JP2016025513A - コヒーレント光受信機 - Google Patents

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Abstract

【課題】コヒーレント光受信機の電送特性劣化抑制及び小型化を実現する。【解決手段】本発明のコヒーレント光受信機は、4つの出力チャネルのそれぞれが、デュアル型フォトダイオードを構成する第1のフォトダイオード及び第2のフォトダイオードと、第1のフォトダイオードと第2のフォトダイオードとからの電流信号を電圧信号に変換して増幅するトランスインピーダンスアンプと、第1のフォトダイオードの第1の端子と第2のフォトダイオードの第1の端子に接続され、第1のフォトダイオードの第1の端子と第2のフォトダイオードの第1の端子とにバイアス用の電圧を印加する第1のバイアス用電源とを備え、第1のフォトダイオードの第2の端子がトランスインピーダンスアンプの正入力端子に接続され、第2のフォトダイオードの第2の端子がトランスインピーダンスアンプの補入力端子に接続されることを特徴とする。【選択図】図6

Description

本発明は、コヒーレント光受信機に関し、詳細には、コヒーレント光受信機の光電変換部に関する。
近年、LTE、WiMAX等の3.9G無線インターネット通信、及びFTTHによる有線インターネット通信等の広帯域伝送技術を利用するアプリケーションの急速な普及に伴い、通信ネットワークに要求される伝送容量は増大の一途を辿っている。波長多重を用いる基幹系の光ファイバ伝送網においても伝送容量の拡幅が急務であるが、このためには、波長による多重数を増やすばかりでなく、一波長あたりの伝送速度を増大させることが必要である。また、一波長あたりの伝送速度を増大させることは、伝送装置の小型化・低価格化の観点からも望ましい。さらに、中継器の数を削減するために、分散耐性が高く、伝送距離が長い伝送装置が必要とされる。
したがって、最近は一波長あたり100Gb/sという高速での伝送を可能とし、高い分散耐性を有するディジタルコヒーレント技術に基づくコヒーレント送受信機が注目され、基幹回線での普及が始まっている。さらに、ディジタルコヒーレント技術は、より短い距離への適用も行われているが、より短い距離への適用についてもコヒーレント光送受信機の小型高集積・低消費電力化も求められている。このようなコヒーレント光送受信機について、CFP(Centum Form factor Pluggable)及びより小型のCFP2、CFP4に準拠した小型光送受信用デバイスの模索が始まっている。
光送受信器の内部に使用される光受信器についても同様である。OIFでImplementation Agreementによって規格化されたサイズ(非特許文献1参照)が普及しているが、この中では、既に普及しているType1に続いて、より小型のType2の規定もなされている。
しかし、CFP2/4に内蔵する光受信器としては、OIFでImplementation Agreementによって規格化されたサイズよりもさらに小型の光受信器が求められている。このような小型の光受信器を実現するには、光受信器内部に実装する部品の簡略化・集積化をすることがコスト低減の観点からも望ましい。
"Implementation Agreement for Integrated Dual Polarization Intradyne Coherent Receivers", Optical Internet Forum, IA # IA # OIF-DPC-RX-01.2 November 14, 2013 http://www.oiforum.com/public/documents/OIF_DPC_RX-01.2.pdf ANALOG DEVICE 3.2Gbps,3.3V,Low Noise Transimpedance Amplifier ADN2880
図1は、従来のコヒーレント光受信器100を示す構成図である。コヒーレント光受信器100は、信号光入力ファイバ121からの信号光を分波する偏光ビームスプリッタ101と、局部発振光入力ファイバ122からの局部発振光を分波するビームスプリッタ102と、信号光と局部発振光を干渉させる90度ハイブリッド回路103及び104と、90度ハイブリッド回路103及び104からの干渉光を電気信号に変換する光電変換部110とを備える。光電変換部110は、90度ハイブリッド回路103及び104から出射された干渉光を電流に変換するフォトダイオード(PD)105−1〜8と、PD105−1〜8からの電流を電圧に変換するトランスインピーダンスアンプ(TIA)106−1〜4とを備える。光電変換部110は、4つの出力チャネルを有し、各出力チャネルは、バランス動作に必要な2つのPDと、1つのTIAを備えている。
