JP2016025651A - 再生装置及び通知情報の処理方法 - Google Patents

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森岡 靖太
Yasuhiro Morioka
靖太 森岡
吉伸 藤原
Yoshinobu Fujiwara
吉伸 藤原
中島 篤
Atsushi Nakajima
篤 中島
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Abstract

【課題】生活家電等の機器からの通知表示に関する利用者の希望を反映することができる技術を提供する。【解決手段】再生装置101は、コンテンツを再生する再生手段と、他の電子機器からの状態通知を受信する受信手段118と、状態通知を受信した場合、通知方法に関して予め設定された通知設定に従って、状態通知の内容を示す通知を実行する通知制御手段と、コンテンツの再生中に電子機器からの状態の通知の際にこの通知の通知方法に関する設定変更を促す通知設定手段115とを備え、通知制御手段は、設定変更が外部からなされた場合にはコンテンツの再生終了までこの設定変更に応じた通知の通知方法を維持し、コンテンツの再生が終了すると、予め設定された通知設定に戻す。【選択図】図5

Description

本発明の実施形態は、再生装置及び他機器からの通知情報の処理方法に関する。
本実施形態の技術的な背景は、生活家電がネットワーク機能をもって相互に、またはテ
レビなどの情報家電と連携して動作するホームネットワーク技術またはスマートホーム技
術、ある。本実施形態は、ホームネットワーク技術またはスマートホーム技術に対応した
テレビなどの再生(表示)装置に関する。
スマートホーム技術が実現する機能課題として、例えば洗濯の終了や風呂の沸き上がり
や来客の通知といったできごとが、家庭内にある生活家電の動作状態の変化通知としてホ
ームネットワークを通じてテレビ等の情報表示機能を持つ家電に伝えられ、テレビの画面
上にその通知内容を表示し、利用者に伝えるというものがある。当然ながら、この機能が
有用に働く場面としては、利用者がテレビの画面上に表示されているコンテンツを視聴し
ていることが想定されている。
生活家電からの通知をテレビ画面上に表示することは、利用者にとって生活家電からの
有益な通知を即座に受け取ることができる便益をもたらす一方で、テレビの視聴を妨げて
いることになる。生活家電からの通知のうちで緊急性の高いものを除き、その通知の表示
がテレビの視聴を妨げないことが望ましい。
例えば公知例では、生活家電からの通知表示を許す条件を放送波に埋め込み、その放送
波をテレビが受信し、テレビ番組を視聴中に生活家電からの通知を受けた際には視聴中の
番組に対応する放送波に埋め込まれた条件に基づいてテレビ画面上に表示するか表示しな
いかを決定させている。この例では、生活家電からの通知表示に関する条件設定は放送事
業者のみが行うことができ、番組内容の意図は保護されるが、利用者の希望や嗜好を反映
できない問題点がある。
特開2008−72380号公報
本発明の実施の形態は、生活家電等の機器からの通知表示に関する利用者の希望を反映
することができる技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、実施形態によれば再生装置は、コンテンツを再生する再生
手段と、他の電子機器からの状態通知を受信する受信手段と、前記状態通知を受信した場
合、通知方法に関して予め設定された通知設定に従って、前記状態通知の内容を示す通知
を実行する通知制御手段と、前記コンテンツの再生中に前記電子機器からの状態の通知の
際にこの通知の通知方法に関する設定変更を促す通知設定手段とを備え、前記通知制御手
段は、前記設定変更が外部からなされた場合には前記コンテンツの再生終了までこの設定
変更に応じた前記通知の通知方法を維持し、前記コンテンツの再生が終了すると、前記予
め設定された通知設定に戻す。
