JP2016027275A - ガスボンベ用支持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】LPGボンベBを安定して支持すると共に、軽量なものとする。
【解決手段】露店用LPGボンベB1の1本を支持する支持装置であって、四角枠状支持台10、支持柱20、支持リング30からなり、ボンベB1は支持柱で囲まれるスペースSの支持リング内に入れる。支持台が枠状であれば、平板状に比べれば、軽量となるとともに、不陸の地表面に設置しても、その枠部分が設置される地表面が面一であれば、支持台は安定して設置し得る。軽量であるから、露天商が使用するLPガスを20kg以下充填したボンベの支持固定(転倒防止)用とする。支持台はその各辺杆11の一方の端から補助杆12を出没可能に設け、その補助杆を突出させることにより、支持台の支持有効面積が広くなって支持安定性が向上する。支持台に対し支持柱、補強杆、支持柱に対し支持リングはそれぞれ分離可能であって、収納時に嵩張らない。必要に応じて、アンカー止め45を行う。
【選択図】図11

Description

この発明は、液化石油ガス(LPG)、液化ブタン、溶解アセチレン、液化アンモニア、窒素、酸素、アルゴン、水素、ヘリウム、空気、液化炭酸ガス等の気体や液体を貯蔵・運搬することに用いる耐圧容器であるガスボンベを安全に起立状態で支持固定(転倒防止)する装置に関するものである。
この種のガスボンベは、その貯蔵物のガスに応じて、液化炭酸ガス:緑色、酸素ガス:黒色、液化塩素:黄色、水素ガス:赤色、液化アンモニア:白色、アセチレンガス:褐色、その他の種類:ねずみ色等のように表面色が規定されて、その取り扱い時の注意が促されている。
例えば、LPGボンベはねずみ色が主であって、ガス2kg充填用、同5kg充填用、同8kg充填用、同10kg充填用、同20kg充填用、同30kg充填用、同50kg充填用等がある(以下、ガス10kg充填用ボンベ:B3、同20kg充填用ボンベ:B1、同50kg充填用ボンベ:B2とし、他の大きさのボンベも含め総称としてボンベBとする)。このLPGボンベBは、都市ガスが引かれてない場所(地域)において、熱源(LPG)容器として使用されている。
そのLPGボンベは、例えば、花火大会等の各種のイベントや初詣、神社の祭り等においては、数多くの露店が並び、その露店の中には、煮炊きをするためにコンロを使用し、そのコンロの多くはLPGを使用している。その露店は、参道等の脇に設置され、LPGボンベBの設置には不向きな場所が多く、そのボンベBは不安定な状態で置かれているのが実用である。LPGは、液体でボンベ内に充填されており、横置きしたり、倒れたりすると、栓(バルブ)からその液が漏れて約400倍のガスとなり、爆発の危険がある。
このため、例えば、京都府においては、「露店への火災予防指導要領」が定められており、その要領の一つとして、「容器(LPGボンベ)は倒れないように固定し、人がみだりに近づかない安全な場所に置く。」ことと規定されている。
また、一般家庭におけるLPGボンベBは、LPGの普及当初、軒下に設置し、チェーンで壁等に括り付けているのが一般的であった。しかし、この括り付けによる支持固定手段は、不安定で転倒等の恐れがあるため、従来では、地表面に設置される平板状支持台に支柱を立てると共に、その支柱間に弧状のアームを設け、前記支持台上にLPGボンベをその後面を前記アームにも垂れかけて載置し、ボンベ前面を支柱間に設けたチェーンでもって支持固定するLPGボンベ固定台(支持装置)が提案されている(特許文献1図1、2参照)。
さらに、収納庫にLPGボンベBを収納する考えもある(特許文献2図8、図9参照)。
特開2000−257798号公報 特開平11−257600号公報 特開2002−340208号公報 特開2005−177665号公報
例えば、露店においては、通常、LPガス(プロパンガス)を20kg以下(通常は、20kg、10kg、8kg又は5kg)充填したボンベが使用されており、満充填であると、そのLPGボンベは、例えば20kg満充填であると約40kg近くの重さである。また、露天商は、花火会場等の各イベント会場に移動するため、車に、コンロ等と共にLPGボンベBも積んで移動する。このため、その積荷は軽くコンパクトであることが望まれ、ボンベ支持台にLPGボンベBを収納(設置)した状態で運搬できることが好ましい。
また、一般家庭であっても、LPGボンベBの支持台は、軽く、不陸(凹凸のある地表面)でもできるだけ安定的にボンベが支持固定されることが好ましい。
上記特許文献1記載の支持装置は、支持台が平板状であるため、その重量が重く、また、不陸に設置すると、安定性に欠ける。露店を設置する場所は、不陸の場合が多く、その設置状態の安定性に欠ける。一般家庭においても、軒先の地表面も同様に不陸の場合が多く、その懸念がある。
