JP2016025752A - 制御装置、制御方法及びコンピュータプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】リバウンド効果による単位時間当たりの消費電力の増大を抑えることができる制御装置、制御方法及びコンピュータプログラムを提供することである。
【解決手段】実施形態の制御装置は、制御部を持つ。制御部は、電力消費の抑制のために動作が制限される複数の管理対象について、前記管理対象ごとに決定される時間に基づいて前記管理対象の動作の制限を解除する制御情報を出力する。
【選択図】図3
【解決手段】実施形態の制御装置は、制御部を持つ。制御部は、電力消費の抑制のために動作が制限される複数の管理対象について、前記管理対象ごとに決定される時間に基づいて前記管理対象の動作の制限を解除する制御情報を出力する。
【選択図】図3
Description
本発明の実施形態は、制御装置、制御方法及びコンピュータプログラムに関する。
複数の小規模自家発電設備と電力の需要抑制とをソフトウェアによって統合し、あたかも1つの発電所のように電力需給を制御するVPP(Virtual Power Plant:仮想発電所)という技術が実用化されている。
従来、VPPにおいてデマンドレスポンス(以下、「DR」という。)によって電力の需給バランスを保つことが行われている。しかしながら、空調機器等の熱源設備は起動時において通常時よりも高い電力を消費する。そのため、空調機器等の熱源設備をDRの対象とした場合、DR実施後の再起動時において電力需要にピークが発生する場合がある。このようにDR実施後の再起動時においてピークが発生する現象はリバウンド効果と呼ばれる。リバウンド効果によって発生する電力需要のピークをリバウンドピークという。このリバウンドピークの発生により、VPPはDR実施後の再起動時において電力需要に対し十分な電力供給を行えない場合があった。
従来、VPPにおいてデマンドレスポンス(以下、「DR」という。)によって電力の需給バランスを保つことが行われている。しかしながら、空調機器等の熱源設備は起動時において通常時よりも高い電力を消費する。そのため、空調機器等の熱源設備をDRの対象とした場合、DR実施後の再起動時において電力需要にピークが発生する場合がある。このようにDR実施後の再起動時においてピークが発生する現象はリバウンド効果と呼ばれる。リバウンド効果によって発生する電力需要のピークをリバウンドピークという。このリバウンドピークの発生により、VPPはDR実施後の再起動時において電力需要に対し十分な電力供給を行えない場合があった。
本発明が解決しようとする課題は、リバウンド効果による単位時間当たりの消費電力の増大を抑えることができる制御装置、制御方法及びコンピュータプログラムを提供することである。
実施形態の制御装置は、制御部を持つ。制御部は、電力消費の抑制のために動作が制限される複数の管理対象について、前記管理対象ごとに決定される時間に基づいて前記管理対象の動作の制限を解除する制御情報を出力する。
以下、実施形態の制御装置、制御方法及びコンピュータプログラムを、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態のVPPシステム1のシステム構成を示すシステム構成図である。
図1のVPPシステム1は、対象の施設における電力需給を制御するVPPシステムである。図1の例では、ビル2−1及び2−2が制御対象となる施設である。ビル2−1は、設備3−1−1及び3−1−2を有する。ビル2−2は、設備3−2−1及び3−2−2を有する。設備3−1−1、3−1−2、3−2−1及び3−2−2は、電気で動作する設備である。VPP−NOC4(制御装置)は、VPPのネットワークオペレーティングセンター(Network Operating Center)である。VPP−NOC4は、電力を供給する対象の施設における消費電力を監視し、負荷コントローラ5又はBAS(Building Automation System)6にデマンドレスポンス(DR)の実行を指示する。負荷コントローラ5は、BASを備えないビルに対する電力供給を制御する。負荷コントローラ5は、VPP−NOC4の指示に基づいて、設備3−1−1及び3−1−2に対するDRの実行を制御する。BAS6は、制御対象のビルに設置され、対象のビルに対する電力供給を制御する。BAS6は、VPP−NOC4の指示に基づいて、設備3−2−1及び3−2−2に対するDRの実行を制御する。
図1は、第1の実施形態のVPPシステム1のシステム構成を示すシステム構成図である。
図1のVPPシステム1は、対象の施設における電力需給を制御するVPPシステムである。図1の例では、ビル2−1及び2−2が制御対象となる施設である。ビル2−1は、設備3−1−1及び3−1−2を有する。ビル2−2は、設備3−2−1及び3−2−2を有する。設備3−1−1、3−1−2、3−2−1及び3−2−2は、電気で動作する設備である。VPP−NOC4(制御装置)は、VPPのネットワークオペレーティングセンター(Network Operating Center)である。VPP−NOC4は、電力を供給する対象の施設における消費電力を監視し、負荷コントローラ5又はBAS(Building Automation System)6にデマンドレスポンス(DR)の実行を指示する。負荷コントローラ5は、BASを備えないビルに対する電力供給を制御する。負荷コントローラ5は、VPP−NOC4の指示に基づいて、設備3−1−1及び3−1−2に対するDRの実行を制御する。BAS6は、制御対象のビルに設置され、対象のビルに対する電力供給を制御する。BAS6は、VPP−NOC4の指示に基づいて、設備3−2−1及び3−2−2に対するDRの実行を制御する。
以下の説明では、説明を簡単にするために特に区別しない限り、ビル2−1及び2−2をビル2と記載する。同様に、設備3−1−1〜3−1−2を設備3−1と記載する。同様に、設備3−2−1〜3−2−2を設備3−2と記載する。同様に、設備3−1及び3−2を設備3と記載する。
図2は、第1の実施形態におけるリバウンド効果の具体例を示す図である。
