がL3処理のためにデータシンク662に与えられ得る。コントローラ/プロセッサ659はまた、HARQ動作をサポートするために肯定応答(ACK)および/または否定応答(NACK)プロトコルを使用した誤り検出を担う。
アップリンクでは、データソース667は、コントローラ/プロセッサ659に上位レイヤパケットを与えるために使用される。データソース667は、L2レイヤの上のすべてのプロトコルレイヤを表す。eNodeB610によるダウンリンク送信に関して説明された機能と同様に、コントローラ/プロセッサ659は、ヘッダ圧縮、暗号化、パケットのセグメント化および並べ替え、ならびにeNodeB610による無線リソース割振りに基づいた論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化を行うことによって、ユーザプレーンおよび制御プレーンのためのL2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサ659はまた、HARQ動作と、紛失パケットの再送信と、eNodeB610へのシグナリングとを担う。
eNodeB610によって送信される基準信号またはフィードバックからの、チャネル推定器658によって導出されるチャネル推定値は、適切な符号化および変調方式を選択することと、空間処理を可能にすることとを行うために、TXプロセッサ668によって使用され得る。TXプロセッサ668によって生成される空間ストリームは、別個の送信機654TXを介して異なるアンテナ652に与えられる。各送信機654TXは、送信のためにそれぞれの空間ストリームでRFキャリアを変調する。
アップリンク送信は、UE650における受信機機能に関して説明された方法と同様の方法で、eNodeB610において処理される。各受信機618RXは、そのそれぞれのアンテナ620を通じて信号を受信する。各受信機618RXは、RFキャリア上で変調された情報を復元し、RXプロセッサ670に情報を与える。RXプロセッサ670はL1レイヤを実装し得る。
コントローラ/プロセッサ675はL2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサ675は、プログラムコードとデータとを記憶するメモリ676に関連し得る。メモリ676はコンピュータ可読媒体と呼ばれることがある。アップリンクでは、コントローラ/プロセッサ675は、UE650からの上位レイヤパケットを復元するために、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間の多重分離と、パケットリアセンブリと、復号と、ヘッダ復元と、制御信号処理とを行う。コントローラ/プロセッサ675からの上位レイヤパケットはコアネットワークに与えられ得る。コントローラ/プロセッサ675はまた、HARQ動作をサポートするためにACKおよび/またはNACKプロトコルを使用した誤り検出を担う。
近接領域および/または隣接キャリアにおける異なるLTE−TDD構成のサポート
単一の無線アクセス技術の通信、または隣接通信スペクトルにおける異なる無線アクセス技術の通信が同時に動作しているときには、デバイス間の潜在的な干渉が発生し得る。たとえば、別のデバイスが送信しているときに同時に1つの通信デバイスが通信を受信しようと試みている場合、両方のデバイスが通信スペクトルの同じまたは近接した部分を使用しており、受信デバイスは干渉を受けることがある。
ロングタームエボリューション−時分割複信(LTE−TDD)では、同じ通信スペクトルが、UEからeNodeBへのアップリンク送信と、eNodeBからUEへのダウンリンク送信との両方のために使用される。しかしながら、アップリンク送信とダウンリンク送信とは、UEが受信するときとUEが送信するときとを協調させるために時間的に直交化される。以下の表1に、LTEにおいてサポートされる様々なTDD構成が示される。
Figure 2016028514
表1では、Dはダウンリンク(DL)(すなわち、eNodeBからUEへの通信)のためのサブフレームを示し、Uはアップリンク(UL)(すなわち、UEからeNodeBへの通信)のためのサブフレームを示し、Sは特殊なサブフレームを示す。特殊なサブフレームは、ダウンリンク直交周波数分割多重(OFDM:Orthogonal Frequency Division Multiplexed)シンボルと、ガード期間と、アップリンクOFDMシンボルとを含み得る。
LTE−TDD実装形態では、ネイバリングeNodeB基地局は、一般に、同じサブフレーム境界と同期される。さらに、ネイバリング基地局は、そのネイバーと同じTDD構成で動作し得る。たとえば、2つのネイバリング基地局は共に、ダウンリンクサブフレームと、特殊なサブフレームと、3つのアップリンクサブフレームとが5msごとに繰り返すTDD構成0を用いて動作し得る。したがって、1つの基地局がダウンリンクにあるときには、そのネイバーも同様にダウンリンクにあり得る。このシナリオでは、1つの基地局によってサービスされているUEは、特に、そのUEが2つの基地局間のサービス境界の近くに位置する場合、ネイバリング基地局からダウンリンクサブフレームにおける干渉を受けることがある。一例を図7に示す。
図7に示されるように、UE702は、サービスエリア707のエッジにおいてeNodeB704によってサービスされる。ダウンリンク送信712は、UE702によって受信されるべき所望の信号である。しかし、UE702が非サービングeNodeB708のサービスエリア710のエッジに近接しているので、UE702はまた、非サービングeNodeB708からダウンリンク(DL)送信714を受信する。eNodeB708からのダウンリンク送信714は、所望のダウンリンク送信712を受信するUEに干渉し得る。UEは、一般に、最も強い利用可能なセルに接続されるので、干渉するダウンリンク送信714は、所望のダウンリンク送信712よりも弱いか、または同じ範囲の強度にある可能性がある。
LTE−TDDは、主に、ネイバリングセルが同じ構成を使用する場合のために設計されているが、eNodeBがそのトラフィックニーズに応じてTDD構成を選定することを可能にすることが望ましいことがある。したがって、ある時間において、ネイバリング基地局は異なるTDD構成を使用して動作し得る。これにより、1つの基地局のためのアップリンク通信が別の基地局のためのダウンリンク通信と同時に起こることになり得る。ダウンリンクおよびアップリンクのために同じスペクトルが使用されるので、ネイバリングセルが異なるTDD構成を使用している場合、UEは、異なるTDD構成で動作するネイバリングeNodeBとのアップリンク通信に関与しているUEからダウンリンク干渉を受けることがある。このシナリオの一例を図8に示す。