実施形態の再生表示装置が適用されるスマートホームシステムの例を示す構成図。 同実施形態の再生表示装置における生活家電からの通知の表示例を示す図。 同実施形態のスマートホーム環境における生活家電から通知を受けて再生表示装置にこの通知の旨を表示するシーケンス図。 家電機器を示す機能ブロック図。 実施形態に用いられる再生装置を示すブロック構成図。 同実施形態の再生装置の再生操作フローチャート。 同実施形態に用いられる再生表示装置における生活家電からの通知表示手順のフローチャート。 同実施形態に用いられる再生表示装置における通知表示抑制指示の設定手順のフローチャート。 同実施形態に用いられる再生表示装置における通知表示抑制指示の解除フローチャート。 同実施形態に用いられる再生表示装置における生活家電からの通知の表示例。 同実施形態に用いられる再生表示装置にて、番組の終わりまで生活家電からの通知を表示しないと設定した場合の表示。 実施形態に用いられる再生表示装置にて、番組の終わりまで生活家電からの通知を表示しないと設定しない場合の表示。 同実施形態に用いられる再生表示装置における生活家電からの通知と通知文言の対応表の例。
以下、一実施形態を例を挙げて説明する。図1は本実施形態の再生表示装置1が動作す
るスマートホームシステムの例である。再生表示装置1は一例としてテレビとして存在し
、他の生活家電装置2,3,4とはホームネットワーク5によって相互に接続されている。
各装置との間は所定のネットワークプロトコルによって相互に制御可能であり、典型的に
はECHONET LiteやUPnPが用いられる。以降はECHONET Liteプロトコルによる実施例を示す
が、他の制御プロトコルであってもその本質は変わらない。
従来の再生表示装置1は、生活家電装置2,3,4からのECHONET Liteプロトコルによる
状態変化の通知を受信し、表示に必要なその他の情報を併せて生活家電2,3,4から取得
し、画面上に表示する。このシーケンス例を図3に示す。通常は視聴を妨げないために、
所定の時間が経過したのちに通知表示は終了する。また、利用者の操作によって通知表示
を終了できる再生表示装置も多い。具体的な表示画面例を図2(a)(b)に示す。
図3のシーケンス動作例を以下に示す。再生表示装置であるテレビ1は生活家電装置で
ある冷蔵庫2(以下の説明では省略)、洗濯機3およびエアコン4と接続されている。図
3のエアコン4において動作異常が発生すると、EPC=0x88(異常発生状態) の値、EDT=0x
42(異常なし)をEDT=0x41(異常あり)に変更し、ESV=0x73(INF 通知), EPC=0x88(異常発生
状態), EDT=0x41(異常あり)の通知21をエアコン4はネットワーク5内に同報する。こ
こで、ESV, EPC, EDTはECHONET規格で定義されるECHONETパケットフレームを構成する要
素であって、EPC(ECHONETプロパティ)は対象の機器サービスごとに定義されるプロパティ
、EDT(ECHONETプロパティ値データ)はその値、ESV(ECHONETサービス)は対象の機器サービ
スのEPC,EDTに対する操作(INF通知、Get読み出し要求、Get_Res読み出し応答、ほか)を示
す。
通知21はテレビ1および洗濯機3などに到達するが、必要とする装置のみが反応する
。この例ではテレビ1のみが反応する。テレビ1は異常の詳細を把握するために、ESV=0x
62(Get 読み出し要求), EPC=0x86(メーカー異常コード)の読み出し要求23をエアコン4に
送り、エアコン4はその応答24としてESV=0x72(Get_Res 読み出し応答), EPC=0x86(メー
カー異常コード),EDT=0x0200(エラー、空清チェック(空清異常))を返す。異常の詳細を得
るために異常コードの読み出しを行う必要があるか、異常通知に詳細情報が含まれるかの
違いは、メーカーや製品に依存する。ECHONET規格では発生した異常内容を示すために、
異常発生の有無を示すのみのEPC=0x88(異常発生状態)プロパティとともに、EPC=0x89(異
常内容プロパティ)およびEPC=0x86(メーカー異常コード)のプロパティを定義している。
このうちEPC=0x89(異常内容プロパティ)はメーカーや製品の違いを考慮しない大まかな値
が定義されているのみのため、値定義についてメーカー裁量の余地が大きいEPC=0x86(メ
ーカー異常コード)に異常内容の詳細が埋め込まれるものとみなし、この値に基づいてテ
レビ1の挙動を決定するものとして、以降の実施例を説明する。テレビ1はメーカー異常
