JP2016025777A - 電源装置 - Google Patents

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達章 正木
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Abstract

【課題】外部振動により発電を行う振動発電素子を利用した電源装置において、外部振動による振動発電の効率を向上させるとともに、電力供給対象への電力量を可及的に増やす。【解決手段】制御部を介して、発電部からの発電電力を電力供給対象へ出力する電源装置であって、発電部は、少なくとも、電源装置の外部からの外部振動によって振動発電を行う振動発電素子と、該振動発電素子の出力を整流する整流回路との組合せからなる直流発電ユニットを複数組含み、複数の直流発電ユニットは制御部に対して並列に接続され、各直流発電ユニットにおいて整流回路を経たユニット出力電力が該制御部に並列に入力される。【選択図】図4

Description

本発明は、外部振動により発電を行う振動発電素子を利用した電源装置に関する。
昨今の省エネルギーの流れから、化石燃料等に依存しない日常的に存在する環境エネルギーが注目されている。環境エネルギーとして太陽光や風力等による発電エネルギーは広く知られているが、これらに劣らないエネルギー密度を有する環境エネルギーとして、日常周囲に存在する振動エネルギーを挙げることができる。そして、この振動エネルギーを利用して発電を行う振動発電素子が開発されており、その一例として、発電装置には電荷を半永久的に保持できるエレクトレットが広く利用されている。
また、振動発電素子を用いて得られる監視対象機器の振動状態に基づいて、その異常状態を判断する技術も開示されている(例えば、特許文献1を参照)。当該技術では、振動発電素子で発電された電力を利用して情報処理装置側へ所定の無線送信を行い、そして該情報処理装置によるその受信間隔に基づいて監視対象機器の異常状態の判断が行われる。
特開2014−62775号公報
振動エネルギーを電力に変換する振動発電素子は、工場等で多く使用されているモーター等の振動に基づいて発電を行うことが可能であるため、そのような振動が多く存在する場所では、実質的に外部からの電力供給を行うことなく、所定のセンシングを行うセンサ等の負荷を長期にわたって駆動することが可能となる。一方で、このような振動発電素子による発電量は、外部振動の振幅や周波数に依存するのが一般であり、負荷での消費電力と比較して必ずしも十分な量を常に発電できるとは限らない。
上記の従来技術のように、無線を利用して監視対象機器の異常判断を行うことは、その異常判定のためのシステム構築において配線を省略することができ、メンテナンス面やコスト面で極めて有用である。しかし、一方で、振動発電素子の発電電力を利用して異常判断のための無線送信を、振動発電素子を有する監視対象装置側で行う場合、監視対象機器の異常に起因するのではなく、そもそも外部振動による十分な振動発電が行えなくなると本来行うべき異常監視や無線送信が行われなくなり、監視対象装置に関し誤った異常判断を下してしまう恐れもある。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、外部振動により発電を行う振動発電素子を利用した電源装置において、外部振動による振動発電の効率を向上させるとともに、電力供給対象への電力量を可及的に増やすことを目的とする。
本発明においては、上記課題を解決するために、電源装置からの電力出力を制御する制御部に対して、振動発電素子とそれに対応する整流回路を複数組接続する構成を採用した。これにより、可及的に多くの発電電力が制御部にまとめられることになり、電源装置における振動発電効率を高めることが可能となる。
そこで、詳細には、本発明は、制御部を介して、発電部からの発電電力を電力供給対象へ出力する電源装置であって、前記発電部は、少なくとも、前記電源装置の外部からの外部振動によって振動発電を行う振動発電素子と、該振動発電素子の出力を整流する整流回路との組合せからなる直流発電ユニットを複数組含み、そして、前記複数の直流発電ユニットは前記制御部に対して並列に接続され、各直流発電ユニットにおいて前記整流回路を経たユニット出力電力が該制御部に並列に入力される。
上記に示す本発明に係る電源装置は、外部振動によって振動発電を行う振動発電素子とその出力を整流する整流回路との組合せからなる直流発電ユニットを複数組含む。当該複数組の直流発電ユニットにおける各振動発電素子の発電能力、例えば、付与される外部振動の振動エネルギーに対する発電電力の比率等は全て同一であってもよく、別法として、一部の振動発電素子の発電能力は他の振動発電素子の発電能力と異なっていてもよい。本発明において注目すべきは、振動発電素子を含む直流発電ユニットの直流出力であるユニット出力電力が、それぞれ、電源装置による発電電力の電力供給対象への供給を制御する制御部に対して並列に入力される構成が採用されていることである。