図8では、eNodeB−A808は、UE−A820とのそのアップリンクサブフレーム中でのアップリンク通信818に関与し、同時に、eNodeB−B804は、UE−B802とのそのダウンリンクサブフレーム中でのダウンリンク通信812に関与する。すなわち、UE−A820はアップリンクサブフレームにあり、同時に、UE−B802はダウンリンクサブフレームにある。UEが互いに近くに(およびそれぞれのeNodeBカバレージエリア806および810のエッジの近くに)位置するので、そして同じ通信帯域幅が各UEによってアップリンクとダウンリンクの両方のために使用されるので、UE−A820のアップリンク送信814はUE−B802のダウンリンク受信に干渉し得る。UE−A820は、eNodeB804よりもはるかに低い電力で送信していることがあるが、UE−A820がUE−B802に十分に近い場合、UE−A820からのアップリンク干渉814は、UE−B802の観点から、eNodeB804からの意図されるダウンリンク通信812よりも強い受信信号であり得る。この状況は、UE−B802への顕著な干渉をまねき得る。
UEは、そのような干渉に対処するように設計されないことがある。たとえば、UEは、すべてのダウンリンクサブフレーム上で同様の干渉レベルを仮定して設計される。そのような干渉を受けるのが1つのサブフレームであっても、いくつかのサブフレームにおけるパフォーマンスの低下をまねき、その結果、場合によっては、リンク障害および呼断を生じ得る。無線リンク障害をまねき得る状況の2つの例が示される。第1の例では、UEは、干渉レベルにしたがって重み付けすることなしに、複数のサブフレームにわたって共通基準信号(CRS:common reference signal)から取得されたそのチャネル推定値をフィルタ処理している。チャネル推定は、1つのサブフレームに対する(図8に示すUE対UE干渉などの)UE対UE干渉によって損なわれ、1つまたは複数の後続のサブフレームにおけるパフォーマンスの低下をまねき得る。第2の例では、受信信号電力に基づいて自動利得制御(AGC:automatic gain control)が制御され得る。大きい受信電力のサブフレームが1つあると、AGCは、大きい平均受信電力を仮定し、その結果、UE対UE干渉を観測しないダウンリンクサブフレームにおける十分でない量子化をまねき、場合によっては、無線リンク障害をまねき得る。
2つの隣接キャリアが異なるTDD構成を使用し、その結果、1つのキャリアについてはダウンリンクであり、もう1つのキャリアについてはアップリンクであるサブフレームが生じる場合、同様の干渉問題がやはり発生し得る。たとえば、1つのキャリアが、2305〜2325MHzの帯域幅スペクトルで通信し、別のキャリアが、2327.5〜2357.5MHzの帯域幅スペクトルで通信する場合、それらの間のガードバンドは2.5MHzしかない。この場合の干渉問題は2つの問題を引き起こすことがある。第1に、それ自体のキャリアスペクトルから隣接キャリアのスペクトルへのUE送信漏れが、隣接UEの帯域幅により高い干渉を引き起こし得る。引き起こされる干渉は、周波数の間隔が増加するにつれて減少することになる。干渉キャリアにより近いエッジに割り振られたデータは、中心リソースブロックに割り振られたデータよりも多くこの干渉を受けることになる。第2に、第1のキャリアのUEについて、その帯域幅における送信電力は、(図8の例に関して上記で説明したAGC問題と同様に)第2のキャリア上で動作する隣接UEにおいてAGC飽和を引き起こし得る。
上記で説明した潜在的な干渉シナリオに対する解決策を提案する。アグレッサUE(UE対UE干渉を引き起こしているUE)は、アグレッサeNodeBに接続されると言われる。ビクティムUE(UE対UE干渉を受けているUE)は、ビクティムeNodeBに接続されると言われる。ビクティムeNodeBとアグレッサeNodeBとは、TDD構成ならびにeNodeBのUEの各々が受ける潜在的なUE対UE干渉に関する情報を共有するために、バックホールまたは同様の通信チャネルを介して通信し得る。上記で説明した干渉シナリオに対する1つの潜在的な解決策は、ビクティムeNodeBのアップリンクサブフレーム中にのみ、(アグレッサeNodeBによって)アグレッサUEをアップリンク通信(すなわち、送信)に関してスケジュールすることである。(隣接キャリアの場合についての)別の潜在的な解決策は、アグレッサUEによってアップリンク通信のために使用されるビクティムeNodeBのダウンリンクサブフレームのためのエッジリソースブロック(すなわち、干渉をまねき得る通信スペクトルの境界上の通信リソース)を回避することであり得る。
しかしながら、いくつかのシナリオでは、どの特定のUEがアグレッサUEであるかを識別することは困難であり得る。その場合、アグレッサeNodeBによってサービスされるすべてのUEにスケジューリング制限が適用され得る。たとえば、アグレッサeNodeBによってサービスされるすべてのUEは、ビクティムeNodeBのアップリンクサブフレーム中にそれらがアップリンク通信にのみ関与するようにスケジュールされ得る。これは、ネイバリングeNodeBが異なるTDD構成を用いて動作するときのUE対UE干渉の場合、エッジeNodeBしか影響を受けないので、実装することが容易であり得る。そうでない場合、多数のUEがアップリンク通信機会を認められないことがあり、これにより、それらのUEの通信パフォーマンスが望ましくないものになり得る。同様に、上記解決策は、ビクティムeNodeBとアグレッサeNodeBとが同じ事業者によって操作される場合、実装することがより容易であり得る。ビクティムeNodeBとアグレッサeNodeBとが異なる商業事業者によって操作される場合、競合する商業事業者の通信パフォーマンスを改善するために1つの商業事業者のeNodeBに対して制限を課すことは困難であり得る。