コヒーレント光受信機100は、入力ファイバ121から入力されたDP−QPSK変調信号光を偏光ビームスプリッタ101により分波する。また、局部発振光入力導波路から入力された局部発振光をビームスプリッタ102により分波する。分波されたDP−QPSK変調信号光及び局部発振光は、90度ハイブリッド回路103及び104においてそれぞれ干渉され、さらにDP−QPSK変調信号光の直交する偏波成分(X/Y偏波)と、直交する位相成分(I/Qチャネル)に分離され、出射される。90度ハイブリッド回路103及び104から出射された分離されたDP−QPSK変調信号光の各成分(XI、XQ、YI、YQ)は、光電変換部110において高速差動電気信号に変換され、光電変換部110の4つのチャネルからそれぞれ出力される。
図2は、図1に記載のコヒーレント光受信機100の光電変換部110の構成を示すブロック図である。光電変換部110は、光信号を電流信号に変換するPD105−1〜8を有するPDチップ210が載せられたチップオンキャリア(chip on carrier:CoC)220を備える。また、光電変換部110は、PDチップ210のPD用のバイアス電源用端子231−1〜8及びフィルタが形成された外部素子部230と、PDチップ240からの電流信号を電圧信号に変換するTIA106−1〜4が形成されるTIAチップ240とを備える。光電変換部110は、PDチップ210及びTIAチップ240共に4つの出力チャネルがひとつのチップに集積されている。PDチップ210には8個のPD105−1〜8が1のチャネルにつきそれぞれ2つずつデュアル型に配置されている。
TIAチップ240には、PD105−1〜8からの電流信号を4つの出力チャネルの電圧信号に変換するTIA106−1〜4が形成され、出力端子OT1〜4及びOC1〜4を有する。出力端子OT1〜4から各チャネルの正論理の信号が、出力端子OC1〜4から各チャネルの負論理の信号が出力される。CoC220には、PDチップ210のPD105−1〜8のアノードとTIAチップ240のTIA106−1〜4とを接続する伝送線路221−2、4、6、8、10、12、14、16、及びGND線路221−1、3、5、7、9、11、13、15、17が形成される。外部素子には、PD105−1〜8それぞれのバイアス電源Vpd1〜Vpd8が接続される電源端子231−1〜8が形成される。
図3は、光電変換部110の各チャネル部のうちの1のチャネルを示す拡大図である。1のチャネルにおいて、CoC220のPDチップ部210−1は、2つのPD105−1及び105−2がデュアル型に配置されている。PD105−1のカソード(電源端子)は、コンデンサ312−1を介してGND線路221−1及び221−3と、抵抗313−1及び331−1を介して外部素子部230の電源端子231−1においてPD用バイアス電源Vpd1に接続されている。また、PD105−2のカソード(電源端子)は、コンデンサ312−1を介してGND線路221−5及び221−3と、抵抗313−2及び331−2を介して外部素子部230−1の電源端子231−2において電源Vpd2に接続されている。PD105−1のアノード(信号端子)は伝送線路(信号線)221−2を介してTIA106−1の正入力端子と接続され、PD105−2のアノード(信号端子)は伝送線路(信号線)221−4を介してTIA106−1の補入力端子と接続される。外部素子部230−1の抵抗331−1及び331−2は共振防止のための抵抗である。抵抗331−1の両側に電源安定可用のコンデンサ332−1と333−1とが接続され、抵抗331−2の両側に電源安定化用の用のコンデンサ332−2と333−2とが接続される。
高速の光信号が入射した際に、電源Vpd1により逆バイアスが印加されたPD105−1(105−2)内部において、電子・正孔キャリア対が発生して電子はカソードに、正孔はアノードに移動するため、入射した光信号に対応した高周波の光電流がPD105−1(105−2)から発生する。光電変換部110において、PD105−1(105−2)のカソードは、電源安定化用のコンデンサ312−1(312−2)に接続されているため、高周波の光電流がコンデンサ312−1(312−2)を流れることで、カソードのPDバイアス用の電圧はほぼ一定電位に保たれる。またPD105−1(105−2)のアノード側から発生する光電流は、信号として、信号線221−2(221−4)を介してTIA106−1に入力される。
コヒーレント光受信器内部では、PD周辺に電源安定化用のコンデンサ及び共振抑止のための抵抗等の部品から構成されるバイアス電源用のフィルタを設ける必要がある。ここで、コヒーレント光受信機100においては、図2及び図3のように、バイアス電源用フィルタを、外部素子部230に実装している。バイアス電源用フィルタを、PDの内部素子ではなく外部素子とするのは、通常用いられるPDのプロセスや、CoCに用いられるセラミック基板のプロセスでは、コヒーレント光受信機において要求される数十pF等の大きな電気容量を作製するのに大きな面積を必要とするので現実的ではないためである。