図2において横軸は時間、縦軸は制御対象のビル2における消費電力を表す。図2の符号10は制御対象のビル2に設定されたベースラインを表す。ベースラインとは、ネガワット取引において需要家の負荷(電力)削減量を測るときの基準値となる電力である。ネガワット取引では、需要家の負荷削減量が発電所の発電量と同等に市場取引される。発電量は生み出された電力量そのものであるため測定は容易である。これに対して、需要家の負荷削減量は、本来消費されたかもしれないが、実際には消費されなかった電力量であり測定できない。そのため、ネガワット取引においては、本来消費されたかもしれない電力量が事前に設定される必要がある。この事前に設定される電力量がベースラインである。すなわち、実際の消費電力量がベースラインの電力を下回ったとき、その電力量の差が需要家の負荷削減量となる。
図2において横軸は時間、縦軸は制御対象のビル2における消費電力を表す。図2の符号10は制御対象のビル2に設定されたベースラインを表す。ベースラインとは、ネガワット取引において需要家の負荷(電力)削減量を測るときの基準値となる電力である。ネガワット取引では、需要家の負荷削減量が発電所の発電量と同等に市場取引される。発電量は生み出された電力量そのものであるため測定は容易である。これに対して、需要家の負荷削減量は、本来消費されたかもしれないが、実際には消費されなかった電力量であり測定できない。そのため、ネガワット取引においては、本来消費されたかもしれない電力量が事前に設定される必要がある。この事前に設定される電力量がベースラインである。すなわち、実際の消費電力量がベースラインの電力を下回ったとき、その電力量の差が需要家の負荷削減量となる。
上記のベースラインは電力の需給バランスを考慮して決定される必要がある。また、1日の消費電力量は、その日の気候や天候などの外部条件によって左右される。そのため、ベースラインは、これらの環境的要因も考慮して決定される必要がある。このようなベースラインを策定するモデルの一例として、Baseline Type 1がある。Baseline Type 1では、休日を除く営業日における消費電力量の移動平均に対し、外部条件による影響を所定のアルゴリズムを用いて調整することによってベースラインが決定される。なお、本実施形態では、ベースラインの策定方法は特定の方法に限定されない。
符号11は、制御対象のビル2に設置された設備3によって実際に消費された消費電力を表す。図2では時刻t1から時刻t2の期間にDRが実行されている。すなわち、制御対象のビル2においてDRを実行するために選択された設備3が時刻t1において停止される。そして、停止された設備3が時刻t2において再起動される。そのため、時刻t1から時刻t2の間のDR実行期間においては電力消費量が低下する。しかしながら、DRの終了後、設備3の再起動によって消費電力がベースラインを大きく上回っている。これがリバウンド効果である。具体的には、図2の例の符号12が示す部分にリバウンド効果が表れている。
図3は、VPP−NOC4及び負荷コントローラ5の機能構成を示す機能ブロック図である。
まず、VPP−NOC4の機能構成について説明する。
VPP−NOC4は、バスで接続されたCPU(Central Processing Unit)やメモリや補助記憶装置などを備え、DR制御プログラムを実行する。VPP−NOC4は、DR制御プログラムの実行によって通信部41、記憶部42、DR制御部43(制御部)、負荷情報取得部44及び起動情報決定部45(決定部)を備える装置として機能する。なお、VPP−NOC4の各機能の全て又は一部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やPLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを用いて実現されてもよい。DR制御プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。DR制御プログラムは、電気通信回線を介して送信されてもよい。
まず、VPP−NOC4の機能構成について説明する。
VPP−NOC4は、バスで接続されたCPU(Central Processing Unit)やメモリや補助記憶装置などを備え、DR制御プログラムを実行する。VPP−NOC4は、DR制御プログラムの実行によって通信部41、記憶部42、DR制御部43(制御部)、負荷情報取得部44及び起動情報決定部45(決定部)を備える装置として機能する。なお、VPP−NOC4の各機能の全て又は一部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やPLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを用いて実現されてもよい。DR制御プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。DR制御プログラムは、電気通信回線を介して送信されてもよい。
通信部41は、LAN(Local Area Network)等の通信インターフェースを用いて構成される。通信部41は、負荷コントローラ5との間で通信する。
記憶部42は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。記憶部42は、起動情報テーブル421を記憶する。
記憶部42は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。記憶部42は、起動情報テーブル421を記憶する。
図4は、起動情報テーブル421の具体例を示す図である。
起動情報テーブル421は、制御対象設備ごとに起動情報レコードを有する。起動情報レコードは、制御対象設備、リバウンド発生量、リバウンド時間、遅延有無及び遅延時間の各値を有する。制御対象設備は、DRの実行対象となる設備を表す。制御対象設備は、需要家と電力会社との間の契約内容や、気候によって変動する各設備3の電力消費の特性などの条件に基づいて、DRの実行時にVPP−NOC4によって選択される。