そのような場合、商業事業者の地理的領域のエッジ(1つの州と別の州との間の境界など)にあるeNodeBは、ダウンリンクサブフレームが他の事業者のアップリンクサブフレームとオーバーラップしない構成をビクティム事業者のeNodeBが使用するように構成され得る。この構成は、ビクティムeNodeBのUEに関するUE対UE干渉問題を回避することになる。領域エッジからより遠く離れているビクティム事業者のeNodeBは任意の所望のTDD構成を使用し得る。たとえば、図9に、近接商業事業者(事業者Aおよび事業者B)のeNodeBを示す。eNodeB902は事業者Aによるものであり、一方、eNodeB904、906、および908は事業者Bによるものである。eNodeB902と904のUE(UE914およびUE912など)間の干渉を回避するために、eNodeB904は構成Cを使用して動作することができ、これは、eNodeB902によって使用される構成Aに対するUE対UE干渉を回避する。このようにして、事業者Bは、事業者領域間のエッジに沿った事業者Aとの干渉問題を回避し得る。これで、潜在的なビクティムまたはアグレッサUE間の干渉問題が事業者Bのネットワーク内に完全に含まれて、他の解決策の実施が可能になり得る。たとえば、事業者Bは、すべて事業者Bの制御内にある、eNodeB904とeNodeB906および908との間のUE対UE干渉を回避するために、構成Bを使用して動作するようにeNodeB906および908を構成することを選択し得る。また、構成Bと構成Cとの間に潜在的な問題が生じた場合でも、それらは、同じ事業者内で(たとえば、上記で説明したように干渉しているUEを再スケジュールすることによって)解決され得る。
事業者領域間のエッジ干渉を回避する手法は、1つの事業者(ビクティム事業者など)が、事業者エッジに沿ってそのeNodeBを、アグレッサ事業者のeNodeBと同じ構成で動作するように構成することである。たとえば、図9に関して、事業者Bは、eNodeB904を、事業者Aによって制御されるeNodeB902によって使用されるのと同じ構成である構成Aに切り替えることができる。これは、eNodeB902とeNodeB904とがサブフレーム内でアップリンク/ダウンリンク衝突を回避することを保証する。別の手法は、上記の表1に示されるようにTDD構成0を使用することである。サブフレーム0およびサブフレーム5(TDD構成0の唯一のダウンリンクサブフレーム)はすべてのTDD構成についてダウンリンクサブフレームであるので、TDD構成0のダウンリンクサブフレームは、他のTDD構成のアップリンクサブフレームと衝突しない。したがって、1つの事業者のエッジeNodeBが別の事業者のエッジeNodeBと無線フレームアラインされる場合、事業者はTDD構成0においてそのエッジeNodeBを動作させることを選択し得る。したがって、他の事業者によって使用されるTDD構成にかかわらず、それらのエッジeNodeBによってサービスされているUEについてダウンリンクサブフレーム上で潜在的なUE対UE干渉が回避される。このようにしてTDD構成0で動作することにより、アグレッサ事業者がそのTDD構成を変更する場合にビクティム事業者がそのTDD構成を変更しなければならないことが回避され得る。他の手法/TDD構成もまた使用され得る。
UE干渉を回避する別の手法は、eNodeBが異なるUEに異なるTDD構成を広告(advertise)することである。言い換えれば、eNodeBは、1つのTDD構成を使用して動作するが、その被サービスUEのいくつかに異なるTDD構成を使用するように命令し得る。このようにして、干渉を受けているビクティムUEは、ネイバリングアグレッサeNodeBのアップリンクサブフレームとオーバーラップするダウンリンクサブフレーム上での通信を回避するようにスケジュールされ得、一方、干渉を受けていないビクティムeNodeBによってサービスされるUEは、追加のダウンリンクサブフレームを用いてTDD構成で動作し得る。
たとえば、図9を参照すると、eNodeB904(UE910および912にサービスしている)がTDD構成2で動作し、eNodeB902(UE914にサービスしている)がTDD構成3で動作している場合、UE914に近接するUE912は、UE914がアップリンク通信に関与し、UE912がダウンリンク通信に関与しようと試みているときに、サブフレーム3および4の間にUE914から干渉を受けることがある。この干渉を回避するために、eNodeB904は、UE912にTDD構成0に切り替えるように命令し、それによって、サブフレーム3および4におけるUE914からのUE912への干渉を回避し得る。eNodeB904が引き続きTDD構成2で動作し得るので、eNodeB904は、(TDD構成0とTDD構成2との間の差異により)サブフレーム3、4、8、および9中にUE912との通信をスケジュールすることはできないが、eNodeB904とUE910などの他のUEとの間の通信は、TDD構成2のすべてのサブフレームを使用して通常通り継続し得る。
TDD構成は、一般に、すべてのUEに共通であるシステム情報ブロック(SIB:system information block)1内でUEに通信される。特定のUEについて上記のTDD構成切替えを実行するために、TDD構成の追加のシグナリングが導入され得る。さらに、eNodeBは、どのUEが図示されたUE対UE干渉を観測しているかを識別するためのメカニズムを採用し得る。
上記で説明したように、様々なTDD構成を用いるUEを多重化することは、HARQタイムライン、肯定応答/否定応答(ACK/NACK)またはチャネル品質インデックス(CQI:channel quality index)送信を協調させることなど、eNodeBに他の課題をもたらし得る。そのような信号は、異なるUEによって直交パイロットシーケンス上で送信され得るが、これらの信号を並べ替えることは、サービングUEが異なるTDD構成で動作しているときに実行され得る。上記の解決策のための調整された通信を制御するためのサンプル技法について以下で説明する。
物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)は、CQI信号とACK信号とを含む。異なるTDD構成で動作するUEは、同じPUCCHリソースを使用しようと試み得る。これらの衝突を回避するために、CQI周期は、UEが同じリソースを使用してCQIを通信しようと試みないように、eNodeBによって設定され得る。ACK信号を送るためにUEによって使用されるPUCCHリソースは、UEがいつダウンリンク情報(たとえば、PDCCH/PDSCH)を受信したかと、UEのTDD構成とに依存する。異なるUEについてのPDCCHロケーションおよびPDSCH割当ては、アップリンク通信中のPUCCH衝突を回避するように計画され得る。異なるTDD構成を使用するUEについて異なるリソースが割り振られるように、アップリンク制御リソースも増加され得る。衝突を回避するためにUEにリソースを割り当てるために、(UE固有のパラメータである)PUCCHオフセットが使用され得る。