図2に示すとおり、一つのPD用のバイアス電源用フィルタにコンデンサ2個と抵抗1個が必要であるから、8個のPDを必要とするコヒーレント光受信器100においては、通常、合計で24個もの部品が必要になる。この部品を外部素子として使用すると、実装のため多くの領域が必要になり、外部素子が大きくなるばかりでなく実装コスト・部品コストを要するという課題があった。
非特許文献2には、PDバイアス電源用フィルタの部品を削減した強度変調直接検波用に使用される光受信器のTIAが記載されている。
非特許文献2はTIAのデータシートであるが、推奨実装図(Figure1)として、TIAには、PDのアノードだけでなく、カソードも接続している。PDのカソードをTIAに接続するメリットは、PDのバイアス用電源回路に必要な抵抗やコンデンサをTIAに内蔵し、部品点数を減らすことができることである。
非特許文献2に記載の技術をそのままコヒーレント光受信器に適用する場合、上記のように8個のコンデンサと8個の抵抗を、外部素子でなくTIA内に形成することができる。しかし、コンデンサは、その値が大きいほどTIAのICの上で表面積が大きくなるため、コヒーレント光受信機のコスト増の要因となるという課題がある。
非特許文献2に記載の技術によりPDをTIAに接続する場合、アノード及びカソードの両方で伝送線路を介してTIAに接続することになる。図4は、非特許文献2に記載の技術をPDとTIAとの接続に適用した場合の様子を示す図である。図4のPD401−1はアノード(信号端子)が伝送線路402−1を介してTIA404に接続され、カソード(電源端子)が伝送線路403−1を介してTIA404に接続されている。また、PD401−2はアノード(信号端子)が伝送線路402−2を介してTIA404に接続され、カソード(電源端子)が伝送線路403−2を介してTIA404に接続されている。
図4に記載のようにPDを構成した場合、インピーダンスが高くなりやすいというデメリットがある。具体的には、PDチップ上、CoC上、及びTIA部上のそれぞれで、伝送線路のインピーダンスが高くなりやすくなる。このインピーダンスの増加が大きい場合、周波数特性にピーキングをもたらし、群遅延偏差を大きくするなどして、伝送特性を劣化させやすいという課題がある。
また、伝送線路の両方402−1及び403−1(402−2及び403−2)において、同じ大きさの高周波信号を伝播することになってしまうが、この場合、隣接チャネルとの結合(クロストーク)が増大し、その結果伝送特性を劣化させやすいという課題がある。
本発明の目的は、このような課題を解決するためものである。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様は、4つの出力チャネルのそれぞれが、デュアル型フォトダイオードを構成する第1のフォトダイオード及び第2のフォトダイオードと、前記第1のフォトダイオードと前記第2のフォトダイオードとからの電流信号を電圧信号に変換して増幅するトランスインピーダンスアンプと、前記第1のフォトダイオードの第1の端子と前記第2のフォトダイオードの第1の端子に接続され、前記第1のフォトダイオードの第1の端子と前記第2のフォトダイオードの第1の端子とにバイアス用の電圧を印加する第1のバイアス用電源とを備えるコヒーレント光受信機であって、前記第1のフォトダイオードの第2の端子が前記トランスインピーダンスアンプの正入力端子に接続され、前記第2のフォトダイオードの第2の端子が前記トランスインピーダンスアンプの補入力端子に接続されることを特徴とする。
また、本発明の第2の態様は、4つの出力チャネルのそれぞれが、デュアル型フォトダイオードを構成する第1のフォトダイオード及び第2のフォトダイオードと、前記第1のフォトダイオードと前記第2のフォトダイオードとからの電流信号を電圧信号に変換して増幅するトランスインピーダンスアンプと、前記第1のフォトダイオードの第一の端子にバイアス用の電圧を印加する第1のバイアス用電源と、前記第2のフォトダイオードの第一の端子にバイアス用の電圧を印加する第2のバイアス用電源と備えるコヒーレント光受信機であって、前記第1のフォトダイオードの第1の端子と前記第2のフォトダイオードの第1の端子がコンデンサを介して接続され、前記第1のフォトダイオードの第2の端子が前記トランスインピーダンスアンプの正入力端子に接続され、前記第2のフォトダイオードの第2の端子が前記トランスインピーダンスアンプの補入力端子に接続されることを特徴とする。
