JP2016026489A - 飛翔性害虫捕獲装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装着及び脱着が容易な粘着トラップ及び低コストで軽量な筒状支持体を備えた飛翔性害虫捕獲装置を提供すること。【解決手段】筒状の粘着トラップ17と、この粘着トラップを外周囲で支持する筒状支持体11と、を備え、粘着トラップ17は、外表面に粘着性材料が塗布され光吸収性の高い色とされた粘着シート18の両側端縁が結合されて筒状に形成されたものからなり、筒状支持体11は、所定高さに直立される筒状部を有し、筒状部は下部に外周から外方へ突出する鍔部14a及びこの鍔部の上方に設けたストッパー部12fを有し、 筒状支持体11に、粘着トラップ17が上方から被せられて、鍔部14a又はストッパー部12fのいずれかで位置決め固定される。【選択図】図1

Description

この発明は、飛翔性害虫捕獲装置に係り、さらに詳しくは家畜などに群がる害虫を捕獲するのに好適な飛翔性害虫捕獲装置に関する。
牛や豚等の家畜は、牛舎等の家畜場で飼育されている。この家畜場は、人間の家屋と違い、密閉されていないため、隙間があいているものが多い。そのため、家畜を刺し、或いは糞にたかったりするハエや蚊等の空中を飛翔する害虫が侵入する。この飛翔性害虫、例えばサシバエが家畜を刺すと、家畜がストレスを受けて品質が落ち、酪農業者などに経済的な打撃を与えることがある。すなわち、サシバエは、特に牛を好み、牛を刺そうとして牛を追い回すと、牛はそれを避けようとして互いに集まりあい、餌箱から遠ざかるようになる。その結果、乳量が数%(例えば5%)から十数%(例えば20%)の低下、及び体重、体力の低下を招くともいわれている。
また、飛翔性の害虫が飛び回ることで、伝染病の原因となるおそれもある。なお、害虫を駆除するために殺虫剤を用いることも考えられるが、家畜や人体に悪影響が出るので好ましくない。
このような飛翔性の害虫を捕獲するために、下記特許文献1には、飛翔性害虫を誘引するような形状、模様又はこれらの結合或いはこれらと色彩との結合が施されている飛翔性害虫捕獲用粘着シートの発明が開示されている。
また、下記特許文献2には、基板に容器の底部を画成するよう折線を形成し、該折線を介して前面部、後面部を設け、該折線を折曲げた際上記底部の上方に上記前面部と後面部が間隔をあけて対向すると共に上方に開口する開口部が形成されるよう上記前面部と後面部を折畳み可能に連結し、上記前面部の内側及び又は後面部の内側に捕虫用粘着剤層が形成され、内部に害虫誘引物体を収納し、また近傍に害虫を誘引する発光ダイオ−ド等の発光源を設けて害虫を捕獲するようにした害虫捕獲容器及びそれを用いた害虫捕獲装置の発明が開示されている。
上記特許文献1に開示されている発明では、飛翔性害虫を誘引するような模様等を施すことで、上記特許文献2に開示されている発明では、内部に害虫誘引物体を収納し、また近傍に害虫を誘引する発光ダイオ−ド等の発光源を設けたりすることで、効率的に害虫を誘引して捕獲することができる。
しかし、上記特許文献1に開示されている発明では、誘引する模様等が施されているのはシート状のものであり、飛翔性害虫、特に吸血性の飛翔性害虫が好む家畜の形状とは大きく異なるので、多くの飛翔性害虫を誘引することは困難である。また、上記特許文献2に開示されている発明では、飛翔性害虫を誘引する誘引剤や発光源を用いているが、やはり、多くの飛翔性害虫を誘引することは困難である。
一方、下記特許文献3には、昆虫を捕獲するための立体形状で構成されたトラップの発明が開示されている。このトラップの立体形状は、単に捕獲する面積を増やしただけのものであるので、飛翔性害虫、特に吸血性の飛翔性害虫が好む家畜の形状とは異なるため、多くの飛翔性害虫を誘引することは困難である。
さらに、下記特許文献4には、害虫を外筒体の開口から内部に進入させ、捕獲筒体の粘着面に粘着・捕獲し駆除する害虫捕獲具の発明が開示されている。しかし、この害虫捕獲具は、構造上、外筒体が害虫の旋回の障害となり、捕獲効率が悪く、捕獲筒体を有効に利用できないなどの課題が潜在している。
これらの従来技術の問題点を解決するものとして、下記特許文献5には、立体形状を有する駆除装置本体と、駆除装置本体を覆う外表面に粘着性材料が設けられた被覆シートと、を有する飛翔性害虫駆除装置の発明が開示されている。この飛翔性害虫駆除装置では、被覆シートは光吸収性の高い色とされ、駆除装置本体は曲面、又は、曲面と平面の組み合わせ、又は、隣接する面同士が平行でない少なくとも2面以上の平面のいずれかの形状で構成されている。