コードに対応する通知文言を画面上に表示する。メーカー異常コードに対応する表示文言
の取得は、通知文言対応表をテレビ1に内蔵しておいてもよいし、たとえばインターネッ
ト上に製品タイプまたは型番とメーカー異常コードを入力として文言を返すサービスを用
意してこれに問合せるとしてもよい。
通知文言対応表の例を図13に示す。一つの定義は、製品タイプ、通知プロパティ、詳
細情報、通知タイプ、通知文言とで構成する。内容の一番上の行レコードの例は、「エア
コンから通知される(ESV=0x73(INF 通知))プロパティ0x88(EPC=0x88)の値が0x41であって
、詳細情報としてプロパティ0x86(EPC=0x86)の値を取得した(ESV=0x072)値が0200である(
EDT=0200)の場合には、「エラー」に分類され、文言は「前面カバーが外れているか、空
気清浄機が汚れています」である」ことを示している。製品タイプがさらに細分化されて
もよいし、製品型番によっても細分化されてもよいし、詳細情報による判断が不要であっ
てもよい。
通知文言の表示例を図2(a)と図2(b)に示す。この例では図2(a)の画面10
の右下隅にコンテンツ画像の上に重なる形で通知表示11を配置している。通知表示1
1は、生活家電からの通知であることを示すタイトル12、通知文言13、通知表示を閉
じるボタン14を備えている。この例では、ボタン14に再生表示装置であるテレビ1の
「画面表示」リモコンボタン(図示せず)を割り当てている。
図4は、生活家電である家電機器4(エアコン)の構成を示す機能ブロック図である。
この図4において、家電機器4は、MPU(Micro Processing Unit)15を主体として
なり、データが保存される状態内容保存部16、状態変化を外部に通知する状態変化通知
部17、外部からの要求に応答する内容取得要求応答部18、ホームネットワーク5を通
じて外部との通信を行う通信部20を備えて構成されている。生活家電(装置)としては
通信部20は内蔵の無線ユニット(図示せず)を通じて外部との通信を行う形態であって
もよい。
テレビ1における実施例の再生装置101の機能構成図を図5に示す。再生装置101
は、コンテンツ保持部111、選択部112、再生部113、状態監視部114、通知表
示設定部115、通知表示生成部116、通知表示判定部117、生活家電通知受信部1
18、通知文言生成部119、表示部120、操作部121とからなる。
コンテンツ保持部111は、再生されるコンテンツを保持する。ハードディスクやSS
Dなど再生装置101それ自体が持つ二次記憶装置のほか、放送波チューナー、LANま
たはインターネットを介してコンテンツを提供するサーバにアクセスする構成としてよい

選択部112は、操作部121の操作を受けて、コンテンツ保持部111が提供するコ
ンテンツを選択する。
再生部113は、選択部112によって選択されたコンテンツを再生する。コンテンツ
の再生状態と番組情報を状態監視部114に、再生出力を表示部120に渡す。番組情報
とは、コンテンツを識別しまた説明するための情報であって、放送番組・録画番組であれ
ば放送波に含まれる番組情報、たとえばSI情報、ビデオ入力やHDMI(登録商標)な
ど映像入力であれば映像入力端子の識別子、その他コンテンツプロバイダがそのコンテン
ツに対して提供する識別子と説明情報(タイトル、ジャンル、等)をさす。
状態監視部114は、再生部113の再生状態とコンテンツの番組情報を監視する。入
力、チャンネル番組情報の変化を、例えばコンテンツ再生が終端に達した場合に、通知表
示設定部115に変化を検出した旨を通知する。
通知表示設定部115は、通知表示抑制指示を管理する操作部121より通知表示抑制
の設定指示を受けると、通知表示抑制指示を保持する。状態監視部114からコンテンツ
再生の終端到達の通知を受けると、通知表示抑制指示を解除する。通知表示抑制指示のあ
りなしに対応して、通知表示判定部117からの通知表示可否の問い合わせに対して、不
可または可を返す。
通知表示生成部116は、通知文言を受け取って、画面上に表示するための通知表示を
生成する。生成した通知表示出力を表示部120に渡す。通知表示は、所定の時間で消す
。または通知表示は、通知表示設定部115を介して操作部121からの通知表示消去指
示を受けると消す。