起動情報テーブル421は、制御対象設備ごとに起動情報レコードを有する。起動情報レコードは、制御対象設備、リバウンド発生量、リバウンド時間、遅延有無及び遅延時間の各値を有する。制御対象設備は、DRの実行対象となる設備を表す。制御対象設備は、需要家と電力会社との間の契約内容や、気候によって変動する各設備3の電力消費の特性などの条件に基づいて、DRの実行時にVPP−NOC4によって選択される。
リバウンド発生量は、制御対象設備が起動時に消費する電力を示す起動時消費電力量を表す。リバウンド時間は、制御対象設備で発生したリバウンド効果が継続する時間を表す。具体的には、リバウンド時間は、制御対象設備の起動時から、リバウンド効果の発生後、消費電力が定常状態に近い程度に収束するまでの時間である。遅延時間有無は、リバウンド発生量及びリバウンド時間に基づいて決定され、制御対象設備の再起動のタイミングを遅延させるか否かを表す。遅延時間は、制御対象設備の再起動のタイミングをどれだけ遅延させるかを示す時間である。
なお、リバウンド発生量は、上記の起動時消費電力量の他、過去のDRにおける制御対象設備の電力消費の実績に基づいて決定されてもよい。例えば、電力消費の実績に基づいて、制御対象設備ごとのベースラインが定められてもよい。この場合、リバウンド発生量は、各制御対象設備の消費電力が予め定められた各制御対象設備のベースラインを超過した電力量として決定されてもよい。
また、リバウンド時間は、上記の「リバウンド効果が継続する時間」とされる他、制御対象設備の起動時から、リバウンド効果において消費電力のピークが発生するまでの時間として設定されてもよい。
なお、リバウンド発生量は、上記の起動時消費電力量の他、過去のDRにおける制御対象設備の電力消費の実績に基づいて決定されてもよい。例えば、電力消費の実績に基づいて、制御対象設備ごとのベースラインが定められてもよい。この場合、リバウンド発生量は、各制御対象設備の消費電力が予め定められた各制御対象設備のベースラインを超過した電力量として決定されてもよい。
また、リバウンド時間は、上記の「リバウンド効果が継続する時間」とされる他、制御対象設備の起動時から、リバウンド効果において消費電力のピークが発生するまでの時間として設定されてもよい。
図3の説明に戻る。
DR制御部43は、制御対象となるビル2のDRの実行を制御する。具体的には、DR制御部43は、通信部41を介して負荷コントローラ5にDR実行を指示する制御情報を送信する。DR制御部43は、DR実行を指示する際、制御対象設備を選択して負荷コントローラ5に通知する。DR制御部43は、選択した制御対象設備に対するDR実行を負荷コントローラ5に指示する。DR制御部43は、DRが終了すると、起動情報テーブル421の遅延有無及び遅延時間の値に基づいて、制御対象設備の再起動を負荷コントローラ5に指示する。
DR制御部43は、制御対象となるビル2のDRの実行を制御する。具体的には、DR制御部43は、通信部41を介して負荷コントローラ5にDR実行を指示する制御情報を送信する。DR制御部43は、DR実行を指示する際、制御対象設備を選択して負荷コントローラ5に通知する。DR制御部43は、選択した制御対象設備に対するDR実行を負荷コントローラ5に指示する。DR制御部43は、DRが終了すると、起動情報テーブル421の遅延有無及び遅延時間の値に基づいて、制御対象設備の再起動を負荷コントローラ5に指示する。
負荷情報取得部44は、DR実行後、再起動された制御対象設備が消費した電力の情報(以下、「再起動電力情報」という。)を負荷コントローラ5から取得する。負荷情報取得部44は、再起動電力情報とベースラインとに基づいて制御対象設備ごとにリバウンド発生量及びリバウンド時間を取得する。負荷情報取得部44は、取得した制御対象設備ごとのリバウンド発生量及びリバウンド時間を起動情報テーブル421に登録する。
起動情報決定部45は、DR実行後の制御対象設備の再起動において、制御対象設備を起動するタイミングを示す遅延時間を決定する。具体的には、起動情報決定部45は、DR実行期間が終了したタイミングで再起動される制御対象設備について、各制御対象設備の再起動の遅延時間を決定する。遅延時間は、DR実行期間が終了したタイミングを基準とした時間である。起動情報決定部45は、起動情報テーブル421を参照し、制御対象設備のリバウンド発生量及びリバウンド時間を取得する。起動情報決定部45は、制御対象設備のリバウンド発生量及びリバウンド時間に基づいて、制御対象のビル2において各制御対象設備が再起動時に消費する電力がベースラインを超過しないように、各制御対象設備の遅延時間を決定する。図4の例の場合、設備7には、遅延時間が設定されていない。これは、設備7の遅延時間が“0”、すなわち遅延が無いことを表す。そのため、設備7の遅延有無は“無”となり、設備7以外の遅延有無は“有”となる。
次に、負荷コントローラ5の機能構成について説明する。
負荷コントローラ5は、バスで接続されたCPUやメモリや補助記憶装置などを備え、DR実行プログラムを実行する。負荷コントローラ5は、DR実行プログラムの実行によって通信部51及びDR実行部52を備える装置として機能する。なお、負荷コントローラ5の各機能の全て又は一部は、ASICやPLDやFPGA等のハードウェアを用いて実現されてもよい。DR実行プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。DR実行プログラムは、電気通信回線を介して送信されてもよい。
負荷コントローラ5は、バスで接続されたCPUやメモリや補助記憶装置などを備え、DR実行プログラムを実行する。負荷コントローラ5は、DR実行プログラムの実行によって通信部51及びDR実行部52を備える装置として機能する。なお、負荷コントローラ5の各機能の全て又は一部は、ASICやPLDやFPGA等のハードウェアを用いて実現されてもよい。DR実行プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。DR実行プログラムは、電気通信回線を介して送信されてもよい。
通信部51は、LAN等の通信インターフェースを用いて構成される。通信部51は、VPP−NOC4との間で通信する。