さらに、上記従来の支持装置は、2本以上のLPGボンベBを支持固定するものであり、1本のみのLPGボンベBを支持固定するには大きすぎる上に、運搬用としては嵩をとって重い。
以上はLPGボンベBの場合であったが、上記液化ブタン、溶解アセチレン、液化アンモニア、窒素、酸素、アルゴン、水素、ヘリウム、空気、液化炭酸ガス等の気体や液体のガスボンベにおいても、その取り扱いには注意が必要であり、LPGボンベBと同様の問題がある。
この発明は、上記実情の下、1本のガスボンベBを支持固定するに際し、その装置を軽量にするとともに、設置安定性の高いものとすることを課題とする。
上記課題を達成するために、この発明の一の構成としては、ガスボンベの1本を支持する支持装置であって、地表面に設置される支持台と、その支持台の上面周りから上方に長く延びる複数の支持柱と、その支持柱の上部に固定されてガスボンベの全周側面に沿って当てがわれる支持リングとを有し、前記ガスボンベは前記支持柱で囲まれるスペースの前記支持リング内に入れられる構成を採用することができる。
この構成の支持装置は、ガスボンベを支持柱で囲まれるスペースの上面から支持リング内に入れたり、ガスボンベの上から嵌めたりしてそのボンベを収納するため(図3参照)、軽いボンベ、例えば、LPガスの場合、20kg以下を充填したボンベの支持用とすることが好ましい。
なお、上記「地表面」には、土の表面のみならず、コンクリート面等のこの種のガスボンベを載置する面のすべてを含む。
この構成の支持装置において、支持台を枠状とすることができる。枠状であれば、平板状に比べれば、軽量となるとともに、不陸に設置しても、その枠部分が設置される地表面が面一であれば、支持台は安定して設置し得る。平板状であると、その平板内に凹凸の地表面があると、その凹凸によって安定しないが、枠状であると、その枠内に凹凸があってもその支持台の設置に支障がないからである。
なお、「枠状」には、四角枠状、円枠状、多角形枠状等が考えられるが、そのガスボンベの1本が入り得る枠であれば、その形状は任意である。
この発明の他の構成としては、1本のガスボンベの支持台であって、地表面に設置されるコ字状支持台と、その支持台の上面周りから上方に長く延びる複数の支持柱と、その支持柱の上部に固定されてガスガスボンベの側面に沿って当てがわれる一部切欠き支持リングとを有し、前記支持リングは、前記一部切欠きによって前面が開口されてガスボンベがその開口から支持リング内に出し入れ可能となっており、その開口の両側をなす支持柱にはその両支持柱に亘って取付・固定可能なガスガスボンベ側面に沿わせてそのガスガスボンベの前記開口からの飛び出しを防止するベルトを設けた構成を採用することができる。
この構成の支持装置は、上記ベルトを外した状態で、支持柱間の開口からガスボンベを支持装置内に収納できる。このため、LPGボンベの場合、20kg以下は勿論、重いボンベ、例えば、LPGが20kgを超えて充填されたボンベに使用することができる。
上記各構成において、上記支持台から上記支持柱及びその支持柱から上記支持リングがそれぞれ分離可能となっており、支持台は支持柱の下端が嵌合する支持孔を有し、支持リングは支持柱に嵌る嵌合筒を有するものとすれば、支持柱の下端を支持孔に嵌合することによって支持台に支持柱を上方に長く延設し、その支持柱に嵌合筒を嵌合することによって支持柱の上部に支持リングを固定することができる。すなわち、支持台、支持柱及び支持リングがそれぞれ分離された物となって、それらを分離した状態で梱包等ができるため、その梱包状態(運搬状態)の嵩を小さくすることができる。
このとき、上記支持台を、四角状支持板と、その周囲の側壁と、前記支持板の中央部に形成されたガスボンベ下部が入る孔と、その孔の周りの支持板に設けた支持柱の下端が嵌合する支持孔とからなる扁平四角箱状とすれば、その支持台の大きさを適宜に設定することによって、上記支持柱及び支持リングをその支持台内に納めることができるため、梱包(収納)がよりし易く嵩もより小さくし得る。
また、上記支持台はその各辺杆の一方の端から補助杆が出没可能に設けられておれば、その補助杆を突出させることにより、支持台の支持有効面積(支持台の外周縁を囲む面積)が広くなって支持安定性が向上する。このとき、その補助杆は支持台の角、四角枠状又はコ字状であればその4角に、それぞれ位置させることが好ましい。ボンベ周りにおける支持面積の均一性を得やすいからである。この補助杆も支持台内に収納することができる。
上記支持台は、その中心線で対称に2分割されたものとすれば、その一方側を複数製作するだけで、支持台を製作し得るため、その製作コストの低減を図ることができるとともに、梱包(収納)時に、その2つの分割片を積み重ね得る等の利点がある。さらに、ボンベを地表面に設置した後、そのボンベに支持台を付設し得ることもできる(下記支持装置A7参照)。