また、本発明の第3の態様は、4つのチャネルのそれぞれが、デュアル型フォトダイオードを構成する第1のフォトダイオード及び第2のフォトダイオードと、前記第1のフォトダイオードと前記第2のフォトダイオードとからの電流信号を電圧信号に変換して増幅するトランスインピーダンスアンプと、前記第1のフォトダイオードにバイアス用の電圧を印加する第1のバイアス用電源と、前記第2のフォトダイオードにバイアス用の電圧を印加する第2のバイアス用電源とを備えるコヒーレント光受信機であって、前記第1のバイアス用電源と前記第1のフォトダイオードの前記第1の端子とを結ぶ配線と、前記第2のバイアス用電源と前記第2のフォトダイオードの前記第1の端子とを結ぶ配線と、の間には、コンデンサが挿入され、前記第1のフォトダイオードの第2の端子が前記トランスインピーダンスアンプの正入力端子に接続され、前記第2のフォトダイオードの第2の端子が前記トランスインピーダンスアンプの補入力端子に接続されることを特徴とする。
また、本発明の第4の態様は、第1又は第2の態様のコヒーレント光受信機であって、前記第1のバイアス用電源と前記第1のフォトダイオードの前記第1の端子とを結ぶ配線と、前記第2のバイアス用電源と前記第2のフォトダイオードの前記第1の端子とを結ぶ配線と、の間には、コンデンサが挿入されることを特徴とする。
また、本発明の第5の態様は、4つの出力チャネルのそれぞれが、第1のフォトダイオードの第1の端子と第2のフォトダイオードの第2の端子が接続されて構成されたバランス型フォトダイオードと、前記第1のフォトダイオードと前記第2のフォトダイオードとからの電流信号を電圧信号に変換して増幅するトランスインピーダンスアンプと、前記第1のフォトダイオードの第2の端子にバイアス用の電圧を印加する第1のバイアス用電源と、前記第2のフォトダイオードの第1の端子にバイアス用の電圧を印加する第2のバイアス用電源とを備えるコヒーレント光受信機であって、前記第1のフォトダイオードの第2の端子と前記第2のフォトダイオードの第1の端子がコンデンサを介して接続され、前記第1のフォトダイオードの第1の端子と前記第2のフォトダイオードの第2の端子が前記トランスインピーダンスアンプの1つの入力端子に接続されることを特徴とする。
また、本発明の第6の態様は、第1乃至第5のいずれか1つの態様のコヒーレント光受信機であって、前記第1のフォトダイオードの前記第1の端子及び前記第1のバイアス用電源、前記第1のフォトダイオードの前記第2の端子及び前記トランスインピーダンスアンプ、前記第1のフォトダイオードの前記第1の端子及び前記第2のバイアス用電源、前記第2のフォトダイオードの前記第2の端子及び前記トランスインピーダンスアンプは、それぞれチップオンキャリア上の伝送線路により接続されることを特徴とする。
また、本発明の第7の態様は、第1乃至第6のいずれか1つの態様のコヒーレント光受信機であって、前記トランスインピーダンスアンプの入力部、前記第1のフォトダイオードの前記第1の端子又は前記第2のフォトダイオードの前記第1の端子のいずれかに、フォトダイオード毎独立の光電流測定回路を備えることを特徴とする。
本発明は、コヒーレント光受信機の光電変換部において、電送特性劣化抑制及び光受信機の小型化を実現することができる。
従来のコヒーレント光受信器を示す構成図である。 図1に記載のコヒーレント光受信機の光電変換部の構成を示すブロック図である。 図2に記載の光電変換部の各チャネル部のうちの1のチャネルを示す拡大図である。 非特許文献2に記載の技術をPDとTIAとの接続に適用した場合の様子を示す図である。 本発明の一実施形態にかかるコヒーレント光受信機を示す構成図である。 図5のコヒーレント光受信機の光電変換部の構成を示すブロック図である。 図6の電源安定化用のコンデンサの接続の他の例を説明する構成図である。 図6に示した本発明の一実施形態のPDチップの回路の変形例を示す図である。(a)〜(e)は、PDチップの回路のそれぞれの変形例を示す図である。
図5は、本発明の一実施形態にかかるコヒーレント光受信器500を示す構成図である。コヒーレント光受信器500は、信号光入力ファイバ521からの信号光を分波する偏光ビームスプリッタ501と、局部発振光入力ファイバ522からの局部発振光を分波するビームスプリッタ502と、信号光と局部発振光を干渉させる90度ハイブリッド回路503及び504と、90度ハイブリッド回路503及び504からの干渉光を電気信号に変換する光電変換部510とを備える。光電変換部510は、90度ハイブリッド回路503及び504から出射された光信号を電流信号に変換するPD511−1〜8と、PD511−1〜8からの電流信号を電圧信号に変換・増幅するTIA512−1〜4とを備える。光電変換部510は、4つの出力チャネルを有し、各出力チャネルは、バランス動作に必要な2つのPDと、1つのTIAを備えている。