DR実行部52は、VPP−NOC4の指示に応じて制御対象設備のDRを実行する。また、DR実行部52は、DR実行後、VPP−NOC4の指示に応じて制御対象設備を再起動させる。
DR実行部52は、VPP−NOC4の指示に応じて制御対象設備のDRを実行する。また、DR実行部52は、DR実行後、VPP−NOC4の指示に応じて制御対象設備を再起動させる。
図5は、VPP−NOC4のDRの制御の流れを示すフローチャートである。
まず、DR制御部43は、DR実行の対象となる制御対象設備を選択する(ステップS101)。DR制御部43は、選択した制御対象設備に対するDR実行を負荷コントローラ5に指示する(ステップS102)。
まず、DR制御部43は、DR実行の対象となる制御対象設備を選択する(ステップS101)。DR制御部43は、選択した制御対象設備に対するDR実行を負荷コントローラ5に指示する(ステップS102)。
次に、DR制御部43は、起動情報テーブル421を参照し、各制御対象設備の遅延時間の値を取得する。DR制御部43は、DR実行期間が終了したタイミングから、制御対象設備ごとに取得した遅延時間を待機する。DR制御部43は、待機時間が遅延時間を満了すると、遅延時間に対応する制御対象設備の起動を負荷コントローラ5に指示する。(ステップS103)。
各制御対象設備の再起動が完了すると、起動情報決定部45は、遅延時間決定処理を行って(ステップS104)、次回のDR実行後の再起動時における各制御対象設備の遅延時間を決定する。
図6は、第1の実施形態における遅延時間決定処理の流れを示すフローチャートである。
まず、負荷情報取得部44が、負荷コントローラ5から制御対象設備ごとの再起動電力情報を取得する(ステップS201)。負荷情報取得部44は、再起動電力情報とベースラインとに基づいて、制御対象設備ごとのリバウンド発生量とリバウンド時間とを取得する。負荷情報取得部44は、取得した各制御対象設備のリバウンド発生量とリバウンド時間とを起動情報テーブル421に登録する(ステップS202)。次に、起動情報決定部45は、制御対象設備のリバウンド発生量及びリバウンド時間に基づいて、各制御対象設備の遅延時間を決定する(ステップS203)。起動情報決定部45は、決定した各制御対象設備の遅延時間を起動情報テーブル421に登録する。
まず、負荷情報取得部44が、負荷コントローラ5から制御対象設備ごとの再起動電力情報を取得する(ステップS201)。負荷情報取得部44は、再起動電力情報とベースラインとに基づいて、制御対象設備ごとのリバウンド発生量とリバウンド時間とを取得する。負荷情報取得部44は、取得した各制御対象設備のリバウンド発生量とリバウンド時間とを起動情報テーブル421に登録する(ステップS202)。次に、起動情報決定部45は、制御対象設備のリバウンド発生量及びリバウンド時間に基づいて、各制御対象設備の遅延時間を決定する(ステップS203)。起動情報決定部45は、決定した各制御対象設備の遅延時間を起動情報テーブル421に登録する。
図7は、第1の実施形態のVPPシステム1の動作例を示す図である。
図7において横軸は時間、縦軸は制御対象のビル2における消費電力を表す。図7の符号10は制御対象のビル2に設定されたベースラインを表す。符号13は、制御対象のビル2に設置された設備3によって実際に消費された電力を表す。図7では時刻t3から時刻t4の期間にDRが実行されている。すなわち、制御対象のビル2においてDRを実行するために選択された設備3が時刻t3において停止される。そして、停止された設備3が時刻t4において再起動される。そのため、時刻t3から時刻t4の間のDR実行期間においては電力消費量が低下する。そして、時刻t4を基準として決定された遅延時間に基づいて制御対象設備が起動されることによって、制御対象のビル2においてDR実行後のリバウンド効果が抑制される。符号14−1〜14−3は、制御対象設備ごとの起動時の電力消費を表す。制御対象設備が図7のようにタイミングをずらして起動されることによって、各制御対象設備のリバウンドピークが重複しないように制御される。
図7において横軸は時間、縦軸は制御対象のビル2における消費電力を表す。図7の符号10は制御対象のビル2に設定されたベースラインを表す。符号13は、制御対象のビル2に設置された設備3によって実際に消費された電力を表す。図7では時刻t3から時刻t4の期間にDRが実行されている。すなわち、制御対象のビル2においてDRを実行するために選択された設備3が時刻t3において停止される。そして、停止された設備3が時刻t4において再起動される。そのため、時刻t3から時刻t4の間のDR実行期間においては電力消費量が低下する。そして、時刻t4を基準として決定された遅延時間に基づいて制御対象設備が起動されることによって、制御対象のビル2においてDR実行後のリバウンド効果が抑制される。符号14−1〜14−3は、制御対象設備ごとの起動時の電力消費を表す。制御対象設備が図7のようにタイミングをずらして起動されることによって、各制御対象設備のリバウンドピークが重複しないように制御される。
なお、図1のようにVPPシステム1の制御対象のビルにBAS6が存在する場合は、BAS6がVPP−NOC4と同様の機能構成を持つことによって、DRが制御されてもよい。この場合、BAS6は、自システムが設置されたビル2内の制御対象設備について、VPP−NOC4と同様の遅延時間決定処理を行って、DR実行後の再起動における各制御対象設備の遅延時間を決定する。
このように構成された第1の実施形態のVPPシステム1では、制御対象設備ごとのリバウンド発生量に基づいて、DR実行後の再起動における遅延時間が決定される。DRの完了後、この遅延時間に基づいて各制御対象設備が再起動されることによって、VPPにおけるリバウンドピークの発生を抑制することができる。
(第2の実施形態)
図8は、第2の実施形態のVPPシステム1aのシステム構成を示すシステム構成図である。