特開2002−084958号公報 特開2003−180221号公報 米国デザイン特許第498812号公報 特開2000―83553号公報 特開2013−153669号公報
上記特許文献5に開示されている飛翔性害虫駆除装置の発明によれば、駆除装置本体の形状を家畜の形状に似させることができるとともに、被覆シートの色が特に吸血性の飛翔性害虫が好む黒色に近い色となっているので、多くの飛翔性害虫を誘引することができる。しかしながら、この飛翔性害虫駆除装置の発明では、長方状の被覆シートを立体形状とされている駆除装置本体の外周に巻いた後、被覆シートの一端に設けた差込部を他端に設けた差込穴に差し込み、そして、被覆シートの被膜シートを取り外して粘着部を露出させ、差込部を粘着部に貼ることによって被覆シートで駆除装置本体を覆うように取り付けるようにしている。このために、このような取り付け方法では、手間がかかるとともに、被覆シートの交換を容易に行うことができないという課題が存在している。また、被覆シートの交換の際、差込部を剥がさなければならないが、上記方法では粘着部に手が触れてしまい非常に作業効率が悪いと共に捕獲した飛翔性害虫を触る可能性も高く、作業者には険悪感を与えてしまうという課題もあった。
また、この飛翔性害虫駆除装置の発明は、被覆シートに飛翔性害虫が全体に万遍なく付着・捕獲されず、その捕獲量が被覆シートの粘着エリアによって違うことが分かった。例えば、サシバエは、特に牛を好んで吸血する飛翔性害虫であるが、通常は、牛舎周辺の草むらや木陰で休息しており、吸血のために牛に近づく際にこの休息場所から飛び出して、地上の比較的低い空間を飛翔して、牛の尻、股及び乳の部分を旋回して、これらの部分を刺す習性をもっている。このサシバエを捕獲するために、地上に飛翔性害虫駆除装置を仕掛けると、被覆シートの粘着エリアによって捕獲量が多い粘着エリア、少ない粘着エリアに分かれて被覆シートの全体に万遍なく付着・捕獲されないことが判明した。
この飛翔性害虫駆除装置では、被覆シートは粘着エリアによって捕獲量が多い、少なくなることは止むを得ないこととして、使用後は、そのまま廃棄されてしまうが、この状態で廃棄されてしまうことは被覆シートの有効利用とならず、資源の無駄になってしまう課題が存在する。
本発明は、上記従来技術が抱えている課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、飛翔性害虫を効率よく誘引することができ、且つ粘着トラップの有効利用ができて、資源の無駄を無くした飛翔性害虫捕獲装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、装着及び脱着が容易な粘着トラップ及び低コストで軽量な筒状支持体を備えた飛翔性害虫捕獲装置を提供することある。
本発明の第1の態様の飛翔性害虫捕獲装置は、筒状の粘着トラップと、前記粘着トラップを外周囲で支持する筒状支持体と、を有する飛翔性害虫捕獲装置であって、
前記粘着トラップは、外表面に粘着性材料が塗布され光吸収性の高い色とされた粘着シ
ートの両側端縁が結合されて筒状に形成されたものからなり、
前記筒状支持体は、所定高さに直立される筒状部を有し、前記筒状部は下部に外周から
外方へ突出する鍔部及び前記鍔部を有し、
前記筒状支持体に、前記粘着トラップが上方から被せられて、前記鍔部に位置決め固定されることを特徴とする
本発明の第2の態様の飛翔性害虫捕獲装置は、第1の飛翔性害虫捕獲装置において、前記粘着シートは、黒色、濃紺色、紺色、深緑色、濃茶色、茶色、暗灰色又は灰色のいずれか又はこれらの組み合わせであることを特徴とする。
本発明の第3の態様の飛翔性害虫捕獲装置は、第1又は2の飛翔性害虫捕獲装置において、
前記粘着トラップは、前記粘着シートの両側端縁が引裂き又は引き剥し可能は結合手
段により連結されていることを特徴とする。
本発明の第4の態様の飛翔性害虫捕獲装置は、第1〜3のいずれかの飛翔性害虫捕獲装置において、
前記粘着トラップは、前記粘着シートの粘着性材料が塗布された面に剥離シートが貼付
されていることを特徴とする。
本発明の第5の態様の飛翔性害虫捕獲装置は、第1の飛翔性害虫捕獲装置において、
前記筒状支持体は、その体積をXとしたときに、前記Xは、1.000m≧X≧0.