また、支持台又は支持柱に凹部又は突部を有するとともに、両端に前記凹部又は突部に嵌る突部又は凹部を有する連結杆を備えるものとすることができる。このようにすれば、隣り合うガスボンベ用支持装置のそれぞれの前記凹部又は突部に前記連結杆の端の突部又は凹部をそれぞれ嵌め、その連結杆の嵌め込みによって前記隣り合うガスボンベ用支持装置を連結支持し得るようにすることができる。
この発明は、以上のように構成したので、1本のガスボンベの支持装置としては、軽くてその支持が安定したものとなる。
この発明に係るガスボンベ用支持装置の一実施形態のそのボンベを支持した状態の斜視図 同実施形態の正面図 同実施形態の作用説明図 同実施形態の斜視図 同実施形態の正面図 同実施形態の平面図 同実施形態の部分拡大図であり、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は一部切断平面図 この発明に係るガスボンベ用支持装置の他の実施形態の斜視図 同実施形態のガスボンベを支持した状態を示し、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は平面図 この発明に係るガスボンベ用支持装置のさらに他の実施形態を示し、(a)は要部斜視図、(b)は平面図 この発明に係るガスボンベ用支持装置のさらに他の実施形態の斜視図 同実施形態の分解収納状態斜視図 同実施形態の一使用態様斜視図 同使用態様を示し、(a)は平面図、(b)は正面図 この発明に係るガスボンベ用支持装置のさらに他の実施形態の斜視図 同実施形態の分解収納状態斜視図 この発明に係るガスボンベ用支持装置のさらに他の実施形態の要部切断平面図 同実施形態の分解収納状態斜視図 この発明に係るガスボンベ用支持装置のさらに他の実施形態の斜視図 同実施形態の分解斜視図 同実施形態の支持台の斜視図 同実施形態の一使用態様斜視図 同使用態様を示し、(a)は平面図、(b)は正面図 同実施形態の他の使用態様の平面図
この発明に係るボンベ支持装置の一実施形態を図1〜図7に示し、この実施形態は、LPG10kg又は20kg充填のボンベB1又はB3の支持装置A1である。このため、露店用LPGボンベBの支持装置として最適なものである。
この支持装置A1は、地表面に設置される四角枠状支持台10と、その支持台の四角から上下方向に長く延びる支持柱20と、その支持柱20の上部に固定されてLPGボンベBの全周側面に沿って当てがわれる支持リング30とからなる。
支持台10の各辺をなす辺杆11は、同一長さの断面正四角枠状の筒からなり、その一端面を隣接する他の辺杆11の一端側面に溶接することによって一体となって、正四角枠状の支持台10を構成している。各辺杆11には、地表面に釘杭を打ち込める孔を形成することもできる。その孔は全ての辺杆11に設け無くても良い。設けない場合は、この支持装置A1は移動自在となる。また、支え棒を付設しておき、その支え棒を地面に突き刺し、その支え棒と支持柱20を括る等によって支え棒でこの装置A1を支えるようにすることもできる。
各辺杆11には同じく断面正四角枠状の筒からなる補助杆12が出没自在に挿入されており、その各補助杆12は、同一長さで各辺杆11の同一位置に配置されているため、支持台10の中心c(図6参照)に対して点対称に位置する。
この各補助杆12の一側面に摺動片13が固定され(図1、図2等参照)、同上面に押し付け片14が固定されている(図1、図2、図6等参照)。また、各辺杆11の長さ方向三分の1程の補助杆12の突出側上面に摘み(固定ねじ)15がねじ込まれており、この摘み15をねじ込んでその先端を押し付け片14に押し付ける(圧接する)ことによって辺杆11に対し補助杆12が固定される。このため、押し付け片14の長さ内において、補助杆12を任意の突出長さで辺杆11に固定することができる。この各補助杆12の突出長さを同一とすることによって、その突出状態においても、各補助杆12は、支持台10の中心cに対して点対称に位置する(図6参照)。摺動片13は摺動面積を少なくして補助杆12の出し入れを円滑にする。
上記支持柱20は板片からなって、この実施形態においては、支持台10の周りの四等分位(辺杆11の長さ方向中央)に4本その下端を溶接することによって立てられている。その支持柱20の本数や高さは、LPGボンベBを安定して支持できるように適宜に設定する。例えば、LPG10kg充填ボンベB3(図15参照)であれば、高さは310mm、LPG20kg充填ボンベB1であれば、高さは610mmとする。この高さを400mmとすると、10kg及び20kg充填ボンベB1、B3の両者をこの支持装置A1で兼用できる。因みに、LPGの充填量が異なってもそれらのボンベB1、B3の径は同じのため、支持台10の一辺の長さは、例えば、410mmとする。