図8のVPPシステム1aは、ビル2−1〜2−3を制御するVPPである。ビル2−1〜2−3は、VPPシステム1aの制御対象となる建物である。VPPシステム1aは、負荷コントローラ5及びBAS6に代えてCBEMS(登録商標、以下同様)(Cluster Building Energy Management System)7を備える点でVPPシステム1と異なる。VPP−NOC4は、CBEMS7を制御し、制御対象となる建物単位のデマンドレスポンス(DR)を実行する。
図8は、第2の実施形態のVPPシステム1aのシステム構成を示すシステム構成図である。
図8のVPPシステム1aは、ビル2−1〜2−3を制御するVPPである。ビル2−1〜2−3は、VPPシステム1aの制御対象となる建物である。VPPシステム1aは、負荷コントローラ5及びBAS6に代えてCBEMS(登録商標、以下同様)(Cluster Building Energy Management System)7を備える点でVPPシステム1と異なる。VPP−NOC4は、CBEMS7を制御し、制御対象となる建物単位のデマンドレスポンス(DR)を実行する。
図9は、第2の実施形態におけるリバウンド効果の具体例を示す図である。
図9において横軸は時間、縦軸は制御対象の全てのビルの消費電力の合計を表す。図9の符号15はベースラインを表す。符号16は、制御対象のビル2において実際に消費された電力を表す。図9では時刻t5から時刻t6の期間にDRが実行されている。すなわち、DRを実行するために制御対象のビル2から選択された各ビル2において、DR実行対象の設備が停止される。そして、停止された各ビル2の設備は時刻t5において再起動される。そのため、時刻t5から時刻t6の間のDR実行期間においては電力消費量が低下する。しかしながら、DRの終了後、DRの実行対象となった各ビル2の消費電力の合計がベースラインを大きく上回っている。これが第2の実施形態におけるリバウンド効果である。具体的には、図9の例の符号17が示す部分にリバウンド効果が表れている。
図9において横軸は時間、縦軸は制御対象の全てのビルの消費電力の合計を表す。図9の符号15はベースラインを表す。符号16は、制御対象のビル2において実際に消費された電力を表す。図9では時刻t5から時刻t6の期間にDRが実行されている。すなわち、DRを実行するために制御対象のビル2から選択された各ビル2において、DR実行対象の設備が停止される。そして、停止された各ビル2の設備は時刻t5において再起動される。そのため、時刻t5から時刻t6の間のDR実行期間においては電力消費量が低下する。しかしながら、DRの終了後、DRの実行対象となった各ビル2の消費電力の合計がベースラインを大きく上回っている。これが第2の実施形態におけるリバウンド効果である。具体的には、図9の例の符号17が示す部分にリバウンド効果が表れている。
図10は、CBEMS7の機能構成を示す機能ブロック図である。
CBEMS7(制御装置)は、通信部71、記憶部72、DR制御部73(制御部)、負荷情報取得部74及び起動情報決定部75(決定部)を備える。
CBEMS7(制御装置)は、通信部71、記憶部72、DR制御部73(制御部)、負荷情報取得部74及び起動情報決定部75(決定部)を備える。
通信部71は、LAN等の通信インターフェースを用いて構成される。通信部71は、各ビル2との間で通信する。
記憶部72は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。記憶部72は、起動情報テーブル721を記憶する。
記憶部72は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。記憶部72は、起動情報テーブル721を記憶する。
図11は、起動情報テーブル721の具体例を示す図である。
起動情報テーブル721は、制御対象ビルごとに起動情報レコードを有する。起動情報レコードは、制御対象ビル、リバウンド発生量、リバウンド時間、遅延有無及び遅延時間の各値を有する。制御対象ビルは、DRの実行対象となるビルを表す。制御対象ビルは、需要家と電力会社との間の契約内容や、気候によって変動する各ビルの電力消費の特性などの条件に基づいて、DRの実行時に選択される。
起動情報テーブル721は、制御対象ビルごとに起動情報レコードを有する。起動情報レコードは、制御対象ビル、リバウンド発生量、リバウンド時間、遅延有無及び遅延時間の各値を有する。制御対象ビルは、DRの実行対象となるビルを表す。制御対象ビルは、需要家と電力会社との間の契約内容や、気候によって変動する各ビルの電力消費の特性などの条件に基づいて、DRの実行時に選択される。
リバウンド発生量は、制御対象ビルで発生したリバウンド効果において、消費電力がベースラインを超過した電力量を表す。リバウンド時間は、制御対象ビルで発生したリバウンド効果が継続する時間を表す。遅延時間有無は、リバウンド発生量及びリバウンド時間に基づいて決定され、制御対象ビルの設備を制御対象ビルごとに再起動するタイミングを遅延させるか否かを表す。遅延時間は、制御対象ビルの設備の再起動のタイミングをどれだけ遅延させるかを示す時間である。
図10の説明に戻る。
DR制御部73は、制御対象となるビル2のDRの実行を制御する。DR制御部73は、VPP−NOC4からDR実行の指示を受け付ける。DR制御部73は、DR実行の指示に応じて制御対象ビルを選択する。DR制御部73は、選択した制御対象ビルに対してDRを実行する。DR制御部73は、DRの実行が完了すると、起動情報テーブル721の遅延有無及び遅延時間の値に基づいて、制御対象ビルごとに設備を再起動する。
DR制御部73は、制御対象となるビル2のDRの実行を制御する。DR制御部73は、VPP−NOC4からDR実行の指示を受け付ける。DR制御部73は、DR実行の指示に応じて制御対象ビルを選択する。DR制御部73は、選択した制御対象ビルに対してDRを実行する。DR制御部73は、DRの実行が完了すると、起動情報テーブル721の遅延有無及び遅延時間の値に基づいて、制御対象ビルごとに設備を再起動する。
負荷情報取得部74は、DR実行後、設備が再起動された後に各制御対象ビルにおいて消費された電力の情報(以下、「再起動電力情報」という。)を取得する。負荷情報取得部74は、再起動電力情報とベースラインとに基づいて制御対象ビルごとにリバウンド発生量及びリバウンド時間を取得する。負荷情報取得部74を取得したリバウンド発生量及びリバウンド時間を起動情報テーブル721に登録する。
