JP3093988U - ボンベ転倒防止用器具 - Google Patents

ボンベ転倒防止用器具

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JP3093988U JP2002007179U JP2002007179U JP3093988U JP 3093988 U JP3093988 U JP 3093988U JP 2002007179 U JP2002007179 U JP 2002007179U JP 2002007179 U JP2002007179 U JP 2002007179U JP 3093988 U JP3093988 U JP 3093988U
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克彦 吉野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ボンベが自立可能な通常の設置面における炭酸
ガスボンベの転倒を防止するボンベ転倒防止用器具を提
供することを目的とする。 【解決手段】上方にボンベ挿入用の開口22を設け、且
つ下方に所定のボンベの下方部が嵌合する開口24を形
成した底部23を設けて容器体2を形成すると共に、容
器体2の外周および/または底部23より支持脚3を外
方に向かって、且つ容器体2が設置された際にその容器
体2の底部23と設置面との間に適宜の隙間が生じるよ
うにその支持脚3を設けてボンベ転倒防止用器具を形成
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ディスペンサー用に使用される炭酸ガスボンベ等のボンベ部材の転 倒防止用器具に関するものである。
【0002】
【従来技術と問題点】
従来、店舗等で提供される炭酸飲料においては、シロップが適宜に薄められそ れに炭酸が加えられて出されている。 その加えられる炭酸はボンベ部材に充填されており、そのボンベ部材すなわち 炭酸ガスボンベがディスペンサーの近傍に直立的に設置されて、その炭酸ガスボ ンベから供給ホースを介し、ボンベ内の炭酸がディスペンサーに供給されるよう になっている。 上述のように、この炭酸ガスボンベは直立の状態で使用するものであることか ら、その重心は高い位置にあり、また、底面が狭いため極めて転倒し易い形態の ものなのである。
【0003】 従って、炭酸ガスボンベはその転倒を防止するため、バンド等によって適宜の 部材に固定して使用されているのであるが、全ての炭酸ガスボンベが固定されて いるとは限らず、炭酸ガスボンベの設置場所においてそれを固定するための部材 がない場合、炭酸ガスボンベはそのまま床面に直立の状態に置かれて使用されて しまうのである。 そして、このように置かれている炭酸ガスボンベは、特にシロップタンクを交 換する時に誤って転倒させられてしまうことが多く、また、その転倒により二次 的な災害も引き起こしているのである。 具体的には、人や物への衝突、また、炭酸ガスボンベに取り付けられているガ スレギュレーター部材の破損、さらには、そのガスレギュレーター部材の破損に よる炭酸ガスの噴出等で、物品そして人体へ危険を及ぼすのである。
【0004】
【目的】
本考案は上述した問題点に鑑みてなされたもので、ボンベが自立可能な通常の 設置面における炭酸ガスボンベの転倒を防止するボンベ転倒防止用器具を提供す ることを目的とするものである。
【0005】
【問題を解決するための手段】
本考案の要旨とするところの第1の形態は、上方に開口を有し、下方に適宜の 開口が形成された底部を有する容器体の外周および/または底部より支持脚が外 方に向かって突設され、該支持脚は、容器体が設置された際に該容器体の底部と 設置面との間に適宜の隙間が生じるように設けられていることを特徴とするボン ベ転倒防止用器具である。
【0006】 また、第2の形態は、上方に開口を有し、下方に底部を有する容器体の外周お よび/または底部より支持脚が外方に向かって突設され、該支持脚は、容器体が 設置された際に該容器体の底部と設置面との間に適宜の隙間が生じるように設け られていることを特徴とするボンベ転倒防止用器具である。