007mであることを特徴とする。
本発明の第6の態様の飛翔性害虫捕獲装置は、第1又は5の飛翔性害虫捕獲装置において、
前記筒状部は前記鍔部の上方にストッパー部を有していることを特徴とする。
本発明の第7の態様の飛翔性害虫捕獲装置は、第1、5又は6の飛翔性害虫捕獲装置において、
前記筒状支持体は、一枚のシート材を折り曲げて組み立てることにより形成されていることを特徴とする。
本発明の第1の形態に飛翔性害虫捕獲装置によれば、粘着シートの外面は光吸収性の高い色とされているとともに筒状支持体の形状に対応した立体形状をしているため、特にサシバエ等の吸血性の飛翔性害虫を誘引する効果が高く、効果的に飛翔性害虫を捕獲することができるようになる。
本発明の第2の形態に飛翔性害虫捕獲装置によれば、見た目がより家畜に似させることができるので、より多くの害虫を捕獲することができるようになる。特に害虫が飛翔しながら、視覚により獲物を見極めるときに誘引し捕獲することを容易にする。このとき、被覆部材の最適色は光吸収性が可視光中最大である黒色であり、適色としては光吸収性の高い黒色に近い色、たとえば、濃紺色、紺色、深緑色、濃茶色、暗灰色等であることが好ましく、また、これらの色を組み合わせてもよい。
本発明の第3の形態の飛翔性害虫捕獲装置によれば、使用済みになった粘着トラップを
筒状支持体から簡単に取外すことができる。
本発明の第4の形態の飛翔性害虫捕獲装置によれば、被覆シートを筒状支持体に被せる
際には、剥離シートの両面の粘着性材料の表面は剥離シートで覆われているので、粘着性材料が周囲に付着することがなくなり、使用前の取り扱い、搬送及び設置も容易になる。また、設置後に外面側に設けられた剥離シートを取り外すことで、はじめて粘着性材料が外表面に現れるので、容易に飛翔性害虫を捕獲できる状態とすることができる。
本発明の第5の形態の飛翔性害虫捕獲装置によれば、家畜の大きさにより近づけることができるので、より多くの害虫を捕獲することができるようになる。また、大きすぎると運搬が困難となり、小さすぎると配置する個数が多くなるので好ましくない。
本発明の第6の形態の飛翔性害虫捕獲装置によれば、粘着トラップを筒状支持体の鍔部又はストッパー部のいずれかで位置決め固定できるので、使用中に粘着トラップへの飛翔性害虫の捕獲状況を監視し、その状況に応じて粘着トラップを筒状支持体で上下動させて鍔部又はストッパー部のいずれかの位置決め固定することにより、粘着トラップに万遍なく飛翔性害虫を捕獲できるようになり、粘着トラップの有効利用が図られて無駄を無くすることができる。
本発明の第7の形態の飛翔性害虫捕獲装置によれば、筒状支持体の組み立てが容易となり、運搬時には、シート材の状態で運搬することができるために嵩張らず、複数個まとめて容易に運搬することができるようになる。
本発明の実施形態に係る飛翔性害虫捕獲装置の斜視図である。 図1の飛翔性害虫捕獲装置の使用状態の斜視図である。 図1の飛翔性害虫捕獲装置を構成する筒状支持体の斜視図である。 図3の筒状支持体の分解展開図である。 図5は飛翔性害虫捕獲装置を構成する粘着トラップを示し、図5は粘着トッラプの斜視図、図5Bは図5Aの変形例の粘着トラップの斜視図である。 図6Aは第1変形例の筒状支持体の斜視図であり、図6Bは第2変形例の筒状支持体の斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。ただし、以下に示す実施形態は、本発明の技術思想を具体化するための飛翔性害虫捕獲装置を例示するものであって、本発明をこれに特定することを意図するものではない。本発明は特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態のものにも等しく適用し得るものである。
[実施形態]