このような構成を採用することで、制御部は、各直流発電ユニットからのユニット出力電力を重ねて発電電力とすることになり、電源装置としての発電能力を増大させることができる。また、重ねられる複数のユニット出力電力は直流電力であるため、交流電力のように波形を打ち消しあうことなく発電電力の増大を図ることができる。また、電源装置としては、各直流発電ユニットが共通する制御部によって制御されることになる。すなわち、発電電力の出力のために制御部が消費する電力を各直流発電ユニットで分担する形になるため、一つの直流発電ユニットにおける制御部の消費電力による電力ロスの比率を低減させ、結果として、電源装置としては発電効率の高い電力供給を実現することが可能となる。なお、本発明に係る電源装置において含まれる直流発電ユニットの数は、特に限定されない。好ましくは、電力供給対象において必要とされる電力が賄える程度に、直流発電ユニットの数が決定される。また、振動発電素子の構成は、特定の構成に限定されない。
また、上記の電源装置において、前記複数の直流発電ユニットに含まれる前記振動発電素子のそれぞれは、前記外部振動の周波数が所定周波数であるときに、該振動発電素子の発電電力がピーク値を迎えるように形成されてもよい。換言すれば、各振動発電素子においては、外部振動に対して共振周波数を有するように構成されるものであり、以て、外部振動が共振周波数成分を多く有する振動である場合には、当該共振周波数に対応する振動発電素子は、より効率的な振動発電を実現することが可能となる。
そして、このように振動発電素子が構成される場合において、前記複数の直流発電ユニットには、前記所定周波数が異なる少なくとも2種類の前記振動発電素子が含まれてもよい。この結果、外部振動の振動周波数が変化した場合や、外部振動に複数の振動周波数成分が含まれる場合等に、効率的な振動発電を実現することが可能となる。なお、本発明に係る電源装置においては、所定周波数が異なる少なくとも2種類の振動発電素子が含まれることから、複数の直流発電ユニットにおいて含まれる振動発電素子の所定周波数が、必ずしも全て互いに異なる必要はなく、例えば、一又は複数の振動発電素子を含む第1の振動発電素子群の所定周波数と、その他の振動発電素子を含む第2振動発電素子群の所定周波数が異なっていてもよく、別法として、更に異なる所定周波数に対応する別の振動発電素子群が形成されてもよい。
また、上記の電源装置において、前記異なる所定周波数に、第1周波数と第2周波数が含まれる場合、前記第1周波数は、前記第2周波数に対して、該第2周波数に対応する前記振動発電素子である第2発電素子による、振動周波数に対する発電量の推移の半値幅以上ずれ、且つ、該第1周波数に対応する前記振動発電素子である第1発電素子による、振
動周波数に対する発電量の推移と、該第2発電素子に関する該推移とは互いに重なるように、該第1周波数と該第2周波数は設定されてもよい。このように第1発電素子の第1周波数と第2発電素子の第2周波数の相対関係が設定されると、電源装置における外部振動の振動周波数に対する発電量の推移において、外部振動の振動周波数が変化しても発電量が安定する領域を広く確保することができる。これは、第1周波数と第2周波数とが上記半値幅以上のずれをもって設定された上で、第1発電素子による発電電力が対応する整流回路によって整流された出力と、第2発電素子による発電電力が対応する整流回路によって整流された出力とが重ねられて、電源装置の当該推移が形成されるからである。特に好ましくは、前記第1周波数は、前記第2周波数に対して、前記第2発電素子に関する前記推移の半値幅ずれるように、該第1周波数と該第2周波数は設定される。
ここで、上記の電源装置において、前記異なる所定周波数に第1周波数と第2周波数が含まれる場合の、第1周波数と第2周波数の設定手法の別法として、前記第1周波数及び前記第2周波数のそれぞれは、50Hz及び60Hzの倍数とされてもよい。このように構成されることで、本発明に係る電源装置は、商用電源の周波数である50Hz及び60Hzの何れかに起因した外部振動を利用して、電力供給対象への電力供給を実現することができる。
ここで、上述までの電源装置において、前記複数の直流発電ユニットのそれぞれは、前記整流回路と前記制御部との間に、電流が該整流回路側に流れ込む逆流を禁止する逆流禁止回路を有してもよい。上記の通り、本発明に係る電源装置においては、制御部に対して複数の直流発電ユニットが並列に接続される。そして、各直流発電ユニットに含まれる振動発電素子は、外部振動による振動発電を行っている場合でも、必ずしもすべての振動発電素子が同じ発電量を出力するとは限らず、その発電量の差によって各直流発電ユニットの出力端子上に電位差が生じる。そのため、その電位差によって整流回路側への逆流が生じてしまうと、結果として電源装置としての発電電力が低下してしまうことになる。そこで、上記のように当該逆流を禁止するための逆流禁止回路を、各直流発電ユニットの整流回路と制御部との間に設けることで、電源装置の発電電力低下を抑制することができる。