【0007】 本考案のボンベ転倒防止用器具を詳しく説明すると、容器体とは、本ボンベ転 倒防止用器具の本体であり、炭酸等のガスボンベの少なくとも下方部分を挿入可 能に形成されているものである。 その容器体は上方にボンベを挿入可能な開口が設けられており、その開口から ボンベがその下方部分から挿入される。そして、開口の形状はボンベの横断面形 状と同じ円形としてもよいが、ボンベが挿入可能であれば三角/四角/五角等の 多角形等にしてもよく特にその形状を限定するものではない。
【0008】 容器体本体の形状としては、上述の開口の形状をそのまま下方に延長した立方 体としてもよく、その具体的な形状としては、円形の開口を有した円柱/三角の 開口を有した三角柱/四角の開口を有した直方体/五角の開口を有した五角柱等 の適宜の底部形態を有する中空の立方体である。 しかしながら、平面視において容器体の開口形状と本体形状とを必ずしも同じ にすることはなく、例えば、開口を円形にして本体を四角にしたり、開口を三角 形にして本体を円柱としてもよい。
【0009】 そして、容器体とボンベとはガタなく嵌合できるようにするのが望ましく、公 知の技術や構造を以ってガタなく嵌合できるようにすればよい。 その構造の具体的なものとして、容器体の開口形状と本体形状とが同じである 場合、容器体の開口およびその開口に続く内側壁の径を挿入するボンベの外径と ほぼ同じ径にする。また、容器体の開口およびその開口に続く内側壁の径を挿入 するボンベの外径より広くしているものは、開口および/または内側壁にボンベ の外径とほぼ同じ径となる部位または部材を適宜に設けるようにする。 そして、この後者の構造は容器体の平面視において、容器体の開口形状と本体 形状とを異にする容器体にも適用される。
【0010】 さらに、容器体の第1の形態のものは、その容器体の下方に、適宜の開口が形 成された底部を有しており、その底部の開口は、挿入されたボンベがその開口か ら下方に抜け落ちることがない広さの開口であると共に、ボンベの下方部分、す なわち、ボンベの下方に形成されたボンベ側壁のボンベ底部に向かって先細にな るテーパー部や湾曲部の一部位が嵌合できるような開口とするのが望ましい。 その開口の形状も前述のテーパー部や湾曲部の一部位の横断面形状と同じ円形 としてもよいが、そのテーパー部や湾曲部の一部位が嵌合可能であれば三角/四 角/五角等の多角形等にしてもよく特にその形状を限定するものではない。
【0011】 容器体の第2の形態のものは、その容器体の下方の底部に、ボンベの下方の一 部分、例えば、ボンベ底部および/またはボンベ側壁のボンベ底部に向かって先 細になるテーパー部や湾曲部の一部位等を適宜に受ける受け部を固定または着脱 自在に設けてもよい。すなわち、安定度をより向上させるためである。 そして、その受け部は底部と一体的に形成したり、別部材として形成してそれ を底部に設置するようにしてもよい。また、底部にはドレン孔等の水抜き手段を 設けておくのがよい。
【0012】 その受け部の形状も前述のボンベの底部形状またはテーパー部や湾曲部の一部 位の横断面形状と同じ形状にしてもよいが、ボンベ底部および/またはテーパー 部や湾曲部の一部位を受けることが可能であれば三角/四角/五角等の多角形等 にしてもよく特にその形状を限定するものではない。 しかして、受け部は、後述のアタッチメント部材を使用する場合を考慮してそ の寸法等を設定しなければならない。アタッチメント部材とは、本ボンベ転倒防 止用器具に用いられて、本体となる容器体の内径または内幅等の寸法を所定の内 径または内幅等の寸法に狭める部材である。
【0013】 そして、その容器体の外周および/または底部より外方に向かって支持脚が突 設されており、その支持脚は、容器体が床等に設置された際に容器体の底部と設 置面との間に適宜の隙間が生じるように設けるのがよい。すなわち、支持脚は容 器体を床面等の設置面から浮かせた状態で保持可能に設ける。 具体的には、支持脚の外方先端を略斜め下方向に向けて容器体から突出させた り、略水平に突出させた支持脚の外方先端付近に略下向きの突起や突条を設ける ようにしてもよい。 その支持脚の設置数量や設置形態等は特に限定するものではなく適宜のものと すればよい。また、支持脚の突出量においても特に限定するものではなく、設置 時の専有面積や踏ん張り度等を考慮して選定すればよい。