各支持柱20には、適宜な孔21を形成して軽量化を図る。このとき、その孔21は、単なる円形、菱形、楕円形、四角計などとしたり、製造者や販売者のロゴや商標を形取ったりしても良い(図7(a)等参照)。一の対向する(左右の)支持柱20、20の上端は幅広となって取手孔22が形成されており、この孔22に手を入れてこの支持装置A1を持ち上げたり、移動したりすることができる。
各支持柱20に囲まれたスペースS(図4参照)がLPGボンベBが収納される部分であり、そのスペースSの上下(支持柱20の上下端)に円環状の支持リング30が溶接によって設けられている。この支持リング30の位置及び数は、LPGボンベBを安定して支持できる限りにおいて任意である。但し、支持柱20の上部には少なくとも設けてボンベBの転倒を防止する。
上下の支持リング30の間には消火器Cの支持片40が溶接されており、その片40のフック41に消火器Cを引っかけてこの装置A1に消火器Cを付設することができる(図1参照)。
なお、この装置A1には、LPGボンベBの栓に接合可能な圧力調整器D、分岐栓E、使用量計測メータ等の一般的な付属機器を付設することができる。そのメータには、ガス漏れが生じた時、そのガス経路を遮断する機能を持ったものとすることができる。さらに、何らかの事情によって万一ボンベBが転倒しても、特許文献3に示す特定の位置で変形又は破断してガスを遮断する防止弁等を設けることもできる。分岐栓E等は、図示のようにカバーを設けたり、ボックスに収納したりする。
この支持装置A1は以上の構成であり、例えば、図3に示すように、LPGボンベBにその上方からこの装置A1を支持柱20で囲まれるスペースSの支持リング30内に入れて収納支持する。また、図4に示す、この支持装置A1を設置した状態で、LPGボンベBをスペースSの上方から入れて収納支持することもできる。何れにおいても、この収納状態は、支持リング30によってLPGボンベBの周面下部と同上部が支持され、その支持リング30が支持柱20及び支持台10によって支えられているため、安定したものとなる。
このLPGボンベBを収納した状態で、車に搭載すれば嵩張らない。
花火会場等の設置場所においては、図1実線、図2実線、図6鎖線で示すように、補助杆12を突出させてより安定化を図る。
この発明に係るLPGボンベ支持装置の他の実施形態を図8〜図9に示し、この実施形態は、LPG20kgを超えた、例えば50kg充填のボンベB2の支持装置A2である。このため、露店用LPGボンベB1、B3の支持装置としては不向きであり、一般家庭などに適したものである。
この支持装置A2は、地表面に設置されるコ字状支持台10と、その支持台10の上面から上方に長く延びる片状支持柱20と、その支持柱20の上部に固定されてLPGボンベB2の側面に沿って当てがわれる一部切欠き支持リング30’とからなる。
支持台10の各辺をなす辺杆11は、上記と同様に、同一長さの断面正四角枠状の筒からなり、その一端面を隣接する他の辺杆11の一端側面に溶接することによって一体となって、コ字状の支持台10を構成している。各辺杆11には、同様に、地表面に釘杭を打ち込める孔を形成することもできる。その孔は全ての辺杆11に設け無くても良い。
また、各辺杆11には、同様に、同じく断面正四角枠状の筒からなる補助杆12が出没自在に挿入されており、その各補助杆12は、同一長さで、左右の辺杆11及びその両辺杆11を連結する辺杆11に配置されている。
この各補助杆12には、同様に、摺動片13及び押し付け片14が固定されており、摘み15をねじ込んで補助杆12を固定し得る。
上記支持柱20は、同様に板片であって、この実施形態においては、四角状支持台10の周り四等分の支持台10周り三位置にその下端を溶接することによって立てられている。その支持柱20の本数や高さは、LPGボンベB2を安定して支持できるように適宜に設定する。
各支持柱20には取手孔22を形成することができる。
各支持柱20に囲まれたスペースS’がLPGボンベB2が収納される部分であり、そのスペースS’の上下(支持柱20の上下端)に一部切り欠いた環状の支持リング30’が溶接によって設けられている。この支持リング30’の位置及び数は、LPGボンベB2を安定して支持できる限りにおいて任意である。
その支持リング30’の一部切欠き(開口)32から、LPGボンベB2を支持リング30’内に出し入れする。その開口32の両側をなす支持柱20、20にはその両支持柱20に亘って取付・固定可能なLPGボンベB2側面に沿わせてそのLPGボンベB2の開口32からの飛び出しを防止するベルト31を設けている。このベルト31は、金属製でも良いが、皮や樹脂等のボンベB2に当たっても音のしないものが好ましい。