図1、図2を参照して、本発明の実施形態に係る飛翔性害虫捕獲装置の概要を説明する。なお、図1は本発明の実施形態に係る飛翔性害虫捕獲装置の斜視図、図2は本発明の実施形態に係る飛翔性害虫捕獲装置の使用状態の斜視図である。
本発明の実施形態に係る飛翔性害虫捕獲装置10は、筒状の粘着トラップ17と、この粘着トラップが被せられて外周囲で支持する筒状支持体11と、を有し、粘着トラップ17は、粘着シート18が光吸収性の高い色とされ、筒状支持体11は、所定の高さに直立される筒状部12を有し、この筒状部12は下部に外周から外方へ突出する鍔部14a及びこの鍔部の上方に設けたストッパー部12f、12g(図4参照)を有し、筒状支持体11に、粘着トラップ17が上方から被せられて、鍔部14a又はストッパー部12f、12gのいずれかの位置で固定される構成となっている。この筒状支持体11は害虫が家畜と誤認する大きさ、すなわち家畜に疑似した形状に形成される。なお、この飛翔性害虫捕獲装置10は、使用前、粘着シート18は剥離シート21で覆われ、使用時に剥離されるようになっている(図2参照)
この飛翔性害虫捕獲装置10は、家畜に擬似した大きさの筒状支持体と家畜が好む色の粘着トッラプとで、牛や豚等の家畜に群がる飛翔性の害虫を誘引し、粘着トラップ17によって、捕獲し駆除するためのものである。飛翔性害虫とは主に家畜から血を吸う、例えばサシバエなどをいう。
以下、飛翔性害虫捕獲装置10を構成する筒状支持体及び粘着トッラプを説明する。
まず、図3、図4を参照して筒状支持体を説明する。なお、図3は翔性害虫捕獲装置を構成する筒状支持体の斜視図、図4は図3の筒状支持体の分解展開図である。
筒状支持体11は、図3に示したように、平面視で八角形状の筒状部12と、筒状部12の上端を覆う蓋部13と、筒状部12の下端を覆う底部14とを有している。
筒状部12は、一面の上端側に切り込み付き舌片12aが、下端側に別の切り込み付き舌片12bが形成されている。蓋部13は、平面視した八角形状の筒状部12の外周囲と実質的に同一の形状及び寸法を有しており、八角形状の筒状部12の上端を覆っている。蓋部13の中央部には切り欠き13aが形成されており、この切り欠き13aには一対の取っ手13b,13bが挿通固定されている。蓋部13の一辺には一対の舌片13cが形成されている。底部14は、実質的に方形状であり、八角形状の筒状部12の下端を覆っているが、一部において筒状部12から外方にはみ出ており、このはみ出た部分が鍔部14aとなっている。ここでは鍔部14aは4箇所に形成されている。
また、筒状部12は、底部14より高い位置に、一対のストッパー部12f、12g(図4参照)が形成されている。これらのストッパー部は、筒状部の外周囲を一部切り起した舌片で形成されている。なお、ストッパー部はこの位置からさらに高い位置にも設けてもよい。これにより、粘着トラップは段階的に位置決め固定が可能になる。
筒状支持体11は、その形状が家畜の形状に擬似していることが好ましい。その大きさは、例えば家畜の大きさと誤認される大きさ、筒状支持体11の体積をXとしたとき、この体積が1.000m≧X≧0.007m程度とすると好ましい。なお、筒状支持体11の体積が1.000mより大きいと、運搬や設置、組み立てに多くの労力が必要となる。一方、筒状支持体11の体積が、0.007mより小さいと捕獲する飛翔性害虫の量が少なくなり、多くの翔性害虫捕獲装置を設置する必要があり、上記と同様に運搬や設置、組み立てに多くの労力が必要となり、また、製作費用も高くなるおそれがある。なお、このときの体積Xは、筒状支持体で形成される立体形状の内部空間のことをいう。
また、筒状支持体11は、翔性害虫捕獲装置10が屋外で使用されるものは、天候の変化に対応できる部材で形成されていることが好ましく、雨水に曝されても腐敗や錆が起こらないようなプラスチック材などで形成されるようにする。また、屋内で使用されるものでは、これらの材料のほかダンボール紙、画用紙などで形成することができる。