【0014】 支持脚の具体的な形態としては、支持脚を容器体の周囲に略鍔状の形態に設け るのが望ましく、さらに、その鍔状の支持脚の外周縁から容器体の方向に向かっ て複数の切れ込みを適宜の間隔で設けるのがよい。そして、その切れ込みは容器 体の本体まで到達するように設けたり、また、到達する前で止めるように設けて もよい。切れ込みの量は特に限定するものではないが、挿入するボンベの形態や 高さを考慮して適宜に選定すればよい。 その鍔状の支持脚の形状も特に限定するものではないが、平面視において、容 器体の外周形状と略同一の形状としたり、異なる形状、例えば、容器体の外周が 円形で鍔状の支持脚が六角また八角の形状等にしてもよい。そして、鍔状の支持 脚を多角形とした場合は、前述の切れ込みは角部に設けるのが望ましい。
【0015】 そして、支持脚は、十分な強度を有するよう適宜の素材また構造を用いて形成 すればよいが、支持脚に衝撃緩衝手段を備えさせてもよい。すなわち、ボンベが 受けた外力を緩衝(吸収も含む)可能にする。 その衝撃緩衝手段も特に限定するものではなく、例えば、支持脚および/また は支持脚の付根部分を弾性を有する素材で形成したり、また、支持脚を衝撃緩衝 作用が発生可能な構造にしたり、そして、支持脚や容器体に適宜の衝撃緩衝装置 を設けてもよい。
【0016】 弾性素材も特に限定するものではない。また、衝撃緩衝作用が発生可能な構造 も特に限定するものではなく、例えば、前述の支持脚を容器体の周囲に略鍔状の 形態に設けると共に、その鍔状の支持脚の外周縁から容器体の方向に向かって複 数の切れ込みを適宜の間隔で設ける形態も、鍔状の支持脚の肉厚を適宜に選定す ることによって衝撃緩衝作用が生じる構造となり得るものである。そして、衝撃 緩衝装置も設置可能なものであれば何でもよい。 そして、支持脚の形状や設置する数量また容器体への設置位置等も特に限定す るものではない。また、支持脚を容器体の側壁または底部と一体的に形成しても よい。
【0017】 さらには、本ボンベ転倒防止用器具に、本体となる容器体の内径または内幅等 の寸法を、所定の内径または内幅等の寸法に狭めることが可能なアタッチメント 部材を設けてもよい。すなわち、ボンベのサイズとしてスタンダードタイプとス タッビータイプ等があるため、少なくともこの両方サイズのボンベに使用可能と する。また、生ビール用の5kg入りボンベにも使用できるようにしてもよい。 そして、アタッチメント部材の形態によっては、容器体の底部下方に収納でき るようにするのがよい。それは、略平板状の形態のものに適用される。
【0018】 容器体の内壁との係りにおいては、アタッチメント部材の適宜の部位が容器体 の側壁(側壁外面/側壁内面)に近接またはほぼ接触可能に形成し、また、アタ ッチメント部材とボンベとの係りにおいては、上述の容器体の説明で述べたよう にアタッチメント部材とボンベとがガタなく嵌合できるように形成する。 しかして、アタッチメント部材の形態もこれに限定されるものではなく、容器 体にしっかりと装着でき、且つボンベが不安定とならないように嵌合できるよう な構造また形態に形成すればよい。
【0019】 そして、本ボンベ転倒防止用器具を形成する素材も特に限定するものではない が、鋼材等の自重がある素材を用いるのがよい。また、樹脂等の軽い素材を用い て形成した場合は、容器体の適宜の部位、例えば、底部や側壁周囲また支持脚に 鋼材等から形成した適宜の自重を有する錘を取り付けるようにするのが望ましい 。さらに、支持脚の底面にゴム等の滑り止め部材を取り付けてもよい。
【0020】
【作用】