サウンディング基準信号(SRS:sounding reference signal)は、アップリンクチャネル測定のためにアップリンク上で送信される。eNodeBは、UE間の衝突を回避するようにSRS周期とサブフレームオフセットとを設定することができる。物理HARQインジケータチャネル(PHICH:Physical HARQ Indicator Channel)は、UEが送信されたアップリンクデータのための肯定応答を受信するダウンリンクチャネルである。(異なるUEが同じロケーション/リソースにおいて肯定応答を探している場合の)PHICH衝突は、より多数のPHICHグループを使用することによって回避され得る。また、UEが類似のリソースにおいて肯定応答を探さないように、UE固有のパラメータがPHICHを直交化し得る。
ビクティムUE、すなわち、UE対UE干渉を受けている、または受ける可能性があるUEを検出することも、課題をもたらす。1つの解決策は、UEがいつ同じサブフレーム上で通信するのが繰り返し困難になるかを識別する。これは、ビクティムeNodeBのどのダウンリンクサブフレームがネイバリングeNodeBのアップリンクサブフレームに対応するかに関する情報であり得る。eNodeBは、そのような競合しているサブフレームに焦点を当て得、または、eNodeBは、それらの競合するサブフレームを、ビクティムUEが復号することが困難であると判明している他の競合しないサブフレームと比較し得る。eNodeBの照会(inquiry)の結果に基づいて、eNodeBは、上記で説明された解決策のうちの1つを実装すべきかどうかを決定し得る。別の技法は、異なるサブフレームに対応するまったく異なるCQI報告をUEがいつ報告するかを識別する。そのような挙動は、UE対UE干渉を示し得る。さらなる技法は、UEがいつ(良好に報告された基準信号受信電力(RSRP:reference signal receive power)またはCQIによって示される)良好なチャネル品質を示しているが、受信データを復号するのが困難であるか、を識別する。また、UEがLTE通信のための良好なRSRPを有するにもかかわらず異なるネットワーク(2G/3Gなど)にハンドオフする場合、それはまたUE対UE干渉を示し得る。
UEが隣接帯域幅から干渉を受けているときには、さらなる技法が適用され得る。サブバンドCQI報告(すなわち、通信周波数の異なる領域に対応するCQI報告)に基づいて、ビクティムUEは、UEが干渉UEの帯域幅から遠ざかるにつれて減少する干渉を示し得る。この挙動が識別される場合、ビクティムUEは、UE対UE干渉を受けていると識別され得る。
UEはまた、それが受けている干渉を監視し、基地局に干渉レベルを報告し得る。UEが、サブフレーム間で顕著なばらつきがある干渉を報告する場合、このばらつきはUE対UE干渉を示し得る。また、UEは、UEが同じ帯域幅を使用するが異なるTDD構成を使用する基地局のセルのエッジの近くにあることを基地局に報告する場合、そのUEは、UE対UE干渉を受けている、可能性のあるビクティムUEとして識別され得る。
アグレッサUE、すなわち、UE対UE干渉を引き起こしている、または引き起こす可能性があるUEを検出することも、課題をもたらす。1つの技法では、UEが、セルのエッジ上にあり、サービング基地局とは異なるTDD構成を使用している(たとえば、高いRSRPをもつ)非サービング基地局から強い信号を検出することができる場合、そのUEはアグレッサUEであり得る。TDD構成のいくつかの組合せでは、いくつかのサブフレームについてアグレッサであるUEはまた、異なるサブフレームについてビクティムUEであり得る。したがって、ビクティムUEを識別するための技法は、また、潜在的なアグレッサUEを識別するためにも適用され得る。
UE対UE干渉のいくつかの影響を回避するために、UEがいくつかのアップリンクサブフレームで送信するのを防ぐための技法が採用され得る。アップリンクサブフレームは、アップリンクデータと、(ダウンリンクデータの受信に肯定応答する)ACK/NACKメッセージと、チャネル品質インデックス(CQI)報告と、サウンディング基準信号(SRS)とを送信する。基地局は、UEに所望のサブフレームについてのアップリンク許可を送ることのみによってUEのアップリンクアクティビティを制限し得る。(基地局からUEへのACK/NACKメッセージによって示されるように)UEのアップリンク送信試行が失敗する場合、UEは、基地局によってスケジュールされないアップリンクサブフレームにおいてアップリンク再送信を試み得る。望ましくないサブフレーム上でのアップリンク再送信を回避するために、データパケットの元の送信が正常に復号されなかった場合でも、基地局は、UEに確認応答メッセージを送り得る。基地局は、次いで、復号に成功しなかったデータパケットが再送信されることを要求するUEに新しい許可をスケジュールし得る。
CQI周期、SRS周期およびサブフレームオフセットは、それらのメッセージが所望のアップリンクサブフレーム上でのみ送られるように、基地局によって構成され得る。アップリンクACK/NACKメッセージは、特定のダウンリンクサブフレームに対応する特定のアップリンクサブフレーム上で送られる。アップリンクACK/NACKメッセージが望ましくないアップリンクサブフレーム上で送られるのを回避するために、基地局は、所望のアップリンクサブフレームに一致するACK/NACK構成でダウンリンクサブフレーム上のUEへのダウンリンクメッセージをスケジュールし得る。
UE対UE干渉を回避するために、潜在的なアグレッサUEのアップリンクリソースのスケジューリングは、干渉を引き起こすであろうサブフレームのエッジリソースブロックを回避するために優先され得る。UEは、リソース割振りと送信電力とに基づいて潜在的なアグレッサとして識別され得る。たとえば、高出力で送信するUEおよび/または多数のリソースブロックを割り振られたUEは、潜在的なアグレッサとして識別され得る。別の態様では、識別された干渉UEのアップリンク通信は、干渉を引き起こすであろうサブフレームのエッジリソースブロックを回避するようにスケジュールされる。また別の態様では、アグレッサUEは、より少ないリソースを割り振られる。さらに別の態様では、アグレッサUEは、それら自体に対する干渉を制御するか、またはそれらがアグレッサであることを基地局に報告する。