この筒状支持体11は、図4に示すように、ここでは所定形状に切り抜かれた一枚のシート材11Aを折り曲げて組み立てることにより作製されている。このシート材11Aは、作製工程からして、ある程度の柔軟性が必要であり通常は上記した材料、例えばプラスチック製シート、ダンボール紙ないし画用紙が用いられる。なお、図4においては図3に示した構成と対応する箇所には同一の参照符号を付与してある。
このシート材11Aは、折り曲げることにより平面視で八角形状の筒状部12となる8面分の筒状部形成部12〜12と、この筒状部形成部の一方の側端に設けられた側面タブ12cとを有している。一つの筒状部形成部12には、上端側に蓋部13が、下端側に底部14が設けられている。蓋部13には、中央部に長方形状の切り欠き13aが設けられているとともに、上部に舌片13cが設けられている。底部14には下部に舌片14bが設けられている。
筒状部形成部12、12、12には、それぞれ上端側に上部タブ13d〜13fが、それぞれ下端側に下部タブ14c〜14eが設けられている。上部タブ13d,13fの上端部にはそれぞれ取っ手13b,13bが設けられている。筒状部形成部12と上部タブ13eとの間には切り込むことによって切り込み付き舌片12aが形成されているとともにその両側に差し込み溝12dが設けられている。同じく筒状部形成部12と下部タブ14dとの間にも切り込むことによって切り込み付き舌片12bが形成されているとともにその両側に差し込み溝12eが設けられている。また、舌片13cと蓋部13との境界部には差し込み溝13gが形成されており、底部14と舌片14bとの間にも差し込み溝14fが形成されている。
ストッパー部12f、12gは、筒状部12の外周囲の一部切り起した舌片で形成されて、これらの切り起し舌片は切り起す際にできた切欠き穴に嵌り或いはこの穴から外方へ突出自在になっている。
このような構成のシート材11Aの組み立ては、次のようにして行うことができる。まず、筒状部形成部12〜12間を折り曲げて環状に成型し、側面タブ12cの表面と筒状部形成部12の裏面とを接着剤により固定することにより、平面視で八角形状の筒状部12を形成する。
その後、下部タブ14c及び14eを筒状部12の内側となるように折り曲げ、下部タブ14dを筒状部12の内側となるように折り曲げる。その後に底部14を下部タブ14c〜14eを覆うように折り曲げ、底部14の舌片14bを筒状部形成部12と下部タブ14dとの間に形成されている差し込み溝12eに差し込み、さらに切り込み付き舌片12bを底部14と舌片14bとの間に形成されている差し込み溝14fに差し込む。これにより、筒状部12と底部14とが強固に固定される。なお、底部14の一部は筒状部12の外周側より突出した状態となるが、この部分が鍔部14a(図1〜図3参照)となる。
その後、上部タブ13eを筒状部12の内側となるように折り曲げ、上部タブ13d及び13fを折り曲げるとともに、2つの取っ手13b,13bを重ねて上に突出するように折り曲げる。2つの取っ手13b,13bは、一体となって筒状支持体11自体ないしは筒状支持体11に被覆シート13が取り付けられた飛翔性害虫捕獲装置10(図1参照)を把持する部分として、或いは吊り下げ用のフックを掛ける部分として用いることができる。
次いで、蓋部13を上部タブ13d〜13fを覆うように折り曲げ、2つの取っ手13b,13bを蓋部13に形成されている切り欠き13a内に挿通し、蓋部13の舌片13cを筒状部形成部12と上部タブ13eとの間に形成されている差し込み溝12dに差し込み、さらに切り込み付き舌片12aを蓋部13と舌片13cとの間に形成されている差し込み溝13gに差し込む。これにより、内部が中空でありながら、筒状部12と蓋部13とが強固に固定された、実施形態の飛翔性害虫捕獲装置10で用いる筒状支持体11が完成される。なお、筒状支持体11の組み立てるためのシート材11aは、全てが一枚のシートから構成されている必要はなく、筒状支持体11自体の構成に応じて一部を貼り合わせて一枚のシートとなるようにしてもよい。