起動情報決定部75は、DR実行後の制御対象ビルの設備の再起動において、制御対象ビルの設備を起動するタイミングを決定する。具体的には、起動情報決定部75は、DR実行期間が終了したタイミングにおいて設備が再起動される制御対象ビルについて、各制御対象ビルの遅延時間を決定する。起動情報決定部75は、起動情報テーブル721を参照し、制御対象ビルごとにリバウンド発生量及びリバウンド時間を取得する。起動情報決定部75は、制御対象ビルのリバウンド発生量及びリバウンド時間に基づいて、制御対象ビルの設備の再起動時に消費される電力がベースラインを超過しないように、各制御対象ビルの遅延時間を決定する。図11の例の場合、ビル7には、遅延時間が設定されていない。これは、ビル7の遅延時間が“0”、すなわち遅延が無いことを表す。そのため、ビル7の遅延有無は“無”となり、ビル7以外の遅延有無は“有”となる。
図12は、CBEMS7のDRの制御の流れを示すフローチャートである。
まず、DR制御部73は、VPP−NOC4からDRの実行指示が行われたか否かを判定する(ステップS301)。DRの実行指示が行われていないことが判定された場合(ステップS301−NO)、ステップS301に戻り、DR制御部73は、DRの実行指示が行われたか否かの判定を繰り返す。一方、DRの実行指示が行われたことが判定された場合(ステップS301−YES)、DR制御部73は、DR実行の指示に応じて制御対象ビルを選択する(ステップS302)。DR制御部73は、選択した制御対象ビルに対してDRを実行し、制御対象ビルの設備の稼働を停止させる(ステップS303)。
まず、DR制御部73は、VPP−NOC4からDRの実行指示が行われたか否かを判定する(ステップS301)。DRの実行指示が行われていないことが判定された場合(ステップS301−NO)、ステップS301に戻り、DR制御部73は、DRの実行指示が行われたか否かの判定を繰り返す。一方、DRの実行指示が行われたことが判定された場合(ステップS301−YES)、DR制御部73は、DR実行の指示に応じて制御対象ビルを選択する(ステップS302)。DR制御部73は、選択した制御対象ビルに対してDRを実行し、制御対象ビルの設備の稼働を停止させる(ステップS303)。
次に、DR制御部73は、起動情報テーブル721を参照し、各制御対象ビルの遅延時間の値を取得する。DR制御部73は、DR実行期間が終了したタイミングから、制御対象ビルごとに取得した遅延時間を待機する。DR制御部73は、待機時間が遅延時間を満了すると、遅延時間に対応する制御対象ビルの設備を起動させる。(ステップS304)。
各制御対象ビルの設備の再起動が完了すると、CBEMS7は、遅延時間決定処理を行って(ステップS305)、次回のDR実行後の再起動時における各制御対象ビルの遅延時間を決定する。
図13は、第2の実施形態における遅延時間決定処理の流れを示すフローチャートである。
まず、負荷情報取得部74が、制御対象ビルごとに再起動電力情報を取得する(ステップS401)。負荷情報取得部74は、再起動電力情報とベースラインとに基づいて、制御対象ビルごとのリバウンド発生量とリバウンド時間とを取得する。負荷情報取得部74は、取得した各制御対象ビルのリバウンド発生量とリバウンド時間とを起動情報テーブル721に登録する(ステップS402)。次に、起動情報決定部75は、制御対象ビルのリバウンド発生量及びリバウンド時間に基づいて、各制御対象ビルの遅延時間を決定する(ステップS403)。起動情報決定部75は、決定した各制御対象ビルの遅延時間を起動情報テーブル721に登録する。
まず、負荷情報取得部74が、制御対象ビルごとに再起動電力情報を取得する(ステップS401)。負荷情報取得部74は、再起動電力情報とベースラインとに基づいて、制御対象ビルごとのリバウンド発生量とリバウンド時間とを取得する。負荷情報取得部74は、取得した各制御対象ビルのリバウンド発生量とリバウンド時間とを起動情報テーブル721に登録する(ステップS402)。次に、起動情報決定部75は、制御対象ビルのリバウンド発生量及びリバウンド時間に基づいて、各制御対象ビルの遅延時間を決定する(ステップS403)。起動情報決定部75は、決定した各制御対象ビルの遅延時間を起動情報テーブル721に登録する。
図14は、第2の実施形態のVPPシステム1aの動作例を示す図である。
図14において横軸は時間、縦軸は制御対象ビルにおける消費電力を表す。図14の符号15は全ての制御対象ビルにおいて消費される電力のベースラインを表す。符号18は、全ての制御対象ビルにおいて実際に消費された消費電力の合計を表す。図14では時刻t7から時刻t8の期間にDRが実行されている。すなわち、制御対象のビル群に対してDRを実行するために選択された制御対象ビルの設備が時刻t7において停止される。そして停止された制御対象ビルの設備が時刻t8において再起動される。そのため、時刻t7から時刻t8のDR実行期間における電力消費量が低下する。そして、時刻t8を基準として決定された遅延時間に基づいて制御対象ビルごとに設備が起動されることによって、制御対象のビル群においてDR実行後のリバウンド効果が抑制される。符号19−1〜19−3は、制御対象ビルごとの起動時の電力消費を表す。制御対象ビルの設備が図14のようにタイミングをずらして起動されることによって、各制御対象ビルのリバウンドピークが重複しないように制御される。
図14において横軸は時間、縦軸は制御対象ビルにおける消費電力を表す。図14の符号15は全ての制御対象ビルにおいて消費される電力のベースラインを表す。符号18は、全ての制御対象ビルにおいて実際に消費された消費電力の合計を表す。図14では時刻t7から時刻t8の期間にDRが実行されている。すなわち、制御対象のビル群に対してDRを実行するために選択された制御対象ビルの設備が時刻t7において停止される。そして停止された制御対象ビルの設備が時刻t8において再起動される。そのため、時刻t7から時刻t8のDR実行期間における電力消費量が低下する。そして、時刻t8を基準として決定された遅延時間に基づいて制御対象ビルごとに設備が起動されることによって、制御対象のビル群においてDR実行後のリバウンド効果が抑制される。符号19−1〜19−3は、制御対象ビルごとの起動時の電力消費を表す。制御対象ビルの設備が図14のようにタイミングをずらして起動されることによって、各制御対象ビルのリバウンドピークが重複しないように制御される。