ここで、上述までの電源装置において、前記制御部は、前記複数の直流発電ユニットからの発電電力を蓄電する二次電池を有してもよい。これにより制御部は、各直流発電ユニットからの発電電力を二次電池に蓄電することで、電力供給対象への発電電力の供給時期を好適に制御することが可能となる。
また、上述までの電源装置において、前記複数の直流発電ユニットのうち少なくとも一部の直流発電ユニットが、フレキシブル基板上に配置されてもよい。このように直流発電ユニットがフレキシブル基板を介して接続されることで、適切に外部振動が付与され、効率的な振動発電が実現可能となる。また、フレキシブル基板上の配置の一例として、前記複数の直流発電ユニットのうち一部の直流発電ユニットは、一つのフレキシブル基板の一方の面上に配置され、該複数の直流発電ユニットのうち残りの直流発電ユニットは、該フレキシブル基板の他方の面上に配置されてもよい。このようにフレキシブル基板を挟んでそれぞれの面上に直流発電ユニットを配置することで、一部の直流発電ユニットと残りの直流発電ユニットとを、それぞれ異なる位置に配置できる。その結果、一部の直流発電ユニットと残りの直流発電ユニットのそれぞれに対して適切に外部振動が付与される環境を形成でき、以て、より効率的な振動発電を実現することが可能となる。
外部振動により発電を行う振動発電素子を利用した電源装置において、外部振動による振動発電の効率を向上させるとともに、電力供給対象への電力量を可及的に増やす。
本発明の電源装置が有する振動発電素子の概略構成を示す第1の図である。 本発明の電源装置が有する振動発電素子の概略構成を示す第2の図である。 本発明の電源装置が有する振動発電素子の概略構成を示す第3の図である。 本発明の電源装置の概略構成を示す図である。 本発明の電源装置に関する回路図である。 本発明の電源装置における、振動周波数に対する発電量の推移を示す第1の図である。 本発明の電源装置における、振動周波数に対する発電量の推移を示す第2の図である。 本発明の電源装置における、振動周波数に対する発電量の推移を示す第3の図である。 本発明の電源装置における、振動周波数に対する発電量の推移を示す第4の図である。 本発明の電源装置を含むセンサモジュールが電力供給対象物に配置された状態を示す図である。
以下に、図面を参照して、本発明の実施形態に係る振動発電素子について説明する。なお、以下の実施形態の構成は例示であり、本発明はこの実施の形態の構成に限定されるものではない。
先ず、図1、図2、図3に基づいて、本発明に係る電源装置に含まれる振動発電素子10の概略構成について説明する。図1は、外部振動による振動発電を行う振動発電素子10における、可動部材1と固定部材5のそれぞれに設けられたエレクトレット群1aおよび電極群5aの構成を示す。なお、図1においては、エレクトレットおよび電極が並べられる方向であって、固定部材5に対する可動部材1の相対移動方向をX方向、可動部材1と固定部材が対向する方向をZ方向、X方向およびZ方向に直交する方向をY方向とする。そして、図1は振動発電素子10をZX平面で切断したときの断面図である。
振動発電素子10において、可動部材1及び固定部材5は、後述する図2等に示す筐体11の内部に収納される。可動部材1と、固定部材5は、互いに対向した状態を保ったまま、相対的に移動可能に構成されており、当該相対移動を可能とする可動部材1の支持構造については後述する。また、固定部材5は筐体11に固定されている。これに対して、可動部材1は、その両端がそれぞれバネ14によって筺体11につながれているため(図2等を参照)、可動部材1そのものは、外部振動によって筐体11に固定された固定部材5に対して相対的に往復運動(振動)するように構成されている。
なお、可動部材1と固定部材5は、互いに対向した状態で、かつ互いに平行な状態を保ったまま、つまり対向する面の間隔が一定の状態を保ったまま、相対的に移動可能に構成されている。これにより、可動部材1側のエレクトレット2の作用によって固定部材5側の一対の電極6、7に電気信号を生成することが可能となる。この電気信号の生成原理については従来技術であることから、本明細書ではその詳細な説明は割愛する。
ここで、可動部材1側の構造について説明する。可動部材1は、可動基板1b上に、エレクトレット群1aが形成されている。このエレクトレット群1aは、可動部材1における固定部材5との対向面側に設けられ、それぞれ導電体上に形成された複数のエレクトレット2と、いずれも接地されていない複数のガード電極4を含む。そして、固定部材5に対する可動部材1の相対移動方向(X方向)に沿って、エレクトレット2とガード電極4