本考案のボンベ転倒防止用器具は以上のように構成されているので、本ボンベ 転倒防止用器具を床面に設置し、その本体である容器体内に炭酸ガスボンベを直 立的に入れて使用する。 そして、何らかの原因によってボンベに横方向からの外力が加わると、ボンベ は転倒防止用器具の本体(容器体)の内側壁によって転倒が阻止され、転倒防止 用器具の本体(容器体)はその本体から外方に突設された支持脚によって転倒が 阻止され、その結果ボンベの転倒が阻止される。また、支持脚が容器体の底部と 設置面との間に隙間が生じるように設けられているので、転倒時に踏ん張りが効 く。
【0021】 また、容器体内にアタッチメント部材をセットし、それに炭酸ガスボンベを直 立的に入れた場合は、ボンベはアタッチメント部材の開口周縁を含む適宜の部位 と容器底部の開口によって支持される。そして、何らかの原因によってボンベに 横方向からの外力が加わると、ボンベは、容器体の適宜の部位で保持されている アタッチメント部材の開口周縁を含む適宜の部位と容器底部の開口周縁によって 転倒が阻止され、容器体は外方に突設された支持脚によって転倒が阻止され、そ の結果ボンベの転倒が阻止される。また、支持脚が容器体の底部と設置面との間 に隙間が生じるように設けられているので、転倒時に踏ん張りが効く。
【0022】 さらに、支持脚に衝撃緩衝作用を有するものにおいては、ボンベに外力が加わ ると、その外力が加わった側と反対側に有する支持脚および/または支持脚の付 根部分が適宜に変形しながらその外力を緩衝(吸収)して行く。 また、外力が加わった側の支持脚は、外力が加わった側と反対側に有する支持 脚が変形することによって設置面から離れることが免れるので、すなわち、全支 持脚の設置面との接触が保持されることにより転倒防止用器具の安定性が確保さ れる。さらに、支持脚の衝撃緩衝作用によって外力によるボンベの反動移動も阻 止される。
【0023】
【実施例】
本考案のボンベ転倒防止用器具を以下図面に従って説明すると、図1は、本考 案に係るボンベ転倒防止用器具の側断面図であり、1はボンベ転倒防止用器具、 2はボンベ転倒防止用器具1の本体であると共にボンベを入れる容器体、21は ボンベ下方の収容部、22はボンベの入り口となる開口、23は底部、24は底 部23に設けられたボンベの下方部が嵌合する開口である。3は支持脚で、支持 脚3には容器体2を設置面から浮かせた状態で保持するため外方先端に下向きの 突条32を設けている。
【0024】 図2は、他の形態のボンベ転倒防止用器具の側断面図であり、1はボンベ転倒 防止用器具、2はボンベ転倒防止用器具1の本体であると共にボンベを入れる容 器体、21はボンベ下方の収容部、22はボンベの入り口となる開口、23は底 部である。3は支持脚で、支持脚3には容器体2を設置面から浮かせた状態で保 持するため外方先端に下向きの突条32を設けている。4は所定のボンベの下方 部分を適宜に受ける受け部である。
【0025】 図3は、他の形態のボンベ転倒防止用器具の側断面図であり、1はボンベ転倒 防止用器具、2はボンベ転倒防止用器具1の本体であると共にボンベを入れる容 器体、21はボンベの収容部、22はボンベの入り口となる開口、23は底部、 24は底部23に設けられたボンベの下方部が嵌合する開口である。3は支持脚 で、支持脚3は容器体2を設置面から浮かせた状態で保持するため外方先端を斜 め下方向に向けている。
【0026】 図4は、ボンベ転倒防止用器具の斜視図であり、1はボンベ転倒防止用器具、 2はボンベ転倒防止用器具1の本体であると共にボンベを入れる容器体、21は ボンベの収容部、22はボンベの入り口となる開口、3は支持脚、31は切れ込 みで、各脚は分割されている。32は突条である。
【0027】 図5および図6および図7はボンベ転倒防止用器具の平面図であり、図5は、 容器体が円柱で、支持脚が8角の鍔状で、且つ角部に切れ込みが形成される。図 6は、容器体が8角柱で、支持脚が円形で、且つ切れ込みが8ヶ所に形成される 。図7は、容器体が4角柱で、支持脚がスキッド状で、且つ4脚設けている。