このように構成された第2の実施形態のVPPシステム1aでは、制御対象ビルごとのリバウンド発生量に基づいて、DR実行後の各制御対象ビルの設備の再起動における遅延時間が決定される。DRの完了後、この遅延時間に基づいて各制御対象ビルの設備が再起動されることによって、VPPにおけるリバウンドピークの発生を抑制することができる。
以下に、実施形態のVPPシステム1及び1aの変形例について説明する。
図15は、変形例のVPPシステム1の動作例を示す図である。
図15において横軸は時間、縦軸は制御対象設備における消費電力を表す。図15の符号10は制御対象のビル2に設定されたベースラインを表す。符号20は、制御対象のビル2に設置された設備3によって実際に消費された電力を表す。図15では時刻t9から時刻t10の期間にDRが実行されている。すなわち、制御対象のビル2においてDRを実行するために選択された設備3が時刻t9において停止される。そして、停止された設備3が時刻t10において再起動される。そのため、時刻t9から時刻t10の間のDR実行期間においては電力消費量が低下する。そして、時刻t9を基準として決定された遅延時間に基づいて制御対象設備が起動される。図15のように、制御対象設備の遅延時間は、制御対象設備の起動によるリバウンドピークの発生時間が電力料金が低い時間帯となるように決定されてもよい。VPPシステム1aにおいても同様に、制御対象ビルの遅延時間は、制御対象ビルの設備の再起動によるリバウンドピークの発生時間が電力料金が低い時間帯となるように決定されてもよい。
図15は、変形例のVPPシステム1の動作例を示す図である。
図15において横軸は時間、縦軸は制御対象設備における消費電力を表す。図15の符号10は制御対象のビル2に設定されたベースラインを表す。符号20は、制御対象のビル2に設置された設備3によって実際に消費された電力を表す。図15では時刻t9から時刻t10の期間にDRが実行されている。すなわち、制御対象のビル2においてDRを実行するために選択された設備3が時刻t9において停止される。そして、停止された設備3が時刻t10において再起動される。そのため、時刻t9から時刻t10の間のDR実行期間においては電力消費量が低下する。そして、時刻t9を基準として決定された遅延時間に基づいて制御対象設備が起動される。図15のように、制御対象設備の遅延時間は、制御対象設備の起動によるリバウンドピークの発生時間が電力料金が低い時間帯となるように決定されてもよい。VPPシステム1aにおいても同様に、制御対象ビルの遅延時間は、制御対象ビルの設備の再起動によるリバウンドピークの発生時間が電力料金が低い時間帯となるように決定されてもよい。
実施形態のVPPシステム1aは、遅延時間の長さに応じたインセンティブを制御対象ビルに与えてもよい。例えば、CBEMS7の記憶部72は、制御対象ビルごとにインセンティブが設定された起動情報テーブル721aを記憶する。
図16は、起動情報テーブル721aの具体例を示す図である。
起動情報テーブル721aは、制御対象ビルごとに起動情報レコードを有する。起動情報レコードは、制御対象ビル、リバウンド発生量、リバウンド時間、遅延有無、遅延時間及びインセンティブの各値を有する。制御対象ビル、リバウンド発生量、リバウンド時間、遅延有無及び遅延時間は、起動情報テーブル721と同様である。インセンティブは、遅延時間に応じて設定されたインセンティブの量を表す。図16の例では、遅延時間が大きい制御対象ビルほど、大きなインセンティブの値が設定されている。VPPシステム1aは、DRに協力した制御対象ビルに遅延時間に応じたインセンティブを与えることによって、電力需要家がDRに協力するモチベーションを向上させることができる。
図16は、起動情報テーブル721aの具体例を示す図である。
起動情報テーブル721aは、制御対象ビルごとに起動情報レコードを有する。起動情報レコードは、制御対象ビル、リバウンド発生量、リバウンド時間、遅延有無、遅延時間及びインセンティブの各値を有する。制御対象ビル、リバウンド発生量、リバウンド時間、遅延有無及び遅延時間は、起動情報テーブル721と同様である。インセンティブは、遅延時間に応じて設定されたインセンティブの量を表す。図16の例では、遅延時間が大きい制御対象ビルほど、大きなインセンティブの値が設定されている。VPPシステム1aは、DRに協力した制御対象ビルに遅延時間に応じたインセンティブを与えることによって、電力需要家がDRに協力するモチベーションを向上させることができる。
VPPシステム1は、DRの実行時において、制御対象となる設備を段階的に停止させることによってリバウンド発生量を低減させてもよい。
図17は、段階的なDRの実行を行ったときのリバウンド効果の具体例を示す図である。
図17においてDRの実行期間は時刻t12〜時刻t15の間の時間である。符号30は、通常のDRを実行したときの消費電力を表す。通常のDRによって生じるリバウンド効果のリバウンド量はRである。符号31は、通常のDRの開始時刻t12より前の時刻t11から段階的に制御対象となる設備を停止させた場合の消費電力を表す。この場合、DRの終了時刻t15における制御対象のビルの温度変化は、通常のDRが実行された場合よりも小さくなる。そのため、DRの実行時において符号31が示すように制御対象設備が停止された場合、通常のDR実行時よりも発生するリバウンド量が低減される。
図17は、段階的なDRの実行を行ったときのリバウンド効果の具体例を示す図である。