上記実施形態の飛翔性害虫捕獲装置10では、筒状支持体11を一枚のシート材11Aを折り畳んで組み立てることにより作製した例を示したが、筒状部と蓋部及び底部は別体のものであってもよい。ただし、底部は、筒状部の下端を覆うとともに、少なくとも一部が筒状部の外周よりも外方へ突出して鍔部を形成しているようにすることは必須である。なお、筒状支持体11を一枚のシート材11aを折り畳んで組み立てることに作製できるようにするためには、底部の一部分が筒状部の形成部分と一体化されていることが必要である。
また、上記実施形態の飛翔性害虫捕獲装置10で使用する筒状支持体11では、筒状部14として筒状部形成部14と側面タブ14cとを接着することにより形成した例を示したが、両者を両面テープや粘着テープで固定し、また一方に差し込み部を形成するとともに他方に差し込み穴を形成し、両者を嵌合することによって形成するものとしてもよい。
次に、図5を参照して、粘着トラップを説明する。なお、図5は粘着トラップを示し、図5Aは粘着トラップの斜視図、図5Bは図5Aの粘着トラップの変形例の斜視図である。
粘着トラップ17は、図5Aに示したように、外表面に粘着性材料19が塗布され光吸収性の高い色の粘着シート18の両側端縁が連結片20で結合されて筒状に形成されている。この粘着トッラプ17は、使用前は粘着シート18の粘着性材料19が塗布された面に剥離シート21が貼られている。粘着シート18は、光吸収性の高い色とするが、この色は、粘着性材料19自体を光吸収性の高い色、例えば黒色、或いは粘着性材料19を透明に近くて下地の色がそのまま視認される場合には、下地を光吸収性の高い色で形成されている。
このように、粘着シート18を光吸収性の高い色とすることの理由は、上記特許文献5にも示唆されているように、飛翔性害虫の補角効率が向上するためである。なお、光吸収性の高い色としては、黒色だけでなく、濃紺色、紺色、深緑色、濃茶色、茶色、暗灰色などを採用することができ、またこれらの色を適宜に組み合わせたものとすることも可能である。特に、飛翔性害虫は家畜に多く誘引されるので、家畜に擬態するような模様としてもよい。また、粘着性材料19中に飛翔性害虫を誘引する臭いやフェロモン等を混入してもよい。
粘着トラップ17は、上下端が開放されて筒状となっており、その全長は、筒状支持体11の筒状部12の高さと同じ長さか、それより短長になっている。この長さによって、粘着トラップ17を筒状支持体11の筒状部12に被せた際に、短長の場合は、粘着トラップ17の下端が筒状支持体11の鍔部14a上に載っているときに筒状部12の上端がこれで被われずに露出され、粘着トラップ17を引き上げ、ストッパー部12f、12gに留めたとき、この露出部分が無くなり、また、同じ長さの場合は、露出部分が無いことになる。粘着トラップ17を筒状支持体11の筒状部12で上下動させることによって、
粘着トラップに万遍なく飛翔性害虫を捕獲できるようになり、粘着トラップの有効利用が図られて無駄を無くすることができる。
また、粘着シート18の連結片20にはミシン目20aが設けられている。このミシン目により、ミシン目の間のタブ20bを摘まんで下方へ引き下げることによって、連結片20が引裂かれて筒状本体11から取り外すことができる。連結片20に設けたミシン目20aは引き裂き手段となっているが、この手段はミシン目に限定されるものでなく、他の手段例えばスリットなどでもよい。図5Bの粘着トラップ17Aは連結片20を省いて、粘着シート18の両側端縁を粘着性材料の粘着力を利用して貼り合せたものである。この構成により、連結片20が不要になり、粘着トラップ17Aの作製が簡単且つ安価になる.