通知表示判定部117は、通知文言生成部119から通知文言を受け取り、通知表示が
可であれば通知表示生成部116に通知文言を渡す。通知表示が不可であれば何も行わな
い。すなわち通知表示を指示しない。通知表示が可か不可の判断は、通知表示設定部11
5に問合せることで行う。
生活家電通知受信部118は、生活家電からの状態通知を受信し、その通知内容に基づ
いて詳細情報を取得し、組にして通知文言生成部119に渡す。
通知文言生成部119は、生活家電からの状態通知と詳細情報の組を受け、対応する通
知タイプと通知文言を通知文言対応表から探し、見つかったものを通知文言として通知表
示判定部117以降の処理に渡す。本実施例では暗黙に通知文言生成部119に通知文言
対応表を内蔵しているとする。
表示部120は、再生部13による再生出力と、通知表示生成部116による生活家電の
通知表示出力と、および操作部121に関連する操作入力ユーザインタフェースとを画面
等に表示する。生活家電の通知表示がなされたときの表示画面例は図2(a)(b)を参
照のこと。
操作部121は、選択部112へのコンテンツ選択、再生部113へのコンテンツ再生
操作(再生、停止、早送り、逆送り、シーク、再生速度の変更など)を利用者から受け付け
、動作指示としてそれぞれ選択部112、再生部113へ受け渡す。通知表示生成部11
6で生成し表示される通知表示出力(図10)のボタン選択に応じて、通知表示抑制の設定
指示、通知表示の消去指示を通知表示設定部115に対して行う。
以上の各部分が組み合わさって動作することによって、利用者の操作指示に基づいての
コンテンツの選択と再生を行い、生活家電からの通知を受信して通知表示を行い、利用者
の指示に基づいてコンテンツ再生の終端到達まで通知を受信したときに通知表示を抑制す
ることができる。
以下、 動作手順を説明する。動作手順は、コンテンツの再生手順、生活家電からの通
知表示手順、通知表示抑制の設定手順、通知表示抑制の解除手順とで構成される。
この再生装置101のコンテンツの再生手順は次のようになる。図6を用いて説明する

ステップB1: 利用者は操作部121に対して、コンテンツの選択と再生を指示する。
ステップB2: 選択部112は、コンテンツ保持部111上のコンテンツを選択する。
ステップB3: 再生部113は、選択されたコンテンツを読み出しつつ再生する。
ステップB4: 表示部120は、再生部113の再生出力と、通知表示生成部116の通知
表示出力と、操作部121の操作画面情報とを重ねあわせ、画面または音声またはその両
方に対して出力する。
ここでコンテンツの選択と再生は、コンテンツ保持部111に記録されているコンテン
ツを選択し再生する場合、コンテンツ保持部111がチューナーであって放送波のチャン
ネルを選択し表示する場合、コンテンツ保持部111がビデオ入力やHDMI(登録商標
)など外部入力を扱うものであって外部入力端子のいずれかを選択してその入力を受けて
再生する場合、ネットワーク上のコンテンツであってコンテンツ保持部111を介して選
択とコンテンツの取得を行う場合、のいずれであっても本質的な差はない。
この再生装置101の生活家電からの通知表示手順は次のようになる。図7を用いて説
明する。
ステップC1: 生活家電通知受信部118は、ホームネットワーク5を通じて生活家電装置
2,3,4からの状態通知を受信する。
ステップC2: 生活家電通知受信部118は通知文言対応表の製品タイプと通知プロパティ
を参照し、詳細情報の取得が必要か否かを判定する。詳細情報が必要な場合はステップC3
へ、不要な場合はステップC4へ移る。
ステップC3: 生活家電通知受信部118は、状態変化を通知してきた生活家電に対して詳
細情報を取得する。
ステップC4: 生活家電通知受信部118は、ステップC1とステップC3で得た生活家電から
の通知情報と状態情報を通知情報詳細として通知文言生成部119に送る。
ステップC5: 通知文言生成部119は、通知情報詳細に対応する通知文言を通知文言対応
表から探し、通知文言として生成する。
ステップC6: 通知文言生成部119は、この通知文言を通知表示判定部117に送る。
ステップC7: 通知表示判定部117は、通知表示設定部115から通知表示可/不可を問
い合わせる。通知表示設定部115は、通知表示抑制指示の有り無しに基づいて通知表示