図10に、方法1000を示す。ブロック1002において、デバイスは、第1の時分割複信(TDD)構成にしたがって基地局の第1のセットによってサービスされるユーザ機器(UE)をスケジュールする。基地局の第1のセットは、第2のTDD構成で動作する第1の領域中の基地局の第2のセットと第3のTDD構成で動作する第2の領域中の基地局の第3のセットとの間に位置する。基地局の第1のセットが第2のセットと第3のセットとの間にあることは、必ずしも基地局が同一線上にあることを意味するものではない。さらに、各セットは1つまたは複数の基地局を含み得る。たとえば、第3のセットと第2のセットとの間の基地局の第1のセットは、基地局の第1のセットが互いの間でほとんどまたは全くオーバーラップしない他の基地局のカバレージエリアの近くにあるか、あるいはそれらのカバレージエリアとオーバーラップする状況を含み得る。一例として、図9の基地局904は、基地局908が基地局906とオーバーラップしない場合でも、基地局902と基地局908との間にあり得る。第1のTDD構成は、第2のTDD構成のアップリンクサブフレームと衝突するダウンリンクサブフレームを有しない。ブロック1004において、デバイスは、UEと第3のTDD構成で動作する基地局とに対するユーザ機器対ユーザ機器干渉を回避するために基地局の第1のセットによってサービスされるUEを制限する。
図11に方法1100を示す。ブロック1102において、デバイスは、第1のユーザ機器(UE)と第2のUEとの通信フレームがアラインされたときに、第1のUEのダウンリンク時分割複信(TDD)通信が第2のUEのアップリンクTDD通信からの干渉をいつ受けるかを決定する。ブロック1104において、デバイスは、干渉を低減するように通信をスケジュールする。
一構成では、eNodeB610は、決定するための手段と、制限するための手段と、スケジュールするための手段とを含んで、ワイヤレス通信のために構成される。一態様では、それら手段は、それらの手段によって具陳された機能を実行するように構成された、送信プロセッサ616、受信プロセッサ670、アンテナ620、コントローラプロセッサ675および/またはメモリ646であり得る。別の態様では、上述の手段は、上述の手段によって具陳された機能を実行するように構成された任意のモジュールまたは任意の装置であり得る。
図12は、処理システム1214を採用する装置1200のためのハードウェア実装形態の一例を示す図である。処理システム1214は、バス1224によって概略的に表されるバスアーキテクチャを用いて実装され得る。バス1224は、処理システム1214の特定の適用例および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含み得る。バス1224は、プロセッサ1222によって表される1つまたは複数のプロセッサおよび/またはハードウェアモジュールと、モジュール1202、1204と、コンピュータ可読媒体1226とを含む様々な回路を互いにリンクする。バス1224はまた、タイミングソース、周辺機器、電圧調整器、および電力管理回路など、様々な他の回路をリンクし得るが、これらの回路は当技術分野においてよく知られており、したがって、これ以上説明しない。
本装置は、トランシーバ1230に結合された処理システム1214を含む。トランシーバ1230は、1つまたは複数のアンテナ1220に結合される。トランシーバ1230は、伝送媒体を介して様々な他の装置と通信することを可能にする。処理システム1214は、コンピュータ可読媒体1226に結合されたプロセッサ1222を含む。プロセッサ1222は、コンピュータ可読媒体1226に記憶されたソフトウェアの実行を含む一般的な処理を担う。ソフトウェアは、プロセッサ1222によって実行されたとき、処理システム1214に、いずれかの特定の装置について説明される様々な機能を実行させる。コンピュータ可読媒体1226はまた、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ1222によって操作されるデータを記憶するために使用され得る。
処理システムは、決定モジュール1202と、スケジューリングモジュール1204と、制限モジュール1206とを含む。決定モジュール1202は、第1のUEと第2のUEとの通信フレームがアラインされたときに、第1のUEのダウンリンクTDD通信が第2のUEのアップリンクTDD通信からの干渉をいつ受けるかを決定することができる。スケジューリングモジュール1204は、干渉を低減するように通信をスケジュールすることができる。スケジューリングモジュール1204はまた、第1のTDD構成にしたがって基地局の第1のセットによってサービスされるUEをスケジュールすることができる。基地局の第1のセットは、第2のTDD構成で動作する第1の領域中の基地局の第2のセットと第3のTDD構成で動作する第2の領域中の基地局の第3のセットとの間に位置する。第1のTDD構成は、第2のTDD構成のアップリンクサブフレームと衝突するダウンリンクサブフレームを有しない。制限モジュール1206は、UEと第3のTDD構成で動作する基地局とに対するユーザ機器対ユーザ機器干渉を回避するために基地局の第1のセットによってサービスされるUEを制限することができる。
それらのモジュールは、プロセッサ1222中で動作するか、コンピュータ可読媒体1226中に常駐する/記憶されたソフトウェアモジュールであるか、プロセッサ1222に結合された1つまたは複数のハードウェアモジュールであるか、またはそれらの何らかの組合せであり得る。処理システム1214は、UE650またはeNodeB610の構成要素であり得、メモリ660、送信プロセッサ668、受信プロセッサ656、変調器/復調器654a〜r、アンテナ652a〜r、および/またはコントローラ/プロセッサ659を含み得る。
さらに、本明細書の開示に関して説明された様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両方の組合せとして実装され得ることを、当業者は諒解されよう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップについて、上記では概してそれらの機能に関して説明した。そのような機能がハードウェアとして実装されるか、ソフトウェアとして実装されるかは、特定の適用例および全体的なシステムに課される設計制約に依存する。当業者は、説明された機能を特定の適用例ごとに様々な方法で実装し得るが、そのような実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱を生じるものと解釈されるべきではない。