が交互に並ぶように配置されている。この複数のエレクトレット2と複数のガード電極4はそれぞれ櫛状に形成され、それぞれのエレクトレット2と、それぞれのガード電極4が入れ子状に配置されているが、上記のとおり、図1はZX断面図であるため、エレクトレット2とガード電極4が交互に配置されているように図示される。本実施形態においては、エレクトレット2はマイナスの電荷を半永久的に保持するように構成されている。なお、ガード電極4については、本実施形態では上記の通り接地させない構成を採用しているが、それに代えて接地させる構成を採用してもよい。
次に、固定部材5側の構造について説明する。固定部材5は、固定基板5b上に、電極群5aが形成されている。この電極群5aは、固定部材5おける可動部材1との対向面側に設けられ、一対の電極(第一電極6と第二電極7)を一組とする小電極群を複数組み含む。
このように構成される振動発電素子10では、外部振動によるエレクトレット2を有する可動部材1の固定部材5に対する相対的な位置変動に起因して、電極6、7間に当該相対的位置変動(振動)に応じた起電力が生じ、発電が行われる。そして、発電された電力は整流回路20によって整流される。
次に、図2は、振動発電素子10の上面図(XY平面における上面図)であり、図3は、図2におけるA−A断面図(ZY平面における断面図)である。ただし、図2は、筐体11の上面11cが外され、その内部が上方より可視化された状態を表している。これらの図からも分かるように、電極群5aおよび固定基板5bを含む固定部材5と、エレクトレット群1aおよび可動基板1bを含む可動部材1は、振動発電素子10の筐体11に収容されている。当該筐体11は、略直方体の形状を有し、上面11cと底面11b、可動部材1の相対移動方向であるX方向に延在する一組の側面11aと、当該相対移動方向に直交する側面であってY方向に延在する一組の側面11dを有する。
そして、図3に示すように、固定部材5は、電極群5aが上方(筐体11の内側)を向くようにして、筐体11の底面11bに固定されている。一方で、このように筐体11に固定された固定部材5に対して、可動部材1は複数の支持用鋼球12を介して該固定部材5に対して相対移動が可能となるように支持されている。すなわち、底面11bの内壁面上に配置された複数の支持用鋼球12の上に、更に可動部材1が配置される構成となっている。このように可動部材が支持用鋼球12で支持された状態で、可動部材1側のエレクトレット群1aと、固定部材5の電極群5aとの間の間隔距離が、振動発電に適した所定の距離に規定される。
また、図2に示すように、可動部材1については、可動部材1と側面11aの内壁面との間に更なる支持用鋼球13が配置されている。側面11aの内壁面と対向する、可動基板1bの側面の両端に端部側突起1dと、当該可動基板1bの側面の中央部分に中央突起1cが設置され、端部側突起1dと中央突起1cとの間に、支持用鋼球13が配置可能な支持用溝1eが形成される。したがって、図2に示すように、可動部材1の左右それぞれに2つずつ、支持用溝1eが形成され、それぞれに支持用鋼球13が配置される。このように可動部材1の側方において、筐体11の内壁面との間に支持用鋼球13を配置させることで、固定部材5に対する可動部材1の相対移動方向に沿った移動を円滑に行わせることが可能となる。
更に、可動部材1のXY平面における概ね中央部分に設けられた接続部15を介して、可動部材1と筐体11の2つの側面11dのそれぞれとの間にバネ14が配置されている。図2に示す状態では、バネ14は側面11dの概ね中央部分に接続され、各バネ14による弾性力は、相対移動方向(X方向)に作用するように配置されている。バネ14の弾
性力により、外部振動を受けた可動部材1は筐体11内で往復運動を行い、効率的な振動発電が実現される。
このように、本実施例に係る振動発電素子10では、可動部材1については、支持用鋼球12による底面11bに対する支持と、支持用鋼球13による側面11aに対する支持が独立して行われていることになる。ここで、振動発電素子10に外部振動が付与された場合、その物理的特性から外部振動の周波数が所定周波数のときに固定部材5に対する可動部材1の振幅が最大となる共振現象が発生する。可動部材1の振幅が最大となることによって、単位時間あたりに可動部材1側のエレクトレットが横切る電極数が増えるため、振動発電素子10の発電量が増加することになる。したがって、発電効率の観点に立てば、振動発電素子10における可動部材1の共振周波数(以下、単に「振動発電素子10の共振周波数」という)が、可及的に外部振動の周波数に近づく又は一致するのが好ましい。そして、この振動発電素子10の共振周波数は、可動部材1の重量やバネ14のバネ定数を調整することで所望の周波数に設定可能である。