なお、この支持装置A2においても、同様に、上下の支持リング30’の間に図示の消火器Cの支持片40を溶接することができ、また、ガス調整器D、分岐栓E、使用量計測メータ等の一般的な付属機器及び防止弁等を付設することができる。
この支持装置A2は以上の構成であり、図9に示すように、LPGボンベB2は開口32から支持柱20で囲まれるスペースS’内に入れ、その前面にベルト31を取り付けて収納する。ベルト31はその端のフックを孔21に係止するなどの適宜な手段によって支持柱20に取り付ける。
この収納状態は、支持リング30’及びベルト31によってLPGボンベB2の周面が支持され、その支持リング30’、ベルト31が支持柱20及び支持台10によって支えられているため、安定したものとなる。
家庭の軒下等の設置場所においては、図9鎖線で示すように、補助杆12を突出させてより安定化を図る。
図1等で示した実施形態においても、図8等で示した実施形態のように、前面開口のものとすることができる。例えば、図10に示すように、支持台10はコ字状とし、その四等分の三分位に支持柱20を設けたものとすることができる(LPGボンベB1、B2の支持装置A3)。この場合、図10に示すように、支持リング30’を半円状の環片34として上記ベルト31と同等の作用をし得るものとし、その環片34の一端を蝶番によって支持柱20に回転自在とし、他端をねじやフックなどによって他の支持柱20に取付固定自在とする。環片34を上記ベルト31のように可撓性のあるものとしたり、逆に、上記ベルト31を環片34のように金属等の剛体としたりすることもできる。
また、図8、図10で示した支持装置A2、A3においても、その支持台10を図1で示した支持装置A1の四角枠状支持台10とすることもできる。このとき、その支持台10はコ字状支持台10においてそのコ字状開口の一辺杆を有する一形態といえる。
この発明に係るLPGボンベ支持装置の他の実施形態をさらに図11、図12に示し、この実施形態はLPG20kg充填のボンベB1の支持装置A4である。この支持装置A4の支持台10は、四角状支持板10aと、その周囲の側壁10bと、支持板10aの中央部に形成されたプロパンガスボンベB1の下部が入る孔10cと、その孔10cの周りの支持板10aに支持柱20の下端が嵌合する支持孔10dを介して嵌合する支持筒25とからなる扁平四角箱状である。その一辺は上記と同様に410mmとした。なお、この扁平四角箱状支持台10も、中央に孔10cを有することによって枠状ということができる。また、支持板10aと同様な孔10cを有する底板を有するものとすることもできる。
この支持装置A4の支持柱20は円筒パイプからなり、同様に、長さ:610mmとした。支持筒25は溶接によって支持台10に固定されている。
支持リング30はその外周面周囲四等分位に有蓋キャップ(嵌合筒)35が溶接によって設けられており、このキャップ35に支持柱20の上部を嵌めて支持柱20に支持リング30が一体に取り付けられる(固定される)。
補助杆12は円筒パイプからなり、その一端部は雄ねじとなって、このねじ部を支持台10の四隅に溶接固定の内周ねじ山(雌ねじ)の支持筒10eにねじ込むことによってこの補助杆12が突出状態で支持台10に固定される(取付けられる)。この補助杆12の取外し・取付けし得る態様は、支持台10に取付けることによって突出状態となり、取外して支持台10内に収納することによって没した状態となるため、補助杆12が支持台10に出没自在と考えることができる。
また、補助杆は、上記実施形態と同様に、図17に示すように、支持台10の支持筒10eにスライド(出没)自在に設けたものとすることができる。このとき、補助杆12はその端のストップ筒12aで抜け止めされ、支持筒10eはその内面には雌ねじが形成されていないものとする。
この支持装置A4は、図12に示すように、支持台10内に支持リング30、補助杆12を収納し、支持台10の両側面にそれぞれ2本の支持柱20を添えた状態で、ダンボール箱、木箱又はプラスチック箱等の箱Eに梱包(収納)して、販売及び運搬を行う。
一方、使用時は、図11に示すように、支持台10に支持柱20を立て、その上部に支持リング30を嵌め、補助杆12を支持筒10eにねじ込むことによって組み立てる。この組み立てた状態において、ボンベB1をこの装置A4内に入れて支持する。
このとき、支持柱20を支持台10に立てる前に、その支持台10の孔10c内にボンベB1を載置し、その後、支持柱20、支持リング30を組み立てることもできる。また、ボンベB1を設置した状態において、この装置A4をボンベB1にその上方から被せるようにしてもよい(図3参照)。
さらに、アンカー取付金具45によって、支持台10を地面に固定することもできる。その取付金具45はアンカーボルト46によって地面に固定する。このアンカー取付金具45等は上記各実施形態及び後記の各実施形態においても適宜に採用できる。