不可または通知表示可を通知表示判定部117に返す。
ステップC8: 通知文言の表示が可の場合はステップC9へ移る。不可の場合はステップC1へ
移り、生活家電からの次の状態通知を待つ。
ステップC9: 通知表示判定部117は、通知表示生成部116へ通知文言を送る。
ステップC10: 通知表示生成部116は、渡された通知文言を表示する通知表示出力を生
成し、表示部120へ渡す。表示部120は、通知表示出力と再生部113の再生出力と
を重ねあわせ画面表示する(ステップB4に同じ)。
変形例として、ステップC1において生活家電通知受信部118は、生活家電から通知を
受け取るのではなく、特定の製品の特定のプロパティの状態変化をポーリングして検出す
るとしてもよい。この方法は、ポーリングによる余計な問い合わせが恒常的に発生するが
、そのプロパティの値が変化しても通知されない場合でも変化を検出できる点で有効であ
る。
図10に通知表示の具体的な表示例を示す。通知表示51は生活家電からの通知である
ことを示すタイトル52、通知文言53、通知表示を閉じるボタン54、通知表示を閉じ
、番組終了まで通知表示を行わないよう指示するボタン55を備えている。この例では、
ボタン54に再生表示装置1であるテレビの「画面表示」リモコンボタン、ボタン55に
「クイック」リモコンボタンを割り当てている。
この再生表示装置1の通知表示抑制の設定手順は次のようになる。図8を用いて説明す
る。本手順はステップC10にて、通知表示が画面上に表示されたときに開始する。
ステップD1: 通知表示51に対するユーザ入力を待つ。ユーザ入力が有ればステップD2へ
、無ければステップD4へ移る。
ステップD2: ユーザ入力が「コンテンツ終端まで表示しない」ボタン55の選択である場
合はステップD3へ、それ以外はステップD5へ移る。
ステップD3: 通知表示設定部115に通知表示の抑制指示を設定する。ステップD5へ移る

ステップD4: 通知表示51を表示して所定時間が経過していればステップD5へ移る。さも
なくばステップD1へ移り、ユーザ入力を待つ。
ステップD5: 通知表示51を消す。
この再生表示装置1の通知表示抑制の解除手順は次のようになる。図9を用いて説明す
る。
ステップE1: 状態監視部114は、再生部113の再生状態、番組情報の変化を監視する

ステップE2: 再生終端に達した、または番組が終わったことが検出されれば、ステップE3
へ移る。さもなくばステップE1に移る。再生終端への到達以外の状態変化を検出対象とし
ないことで、早送りや逆送り操作による状態変化で通知表示抑制が解除されることを防ぐ

ステップE3: 状態監視部114は、再生終端に達した旨を通知表示設定部115に通知す
る。
ステップE4: 通知表示設定部115は、通知表示の抑制指示を削除する。つまり、通知表
示の抑制を解除する。ステップE1へ移り、つぎの状態変化を監視する。
スマートホームシステムの動作例を図11に示す。本発明の再生表示装置はテレビ1で
あり、生活家電はエアコン4である。時間は左から右に進み、時刻t1で番組1が開始し時
刻t4で終了し、次の番組2に移る。時刻t1とt4の間のt2とt3、時刻t4よりあとの時刻t5に
エアコン4から異常通知1,異常通知2,異常通知3がそれぞれテレビ1に対して通知される
。テレビ1は番組1および番組2を受信し再生表示し続けている。時刻t1の段階で通知表示
の抑制指示はテレビ1に対して行われていないとする。以上が本動作例の前提である。
テレビ1が時刻t2でエアコン4からの異常通知1を受けたとき、それに対応する通知表
示51を画面上に表示する。このとき、通知表示51のボタン55を利用者が選択すると、通
知表示の抑制指示がテレビ1に設定される。
テレビ1が時刻t3でエアコンからの異常通知2を受けたとき、テレビ1は依然として番組1
を再生表示中であって通知表示の抑制指示は設定されたままであって解除されていない。
通知表示判定部117は通知表示生成部116に対して通知表示51の生成を指示しない
。このため、異常通知2に対する通知表示51が表示されることはない。
テレビ1が時刻t4に達したとき、番組1が終了し番組2が開始される。このとき、状態監視
部114は番組すなわちコンテンツの再生が終端に達したことを検出し、通知表示設定部
115は通知表示の抑制指示を解除する。