ここで、図4及び図5に基づいて、本実施例に係る電源装置60を有するセンサモジュール70の概略構成について説明する。図4は、電源装置60及びセンサモジュール70の概略構成を示し、図5は、図4に示す電源装置60に対応する回路構成を示す。センサモジュール70は、電源装置60及び当該電源装置からの電力供給を受けて作動する負荷50を含む。この負荷50は、本発明における電力供給対象に相当する。
ここで、電源装置60には、上記振動発電素子10、整流・平滑回路20、逆流禁止回路21を含んで構成される直流発電ユニット30が、複数組(本実施例においては4組)含まれる。なお、本明細書においては、直流発電ユニットを総じて指す場合にはその参照番号を30とし、各直流発電ユニットを指す場合には、それぞれの直流発電ユニットに対応する添え字(a〜d)を番号30に添付して参照する。また、直流発電ユニット30に含まれる振動発電素子10、整流・平滑回路20、逆流禁止回路21の参照番号についても、同様である。
外部振動による振動発電素子10の発電電力は、図1に示す振動発電素子10の構成から交流電力であることが分かる。そこで、その発電電力を直流電力に変換するために、当該発電電力が、整流・平滑回路20に通される。具体的には、図5に示すように、直流発電ユニット30aの整流・平滑回路20aは、4つのダイオードD1〜D4によるフルブリッジ回路とコンデンサC1によって形成され、直流発電ユニット30bの整流・平滑回路20bは、4つのダイオードD5〜D8によるフルブリッジ回路とコンデンサC2によって形成され、直流発電ユニット30cの整流・平滑回路20cは、4つのダイオードD9〜D12によるフルブリッジ回路とコンデンサC3によって形成され、直流発電ユニット30dの整流・平滑回路20dは、4つのダイオードD13〜D16によるフルブリッジ回路とコンデンサC4によって形成されている。
そして、直流発電ユニット30において、整流・平滑回路20を経た発電電力は、逆流禁止回路21を経て、直流発電ユニット30の出力となる。具体的には、図5に示すように、直流発電ユニット30aの逆流禁止回路21aはダイオードDA1で形成され、直流発電ユニット30bの逆流禁止回路21bはダイオードDA2で形成され、直流発電ユニット30cの逆流禁止回路21cはダイオードDA3で形成され、直流発電ユニット30dの逆流禁止回路21dはダイオードDA4で形成される。これらのダイオードD1〜D4により、直流発電ユニット30a〜30dでは、外部からの電流の流入(逆流)が禁止されることになる。後述するように、振動発電素子10a〜10dの共振周波数等の振動発電条件は必ずしも同じではなく、また仮に振動発電条件が同じであっても製造上の個体差も存在するため、整流・平滑回路20を出た端子での電位は、直流発電ユニット30ご
とにばらつきやすい。その結果、直流発電ユニット30間に電位差が生じ、その電位差に従い特定の直流発電ユニット30に外部から電流が流れ込むと、電源装置60としての発電電力が低下してしまうため、それを回避するために逆流禁止回路21が各直流発電ユニット30に設けられている。そして、逆流禁止回路21の出力が、各直流発電ユニット30の出力となる。
本実施例の電源装置では、図4に示すように、これらの4組の直流発電ユニット30が並列に制御部40に対して接続される。すなわち、電源装置60を含むセンサモジュール70に対して外部振動が付与されると、各直流発電ユニット30内の振動発電素子10による振動発電が行われ、その発電電力が整流・平滑回路20、逆流禁止回路21を経て直流発電ユニット30の出力となる電力(本発明におけるユニット出力電力に相当する)が重ねて制御部40に入力されるように、各直流発電ユニット30と制御部40の電気的な接続関係が設定されている。
また、制御部40は、電源装置60の電力供給、すなわち各振動発電素子10による発電電力の負荷50への供給を制御するための機能部であり、具体的には、所定の電源制御回路41や図示しないマイコンで形成される。また、制御部40は、二次電池42を有しており、各直流発電ユニット30からのユニット出力電力を二次電池42に蓄電し、又は、二次電池42に蓄電された電力を負荷50に対して放電する蓄電・放電に関する制御を行う。