コヒーレント光受信機500は、入力導波路521から入力されたDP−QPSK変調信号光を偏光ビームスプリッタ501により分波する。また、局部発振光入力導波路から入力された局部発振光をビームスプリッタ502により分波する。分波されたDP−QPSK変調信号光及び局部発振光は、90度ハイブリッド回路503及び504においてそれぞれ干渉され、さらにDP−QPSK変調信号光の直交する偏波成分(X/Y偏波)と、直交する位相成分(I/Qチャネル)に分離され、出射される。90度ハイブリッド回路503及び504出射された分離されたDP−QPSK変調信号光の各成分(XI、XQ、YI、YQ)は、光電変換部510において高速差動電気信号に変換され、光電変換部510の4つのチャネルからそれぞれ出力される。
[光電変換部]
図6は、図5に記載のコヒーレント光受信機500の光電変換部510の構成を示すブロック図である。光電変換部510は、PD511−1〜8が形成されたPDチップ610が載せられたCoC620と、TIA512−1〜4が形成されるTIAチップ630とを備える。PDチップ610及びTIAチップ630は、共に4つのチャネルがひとつのチップに集積されている。PDチップ610には8個のPD511−1〜8が1のチャネルにつきそれぞれ2つずつデュアル型に配置されている。
PD511−1〜8のバイアス電源Vpd1〜8の電源端子631−1〜8は全てTIAチップ630上に形成される。また、バイアス電源Vpd1〜8の電源端子631−1〜8には共振抑止用の抵抗632−1〜8が接続される。したがって、図2の従来の光電変換部(図1の110)の外部素子部230の一部232に含まれる部品を設ける必要がなくなる。TIAチップ630には、さらにTIA512−1〜4の出力端子出力端子OT1〜4及びOC1〜4を有する。出力端子OT1〜4から各チャネルの正の電圧信号が、出力端子OC1〜4から各チャネルの負の電圧信号が出力される。CoC620には、PDチップ610のPD511−1〜8とTIAチップ630のTIA512−1〜4とを接続する伝送線路(信号線)621−2、3、6、7、10、11、14、15、及びPD511−1〜8とTIAチップ630のバイアス電源Vpd1〜8とを接続するGND線路621−1、4、5、8、9、12、13、16が形成される。
光電変換部510の第1のチャネルにおいて、PD511−1のアノード(信号端子)は伝送線路621−2を介してTIA512−1の正入力端子に接続され、PD511−1のカソード(電源端子)は伝送線路621−1及び抵抗632−1を介して電源Vpd1に接続される。また、第1のチャネルにおいて、PD511−2のアノード(信号端子)は伝送線路621−3を介してTIA512−1の補入力端子に接続され、PD511−2のカソード(電源端子)は伝送線路621−4及び抵抗632−2を介して電源Vpd2に接続される。
90度ハイブリッド回路503において、信号光(X偏波)と局部発振光とは干渉され、位相差が0、180度に相当する成分が、信号光のXI成分として出射される。出射された分岐光はPD511−1及び511−2により受光され、それぞれ電流信号として出力される。PD511−1及び511−2からの電流信号は、TIA512−1により差分が電圧信号に変換され、DP−QPSK変調信号光のXI成分の高速差動電気信号として出力される。
光電変換部510の第2のチャネルにおいて、PD511−3のアノード(信号端子)は伝送線路621−6を介してTIA512−2の正入力端子に接続され、PD511−3のカソード(電源端子)は伝送線路621−5及び抵抗632−3を介して電源Vpd3に接続される。また、第2のチャネルにおいて、PD511−4のアノード(信号端子)は伝送線路621−7を介してTIA512−1の補入力端子に接続され、PD511−4のカソード(電源端子)は伝送線路621−8及び抵抗632−4を介して電源Vpd4に接続される。
90度ハイブリッド回路503において、信号光(X偏波)と局部発振光とは干渉され、位相差が90、270度に相当する成分が、信号光のXQ成分として出射される。出射された分岐光はPD511−3及び511−4により受光され、それぞれ電流信号として出力される。PD511−3及び511−4からの電流信号は、TIA512−2により差分が電圧信号に変換され、DP−QPSK変調信号光のXQ成分の高速差動電気信号として出力される。
光電変換部510の第3のチャネルにおいて、PD511−5のアノード(信号端子)は伝送線路621−10を介してTIA512−3の正入力端子に接続され、PD511−5のカソード(電源端子)は伝送線路621−9及び抵抗632−5を介して電源Vpd5に接続される。また、第3のチャネルにおいて、PD511−6のアノード(信号端子)は伝送線路621−11を介してTIA512−3の補入力端子に接続され、PD511−6のカソード(電源端子)は伝送線路621−12及び抵抗632−6を介して電源Vpd6に接続される。
90度ハイブリッド回路504において、信号光(Y偏波)と局部発振光とは干渉され、位相差が0、180度に相当する成分が、信号光のYI成分として出射される。出射された分岐光はPD511−5及び511−6により受光され、それぞれ電流信号として出力される。PD511−5及び511−6からの電流信号は、TIA512−3により差分が電圧信号に変換され、DP−QPSK変調信号光のYI成分の高速差動電気信号として出力される。