この粘着トッラプ17は、使用前は粘着シート18の粘着性材料19が塗布された面に剥離シート21が貼られている。これにより、使用前は、粘着性材料に他の物体に接触することがない。なお、図5Aには剥離シート20の一部を剥離した状態が示されている。
これらの粘着トラップ17、17Aは、通常、嵩張らないようにするために折り畳まれた状態で運搬され、販売される。図5に示した状態は、折り畳まれた状態から矢印に示す方向に開いた状態を示す斜視図である。
このような構成の筒状の粘着トラップ17を、中心部で開いて図3に示した筒状支持体11の筒状部12に被せると、図1に示した飛翔性害虫捕獲装置10が完成される。
粘着トラップ17の連結片20は、数mmの厚さの厚紙を用いている。これは、室外での使用でも耐え得る耐久性と、連結片の切り離し易さのバランスを考慮している。また、粘着シート18の粘着性材料19が塗布された部位からミシン目20aまでの所定長さを確保している。これは、連結片のタブ20bを引っ張る際、その長さの部位を持って作業ができるようにするためである。これにより、粘着性材料19に手が触れることなく、連結片20の切り離し作業を容易に行うことができる。
図1、2を参照して、飛翔性害虫捕獲装置10の使用方法を説明する。
まず、飛翔性害虫捕獲装置10を牛舎などへ持ち運び、筒状支持体11を組立てる。組立てた筒状支持体11は、その直立した筒状部12に粘着トラップ171を上方から被せて、この筒状部に沿って引き下げて、粘着トラップ17の下端を鍔部14aに当接させて、位置決め固定して、地面に設置する。なお、図1の飛翔性害虫捕獲装置10は粘着トラップ17をストッパー部で位置決め固定した状態を示している。
次いで、剥離シート21を剥離して、使用を開始する。この開始に伴い、飛翔性害虫は粘着トラップ17の粘着シート18に誘引されて捕獲される。しかし、この捕獲量は、粘着トラップの粘着シート18に均一に付着・捕獲されずに、粘着シート18のエリア(領域)によって、違った量となる。例えば、サシバエの場合、概ね、直立した筒状部12の上方部分の粘着シート18に多く、筒状部12の根元部分の少なく、上方部に比べて極めて疎らになる。このまま使用を継続しても傾向は変わらない。
そこで、この使用中に、この捕獲量を監視して、根元部分の捕獲量が上方部に比べて少ない場合は、粘着トラップ17を直立した筒状部12に沿って上方へ引き上げて、粘着トッラプ17の下端をストッパー部12f、12gで位置決め固定して、使用を継続する(図2参照)。
この継続使用により、粘着トッラプ17の粘着シート18には害虫が万遍なく付着・捕獲される。使用後の粘着トラップ17は、連結片20のタブ20bを下方に引っ張ることにより、粘着シート18が連結片20の中央部から開かれて、筒状支持体11の筒状部12から取り外し、廃棄する。その後、新たな粘着トッラプ17を筒状支持体11の筒状部12に被せることにより、再度飛翔性害虫捕獲装置10を組み立てることができる。このとき、筒状支持体11は再利用ができるので、飛翔性害虫捕獲装置10の作製費用を減らすことができる。なお、新たな粘着トッラプ17は、筒状部12内に保管しておくことができ、交換の際は、蓋部13を開いて取り出し使用すればよい。
また、粘着トラップ17は筒状支持体11の鍔部14a又はストッパー部12f、12gのいずれかで位置決め固定できるので、使用中に粘着トラップへの飛翔性害虫の捕獲状況を監視し、その状況に応じて粘着トラップを筒状支持体で下動させて鍔部又はストッパー部のいずれかの位置決め固定することにより、粘着トラップに万遍なく飛翔性害虫を捕獲できるようになり、粘着トラップの有効利用が図られて無駄を無くすることができる。
[変形例]