また、負荷50は、上記の通り電源装置60からの供給電力により駆動されるものであり、具体的には、無線通信デバイス51と加速度センサ52を有している。加速度センサ52は、センサモジュール70が配置される測定対象物に生じている加速度を検出するセンサであり、その検出データが、無線通信デバイス51によってセンサモジュール外の受信装置に送信される。このように構成されるセンサモジュール70は、電源装置60が外部振動により振動発電を行うことで、センサモジュール外部から電力の供給を受けることなく、センサモジュール70が配置された測定対象物の加速度の検出、及びその検出データの収集のためのデータ送信を実現する。なお、本実施例ではセンサモジュール70に含まれるセンサとして加速度センサ52を例示したが、本発明としては加速度センサに拘泥されるものではなく、データ収集の目的に応じて、その他のセンサ、例えば、圧力センサや温度センサが、加速度センサ52とともに、又は加速度センサ52に代わって、センサモジュール70に搭載されてもよい。
ここで、図6に、外部振動の振動周波数に対する電源装置60による発電量の推移(以下、「発電量推移」という)を示す。なお、図6に示す発電量推移は、外部振動の加速度が0.15Gの場合のものである。図中、線L1で示されるのが電源装置60の発電量推移であり、線L2で示されるのが、直流発電ユニット30を一組のみ有する電源装置の発電量推移である。なお、本実施例の場合、直流発電ユニット30内の振動発電素子10の共振周波数が全て同じとなるように(例えば、29.5Hz)、振動発電素子10のバネ14のバネ定数が調整されている。また、線L2で示される発電量推移の振動発電素子の共振周波数も同じく29.5Hzとされている。
図6から理解できるように、電源装置60には、制御部40に対して4組の直流発電ユニット30が並列に接続されているため、外部振動の周波数が共振周波数29.5Hzの近傍の領域(例えば、29.5Hz〜30.1Hz)にある場合には、各振動発電素子10の発電電力が重ね合わされ、電源装置60としての発電量が、直流発電ユニットが一組の場合と比べて4倍程度の出力に増大されている。この結果、負荷50での無線通信デバイス51や加速度センサ52による消費電力に対して、十分量の電力を電源装置60が供給することが可能となる。
また、外部振動周波数が共振周波数から若干外れた、上記近傍領域の周囲の領域(例えば、28.6Hz〜29.5Hz、30.1Hz〜31.0Hz)にある場合、やはり、電源装置60の発電量は直流発電ユニットが一組の場合と比べて大きいが、その比率が直流発電ユニットが一組の場合を基準としたときの4倍を超えている。これは、電源装置60では、4組の直流発電ユニット30の制御を1つの制御部40が行う構成となっており、制御部40の負荷が各ユニットで分散されるのに対して、直流発電ユニットが一組の場合は1つの直流発電ユニットの制御を1つの制御部が行う構成となっているため、直流発電ユニットのユニット出力電力のうち、制御部40によって消費される電力の占める比率が大きくなるからである。外部振動周波数が上記の周囲領域にある場合には、振動発電素子10による発電電力が、外部振動周波数の近傍領域にある場合と比べて低くなるため、線L2で示すケースでは制御部40の消費電力が及ぼす影響が大きくなり、図6に示す結果となる。
以上より、電源装置60は、制御部40に対して4組の直流発電ユニット30を並列に接続する構成を採用することで、電源装置60の発電量を増大させているとともに、外部振動周波数が、振動発電素子10の共振周波数を若干外れた場合でも、効率的な直流出力を実現する。これにより、負荷50を駆動する観点に立てば、対応できる外部振動の周波数領域を上記近傍領域から上記周辺領域まで拡大させ、また、発電量そのものも増大させることが可能となる。
<変形例>
上記実施例においては、制御部40に二次電池42が設けられたが、当該二次電池は必ずしも必要ではない。二次電池が設けられない場合には、各直流発電ユニット30のユニット出力電力がそのまま負荷50に対して供給されることになる。また、各直流発電ユニット30に逆流禁止回路21が設けられたが、逆流による発電量低下への影響が無視し得る等の理由により、当該逆流禁止回路21の設置を回避してもよい。
次に、本発明に係る電源装置60の第2の実施例について説明する。本実施例では、4組の直流発電ユニット30に含まれる振動発電素子10a〜10dの共振周波数を、それぞれ27.5Hz、28.5Hz、29.5Hz、30.5Hzとなるように、各振動発電素子10のバネ14のバネ定数が調整されている。そして、この場合の電源装置60の発電量推移が、図7に線L3で示されている。また、図7には、直流発電ユニット30を一組のみ有する電源装置の発電量推移(すなわち、図6で線L2で示された発電量推移)が、参考として線L4で示されている。なお、図7に示す発電量推移は、外部振動の加速度が0.15Gの場合のものである。