【0028】 図8は、ボンベを入れたボンベ転倒防止用器具の側断面図であり、1はボンベ 転倒防止用器具、2はボンベ転倒防止用器具1の本体であると共にボンベを入れ る容器体、3は支持脚、5は炭酸ガスボンベ、6は炭酸ガスボンベ5に取り付け られているガスレギュレーターである。 そして、何らかの原因によってボンベ5に横方向からの外力が加わると、ボン ベ5は転倒防止用器具1の容器体2の内側壁によって転倒が阻止され、容器体2 は外方に突設された支持脚3によって転倒が阻止され、その結果ボンベ5の転倒 が阻止される。また、支持脚3が容器体2の底部23と設置面との間に隙間が生 じるように設けられているので、転倒時に踏ん張りが効く。
【0029】 図9は、アタッチメント部材の斜視図であり、本アタッチメント部材は、容器 体2の上部に被せて開口22を狭めるようにした蓋状のものである。 7はアタッチメント部材、71はボンベの入り口となる開口、73は容器体2 の上部周縁に被さるガイド部である。
【0030】 図10は、アタッチメント部材を装着したボンベ転倒防止用器具の側断面図で あり、1はボンベ転倒防止用器具、2は容器体、23は底部、24は底部23に 設けられた所定のボンベの下方部が嵌合する開口、3は支持脚、32は突条であ る。7はアタッチメント部材、71はボンベの入り口となる開口、73は容器体 2の上部周縁に被さるガイド部である。 そして、図には示していないが、アタッチメント部材7を固定するための固定 手段を容器体2やアタッチメント部材7に設けてもよい。
【0031】 図11は、アタッチメント部材を装着したボンベ転倒防止用器具の斜視図であ る。31は支持脚3に形成された切れ込みで、この切れ込み31により各脚は分 割されている。7はアタッチメント部材、71はボンベの入り口となる開口、7 3は容器体2の上部周縁に被さるガイド部である。
【0032】 図12は、アタッチメント部材を装着したボンベ転倒防止用器具にボンベを入 れた側断面図であり、本図の炭酸ガスボンベ5aは容器体2の内径より狭い径で あるため、アタッチメント部材7を容器体2に装着して、そのアタッチメント部 材7内に収容しているものである。 1はボンベ転倒防止用器具、2は容器体、24は所定のボンベの下方部が嵌合 する開口、3は支持脚、32は突条、7はアタッチメント部材、73はガイド部 である。5aは炭酸ガスボンベ、6は炭酸ガスボンベ5aに取り付けられている ガスレギュレーターである。
【0033】 図13は、他の形態のアタッチメント部材の斜視図であり、本アタッチメント 部材は、容器体2内に入れ子にして開口22を狭めるようにしたものである。 7aはアタッチメント部材、71はボンベの入り口となる開口、72はボンベ 下方の収容部、73は容器体2内の位置決め共にガタなく嵌合させるためのガイ ド部である。 そして、図には示していないが、アタッチメント部材7aを固定するための固 定手段を容器体2やアタッチメント部材7aに設けてもよい。
【0034】 図14は、他の形態のアタッチメント部材を装着したボンベ転倒防止用器具に ボンベを入れた側断面図であり、本図の炭酸ガスボンベ5aは容器体2の内径よ り狭い径であるため、アタッチメント部材7aを容器体2内にセットし、そのア タッチメント部材7a内に収容しているものである。 1はボンベ転倒防止用器具、2は容器体、24は所定のボンベの下方部が嵌合 する開口、3は支持脚、32は突条、7aはアタッチメント部材、73はガイド 部である。5aは炭酸ガスボンベ、6は炭酸ガスボンベ5aに取り付けられてい るガスレギュレーターである。
【0035】
【効果】
本考案のボンベ転倒防止用器具は以上のように構成されているので、本ボンベ 転倒防止用器具内に炭酸ガスボンベを入れて使用することにより、直立設置され るボンベの不安定性が解消され炭酸ガスボンベの転倒を防止することができる。 そして、ボンベの転倒という一次事故を防止できることで、人や物への衝突、 また、炭酸ガスボンベに取り付けられているガスレギュレーター部材の破損、さ らには、そのガスレギュレーター部材の破損による炭酸ガスの噴出等による物品 そして人体への危害等の二次的な事故も防止することができる。