本明細書の開示に関して説明された様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明した機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンであり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装され得る。
本明細書の開示に関して説明された方法またはアルゴリズムのステップは、直接ハードウェアで実施されるか、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで実施されるか、またはその2つの組合せで実施され得る。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROM(登録商標)メモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または当技術分野で知られている任意の他の形態の記憶媒体中に常駐し得る。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。代替として、記憶媒体はプロセッサに一体化され得る。プロセッサおよび記憶媒体はASIC中に常駐し得る。ASICはユーザ端末中に常駐し得る。代替として、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末中に個別構成要素として常駐し得る。
1つまたは複数の例示的な設計では、説明された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体とコンピュータ通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用され得、汎用もしくは専用コンピュータ、または汎用もしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびBlu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
本開示についての以上の説明は、いかなる当業者も本開示を作成または使用することができるように与えられたものである。本開示への様々な修正は当業者には容易に明らかとなり、本明細書で定義した一般原理は、本開示の趣旨または範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書で説明された例および設計に限定されるものではなく、本明細書で開示された原理および新規の特徴に合致する最も広い範囲を与えられるべきである。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ワイヤレス通信の方法であって、
第1の時分割複信(TDD)構成にしたがって基地局の第1のセットによってサービスされるユーザ機器(UE)をスケジュールすることであって、基地局の前記第1のセットが、第2のTDD構成で動作する第1の領域中の基地局の第2のセットと第3のTDD構成で動作する第2の領域中の基地局の第3のセットとの間に位置し、前記第1のTDD構成が、前記第2のTDD構成のアップリンクサブフレームと衝突するダウンリンクサブフレームを有しない、スケジュールすることと、
UEと前記第3のTDD構成で動作する基地局とに対するユーザ機器対ユーザ機器干渉を回避するために基地局の前記第1のセットによってサービスされるUEを制限することと
を備える、方法。
[C2]
前記第1のTDD構成が前記第3のTDD構成と同じである、C1に記載の方法。
[C3]
前記第1のTDD構成がロングタームエボリューション(LTE)TDD構成0である、C1に記載の方法。
[C4]
アグレッサUEが前記干渉を引き起こすことを検出することをさらに備える、C1に記載の方法。
[C5]
ビクティムUEが前記干渉を受けることを検出することをさらに備える、C1に記載の方法。
[C6]
ワイヤレス通信のための装置であって、
第1の時分割複信(TDD)構成にしたがって基地局の第1のセットによってサービスされるユーザ機器(UE)をスケジュールするための手段であって、基地局の前記第1のセットが、第2のTDD構成で動作する第1の領域中の基地局の第2のセットと第3のTDD構成で動作する第2の領域中の基地局の第3のセットとの間に位置し、前記第1のTDD構成が、前記第2のTDD構成のアップリンクサブフレームと衝突するダウンリンクサブフレームを有しない、スケジュールするための手段と、
UEと前記第3のTDD構成で動作する基地局とに対するユーザ機器対ユーザ機器干渉を回避するために基地局の前記第1のセットによってサービスされるUEを制限するための手段と
を備える、装置。
[C7]
ワイヤレス通信のために構成されたコンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラム製品が、
非一時的プログラムコードを記録した非一時的コンピュータ可読媒体を備え、前記プログラムコードが、
第1の時分割複信(TDD)構成にしたがって基地局の第1のセットによってサービスされるユーザ機器(UE)をスケジュールするためのプログラムコードであって、基地局の前記第1のセットが、第2のTDD構成で動作する第1の領域中の基地局の第2のセットと第3のTDD構成で動作する第2の領域中の基地局の第3のセットとの間に位置し、前記第1のTDD構成が、前記第2のTDD構成のアップリンクサブフレームと衝突するダウンリンクサブフレームを有しない、スケジュールするためのプログラムコードと、
UEと前記第3のTDD構成で動作する基地局とに対するユーザ機器対ユーザ機器干渉を回避するために基地局の前記第1のセットによってサービスされるUEを制限するためのプログラムコードと
を備える、コンピュータプログラム製品。
[C8]
ワイヤレス通信のために構成された装置であって、
メモリと、
前記メモリに結合された少なくとも1つのプロセッサであって、
第1の時分割複信(TDD)構成にしたがって基地局の第1のセットによってサービスされるユーザ機器(UE)をスケジュールすることであって、基地局の前記第1のセットが、第2のTDD構成で動作する第1の領域中の基地局の第2のセットと第3のTDD構成で動作する第2の領域中の基地局の第3のセットとの間に位置し、前記第1のTDD構成が、前記第2のTDD構成のアップリンクサブフレームと衝突するダウンリンクサブフレームを有しない、スケジュールすることと、
UEと前記第3のTDD構成で動作する基地局とに対するユーザ機器対ユーザ機器干渉を回避するために基地局の前記第1のセットによってサービスされるUEを制限することと