なお、振動発電素子10a〜10dの共振周波数は、共振周波数が29.5Hzである振動発電素子10cを基準として設定される。具体的には、共振周波数が29.5Hzである振動発電素子10c単独の発電量推移(すなわち、線L4で示される推移)の半値幅が約1Hzであることを踏まえ、基準の29.5Hzから1Hzずつずらして、上記の通り振動発電素子10a、10b、10dの共振周波数を27.5Hz、28.5Hz、30.5Hzとするものである。このように基準の発電量推移を半値幅ずつずらすことで、4つの直流発電ユニット30のユニット出力電力は周波数領域において好適に重ねられ、以て電源装置60の発電量推移において発電量が比較的大きくなる周波数領域を可及的に広く取得することが可能となる。例えば、図7で線L3で示す発電量推移では、発電量が100μWを超える周波数領域を、概ね27.5Hz〜31.0Hzと見定めることができる。
ここで、図6で線L1で示される発電量推移(すなわち、振動発電素子10a〜10dの共振周波数が全て29.5Hzの場合の推移)と、図7で線L3で示される発電量推移(すなわち、振動発電素子10a〜10dの共振周波数がそれぞれ27.5Hz、28.5Hz、29.5Hz、30.5Hzの場合の推移)とを、図8に、それぞれ線L5、L6で示す。更に、外部振動の加速度が0.03Gのときの、すなわち図8での加速度の1/5のときの、振動発電素子10a〜10dの共振周波数が全て29.5Hzの場合の発電量推移と、振動発電素子10a〜10dの共振周波数がそれぞれ27.5Hz、28.5Hz、29.5Hz、30.5Hzの場合の発電量推移を、図9に、それぞれ線L7、L8で示す。この0.03Gの外部振動の加速度は、電源装置60において振動発電が可能な最小の加速度として設定されるものである。
線L5、L6で示される発電量推移を比較して理解できるように、前者(線L5で示すケース)の場合は、外部振動周波数が設定されている共振周波数に近ければ比較的大きい発電量を得ることができるが、外部振動周波数が当該共振周波数よりも離れると発電量が低下してしまう。一方で、後者(線L6で示すケース)の場合は、上記の通り比較的広い周波数領域で、前者よりも発電量のピーク値は下がるものの、直流発電ユニット1つの場合の発電量よりも大きい発電量を得ることができ、負荷50の駆動を安定的に行うことができる。この傾向は、図9に示すように外部振動の加速度が最小の場合も同じである。
したがって、電源装置60に前者の構成を採用するか後者の構成を採用するかについては、電源装置60に付与される外部振動の周波数の状況に応じて適宜選択すればよい。また、付与される外部振動の周波数の状況において、特定の周波数成分が比較的高いことが分かっている場合には、例えば、4個の振動発電素子のうち、2個の振動発電素子については当該特定の周波数を共振周波数として設定し、他の2個の振動発電素子については、特定の周波数から半値幅分ずらした周波数をそれぞれの共振周波数として設定してもよい。具体的には、特定の周波数が29.5Hzの場合、振動発電素子10a、10bの共振周波数を29.5Hzとし、振動発電素子10c、10dの共振周波数を28.5Hz、30.5Hzとする。このようにすることで、効率的な振動発電を実現できる。
<変形例>
上記の実施例では、振動発電素子が1つの場合の発電量推移の半値幅を考慮して、電源装置60に含まれる各直流発電ユニット30内の振動発電素子10の共振周波数を決定したが、その態様に代えて、振動発電素子10の共振周波数を、商用電源の周波数とされる50Hz、60Hzに基づいて決定してもよい。商用電源からの供給電力により駆動されるモーター等から発生する振動、すなわち電源装置60に付与される外部振動となり得る振動には、その商用電源の周波数の影響を受けたものが含まれる。したがって、振動発電素子10の共振周波数を、商用電源の周波数とされる50Hz、60Hzに基づいて決定することで、何れの周波数の商用電源が使用されても、効率的な振動発電を実現することが可能となる。
例えば、電源装置60に含まれる各直流発電ユニット30内の振動発電素子10a、10bの共振周波数を60Hzに基づいて決定し、振動発電素子10c、10dの共振周波数を50Hzに基づいて決定してもよい。具体的には、前者の共振周波数、後者の共振周波数を、それぞれ60Hz、50Hzの倍数とし、一例として、前者を30Hz、後者を25Hzとしてもよい。その他には、前者、後者の組合せを、それぞれ、15Hz、12.5Hzの組合せ、60Hz、50Hzの組合せ、120Hz、100Hzの組合せとしてもよい。
次に、電源装置60を含むセンサモジュール70の別の実施例について、図10に基づ
いて説明する。図10は、加速度センサ52による加速度検出の対象物100において、センサモジュール70が設置された状態を示している。対象物100においては、図10に示すように段差が形成されている。振動発電素子30は、外部振動が振動発電素子30に適切に付与されなければ効率的な振動発電を行うことが難しい。そこで、このような段差を有する対象物において、センサモジュール70を設置する場合、各振動発電素子30が対象物100に接触し、対象物100から外部振動が適切に伝播してくるようにするために、当該センサモジュール70は形成されている。