テレビ1が時刻t5でエアコンからの異常通知3を受けたとき、テレビ1は異常通知3に対応
する通知表示51を画面上に表示する。
また異常通知2に対応する通知表示51でボタン55を選択しない場合の動作例を図12
に示す。これはすなわち従来の再生表示装置1の動作例でもある。
テレビ1が時刻t2でエアコンからの異常通知1を受けたとき、それに対応する通知表示
51を画面上に表示する。このとき、通知表示51のボタン54を利用者が選択すると、ま
たはボタン54,ボタン55のいずれも選択せずにタイムアウトとなるとこの通知表示は消さ
れるが、先の通知表示の抑制指示がテレビ1に設定されない。
このため、テレビ1が時刻t3でエアコンからの異常通知2を受けたとき、テレビ1は依
然として番組1を再生表示中であるが通知表示の抑制指示は設定されていない。このため
、異常通知2に対する通知表示51が表示される。
実施例では、通知表示の抑制対象として生活家電の区別を明記していない。通知表示の
抑制対象を細かく設定できるとしてもよい。例えば一律、デバイス種ごと、デバイス毎、
通知種類ごと、デバイス種+通知種類の組合せ別、デバイス毎+通知種類の組合せ別など
に設定できるとしてもよい。現実には、利用者に対して細かく設定させることになると、
利便性は悪化する。
実施例では、通知表示51のボタン55の選択による効果として、現在再生中のコンテン
ツの終端に達するまで表示しない。がコンテンツ終端までの一時的なものでなく永続的に
通知表示を抑制するよう設定するとしてもよい。この場合、利用者が通知表示の抑制設定
を確認でき、変更できるよう構成することが必要となる。
実施例では、チャンネルを切り替えると再生部113と状態監視部114で得られる番
組情報が変化し、コンテンツ終端に達したと判断して、通知表示の抑制設定が解除される
。一時的なチャンネル切換やチャンネルザッピングのばあいでも通知表示の抑制設定が意
図せず解除されないよう、以下の対応のいずれかをとるとしてもよい。
(A)通知表示の抑制設定がなされたときに再生中だったコンテンツの終了時刻または終
了予定時刻に達するまでは、別のコンテンツを再生中であっても通知表示の抑制設定を解
除しない。
(B)複数個の再生部113と状態監視部114を持たせ、通知表示の抑制設定がなされ
たときのコンテンツ再生を継続し、コンテンツ再生の終端到達を監視させてもよい。
実施例では通知表示51が表示された際に設定が行えるとしたが、コンテンツの再生開
始時、放送番組であれば番組開始冒頭にコンテンツ終端まで通知表示を抑制するか否かを
問い合わせる表示を行うとしてもよい。
<実施例の特徴とポイントの補足>
(1)生活家電からの通知を受信して画面上に表示することができるテレビに代表する再
生表示装置において、現在視聴中のコンテンツ再生がその終端に到達するまで生活家電か
らの通知の表示を行わない。
(2)コンテンツ再生が終端に到達するとは、具体的には次のいずれかを指す。
(ア)視聴中のチャンネルでの番組の変わり目。具体的にはSI情報が変化するとき。これら
はチャンネル切換や入力切換によって視聴中の番組情報が変化する場合を含む。
(イ)あらかじめ長さがわかっているコンテンツ(録画やパッケージ・配信メディア)の終端
に達したとき。
(ウ)利用者による再生の停止、テレビの電源オフの操作が行われたとき。
(3)上記の通知表示を行わない旨を利用者が設定できる。
(4)上記の通知表示を行わない旨を利用者が設定できるタイミングと内容は次のとおり
である。
(ア)事前に個別の生活家電、またはそれと通知の種類との組み合わせごとに設定できる。
図2(b)と同程度の条件指定できるユーザインタフェースを構成すればよい。即ち、入
力(チャンネル種別含む)、番組ジャンル、時間帯、曜日、タイトルまたは番組識別子(SI
情報)、生活家電の種別(その機器からの通知を表示しない、または一律に表示しないな
ど)と通知の種別(異常状態とその種類、程度)などに対応する設定である。
以上のように、視聴中のコンテンツ再生がその終端に到達するまで生活家電からの通知
の表示を行わないよう利用者が設定できるようにしたことで、利用者のコンテンツ視聴を
妨げることなく生活家電からの通知表示を行うことができるようになった。
また通知表示を行わないと設定した際のコンテンツの終端到達時刻までは他のコンテン