図17においてDRの実行期間は時刻t12〜時刻t15の間の時間である。符号30は、通常のDRを実行したときの消費電力を表す。通常のDRによって生じるリバウンド効果のリバウンド量はRである。符号31は、通常のDRの開始時刻t12より前の時刻t11から段階的に制御対象となる設備を停止させた場合の消費電力を表す。この場合、DRの終了時刻t15における制御対象のビルの温度変化は、通常のDRが実行された場合よりも小さくなる。そのため、DRの実行時において符号31が示すように制御対象設備が停止された場合、通常のDR実行時よりも発生するリバウンド量が低減される。
また、符号32は、通常のDRの開始時刻t12から段階的に制御対象設備を停止させ、通常のDRよりも多くの制御対象設備を停止させた場合の消費電力を表す。この場合、DRの終了時刻t15における制御対象のビルの温度変化は、通常のDRが実行された場合よりも小さくなる。そのため、DRの実行時において符号32が示すように制御対象設備が停止された場合、通常のDR実行時よりも発生するリバウンド量が低減される。
以上説明した構成は、必ずしもVPPシステムに対して適用される必要は無い。同様に、以上説明した構成は、必ずしもデマンドレスポンスが実行されるシステムに対して適用される必要は無い。すなわち、以上説明した構成は、電力消費を抑制するために管理対象となる複数の設備について動作の制限及び解除を行うシステム全般に適用することが可能である。この動作の制限は、上述したデマンドレスポンスに基づく設備の停止及び起動や、省電力動作などの制限である。
第1の実施形態において、各設備が設置される対象は、必ずしもビルである必要は無く、複数の設備による消費電力が共通して管理される施設であればどのような施設であってもよい。例えば、各設備が設置される対象は、博物館、レジャー施設(例えばスキー場、野球場など)、駐車場を備える施設であってもよい。
第2の実施形態において、システムによって管理される対象は必ずしも複数のビルである必要は無く、複数の施設による消費電力が共通して管理される区域であればどのような区域であっても良い。例えば、大学や病院や工業地帯のように複数の施設を備える区域、市区町村のような行政区域であってもよい。
第1実施形態及び第2実施形態におけるリバウンド時間は、必ずしもリバウンド効果が継続する時間である必要はなく、管理対象の設備又は施設の起動から消費電力のピークが発生するまでの時間であってもよい。
第1の実施形態において、各設備が設置される対象は、必ずしもビルである必要は無く、複数の設備による消費電力が共通して管理される施設であればどのような施設であってもよい。例えば、各設備が設置される対象は、博物館、レジャー施設(例えばスキー場、野球場など)、駐車場を備える施設であってもよい。
第2の実施形態において、システムによって管理される対象は必ずしも複数のビルである必要は無く、複数の施設による消費電力が共通して管理される区域であればどのような区域であっても良い。例えば、大学や病院や工業地帯のように複数の施設を備える区域、市区町村のような行政区域であってもよい。
第1実施形態及び第2実施形態におけるリバウンド時間は、必ずしもリバウンド効果が継続する時間である必要はなく、管理対象の設備又は施設の起動から消費電力のピークが発生するまでの時間であってもよい。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、施設内の設備の停止期間が終了するタイミングを基準として、施設内の設備ごとに取得される遅延時間の経過後に各設備の起動を制御するDR制御部を持つことにより、リバウンド効果による単位時間当たりの消費電力の増大を抑えることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1、1a…VPPシステム,2、2−1、2−2…ビル,3、3−1−1、3−1−2、3−2−1、3−2−2…設備,4…VPP−NOC(VPP Network Operation Center),5…負荷コントローラ,51…通信部,52…記憶部,53…DR制御部,54…負荷情報取得部,55…起動情報決定部,6…BAS(Building Automation System),7…CBEMS(Cluster Building Energy Management System),71…通信部,72…記憶部,73…DR制御部,74…負荷情報取得部,75…起動情報決定部
Claims (9)
- 電力消費の抑制のために動作が制限される複数の管理対象について、前記管理対象ごとに決定される時間に基づいて前記管理対象の動作の制限を解除する制御情報を出力する制御部を備える、
制御装置。 - 前記時間は、前記管理対象のリバウンド効果におけるリバウンド発生量及びリバウンド時間に基づいて決定される、
請求項1に記載の制御装置。 - 前記時間は、個々の管理対象の消費電力又は各管理対象の消費電力の合計が、予め設定されたベースラインを超過しないように決定される、
請求項1又は2に記載の制御装置。 - 前記管理対象は、デマンドレスポンスに基づいて動作が制限される、
請求項1から3のいずれか一項に記載の制御装置。 - 前記制御部は、デマンドレスポンスに基づくタイミングを基準として、前記時間の経過後に各管理対象の動作の制限を解除する制御情報を出力する、
請求項4に記載の制御装置。 - 基準とする前記タイミングから消費電力のピークが生じるまでの時間に基づいて、前記管理対象ごとの前記時間を決定する決定部をさらに備える、
請求項4又は5に記載の制御装置。 - デマンドレスポンスに基づいて動作が制限される複数の管理対象について、デマンドレスポンスに基づいて前記管理対象を段階的に停止させる制御情報を出力する制御部を備える、
制御装置。 - 電力消費の抑制のために動作が制限される複数の管理対象について、前記管理対象ごとに決定される時間に基づいて前記管理対象の動作の制限を解除する制御情報を出力する制御ステップを有する、
制御方法。 - 電力消費の抑制のために動作が制限される複数の管理対象について、前記管理対象ごとに決定される時間に基づいて前記管理対象の動作の制限を解除する制御情報を出力する制御ステップを、
コンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
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