具体的には、本実施例のセンサモジュール70は、形状が可変であるいわゆるフレキシブル基板80の上面側と下面側のそれぞれに振動発電伝素子10を含む直流発電ユニット30がそれぞれ配置される。フレキシブル基板80の上面側に、対象物100の段差の上段に対応する直流発電ユニット30a、30bが配置され、フレキシブル基板80の下面側には、対象物100の段差の下段に対応する直流発電ユニット30c、30dが配置されている。そして、各直流発電ユニット30及び制御部40、負荷50とは、図4に示す電気的構成を形成するために、フレキシブル基板80の表面又は内部で配線される。このようにセンサモジュール70を構成し、フレキシブル基板80の変形性も利用することで、各直流電源ユニット30を段差形状を有する対象物100に対して適切に配置することができる。
また、図10に示す場合において、対象物100の段差上段で生じている振動の周波数と、段差下段で生じている振動の周波数が異なっている場合には、それぞれの振動周波数に合わせて、直流発電ユニット30a、30b内の振動発電素子10a、10bの共振周波数、及び直流発電ユニット30c、30d内の振動発電素子10c、10dの共振周波数を設定してもよい。
1・・・・可動部材
1a・・・・エレクトレット群
1b・・・・可動基板
1e・・・・支持用溝
2・・・・エレクトレット
5・・・・固定部材
5a・・・・電極群
5b・・・・固定基板
6、7・・・・電極
10、10a、10b、10c、10d・・・・振動発電素子
11・・・・筐体
11a・・・・側面
11b・・・・底面
11d・・・・側面
12・・・・支持用鋼球
13・・・・支持用鋼球
14・・・・バネ
15・・・・連結部
20、20a、20b、20c、20d・・・・整流・平滑回路
21、21a、21b、21c、21d・・・・逆流禁止回路
30、30a、30b、30c、30d・・・・直流発電ユニット
40・・・・制御部
50・・・・負荷
60・・・・電源装置
70・・・・センサモジュール

Claims (8)

  1. 制御部を介して、発電部からの発電電力を電力供給対象へ出力する電源装置であって、
    前記発電部は、少なくとも、前記電源装置の外部からの外部振動によって振動発電を行う振動発電素子と、該振動発電素子の出力を整流する整流回路との組合せからなる直流発電ユニットを複数組含み、
    前記複数の直流発電ユニットは前記制御部に対して並列に接続され、各直流発電ユニットにおいて前記整流回路を経たユニット出力電力が該制御部に並列に入力される、
    電源装置。
  2. 前記複数の直流発電ユニットに含まれる前記振動発電素子のそれぞれは、前記外部振動の周波数が所定周波数であるときに、該振動発電素子の発電電力がピーク値を迎えるように形成され、
    前記複数の直流発電ユニットには、前記所定周波数が異なる少なくとも2種類の前記振動発電素子が含まれる、
    請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記異なる所定周波数には、第1周波数と第2周波数が含まれ、
    前記第1周波数は、前記第2周波数に対して、該第2周波数に対応する前記振動発電素子である第2発電素子による、振動周波数に対する発電量の推移の半値幅以上ずれ、且つ、該第1周波数に対応する前記振動発電素子である第1発電素子による、振動周波数に対する発電量の推移と、該第2発電素子に関する該推移とは互いに重なるように、該第1周波数と該第2周波数は設定される、
    請求項2に記載の電源装置。
  4. 前記第1周波数は、前記第2周波数に対して、前記第2発電素子に関する前記推移の半値幅ずれるように、該第1周波数と該第2周波数は設定される、
    請求項3に記載の電源装置。
  5. 前記異なる所定周波数には、第1周波数と第2周波数が含まれ、
    前記第1周波数及び前記第2周波数のそれぞれは、50Hz及び60Hzの倍数とされる、
    請求項2に記載の電源装置。
  6. 前記複数の直流発電ユニットのそれぞれは、前記整流回路と前記制御部との間に、電流が該整流回路側に流れ込む逆流を禁止する逆流禁止回路を有する、
    請求項1から請求項5の何れか1項に記載の電源装置。
  7. 前記制御部は、前記複数の直流発電ユニットからの発電電力を蓄電する二次電池を有する、
    請求項1から請求項6の何れか1項に記載の電源装置。
  8. 前記複数の直流発電ユニットのうち少なくとも一部の直流発電ユニットが、フレキシブル基板上に配置される、
    請求項1から請求項7の何れか1項に記載の電源装置。
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