光電変換部510の第4のチャネルにおいて、PD511−7のアノード(信号端子)は伝送線路621−14を介してTIA512−4の正入力端子に接続され、PD511−7のカソード(電源端子)は伝送線路621−13及び抵抗632−7を介して電源Vpd7に接続される。また、第4のチャネルにおいて、PD511−8のアノード(信号端子)は伝送線路621−15を介してTIA512−4の補入力端子に接続され、PD511−8のカソード(電源端子)は伝送線路621−16及び抵抗632−8を介して電源Vpd8に接続される。
90度ハイブリッド回路504において、信号光(Y偏波)と局部発振光とは干渉され、位相差が90、270度に相当する成分が、信号光のYQ成分として出射される。出射された分岐光はPD511−7及び511−8により受光され、それぞれ電流信号として出力される。PD511−7及び511−8からの電流信号は、TIA512−4により差分が電圧信号に変換され、DP−QPSK変調信号光のYQ成分の高速差動電気信号として出力される。
PD511−1〜8に高速の光信号が入射した際に、電源Vpd1〜8により逆バイアスが印加されたPD511−1〜8内部において、電子・正孔キャリア対が発生して電子はカソードに、正孔はアノードに移動する。したがって、入射した光信号に対応した高周波の光電流がPD511−1〜8から発生する。またPD511−1〜8のアノード側から発生する光電流は、信号として、伝送線路621−2、3、6、7、10、11、14、15を介してそれぞれTIA512−1〜4に入力される。
ここで、本実施形態の光電変換部500は、第1のチャネルにおいて、PD511−1のカソードとPD511−2のカソードとの間にバイパス用のコンデンサ611−1が接続される。同様に、第2のチャネルにおいて、PD511−3のカソードとPD511−4のカソードとの間にバイパス用のコンデンサ611−2が、第3のチャネルにおいて、PD511−5のカソードとPD511−6のカソードとの間にバイパス用のコンデンサ611−3が、第4のチャネルにおいて、PD511−7のカソードとPD511−8のカソードとの間にバイパス用のコンデンサ611−4が接続される。
光電変換部510において、1つの出力チャネルにおいて2つのPD(例えば第1のチャネルのPD511−1及び511−2)により受光される信号光は、それぞれ180度位相がずれているため、各PDのカソードから生じる光電流の位相もそれぞれ180度ずれている。したがって、バイパス用のコンデンサを2つのPDのカソード間に接続することにより、各PDのカソードから生じる電流信号は互いに相殺される。よって、2つのPDのカソード間にバイパス用のコンデンサを設けることにより光電流の高周波成分をバイパスさせ、各PDのカソードの電位一定に保つことができる。
また、バイパス用のコンデンサを2つのPDのカソード間に設置することにより、図2のコヒーレント光送信機100の光電変換部110と比較して、コンデンサの数を削減し、回路スペースの縮小を図ることができる。
[変形例]
ここで、バイパス用のコンデンサの接続については、本実施形態において示された2つのPDのカソード間だけでなく、他の部分にも設置することができる。以下、本実施形態の電源安定化用のコンデンサの接続の他の例について説明する。
図7は、第1の実施形態のバイパス用のコンデンサの接続の他の例を説明する構成図である。図7のようにTIAチップ730上の各チャネルの2つのPD用のバイアス用電源(例えばVpd1及びVpd2)のバイアス線の間にバイパス用のコンデンサ731−1〜4を接続することもできる。さらに、図6、図7のバイパス用のコンデンサの接続形態を組み合わせて使用することもできる。
電気波長の長い低周波成分は少し離れた部分でバイパスしても同等の効果が得られることから、全体としては、図6のように2つのPDのカソード間に小さいコンデンサを接続し、図7のように2つのPDのバイアス用電源の間により大きなコンデンサを接続すれば、図6及び図7に記載の接続方法を組み合わせることにより効果的にPD用のバイアス部の高周波成分をバイパスすることができる。例としては、2つのPDのカソード間に5pFのコンデンサ611−1〜4、2つのバイアス用電源の間に50pFのコンデンサ731−1〜4を内蔵する。そうすると、50Ωのインピーダンスの場合であれば約600MHz(〜1/[2*3.14*5pF*50Ω])以上の高周波信号のバイパスをPDのカソード間のコンデンサ611−1〜4により行い、約60Mz以上の高周波信号のバイパスをTIAチップ730上のコンデンサ731−1〜4側により行うことになる。このようにコンデンサを配置することにより、コヒーレント光受信機の光電変換部における電送特性劣化を抑制することができる。