ツを視聴中であっても生活家電からの通知表示を行わないとすることで、チャンネルザッ
ピング中の生活家電の通知にも対応できるようになった。
課題を解決するにあたって、本実施形態では、視聴中のコンテンツ再生がその終端に到
達するまで生活家電からの通知の表示を行わないよう利用者が設定できる、との工夫をし
た。即ち、通知表示を一律にではなく、コンテンツ再生が終了するまで抑制するよう設定
(言わばその場でその場限りの設定を変更)できるようにする、としている。
入力切換を伴う場合(チャンネル切換、ザッピングを含む)、表示しないと設定したとき
に視聴中の番組(またはコンテンツ)の再生が終了するまでは(またはその終了予定時刻
までは)、実際には他の番組を視聴中であっても表示しない動作を許す。
先行技術では家電からの通知をテレビ画面上に表示するにあたり、番組の進行状況やカ
テゴリ毎に生活家電からの通知表示を許すか否かの条件ルールが放送波に仕込まれており
、その条件と表示中の番組に基づいて家電通知の表示が判断される。表示条件は放送事業
者によって指定されるもので、ユーザの意図を反映することはできない。
先行技術と比べた実施形態の効果として、家電通知をテレビ画面へ表示させるか否かに
ついて、放送事業者ではなくユーザの意図を反映できる。
なお、この発明は上記実施形態に限定されるものではなく、この外その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変形して実施することができる。
また、上記した実施の形態に開示されている複数の構成要素を適宜に組み合わせること
により、種々の発明を形成することができる。例えば、実施の形態に示される全構成要素
から幾つかの構成要素を削除しても良いものである。さらに、異なる実施の形態に係わる
構成要素を適宜組み合わせても良いものである。コンテンツ終端に達した後は、現在のTV
製品での「お知らせ表示」のように「なにかがあったこと」を知らせる表示があることも
好ましい。
4…家電機器、15…MPU(Micro Processing Unit)、16…状態内容保存部、1
7…状態変化通知部、18…内容取得要求応答部、20…通信部、101…再生装置。

Claims (6)

  1. コンテンツを再生する再生手段と、
    他の電子機器からの状態通知を受信する受信手段と、
    前記状態通知を受信した場合、通知方法に関して予め設定された通知設定に従って、前
    記状態通知の内容を示す通知を実行する通知制御手段と、
    前記コンテンツの再生中に前記電子機器からの状態の通知の際にこの通知の通知方法に
    関する設定変更を促す通知設定手段とを備え、
    前記通知制御手段は、前記設定変更が外部からなされた場合には前記コンテンツの再生
    終了までこの設定変更に応じた前記通知の通知方法を維持し、前記コンテンツの再生が終
    了すると、前記予め設定された通知設定に戻す、再生装置。
  2. 前記通知は前記電子機器からの異常状態の通知である請求項1に記載の再生装置。
  3. 前記設定変更は前記電子機器の種別により選択的になされる請求項1に記載の再生装置
  4. 前記設定変更は前記状態の種別により選択的になされる請求項1に記載の再生装置。
  5. 前記通知はECHONET Liteプロトコルによりなされる請求項1に記載の再生装置。
  6. 音声や映像などの再生装置における電子機器からの通知情報の処理方法であって、
    コンテンツを再生する再生工程と、
    他の電子機器からの状態通知を受信する受信工程と、
    前記状態通知を受信した場合、通知方法に関して予め設定された通知設定に従って、前
    記状態通知の内容を示す通知を実行する通知制御工程と、
    前記コンテンツの再生中に前記電子機器からの状態の通知の際にこの通知の通知方法に
    関する設定変更を促す通知設定工程とを含み、
    前記通知制御手段は、前記設定変更が外部からなされた場合には前記コンテンツの再生
    終了までこの設定変更に応じた前記通知の通知方法を維持し、前記コンテンツの再生が終
    了すると、前記予め設定された通知設定に戻す、通知情報の処理方法。
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