この支持装置A4は、図13、図14に示すように、所要数を直列に並べる場合があり、その場合は、例えば、支持リング30を支持柱20に嵌める前に、並べた支持装置A4、A4の対向する支持柱20に連結筒51をパイプ51aを介して嵌め、その対向する支持柱20の連結筒51の両支持筒51bの間に連結杆52の端の連結筒52aを嵌めて、連結杆52によって隣接する支持装置A4を相互に支持固定する。
この支持固定状態は、各支持装置A4が支え合うため、安定した設置状態となり、複数のボンベBを並列して安定的に支持し得る。
図15は、上記支持装置A4において、LPG10kg充填のボンベB3用としたものであって、支持柱20の長さ:310mmとしたものである。この装置A5の場合、図16に示すように、支持台10内に支持柱20を収納することができる。このとき、補助杆12も短くして支持台10内に確実に収納し得るようにすることができる。この支持装置A5においても、上記連結筒51及び連結杆52によって並列したものとすることができる。
この支持装置A5においては、図12に示す、上記LPG20kg充填ボンベB1用支持柱20を具備することによって、610mm長さの支持柱20と310mm長さの支持柱20を適宜に選択して使用することによって、LPG10kg充填ボンベB3と同20kg充填ボンベB1とをそれぞれに適した態様で支持し得るものとすることができる。
このとき、支持台10を、LPG20kg充填ボンベB1用支持柱20が納まる大きさとしたり、610mm長さの支持柱20をその中程で分割して相互の嵌め合いによって連結し得るものとすれば、支持台10に全ての部材を納めることができる。
図17で示した補助杆12をスライド自在に設けた支持装置A6は、図16の収納状態と同様に、図18に示すように収納できる。
図19〜図21には、50kgLPGボンベB2の他の実施形態の支持装置A7を示し、この支持装置A7の支持台10は、図11に示す支持装置A4の支持台10と同様に、四角状支持板10aと、その周囲の側壁10bと、支持板10aの中央部に形成されたプロパンガスボンベB2の下部が入る孔10cと、その孔10cの周りの支持板10aに支持柱20の下端が嵌合する支持孔10dを介して嵌合する支持筒25とからなる扁平四角箱状である(図21参照)。
一方、相違点は、支持台10がその幅方向の中央線で2分割され(図20参照)、その各側面に断面L字状アンカー金具47を溶接によって取付けている。そのアンカー金具47の取付面の対向側面にはそのアンカー金具47の平板部が嵌る底板10fからの切欠き48が開口している。また、支持台10の上板の四隅には、対の固定孔53が形成されている。また、支持柱20は四角筒からなって、支持柱20そのものが支持台10に対して回り難くなっている(図20参照)。その支持柱20の長さは1020mmとした。
さらに、支持柱20の下部に嵌る支持リング30を有して支持柱20の補強を図っている。但し、支持柱20の下部は支持筒25でしっかり支持するため、この支持リング30は省略でき、一方、この支持リング30を設ける場合は、支持筒25を省略することができる。
この実施形態の支持装置A7は、50kgLPGボンベB2をその設置地面に置いた状態において、少し傾けて一方の分割支持台をそのボンベB2の底面下に嵌め込み、その後、ボンベB2を逆方向に傾けて他方の分割支持台をそのボンベB2の底面下に嵌め込むと共に、両分割支持台同士を突き合わせて重ねる。このとき、支持台10の底板10f部分にボンベB2が載るため、支持台10は安定する。
その後、同様に、支持台10に支持柱20を立て、その上下部に支持リング30、30を嵌める(図19参照)。アンカー金具47には、必要に応じて適宜に上記アンカーボルト46を打ち込む。
この支持装置A7において、所要数を直列に並べる場合、図22、図23に示すように、隣り合う支持装置A7の固定孔53に連結杆52の端の連結筒52aを嵌めて連結杆52によって両支持台10、10を連結する。また、並べた支持装置A7、A7の対向する支持柱20の間に連結筒52aを嵌めて、連結杆52によって隣接する支持装置A7を相互に支持固定する。ボンベB2が3本以上の並列の場合は、同様に、隣り合う支持装置A7、A7・・の間を連結杆52によって連結支持する。
この支持固定状態は、各支持装置A7が支え合うため、安定した設置状態となり、複数のボンベB2を並列して安定的に支持し得る。
一方、ボンベB2を縦横に重ねて設置する場合、例えば、3本のボンベB2を設置する場合は、図24に示すように、隣り合う支持装置A7、A7の間を連結杆52によって同様に連結支持する。この縦横の設置は、図11、図13で示した支持装置A4でも採用し得る。