なお、本実施形態においては、PDチップ610(710)上、TIAチップ630(730)上においても高周波線路が使用される。
また、PDチップ610の回路についても、図6の本実施形態において示された回路構成以外の構成も考えることができる。以下、本実施形態のPDチップ610の回路構成の他の例について説明する。図8(a)〜(e)は、図6に示した本発明の一実施形態のPDチップ610の回路の変形例を示す図である。図6の実施形態ではバイパス用のコンデンサ611−1を1のチャネルを構成する2つのPD511−1及び2双方のカソードとの間に接続しているが、図8(a)のように1のチャネルを構成する2つのPD801−1及び2双方のカソードの間を容量無しで直結する方法もある。図8(a)の場合は、バイパス用のコンデンサが不要になり、回路スペースを削減できるというメリットがあるが、2つのPDのバイアス用電源端子(カソード)が直接接続されているために、PD毎に独立に電流等の測定をすることができなくなるという短所もある。また、図8(b)のように、PDチップ上のPD802−1及び2それぞれのカソードにコンデンサ803−1及び2を接続する方法もある。図8(b)の場合は差動信号だけでなく、一般の高周波信号に対してバイパス効果を得ることができるが、図6の実施形態の2倍の数のコンデンサが必要になるという短所がある。また、コンデンサ803−1及び2に対してPD用のバイアス電源の電圧が印加されてしまい、コンデンサにおけるリーク電流のリスクが発生する点が図6及び図8(a)の場合と異なる。
また、CoCとTIAチップの間をワイヤボンディングで接続する場合などに、バイパス用のコンデンサとの共振効果を抑圧する目的で、PDチップのPDと伝送線路との間に共振用の抵抗を挿入することも有効である。図6のPDチップのPDと伝送線路に抵抗804−1及び2を挿入した例が図8(c)、図8(a)のPDチップのPDと伝送線路に抵抗805−1及び2を挿入した例が図8(d)、図8(b)のPDチップのPDと伝送線路に抵抗806−1及び2を挿入した例が図8(e)となる。
以上の実施形態及びその変形例について、PDは常にアノード側にTIAが接続されるものとして記載してきたが、PDはバイアス用電源を逆に接続しても動作するため、カソード側にTIAを接続し、アノード側にバイアス用電源を接続し、一定電位とする設計にしても問題はない。
また、図6の実施形態及びその変形例(図7〜8)において、PDはデュアル型の配置のみを想定して記載したが、二つのバイアス線をコンデンサを介して接続する場合は、バランス型配置にしても良い。具体的には、第1のダイオードのアノード側端子と第2のダイオードのカソード側端子を接続して、TIAのひとつの入力端子に接続すると共に、第1のダイオードのカソードと、第2のダイオードのアノードをそれぞれ独立のバイアス用電源に接続する配線構造とすることもできる。
また、図6及び図8(a)〜(e)において、PDチップ上に実装されることを想定していたコンデンサ及び抵抗は、CoC上の、PDチップに近い部分に実装することもできる。CoC上にコンデンサ及び抵抗を形成した場合は、同じPDに対して何種類かの設計の異なるCoCを準備することも可能である。
さらに、本実施形態及び各変形例の光電変換部の各PDのカソード又は各TIAの入力端子に光電流測定回路を接続し、光電変換部のPD毎の光電流を測定することも可能である。
100、500 コヒーレント光受信機
101、102、501、502 ビームスプリッタ
103、104、503、504 90度ハイブリッド回路
105−1〜8、401−1〜2、511−1〜8、711−1〜8、801−1〜2、802−1〜2 フォトダイオード
106−1〜4、404、512−1〜4 トランスインピーダンスアンプ
110、510 光電変換部
121、521 信号光入力導波路
122、521 局部発振光入力導波路
210、610、710 PDチップ
220、620、720 CoC
221−1〜17、402−1〜2、403−1〜2、621−1〜16 伝送線路
230、232 外部素子部
231−1〜8、631−1〜8 電源端子
240、630、730 TIAチップ
312−1〜2、332−1〜2、333−1〜2、611−1〜4、731−1〜8、803−1〜2 コンデンサ
313−1〜2、331−1〜2、632−1〜8、804−1〜2、805−1〜2、806−1〜2 抵抗
Vpd1〜8 電源
OT1〜4、OC1〜4 出力端子

Claims (7)

  1. 4つの出力チャネルのそれぞれが、
    デュアル型フォトダイオードを構成する第1のフォトダイオード及び第2のフォトダイオードと、
    前記第1のフォトダイオードと前記第2のフォトダイオードとからの電流信号を電圧信号に変換して増幅するトランスインピーダンスアンプと、