を行うように構成された少なくとも1つのプロセッサと
を備える、装置。
[C9]
前記第1のTDD構成が前記第3のTDD構成と同じである、C8に記載の装置。
[C10]
前記第1のTDD構成がロングタームエボリューション(LTE)TDD構成0である、C8に記載の装置。
[C11]
前記少なくとも1つのプロセッサが、アグレッサUEがユーザ機器対ユーザ機器干渉を引き起こすことを検出するようにさらに構成された、C8に記載の装置。
[C12]
前記少なくとも1つのプロセッサが、ビクティムUEがユーザ機器対ユーザ機器干渉を受けることを検出するようにさらに構成された、C8に記載の装置。
[C13]
ワイヤレス通信の方法であって、
第1のユーザ機器(UE)と第2のUEとの通信フレームがアラインされたときに、前記第1のUEのダウンリンク時分割複信(TDD)通信が前記第2のUEのアップリンクTDD通信からの干渉をいつ受けるかを決定することと、
前記干渉を低減するように通信をスケジュールすることと
を備える、方法。
[C14]
前記スケジュールすることが、前記第1のUEがアップリンク通信に関与するときには、サブフレーム上でのみ前記第2のUEのアップリンク通信をスケジュールすることを含む、C13に記載の方法。
[C15]
前記スケジュールすることが、新しいTDD構成で前記第1のUEをスケジュールすることを含む、C13に記載の方法。
[C16]
前記新しいTDD構成が、前記第1のUEをサービスする基地局によってサービスされる他のUEとは異なるTDD構成である、C15に記載の方法。
[C17]
前記スケジュールすることが、TDD構成0で前記第1のUEをスケジュールすることを含む、C13に記載の方法。
[C18]
前記第2のUEが前記干渉を引き起こすことを検出することをさらに備える、C13に記載の方法。
[C19]
前記第1のUEが前記干渉を受けることを検出することをさらに備える、C13に記載の方法。
[C20]
前記スケジュールすることが、前記第1のUEによって使用される周波数に最も近い周波数上で少なくとも1つのエッジリソースブロックを回避するように前記第2のUEのアップリンク通信をスケジュールすることを含む、C13に記載の方法。
[C21]
前記スケジュールすることが、前記干渉を引き起こすであろうサブフレームの少なくとも1つのエッジリソースブロックを回避するように潜在的なアグレッサUEのアップリンクリソースをスケジュールすることを優先させることを含む、C13に記載の方法。
[C22]
前記潜在的なアグレッサUEが、高出力で送信するUEおよび/または多数のリソースブロックを割り振られたUEを含む、C21に記載の方法。
[C23]
前記スケジュールすることが、前記干渉を引き起こすであろうサブフレームの少なくとも1つのエッジリソースブロックを回避するように前記第2のUEのアップリンク通信をスケジュールすることを含む、C13に記載の方法。
[C24]
前記スケジュールすることが、前記第2のUEが前記第1のUEに対する干渉を回避するようにその通信をスケジュールすることを含む、C13に記載の方法。
[C25]
前記第2のUEが前記決定することを実行し、前記方法が、基地局に干渉の報告を送ることをさらに備える、C13に記載の方法。
[C26]
前記スケジュールすることが、前記第2のUEへのリソース割振りを低減することを含む、C13に記載の方法。
[C27]
ワイヤレス通信のための装置であって、
第1のユーザ機器(UE)と第2のUEとの通信フレームがアラインされたときに、前記第1のUEのダウンリンク時分割複信(TDD)通信が前記第2のUEのアップリンクTDD通信からの干渉をいつ受けるかを決定するための手段と、
前記干渉を低減するように通信をスケジュールするための手段と
を備える、装置。
[C28]
ワイヤレス通信のために構成されたコンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラム製品が、
非一時的プログラムコードを記録した非一時的コンピュータ可読媒体を備え、前記プログラムコードが、
第1のユーザ機器(UE)と第2のUEとの通信フレームがアラインされたときに、前記第1のUEのダウンリンク時分割複信(TDD)通信が前記第2のUEのアップリンクTDD通信からの干渉をいつ受けるかを決定するためのプログラムコードと、
前記干渉を低減するように通信をスケジュールするためのプログラムコードと
を備える、コンピュータプログラム製品。
[C29]
ワイヤレス通信のために構成された装置であって、
メモリと、
前記メモリに結合された少なくとも1つのプロセッサであって、
第1のユーザ機器(UE)と第2のUEとの通信フレームがアラインされたときに、前記第1のUEのダウンリンク時分割複信(TDD)通信が前記第2のUEのアップリンクTDD通信からの干渉をいつ受けるかを決定することと、
前記干渉を低減するように通信をスケジュールすることと
を行うように構成された少なくとも1つのプロセッサと
を備える、装置。
[C30]
前記少なくとも1つのプロセッサが、前記第1のUEがアップリンク通信に関与するときには、サブフレーム上でのみ前記第2のUEのアップリンク通信をスケジュールするようにさらに構成された、C29に記載の装置。
[C31]
前記少なくとも1つのプロセッサが、新しいTDD構成で前記第1のUEをスケジュールするようにさらに構成された、C29に記載の装置。
[C32]
前記新しいTDD構成が、前記第1のUEをサービスする基地局によってサービスされる他のUEとは異なるTDD構成である、C31に記載の装置。
[C33]
前記少なくとも1つのプロセッサが、TDD構成0で前記第1のUEをスケジュールするようにさらに構成された、C29に記載の装置。
[C34]
前記少なくとも1つのプロセッサが、アグレッサUEがユーザ機器対ユーザ機器干渉を引き起こすことを検出するようにさらに構成された、C29に記載の装置。
[C35]
前記少なくとも1つのプロセッサが、ビクティムUEがユーザ機器対ユーザ機器干渉を受けることを検出するようにさらに構成された、C29に記載の装置。
[C36]
前記少なくとも1つのプロセッサが、前記第1のUEによって使用される周波数に最も近い周波数上で少なくとも1つのエッジリソースブロックを回避するように前記第2のUEのアップリンク通信をスケジュールするようにさらに構成された、C29に記載の装置。
[C37]