上記実施形態の飛翔性害虫捕獲装置10では、筒状支持体11の筒状部12の形状を平面視で八角形状とした例を示したが、これに限らず、角筒状のものであっても、円筒状のものであってもよい。このような第1変形例及び第2変形例の筒状支持体の概略構成を図6A及び図6Bを用いて説明する。なお、図6A及び図6Bにおいては、実施形態の筒状支持体11に設けられている取っ手13b、13bに対応する構成や組み立てに必要な細部の構成については図示省略してある。
第1変形例の筒状支持体21は、図6Aに示したように、平面視で四角形状の筒状部24、筒状部24の上端を覆う四角形状の蓋部25と、筒状部24の下端を覆う四角形状の底部26とを有している。そして、底部26の一部は筒状部24の外周よりも外方へ延在されており、鍔部26aとされている。また、筒状部24の外周囲にはストッパー部24aが形成されている。
このような構成の筒状支持体21であっても、図5に示した構成の筒状の粘着トッラプ17を中心部で開いて筒状部24に被せると、粘着トッラプの下部が鍔部26a上に載置されるので、図1に示した飛翔性害虫捕獲装置10と同様の作用効果を奏する変形例1の飛翔性害虫捕獲装置が得られる。
第2変形例の筒状支持体31は、図6Bに示したように、平面視で円形状の筒状部34、筒状部34の上端を覆う円形の蓋部35と、筒状部34の下端を覆う楕円形状の底部36とを有している。そして、楕円形状の底部36の一部は筒状部34の外周よりも外方へ延在されており、鍔部36aとされている。また、筒状部34の外周囲にはストッパー部34aが形成されている。このような構成の筒状支持体31であっても、図5に示した構成の筒状の粘着トッラプ17を中心部で開いて筒状部34に被せると、被覆シートの下部が鍔部36a上に載置されるので、図1に示した飛翔性害虫捕獲装置10と同様の作用効果を奏する変形例2の飛翔性害虫捕獲装置が得られる。
10 飛翔性害虫捕獲装置
11,21,31 筒状支持体
11A シート材
12、24,34 筒状部
12f、12g、24a、34a ストッパー部
14a、16a,26a,36a 鍔部
17、17A 粘着トラップ
18 粘着シート
19 粘着性材料
20 連結片
20a ミシン目
21 剥離シート

Claims (7)

  1. 筒状の粘着トラップと、前記粘着トラップを外周囲で支持する筒状支持体と、を有する飛翔性害虫捕獲装置であって、
    前記粘着トラップは、外表面に粘着性材料が塗布され光吸収性の高い色とされた粘着シートの両側端縁が結合されて筒状に形成されたものからなり、
    前記筒状支持体は、所定高さに直立される筒状部を有し、前記筒状部は下部に外周から外方へ突出する鍔部を有し、
    前記筒状支持体に、前記粘着トラップが上方から被せられて、前記鍔部に位置決め固定されることを特徴とする飛翔性害虫捕獲装置。
  2. 前記粘着シートは、黒色、濃紺色、紺色、深緑色、濃茶色、茶色、暗灰色又は灰色のいずれか又はこれらの組み合わせであることを特徴とする請求項1に記載の翔性虫捕獲装置。
  3. 前記粘着トラップは、前記粘着シートの両側端縁が引裂き又は引き剥し可能は結合手段により連結されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の飛翔性害虫捕獲装置。
  4. 前記粘着トラップは、前記粘着シートの粘着性材料が塗布された面に剥離シートが貼付されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の粘着トラップ。
  5. 前記筒状支持体は、その体積をXとしたときに、前記Xは、1.000m≧X≧0.007mであることを特徴とする請求項1に記載の翔性虫捕獲装置。
  6. 前記筒状支持体は、前記鍔部の上方にストッパー部が設けられていることを特徴とする請求項1又は5に記載の飛翔性害虫捕獲装置。
  7. 前記筒状支持体は、一枚のシート材を折り曲げて組み立てることにより形成されていることを特徴とする請求項1、5又は6に記載の飛翔性虫捕獲装置。
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