    前記第1のフォトダイオードの第1の端子と前記第2のフォトダイオードの第1の端子に接続され、
    前記第1のフォトダイオードの第1の端子と前記第2のフォトダイオードの第1の端子とにバイアス用の電圧を印加する第1のバイアス用電源と
    を備え、
    前記第1のフォトダイオードの第2の端子が前記トランスインピーダンスアンプの正入力端子に接続され、
    前記第2のフォトダイオードの第2の端子が前記トランスインピーダンスアンプの補入力端子に接続されることを特徴とするコヒーレント光受信機。
  2. 4つの出力チャネルのそれぞれが、
    デュアル型フォトダイオードを構成する第1のフォトダイオード及び第2のフォトダイオードと、
    前記第1のフォトダイオードと前記第2のフォトダイオードとからの電流信号を電圧信号に変換して増幅するトランスインピーダンスアンプと、
    前記第1のフォトダイオードの第一の端子にバイアス用の電圧を印加する第1のバイアス用電源と、
    前記第2のフォトダイオードの第一の端子にバイアス用の電圧を印加する第2のバイアス用電源と
    を備え、
    前記第1のフォトダイオードの第1の端子と前記第2のフォトダイオードの第1の端子がコンデンサを介して接続され、
    前記第1のフォトダイオードの第2の端子が前記トランスインピーダンスアンプの正入力端子に接続され、
    前記第2のフォトダイオードの第2の端子が前記トランスインピーダンスアンプの補入力端子に接続されることを特徴とするコヒーレント光受信機。
  3. 4つのチャネルのそれぞれが、
    デュアル型フォトダイオードを構成する第1のフォトダイオード及び第2のフォトダイオードと、
    前記第1のフォトダイオードと前記第2のフォトダイオードとからの電流信号を電圧信号に変換して増幅するトランスインピーダンスアンプと、
    前記第1のフォトダイオードにバイアス用の電圧を印加する第1のバイアス用電源と、 前記第2のフォトダイオードにバイアス用の電圧を印加する第2のバイアス用電源と
    を備え、
    前記第1のバイアス用電源と前記第1のフォトダイオードの前記第1の端子とを結ぶ配線と、前記第2のバイアス用電源と前記第2のフォトダイオードの前記第1の端子とを結ぶ配線と、の間には、コンデンサが挿入され、
    前記第1のフォトダイオードの第2の端子が前記トランスインピーダンスアンプの正入力端子に接続され、
    前記第2のフォトダイオードの第2の端子が前記トランスインピーダンスアンプの補入力端子に接続されることを特徴とするコヒーレント光受信機。
  4. 前記第1のバイアス用電源と前記第1のフォトダイオードの前記第1の端子とを結ぶ配線と、前記第2のバイアス用電源と前記第2のフォトダイオードの前記第1の端子とを結ぶ配線と、の間には、コンデンサが挿入されることを特徴とする請求項1又は2に記載のコヒーレント光受信機。
  5. 4つの出力チャネルのそれぞれが、
    第1のフォトダイオードの第1の端子と第2のフォトダイオードの第2の端子が接続されて構成されたバランス型フォトダイオードと、
    前記第1のフォトダイオードと前記第2のフォトダイオードとからの電流信号を電圧信号に変換して増幅するトランスインピーダンスアンプと、
    前記第1のフォトダイオードの第2の端子にバイアス用の電圧を印加する第1のバイアス用電源と、
    前記第2のフォトダイオードの第1の端子にバイアス用の電圧を印加する第2のバイアス用電源と
    を備え、
    前記第1のフォトダイオードの第2の端子と前記第2のフォトダイオードの第1の端子がコンデンサを介して接続され、
    前記第1のフォトダイオードの第1の端子と前記第2のフォトダイオードの第2の端子が前記トランスインピーダンスアンプの1つの入力端子に接続されることを特徴とするコヒーレント光受信機。
  6. 前記第1のフォトダイオードの前記第1の端子及び前記第1のバイアス用電源、前記第1のフォトダイオードの前記第2の端子及び前記トランスインピーダンスアンプ、前記第1のフォトダイオードの前記第1の端子及び前記第2のバイアス用電源、前記第2のフォトダイオードの前記第2の端子及び前記トランスインピーダンスアンプは、それぞれチップオンキャリア上の伝送線路により接続されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のコヒーレント光受信器。
  7. 前記トランスインピーダンスアンプの入力部、前記第1のフォトダイオードの前記第1の端子又は前記第2のフォトダイオードの前記第1の端子のいずれかに、フォトダイオード毎独立の光電流測定回路を備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のコヒーレント光受信器。
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