前記少なくとも1つのプロセッサが、前記干渉を引き起こすであろうサブフレームの少なくとも1つのエッジリソースブロックを回避するように潜在的なアグレッサUEのアップリンクリソースのスケジューリングを優先させることによってスケジュールするようにさらに構成された、C29に記載の装置。
[C38]
前記潜在的なアグレッサUEが、高出力で送信するUEおよび/または多数のリソースブロックを割り振られたUEを含む、C37に記載の装置。
[C39]
前記少なくとも1つのプロセッサが、前記干渉を引き起こすであろうサブフレームの少なくとも1つのエッジリソースブロックを回避するように前記第2のUEのアップリンク通信をスケジュールすることによってスケジュールするようにさらに構成された、C29に記載の装置。
[C40]
前記第2のUEが前記少なくとも1つのプロセッサを含み、前記少なくとも1つのプロセッサが、前記第1のUEに対する干渉を回避するように前記第2のUEの通信をスケジュールするようにさらに構成された、C29に記載の装置。
[C41]
前記第2のUEが前記少なくとも1つのプロセッサを含み、前記少なくとも1つのプロセッサが、基地局に干渉を報告するようにさらに構成された、C29に記載の装置。
[C42]
前記少なくとも1つのプロセッサが、前記第2のUEへのリソース割振りを低減するようにさらに構成された、C29に記載の装置。

Claims (12)

  1. 基地局の第1のセットのうちの少なくとも第1の基地局が実行する、ワイヤレス通信の方法であって、
    少なくとも前記第1の基地局が、第1の時分割複信(TDD)構成にしたがって基地局の前記第1のセットによってサービスされるユーザ機器(UE)をスケジュールすることであって、基地局の前記第1のセットが、第2のTDD構成で動作する第1の領域中の基地局の第2のセットと第3のTDD構成で動作する第2の領域中の基地局の第3のセットとの間に位置し、前記第1のTDD構成が、前記第2のTDD構成のアップリンクサブフレームと衝突するダウンリンクサブフレームを有しない、スケジュールすることと、
    UEと前記第3のTDD構成で動作する基地局とに対するユーザ機器対ユーザ機器干渉を回避するために基地局の前記第1のセットによってサービスされるUEを制限することと
    を備える、方法。
  2. 前記第1のTDD構成が前記第3のTDD構成と同じである、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のTDD構成がロングタームエボリューション(LTE)TDD構成0である、請求項1に記載の方法。
  4. アグレッサUEが前記干渉を引き起こすことを検出することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  5. ビクティムUEが前記干渉を受けることを検出することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  6. 基地局の第1のセットのうちの少なくとも第1の基地局における、ワイヤレス通信のための装置であって、
    少なくとも前記第1の基地局が、第1の時分割複信(TDD)構成にしたがって基地局の前記第1のセットによってサービスされるユーザ機器(UE)をスケジュールするための手段であって、基地局の前記第1のセットが、第2のTDD構成で動作する第1の領域中の基地局の第2のセットと第3のTDD構成で動作する第2の領域中の基地局の第3のセットとの間に位置し、前記第1のTDD構成が、前記第2のTDD構成のアップリンクサブフレームと衝突するダウンリンクサブフレームを有しない、スケジュールするための手段と、
    UEと前記第3のTDD構成で動作する基地局とに対するユーザ機器対ユーザ機器干渉を回避するために基地局の前記第1のセットによってサービスされるUEを制限するための手段と
    を備える、装置。
  7. 基地局の第1のセットのうちの少なくとも第1の基地局における、ワイヤレス通信のために構成されたコンピュータプログラムであって、
    少なくとも前記第1の基地局が、第1の時分割複信(TDD)構成にしたがって基地局の前記第1のセットによってサービスされるユーザ機器(UE)をスケジュールするためのプログラムコードであって、基地局の前記第1のセットが、第2のTDD構成で動作する第1の領域中の基地局の第2のセットと第3のTDD構成で動作する第2の領域中の基地局の第3のセットとの間に位置し、前記第1のTDD構成が、前記第2のTDD構成のアップリンクサブフレームと衝突するダウンリンクサブフレームを有しない、スケジュールするためのプログラムコードと、
    UEと前記第3のTDD構成で動作する基地局とに対するユーザ機器対ユーザ機器干渉を回避するために基地局の前記第1のセットによってサービスされるUEを制限するためのプログラムコードと
    を備える、コンピュータプログラム。
  8. 基地局の第1のセットのうちの少なくとも第1の基地局における、ワイヤレス通信のために構成された装置であって、
    メモリと、
    前記メモリに結合された少なくとも1つのプロセッサであって、
    少なくとも前記第1の基地局が、第1の時分割複信(TDD)構成にしたがって基地局の前記第1のセットによってサービスされるユーザ機器(UE)をスケジュールすることであって、基地局の前記第1のセットが、第2のTDD構成で動作する第1の領域中の基地局の第2のセットと第3のTDD構成で動作する第2の領域中の基地局の第3のセットとの間に位置し、前記第1のTDD構成が、前記第2のTDD構成のアップリンクサブフレームと衝突するダウンリンクサブフレームを有しない、スケジュールすることと、
    UEと前記第3のTDD構成で動作する基地局とに対するユーザ機器対ユーザ機器干渉を回避するために基地局の前記第1のセットによってサービスされるUEを制限することと
    を行うように構成された少なくとも1つのプロセッサと
    を備える、装置。
  9. 前記第1のTDD構成が前記第3のTDD構成と同じである、請求項8に記載の装置。
  10. 前記第1のTDD構成がロングタームエボリューション(LTE)TDD構成0である、請求項8に記載の装置。
  11. 前記少なくとも1つのプロセッサが、アグレッサUEがユーザ機器対ユーザ機器干渉を引き起こすことを検出するようにさらに構成された、請求項8に記載の装置。
  12. 前記少なくとも1つのプロセッサが、ビクティムUEがユーザ機器対ユーザ機器干渉を受けることを検出するようにさらに構成された、請求項8に記載の装置。
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