【0036】 また、本ボンベ転倒防止用器具は簡単な構造であるため安価に製造することが でき、従って、製品価格を極めて低く抑えることができるので、多くのユーザー が経済的負担なく容易に購入することができる。 さらには、本ボンベ転倒防止用器具の容器体内にアタッチメント部材をセット することによって容器体の内寸を狭めることができるので、スタンダードタイプ とスタッビータイプの何れのタイプのボンベにも使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係るボンベ転倒防止用器具の側断面
【図2】 他の形態のボンベ転倒防止用器具の側断面図
【図3】 他の形態のボンベ転倒防止用器具の側断面図
【図4】 ボンベ転倒防止用器具の斜視図
【図5】 ボンベ転倒防止用器具の平面図
【図6】 ボンベ転倒防止用器具の平面図
【図7】 ボンベ転倒防止用器具の平面図
【図8】 ボンベを入れたボンベ転倒防止用器具の側断
面図
【図9】 アタッチメント部材の斜視図
【図10】 アタッチメント部材を装着したボンベ転倒
防止用器具の側断面図
【図11】 アタッチメント部材を装着したボンベ転倒
防止用器具の斜視図
【図12】 アタッチメント部材を装着したボンベ転倒
防止用器具にボンベを入れた側断面図
【図13】 他の形態のアタッチメント部材の斜視図
【図14】 他の形態のアタッチメント部材を装着した
ボンベ転倒防止用器具にボンベを入れた側断面図
【符号の説明】
1−ボンベ転倒防止用器具,2−容器体,21−収容
部,22−開口,23−底部,24−開口,3−支持
脚,31−切れ込み,32−突条,4−受け部,5/5
a−炭酸ガスボンベ,6−ガスレギュレーター,7/7
a−アタッチメント部材,71−開口,72−収容部,
73−ガイド部

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上方に開口を有し、下方に適宜の開口が形
    成された底部を有する容器体の外周および/または底部
    より支持脚が外方に向かって突設され、該支持脚は、容
    器体が設置された際に該容器体の底部と設置面との間に
    適宜の隙間が生じるように設けられていることを特徴と
    するボンベ転倒防止用器具
  2. 【請求項2】前記底部の開口が容器体に挿入されたボン
    ベを通過不能に、且つボンベの下方の一部分と適宜に嵌
    合可能な開口となっていることを特徴とする請求項1の
    ボンベ転倒防止用器具
  3. 【請求項3】上方に開口を有し、下方に底部を有する容
    器体の外周および/または底部より支持脚が外方に向か
    って突設され、該支持脚は、容器体が設置された際に該
    容器体の底部と設置面との間に適宜の隙間が生じるよう
    に設けられていることを特徴とするボンベ転倒防止用器
  4. 【請求項4】前記底部にボンベの下方の一部分を適宜に
    受ける受け部が固定または着脱自在に設けられているこ
    とを特徴とする請求項3のボンベ転倒防止用器具
  5. 【請求項5】前記支持脚が容器体の周囲に略鍔状の形態
    に設けられ、その支持脚にはその外周縁から容器体の方
    向に向かって適宜の数の切れ込みが設けられていること
    を特徴とする請求項1または請求項3のボンベ転倒防止
    用器具
  6. 【請求項6】前記鍔状の支持脚が平面視において多角形
    であることを特徴とする請求項5のボンベ転倒防止用器
  7. 【請求項7】前記支持脚に衝撃緩衝手段が設けられてい
    ることを特徴とする請求項1または請求項3のボンベ転
    倒防止用器具
  8. 【請求項8】前記容器体の内寸を所定の内寸に狭めるた
    めのアタッチメント部材が設けられていることを特徴と
    する請求項1または請求項3のボンベ転倒防止用器具
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JP2020018670A (ja) * 2018-08-02 2020-02-06 株式会社カワムラサイクル ボンベ支持体及び車いす

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