この50kgLPGボンベB2の複数本を常時使用する集合住宅や工場等においては、その頑丈な支持設備を設けることができる。しかし、一時的な使用の場合、例えば、地震等の自然災害が発生して都市ガスの供給が停止した場合や、夜間工事の際、都市ガスの供給を一時的に停止する際等において、その供給停止した都市ガス供給エリアに、供給されていた都市ガスと同等のウォツベ指数、燃焼速度の混合ガスを、前記都市ガスの代用として供給する場合には、通常、この50kgLPGボンベB2の複数本が使用される(特許文献4参照)。この場合、前記の頑丈な支持設備を設けることはコスト的に問題があり、簡易なこの支持装置A7が好ましく、この支持装置A7は、図20のように分解して持ち運ぶことができるため、便利である。
上記の支持装置A4、A7においては、その連結を、支持台に設けた固定孔53からなる凹部や支持柱20、20に設けた筒51b、支持柱20の頂面の円孔からなる凹部と、連結杆52の筒52aからなる突部の嵌め合いによって行ったが、前者をピン等の突部、後者を筒等からなる凹部として連結するようにすることもできる。
なお、図11、図15、図18に示した支持装置A4〜A6においても、支持台10の四角に地表面に釘杭を打ち込める孔を形成したり、支え棒を付設したりしてその支え棒を地面に突き刺し、その支え棒と支持柱20、20を括る等によって支え棒でこの装置A4〜A6を支えるようにすることもできる。
また、図10、図11で示す、LPG20kg充填ボンベB1用支持装置A3、A4によって、LPG10kg充填ボンベB3用を兼用することもでき、図15、図18で示す、LPG10kg充填ボンベB3用支持装置A5、A6によって、LPG20kg充填ボンベB1用を兼用することもできる。
さらに、各支持装置A3〜A7においても、同様に、上下の支持リング30’ 、30、30の間に図1に図示の消火器Cの支持片40を溶接することができ、また、圧力調整器D、分岐栓E、使用量計測メータ等の一般的な付属機器及び防止弁等を付設することができることは勿論である。この場合、支持柱等が分解できる装置A4〜A7にあっては、支持片40、圧力調整器D等は取り外し可能な態様とする。
上記各実施形態のおける支持台10、10、10、10等の各部材は、耐燃製の材料を使用することが好ましく、例えば、炭素鋼板(STK)、炭素鋼管(STKM)、冷間圧延鋼板(SPCC)等を使用し、それらには塗装等をすることができる。この塗装時、補助杆12、12、12は、組立前(辺杆11、支持筒10eに挿入前)に塗装する。
また、支持装置A1〜A3においても、その運搬時、その嵩が大きい場合、分割して運搬できるようにすることもできる。例えば、図8の支持装置A2においては、支持柱20を途中(鎖線t)で切断し、その切断端を重ねてボルト止めし得るようにして上下部材に分割したり、支持柱20や消火器支持片40を支持台10に差し込みボルト止め可能として、支持台10部分と支持柱20部分を分割したりした態様とする。
なお、上記各実施形態は、LPG20kg充填用ボンベB1、同50kg充填用ボンベB2、同10kg充填用ボンベB3用の支持装置A1〜A7であったが、上記のように、安全に使用し得る限りにおいて、それらの支持装置A1〜A7は、他のボンベB1〜B3も含めてガス2kg充填用ボンベ、同5kg充填用ボンベ、同8kg充填用ボンベ、同30kg充填用ボンベ等の何れか1つの支持装置として使用し得ること勿論である。
また、この支持装置A1〜A7の梱包ケースや運搬ケースを断熱性の樹脂等によって筒状に形成し、ボンベB1、B2、B3を支持固定した際、その上方からそのケースを被せることによって、ボンベB1、B2、B3が高温、例えば、40℃以上になることを防止することが好ましい。
さらに、確認ボードを付設し、そのボードに、使用前の点検事項、例えば、「安定して設置されているか?」、「消火器は付設されているか?」等の確認ボタンを設け、その確認ボタンが全て押されないと(ONされないと)、ボンベB1、B2、B3の栓が開放されないようにすることもできる。
上記各実施形態のガスボンベ支持装置A1〜A7は、プロパンガスボンベB1、B2、B3の場合であったが、プロパンガスボンベと同様なガスボンベ、例えば、上記液化ブタン、溶解アセチレン、液化アンモニア、窒素、酸素、アルゴン、水素、ヘリウム、空気、液化炭酸ガス等のガスボンベに採用し得ることは勿論である。このとき、支持台10、支持柱20等の大きさ、高さ等はそれらの各ボンベの大きさ(太さ)や高さ等に対応させる。
このように、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。この発明の範囲は、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。したがって、特許請求の範囲の各請求項の発明特定事項には、その請求項に係る発明を理解し易いように、各実施形態における該当符号を付しているが、その符号によって、各請求項に係る発明の範囲が制限されないことは勿論である。
10、10、10 、10 支持台
10a 支持台10の四角状支持板
10b 同側壁
10c 同孔
10d 同支持孔
11 支持台をなす辺杆
12、12、12 補助杆
13 摺動片
14 押し付け片
15 補助杆の固定用摘み(固定ボルト)
20、20、20、20、20 支持柱
21 透孔
22 取手孔
25 支持台10の支持筒
30、30’、30、30 支持リング
31 ベルト
32、33 開口
34 環片(ベルト)
35 有蓋キャップ(嵌合筒)
40 消火器支持片
52 連結杆
A1、A2、A3、A4、A5、A6、A7 ガスボンベ支持装置
B、B1、B2、B3 LPGボンベ
C 消火器
c 支持台の中心

Claims (7)

  1. ガスボンベ(B)の1本を支持する支持装置(A4、A5、A6、A7)であって、地表面に設置される支持台(10、10)と、その支持台の上面周りから上方に長く延びる複数の支持柱(20、20、20)と、その支持柱の上部に固定されてガスボンベの全周側面に沿って当てがわれる支持リング(30、31)とを有し、
    上記支持台から上記支持柱及びその支持柱から上記支持リングがそれぞれ分離可能となっており、前記支持台は前記支持柱の下端が嵌合する支持孔(10d)を有し、前記支持リングは前記支持柱に嵌る嵌合筒(35)を有し、前記支持柱の下端を支持孔(10d)に嵌合することによって支持台に支持柱を上方に長く延設し、その支持柱に前記嵌合筒を嵌合することによって支持柱の上部に前記支持リングを固定し、
    上記ガスボンベは上記支持柱で囲まれるスペース(S)の上記支持リング内に入れられることを特徴とするガスボンベ用支持装置。
  2. ガスボンベ(B)の1本を支持する支持装置(A1、A2、A3、A4、A5、A6、A7)であって、地表面に設置される枠状支持台(10、10、10、10)と、その支持台の上面周りから上方に長く延びる複数の支持柱(20、20、20、20)と、その支持柱の上部に固定されてガスボンベの全周側面に沿って当てがわれる支持リング(30、30’、30、30)とを有し、前記ガスボンベは前記支持柱で囲まれるスペース(S)の前記支持リング内に入れられることを特徴とするガスボンベ用支持装置。
  3. 1本のガスボンベ(B)の支持台(A2、A3)であって、地表面に設置されるコ字状支持台(10)と、その支持台の上面周りから上方に長く延びる複数の支持柱(20)と、その支持柱の上部に固定されてガスボンベの側面に沿って当てがわれる一部切欠き支持リング(30’)とを有し、
    上記支持リング(30’)は、上記一部切欠きによって前面が開口されて前記ガスボンベがその開口(32、33)から支持リング(30’)内に出し入れ可能となっており、その開口(32、33)の両側をなす支持柱にはその両支持柱に亘って取付・固定可能なガスボンベ側面に沿わせてそのガスボンベの前記開口からの飛び出しを防止するベルト(31、34)を設けたことを特徴とするガスボンベ用支持装置。
  4. 上記支持台(10、10、10、10)から上記支持柱(20、20、20、20)及びその支持柱から上記支持リング(30、30’、30、30)がそれぞれ分離可能となっており、前記支持台は前記支持柱の下端が嵌合する支持孔(10d)を有し、前記支持リングは前記支持柱に嵌る嵌合筒(35)を有し、前記支持柱の下端を支持孔(10d)に嵌合することによって支持台に支持柱を上方に長く延設し、その支持柱に前記嵌合筒(35)を嵌合することによって支持柱の上部に前記支持リングを固定することを特徴とする請求項2乃至4の何れか一つに記載のガスボンベ用支持装置。
  5. 上記支持台が、四角状支持板(10a)と、その周囲の側壁(10b)と、前記支持板(10a)の中央部に形成されたガスボンベ(B)の下部が入る孔(10c)と、その孔(10c)の周りの支持板(10a)に上記支持柱の下端が嵌合する上記支持孔(10d)とからなる扁平四角箱状であり、その支持柱及び上記支持リングは前記支持台内に納められることを特徴とする請求項1又は4に記載のガスボンベ用支持装置。
  6. 上記支持台は四角状又はコ字状であって、その各辺杆(11)の一方の端から補助杆(12、12、12)が出没可能に設けられて、その補助杆は前記支持台の4つの角にそれぞれ位置することを特徴とする請求項1乃至5の何れか一つに記載のガスボンベ用支持装置。
  7. 上記支持台(10)がその中心線で対称に2分割されたものであることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一つに記載のガスボンベ用支持装置。
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